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  • 日本の社会について雑感

    最近、日本がすっかり弱くなったと感じる。 円安で、かつての金満日本はどこへ行ってしまったのだろう。テレビの旅行番組で海外の食事が紹介され、この食事が日本円でいくらかをテレビ画面のテロップで出されると驚くような値段が出る。日本の1.5倍はする。(日本では800円のビックマックがアメリカでは2000円だそうです。)昔は海外の品物は日本に比べて安いのが決まっていた。100万円持参して中国で暮らすと2・3...

  • 起業コンテスト落ちました

    8月に起業コンテストを申し込んでみましたが、落ちました。内容は、これまで何度か本ブログでアイデアを出していた、独自通貨に関する事です。電子マネーにより、個人と個人との間や、個人と特定の集団との間に独自通貨を立ち上げて、地域や小さいコミュニティでの流通を促進させ、小さなコミュニティが共生する社会を目指すもの。 コンテストに応募した資料は、本ブログのこのページの下のほう、「続きを見る」をクリックする...

  • 心の中の「神様」に願を掛ける

    今年はいろいろ大変な年だったなー。仕事は問題だらけで酷かった。何度会社を辞めようと思ったことか。実際、今回の仕事が終わる予定の来年秋に会社を辞めようかなと思っているところである。プライベートでは、半年ほど前に書いた息子と母親の問題があり、それに並行して妻の両親の介護の問題で離婚の危機もあった。ストレスで血圧が上がり、薬を飲み始めた。 ただ、自分にまつわる酷い事はさて置いて、これ以上ない良い事が一...

  • 近況報告と雑談

    特に話すネタはないのだが、しばらく投稿していなかったので、近況報告と雑談です。 最近公私共にめちゃくちゃ忙しい。仕事は気が変になるほど忙しく、あの書類この書類と、早急にやらなければマズイ書類が順番待ちをしている。 そんな中、ブログで以前からたまに話しを出していた事で、独自の仮想通貨のアイデアについて書いていたと思いますが、それを某ビジネス起業コンテストに応募したんですよ。その応募の書類作成の関係...

  • 映画「怪物」を観た

    先日、人気のラーメン屋に行き、順番待ちの椅子に座った。自分が座ったあと、程なくして、二十歳ぐらいの大学生みたいな二人の娘さんが自分の隣に座った。待っている間、二人の娘さんのうち一人が映画「怪物」のことについて話し始めた。すごくいい映画だと絶賛していて、娘さんは今風のチャラい風貌にも関わらず、すごく重たい論評で「怪物」について熱く語っていた。 これに釣られて自分も映画を見に行った。確かに面白かった...

  • 労働の価値

    60歳を過ぎたら何をしようか悩む。おそらく一生に一度の最後の機会だと思うので、それなりに納得のいくような事をしたい。 何となく思っているのは、先日のブログで、「結局自分は何をすればいいのだろう」の中に紹介した「個人個人がインターネットで繋がって共生していく」ための、「システム」だ。お金に替わる、電子マネーで、電子マネーであれば、色んな多様性やパラメーターを盛り込んで、今までお金には替えられなかっ...

  • 母親を超える

    今回は息子の話し。去年7月に書いた「真実はどこにあるのか」の続きの話し。息子は自宅から100km程離れた所にある大学に、寮暮らしで通っていた。しかし、本来希望する大学ではなかった事に対する迷いと、初めての一人暮らしによる不安とストレスで精神的に参ってしまい、大学前期の日程をもって一時休学の手続きをとり、家に戻ってくることになった。彼は腑抜けの状態になって自宅療養となる。気晴らしの意味も込めて他の...

  • 資本主義社会について

    この間テレビのドキュメンタリーで「なぜ仕事がツライのか」という番組があった。これが衝撃だった。自分が今抱えている、仕事や社会に対する不満、社会的に何の役にも立たない意味のない仕事に翻弄され、ストレスを抱えて人生を消耗していく日々。この不満の原因は、たまたま自分の所属している社会的ポジションがそうだからと自分は思っていたのだが、番組によると世界中の人が同じ問題を抱え同じ矛盾にさらされているらしいの...

