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まつなる
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広島市
出身
藤井寺市
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2014/09/06

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  • 第12回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~かつては神仏習合だった鵜戸神宮へ

    9月9日、青島神社の参拝の後、宮崎交通バスにて国道220号線を南下し、鵜戸神宮のバス停に到着。ここで下車する人も何人かいた。バス停から神宮までは徒歩10~15分とあるが、次の日南・飫肥行きのバス最終便は17時07分発で1時間半ほどある。特段慌てることもない。石段を上がり、トンネルをくぐり参道をそのまま進む。バスで来るとこうしたルートとなるが、クルマだと神宮のすぐ近くに駐車場があるそうだ。そして海べりに出る。まず神門をくぐる。令和5年はうさぎ年、鵜戸神宮の使いはうさぎとある。続いて楼門に出る。「国指定名勝鵜戸」の石標もある。神宮とつかず単に「鵜戸」とだけ書かれているのは何か意味があるのだろうか。海べりの参道を歩く。こうした景色を楽しみにしていた。南国らしい景色。参道に、灯籠とともにうさぎの像が奉納されている...第12回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~かつては神仏習合だった鵜戸神宮へ

  • 第12回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~青島神社に参拝

    「にちりんシーガイア5号」を降りた宮崎で日南線の油津行きに乗り、しばらく平野部を揺られた後、13時48分、青島に到着する。当初は宮崎駅で待ち時間の後、宮崎交通バスに乗って鵜戸神宮に向かうことを考えていたが、宮崎からすぐ連絡の日南線に乗れば、青島14時48分発でこのバスに乗ることができる。ちょうど1時間ほどの時間ができるとあって、それならば駆け足だが青島にも立ち寄ることにする。青島に来るのは学生時代以来である。その時は友人との旅行で、大阪から志布志までフェリーに乗り、日南線で北上、そして青島で途中下車した。ただ、駅周辺の記憶はおぼろげである。駅前の通りを進み、歩道橋で国道を渡る。青島見物の駐車場が道の両側にあり、クルマの出入りも結構ある。土産物や飲食店が並ぶ通りを抜けると、青島に続く弥生橋に出る。橋の先にこ...第12回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~青島神社に参拝

  • 第12回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「にちりんシーガイア」のコンパートメントで快適移動

    話は日南線を目指す九州八十八ヶ所百八霊場めぐりに戻る。9月9日、まずは往路のアクセスとして「にちりんシーガイア5号」に乗車する。小倉から改めて4人がけのコンパートメントに陣取り(自由席扱いのこの車両に確実に座るべく、手前の黒崎まで出迎えた)、宮崎まで延々と走る。小倉から宮崎まで約340キロ、それをコンパートメントで移動って、なかなか体験できるものではない。実は普通車指定席を予約していたのだが、自由席のほうが車両数が多いこともあってまだ空席もあり、3号車の6つのコンパートメントも小倉発車時点で空きがある。もっとも、乗っている客はこういう造りであることを知って乗っているようにも見える。この3号車のもう半分は元々ビュッフェだったスペースで、それを座席にリニューアルしている。構造上、天井の収納スペースは設けられて...第12回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~「にちりんシーガイア」のコンパートメントで快適移動

  • 芸備線「呑み鉄鈍行ちどり足号」に乗車

    このところ存続についていろいろと取り沙汰されている芸備線。何とか路線の存続と活性化を願うクラウドファンディングが行われ、その返礼品の目玉として三次~備後落合間に「呑み鉄」列車を走らせるというのがあった。一口1万円。クラウドファンディングというのに参加するのは生涯で初めてなのだが、一口乗ってみた。こういう運動はネットニュースやSNSで広がり、当初の目標金額だった200万円は早くもクリアした。列車は「呑み鉄鈍行ちどり足号」と命名され、9月24日に運転となった(画像はクラウドファンディングからお借りした)。その後、当日が近づくにつれて事前の弁当の予約案内や、当日の行程の案内などが配信された。また、前日の23日に庄原市内で行われたシンポジウムへの参加権もついていたのだが、この日は彼岸の中日ということで大阪に日帰り...芸備線「呑み鉄鈍行ちどり足号」に乗車

