スギホールディングス(7649)は持株会社傘下に業界大手の「スギ薬局」。東海が最大地盤。24年9月に調剤大手のI&Hを買収。■業績・参考指標I&Hは調剤事業を中心とした総合ヘルスケア企業です。2024年9月にM&Aにより子会社化しています。この子会社化により376店舗を取得し、さらに130店舗の新規出店等を実施しています。業績推移を見ると売上高の伸びは大きいですね。一方で利益成長は今年度から次年度は大きく伸長する計画ですが、...
2024年12月末のポートフォリオ パフォーマンス苦戦の要因 &年末挨拶
2024年12月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 39,894.54円月間で1,686円(4%)高となりました。FRBの利下げペース減速観測から円安が進行し、輸出株の追い風となりました。自動車業界の自社株買いやROE引上報道を受けて、資本効率の改善を期待した買いが膨らみました。私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+1.6%、年初来損益で+7.6%となりました。日経平均の年間の上げ幅は6,430円(19%...
神奈川県寒川町 キリン おいしい免疫ケア 睡眠 100ml×30本
2024年12月に神奈川県寒川町にふるさと納税を実施しています。神奈川県寒川町のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は16,000円の寄付を行い、「キリン おいしい免疫ケア 睡眠 100ml×30本」を選択しました。相方が寝つきが悪いというのでこちらを選んでみました。(優しさアピール)クール便で届いています。やむを得ないことですが、月曜日に到着とか辛いです。延長が水曜日までしかできず、仕事をぶった切って受け...
大庄(9979)は居酒屋大手。大衆割烹「庄や」「日本海庄や」などを首都圏軸に全国展開。卸売り、運送を育成中。■業績・参考指標2024年8月期は前期比で増収増益、利益は営業利益以下の各段階で黒字化しています。主力の飲食事業の回復はもちろん、卸売・ロジスティクス事業も貢献しました。他に目に付いたのは投資有価証券売却益で11銘柄を売却しています。これは財務健全化として有利子負債の圧縮、自己資本の積み増しを図る動きと...
ミニストップ(9946)はイオン系コンビニ。関東、東海地区が地盤。ファストフードに強み。海外縮小し国内に集中。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比で増収減益(利益は赤転)です。既存店日販は伸長しましたが、人件費の増加を吸収するに至りませんでした。またベトナム事業も経年で赤字が縮小していましたが、今年は赤字幅が拡大しています。利益減少の要因の一つに経営指導体制/本部改革・マネジメントシステム改革の遅れが...
吉野家ホールディングス(9861)は牛丼の老舗、国内2位。収益柱「吉野家」と「はなまるうどん」展開。海外は米、中、東南アで展開。■業績・参考指標2025年2月期2Qは増収減益。前期比で売上高は既存店売上高の伸長および店舗の純増により増加しました。営業利益は先行的な賃上げおよびユニフォーム切替、M&A費用により減少しています。通期の業績予想に変更はありません。2024/12/25にキラメキノ未来社の子会社化を発表しています。...
アークランズ(9842)は新潟地盤のHC「ムサシ」が中核、20年にLIXILビバ買収で業界5位に。傘下に外食子会社。■業績・参考指標2025年2月期2Qの前期比は増収増益、計画比は増収減益です。とはいえ、計画比ではほぼオンスケです。もと外食事業の株主としてはどうしてもそちらの印象が強いのですが、大きいのは小売事業です。売上高は小売が約1,300億円のところ、外食は260億円程度です。営業利益は小売49億円、外食32億円でそんなに違...
日本BS放送(9414)はビックカメラ傘下で無料のBS11を放送。アニメや韓国ドラマなどに強み。傘下に出版社も。■業績・参考指標当社は1999年にビックカメラが衛星放送の番組及び普及に関する調査研究を目的として設立されています。どこかから買った事業と思っていたのですが、違ったのですね。BSは地上波系列と独立系に分かれます。独立系は当社とBS12(三井物産)、BS松竹東急、BSJapanext、BS吉本があります。決算説明会資料では...
2024年12月に福井県坂井市にふるさと納税を実施しています。福井県坂井市のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は4,000円の寄付を行い、「焼き鯖めんたい寿司1本 約330g」を選択しました。越前三国湊屋は福井県名物「焼き鯖寿司」発祥の店だそうです。年末か年始にいただく予定でまだ開封していません。そのためJREのふるさと納税のサイトの写真を引用しておきます。鯖寿司が好きですし、明太子も好きなのでワクワク...
イオン(8267)は国内流通2強の一角、GMSと食品スーパー中心。M&Aで成長。上場子会社で金融、不動産など。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比で増収減益。営業収益は通期予想の10兆円達成に向けて順調に進捗しています。営業利益以下の段階利益は減益、1Qの前年差を挽回できていません。連結業績の影響として以下を織り込んでいます。電気代上昇△100億円、物流24年問題△40億円、賃金上昇△650億円(前期比、△は減益影響)通年の...