  • 問題解決と願いを叶えるには

    また年を超え、自分の人生もだいぶ熟してきてしまった。仕事についても随分と経験を積み、だいぶベテランの域に達してきた。実際今の仕事を、30年くらいやっている。その間、仕事ではいろんな修羅場を潜り抜け、なんとかここまでやってきた。よくここまで会社を辞めずに続けてきたものだと、我ながらに思う。自分は、グループを組んで他の人と同調しながら作業をするのが苦手で、職場の中では干された状態になることが結構多い...

  • で、結局自分は何をすればいいのだろう

    この間テレビで「 岐路に立つ“民主主義”〜権威主義拡大はなぜ〜」というのをやっていた。民主主義が行き詰まり後退し、ロシアや中国などの権威主義や独裁政治が台頭してきているという内容。 番組の内容とは異なる持論ではあるが、民主主義的に物事を決定していく今のやり方は行き詰っているのではないかと感じる。アメリカのバイデンにしても日本の総理大臣にしても、聞こえのいい理想論ばっかり言ってはいるが、結局当たり障...

  • 新しい生き方はどこにあるのか

    3年前にNHKの番組で「ダイヤモンド博士の“人の秘密”」という全12回のドキュメンタリーがあった。進化生物学者ジャレド・ダイヤモンド博士が、動物から人間への進化の過程を考える事によって、戦争や環境破壊などの現代社会の矛盾を解き明かそうとする番組。その最終回だったと思う。学生からの質問コーナーで、ある学生が博士にこんな質問をした。「なんで人間はここにいるんですか、私たちの目的は何なんでしょう。」博士は...

  • 世の中を変える物

    山上容疑者の狙撃事件をきっかけに、旧統一教会の事がテレビのニュースショーなどで連日報道され続けている。これにより、統一教会で被害に遭われた方も多少は救われたと思うし、この件がなかったらもしかして旧統一教会の勧誘でマインドコントロールの術中にハマっていたかも知れない人も危険を回避できたことだろう。実は自分は長男の息子に対して、新興宗教だけは気を付けろと事あるごとに言っていた。この騒ぎのおかげで、お...

  • 空飛ぶペプシコーラ・モンスター教

    元首相の狙撃事件から始まり、自民党と統一教会との繋がりが暴露され・・。「3.11」「コロナ」に次ぐ大事件になりつつある今回の騒ぎ。自分は最初、「特定の宗教団体に対する恨み」とニュースで聞いた時、特定の宗教団体が統一教会であることがすぐ分かったけれど、マスコミがここを踏み込んでしまえば大変な事になるだろうから、恐らくマスコミはこれを伏せるだろうと思った。ところが、時代はインターネットで何でも分かっ...

  • 真実はどこにあるのか

    今年はついてない事が続いているのだが、そのついてない話しの一つ。 それは、息子の話し。息子が今年大学受験を受けた。 息子は小学校の頃、神童みたいな優秀で活発な子供だった。母親も子供と有頂天になって将来は東大かな、みたいな大それた夢物語を語っていた。今思えば今日の不幸もそこに端を発していたように思う。息子が中学生の頃、友達関係で躓いて急におとなしくなってしまう。中二病というのもあったのだろう。これ...

  • 数学の話し

    小説「フランケンシュタイン」を読み終え、今度は何を読もうかなーと思案していた。本屋に行ったら「新潮文庫の100冊」という小冊子があり、興味をそそられる本が多数紹介されている。その中に「フェルマーの最終定理」といのがあった。マイナーで専門家しか分からない「数学」の世界をテーマにした本がこういう形で紹介されているというのは、よっぽど惹きつけるものがあるのだろうと思いこれを読むことにした。 まだ冒頭の...

  • 雪割草の季節

    今年も雪割草の季節が来ました。...

  • 近況報告

    最近ついてない事が続く。 1月末になって突然仕事が忙しくなった。その矢先、熱を出して会社を休む。熱の原因は良く分からない、急に忙しくなって体が過剰に反応したのだろうか? 折しもオミクロン株が急拡大していた時期で、コロナかも知れないと疑った。熱があるだけで風邪の諸症状はないものの、一応内科にいって検査をしてみた。結果は異状なし。2日程で熱が下がり会社に復帰したが、会社からは検査の誤差もあるかも知れ...

