ブログ短編0752「求めるもの」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください
僕(ぼく)の目の前に妻(つま)の日記(にっき)がある。一周忌(いっしゅうき)も終わり、妻の遺品整理(いひんせいり)を始めたとき見つけてしまったのだ。何で死(し)ぬ前に処分(しょぶん)しといてくれなかったのか…。まぁ、そんなことを言われても、妻だってまだ死ぬつもりなんかなかっただろう。――事故(じこ)だったのだ。僕は困(こま)った。この日記、どうすればいいんだよ。この中には、僕の知らない妻がいるのかもしれない。そう考えると、僕は開(ひら)く気になれなかった。そもそも、僕は妻のことをどれだけ知っていたんだろう?僕と知り合う前のことはまったく話してくれなかったし、付き合っていたときもときどき行方不明(ゆくえふめい)になっていた。まったく連絡(れんらく)がとれないのだ。どうしてたのって後で訊(き)くと、スマホの電...1397「妻の日記」
ブログ短編0304「片思い」ブログ短編0305「密会現場」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
超短編戯曲0070「初めての挨拶」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0302「食べてる君が好き」ブログ短編0303「割り切れない女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
とある社屋(しゃおく)の三階(かい)にその窓(まど)はあった。彼女がそれに気づいたのは偶然(ぐうぜん)のこと…。その日、残業(ざんぎょう)をしていた彼女は、会議室(かいぎしつ)に忘(わす)れ物を取りに行った。その会議室は西側(にしがわ)に面(めん)していたので、いつもなら窓にブラインドが降(お)りているはずだった。なのに、今日は一つだけ降ろされていない。彼女が照明(しょうめい)をつけると、室内(しつない)が鏡(かがみ)のように映(うつ)り込んだ。彼女は、残業続(つづ)きで疲(つか)れ果(は)てていた。今の時期(じき)は仕事(しごと)が忙(いそが)しくなるので仕方(しかた)のないことなのだが…。ブラインドを降ろしに窓のところへ向かうとき、たまたま友だちとハイキングしたことを思い浮(う)かべていた。窓の前に立...1396「どこでも窓」
ブログ短編0301「筋肉痛」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
短編物語0001「嵐の夜/必然の始まり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0300「別れた彼」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
あずみたちが飛(と)び出た場所(ばしょ)は、あの巨大(きょだい)な装置(そうち)がある研究室(けんきゅうしつ)だった。月島(つきしま)しずくはすぐにみんなに指示(しじ)を出した。先(ま)ず、アキと貴志(たかし)、水木涼(みずきりょう)には日野(ひの)あまりの救出(きゅうしゅつ)を。そして、柊(ひいらぎ)あずみと神崎(かんざき)つくねには敵(てき)の攻撃(こうげき)を防(ふせ)ぐことを頼(たの)んだ。しずくは、「ここへの入口(いりぐち)は二ヵ所よ。私がふさいでおいたわ。でも、能力者(のうりょくしゃ)はどこから来るか分からないから、充分(じゅうぶん)に気をつけてね。私はこれから初音(はつね)たちを連れ戻(もど)してくる。きっと助(たす)けになるはずよ。それまで持(も)ちこたえてね」あずみは、「分かったわ。ここ...1395「しずく194~救出」
ブログ短編0298「アヘの使い道」ブログ短編0299「家庭のエコ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0296「バス停にて」ブログ短編0297「植物の声」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました
ブログ短編0294「お買い物」ブログ短編0295「彼女の本心」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
「で、次の事件(じけん)なんだけど…。頼(たの)めるよなぁ」と、鬼瓦刑事(おにがわらけいじ)が詰(つ)め寄(よ)った。樋口(ひぐち)みおは困(こま)った顔で目黒所長(めぐろしょちょう)を見た。目黒は鬼瓦をつかまえて、「おい。どういうつもりだ。この娘(こ)は、僕(ぼく)の助手(じょしゅ)なんだ。勝手(かって)なこと――」鬼瓦は目黒を振(ふ)り払(はら)うと懇願(こんがん)するように、「なぁ、頼むよ。今度のはなぁ、まだ事件かどうかも分からないんで、お前らに頼むしかないんだ。実(じつ)はなぁ、うちの管轄(かんかつ)で行方不明者(ゆくえふめいしゃ)が四人も出てるんだ。どれも若(わか)くて髪(かみ)の長い女性だ。で、みんな、誰(だれ)かと会うと言って出かけている。俺(おれ)の調(しら)べたところでは、この四人の接点...1394「みおの事件簿/失踪」
