最近、フォトショットのスポット投稿が続いていましたが、久しぶりの古代ミステリーの投稿です。「朱」の謎を解く、そこそこ長文ですが、興味がある方はご覧ください。【朱の起源】人類が最初に出会った顔料は朱(赤)だ。原始人の残した洞窟の壁画などに使用されている。赤は冴えが強く発色が良い。隠ぺい力にも優れ、色の中ではとてもパワフルな色で、文字どおり「朱に交われば赤くなる」というほどの最強色だ。赤い顔料には、主に3種類あり最もメジャーなものが「ベンガラ」=赤鉄鉱最も貴重なものが、「朱」=水銀朱を含む辰砂という鉱石で、鉛を焼いて赤くした赤鉛を「丹」という。日本では、赤い顔料を総称して「丹生」と言い神社の朱塗などに使われていた。「丹生都姫神社」古代より丹生を産出するエリアには、丹生都姫、にほつ姫などが祭られている。日本人に...聖なる【朱の起源】時代と人種を超える施朱とは?