  • 第12回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~今回の舞台は「日南線」

    九州八十八ヶ所百八霊場めぐりは前回7月のお出かけで宮崎市の第38番・長久寺、第37番・香泉寺まで進んでいる。この次は第39番・潮満寺、第40番・西明寺という日南市の札所で、この九州一周の札所めぐりもいよいよ宮崎南部に入る。九州でも奥深いエリアに入っていくわけだが、広島からなら1泊2日ででも何ヶ所かずつ回ることができるそうだ。今回向かう2つの札所はいずれも日南線の沿線にある。第39番・潮満寺は油津駅、第40番・西明寺は南郷駅からそれぞれ徒歩で行けるようだ。九州八十八ヶ所百八霊場めぐりではマイカー、レンタカーの世話になることも多いが、今回は日南線の乗り鉄と絡めてみたいところだ。日南線に乗るのもずいぶん久しぶりである。出かけるのは9月9日~10日の1泊2日として、2つの札所をめぐることに加えて、いくつか条件をつ...第12回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~今回の舞台は「日南線」

  • 鳥取にて1泊、日本交通バスで大阪へ

    8月26日、広島から高速バスで米子まで移動して新たな米子駅舎を見物し、観光列車「あめつち」にて鳥取に到着。その気になればこの日のうちに大阪まで移動することもできたのだが、せっかく山陰の県庁所在地まで来たのだから鳥取で1泊とする。今回宿泊したのは駅近くのホテルアルファーワン。今回の行程、急に思い立ったようなところもあり、駅近くで手頃な料金のホテルの空きは少なかった。その中で全国チェーンの1室である。部屋はまずまずとして、今回は駅前での一献としてある店に入った。ところが期待外れ、そもそもの接客がどうかという目に遭い、わざわざ予約したにも関わらず最初の一杯に口をつけただけですぐに出て来た。何か、残念だなあ・・。ならばどこか別の店で仕切り直せばよいことだが、この時は「もうええわ!」と感情的になってしまっていた。今...鳥取にて1泊、日本交通バスで大阪へ

  • 観光列車「あめつち」にて鳥取へ

    話は8月下旬までさかのぼる。このたびリニューアルした米子駅舎と「がいなロード」の見物との組み合わせでいったん松江まで移動し、観光列車「あめつち(天地)」にて鳥取まで移動する。この「あめつち」、キハ47改造の列車で、本当にこの形式はいろんな車両に生まれ変わっている。同じような車両で山陰線の「○○のはなし」や、呉線の「etSETOra」などがある。「○○のはなし」の2号車は全席海向きの座席配置ということで趣が異なるが、その他は海側にカウンター席と4人がけのボックス席、山側には2人がけの向かい合わせの席が並ぶ配置である。それが列車によって全席普通車指定席とグリーン車指定席と差が出ている。後者だと「青春18きっぷ」では乗ることはできない。「あめつち」はグリーン車指定席ということで、松江~鳥取間の乗車券を別途購入し...観光列車「あめつち」にて鳥取へ

  • 「全員で勝った!!」オリックス・バファローズ見事リーグ3連覇おめでとう!!!

    どんぱーい!!おめでとう!!!歓喜歓喜!!!これで「全員で勝つ!!」、いや「全員で勝った!!」パ・リーグ3連覇おめでとう!!!20日は職場もそこそこに引き上げて(まあ、早朝から勤務というのもあったので)、NHKーBSでのテレビ桟敷観戦。バファローズファンならJ-SPORTSの大前一樹氏の実況が人気なのだが、私個人はあまり好きではないアナウンサーなので(個人的にはオールドスタイルの濱野派)、ここは落ち着いた実況と、梨田昌孝、井口資仁という双方にバランスの取れた解説を選択。さすがNHKは大一番を見放さなかった。試合はマリーンズが2対0と優位に進めていたし、バファローズの打線もさっぱりだったが、7回裏はこれまでの何か溜まっていたものを一気に吐き出すかのように一挙6点を奪い逆転した。2021年は全日程が終了した後...「全員で勝った!!」オリックス・バファローズ見事リーグ3連覇おめでとう!!!