ブログ短編0292「爆弾娘」ブログ短編0293「最終電車」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0291「せっかち姫」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0290「心強い味方」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
朝、目覚(めざ)めて起(お)き上がると頭(あたま)がズキズキと痛(いた)んだ。昨夜(ゆうべ)は会社(かいしゃ)の同僚達(どうりょうたち)と飲(の)み会で、先輩(せんぱい)に三次会(さんじかい)まで付(つ)き合わされた。その後(あと)、どうやって帰ったんだ?僕(ぼく)は、ふと違和感(いわかん)を感じた。そして、周(まわ)りを見回して思わず呟(つぶや)いた。「ここは…どこだ?何で……」そこは、ぜんぜん知らない部屋(へや)だった。僕は昨夜のことを思い出そうとしたが、頭がぼーっとしていて何も浮(う)かんでこない。ベッドを出て扉(とびら)を開けると、そこはリビングだった。キッチンの方から音がした。女性が朝食(ちょうしょく)の支度(したく)をしているようだ。僕に気づいて声をかけた。「昨夜、遅(おそ)かったじゃない。早...1393「人格浮遊症候群」
ブログ短編0289「何でそうなるの?」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0287「冬の楽しみ」ブログ短編0288「隣の神様」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0286「ピュアな心」超短編戯曲0069「浮気宣言」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
僕(ぼく)は都会(とかい)の喧噪(けんそう)を離(はな)れ、異国(いこく)で休暇(きゅうか)を楽(たの)しんでいた。とある小さな村(むら)に来て、僕はその景色(けしき)の素晴(すば)らしさに圧倒(あっとう)された。そして、ここで暮(く)らしてみたいと思った。仕事(しごと)はリモートで何とかなるはずだ。――僕は我(われ)に返(かえ)る。実際(じっさい)にそんな決断(けつだん)は僕には…。僕が村外(はず)れの草原(そうげん)を散策(さんさく)しているとき、鮮(あざ)やかな赤い花(はな)を見つけた。今まで見たこともない可憐(かれん)な花で、僕は目を奪(うば)われてしまった。僕は思わず、一輪摘(いちりんつ)みとった。でも、村に戻(もど)るまでに、僕は摘みとったことを後悔(こうかい)した。そこで、ちょうど道端(みち...1392「花の意味」
ブログ短編0284「家庭の平和」ブログ短編0285「なぜ私なの」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0283「人生の選択」読切物語0054「また明日」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0281「主婦道」ブログ短編0282「うちのトド」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
藤原真空(ふじわらまそら)が目を覚(さ)ますと、そこはじめじめした森(もり)の中だった。突然(とつぜん)、地面(じめん)がドスンドスンと揺(ゆ)れ出した。彼女は慌(あわ)てて立ち上がると、周囲(しゅうい)を見回(みまわ)した。大きな木に囲(かこ)まれていて周(まわ)りを見渡(みわた)すことができない。彼女は思わず呟(つぶや)いた。「ここは、どこよ?何で…」その時、ブレスレットが光りを放(はな)った。見ると、画面(がめん)が飛(と)び出して数字(すうじ)を映(うつ)し出した。「何よ、この数字は…。800……年ってこと?!」急(きゅう)に周りが暗(くら)くなった。彼女は目を上げるのと同時(どうじ)に、彼女の身体(からだ)は何かに掴(つか)まれた。すごい速(はや)さで移動(いどう)していく。恐(おそ)ろしい吠(...1391「歴史のIf/恐竜世界」
ブログ短編0280「待ち合わせ」超短編戯曲0068「バーコード」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0278「初デート」ブログ短編0279「昨日の好き」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0277「銀座小町」読切物語0053「恋に恋して」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
