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新臨床医学に環境・労働の観点を https://newoem.blog.ss-blog.jp/

職業や環境によって起こる疾患についていろいろ書いています。

1.実のところ環境・職業性疾患の記事は少なく、医学一般の記事の方が多いと思います。これは、環境・職業性疾患をきちんと診断するためには、一般的な疾患と鑑別ができないといけないという考えからです。 2.ブログは主には二部構成で、最初に医学記事を書いて、その後「以下日記」として、私の日常生活やいろんな思いを書いております。

ミチバ
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浅口市
出身
中央区
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2015/03/31

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  • 肺水腫のネガ像/木曜ショック、土曜日研究会後の祭り(後悔しているわけではございません)

    ・ちょっと前、若い職員に写真のネガと言ったら「?」という顔されました。一応若い人との会話ではジェネレショーンギャップを意識しながらしているつもりですが、写真のネガもわからないとはショックでした。で、ネガが分からない人も結構いるようで↓のような富士フイルムのサイトがありました。 ネガフィルムとは?ネガをデジタルデータ化しよう! https://fujifilmmall.jp/conversion/column/015dvd-nega.html#:~:text=%E3%83%8D%E3%82%AC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%83%8D%E3%82%AC%E3%80%8D%E3%81%A8,%E3%83%97%E3%83%AD%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%8..

  • 倉敷の銭湯えびす湯、ことりふらっと、芸文館、とりのすけ

    ・今日は日記のみのです。 ・昨日9/24(日)は6時14分起床。ゆっくりして、朝食。8時30分くらいから勉強開始(主に間質性肺炎)。合間で掃除、片づけ、事務作業。14時20分に配偶者とお出かけ。15時から小一時間タカラ・スタンダードのショウルームへ。リフォームの大体のイメージ、費用がわかってきました。(熱心な読者ならご存知でしょうが、我が家の給湯器が壊れ、シンクも洗面所の水道も不具合あり、リフォームをしないといけない時期に来ております)その後配偶者の通うグンゼスポーツクラブの駐車場へ。そこで、配偶者とわかれて、私は徒歩で「えびす湯」↓へ。(病院に行かない日はどこかでお風呂に入るかシャワー浴びないといけないので) https://okayama-kankospot.com/ebisuyu/ ・洗身する場所(蛇口がついている)が6か所。1つだけ「近代的」なシャワーつき。あとは、お..

  • 壊血病/すこしだけ雪が溶けて地面がみえた

    ・壊血病とは、『医学書院 医学大辞典 第2版』によると↓(「壊血病」→「ビタミンC欠乏症」となっております。) ビタミンC欠乏症 vitamin C deficiency [同義語]アスコルビン酸欠乏症 ascorbic acid deficiency,壊血病 scorbutus(scurvy) ビタミンCの欠乏によって起こる病気で,15世紀から17世紀にかけて遠洋航海に行く乗組員の60%以上が壊血病で死亡した。1753年にイギリスのリンド(Lind J)が新鮮なオレンジとレモンで予防できることを示した。症状は歯齦〈しぎん〉炎,下肢,特に膝のすぐ上部に皮下出血がみられる。小児の場合は,上記の症状に骨病変が加わりメラー-バーロー病,小児壊血病と呼ばれている。治療はビタミンCを50~2000mg/日投与する。 ・で、疫学を勉強する者は壊血病と脚気は知っておかな..

  • 医学英語の語源と語形成/午前病院午後ショールーム

    ・私は週に何回かJ-STAGEで面白そうな論文、読んでおいた方がよいであろう論文を探します。今日↓のような短い論文(要旨)がありました↓ 医学英語の語源と語形成 﨑村 耕二 https://www.jstage.jst.go.jp/article/manms/19/2/19_97/_pdf/-char/ja ・過去何回か書いたと思いますが、専門分野の用語は何故そのように言うのか、その理由、語源を示すべきだと思っております。それが、初学者に対する先輩達の役目だと思います。↑の要旨は短いですが、medicineの語源について語られていて興味深かったです。「医学用語の語源集」という本があればうれしいです。↓のような本は読んだことがありますが。 神話、伝説、医学用語―神神は去り言葉は残った (1978年) 作者: 竹村 文祥 出版社/メーカー: 東明社 ..

