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みけの物語カフェ ブログ版 https://blog.goo.ne.jp/mikeyomoyama

いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください

みけの物語カフェ ブログ版
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2014/10/11

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  • 1452「なにものでもない」

    私は特別(とくべつ)な人間(にんげん)ではない。地位(ちい)や名誉(めいよ)を求(もと)めていないし、金持(かねも)ちになりたいとも思わない。子供(こども)の頃(ころ)、親(おや)や親戚(しんせき)、周(まわ)りの大人(おとな)たちは、将来(しょうらい)のために勉強(べんきょう)しろとか、何か目標(もくひょう)を持てとか言ってたけど、まだ子供だった私にはピンとこなかった。でも、夢(ゆめ)がなかったわけではないと思う。今となっては、もう忘却(ぼうきゃく)の彼方(かなた)に行ってしまっているが…。私は夢を否定(ひてい)しているわけではない。憧(あこが)れるものがあるのならそれを極(きわ)めればいい。どんどん夢に向かって突(つ)き進(すす)め。やりたいようにやればいい。でも、それは私とはまったく関係(かんけい)...1452「なにものでもない」

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    ブログ短編0547「見ていた」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0546「鳶に油揚げ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0545「しずく24~落ちる」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0001「怪事件ファイル」

    「蜘蛛の糸」1「いい加減に本当のことを言いなさいよ!」取調室に若い女刑事の声が響いた。容疑者とおぼしき男は困った顔をして、「だから、さっきから違うって言ってるじゃないですか」女刑事は机を叩き、「じゃあ、なんであんなところにいたの!」と男の顔を覗き込んだ。しかし、男はまったく動じる気配もなく、「刑事さん、化粧とかちゃんとした方がいいですよ。美人の顔立ちなんだから…」と優しい笑顔で答えた。女刑事の怒りが頂点に達したとき、ドアが開いて年配の刑事が顔を出した。「おい、いちご。容疑者を捕まえたって、本当か?」「はい、係長。この男です。現場をうろついていたので連行してきました」「そうか」年配の刑事はそう言うと、容疑者の顔を見て驚きの声をあげた。「山田さんじゃないですか!いつ日本に帰ってこられたんですか?」「あっ、お久...0001「怪事件ファイル」

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    ブログ短編0544「運命の囁き」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0543「こんなはずじゃ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0542「煮え切らない」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1451「抑えきれない」

    彼女はちょっとやっかいな人だ。平気(へいき)で嘘(うそ)をつく。でも、僕(ぼく)は知っている。そんな時の彼女は、人恋(ひとこい)しく思っているときなのだ。誰(だれ)かにそばにいて欲(ほ)しいから、人を困(こま)らせるようなことを言ってしまう。彼女と知りあったときから、僕はそのことに気づいていた。他の人たちはそんな彼女を悪(わる)く言うけど、僕はそんなこと思わないし彼女の味方(みかた)でいたいと決(き)めている。彼女は人付(ひとづ)き合いが苦手(にがて)なだけなんだ。思っていることの半分(はんぶん)も口(くち)に出せない。だから他の人から誤解(ごかい)されてしまうのだ。ある日のこと…。それは、僕が女友だちと一緒(いっしょ)にいたときだ。突然(とつぜん)、彼女がやって来て、僕に向かって怒(おこ)りだした。僕は...1451「抑えきれない」

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    ブログ短編0541「旅する…」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0539「本当の気持ち」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0004「いつか、あの場所で…」

    「大空に舞え、鯉のぼり」1いつも引っ越してばかりで、私には故郷(ふるさと)と呼べるような場所はないんだ。転校したのだってこれで三回目。そのたびに友達を作り直さないといけない。これが結構大変なんだ。ママみたいにはなれない。ママはどこへ行ってもすぐに馴染んでしまう。これは才能の一つだわ。いつも感心しちゃう。私は不器用。それに…、みんなが思っているような良い子じゃない。可愛くもないし…。私は自分の顔が嫌いなんだ。この顔のせいでいつも苦労するの。もっとブスになりたい。本当の私は違うんだから。どこへ行ってもそうなんだ。いつも自分を装(よそお)って、みんなが思っているようになろうとしている。自分を誤魔化して…。今度だってそうなの。誰と友達になれば上手くやっていけるか。まず考えるのはこのことなの。これが今の私の唯一の才...0004「いつか、あの場所で…」