みんなは無言(むごん)で出された食事(しょくじ)を平(たい)らげた。そこへ、柊(ひいらぎ)あずみに月島(つきしま)しずくからテレパシーが届(とど)いた。あずみは感情(かんじょう)を抑(おさ)えて今どこにいるのか問(と)いただした。しずくは勝手(かって)なことをしたのを謝(あやま)ると、これからして欲(ほ)しいことを頼(たの)んだ。交信(こうしん)が終(お)わると、真(ま)っ先に神崎(かんざき)つくねが声を上げた。「今の、しずくからでしょ?」あずみは真顔(まがお)で答(こた)えた。「ええ、そうよ。あまりを助(たす)けに行くわよ。アキ、あなたもよ。あなたの能力(ちから)が必要(ひつよう)みたいなの。来てくれるわよね」アキは顔をこわばらせたが、「分かったわ。あたしも…がんばる」水木涼(みずきりょう)がアキの頭を...1390「しずく193~戦いへ」
ブログ短編0275「喫煙喫茶」ブログ短編0276「手掛かり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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ブログ短編0752「求めるもの」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
休日(きゅうじつ)。妻(つま)は友(とも)だちと遊(あそ)びに行(い)ってしまったので、私(わたし)は家(いえ)でのんびりと過(す)ごすことにした。昼近(ひるちか)くになって、お腹(なか)もすいてきたので昼飯(ひるめし)でも作(つく)るかと台所(だいどころ)へ向(む)かった。といっても、たいしたものは作(つく)れないし、それにひとりだ。確(たし)か、買(か)い置(お)きのカップ麺(めん)があったはずだ。あちこち戸棚(とだな)を開(あ)けて探(さが)してみる。そこで私(わたし)は、とんでもないものを見(み)つけてしまった。銀行(ぎんこう)の名前(なまえ)が入(はい)った封筒(ふうとう)…。こ、これは、まさか…、妻(つま)のへそくり!?私(わたし)は思(おも)わず手(て)に取(と)った。厚(あつ)みがあって、...1500「妻のへそくり」
連載物語0028「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
祐太(ゆうた)は会社(かいしゃ)の同期(どうき)の女性(じょせい)に思(おも)いを寄(よ)せていた。彼女(かのじょ)は美人(びじん)というほどでもなく、どこにでもいるようなごく普通(ふつう)の女性(じょせい)だった。彼(かれ)にしても、別(べつ)に彼女(かのじょ)に一目惚(ひとめぼ)れしたというわけでもなかった。職場(しょくば)でたわいのない話(はなし)をしたり、仕事(しごと)のあとの飲(の)み会(かい)とかで仲良(なかよ)くなって。自分(じぶん)でも意識(いしき)しないうちに、なんか良(い)いよな、やっぱり気(き)になる、好(す)きになっちゃったのかも。てな感(かん)じで、<どうしようか>と思(おも)い始(はじ)めたのは一ヵ月前(いっかげつまえ)だった。それからというもの、普通(ふつう)に話(はな)して...0017「タイミング」
ブログ短編0751「寒がり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0750「しずく65~能力」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
街(まち)を歩(ある)いていると、前方(ぜんぽう)の人(ひと)たちが何(なん)だかざわついていた。何(なに)かあったのかと目(め)をこらしてみると、ずっと向(む)こうにウエディングドレスの女性(じょせい)が見(み)えた。しかも、こっちへ向(む)かって走(はし)っている。歩(ある)いていた人(ひと)たちは何(なに)があったのかと目(め)で追(お)い、写真(しゃしん)を撮(と)る人(ひと)もいた。わたしも驚(おどろ)いて見(み)ていたが…、その女性(じょせい)の顔(かお)、どっかで見(み)たことがあるような…。はて、誰(だれ)だったか…。わたしは必死(ひっし)に思(おも)い出(だ)そうとしてみた。でも、なかなか思(おも)い当(あ)たらない。いったいどこで会(あ)ったのか…。友(とも)だちじゃないわよね。どこか...1499「誰だったかな?」
ブログ短編0749「無駄話」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
超短編戯曲0096「絶滅危惧種」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
「おまつりの夜」7何処かでドーンと音がする。誰かが、「あっ、花火始まっちゃうよ」「早く行こうよ」みんなは表に飛び出していく。私も行こうとして…。えっ、目の前が暗くなって…。ゆかりが私を支えてくれた。立ちくらみ?どうしちゃたのかな…、変だ。おじさんが座らせてくれた。「大丈夫か?顔色が悪かったからな。人混みの中にいたから、疲れちゃったんだろう」おじさんは私に水を持ってきてくれた。「帰って休んだ方が良いかもな」そんな…。「家はどこ?おじさんが送ってあげるよ。どうせ暇だしな」ゆかりも、「私も行く。さくらをちゃんと帰さないといけないから」「…じゃ、俺も付き合うよ」「高太郎はいいよ」「どうせ隣だし…」他の男の子たちが、「行かないのかよ」「なんだ…」「残念だなぁ」「ごめんね。一緒に行けなくて…」みんなに謝った。私のため...0020「いつか、あの場所で…」