  • SSP:看護職の健康と安全に配慮した労働安全衛生ガイドライン ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)を目指して/草刈り、記念品配付、もつ鍋で汗をかく

    ・久しぶりに標題にSSPをつけました。何じゃそりゃという方に御説明。知ったら、知らせる、ポリシーというローマ字のそれぞれの頭をとったものです=頭字語(acronym)。自分がいままで知らず、あらたに学んで広めた方がよいなと思ったことを皆様にお知らせするというものです。当然私が知らないだけで、読まれた方は「しっています」とか「そんなん常識じゃん」と反応される方も多々おられるでしょうが、知らない人もいるはずなので、地道に記事を書いています。 ・そもそもなんでこんなことを始めたかというと石綿による健康障害が社会的に問題(=クボタショック)になった以降です。最初クボタショック(2005年)が起こったとき、報道される事実(肺癌になるとか、中皮腫の潜伏期が長いとか、作業服を洗った奥さんも発症するとか)は、既に私は知っておりました。報道をみるたびに、そんなん前から分かってるジャンとか、俺はしっとったと..

  • FYMI:非アルコール性脂肪性肝疾患の治療/今日はほぼ休日

    ・先日脂肪肝の新概念に関する論文をご紹介しましたが、今日は治療について。↓のような論文がありました。  非アルコール性脂肪性肝疾患の治療 米 田 政 志  日本臨床生理学会雑誌 Vol. 52, No. 2, 2022.   https://www.jstage.jst.go.jp/article/jocp/52/2/52_65/_pdf/-char/ja ・徐々に治療薬が出てきる感じですね。 あっという間に以下日記 ・本日9/16(土)は5時42分起床。朝勉は、アリストテレスと『弁論術』を読みました。朝食後配偶者と8時に家を出てイオン倉敷へ。9時から『ミステリーと言うなかれ』を観ました。私はTVはほとんど観ていなかったのですが、配偶者は時々観ていたい観たです。映画はまあそれなりに面白かったですが、配偶者はTVでも良かったと言っておりました。(あくまで個人..

  • 戦争と循環器/エアコンが壊れる

    ・私はJ-STAGEというWebsiteでいろんな雑誌を眺めていますが、心臓という雑誌に↓のような一文(巻頭言でしょうか?)がありましたので、皆様とシェア。 戦争と循環器 原 英彦 心臓Vol?.?54 No?.?6(2022) 6 https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo/54/6/54_625/_pdf/-char/ja ↑の文章の最後の方に↓のようなものがありました。できれば、引用文献がわかればよいのですが... 被爆者の悪性疾患発生率が高いという事実はもとより,特に若年被爆者における心筋梗塞を含めた心臓血管疾患の発生率も増加していることが,ほぼ明白であると結論付けられている. あっという間に以下日記 ・9/13(水)は、メッチャ忙しかったです。午前の外来は何時も二人でしているのですが、相方が夏休み..

  • COVID-19の後遺症として蜂窩肺/アリストテレス弁論術再挑戦

    ・私の個人的な経験では、新型コロナウイルス感染症後に咳が遷延する人が多いような気がするんですが、大体数か月以内に治っています。なので、長引く咳の人に胸部CTを撮ることはほとんどありません。それはさておきCOVID-19にかかった後肺の異常陰影は1年後には消えることがほとんどのようですが、標題のように蜂窩肺を残したという症例報告が↓ Honeycomb Formation as a Sequela of COVID-19 Infection Akimasa Sekine, Tatsuya Muraoka, Yoko Onodera, Takashi Ogura Intern Med 62: 2443-2444, 2023 https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/62/16/62_1899-23/_arti..

