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  • 〔映画〕マッドマックス/サンダードーム

    1985年公開のアメリカ・オーストラリア合作の映画です。「マッドマックス」シリーズの第3作目の作品ですが、最初のテイストとかなり変わってきましたね。完全に“劇画”路線に舵を切ったようです。キャスティング面では、“ロックンロールの女王”ティナ・ターナーも出演していますが、正直なところ、「話題性」以外に彼女である必然性は感じられないですね。かなり“もったいない”感じがします。マッドマックス/サンダードーム[DVD]メル・ギブソンワーナー・ホーム・ビデオ〔映画〕マッドマックス/サンダードーム

  • 〔映画〕ゲット・ショーティ

    1995年公開のアメリカ映画です。専門家の評価はそこそこ高いようなのですが、私の感覚が鈍いのか、正直かなり退屈でした。ストーリー展開に全くスピード感がなく山谷もありません。キャスティング的には、ジョン・トラボルタ、ジーン・ハックマン、レネ・ルッソ、ダニー・デヴィートと錚々たる面々が並んでいるのですが、やはりこういったコメディには今ひとつ合わないようです。ゲット・ショーティ[DVD]ジョン・トラボルタソニー・ピクチャーズエンタテインメント〔映画〕ゲット・ショーティ

  • 〔映画〕ポテチ

    2012年公開の日本映画です。伊坂幸太郎さんの短編小説が原作の作品ですが、無駄のないストーリーでサクッと楽しめます。キャスティングも、大森南朋さん、石田えりさんといった味のある実力派の俳優さんに、ブレイクし始めた木村文乃さんといった魅力的な面々で、さらに音楽は斉藤和義さんという私的には大いに満足した作品でした。それにしても、石田えりさんと木村文乃さんとの居酒屋のシーンは、なんともほのぼのと自然体で印象的でしたね。よかったです。ポテチ[DVD]濱田岳アミューズソフトエンタテインメント〔映画〕ポテチ

  • 〔映画〕海難1890

    2015年公開の日本とトルコの合作映画です。日本・トルコ友好125周年の記念、朝日放送創立65周年の記念、BSフジ開局15周年の記念という名目で制作された作品ですが、さすがにここまでコテコテの“優等生的映画”も珍しいでしょう。当時の両国のトップ同士でも話し合われた末に実現した企画ということですから、さもありなんです。出演している役者の皆さんの熱演は印象的ではありましたが、やはり、こういった経緯で作られた映画の“危うさ”はとても気になりますね。海難1890[DVD]内野聖陽TOEICOMPANY,LTD.(TOE)(D)〔映画〕海難1890

  • 空白の意匠:初期ミステリ傑作集(二)(松本 清張)

    いつも利用している図書館の新着本リストで目につきました。このところ気分転換に読んでいるミステリー小説は、全作読破にチャレンジしている内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ”に偏っているので、久しぶりの松本清張作品です。初期の短編8作を収録した傑作集とのこと。ミステリー小説なのでネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、やはり清張さんの構成力と筆力は素人目にも卓越しているのを感じます。たとえば、4番目に編まれている「白い闇」。読み進めるにつれ高まりゆくクライマックスに向かっての緊迫感。(p174より引用)濃い霧は二人を閉ざした。一メートル先が、白い、厚い紗でぼかされていた。ボートとその近い周囲のあおぐろい水だけが人間の視界にはいっている最大限であった。距離感も遠近感もまったく失われ、白い宙の中を舟は動いてい...空白の意匠:初期ミステリ傑作集(二)(松本清張)

  • 〔映画〕ザ・ハッスル

    2019年公開のアメリカ映画です。詐欺師が主人公のコメディ作品はそれこそ山のようにありますし、サプライズもかなりの確率で途中で透けて見えてしまいます。本作もそうですが、まあ見どころはアン・ハサウェイとレベル・ウィルソンのコントラストと、ともかく軽いタッチの作風にあるので、それ以外の出来についてとやかく言うものではありません。専門家の評価はかなり厳しいようですが、この手のコメディで「名作」というのはなかなかお目にかかれませんから。“詐欺師が主人公”の名作といえば「スティング」に勝るものを私は知りませんし・・・。ザ・ハッスルアン・ハサウェイスティング[DVD]ポール・ニューマンジェネオン・ユニバーサル〔映画〕ザ・ハッスル

