「もう一息…」とミモロは、「祇園祭」で授与される厄除け粽セッティングの作業に励みます。毎年、数千本用意される「大船鉾」の「厄除け粽」。玄関のところに祀り、家へ厄が入ることを防ぎ、家内安全、無病息災などをもたらすお守りです。ミモロがご奉仕しているのは、24日に山鉾巡行が行われる「後祭」の「大船鉾」で、鉾を建てる「四条町」と「大船鉾保存会」の方々と共にご一緒に。厄除け粽セッティングは、昔から女性たちが担うもので、男性は、作業がスムーズに進むよう、粽の補充や完成品の回収など、女性たちの周囲で気を配っています。「祭での男女の役割は、昔からのもの…時代が変わろうと、変わらない伝統のひとつなんだよね~」と思いながら、作業に励む女の子のミモロです。「わ~ずいぶんできたね」集められた粽の箱が次々に会場の一角に積み上げられ...「祇園祭」」の「大船鉾」で厄除け粽セッティングのお手伝い。町には、祭りの雰囲気が