ブログ短編0748「ゲーム戦争」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0747「貯金」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
彼(かれ)が道(みち)を歩(ある)いていると、目(め)の前(まえ)の地面(じめん)が突然(とつぜん)くずれ始(はじ)めた。そして、そこに大(おお)きな穴(あな)が出現(しゅつげん)した。彼(かれ)はその穴(あな)に近(ちか)づいて恐(おそ)る恐(おそ)る中(なか)を覗(のぞ)いてみた。そこにはなぜか地下(ちか)へ続(つづ)いている階段(かいだん)があった。穴(あな)の底(そこ)の方(ほう)は真(ま)っ暗(くら)で何(なに)も見(み)えない。彼(かれ)はちょっとためらった。中(なか)へ入(はい)ってみるべきか、止(や)めるべきか…。階段(かいだん)はどこまで続(つづ)いているのか分(わ)からない。よほど深(ふか)いのか?彼(かれ)はどちらかというと冒険(ぼうけん)を好(この)まない。平穏(へいおん)が一番(...1498「謎の穴」
ブログ短編0746「えんま帳」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
連載物語0027「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
パーティ会場。客の中に紛れ込んでいた刑事たちが、すぐに出入口をふさいだ。稲垣「(驚き)どうしたんだ。なんだ、君たちは…」神崎「私が警察を呼んでおきました。事件を未然に防ごうと思いまして」稲垣「警察?なんてことを…!」客の中から、年配の警部が近寄ってきて、警部「大河原泰造だな。詐欺容疑で逮捕状がでてる。観念するんだな」稲垣「なにを言ってる。俺は…」警部「お前の仲間は、すでに我々が拘束した」稲垣「クソッ…!」神崎「警部、ダイヤは?」警部「大丈夫です。いま捜させてます。(蛍光テープを取り出し)これを貼っといたんで、連中の動きはちゃんとつかんでますよ」会場にある熱帯魚の入った大きな水槽の中を、刑事たちが手を入れて探っている。刑事「ありました。警部、見つけましたよ」(走ってきて、ダイヤを警部に渡す)警部「ほらね、日...0019「ブラックパンサー2」
ブログ短編0745「しずく64~意外」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0744「食べる」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
それは、ある日突然(とつぜん)起こった。朝、彼女との待(ま)ち合わせ場所(ばしよ)へ行くと、いつもいるはずの彼女は来ていなかった。病気(びようき)にでもなったのか?僕(ぼく)は彼女と連絡(れんらく)をとろうとスマホを取り出した。でも、どういうわけか彼女の名前(なまえ)が見当(みあ)たらない。これじゃ電話(でんわ)もできない。僕は学校(がつこう)へ急(いそ)いだ。なんか変(へん)な胸騒(むなさわ)ぎがした。教室(きようしつ)に入ると彼女を探(さが)した。でも、どこにもいない。彼女の席(せき)には他(ほか)の生徒(せいと)が座(すわ)っていた。僕はその生徒に駆(か)け寄(よ)って言った。「どうしてここに座ってるんだ。ここは吉永(よしなが)さんの席だろ」その生徒は答(こた)えて、「吉永ってだれ?ここは、あたしの...1497「吉永さん」
ブログ短編0743「同居猫」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0596「麦わら帽子」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
一人暮らしの男の部屋。男はデートに出かけようとして急いでいた。安田「財布も持ったし、ハンカチOK。プレゼントもあるし…」玄関のチャイムが鳴る。安田「誰だよ、こんな時に…」男は玄関を開ける。白いワンピースの若い女性が立っていた。安田「えっ、どなたですか?」スージー「あなた、安田さん?」安田「はい。そうですけど…」スージー「あーっ、やっと見つけた。この住所、分かりづらい。迷っちゃったじゃない」安田「えっ?」スージー「今日から、あなたの担当になったから、よろしく」(部屋に上がり込んでいく)安田「ちょっと待てよ。なに、担当って?」スージー「だから…。(めんどくさそうに)神様の命令で、あなた専属の天使になったの」安田「天使ってなに?悪いけど、これから出かけるから、帰って来んないかな」スージー「あの女はやめときなよ。...0007「専属天使」
ブログ短編0595「しずく34~応援」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0594「謎の荷物」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