  • 観戦記・バファローズ対イーグルス@京セラドーム大阪(いよいよ、優勝に近づいてきた)

    9月18日、バファローズはイーグルスに勝利してリーグ優勝へのマジックを「4」とした。これで、19日からマジック対象であるマリーンズに連勝すれば20日に本拠地での胴上げとなる。さてその前段として、9月17日~18日に関西遠征。このいずれかでリーグ優勝が決まる可能性があるとして2試合のチケットを押さえていたのだが、このところの成績のためリーグ優勝は最短で20日となった。ならばこの2連戦はどちらか片方だけでの現地観戦でもいいかという気になり(いや、熱心なファンなら優勝マジックがどうあろうと2試合観戦すべきとおっしゃるのだろうが・・)、結局関西の神仏霊場巡拝の道めぐりと組み合わせることにして、17日は京セラドームでの現地観戦、そして大阪市内に宿泊し、翌18日に神仏霊場めぐりで次のミッションとなっていた京都市街地に...観戦記・バファローズ対イーグルス@京セラドーム大阪(いよいよ、優勝に近づいてきた)

  • 米子駅がいなロード

    広島から高速バス「メリーバード」号でやって来た米子駅。この7月に駅舎がリニューアルされたばかりである。かつては昔ながらの国鉄の風情を残す重厚な建物だったが、南北自由通路「がいなロード」の新設も含めて新たな姿になった。昔は駅のホームでそばをすすり、「吾左衛門鮓」をぱくついたことがあったなあ・・。橋上駅ということでエスカレーターで上がる。エスカレーターでは顔や手を手すりの外に出さないよう注意する音声が流れるのだが、そのセリフが「顔や手を手すりの外に出したらいけんよ、危ないけん」と、こちらの言葉である。そういうことをするのは子どもが多いだろうから、母親や保育士さんが呼びかけるようである意味効果的かもしれない。合わせて、駅ビルとして「シャミネ」が入る。JR西日本の関連会社で、これまで松江、鳥取の高架下に店舗があっ...米子駅がいなロード

  • リニューアルした米子駅舎を見に行こう

    9月14日のプロ野球はタイガースの「アレ」で全国的に賑わったことである。私はタイガースやそのファン、そしてタイガース偏重の関西マスゴミが嫌いなのだが、今季のセ・リーグでの強さは際立っていた。カープもオールスター戦前後は一時首位に立つなどし、何とか食らいつきたいところだったが8月以降のタイガースはほとんど負けなしで一気に抜き出た。前週の甲子園での直接対戦、カープは3連勝が絶対条件だったが逆にタイガースが3連勝と圧勝。これには脱帽するしかない。それにしても、異動で関西を離れていてよかった。もし大阪勤務のままだったらマスゴミのバカ騒ぎにうんざりしてい、苦痛を感じたことだろう・・・(バファローズが連覇してもそんなことはなかったと聞く)。14日は体調が思わしくなかったので早めに帰宅し、仙台でのイーグルス対バファロー...リニューアルした米子駅舎を見に行こう

  • 日帰りツアーは庄原名物ガイドの独壇場で楽しませる・・・

    熊野神社、竜王山、大トチと庄原市西城町の自然スポットを回り終え、道中は名物ガイド・熊本隊長のトークが繰り広げられ、庄原観光推進機構主催の「比婆山おさんぽ登山」の日帰りツアーは市の中心部近くにある「食彩館しょうばらゆめさくら」に到着。帰りは備後庄原駅17時発の広島行き高速バスに乗るのだが、それまではお買い物タイムである。ここまで予定より順調に進んでいるということで、「ゆめさくら」で約50分のインターバルとなった。「ゆめさくら」には地元のさまざまな食材や土産物が並ぶ。また地元の酪農家の牛乳をベースにした乳製品やソフトクリームの販売もある。帰りに荷物になるなと思いつつ、私も米や地酒、地元産こんにゃくなど買い求める。比婆牛もロースからホルモンまでさまざまな部位が並ぶが、これはさすがに手が出ず、加工品にて一応買った...日帰りツアーは庄原名物ガイドの独壇場で楽しませる・・・