  • 〔映画〕天使にラブ・ソングを…

    1992年公開のアメリカ映画です。ありがちなモチーフで、想像どおりのストーリー展開ですが、それでも素直に楽しめるのは、役者のみなさんの素晴らしい演技の賜物でしょう。主人公を演じたウーピー・ゴールドバーグさんを筆頭に、キャシー・ナジミーさん、ウェンディ・マッケナさんの対照的ながらとても好感の持てるキャラクター、そして院長役のマギー・スミスさん、こちらは出色の存在感でしたね。このところ、マッドマックスやリディックといった濃い口の映画に浸っていたところなので、久しぶりに心洗われるコメディにホッと一息です。天使にラブ・ソングを…[DVD]ウーピー・ゴールドバーグブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント〔映画〕天使にラブ・ソングを…

  • 〔買い物〕Pixel3XLからPixel8aに機種変更

    そこそこ使っていた私のスマホPixel3XLですが、バッテリーの膨張で裏蓋が数ミリ持ち上がってしまいました。docomoの「ケータイ補償サービス」を契約していたので、サポートセンタに問い合わせたところ「バッテリー膨張でも代替機に交換可能」とのこと。早速、サイトから申し込みを始めたのですが、数ステップ進んだところで、「Pixel3XLの整備品は無く、代替機は『SamsungGalaxyA51』になる」とのメッセージ。負担額は8千数百円ではありますが、数年前のミドルレンジの機種というのには少々抵抗があります。Pixelの数世代前の機種あたりだったらよかったのですが。ということで、いったん「ケータイ補償サービス」の申し込みは中断して、「googleの故障修理店」でバッテリー交換を相談してみました。店員さん曰く、...〔買い物〕Pixel3XLからPixel8aに機種変更

  • 〔映画〕エージェント:0 漆黒の暗殺者

    2021年公開のアメリカ映画です。サスペンス・スリラーといったジャンルでしょうか、主人公の心理を独白で語りながらのストーリー展開は、最後にその主役が入れ替わるところも含め、面白いチャレンジだったように思います。とはいえ、キャスティングを眺めただけで、大体のサプライズの予想はついてしまいます。まあ、そういったことは本作品に限ったことでもありませんが、それだけアビー・コーニッシュの存在感が大きかったということですね。エージェント:0漆黒の暗殺者[DVD]通常盤ニック・スタグリアーノアメイジングD.C.〔映画〕エージェント:0漆黒の暗殺者

  • 〔映画〕リディック

    2004年公開のアメリカ映画です。ヴィン・ディーゼルが主役の作品なので、誰でも雰囲気は予想できるのですが、そのとおりのテイストでした。舞台は「宇宙」ですが、やはり結局は同じですね。ラストもこういう形になったけど、さて、その後はいったいどうなるのか、とても不安に思ってしまう結末です。同じ“ワンパターン・キャラ”なら、まだ「ワイルド・スピード」シリーズの方が私は好みです。まあ、五十歩百歩ですが。リディック通常版[DVD]ヴィン・ディーゼルアミューズソフトエンタテインメント〔映画〕リディック

  • 日光殺人事件 (内田 康夫)

    かなり以前に読んでいた内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ”ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。ただ、私の出張先も以前勤務していた会社のころを含めるとそこそこの都道府県にわたるので、どうせなら“シリーズ全作品制覇”にトライしてみようと思い始ました。この作品は「第22作目」です。今回の舞台は“日光”。有名な観光地ですから私も何度か訪れたことがありますが、いわゆる観光シーズンの「紅葉の盛り」とかには縁がないので、あまり印象に残ってはいません。ポピュラー過ぎて新鮮さに乏しく感じるのかもしれません。で、肝心の作品について。ネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、「1勝2敗」ですかね。何かといえば、今回、浅見光彦は3つの事件に遭遇したのですが、そ...日光殺人事件(内田康夫)