  • 正月休みに見た映画

    正月休み、気になる映画があって久しぶりにレンタルビデオを借りに行った。「アリタ(バトルエンジェル)」という映画。たまたま以下の動画を見て、無性に映画が見たくなった。 レンタル屋に行って、一本だけ借りるのも勿体ないので、ついでにもう一本何かないかなと思い、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を借りようと思った。しかし、たまたま在庫ない。さて、困ったな思い、思い付いたのが「ジョーカー」だった。 「...

  • か、か、革命だ

    村上春樹 『1973年のピンボール』 より ※ ※ ※ 僕が話した相手の中には土星生まれと金星生まれが一人ずついた。彼らの話はとても印象的だった。まずは土星の話。「あそこは、……ひどく寒い。」と彼は呻くように言った。「考えるだけで、き、気がおかしくなる。」 彼はある政治的なグループに所属し、そのグループは大学の九号館を占拠していた。「行動が思想を決定する。逆は不可。」というのが彼らのモット...

  • 山の記録→哲学のうんちく

    10月上旬、北アルプスの栂池自然園から小蓮華山に行った。好天に恵まれ、久しぶりに快適な登山を堪能した。ここ数年、仕事が忙しいのと天候に恵まれなかったこと、それにコロナの絡みがあって、なかなか思い通りの登山ができないのが続いていたのだが、今回は久しぶりに期待どおりの登山だった。話しが全然変わり、科学・哲学のうんちく 個々の個体と、集団や群体を繋ぐ何か、そこには間違いなく何かがある。原子や分子が、結...

  • キャンセルカルチャーとブルシットジョブ

    ①キャンセルカルチャー 眞子さまの結婚問題、これには一言いたい。結婚なんて本人同士がよければそれでいいんであって、他人がとやかく言うことではない。みんな何をむきになって騒いでいるんだろう。自分はヤフーのコメントランキングを毎日チェックしているのだが、2年くらい前から「眞子さまの結婚問題」の事が常に上位にランキングされている。自分は未だに「何が問題」になっているのかよく分らない。婚約者の小室圭さん...

  • 「フランケンシュタインの誘惑」をさらに深読みする

    ブログの投稿が2ヶ月程空白になってしまった。仕事が忙しいのと、前回までの投稿が結構濃い内容で「人間の進化」とか「知の世界」とか言って段々とハードルが上がってしまって、話すことの内容を出し尽くしてしまった感じがある。 少しハードルを下げて、ただの雑談を綴る。 とは言っても、この文章、自分以外に誰がどんな風にみているんだろうか。ブログを紹介した自分の友人が2名ほどいて、その2人は読んでくれているなと...

  • 「知の世界」の陰謀論

    自分の友人のjohn johnさん。(おそらくこのブログを見ているだろうと思う)彼のブログは欠かさず見ているが、先日のブログの中で個人的にピンとくる箇所があった。『弱肉強食という競争こそ基本原理とし、資源や富は枯渇するから奪う、裏切りはつきものだから信じない、敵は存在するから襲われる前に襲う、生きることは奪い合いであり、殺し合いなのだと信じる人々が支配権を握るからその幻想が浸食し続けている』彼の文章をそ...

  • 人間の進化

    映画「2001年宇宙の旅」、有名な冒頭のシーン。猿が骨を握り、振り回す。それが競合する他のグループを脅かす武器になる事を発見する。その知恵を与えたのが、宇宙からの知性を象徴する「モノリス」。 最近、人間の進化について面白い話しを知った。猿と人間との違いの一つに、人間の手の親指の付け根の筋肉が猿と違って異常に発達しているのだそうだ。これは、人間が道具を握るのに適した形で進化した結果という。その進化の...

  • 同調圧力からの解放

    この間「サンデージャポン」の中で壇蜜が言っていた。山田広報官が過去に「飲み会に誘われたら絶対断らない」と発言していたことに対し、壇蜜いわく「私、一言言っておきたいのは、私は飲み会を絶対に断る女です。絶対行きません。友達とかいらない」 「飲み会に行かない、友達とかいらない」と言い切ってしまうところが、なんとなく「新しい」と自分は感じた。最近コロナで会社の飲み会が一切なくなったけど、その前から自分は...

