今日6月15日は昔のサヨクには東大ブント「樺美智子虐殺の日(1960)」として記憶されたものだが、今の自分には別の人物の方が少し近しく感じる。 その人物とは774年今日生まれた空海(弘法大師)だ。 今、執筆中の「コトダマ本」の中で漢字や故事成句なども、外人にも分かるような話を書こうとネタ集めをしている。たとえば漢字の「自」は「鼻」の意味だったとか、「道」は敵の首をぶらさげて清めとした場所だったなども知った。それが空海の話にまで”道草”した。 「弘法も筆の誤り」という成句がある。勅命で「應天門」の扁額を揮毫したのだが、額があがってから「應」のまだれに点を書き忘れて雁だれになっていることに気づき、…