  • 〔映画〕マッドマックス2

    1981年公開のオーストラリアの映画です。少し前に、前作の「マッドマックス」を観た流れで、この2作目にもトライしてみました。独特の近未来の退廃的な世界観は、人気コミックの「北斗の拳」にも通じるところがあります。しかし、主演にこれほど「台詞」が少ない作品もなかなかお目にかかりませんね。ともかくバイオレンス色に塗り籠められたカーアクションの迫力が最大の魅力ですから、そこが合わないと、別段ストーリーがあるわけではないので全く楽しめないでしょう。まあ、今しばらく付き合ってみるとして、とりあえず第3作目にはチャレンジしましょう。マッドマックス2[DVD]メル・ギブソンワーナー・ホーム・ビデオ〔映画〕マッドマックス2

  • 〔映画〕アベンジャーズ/エンドゲーム

    2019年公開のアメリカ映画です。マーベル・コミックのスーパーヒーローたちを主人公にした「アベンジャーズ」シリーズの“中締め”のような位置づけの作品です。シリーズものではありますが、前作の「インフィニティ・ウォー」を観ていない私の印象としては、独立作品として観てもそれほど違和感はないでしょう。もちろん、シリーズ中の何か一作ぐらいは観ておいた方が、少しでも登場人物間の関係性が浮かぶので、より楽しめるとは思いますが。ともかく、どこまでもエンターテインメントに徹し切った作品ですね。出来栄えがどうこうというより、ここまで豪華絢爛な役者のみなさんを揃えて、これでもかと凝った映像と、懐かしいシーンを織り交ぜた演出をみせられると、やはり敵いませんね。アベンジャーズ/エンドゲームロバート・ダウニーJr.ウォルト・ディズニ...〔映画〕アベンジャーズ/エンドゲーム

  • 〔映画〕マッドマックス

    1979年公開のオーストラリア映画です。最近、シリーズ第5作目が封切られたようですが、45年間で5作なので、シリーズといってもピンとこないぐらいに悠長なテンポでの制作ですね。観た感想ですが、ストーリーはともかく、アクションシーンも本人やスタントマンによる実写なのでしょう、なかなかの迫力ですし、背景に流れる音楽も直裁的で、まさにシーンの盛り上げ役を十分に果たしていました。思いのほか楽しめましたね。しかしまあ、何より、主役のメル・ギブソン。40年以上前の彼の初々しい姿には驚かされます。マッドマックス[DVD]メル・ギブソンワーナー・ホーム・ビデオ〔映画〕マッドマックス

  • 〔映画〕さらば あぶない刑事

    2016年に公開された日本映画です。テレビシリーズの劇場版ですが、劇場版もシリーズ化されていて本作が7作目とのことです。私はテレビも映画もほとんど観た記憶はありませんが、改めて本作を観てみて、「これは合わない、ダメだ」と感じましたね。中途半端なギャグ映画としか思えませんし、荒唐無稽な設定に加え、ひと昔もふた昔も前の演出センスは情けなくなります。(まあ、ひと昔前の作品ですが・・・)舘ひろしさんも浅野温子さんも、ちょっと前の言いようでは“イタイ”キャラクタの典型でしょう。最近、復活版の映画が上映されているようですが、どうでしょう・・・、私は全く食指が動きません。さらばあぶない刑事(通常版)[DVD]舘ひろしバップ〔映画〕さらばあぶない刑事

  • 言葉の風景、哲学のレンズ (三木 那由他)