短編物語0003「メビウスの輪」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
いつから、誰(だれ)が言いだしたのか分からないが、この学校(がっこう)にはある噂(うわさ)がささやかれていた。それは、校舎(こうしゃ)の裏手(うらて)にある古(ふる)い倉庫(そうこ)を覗(のぞ)くと悪(わる)いことが起(お)きると…。「なあ、俺(おれ)たちでその噂を確(たし)かめてみないか?」ある男子(だんし)が親友(しんゆう)を誘(さそ)っているようだ。こういう怖(こわ)いもの知らずはいつの時代(じだい)にもいるものだ。誘われた親友はどうやら尻込(しりご)みしているようだ。「夏休(なつやす)みになったらあの倉庫、取(と)り壊(こわ)しになるんだってよ。だから今しかないんだよ」それでも親友は言葉(ことば)を濁(にご)す。言い出しっぺの男子は後へ引(ひ)けなくなって、「じゃあ、俺、ひとりでも行くから…。もう...1461「見てはいけない」
ブログ短編0593「河童の手」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0592「名探偵」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0591「事情の連鎖」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0590「しずく33~執行」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
「ここは何処よ!」ファッションモデルのように着飾った若い女性が叫んだ。「エッフェル塔は?凱旋門は何処にあるのよ!」あたりには灼熱の風が吹きわたり、彼女は目がくらみそうになった。よろよろとタラップを降りると、まわりをぐるりと見わたした。そこは、荒涼とした荒れ地の中で、空港のさびれた建物と、何軒かの小さな家が点在しているだけだった。彼女はどこまでも続く大地を、ただ呆然と見つめていた。突然、不安な気持ちがこみ上げてきて体が震えた。「ここ、ガルバね」と一人の男がにこやかに近づいて来て言った。「ガルバ…」女は男に駆け寄り、「ガルバってどこよ!ここはフランスでしょう?」「なに言ってる。ここはアフリカの秘境あるよ」「アフリカって…。なんで…、何でよ。私は…」「なにも心配ないよ。私が、ちゃんとお世話するね。どうね、良い景...0004「お嬢様教育コース」
連載物語0002「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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私は宅配(たくはい)のドライバーをしている。これは最近(さいきん)になって気になっていることなのだが…。三カ月ほど前からか、あるお宅(たく)に毎週(まいしゅう)荷物(にもつ)を届(とど)けている。いつも同じところから発送(はっそう)されていて、同じ大きさと重(おも)さの段(だん)ボール箱(ばこ)…。これはまぁ、あることだよね。でも、不思議(ふしぎ)なのは、荷物を受け取りに出てくる人が毎回(まいかい)違(ちが)うのだ。これはどういうことなんだ?ここはどう見ても普通(ふつう)の民家(みんか)だ。看板(かんばん)とかも出ていないので、会社(かいしゃ)の事務所(じむしょ)や店舗(てんぽ)などではないはずだ。宛名(あてな)も毎回同じ名前(なまえ)になっている。いったい、この家(いえ)には何人で住(す)んでいるのか?...1460「宅配」
超短編戯曲0083「雨乞い2」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0586「無料サービス」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
「大空に舞え、鯉のぼり」4「ねえ、さくらが鯉のぼり見たいって。そっちに行っていい?」<そんなこと言ってないよ。>何でそんなこと言うの?「別にいいけど…」なんか、怒ってる?「もっとさ、愛想よくしなさいよ。さくらが怖がってるでしょう」<いいよ、そんな…。>「あのな、お前の方が怖いよ」そんなことないよ。優しいよ。「まったく素直じゃないんだから」「素直だったらお前とは付き合えないよ。もういいからさぁ、来たかったら早く来いよ」「ほんとは嬉しいくせに…。高太郎も下りて来いよ」「残念でした。いま勉強してるから…」<そんな、会ってくれないの?>「何の勉強だか。どうせまたプラモデル作ってるだけだろ」そんな趣味があるんだ。「いま手が離せないんだよ。ぜったい邪魔するなよ」「幼なじみだろう。来なかったらぶっ飛ばす」駄目だよ、暴力...0007「いつか、あの場所で…」
ブログ短編0585「しずく32~イメージ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0584「海賊島16」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。