間質性肺炎と白血病、連れ合いは多発性骨髄腫。そんなものには負けません。元気に療養。旅にも出ます。
病気を抱えながらも、元気に過ごそうとしています。そのための努力も惜しみません。酸素ボンベかついで、夫婦であちこち。海外旅行にも行きます。
抗がん剤の大量投与から幹細胞移植まで順調に進んだ連れ合いの骨髄腫治療。移植後、2日目になって少し食欲の減退が見え出したと思ったら、3日目には食べられなくなってしまった。倦怠感もあり、なかなかつらい状況だ。ルンルン軽い副作用なんてあるわけないよな。肩すかしと喜んだのは甘すぎた。 状況の急変にこちらは驚いたが、病院側は淡々とした扱いだ。想定内のことだから、別に騒ぐこともないと言われればその通りではある。倦怠感と食物不摂取が、生着までおそらく10日位も続くことになる。肩すかしどころではない。「我慢してくれ耐えてくれ頑張れ」これしか言えることはない。 5日目になると、下痢だ。娘があわてて着替えを持っていった。紙おむつとかいるのかと思ったけど、6日目になると下痢は少し治まってきた。それはそうだろう、食べていないのに出るはずがない。体力維持のための栄養補給は専ら点滴で行っている。食べられな..
連れ合いが入院して、いよいよ自家造血幹細胞移植の始まりとなった。様々な検査、そして中心静脈へのカテーテルの挿入、うまく入っているかどうかはX線で確認する。もちろん幹細胞はカテーテルから入れるのだが、輸血や栄養の補給もこのカテーテルを通して行うからこの装着は重要だ。抗がん剤メルファランの大量投与は副作用を伴い、強烈な吐き気、倦怠感、下痢などが起こるのが普通だ。口内もひどい炎症が起こるのであらかじめ氷を含んでしびれさしたりする。出来る限りの副作用対策をして移植に臨む手立てになっている。 覚悟して臨んだメルファランの大量注入一日目は30分くらいで終わった。どれくらいで副作用が現れてくるのだろうか。無菌室には入らないようにして、メールで連絡を待っていたが、「まだ何もない」が続いた。晩御飯も食べて、夜はぐっすり眠ったという。しいていえば血圧が低くなっているくらいのことだ。2日目も続いて投与が行..
多発性骨髄腫の連れ合いは幹細胞採取を終えて、無菌室の空きを待っている状態だ。今度の入院は幹細胞の移植だから一ヶ月以上の長丁場になる。なかなか無菌室の空きがなく春以降になるだろうと言われていた。ところが昨日電話がかかって来て、明後日の入院になることが決まった。カイプロリスが効いて寛解を達成しているから、いいタイミングではある。 しかし、予定は大いに狂った。来週予定していた古希のお祝いは中止。孫の卒業式には卒業生代表に選ばれた姿を見に行く事を楽しみにしていたのだが、これも行けない。一番困るのはこの僕だ。年末の入院以来、体調がなかなか回復せず、歩行に困難をきたしている。生活の多くを連れ合いに依存する状態だから困ったことになった。一応、「伝い歩き」は出来るからなんとかなるだろうとは思う。息切れで、休み休みになって時間がかかるが、間質性肺炎の患者は何事も自分で出来ないわけではないのだ。 ..
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