  • 想像の翼を広げる

    海外テレビドラマで「アンという名の少女」というのがあった。全8回でまだ4回しか見ていないのだが、1回目の物語の導入部がすごくよかった。 幼い時から孤児院で育ち、知らない家族の家事手伝いを渡り歩くアン。生まれながら恵まれない境遇の中で育ちながらも、彼女は明るく元気に振る舞う。その元気の源は何だろうか。彼女は本が好きで、色々な物語や想像を思いめぐらすのが好きな少女。元気の源は想像の翼を広げることに...

  • 人生を自由意志で歩んでいるか?

    自分は人生を、自分の自由意志で歩んでいるだろうか。ここまでの人生を俯瞰して考えてみると、ほとんどが成り行き任せで、お世辞にも自由意志で生きているとは言えない。もちろん、人生の節目節目では、自分の考えで決めなければならないことがある。社会人になって仕事を決める時、結婚を決める時、職場を変える時。そんな、自分の人生を決める重要な決断というのは、今までに4回か5回はあったが、後は成り行き任せである。 ...

  • 高度な知性について―その後

    以前ブログで綴った「高度な知性」について、現在もいろいろ思索している。今回はその内容を断片的に綴る。 この間まで「人工知能」という物に興味があって色々と調べてみたのだが、そこで気が付いたのは人間の知能や思考という物は、心と物質の関係など色々な問題との絡みがあって、とてもじゃないがコンピューターや機械でまねできるものではない事に気が付いた。そもそも「知能」とは何か。そもそも「学習」や「成長」とは何...

  • 古い異性の友人と再会することについて

    女友達を複数持つというのは、けっこう面倒なものだと思う。男友達であれば数が多ければ多い程よいかも知れないが、女性と付き合うのは基本一人というのが原則で、ある女性と付き合うのであれば、今付き合っている女性と別れて彼女とはもう二度と連絡を取り合わないというのが原則である。友達なんだと割り切って複数の女性と付き合うのは、なかなか難しいことだと思う。 自分は独身の時は、女性に対してけっこう思わせぶりで八...

  • MONSTER

    大統領選挙のドタバタ劇、これには気が滅入ってしまった。何が本当で、何を基準に考えていいのかさっぱり分からん。メディアは極端なトランプバッシングばかり。一方でネット上ではトランプを支持する意見がけっこう多い。選挙の不正に関する話しがネットで騒がれ、例えば「投票数が有権者数を超えている」などがあったが、それがただのデマであったりする。 実際に不正があったのかなかったのか、疑惑を残さないように徹底的に...

  • 芸能人の自殺問題と陰謀論

    竹内結子さんの突然の死。自分は彼女のファンという程でもないけれど、美人で表情が豊かで品があり、笑顔が綺麗な素敵な人だなーと思っていた。三浦春馬さんの件は特に思わなかったけれど、竹内結子さん死はさすがにびっくりした。しかも、1才にもならない赤ちゃんを抱えていながら自殺ってどういうこと? 気になってしばらくワイドショーやインターネット上の情報を追っていた。でも、自殺に結び付くような情報がなく、たいが...

  • 真実の愛は何処へ行った

    最近ハマっているのが「未来少年コナン」。今NHKで再放送されている。劇場版は何回か見たけれど、テレビ版を通しで見るのは、中二の時のリアルタイムで見たとき以来だ。再放送されるのを長い間まっていて、やっとこの機会に恵まれた。 よく映画の名作などを10数年ぶりにもう一度見てみると、年齢に応じて違う見方になるのか、随分違った印象を受ける事がよくある。「未来少年コナン」も若い時に観た時は、痛快アクションヒ...

  • ウィズコロナを考える

    今回のお盆休み。例年であれば、カミさんの親戚が大阪や埼玉などから集結して年に1度の顔合わせ会がカミさんの本家で開かれるのだが、お盆前の感染拡大の騒ぎで中止。さらに、前回のゴールデンウィークに自分の実家に行けなかったので、今回は行こうと思っていたのが、それも中止。しばらく会ってなかった友人に久しぶりに声を掛けてみようかなと、ちらっと考えたけれど、飲食店での感染のニュースがあったこともあり、何となく...

  • 自分は悪い夢の世界に迷い込んだのだろうか

    最近の政府のコロナ対策がおかしい。今まさに感染爆発が起ころうとしているのに、政府は何も対策をしない。前回は緊急事態宣言・休業要請・不要不急の外出は控えて、などと大騒ぎしていたのに、今回は知らんふりでそのまま放置している。 コロナの病状は意外とたいしたことは無いので、普通のインフルエンザの感覚で方針を変えようとしているのでは、という噂もあるが、それならそれで政府はきちんと説明して欲しいのだが・・・...

