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みけの物語カフェ ブログ版 https://blog.goo.ne.jp/mikeyomoyama

いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください

みけの物語カフェ ブログ版
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2014/10/11

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  • 1435「しずく202~光の糸」

    水木涼(みずきりょう)が叫(さけ)んだ。「気をつけて!見えないヤツが――」涼が言い終(おわ)わらないうちに、カラスと呼(よ)ばれた敵(てき)は神崎(かんざき)つくねに襲(おそ)いかかっていた。つくねは服(ふく)を切(き)られたが何とかかわし、涼に叫んだ。「そっちへ行ったわよ!」涼は身構(みがま)えるが敵の姿(すがた)がまったくつかめない。突然(とつぜん)、右腕(みぎうで)が何かにつかまれてぐいっと背中(せなか)の方へひねられた。後(うしろ)に何かいる。そう思った時には、膝(ひざ)を落(お)として身動(みうご)きができなくなっていた。首筋(くびすじ)に何か冷(つめ)たいものが当(あ)たった。涼は息(いき)を呑(の)んだ。涼は思った。まさか、こんなにあっけなく死(し)んじゃうなんて…。まだ恋(こい)もしてない...1435「しずく202~光の糸」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0467「弱味を握る」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0466「嘘の鎧」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1434「駆け引き」

    「俺(おれ)、そんなに…君(きみ)にひどいことをしたのか?」「まだ分からないの?あたしが、どれだけ傷(きず)ついてるか…」「悪(わる)かったよ。でも、俺の何がいけなかったのか…教えてくれないか?」「はぁ?それを、あたしが言うの?イヤよ。あたしの口からはとても言えないわ」「それじゃ分かんないよ。どうして俺たち、別(わか)れなくちゃいけないんだ?」「………」「俺……、やり直(なお)したい。別れたくないんだ。もう一度、チャンスをくれないか?」「もうムリよ。あたしのことはもう……。それより、あなたには立ち直って欲(ほ)しいわ」「えっ?どういう…」「だから、あたしと別れて、落ち込むのは分かるわよ。でもね、いつまでも…」「ちょっと待ってよ。俺、別に落ち込んではいないけど…」「そんなはずないわ。だって、あたしと別れるの...1434「駆け引き」

  • ホームページで再公開しました。

    超短編戯曲0079「ご主人さま」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0465「しずく8~家族の愛」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0464「いいなずけ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1433「接触」

    老科学者(ろうかがくしゃ)が亡(な)くなった。葬儀(そうぎ)も済(す)み、ひ孫(まご)が遺品整理(いひんせいり)にやって来た。この家を訪(おとづ)れたのは赤(あか)ちゃんのとき以来(いらい)なので、彼女には何の思い出もなかった。ただ、彼女も科学者を目指(めざ)している学生(がくせい)なので、曾祖父(そうそふ)が科学者だったと聞いて興味(きょうみ)を持ったのだ。いくつかの部屋(へや)を覗(のぞ)いてみて、彼女は奥(おく)まったところに扉(とびら)を見つけた。その扉を開(あ)けて、彼女は目を丸(まる)くした。ここは、まるで研究室(けんきゅうしつ)のようだった。いろんな機材(きざい)が並(なら)び、書籍(しょせき)やファイルが書棚(しょだな)を埋(う)め尽(つ)くしていた。彼女は書棚をまじまじと見つめた。普通(...1433「接触」

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    ブログ短編0463「最高責任者」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0462「鉢合わせ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0461「おみくじ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1432「闇落ち」

    薄暗(うすぐら)い部屋(へや)に男がひとり…。パソコンに向かっていた。何かのゲームでもしているのか、キーボードの音(おと)をカチャカチャとさせている。そして、何やらぶつぶつと言っているようだ。耳(みみ)を澄(す)まさなければ聞き取れないほどの声である。「…くそ…くそ…バカにしやがって…。いまに見てろ。俺(おれ)だって…。絶対(ぜったい)にやってやるんだ。あいつをけちょんけちょんにして、俺の前にひざまずかせてやる」男は不気味(ぶきみ)な笑(え)みを浮(う)かべた。そして、また何かを打ち込みながら心の声が漏(も)れだした。「俺の計画(けいかく)は完璧(かんぺき)なんだ。思い知るがいい。俺の復讐(ふくしゅう)は生易(なまやさ)しいもんじゃないぞ。おまえを縛(しば)り上げて、一枚一枚、服(ふく)を切り裂(さ)いて...1432「闇落ち」

