10月も今日で終わり、カレンダーを剥がせば残りはあと2枚、1年経つのも早いものである。ハロウィンのバカ騒ぎもコロナな押さえ込まれて静かに?家で楽しんでいるようだ。クリスマスがかつてそうだったように、これから静かになってゆくかは、マスコミ次第である。十三夜はあいにく厚い雲に阻まれてみることが出来なかったが、今晩の満月はきれいだ。今年の満月の中で、月まで一番遠いので小さく見えた。遠いブルームーン
国道103を十和田湖方面に走っていくと、高崩から中滝あたりがいま見頃になったいる。大湯川上流の滝と紅葉では、湯ノ又の滝・銚子の滝・中滝が色のバランスがとれている。それらの滝は西側に向いているので、午前より陽が当たる昼から夕暮れ前のほうがいい。この滝があるのは標高は400~300m、見ごろは来週のはじめあたりまでかな。11月に入れば冬の気配が急速に忍び寄って「冬ごもりの支度をはじめろ」と囁いていく。錦秋
暗くなっても月は姿を見せず、一瞬のチャンスを期待して数10分に一度空を見上げるも、期待とは反対に道路は濡れてくるし、時間切れ近くになってもついに十三夜の名月を眺めることはできなかった、残念。十三夜のお月さん隠れていた
以前から秋になると気になっていたムカゴイラクサのムカゴが「食べられるのかな」と、同じ仲間のアイコ(ミヤマイラクサ)やミズ(ウワバミソウ)は山菜として利用されているので、有毒ではなく、食べられることは食べられると想像しているが、要するに食用として満足できるかどうかである。キノコを採りに行ったとき見つけたので、10粒ほど採ってきて食味のテスト。十分に茹でてから、醤油・味噌・マヨネーズ・辛子をのせて食してみる。感想は?・・・、食べられないことはない、しかし、わざわざこのムカゴを採りにいってまで食べることもない、まずは懸案が解決し満足。ムカゴイラクサのムカゴ
三界の滝を見ている間に、軽トラが先行、その後ろについていく。キノコ採りかな、山菜でも場所を知られたくない、特にキノコはそうであろう。次の沢を入ると奥にいい場所があるのだが、その手前で軽トラは止まり、道を譲ってくれた。帰りそこを通ったとき軽トラはなかった、入るところを見られたくない沢へ入ったのだろう。太い倒木の何ヶ所かにナメコが出ていた。木の表面を覆うようにナメコが生えている姿を想像しながら、わずかな量を採って持ち帰る。まず温泉で体を温めてから、昼食にうどんを作り、ナメコを入れて食す。余ったのは醤油で煮て、一味唐辛子少々、たっぷりの大根おろしを入れ、晩のおかずとす。ナメコ
体験ツアーのときは小雨でも、紅葉は素晴らしかった。太陽の下の紅葉も見たくてふるさと学舎に出かけるも、晴れたり降ったり変わりやすい天気、新緑の頃から夏の終わりまで、木漏れ日のなかでゆっくりするのに一番だったオープンテラス、コーヒーを飲んだり、本を読んだり、せせらぎの音やカジカガエルの声を聞く一等席。黄葉の下も素晴らしいが、ちと寒く、そこで薪ストーブのある談話室に逃げ込む。いまはここの席が一番、時おり風が吹いて黄葉を散らしている、ここの紅葉はいま盛りである。黄葉チラシ
山の紅葉の不十分さを残念に思っていた今シーズン、やっと川沿いで良くなった場所がありました。林野庁・米代東部森林管理署の森林・中滝体験ツアーが中滝ふるさと学舎とその周辺の滝で行なわれました。あいにくの小雨が降り続く中、午前中は止滝・中滝・湯ノ又の滝・銚子の滝を巡り、滝と紅葉が織りなす景観は十分に満足できるものでした。昼食はBBQ、そのほか豚汁にピザ・焼き芋、参加者からの差し入れのケーキも出て満腹。腹ごなしに薪割り・丸太切り・火起こし・木の高さを計測だどを体験、黄葉・紅葉した木々の中で、十分満足に楽しんだ一日でありました。黄葉の盛りをまとった滝
青空が2日連続し、そしてぐんと冷え込んだ3日目も素晴らしい快晴で夜が明けた。安久谷の谷に入り、良い紅葉の場所を探しながら脊梁の不老倉鉱山跡までゆく。周辺の山々どこも今シーズンの紅葉はピリッとしない、それぞれの木々が勝手に葉の色を変え、緑のままのもの、傷むもの、落ちたものもまじっている。面として統一感がなく、このままいくら進んでもバラバラに配置された色模様には変わりなく、山肌を面として美しく飾る紅葉は、どうやら期待薄である。青空に黄葉
ハサやホンニョウで自然乾燥をした米がほんの極ごく少量が生産されている。少し前までは、刈入れ時期に車で在郷を走っているとそれまで黄金色だった田に、ハサやホンニョウで稲を干す光景が見られたけれど、今年はホンニョウをまだ見ていない。担い手の老齢化・人手不足・省力化、いまやコンバインでの刈入れが主流となって、機械乾燥、四季折々の農的風景に何か郷愁を感じるのは、農作業に縁のない私たちなのかもしれない。稲の自然乾燥
さすが十和田湖の10月の日曜日だ、甲岳台・発荷峠・紫明亭の各展望台に観光客の姿がみられた。やっぱりコロナの影響か、東北6県№が大半、しかも圧倒的にシニア層が多かった。いま旅行を楽しめているのは、この世代が中心なのか。これから湖畔に向かって急速に紅葉黄葉は下っていく。外輪山の紅葉はもうこのへんぐらいか、あとは湖畔の紅葉に期待したい。紫明亭の登り口に鹿角市と違い恐ろしいクマの絵付きの出没注意喚起の看板、その向こうの大木には、ツキヨタケがニィキニョキ。十和田湖外輪山の紅葉は???
