大林組(1802)は最大手ゼネコンの一角。関西発祥、首都圏でも大型建築・土木に実績。不動産開発や海外展開も。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は国内建設事業の順調な進捗や、海外土木事業における新規連結などにより増収・営業利益は国内の採算性の良い案件への入れ替え、追加請負金の獲得などにより増益・当期利益は営業利益の改善に加え、政策保有株式の売却が計画を上回る次期の業績予想は前年度...
M&Aキャピタルパートナーズ 超大型案件の反動…先行指標は好調
M&Aキャピタルパートナーズ(6080)は独立系M&A仲介会社。事業承継案件が得意で調剤薬局に強い顧客基盤。16年にレコフを買収。■業績・参考指標2024年9月期の業績は以下の通りです。・成約件数は前年同期比+29.2%と大きく増加し過去最高を記録・一方で売上・利益は前年の超大型案件の反動で昨対比減少次期の業績予想は増収増益。先行指標である契約負債、コンサルタントの採用は好調に推移しています。不満なので株主還元方針で...
アサンテ(6073)は住宅用シロアリ防除のトップ。東北、関東から関西まで営業網。農協との提携で業容を拡大。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は以下の通りです。・売上高は白蟻防除、地震対策が増加・増収及び人件費減少により増益新規防除は広告宣伝や提携先経由の申込が増加しています。また南海トラフ地震臨時情報が発表されたことにより顧客の防災意識が上昇しているようです。労務費は人員減少の影響ですが、1人当たり売...
キャリアリンク 一部案件の落札価格の低廉化等が気になるところ
キャリアリンク(6070)は官公庁関連や大手企業向けビジネスプロセスの業務請負、人材派遣が柱。食品加工分野も拡大。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は以下の通りです。・売上高は当初の業績予想を下回るも、営業利益以下の段階利益は計画を達成これは一部案件の落札価格の低廉化等による失注や応札見送り等によるものです。一方で受注案件の収支管理の強化と販管費の効率的運用により利益は期首予想を上回りました。なお経済...
イー・ガーディアン(6050)は動画や掲示板の投稿監視、サポートに強み。サイバーセキュリティ育成。チェンジHDの子会社。■業績・参考指標2024年9月期の業績は以下の通りです。・売上高、営業利益ともに修正計画未達・既存顧客の案件獲得数が増加、収益体質が改善チェンジGとの取り組みを実施しています。チェンジGのグループ外への外注業務を当社に移管しており、次期で更に拡大させます。また、EG顧客への共同提案を実施し、今後...
WOWOW 4Kチャンネル「WOWOW 4K」の放送サービス終了
WOWOW(4839)は日本初の民間衛星放送会社。BS、CSに有料番組提供。スポーツ、音楽、ドラマ自社制作に注力。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は以下の通りです。・売上高は会員収入は減収も、映画事業などのその他収入が増加し、増収・経常利益は増収により増加・当期利益は4Kチャンネルの放送サービス終了、システム開発中止による減損損失を計上通期の業績予想も上記要因を受けて修正を行っています。当期利益はゼロ、配...
早稲田アカデミー(4718)は首都圏の中学、高校受験に強い集団指導塾「早稲田アカデミー」が主力。個別指導にも本腰。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は以下の通りです。・受験学年を中心とする塾生数増加により、売上高は前年同期比+6.2%・売上高伸長に加え、各種費用を統制し、営業・経常利益とも増益着地通期業績予想は変更なし、達成見通しとのことです。配当は創業50周年の記念配当10円の実施が決まっています。来年には...
ダスキン(4665)は清掃用具レンタルが主力。ミスタードーナツは全国約1000店舗を展開。モスフードと提携。■業績・参考指標2024/11/5に業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせを公表しています。訪販グループの想定を上回る原材料高騰や物流費用上昇により、減益となっています。ミスドのフードグループは売上高、利益ともに上振れしているようですが吸収できませんでした。配当予想は業績の下方修正に伴い、126円から100円の...