  • 激変するこれからの世の中、自分にとって必ずしもいいことばかりではないようだ

    欲望の資本主義、暴走する消費社会。それにストップをかけたのは、戦争でも金融破綻でも気候変動でもグレタ・トゥーンベリでもなかった。ウイルスだった。 今までは、企業の宣伝に乗って、どんどん美味しいものを食べてどんどん便利な物を使って、娯楽やイベントにお金を使いまくり、経済をどんどん回して行きましょう、という世の中であった。でもこういう事態になり、その方向に歯止めが掛かってしまった。新しい生活スタイル...

  • コロナ騒動に関して雑感いろいろ

    緊急事態宣言から1ヶ月少し、ようやく収束の見通しが見えてきた。こうすれば治まるという物がやっと一つ見い出せたようだ。ここまでやって拡大を阻止できなければ、これ以上どうしようもない状況だったが、さすがに効果は現れたようだ。あとは、この状況をどこまで続けるかという所だと思うが、ここまでに払った犠牲はあまりにも大きい。 5月連休、自分は家族以外の人との接触は無し。たまに近所に買い物に行くぐらいだった。...

  • ワクワクドキドキのSFの世界

    自分はSFものが好きである。ターミネーターやエイリアン、Xファイル、宮崎アニメの「未来少年コナン」「ラピュタ」。見ていてなんかワクワクドキドキする。最近たまたま、そのワクワクドキドキする「SFの世界」の原点とも言うべき2人の作家の事を知った。一人はH・P・ラヴクラフト、そしてもう一人「2001年宇宙の旅」で有名なアーサ・C・クラーク。 H・P・ラヴクラフト「狂気の山脈」の内容を紹介。 未知の大陸...

  • 今回の新型ウイルスの騒動について考える

    1999年7月の話し 自分が17か18の高校生だった頃、五島勉筆「ノストラダムスの大予言」という本が大旋風を巻き起こして、思春期の真っ只中だった自分と自分らの同世代の高校生に随分と影響を与えた。当時の友達と「1999年というと俺たちは35歳か・・・。人生で一番ピークに達している年頃に世界が終わるんだな・・」と、ため息交じりに語りあっていたのを覚えている。 かくして1999年7月を迎え、何も起こらず...

  • 一切れのパンの物語

    小学校・中学校の国語の教科書。短編的な話しが幾つか載っていて、その話しを朗読し内容について先生と意見を交わす。その短編の中には宮沢賢治とか夏目漱石とか有名な作家の話しもあったような気がする。でもその内容の殆どは覚えていない。断片的な有名なフレーズは覚えている「雨にも負けず風にも負けず・・」「吾輩は猫である・・」「・・の蝉の声」そんなのは常識の範囲だが、そのフレーズの背景は何だったのか忘れてしまっ...

  • 都会VS田舎

    自分の生まれは秋田県。二十歳で学校を終えて就職を決める時に地元に就職口がなく、秋田を離れる。その当時のクラスメートの9割が県外に就職。さらにその内の半分以上が東京近辺に行くことになった。自分は、東京というコンクリートジャングルに埋もれて生活するのが嫌で、新潟県の会社に就職することにした。確かに当時のその判断は正しかったと思う。一部の人には東京という花の都に憧れを抱く人がいる。あれは何なのだろう。...

  • 心身のコントロール

    歳を取るといろんな経験から、いろいろと分かってくることがある。歳を重ねてそれを一番実感するのは、自分自身の心身のことに関してである。心と体のコントロール。それは、その人個人が自分自身を見つめ自問しながら積み上げていくしかないものだと思う。自分の場合、心の中で自分なりの哲学や世界観を構築し、その上で心身のコントロールをしている。これは自分だけだろうか。他の人はどうしているのだろう。それが不思議だ。...

  • 鬼の形相でうったえる少女

    今、巷ではグレタ・トゥーンベリという16歳の少女の、国連で環境問題を訴えた演説が話題になっている。環境問題の窮地を説明し、鬼の形相で「あなた方は私たちを裏切っています。しかし、若者たちはあなた方の裏切りに気付き始めています」という。 それを見た我々大人は身に迫る思いを感じたし、これが今の若者に影響して伝播したらどうなるのだろうとふと思った。 環境問題に関しては、自分は懐疑的な考えを持っている。よ...