十和田外輪山の紅葉の進み具合を見たくて甲岳台へ行く途中の川の向こう側で立枯れした木にびっしり付いているキノコを見つけた、すげえ、こんな密キノコ見たことない。カノカみたいだけど、遠くて私の目では何キノコだか判らない、デジカメをズームにしてみてみる、なんかカノカとは違うような雰囲気でもある、カノカじゃなくても食べられるキノコだったらいいな。朝から快晴、米代川の方向に川霧が残っている。十和田の紅葉は進んで見ごろか、そう思うと何も手につかず朝食を食べ、それゆけ十和田。先日の密キノコ、アップしないうちにその前を通ると、手が届く範囲はほぼ採られていた、残念。ってことは、少なくても食べられるキノコだった?、それとも、キノコを見ると、反射的にそこにあるキノコの大半を採って持ち帰り、キノコ博士に見せ、ダメなら捨てる方の仕業かな?...キノコがびっしり
八幡平や八甲田の山頂に初雪が降ったようだ。大湯から十和田湖方面に走ると、徐々に黄葉した木々が現われてくる。止滝が赤や黄に着飾るのもあと少し、すでに中滝周辺に点在する滝と紅葉を撮ろうとする人たち一眼や三脚を持ってやってきている。大湯川に発電所を何ヶ所も持つ小坂鉱山が、川の恵みをいつまでもと止滝のすぐそばに止滝神社を建立し祀っており、例祭が15日にあった、お堂の前には幟が立ち、お神酒などのお供物がそなえられていた。止滝から大湯川左岸に森林セラピーロードがついており、中滝ふるさと学舎から止滝まで、キノコを探しながら歩いた。さもだしがポツポツと見つかった、止滝下流の岸に流木があり、早くもムキタケが出ていた。ムキタケは、昨日当ブログに載せたツキヨダケに似て間違ることもあるようだ。紅葉間近
白神山麓の町役場の近くでクマに襲われた方が亡くなったと朝のニュースでやっていた。クマの棲息数のな増加・棲息地の拡大、新世代グマの登場、新しいクマと人の関係は如何に。直径20㎝ほどの分厚いキノコ、炭火で焼いて食べたらおいしそうである、さもだしの沢でもたくさん見かけた、ツキヨタケ、食中毒でよく出てくるあ馴染みのキノコだ。先日もツキヨだけを誤食したことが話題になった。傘を割ると軸がついていたあたりにツキヨタケにはシミがある。山の君子危うきに近寄らず。里山に潜むの危険
早朝、朝霧の中を山へ向かった、本日の目的はさもだし(ナラタケ)。鹿角でキノコと言えば、シメジやマツタケではなく、なんといってもさもだしである。昨年のブログを見ると、12日にさもだしを採りに行って盛りはやや過ぎていた。今年は紅葉もキノコも遅れあんばいで、確かな情報のないなか昨年群生してた沢に入る。10分も登ると、ポツポツとキノコが出てきて、倒木が積み重なっているところでは待望の群生、思っていたほど進んでいない、傘の多くさが2~3㎝が大半、採り頃は次の土日かな。傘の幅と高さが2倍になれば、体積は4倍で食いでがある?、そんな甘くないか。ソウルキノコさもだし
ビオトープに咲いているノハラアザミの花に、黄色いの蝶が2頭がとまり蜜を吸っていた。一頭は、翅がだいぶ傷んでいるモンキチョウ、もう一頭は、それより一回りも小さく鮮やかな黄色のチョウ、翅に傷はない。翅の裏を真横から撮りたくて動いたら飛んでいかれた、たぶんキタキチョウであろう。池の周りや水路に沿ってビオトープを歩いてみる。間もなくして日没となり、橋からの見る夕焼けはよかった、これから秋が深まっていくと素晴らしい夕焼けに出会うことが度々ある。アザミの花に蝶がとまっていた
鹿角盆地の黄金色になった田では、この土・日には稲刈りの盛りに入ったようで人の姿とコンバインが目立った。スーパーの棚には20年度産の「あきたこまち」が、すでに並んでいる、秋田県の作柄は105でやや良と発表されているが、鹿角の米の味はどうなんだろう。刈取りの盛期