オリエンタルランド(4661)は入園者数世界有数の東京ディズニーランド・シー運営。ホテル、商業施設含めたリゾートを展開。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は以下の通りです。・ホテル事業の売上高の増やテーマパーク事業のゲスト1人当たり売上高の増加により増収・各コストの増により減益人件費やファンタジースプリングス開業などに伴う減価償却費の増加などが響きました。入園者数は期初予想より下回りました。これは旅行...
理研ビタミン(4526)は食品原料・改良剤、化成品が収益源。海藻、ドレッシングで家庭用展開。機能性食品向けに傾注。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績サマリーは以下の通りです。前年より利益率は低下も、業績予想を上回る着地となっています。・国内食品事業および海外事業は増収も、コスト増により減益・国内化成品その他事業は販売数量増加により増収増益国内食品事業の商品別で見るとわかめスープが苦戦しているようです。...
キャピタル・アセット・プランニング 業績回復傾向も売上原価の低減が喫緊の課題
キャピタル・アセット・プランニング(3965)は生命保険向けシステム開発が主。銀行・証券向けに相続・事業承継の資産管理システムなど育成。■業績・参考指標2024年9月期通期の売上高は過去最高を更新しました。変額個人年金保険等、新商品開発に伴う生保向けシステム受託開発が好調に推移しました。一方で外注費・労務費等の売上原価が上昇し、販管費も生成AI関連の研究開発費が増加しています。これにより営業利益は前年比で8.4...
山喜(3598)は紳士用ドレス・カジュアルシャツ大手。夏季集中で利益は上期偏重。バングラなど海外生産強化。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は減収、減益。2024/10/29に海外連結子会社の生産事業再編による特別損失計上見込みとのリリースを公表しています。タイヤマキカンパニーリミテッドの生産ラインを閉鎖し、ラオヤマキカンパニーリミテッドに移管します。再編理由は生産工場としての競争力低下による収益悪化によります...
ホギメディカル(3593)は医療用不織布首位。手術に必要な消耗品を一括提供するプレミアムキットが主柱。四半期配当。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は以下の通りです。・売上高はプレミアムキットは成長も、キット全体では伸び悩み、前期比ほぼ横ばい・営業利益は円安による原価悪化、棚卸資産の廃棄・評価損により減益・当期利益は政策保有株式の売却益により増益24年7月に総額116億円、発行済株式総数の11.2%の自己株式取...
力の源ホールディングス(3561)は博多ラーメン店「一風堂」が柱。フードコート、ラーメンダイニング等の業態も。海外展開強化。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は以下の通り。・売上高は、前年比11.6%増、コロナ前比12.4%増とQ2で過去最高を達成・営業利益は、前年比7.6%減 - 国内は国内は安定に推移している - 海外は人件費等の高騰に対する価格転嫁や新店の遅延・人流の変化・景気の冷え込みなどで減益株価は下がり続け...
トリドールホールディングス(3397)は低価格うどん「丸亀製麺」展開。居酒屋や香港で上場のヌードル「タムジャイ」も。アジア積極出店。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は丸亀製麵の増益で連結では最高の事業利益となりました。しかし海外事業の不採算店舗の減損計上や一過性費用の計上により営業利益は計画を下回りました。これが影響し、通期の業績予想も下方修正しています。海外の状況です。タムジャイは香港の業績が回復...
東急不動産ホールディングス 100株ではダメ? &タカラトミーの巧妙な罠
東急不動産ホールディングス(3289)は東急系の総合不動産大手。ビル賃貸が利益柱。リゾート開発や再エネ、老健施設など業容多彩。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は以下の通り。・営業利益505億円(対前年同期△75億円)・中間純利益*251億円(対前年同期△133億円)・マンション分譲・売買仲介・ホテル事業の好調の一方で、アセット売却益減により対前年同期減益通期の業績予想は不動産売買・ホテル・賃貸事業の好調を見込み上...
ヨシックスホールディングス(3221)は名古屋地盤の居酒屋チェーン。すし居酒屋など多業態展開。設計から建築まで自社で手がける。■業績・参考指標2025年3月期2Qは前期比で増収増益でした。売上高は店舗数の増加、既存店の売上高の増加で増加しました。客単価自体は大きな上昇はなかったものの、来店客数が増加したことが効きました。食材価格の高騰は仕入れ先の工夫と価格改定でカバーしました。原価率は低減しているということな...