  • 庄原・竜王山への「おさんぽ登山」

    「イザナミ茶屋」での昼食、熊野神社への参拝を終え、この日帰りツアーのメインの目的地ともいえる竜王山山頂を目指す。竜王山の標高は1256メートルと決して低くはないが、その筋の方によれば初心者でも登りやすい山だという。本来の登山なら、熊野神社を出発して標高差600メートルを2時間ほどかけて登るそうだが(いや、登りやすいといっても600メートル上がりますやんか)、今回は「おさんぽ登山」である。この竜王山、標高1223メートルの位置に駐車場があり、そこから山頂までの標高差はわずか33メートル。これだとビルの7~8階を上がるくらいの高さである。その駐車場に向かうのだが、途中の山道はもちろんカーブが多く、時にはいったんバックしてハンドルを切り直さなければならないヘアピンカーブもある。以前、通常の大型観光バスで竜王山を...庄原・竜王山への「おさんぽ登山」

  • 比婆山麓の「熊野神社」に参詣、幻の魚「ゴギ」をいただく

    8月20日、芸備線「庄原ライナー」の応援企画として行われた日帰りツアー。庄原の名物ガイド「熊本隊長」が添乗する「比婆山おさんぽ登山」に参加している。比婆山といえば広島県から島根県、鳥取県境に綱らる山々で、それを「おさんぽ登山」と称するのだからそうしたスポットがあるのだろう。備後庄原駅をマイクロバスで出発し、近くのホームセンターで虫よけスプレーを購入した後、熊本隊長のガイドで庄原市の西城町へ向かう。沿線の見どころや、庄原市内に点在する鉱山、かつて世間を賑わせた「ヒバゴン」など、話のネタは続く。並走する芸備線にも触れる。9月にクラウドファンディングにより芸備線活性化のイベントとして、俳優の六角精児さんや鉄道ジャーナリストの杉山淳一氏らを招いてのシンポジウム、そして「呑み鉄列車」の運転が行われるのだが、地元・庄...比婆山麓の「熊野神社」に参詣、幻の魚「ゴギ」をいただく

  • 「庄原ライナー」で行く芸備線と自然を楽しむ夏のツアー

    このところ各地のローカル線の存続が話題になっている。自然災害が絡むものも多く、九州では熊本地震から7年を経て全線運転再開となった南阿蘇鉄道や、豪雨で鉄道による復旧を断念しBRTを導入した日田彦山線(ひこぼしライン)のニュースを目にした。一方で、肥薩線の八代~人吉~吉松間は依然として再開の目途は立っていない。そして中国地方では7月に線状降水帯が発生した影響で山陰線(長門市~小串間)、美祢線が現在も不通である。これらの路線も今後の行方は予断を許さないところだ。その中国地方において、自然災害とは関係なく存続が取り沙汰されるのが木次線、芸備線である。中でも芸備線の東城~備後落合間では営業係数が25000を超えるというありさま。国鉄末期に相次いで廃止されたローカル線でも営業係数は3000~4000程度だったとされる...「庄原ライナー」で行く芸備線と自然を楽しむ夏のツアー

  • 奈良16番「宝山寺」~神仏霊場巡拝の道・64(生駒山上も暑かった・・)

    8月13日、初盆供養と合わせての帰省の中の神仏霊場巡拝の道。まずは枚岡神社を訪ね、今回の目的地である宝山寺に向かうため、近鉄奈良線にて生駒に到着する。コンコースには、生駒にリニア中央新幹線の新駅を誘致する横断幕が掲げられている。リニア中央新幹線・・・東京から名古屋までの開通もどこぞの知事のせいで当初の計画から大幅に遅れる見込みだし(というか、本当に開通できるのか?)、その先の大阪まではルートすら決まっていない。京都と奈良の綱引きがある中で、生駒も新駅に名乗りを挙げているとは。だから、私個人の意見としては、駅が府県境をまたがっている「高の原」案・・・。さて本題。駅前の飲食店街を抜け、生駒ケーブルの鳥居前駅に向かう。鳥居前とは、かつてこの近くに宝山寺の一の鳥居があったことによる。近鉄が運行しているがこの線には...奈良16番「宝山寺」~神仏霊場巡拝の道・64(生駒山上も暑かった・・)

  • 大阪19番「枚岡神社」~神仏霊場巡拝の道・63(「枚」が「ひら」とは・・?)

