「つぼき」は農家は一つ、必ずもっていた。つまり150程度の「つぼき」が茂平にあった。匂うので・・・家から近くなく運ぶのに便利だから・・・家から遠くない微妙にむずかしい(?)距離の場所に「つぼき」はあった。「つぼき」には蓋をするつぼきと、蓋をしないつぼきがあった。たいていの「つぼき」には蓋がなかった。城見小学校からの帰り道沿いには「用之江」「茂平」で何ヶ所かあったが、道ともとれる場所に、二ヶ所のつぼきかあった。これが油断できなかった。学校に行く時はせっせと前に進むが、下校時は気が緩む。遊び遊びしながら学校から帰る。そうゆうとき、ゆだんをすると「つぼき」にはまる。はまったら悲惨である。顔を除くほぼ全身に、液と固形が混じったものが付く。こうなると、いっしょに遊んでいた子どもは皆離れる。ツボキの場所だけは心しての...つぼき(肥溜め)の話