チムニー(3178)は居酒屋「はなの舞」を展開。若者向け「魚星」、焼き肉「牛星」育成。施設内食堂運営も。やまや傘下。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は未達で下方修正しています。要因は既存店売上高実績が計画数値を下回ったことによります。また、コスト増、投資有価証券評価損192百万円の計上による影響もあります。通期は2Qの業績下方分のみを織り込み、下期の予想数値は据え置きしています。上期出せなかった成果を下...
エー・ピーホールディングス(3175)は都内中心に居酒屋「塚田農場」等を展開。自社農場で地鶏を育成するなど生産・販売の直結が特徴。■業績・参考指標2025年3月期2Qの業績は7期ぶりに営業利益が黒字化しました。中食事業が引き続き好調でした。生産流通は5期ぶりの黒字化を達成していますが、海外は赤字幅が縮小もまだ大きいです。通期の業績予想は据え置きされています。これは年末と3月期末の繁忙期に大きく需要が伸びるためで...
八洲電機(3153)は日立系商社。鉄鋼など工場や鉄道、企業向けに電気機器納入。設置工事まで一括提供。期末偏重。■業績・参考指標2024/12/18に2025年3月期の通期業績を上方修正しています。要因は以下の通りです。・プラント事業:石油・化学分野の半導体製造に関連する企業の電源設備付帯工事案件が追加・産業・設備事業:公共関連の電気設備工事案件や交通事業にて受変電設備工事案件などの収益性向上これにより配当予想を32円か...
マツキヨココカラ&カンパニー 「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」のアップデート
マツキヨココカラ&カンパニー(3088)は都市型ドラッグストアの草分け。PBや化粧品、医薬品に強み。21年10月にココカラと経営統合。■業績・参考指標2025年3月期2Qの決算概要は以下の通り。・新型コロナウイルス関連商品の反動減はあったが、重点戦略が最適に機能し増収・人的資本、システム開発等への投資により増加した販管費をコントロールし営業利益増益HPを見ていて興味深かったのが↓「資本コストや株価を意識した経営の実現...
ゴルフ・ドゥ(3032)は中古ゴルフクラブ等の専門店を運営。新品の取り扱いも。直営店は首都圏が中心。FCも展開。■業績・参考指標2025年3月期2Qは前期比で+1.8%の増収、粗利は+3.5%。営業利益は△33百万円から1万円に黒転しています。通期の業績予想は1Q時点で営業外損益を下方修正し、以降はそのままです。この業績、増減比率では特段言及することはありません…■株主優待権利確定月:3月末日・9月末日①優待割引券100株以上 1枚5...
キューブシステム(2335)は金融、流通、通信向けのシステム構築が主力。プロジェクト管理能力に定評。■業績・参考指標2025年3月期2Qは前期比で売上高は横ばい、営業利益は減益となっています。減益要因は人件費増加、生産体制拡大への投資によるものです。親会社利益はDC(確定拠出年金)導入による退職給付制度改定により増加しています。(特別利益3.5億円を計上)通期の業績予想は上記をもとに上方修正しています。なお、2025...
名糖産業(2207)はチョコやバウムクーヘンなどの菓子が主力。製薬が発祥事業、現在は酵素中心に化成品を拡大中。■業績・参考指標2025年3月期2Qは前期比で増収増益。売上高は子会社化したおいもやの純増分もあり増加しています。営業利益は増収や商品内容量変更・価格改定効果、子会社の業績好調等で大幅増です。おいもやの利益純増分は2.5億円なので中々のものです。親会社利益は有価証券売却益の計上もあり、これまた大幅に増加...
キャンディル 株主優待の基準日変更&配当は期末一本化
キャンディル(1446)は住宅や商業施設等の補修・点検会社。サカイ引越センターと資本業務提携。全国に技術者配置。■業績・参考指標2024年9月期は前期比で増収減益、営業利益は想定より下振れて着地しています。減益は人件費の増加、原価高騰によるもので、増収で吸収できませんでした。サカイ引越社とのシナジーは想定通りに発現していません。目標売上高6億円に対して3.1億円と大幅な未達です。引越付帯サービスや人材交流の促進...