    いつも利用している図書館の新着本リストを見ていて、タイトルに惹かれて手に取ってみました。哲学者三木那由他さんによる“哲学的な視座”からのエッセイ集です。トランスジェンダーである三木さんならではの起点からの興味深い指摘や思索の紹介が数々ありましたが、そういった類のものとはちょっと違ったユーモラス?なエピソードをひとつ書き留めておきましょう。三木さんはかれこれ30年来の“GLAY(日本のロックバンド)ファン”とのことですが、言語哲学を学んだあと、歌詞の解釈に新たなバイアス?がかかったというのです。その歌詞は、こうです。(p125より引用)避けられぬ命題を今背負って迷ってもがいて真夜中出口を探している手探りで「puresoul」という楽曲の歌詞なのですが、この中の“命題”という単語に鋭敏に反応してしまうようにな...言葉の風景、哲学のレンズ(三木那由他)

  • 〔映画〕メタモルフォーゼの縁側

    2022年に公開された日本映画です。BLコミックを小道具に、年の離れたふたりの人間関係を描いたオリジナルシナリオの作品ですが、芦田愛菜さんと宮本信子さんが主役なだけに、とても落ち着いた優等生的な仕上がりですね。正直、ふたりの演技力や存在感を考えると、作品の出来はかなり物足りない印象です。まあ、たまには観る映画にこういった感じのものを混ぜるのも、心穏やかでいいかもしれません。「メタモルフォーゼの縁側」通常版(DVD1枚組)DVD芦田愛菜バップ〔映画〕メタモルフォーゼの縁側

  • 〔映画〕ダウントン・アビー/新たなる時代へ

    2022年に公開されたイギリスとアメリカ合衆国の合作映画です。テレビドラマシリーズの続編を映画化したものとのことですが、確かにテイストは“ホームドラマ”的ですね。ストーリー展開もいくつかのエピソードが並行して進みつつも分かりやすく、HappyEndに収束していきます。そういったお決まりの安心感は万人受けする王道パターンなのでしょう。その点、物足りなさを感じるかもしれませんが、私はこの“ほどほど”が程よいのです。ダウントン・アビー/新たなる時代へ[DVD]4550510077604ヒュー・ボネヴィルNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン〔映画〕ダウントン・アビー/新たなる時代へ

  • 〔ドラマ〕SHERLOCK(シャーロック)

    2010年から放送されたBBC制作のテレビドラマです。シリーズ1から4まで特別編を含めると13話。それぞれが1時間を超える長尺で、一流の映画だとっても十分通用するしっかりした作りです。ストーリーは一筋縄ではいかないとても凝ったもので、正直その複雑さと奇抜さにはついていけないところがありました。キャスティングも、主役のベネディクト・カンバーバッチをはじめマーティン・フリーマン、アンドリュー・スコットら映画俳優としても有名どころが配されていて、見応え十分のドラマですね。SHERLOCK(シャーロック)#3『大いなるゲーム』スティーヴン・モファット〔ドラマ〕SHERLOCK(シャーロック)

  • 〔映画〕永遠に美しく…

    1992年に公開されたアメリカ映画です。ブラックコメディ作品ですが、こういったノリは好き嫌いがはっきり分かれるでしょうね。ちなみに私には全く合いませんでした。ラストで語られるメッセージも、そのあとのシーンで混ぜ返されてしまったようで・・・。キャスティング的には、メリル・ストリープ、ブルース・ウィリス、ゴールディ・ホーンとかなりの重量級が並んでいます。それぞれコメディもこなす演技派だとは思いますが、まあ、こういったテイストの作品であれば“この面々でなくては、”といった感じでもありません。そのあたりも、ちょっとちぐはぐな印象でした。永遠に美しく・・・[DVD]メリル・ストリープジェネオン・ユニバーサル〔映画〕永遠に美しく…

  • DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール (ビル・パーキンス)

    少し前に、大江英樹さんによる「90歳までに使い切るお金の賢い減らし方」という本を読んだのですが、その中で本書が紹介されていました。私も「定年」を目の前に控え、僅かではありますが手元にある“資産の処し方”について考えてみなくてはならない歳になりました。そのあたりのヒントにと手に取った著作ですが、結構参考になるアドバイスや新鮮な気づきが得られました。その中から特に有益だと感じたところを覚えとして書き留めておきます。まずは、著者が本書で伝えたいメッセージを端的に記しているくだりです。(p19より引用)今しかできないことに金を使う。それこそが、この本で伝えたいことの核だ。90歳になって水上スキーを始めるのは難しい。今それを我慢すれば、その分の金は貯まるだろう。だが、十分な金を得たときには、すでにそれができない年齢...DIEWITHZERO人生が豊かになりすぎる究極のルール(ビル・パーキンス)