  • FYMI: 脂肪肝の新概念:Metabolic dysfunction-associated fatty liver disease(MAFLD)

    ・肝臓という雑誌に↓のような総説がありましたので、皆様とシェア。 脂肪肝の新概念:Metabolic dysfunction-associated fatty liver disease(MAFLD)  川口 巧  肝臓 64 巻 2 号 33―43(2023) https://www.jstage.jst.go.jp/article/kanzo/64/2/64_33/_article/-char/ja 【抄録】 2020年,22カ国32名の専門医からなるInternational Expert Panelにより脂肪肝の新概念metabolic dysfunction-associated fatty liver disease(MAFLD)が提唱された.MAFLDは脂肪肝に「肥満」,「2型糖尿病」,「2種類以上の代謝異常」のいずれかが併存している疾患概..

  • 疥癬をうたがったらトンネルインク(?)試験/大きさにビックリして海老反り

    ・ヒザンダニによる疥癬という病気があります。院内で広がることがあります。疥癬についての解説は、皮膚科学会のWebsiteをどうぞ↓ https://www.dermatol.or.jp/qa/qa6/index.html 私も過去数回経験したことがあり、往生しました。特に当院は皮膚科がないので困ります。で、簡単な検査法がNEJMに載っておりました↓ Burrow Ink Test for Scabies Daan Rauwerdink, Deepak Balak N Engl J Med 2023; 389:e12 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm2216654 ・PubMedにBurrow Ink Testといれて検索したら9件ヒットしましたが、2件は関係なさそうでした。上記N..

  • 救急現場における緩和ケア:全体を俯瞰してから今をみる/禁酒26日間、久々にアルコール

    ・昨日研修医と新人看護師さんにACP: Advance Care Planningの講義をしました。その準備に当たって↓の本を読みました。(全部を読んだわけではありません) 救急・集中治療領域における緩和ケア 氏家良人監修。木澤義之編集。 医学書院 2021/02/01   ・私の勤める病院は104床の中小病院で、救急・集中治療をしているわけではありませんが、それでも救急車が入ってくることはあり、その中で初めての人にACPのようなことをしないといけない場面もあります。また、大病院からの紹介を受けることが多いのですが、「○○ICして」とか書かれていることがあって、ちゃんと緩和ケアやACPできているのか心配になることがあるからです。(「ICする」という言い方が明らかに誤用というのは、熱心な読者ならおわかりでしょう)なので、↑の本を読んでみました..

  • 8月は同期会、同門会、偲ぶ会/当院に神様降臨

    ・8月の夏休みの記事は書きましたが、その他一体私は何をやっていたのでしょう?ちょっと思い出してみます。 ・8/12(土)は岡山大学医学部の1983年卒の同期会でした。40人くらい集まりましたが、それぞれ一人ずつコメント。多くの人が自分の病気の話をしており、ある参加者曰く「持病の報告会」でした。当然それだけではなく、みんないろんなところでいろんな活動している事をきいて元気が出ました。 ・その日は、岡山市に泊まって翌日岡山のイオンシネマで「君たちはどう生きるか」を観ましたが、なんか今一今二。インターネットで賛否両論というような記事の標題をよく見かけていましたが、私は否の方に傾きますね。ジブリファンには申し訳ないですが、今までヒットしたアニメも含め、ジブリの映画ってなんか整合性とれてないなと思う物がおおい。(嫌いか好きかと言われれば好きですけどね)今回も世界観分からんし整合性がとれておりませ..

  • マイ手帳大賞:ある全体のなかで物事を位置づける思考法/我は選ばれし者

    ・2022/10/31に野村拓先生がなくなり、今年の8/20に大阪のナンバまで「偲ぶ会」に行ってきました。野村先生って誰?というひとが多いと思いますが、それについてはまた後日書くとして、先生が「いのちとくらし研究所報」に連載されていた最後の原稿を読みました。標題の言葉は、『<「もの書き百歳のすすめ・3> 頭の中に「情報ドーム」づくり』という文章の中にでてきました。初っぱなの書き出しに、「「ある全体」のなかで「テーマ」を位置づける」とかかれており、4ページ後に「ある全体のなかで物事を位置づける思考法」とかかれていました。 ・「ある全体」とは、私の解釈では時間的なものと空間的なものと思います。1つは歴史の流れの中でどう位置づけるのか、もう一つは現在の世界の中でどう位置づけるのかだと思っています。過去と未来をみながら、現在の自分の立ち位置(世界というのが広すぎるなら、日本の中、自分の住む地域や..

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