高島屋(8233)は東京、大阪など全国展開する老舗百貨店。シンガポール店とSC子会社・東神開発の寄与大きい。■業績・参考指標2025年2月期の3Q業績はまずまず。通期の計画達成はある程度見込める状況です。これは堅調な国内顧客売上高が下支えしつつ、インバウンド売上高も好調なことに起因します。とはいえインバウンドも限界が見えていますし、持続可能な成長は国内に掛かっていると考えます。あまり大きな期待はせず、優待を使い...
ジンズホールディングス(3046)は均一料金のアイウェア(眼鏡)販売「ジンズ」ブランド展開。ロードサイドの店舗を拡大中。■業績・参考指標2024年8月期は国内事業のオペレーション改善で過去最高益を実現しました。海外は減益となりましたが、国内がカバーしました。商品在庫も低位に抑えることができています。これはキャッシュ創造に重要なことで、在庫管理の精緻化が奏功しています。次期は成長のためのコスト増を見込みながら...
今年も福袋を購入しましたので報告します。福袋の購入基準は基本的に優待と同じで、無理せず自家消費できることです。とはいえ、この記事の存続が危ぶまれる程の件数となっています…■タリーズコーヒーハッピーバッグ 5,000円・限定トートバッグ・ブラジル ファゼンダバウ レッドブルボン100%(粉)140g・シングルサーブ5種 アソートBOX・アサイー&ヨーグルト ソフトキャンディ・干支ミニテディ(巳年)※3種のうちいずれか1個・...
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 いつの間にか合併(しかも消滅している)
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人は三井不動産をスポンサーとする物流施設REIT。主な投資対象は物流施設だが、PFの20%以内でデータセンター等のインダストリアル不動産にも投資する方針。買付日 : 2019年5月数量 : 1口取得単価 : 81,352円2024年11月1日に当投資法人(MFLM)とアドバンス・ロジスティックス投資法人(ADL)が合併しました。私はADLを保有していたのですが、MFLMが吸収合併存続法人となっています。割当...
2014年にスタートしたNISA(少額投資非課税制度)。2025年の新NISA活用の前に、今までの振り返りと今後の戦略について検討します。■利用証券会社SBI証券国内株式はSBI証券をメインで活用しており、NISAも同証券会社を利用しています。新NISAでも継続利用しています。■NISA 今までの投資戦略国内株式・REITを対象に、①高配当、②中配当+株主優待、③その他に投資しています。①をメインにスタートしましたが、途中②が増えました。新NI...
2024年のふるさと納税を振り返ってみます。23年の制度変更と物価高により、明らかにお得度は下がっています。とはいえやらないよりはということで、(私にとっての)生活必需品が多めのチョイスになっています。①長崎県(記事はこちら)14,000円 【波佐見焼】ナイトガーデン軽量ポット急須相方が愛用しています。これは正解でした(^^)/②北海道赤平市(記事はこちら)24,000円 エリエール 箱ティッシュ 計50箱 なまらたっぷりまだ...
あけましておめでとうございます(=゚ω゚)ノ今年もよろしくお願いします!今年は巳年ですね。私はRYUですが、生まれは巳年、今年は年男です。毎年、新年のブログにその年の抱負を書くことにしています。ちなみに昨年の抱負はリンクの通りです。振り返りをしつつ、今年の抱負を入れるスタイルでいきます。2024年の投資は新NISAを活用しました。成長投資枠は年間投資枠を使い切り、つみたて投資枠は月5万円としています。今年もこの方針...
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大林組(1802)は最大手ゼネコンの一角。関西発祥、首都圏でも大型建築・土木に実績。不動産開発や海外展開も。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は国内建設事業の順調な進捗や、海外土木事業における新規連結などにより増収・営業利益は国内の採算性の良い案件への入れ替え、追加請負金の獲得などにより増益・当期利益は営業利益の改善に加え、政策保有株式の売却が計画を上回る次期の業績予想は前年度...