台風が北風を運び込み今日は厚めの上着を着て、中滝セラピーロードを歩く。気の早い木々は色づき始めているが、赤も黄も見ごろまではあと10日ほどかかるだろう。途中で対岸に渡り、森のカフェ「こもれび」にてコーヒータイムとする。新型コロナの先行きは見えず、庶民の暮らしのなかにもさまざまな影を落としている。山頭火や放哉の不安定でも自由な生きざまは、景気がよいとき明日への希望に満ち足りた人々が憧れを強くする、どうしょうもない山頭火やひとり咳する放哉の放浪する姿は、今しばらく出番はなさそうである。文学や芸能が歩くとき放浪宗教が歩くとき遊行というらしい。ならば凡人がヒマにまかせて歩くときは、何て表現すればいいのだろう。散歩の途中で一休み
ブナをはじめ山のものが不作だとクマが里に下りてきて、目撃されることが多くなる時期と聞く。トンボ小池のトンボたちもシーズンを通して少なかった。涼しくなってきて、赤黒くなったアキアカネがわずか飛んでいる。この近くにもクマが出ることがあると地元の人はいう、小池から黄金色になった田圃への小道脇の林を見ると、ミズナラやコナラもあった。両方ともまったく実がついてなくはないが、普通の年よりはだいぶ少ない。どんぐり
朝から愛空が広がっている。厚手の上着を羽織ってこないと、涼しすぎるようになってきた朝の散歩、堂々とした秋田犬、ちゃらちゃら動き回る座敷犬、時にはじっと立ち止まって、時には速足で、自慢の愛犬を連れて、川沿いの作業道に朝に夕にやってくる。犬の散歩道
いい天気で、久しぶりの休養日、のんびりと山里の実りの秋を眺めてきた。夏井から小坪沢、いったん花輪に戻り、久保田から花軒田・曲沢を経て末広、ゆるやかな丘陵を縫う道は、主要道路から外れるとまず車とはすれ違うことはない。巾着のなかの小坪沢地区に入れば目の前で棚田が黄金に彩る斜面を期待していた。来るのが遅かったのか刈り入れが終わった田や、今年は作付けしなかった田もあり、少し残念。集落を抜けて中腹までのぼると溜池、棚田の水源の一つになっているのか、池の脇には石の祠があり、水神さん、竜神さん、田の神さま、山神さん?ってところだが、祠の中にそれと判るようなものが祀られていなかった、たぶん農耕と関連ある神さまだろう。山里の秋
クリーンアップの時の縁石もそうだったけれど、魚調査のさいの土手にも外来種が多かった。高速道路が鹿角まで伸びてきてイタチハギがチラチラと見えはじめ、今ではウンザリするほど。そのほか、車を止めたほんのわずかな付近だけでも、特定外来種のアレチウリをはじめ、家庭菜園から逃げ出してきたと思われるコルチカムやスペアミントが群生し、見慣れぬ花もあり。在来種は記録にも残されず静かに消え、外来種は大手を振って蔓延っていく。ああ外来種
今年も玄関先の柵に絡んでヤマノイモの蔓が伸びている。途中で刈り取らなかったので伸び放題、その蔓の所どころについているムカゴが、だいぶ膨らんできた。そのままにしておくと軽く触れただけでも落ちてしまうので、ほどよい大きさになったときに採って保存、それなりの量がたまってから、ゆっくりと食べてみよう、バターで炒めて塩コショウ?、それともムカゴご飯かな。自然薯のムカゴ
クマが出た、えっ、クマが出た、道路の脇からクマが出た。十五夜の晩、名月に誘われて大湯温泉の入口近くの国道でクマが散歩をしていたそうである。8月に比べて9月は、クマの目撃数は少なくなったけれど、クマがいなくなったわけではない。先日も白沢で1mを越える大きめのクマが、のそりのそりと国道を渡ろうとしているのを見た、とっさにカメラを、いつも置いている助手席にない、こんな時に限ってバッグの中にしまっており、カメラを手にする間もなく、クマは悠然と渡り切り、道路脇の林に姿を隠してしまった。Withクマ
今晩は十五夜、兎さんの餅つき、ぺったんこ・ぺったんこ。夕方までは、空一面を雲が覆い、今晩の名月は見られないと諦めていたが、先刻、外に出て見ると素晴らしいお月さまが出ていた。中滝ふるさと学舎の談話室に飾られたお月見セットが、雲を払いのけてくれたのであろう。この薪ストーブもそろそろ出番が近づいてきたな。お月見、素晴らしい月がうかんでいる
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