  • 「考える」を考える

    最近、コンピューターとかAIについて調べている中、コンピューターやAIにとっての思考とか知能というテーマに突き当たる。で、妙な事に、実は思考や知能という物を人間自体のほうが実はよく分かっていなかったということも気付かされる。コンピューターやAIを開発するのに、人間の思考や知能を模造して作るのであれば、まず「思考や知能」とはなんぞやという物があって、その上でコンピューターやAIを開発していくのが本来の姿の...

  • 1Q84 「物語を創る」

    1Q84を読み終えた。ちょびっとづつしか読んでいなかったので、3年くらいかかったかな。自分は継続する能力に長けていると自負しているが、1つの本を3年がかりで読むってどういうことだろう?まっいいや。 800万部を超える大ベストセラーだけあって面白かった。でも、具体的に何が面白かったと言われると言葉が出てこない。インターネットで調べてみても、こういう所が面白いのだという明確な解説は出てこない。面白か...

  • コンピューターに関する雑感

    今回はコンピューターに関する雑感を頭の中で整理するために記す。おそらく他の人が読んでもしょうがない自己満足な文章になる。 例えば、実家で「腹が減った」と母親に言う。母親は「何か作ろうか」という。相手が母親でなくて彼女だったら「コンビニで何か買ってこようか」とか「どっか食べにいく?」というかも知れない。このやりとりをコンピューターやAIやロボットにさせるにはどうすればよいだろうか。ロボットやIot...

  • 雪割草が好きになりそう

    去年の3月に行った、近くの山の、通行止めの林道の散策を今年も行った。今回は、林道の終点の山のピークまで行く事にした。つまり本格的な山登りである。 標高が上がるにつれ、だんだんと山が雪で覆われてくる 遠くの山並みを眺めながら雪で覆われた林道を歩く。 林道の終点には山荘があり、さらにその上のピークへ登る。 ピークに到達、北側の稜線の山並みを眺める。 東側は雪のない平地と海面が眺められる。 今回は...

  • 今、コンピューターについて勉強中

    3連休、よんどころない事情で、待機しているだけの仕事になった。その関係で久し振りに自分の時間がとれた。普段は仕事か家族サービスが殆どで、自分の好きなことをする時間というのは僅かでしかない。自分の好きなことに集中できる時間がこんなに取れたのは珍しい。 以前ブログでインターネットやAIの可能性について書いたことがあるが、実はその関係もあって自分は今「コンピューター」について勉強をしている。もし、自分...

  • 「尖った山」フェチ

    よく旅行関係のサイトで「一生に一度は見てみたい世界の絶景」とかいうフレーズがある。サグラダファミリアやイグアスの滝、最近ではボリビアのウニユ塩湖なんかが人気のスポットとしてよく紹介されている。 で、自分はというと上記の写真、南米アルゼンチンにある鋭鋒「フィッツロイ」、これをいつかは見てみたいという夢がある。 この山、世界で最も危険な山とも言われ、それと同時にもっともかっこいい山とも言われている。...

  • 秋も深まり 歳を取った自分はふと諸行無常を考える

    自分は外国の文学についてそれ程興味があるわけではないが、たまたま書店で手に取った「ポール・オースター」の「ムーン・パレス」という本の見出しの文に惹かれてこれを読んだことがある。これがけっこう良かった。本の冒頭にこんな文がある。 * * * それは人類がはじめて月を歩いた夏だった。そのころ僕はまだひどく若かったが、未来というものが自分にあるとは思えなかった。僕は危険な生き方をしてみたかっ...

  • 人間嫌い

    20年も前の話しですが、自分はある人に「あなたは人間嫌いです」と言われたことがある。当時、年上の知り合いの家に泊りに行って、そこの奥さんが自称霊感のあると言う人で、なんでも人の本性や未来の事が見えるという。で、私に対しては「あなたは人間嫌いです」ということなのだそうだ。 そんな霊感がある人から言われた事を、真に受けていいのかどうか良く分からない。よくある話しで、占い師が客に対して「あなたは悩みを...

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