ビーアールホールディングス(1726)は極東興和が中核。中国、関西地盤のPC橋梁大手。M&Aで関東、東北へエリア拡大し全国化。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は設計変更による増額契約の獲得が次期に持ち越しとなり公表比減・営業利益は上記要因により減益次期は大型工事の進捗が順調に進むと見込んで若干の増収増益計画です。売上高は+1.0%、営業利益は+2.4%と本当に若干です(苦笑)配当も当期、...
安藤ハザマ(1719)はダム、トンネルなど大型土木に定評ある準大手ゼネコン。建築主力の安藤建設を13年に吸収合併。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通りです。・売上高は工事が概ね想定通りに進捗し、前期比・予想比ともに増加・営業利益は建設工事の採算性が向上し、前期比・予想比ともに大幅に増加・当期利益は政策保有株式縮減に伴い特別利益を計上次期の業績予想は増収減益。粗利率の悪化、販管費の増加によるもので...
石油資源開発(1662)は原油・ガス開発専業。国内の天然ガス田操業が基盤。カナダ・重質油事業は売却。再エネにも注力。■業績・参考指標2025年3月期の業績は以下の通り。・営業利益+67:海外原油、液化天然ガスの販売量の増加・経常利益△45:為替差損益の悪化(前期76億円差益から当期18億円差損へ)・当期純利益+274:投資有価証券売却益の計上次期は原油価格の下落や投資有価証券売却益の剥落があり、減益予想です。イスラエルと...
スギホールディングス(7649)は持株会社傘下に業界大手の「スギ薬局」。東海が最大地盤。24年9月に調剤大手のI&Hを買収。■業績・参考指標I&Hは調剤事業を中心とした総合ヘルスケア企業です。2024年9月にM&Aにより子会社化しています。この子会社化により376店舗を取得し、さらに130店舗の新規出店等を実施しています。業績推移を見ると売上高の伸びは大きいですね。一方で利益成長は今年度から次年度は大きく伸長する計画ですが、...
北の達人コーポレーション(2930)は化粧品や健康食品のネット通販。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や目元クリームが主力商品。■業績・参考指標2025年2月期のエグゼクティブサマリーは以下の通り。・売上高、営業利益は概ね修正業績予想通り・4Qの新規顧客獲得人数は一部商品で改善の兆しが見られ、回復傾向に・FY2025途中から商品ラインナップの拡充に向け、商品企画に注力・2025年7月末までに中計を公表予定次期の業績予想は減...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社11社。M&A推進。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高は過去最高額を記録も、予算未達で着地・粗利は増収により増加も、価格競争のなか粗利率は-0.2%・販管費は予算内執行も、営業利益・経常利益は前年・予算を下回るという訳で、上記の文章は全て○○も、…という構文になりました。つまり、良いところもあったが...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。全店舗の約8割に調剤併設。ツルハHDと経営統合協議中。■業績・参考指標ツルハとウエルシアの経営統合の概要は以下の通りです。①2025年5月頃イオンによるツルハHD株式の追加取得持分比率19.7%→26.8%②2025年12月ツルハHD・ウエルシアHDによる株式交換効力発生③2025年12月上旬~2026年1月(予定)イオンによるツルハHDへのTOBイオンのツルハに対する持分比率:5...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・顧客単価の上昇を伴い増収、既存店の回復も顕著・原価上昇も、直営店舗の売上構成比が増加したことにより、粗利率は上昇・管理コストの上昇は継続も、増収の範囲内で推移会社別で見ると、日本レストランシステムの増益が目立ちます(+50.9%)。次期も増...
アークランズ(9842)は新潟地盤のHC「ムサシ」が中核、20年にLIXILビバ買収で業界5位に。傘下に外食子会社。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・住関連は増収、微減益・外食事業は増収増益・投資有価証券売却益により当期利益は増加住関連の売上高増はフレッシュハウスの子会社化及び新店が寄与しました。外食事業ではからやまの好調が継続しています。次期の業績予想は増収、経常利益は減益。住関連は大型のホ...
ジュンテンドー(9835)は中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・気候変動による季節商品への影響や物価上昇での節約意識の高まりによる買い控え等により減益・粗利の増加と経費の抑制により営業利益は増加・特別利益の減少と特別損失の増加により、当期純利益は減益コロナ禍の特需が終わってからは、ほぼ右肩下がりの...