  • 〔映画〕オデッセイ

    2015年に公開されたアメリカ映画です。“火星でのサバイバル”がモチーフのSF作品ですが、万人向けのエンターテインメントとしてはよくできていますね。もちろん純粋に科学的裏付けがあるものではありませんが、それなりにもっともらしく、また超人的な能力で切り抜けるといったシーンもなく、“人間の知恵と意思”“仲間たちの想い”で奇跡を生んだストーリーは素直に楽しめます。マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ペーニャ、ショーン・ビーン、キウェテル・イジョフォーといった面々も、それぞれに役柄にフィットしたキャスティングで、こちらも見事だったと思います。あとは、1970年代のディスコミュージック、これも効いていましたね。オデッセイ[DVD]マット・デイモンウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社〔映画〕オデッセイ

  • 〔映画〕サブウェイ123 激突

    2009年に公開されたアメリカ映画です。地下鉄を舞台にしたサスペンス作品は何作か観たことがありますが、どれも似たようなプロットです。本作も設定やストーリーにはこれはという特徴はありません。物語の中に残されたいくつもの“引っかかり”がそのまま結末を見ないままに終わったというのは何とも不満を感じるのですが、こういうつくりもあるのでしょうね。まあ、この作品の場合は、相対峙する主人公たちを演じるのがデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタというのが最大の見どころなのですから、ストーリーは二の次なのかもしれません。ともかく、こういった狂気のキャラクタを演じさせるとジョン・トラボルタの物理的な存在感と迫力が際立ちますね。サブウェイ123激突[DVD]デンゼル・ワシントンHappinet(SB)(D)〔映画〕サブウェイ123激突

  • 〔映画〕月の満ち欠け

    2022年に公開された日本映画です。長編小説が原作の映画化作品とのことですが、かなり強引な設定の物語だという印象を受けました。とても“理屈っぽい”やりとりが続きます。その故か、演出も台詞回しもワザとらしさ感満載で、ちょっとバタ臭い感じですね。BIGBOX前、高田馬場の道を走るこれみよがしの当時の車もかえって気になります。あとは、子役さん、ちょっとこの役どころを担うには荷が重すぎたようですね。ちなみに、ロケ先のひとつは以前の勤務先のビルの一室のようでした。日比谷公園を臨んだ景色、手前の窓と手すりにも見覚えがありますから、間違いないと思うのですが・・・。『月の満ち欠け』通常版DVD[DVD]DVD(特典なし)大泉洋、有村架純、目黒蓮、伊藤沙莉アミューズソフト〔映画〕月の満ち欠け

  • 〔映画〕ザ・コントラクター

    2022年に公開されたアメリカ映画です。可もなく不可もなしといった印象のアクション作品ですね。ストーリーは敵味方がはっきりしたシンプルな流れで、これといった見どころがあるわけではありませんが、主人公のサバイバルシーンはなかなかリアリティがあって、丁寧に演出されていたように思います。主演のクリス・パインは、こういったアクション作品の主役を演じるには少々“優等生”的でインパクトは今ひとつですね。とはいえ、私としてはこの歳になってくると、この程度のハードさ加減で十分です。ザ・コントラクターBlu-ray&DVD[Blu-Ray]通常盤クリス・パイン,ベン・フォスター,ジリアン・ジェイコブスHappinet〔映画〕ザ・コントラクター

  • ナマケモノ教授のムダのてつがく ―「役に立つ」を超える生き方とは (辻 信一)