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    ブログ短編0460「しずく7~消えた女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0459「恋愛の温度差」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0458「老人会」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1431「秘密結社」

    この世界(せかい)は秘密(ひみつ)に満(み)ちている。偉(えら)い人も金持(かねも)ちも、隣(となり)のおじさんもそれなりに秘密をかかえて生きている。そして、その秘密を知りたがる者たちも存在(そんざい)するようだ。ここに秘密結社(けっしゃ)が誕生(たんじょう)した。彼らは、お互(たが)いどんな素姓(すじょう)なのか、どんな主義主張(しゅぎしゅちょう)があるのか明(あ)かさないルールだ。彼らの目的(もくてき)はただひとつ。他人(たにん)の秘密を知ること。でも、それでお金を脅(おど)し取るとか、秘密を暴露(ばくろ)するとかは絶対(ぜったい)にしない。ただ、その人に秘密を知っていることを伝(つた)えて、その人がどんな顔をするのか見届(みとど)ける。それが彼らの報酬(ほうしゅう)なのだ。そんなことをして恨(うら)...1431「秘密結社」

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    ブログ短編0457「嘘のない世界」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0456「良いお嫁さん」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0455「しずく6~暴漢」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1430「しずく201~対面」

    怪獣(かいじゅう)たちの壮絶(そうぜつ)なバトルの最中(さなか)に、月島(つきしま)しずくは川相姉妹(かわいしまい)にささやいた。「あなたたちはあまりのところへ行って。私が送(おく)り届(とど)けるわ」初音(はつね)は首(くび)を振(ふ)って、「ダメよ。あいつ、あの洞窟(どうくつ)にいたヤツよ。あなた一人じゃ…」しずくはなぜか微笑(ほほえ)むと、「知ってるわよ。あの娘(こ)と、ちょっと話しがしたくてね。私のことは心配(しんぱい)ないわ。今、ちょっと大変(たいへん)なことになってて、手を貸(か)して欲(ほ)しいの」初音はしぶしぶ肯(うなず)いた。いつの間(ま)にか、怪獣たちは消(き)えている。岩(いわ)の上にいたメイサが立ち上がってしずくたちを見つめていた。しずくもメイサを見つめる。二人の間(あいだ)に何か...1430「しずく201~対面」

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    ブログ短編0454「告白のタイミング」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0453「ウソ発見器」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0452「とりあえず」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1429「箱」

    街(まち)の真ん中に大きな箱(はこ)が置(お)かれていた。誰(だれ)が何の目的(もくてき)でここに置いたのか?箱には何も書かれていないし、誰か人が立っているわけでもない。街をゆく人たちは不思議(ふしぎ)そうにそれを眺(なが)めながら通り過(す)ぎていた。その箱には、ちょうど覗(のぞ)きやすい場所(ばしょ)に小さな穴(あな)が開(あ)いていた。それに気づいた人たちが箱に近づき始めた。立ち止まったり、友だちと話しをしたり、写真(しゃしん)を撮(と)る人まで現れた。その中で、どうしても好奇心(こうきしん)を抑(おさ)えられない人がいた。その人は周(まわ)りをキョロキョロしてから、その穴の中をちらっと覗いた。そして、何やらニヤリとして行ってしまった。その様子(ようす)を遠巻(とおま)きに見ていた人たちが、まるで吸...1429「箱」

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    ブログ短編0451「素敵な体臭」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0450「しずく5~転校生」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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    ブログ短編0449「振られる」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1428「苦手な人」

    彼女にとって男性は全(まった)く別(べつ)の生きもの。なぜか彼女はそんな風(ふう)に感じていた。何を考えているのか分からないし、自分(じぶん)と価値観(かちかん)も違(ちが)うはずだ。そんな人と一緒(いっしょ)にいて楽(たの)しいはずがない。だから、誰(だれ)かとお付き合いするなんてまったく考えたこともなかったし、実際(じっさい)に誰かと親密(しんみつ)な関係(かんけい)になったこともない。そんな彼女の前に一人の男性が現れた。この男性、彼女とは真逆(まぎゃく)の性格(せいかく)のようだ。だからなのか、仕事(しごと)でも何かと意見(いけん)が食(く)い違い、彼はことあるごとに彼女に突(つ)っかかっていた。彼女はそのたびに同僚(どうりょう)の女友達(おんなともだち)に愚痴(ぐち)をこぼすのだ。彼女の頭の中は、...1428「苦手な人」

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    ブログ短編0448「丸山さん」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

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