オンワードホールディングス(8016)はアパレル大手。百貨店、SC向けに展開。「23区」「J.プレス」など、中高価格帯ブランド軸。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高はブランド事業が好調に推移し増収・旧年品在庫高の調整により粗利率は低下、店舗運営効率化により販管費率は低下・営業利益は減益も、繰延税金資産の計上等により親会社利益は増益、計画達成昨年10月から新規連結対象となったウィゴー事...
ハイデイ日高(7611)は中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」主力。首都圏の駅前・繁華街立地で展開。直営出店主義。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・5月、12月の価格改定後も来店数が堅調に推移し、増収・原材料高騰(米、キャベツ等)、人件費の増加等を増収で吸収し、増益次期の業績は値上げ効果が一巡してきますが、一定の効果は見込めます。原価率は前期並みとし、増益を目指します。“Hiday Challenge”...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・対計画では、売上収益と粗利率は未達も、経費コントロールでコア営業利益は達成・営業利益以下はMCファッション買収に伴う負ののれん益が支えに・アパレルブランドの一部はMD課題を残すも、デジタルとプラットフォーム事業でリカバリ前期は決算期変更に伴う11ヵ月決...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・期末の店舗数は81店舗(前期比+1)・既存店の業態転換を進め、新業態「もつ焼き酒場てけてけ」を9店舗まで拡大・増収増益、当期利益の黒転を達成もう少し規模拡大しないとダメなレベルですが、新規出店は進んでいません。立地の慎重な選定と...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・国内事業はEC堅調に推移も、SCブランドの苦戦や不採算整理により減収・販管費コントロールも、粗利減少をカバーしきれず・中国事業における持分法による投資損失24.3億円の影響により当期利益は赤転中国は合弁事業の株式譲渡を実施しています。これ...
セブン&アイ・ホールディングス(3382)は国内流通首位。日米コンビニ核にスーパー、外食、銀行等。23年百貨店売却など選択と集中推進。■業績・参考指標2024年2月期は修正計画を達成しています。前期比では国内外コンビニともに減益です。またSEI不採算店閉店($375M)やラストワンマイル戦略再構築に伴う損失等を計上しています。当社の注目点は今後のコーポレートアクションですね。まずは株主還元を強化します。配当は次期に+1...
DCMホールディングス(3050)はホームセンター業界2位。「DCM」や「ホダカ」、小型店「ニコット」を展開。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・売上高は過去最高、営業利益、経常利益も過去最高を更新・親会社利益は前期の段階取得差益の影響を除いた場合は34億円の増益これはケーヨーとの統合により事業規模が拡大、収益性が向上したことが効いています。販管費も統合による削減効果を含め、計画比2.8%抑えることが...
ハブ(3030)は首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。MIXIと資本業務提携。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・年商は5年ぶりの100億円超・既存店前年比は売上・客単価が堅調に推移するも、客数は前年を下回る結果・増収と営業利益の増益、繰延税金資産の計上により当期利益も増益商業施設、駅、空港などに出店を進めています。そのうえで地域に根差したスポーツ・事業等と協業することで...
アダストリア(2685)はSC軸に「グローバルワーク」等カジュアル衣料展開。フォーエバー21も。傘下に外食ゼットン。■業績・参考指標2025年2月期の売上高は過去最高となりました。一方で営業利益は計画未達、減益となっています。減益の要因は粗利率の悪化、海外事業と飲食事業のグループ会社の業績不振です。対応策は手早く、飲食子会社は新規出店抑制などによるコスト改善、米国事業は撤退します。米国事業から撤退し、東南アジ...
チムニー(3178)は居酒屋「はなの舞」を展開。若者向け「魚星」、焼き肉「牛星」育成。施設内食堂運営も。やまや傘下。■業績・参考指標2024年3月期は営業利益、当期利益ともに黒転しました。とはいえコロナ禍前と比べると売上高は6~7割程度の回復にとどまっています。当然店舗数も減少しているのでしょうが、どことなく物足りなさを感じます。他社と比較するとインバウンドの売上を取り切れていない印象です。アピール不足なだけ...
