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香本博
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住所
秩父市
出身
津山市
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2014/11/23

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  • 復興の群青大橋 #今週の香本博

    【群青の灯り】Ultramarine stardust and city lights紙に多種水彩 午前0時に消灯された明石海峡大橋の風景を、淡路島の宿から見ていた。無数の縦のワイヤーも夜空に溶け込んで見えない。群青の夜空に煌めく星屑たち。橋を通るクルマのライトと予備灯、そして神戸の街並みの灯りも、スターダストのように輝いていた。阪神淡路大震災の時「この灯り」は消えていただろう。この大橋も無かった。私はこの風景を見て「街の灯り」という歌を思い起こした。夜汽車・・インフラも交通手段も危機に晒された1995年。その16年後に起きた東日本大震災と原発人災は、いまだ復興したとは言えない。

  • 白い洗濯物に家族の生活を描く

    あくまで金曜日から初公開の #今週の香本博 です。 淡路島へ旅立つ関係で早めにアップしました。 【砂防のココロ】Harmful particles and the meaning of life.. 鳥取砂丘のような処で白い洗濯物を干す親子がいる。通常ならのどかな光景だが、空も海も砂も、どこか鮮やかでない。たなびかせている風の中には、春のそよ風以外の・・・ゴビ砂漠からの黄砂や、中国からのpm2,5、杉花粉の猛威(戦時中爆撃で家が燃やされても、杉の樹があれば家が建つと、杉ばかり増やした愚策ゆえ)、原発汚染の放射能もあるかもしれない。 ずいぶん前に、黄砂舞う中で一人進む老画家の夢を見てスケッチもし…

  • オレンジセロハンと夕陽と

    【オレンジセロハンの坂道】The slope where the setting sun shines like orange cellophane. #今週の香本博 自宅を出てすぐの急坂が夕陽に染まる。左に石垣の塀、右手彼方に武甲山。驚くほど斜めに背伸びして伸びる影。この夕陽は、図画工作で使ったオレンジセロハンの色合い・・心地よい透明感で風景を包み込む。ガードレールや道の凹凸やたくさんの情報は、あえてそぎ落として、オレンジセロハンに感じたんだという絵にしたつもりだ。 透明水彩や顔彩、墨を使って、アクリルの派手さを抑えて着彩した。

  • 100作目 #今週の香本博 67歳の自画像

    【こころ根エバーグリーン】Roots of the Tree of Heart Evergreen.紙に多種水彩 春の暖かさで、山々は一気に新緑の装いとなっている。エバーグリーン (Evergreen) という言葉は、「時を経ても朽ちず色褪せず、こうした瑞々しい状態を保っていること」だ。葉(グリーン)を活かすのは樹木・・樹を活かすのは根だ。 自分も歳をとった・・あと30数年で100歳だ。新入学、入社新人の躍動身体からはかなり衰えたが、見える(感じる)風景は、いまだ色褪せず青々としたままだ。描き続ける、想い続ける支えは根っこ・・こころ根だ。自分の根っこがどこにあるのか、しっかりとしているのかこれ…

  • 【アルプカーゼ】 ALP KASE  本家ホームページ いちまいの絵 2023年4月

    【アルプカーゼ】 ALP KASE キャンバスにアクリルなど多種水彩。P80号延齢草所蔵 長野県下伊那郡大鹿村に、スイスを想わせる風景が広がる。雄大な山並みを包み込む雲の動き。標高1000mの地に山羊を放牧し、揺るぎないチーズ造りをしてきた人がいる。21年前に訪れ、その雄大さに感動し幾多のスケッチから生まれた絵だ。 アルプカーゼはスイス語でALP KASE アルプスのチーズという意味。これほどの美味しいチーズを、私は国産で食べたことがない。朝搾りたての山羊乳は、まったく臭みがない。残念ながら昨年でチーズ造りを終了したが、延齢草(木造中学校舎を自費で移築し宿泊施設とした)は健在。 オーナーの小林…

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