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  • 【蛇神・徹底理解】Ⅳ.ミシャグチの蛇

    巳年🐍古代ミステリーシリーズ今回は、蛇神そのものの信仰ではなく蛇を使って行なわれていた不思議な神事のお話です。マニアックな投稿ですが、大和王朝より以前の古代信仰に興味のある方はご覧下さい。【ミシャグチ】長野県の諏訪に、『ミシャグチ』と言う信仰が残されている。諏訪を中心に、東日本に三千カ所くらい広がっていて、依り代となる神木の前に石や祠、又は『石棒を納めた祠』などが祭られている。沖縄の聖地、御嶽と同様だ。ミシャグチは古くからある不思議な信仰で、古神道あるいは縄文から続く様な古代の様相が色濃く残されている。「御左口神社」(ミシャグチ神社)ミシャグチは、御社宮司、御社宮神など当て字が200種類ほどあり、地域によって様々だ。漢字文化が渡来する以前から、既に「ミシャグチ」と言う名の信仰が各地に広がっていた為と思われ...【蛇神・徹底理解】Ⅳ.ミシャグチの蛇

  • 【蛇神・完全理解】Ⅲ.金運財運の神・白蛇弁財天の登場

    巳年🐍古代ミステリーシリーズ前回までは2000年前〜1700年前くらい、古代の蛇の信仰について書いた。蛇をレガリアとする大物主の系譜を追い、蛇のエピソードを書こうとしましたが、あまりに長くなってしまい💦ここで一旦古代から離れて、中世へ更に1000年以上時代をくだった、約600年前の室町時代の蛇神について書いていく。【メイド・イン・チャイナ】前回も書いたが、世界最大の毒蛇『キングコブラ』の国・インドでは、蛇は身近な脅威であり人々に恐れられていた。王族や宗教家は「蛇を始祖とする」「蛇は王家の紋章」など人々の蛇への畏怖を積極的に信仰に取り入れ、王族に対する畏怖へ転化していった。そして毒蛇の最強の強さ故、インドなど強烈な毒蛇が身近にいる南方では、蛇神はいても龍神はいなかった。『龍』は中国的な存在なのだ。仏教がイン...【蛇神・完全理解】Ⅲ.金運財運の神・白蛇弁財天の登場

  • 【蛇神・完全理解】Ⅱ.大物主その後「蛇の姫」とホムツワケ

    2025巳年🐍古代ミステリーシリーズ出雲連邦王国の盟主を「大国主」と言い、蛇をレガリア(象徴)とする王家だった。天孫族の侵攻により出雲は国を譲ることになり、祭祀だけが残された。前・大国主であった大物主のその後の子孫を追っていく。【毒蛇は南の王族の象徴】中世、インド仏教が中国に伝わると、中国人は仏教の守護神である蛇神を全て龍神に変えてしまった。日本に伝わる時には、「八大龍王」「九頭龍」など私達が知る龍神さまへと置き換わっていた。龍に対する強烈な信仰の前では、蛇神が残る余地はない。タイ(仏教の守護神・蛇神ナーガ。蛇体で顔が仏様で頭にもトグロ)単純に、龍も蛇も同じとファジーに(曖昧に)考えてしまうのは、どうやら私達日本人独特の発想のようだ。そして、キングコブラなど強力な毒蛇が生息する南へ行けば行くほど、逆に龍は...【蛇神・完全理解】Ⅱ.大物主その後「蛇の姫」とホムツワケ

  • 【蛇神・完全理解】Ⅰ.出雲系の蛇神

    2025巳年🐍古代ミステリーシリーズそこそこ長文ですが、興味のある方はご覧下さい。😌🙏【日本の蛇神信仰のいくつか】蛇神さまとは?日本では金運財運の神であり、水神、龍神と同じにされたり、縄文人の信仰だと思われていたり、蛇は脱皮をして生まれ変わるので『死と再生』のイメージを信じた、、など西洋的なイメージで語られる事も多い。マニアックなところでは、蛇は地の神、池の神であり虹をかける。虹が出ると、「蛇が出た」と言う地方もあり、開墾の為に土地を地の神から分けて貰う時は蛇神さまに声かけをした。他にも農耕の神らしい信仰も残されているが、多くは水神や龍神におき換えられしまった様で、蛇神さま本来の姿が見えにくくなってしまった。カカ、ハハ、ヘミ、ミズチ、ノヅチ、オロチ、など蛇に関わる古い言葉だけが残されている。蛟蝄神社(こう...【蛇神・完全理解】Ⅰ.出雲系の蛇神

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