    いつも聴いているピーター・バラカンさんのpodcast番組に著者の辻信一さんがゲスト出演していて紹介された著作です。辻さんは文化人類学者で「スローライフ」の提唱者でもあります。昨今の「コスパ」「タイパ」という言葉に象徴されるような“効率化重視の生活”のアンチテーゼとしてどんな議論が提示されているのか興味を抱いて手に取ってみました。期待どおり、なかなか面白い議論が紹介されていたのですが、それらの中から特に印象に残ったところをいくつか書き留めておきましょう。まずは、本書のテーマである「ムダ」の意味づけについて語っているところからです。(p25より引用)「ムダ」というのは、いつでもある特定の視点からの、ひとつの価値判断にすぎない、ということを覚えておこう。それがある時空間の文脈のうちで、いかに優位で特権的な地位...ナマケモノ教授のムダのてつがく―「役に立つ」を超える生き方とは(辻信一)

  • 〔映画〕ロビンとマリアン

    1976年に公開されたアメリカ映画です。主人公のロビン・フッドは中世イングランドの伝説上の人物なので、この作品自体がファンタジーです。ともかく、ショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンの共演というその1点のための作品ですから、ストーリーは二の次。特に、オードリー・ヘプバーンにとっては、ほぼ10年ぶりのという映画復帰作ということで“オードリー・ファン”の期待度は最高潮だったことでしょう。長いブランクがあっても、やはりオードリー・ヘプバーンの魅力は衰えるものではありませんでした。ロビンとマリアン[DVD]ショーン・コネリーソニー・ピクチャーズエンタテインメント〔映画〕ロビンとマリアン

  • 〔映画〕イコライザー THE FINAL

    2023年に公開されたアメリカ映画です。前2作も観ていますが、その印象はそれほどよくありませんでした。本作品はシリーズ最終作とのことですが特段先行作との連続性はないようで、逆に単独作品としての完成度は高まったように感じます。映像的にはかなり厳しいシーンもあって、その手の画面が苦手な私には目を背けたところもありますが、イタリアの小さな港町の風情やその地の人々と主人公との交流の様は、デンゼル・ワシントンの柔和な表情とも相まってなかなかに印象的でした。イコライザーTHEFINALDenzelWashington〔映画〕イコライザーTHEFINAL

  • 〔映画〕ダンテズ・ピーク

    1997年に公開されたアメリカ映画です。火山の噴火災害をテーマにした“パニック”作品なのでそれほど目新しさはありませんが、災害の舞台が小さな町という設定もあり、手ごろなハラハラ感が楽しみどころでしょう。SFX、VFXによる映像も適度のスケールでかえってリアリティを感じます。ストーリーも丁寧に伏線を回収していく展開が好ましく、主人公を演じたピアース・ブロスナンとリンダ・ハミルトンも気負いのない演技でよかったです。あと、こういったパニック作品ではお決まりの混乱要因になる子供たちも、この作品では素直で、不必要なイライラ感もありませんでした。ファミリー向きのエンターテインメント・パニック映画ですね。ダンテズ・ピーク[DVD]ピアース・ブロスナンユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン〔映画〕ダンテズ・ピーク

  • 〔映画〕必殺4 恨みはらします

    1987年に公開された日本映画です。テレビドラマで人気だった「必殺シリーズ」ですが、このところはるか昔に映画化された作品を続けざまに観ています。今回は第4作目、監督は深作欣二さんで、千葉真一さん、真田広之さんらがゲスト出演という作品なので、従来からの“仕事人”のノリとはかなり見せ場も異なった出来栄えになっています。テレビシリーズとは一線を画した“映画作品”として別の魅力を楽しむファンもいれば、逆にお決まりのパターンで話が進まないところに違和感を感じるファンも出てくるでしょうね。私は、どちらかといえば後者ですが、とはいえ、レギュラーの仕事人の顔ぶれもかなりインパクトが弱くなっているので、その点も気になります・・・。<あの頃映画>必殺4恨みはらします[DVD]藤田まことSHOCHIKUCo.,Ltd.(SH)〔映画〕必殺4恨みはらします

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