マツキヨココカラ&カンパニー(3088)は都市型ドラッグストアの草分け。PBや化粧品、医薬品に強み。21年10月にココカラと経営統合。■業績・参考指標2024年3月期の業績に特段コメントはありません。ここまでは統合後のシナジーを創出し、順調に成長していると思います。ただし、25年3月期の業績予想は売上高で約+3%、経常利益で約+1%と成長の鈍化を感じます。インバウンドの改善と統合シナジーが一巡したとすると、次の成長戦略...
JFLAホールディングス(3069)は乳製品などの生産・加工や国内外で食品卸。外食も。積極買収で拡大したが、「牛角」等は売却。■業績・参考指標地域経済活性化支援機構(REVIC)による支援を獲得しています。これによりA種種類株式による増資20億円、取締役2名を含む経営人材の提供を受けています。コア事業への選択と集中として、不採算事業の売却等を進めています。連結対象子会社の数は51社→38社→33社と絞り込みしていますね。24年...
双日(2768)は総合商社。03年に日商岩井とニチメンが統合。自動車、航空、肥料に強み。持分で鉄鋼、LNG。■業績・参考指標2024年3月期当期純利益の実績は1,008億円、通期見通しに対し達成率は101%でした。基礎的営業CFは堅調に推移、キャッシュを伴った収益を創出しています。PBRは24/3/21に1倍超を達成していますが、今は1倍割れですね。1倍超の常態化を目指しています。キャッシュフロー・マネジメントでは基礎的CFは6年間累計...
円谷フィールズホールディングス(2767)は遊技機の企画開発、販売が軸。「エヴァ」シリーズ著名。円谷プロ、映像制作等コンテンツ事業も。■業績・参考指標2024年3月期のトピックスは以下の通りです。・売上高はPS事業セグメントの販売が好調に推移・持分法適用関連会社としたダイコク電機に関する投資利益が増加・ソフィアの買収により生じた負ののれん発生益コンテンツ&デジタル事業セグメントは増収減益。新商品発売をにらみ現...
エディオン(2730)は家電量販上位。中部、西日本が地盤。12年に店舗名を「エディオン」に統一。リフォームにも強い。■業績・参考指標PLは置いておいて、気になった点をピックアップします。2023年9月にプロサッカーチームのサンフレッチェ広島を連結子会社としています。クラブ設立時からスポンサーでしたが、まさかの展開!また家電に次ぐ第2の柱としてリフォーム事業に注力していますが、ここでもM&Aを実施しています。CFを見て...
エムスリー(2413)はソニーG関連会社。医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験等周辺分野開拓。■業績・参考指標24年3月期はCOVID関連以外の通常事業の売上は+11%の成長となりました。一方でCOVID期の一時的需要の剥落や製薬会社のコスト圧縮、海外治験事業の減速で減益となりました。これまで毎年10件程度のM&Aを実施しています。FY23はトータルで10件、FY24も当直連携基盤とメドケアの買収をすでに完了してい...
寿スピリッツ(2222)は菓子大手。土産やギフト用軸に地域限定菓子製販会社多数、「ルタオ」「フランセ」など抱える。■業績・参考指標24年3月期はすべての指標で前期を上回り、過去最高値を更新しました。インバウンド対策の強化や新ブランド出店、商品価格の改定が奏功しました。インバウンド売上は4Q単で初めて20億円を突破するなど好調です。またシュクレイが3つの新ブランドプロデュース、好立地への新規出店等で成長を牽引し...
名糖産業(2207)はチョコやバウムクーヘンなどの菓子が主力。製薬が発祥事業、現在は酵素中心に化成品を拡大中。■業績・参考指標2024年3月期の営業利益は増益となりました。原材料価格の高騰が続いていますが、増収や商品の内容量変更・価格改定により利益を確保しました。一方で粉末飲料部門や子会社にて固定資産の減損22億円を実施し、当期利益はマイナスとなりました。さて当社のPBRは0.6倍程度で推移しています(当社資料によ...
大林組(1802)は最大手ゼネコンの一角。関西発祥、首都圏でも大型建築・土木に実績。不動産開発や海外展開も。■業績・参考指標2024年3月期は減益も計画は上回って着地しました。八重洲を含む複数案件での損失引当や海外での貸倒引当により費用が増加しました。一方で国内土木や海外での手持工事の大幅な利益改善が大きく奏功しました。長期安定配当の維持を第一に、自己資本比率(DOE)を3%程度から5%程度に引き上げています。...