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    ブログ短編0538「花火小会」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0537「助手の秘密」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0536「カツ丼」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1450「しずく205~新しい能力」

    人形(ひとがた)が川相初音(かわいはつね)に迫(せま)っていた。彼女の能力(ちから)はもうほとんど残(のこ)っていない。突然(とつぜん)、水木涼(みずきりょう)が目を覚(さ)ました。そして起き上がると感情(かんじょう)のない声で神崎(かんざき)つくねに言った。「私に任(まか)せて」涼は両手(りょうて)を前に突(つ)き出すと、彼女の目が青く輝(かがや)いた。次の瞬間(しゅんかん)、両手から光が放(はな)たれた。光は網(あみ)の目のように広がって、人形だけを切り裂(さ)いていく。つくねは思わず呟(つぶや)いた。「すごい。こんなことできるなんて…」初音は逃(に)げ出そうとするが足が思うように動かない。上空(じょうくう)にいた川相琴音(ことね)が助(たす)けに降(お)りて来た。二人はつくねたちがいる方へ向かった。...1450「しずく205~新しい能力」

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    ブログ短編0535「しずく22~ここ、どこ?」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0534「嫌いじゃない」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0533「沈没船の謎」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページで再公開しました。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0003「小悪魔的微笑」

    小さな結婚式場で、受付をすることになった初対面の二人。さやか「ねえ、花嫁のドレス、見た?超ダサくない」山本「そんな…。(小声で)他のお客さんに聞こえますよ」さやか「別にいいじゃん。どうせ、ちんけな結婚式なんだから」山本「ダメですって、そんなこと言っちゃあ」さやか「正貴も、何であんなブスにしたんだろう」山本「ブスって。姫野さんはブスじゃないですよ」さやか「あんた、あの女のなに?」山本「なにって…、友達ですよ」さやか「私、むかし正貴と付き合ってたから、あいつのこと何でも知ってんだよね」山本「えっ!?」さやか「そんなに驚かなくてもいいじゃん。むかしのことよ」山本「昔って?」さやか「あの二人、ぜったい別れるね。一年もたないんじゃないのかなぁ」山本「そんなことないですよ。別れるなんてことは…」さやか(山本の顔を覗き...0003「小悪魔的微笑」

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    ブログ短編0532「侵略の始まり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0531「タイムスリップ7」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0530「しずく21~屋上」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1449「入れ替わり」

    とある飲(の)み屋で知り合った若(わか)い男女。何度(なんど)か顔を合わせるうちに親(した)しくなって、どうやら意気投合(いきとうごう)したようだ。何でも話せるくらいの仲(なか)になったとき、女は男に愚痴(ぐち)をこぼした。「もし、あたしが男だったら、もっとやりがいのある仕事(しごと)ができるのに。不公平(ふこうへい)だわ」男は相(あい)づちをしながら、「そうか…。君(きみ)は、男になりたいのかい?」「えっ?いいえ、そういうことじゃなくて…。女だと、仕事で成果(せいか)を出しても認(みと)めてもらえないのよ。ぜんぶ、男が手柄(てがら)を持っていっちゃうの。もう、仕事辞(や)めちゃおうかなぁ」どうやら、女は酔(よ)っ払っているようだ。男は、そんな彼女にある提案(ていあん)をした。「どうだろう…。君が受(う)...1449「入れ替わり」

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    ブログ短編0529「タイムスリップ6」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0528「タイムスリップ5」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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  • 0003「記念写真」

    とある山の頂上付近に、一本の樫の大木が立っていた。そこからは遠くまで見渡せて、なかなかの眺めである。ここは有名な観光地でもなく、ハイキングコースにもなっていなかった。初夏の晴れた日。樫木の前で三脚を立てている初老の男がいた。毎年、同じ日に夫婦そろってこの場所に来て、記念写真を撮っていたのだ。もう三十年以上も続けている行事で、幸いなことに<悪天候で延期>になったことはなかった。この夫婦には二人の娘がいた。娘たちが小学生の頃までは、いつも一緒に写真を撮っていた。でも、娘たちが成長するにつれ、あまりついて来なくなった。娘たちは思っていたのかもしれない。この日は両親にとって特別な日だから、二人だけにしてあげようと。そんな娘たちもいまは嫁いで、ここ数年は夫婦二人だけに戻ってしまった。でも、今年はいつもと違っていた。...0003「記念写真」

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    ブログ短編0526「タイムスリップ3」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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