    2023年の夏休みはこの5月に亡くなった父の初盆だった。事前に実家あてに寺からの盆供養の案内が来ており、家々の法要に回るのであらかじめ希望日を教えてほしいとのこと。大阪では数少ない高野山真言宗の新興寺院なのだが、葬儀で紹介されたのがきっかけで、いつしか檀家に組み込まれた模様である。8月11日~15日が私の休みということもあり、13日は混むだろうから12日をリクエスト。無事にお経を上げていただいた。これまで「お盆」といえば夏休みで帰省したり、あるいは旅行に出かける時季として過ごしたが、今年「初盆」を通して(飾りつけは実家にお願いしたのだが)、本来の意味の「盂蘭盆」を過ごすことができた。さて翌13日は1日フリーとなったので、1日出かけることにする。行くとすれば神仏霊場巡拝の道の続きである。前回のあみだくじで出...大阪19番「枚岡神社」~神仏霊場巡拝の道・63(「枚」が「ひら」とは・・?)

  • 第68番「正覚院別院薬師堂」~広島新四国八十八ヶ所めぐり(松本明慶作の薬師如来)

    広島新四国八十八ヶ所めぐりは広島市中区をいったん離れ、廿日市に向かう。第68番は正覚院別院薬師堂である。第66番、第67番と回った後で、八丁堀から広電宮島線にてそのまま廿日市まで乗車する。廿日市市は宮島も含めた周辺の自治体との合併で広い面積を有するが、廿日市駅・電停がある桜尾地区は宮島の対岸で、かつては三方を海に囲まれた桜尾城があった。毛利元就と陶晴賢の厳島合戦の時には毛利方の後方支援の拠点ともなったところである。福島正則の時に城は廃城となったが、廿日市は西国街道の宿場町として、また北前船の寄港地として賑わいを見せるようになった。これから目指す薬師堂は電停からもほど近いのだが、その途中に廿日市天満宮というのがあるので行ってみる。電車を降りた時、小高い丘の上に社殿があるのが気になっていた。石段を上がっていく...第68番「正覚院別院薬師堂」~広島新四国八十八ヶ所めぐり(松本明慶作の薬師如来)

  • 第67番「延命院」~広島新四国八十八ヶ所めぐり(原爆の業火)

    第66番・禅林寺を参詣後、同じ小町のすぐ近くにある第67番・延命院に向かう。寺の名前としては象王山普賢寺延命院と呼ぶそうだ。通信制の並木学院に隣接して一応山門がある。町の中の寺院ということで境内もコンパクトである。本堂もコンクリート造りで最近改装したように見受けられるが、表の扉じたい閉まっている。境内の一角に祠があり、ここに広島新四国の札がかかっているから、札所めぐりの人はこちらでお参りすれば十分というところか。延命院は江戸時代、空賢上人が紀州から来て開いたとされる。やはり、浅野氏が紀州から広島に転封されたのに合わせてのことで、周囲の寺院と同じように新たに干拓した地に形成された寺町の一つであろう。城下町の一角を寺院で固めるのは城郭の防御の目的もあったという。広島の場合、広島城を中心に見ると西に今も地名で残...第67番「延命院」~広島新四国八十八ヶ所めぐり(原爆の業火)

  • 第66番「禅林寺」~広島新四国八十八ヶ所めぐり(広島の茶人)

    8月6日の広島原爆の日を前に、広島新四国八十八ヶ所めぐりの続きで出かけることにする。7月30日のこと。今回は広島市の中心部に近い小町に向かう。まず訪ねるのは第66番・禅林寺。名前からして禅宗系の寺と推察され、八十八ヶ所のサイトを見るとはたして臨済宗妙心寺派とある。自宅最寄りの停留所からバスに乗り、平和大通りに面した放送会館前で下車する。白神社から改めて平和大通りを歩いてみると、街路樹の間に被爆者の慰霊碑が点在するのに出会う。この一帯は原爆の被害が大きかったところである。先般広島のテレビ番組で、戦時下の広島にあって、空襲による延焼を防ぐための「建物疎開」のために動員されていた女学校の生徒たちが被爆した悲しい歴史を取り上げていたのを見たばかりである。平和大通りの南に出る。店舗やマンションが建ち並ぶ中、所々にコ...第66番「禅林寺」~広島新四国八十八ヶ所めぐり(広島の茶人)

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