ビーアールホールディングス(1726)は極東興和が中核。中国、関西地盤のPC橋梁大手。M&Aで関東、東北へエリア拡大し全国化。■業績・参考指標2年連続の増収、3年ぶり増益となっています。推移をまとめて興味深かったのがFCFの動きです。なんと過去5年間、ずっとFCFはマイナスです。営業CFもほぼマイナス。これは受取手形・完成工事未収入金等の増加によって運転資本が悪化しているのでしょう。この状態だとCashが必要になりますね...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社10社。■業績・参考指標2024年2月期は人件費の上昇等により販管費は増加したものの、既存店の好調や単価上昇により伸長。増収・2桁増益での着地となりました。次期も増収増益を見込んでいます。当社は安定的に成長はしていますが、ROEは6%台、PBRは1倍割れです。成長投資(特にM&A)による利益水準の向上を第一義に、ROE8%の実現を目指...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。調剤併設、24時間営業に強み。ツルハHDと経営統合協議開始。■業績・参考指標2024年2月期は調剤が好調でしたが、コロナ関連需要の反動減の影響で増収減益でした。次期は増収増益増配を見込んでいます。さて色々あった当社ですが気になる点をピックアップしておきます。・WAON POINTを中心としたポイントサービスへ移行ま、これは早々にやるべきことだったので...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標24年2月期の売上高は顧客単価の上昇を伴い、前年比で大きく改善しました。原価上昇も直営店舗の売上構成比が増加したこともあり、粗利率は上昇しています。管理コストの増加は増収に伴うコストコントロールの範囲内で推移しています。ブランド別でみると、ドトールとエクセルシオールの伸びが+2...
オンワードホールディングス(8016)はアパレルメーカー大手。「23区」「自由区」など、中高価格帯ブランド軸。百貨店向け中心に展開。■業績・参考指標2024年2月期の営業利益は2008年度以降で最高益となっています。要因は増収とグローバル事業構造改革の成果、商品サプライチェーン効率化等によるものです。2025年2月期は引き続き営業利益で最高益の更新を目論んでいます。前提は以下の通りです。・売上高:国内事業は堅調、海外...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標「事業計画及び成長可能性に関する事項」から気になる点をピックアップします。・24期で不採算店の撤退を完了し、てけてけ及び新業態を緩やかに出店・新規出店とともに既存店強化の取り組みによりトップラインの回復を図る・トップラインの回復と徹底したコスト管理により、26期に...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2024年2月期のサマリーは以下の通りです。・国内事業は粗利は増加も、販管費の増加をカバーしきれず、減益・海外事業は中国事業は回復も、米国事業のマイナス響く当初は現中計で3年をかけコロナ後の新常態を確立し、再び成長軌道に乗せる計画でした。しかし、国内外の業績苦戦を受け、飛躍...
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標損益の推移をみていると2024年2月期で辛うじてプラスに転じています。と思っていたら、これが上場後の最高益なんですね。なんかすみません…店舗は2018年2月期に149店舗ありましたが、111店舗まで減少しています。関東の店舗も随分と減りました。まあ現状で地域を分散するより...
イオンモール(8905)はイオンのショッピングセンターや商業施設を開発・運営。海外は中国やベトナムなどで展開。■業績・参考指標中計数値の見直しを行っています。これは初年度である2024年2月期に回復が遅れ、営業利益で121億円の未達で着地しています。直近数年間は計画乖離が続いており、次年度以降はトレンド、リスクシナリオを加味しての見直しです。推移でみても売上高は伸びていますが、利益は減少トレンドです。今後の海...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2024年2月期は決算期変更に伴う11ヵ月決算でした。そのためPLよりもBS・CFにフォーカスを当ててみたいと思います。[BS]当期より永久劣後ローンの借換えを本格始動させています。これに伴い50億円が資本から借入金に振り替わったものの、D/Eレシオ1倍以下に改善。商品在庫の資金化は下期で大きく進展、ただ...