壱番屋(7630)はカレー専門店を全国展開、約9割がFC。海外にも積極展開、成長を牽引。ハウス食品の子会社。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比増収、営業利益は減益も当期利益はプラス着地しています。国内既存店売上高は客数△10.9%、単価は+22.6%で+9.2%となっています。極端ですね( ̄^ ̄)ゞ価格改定効果は享受できていますが、仕入原価と本部経費の増加で営業減益。米の値上がりが効いているようです。海外事業は米国と中...
ハイデイ日高(7611)は中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」主力。首都圏の駅前・繁華街立地で展開。直営出店主義。■業績・参考指標2025年2月期の2Q決算トピックスは以下の通りです。・5月の価格改定後も来店客数伸長・コロナ禍で短縮した営業時間の延長・生ビール祭等の各種販促策の実施行田工場を中心に首都圏に加え、北関東や国内未開拓マーケットである隣接県に出店を拡大させます。北関東は茨城6、栃木2、群馬1、山梨0。次...
西松屋チェーン(7545)はベビー・子ども衣料と生活雑貨のロードサイド大型店を全国展開。PB商品中心の低価格戦略。■業績・参考指標2025年2Qにおいて通期業績予想の修正はありません。配当は2Qで期初予想より+1円としています。合わせて自己株式の取得を発表しています。取得総額の上限は500百万円、発行済株式総数に対する割合は0.40%となっています。■株主優待権利確定月:2月20日・8月20日「株主ご優待カード」(自社店舗およ...
コジマ(7513)は郊外型家電量販。経営不振で12年ビックカメラ傘下入り。売り場改革や赤字店閉鎖で再生果たす。■業績・参考指標2024年8月期は前期比で増収増益。下期に店舗で盛り返しました。ECは前期に利益重視の体制に転換し、減収となっています。品目別ではテレビ、冷蔵庫、季節家電、携帯電話が好調でした。粗利も改善しており、高付加価値商品の販売強化が奏功しています。通期の業績はほぼ横ばいです。配当は当期で前期比+2...
ライトオン(7445)はジーンズカジュアルチェーン大手。全国の郊外SCに出店。PB開発に注力。自社EC育成中。■業績・参考指標当社の事業再生支援を前提に、当社を子会社化することを目的に、当社株式の公開買付けが実施されます。公開買付け者はW&Dインベストメントデザイン。ワールドの持分法適用会社でワールドと日本政策投資銀行が共同で出資し設立した投資会社です。この公開買付けは当社株式の上場廃止を企図するものではなく、...
明光ネットワークジャパン(4668)は小中高向け個別指導の補習塾「明光義塾」をFC軸に展開。日本語学校、学童保育も手がける。■業績・参考指標2024年8月期は増収の一方で人件費・経費の増加により減益となりました。減損損失(Simple社)179百万円を計上しています。過去推移を見ていると、ジリジリと業績が下がっているのが見て取れます。新中計では教育で安定利益を確保のうえ、人材・研修やその他・新規事業での成長を図ります...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2025年2月期2Qは売上収益から全ての損益段階で計画を達成しています。なお前年比較は決算期変更で参考値となっています。会社は粗利率改善に課題を残したとの認識です。売上面では2Qでアパレルの販売機会ロスが発生したうえ、1Qの春在庫を中心に在庫ロスを招いています。かなりアパレルの改善が思うよう...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標2Qの新規出店及び閉店はなく、店舗数は80店舗。売上高は前期比+2.3%、営業利益は△12.7%、経常利益以下は黒転です。通期での黒字達成と債務超過の解消を目指しています。いつ優待の改悪および廃止があってもおかしくない銘柄です( ̄^ ̄)ゞ■株主優待権利確定月:2月末日・8月末日食...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2025年2月期の2Qは売上高は前期比で△2.6%にとどまったものの、営業利益は△88.3%の1億円です。通期の業績予想は変更ないので、残り半分で22億円を積み増す必要があります。まあ無理ですよね…なんで見通し下げないでしょうか。11/21に役員報酬の減額(3ヶ月)を公表しています。通期で取り...
コメダホールディングス(3543)は中京地区を地盤に「珈琲所コメダ珈琲店」を全国展開。朝食サービスに特徴。約95%がFC店。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比で増収増益。売上高は既存店の好調による卸売収入の増加により増収。利益は増収と1000店舗CP費用の剥落により増加しています。決算説明資料で気になった点は以下の通り。・コメダ珈琲店:都市部/ビルインタイプ、地域特性に合わせた出店で更なる出店を強化・おかげ庵...
クリエイト・レストランツHD M&Aで増益は幻?一幻だけに…
クリエイト・レストランツHD(3387)はSC内にレストランやカフェ展開。ベーカリーなど育成中。子会社に「磯丸水産」展開するSFP。■業績・参考指標2025年2月期の2Qは対前期比で増収増益。通期予想に対する進捗は概ね50%と順調に推移しています。通期の業績予想は売上収益のみ上方修正しています。これはグループ入りしたた「Wildflower」及び「えびそば一幻」の下期連結を考慮したものです。あれ利益は?というところですが、ここ...
セブン&アイ・ホールディングス(3382)は国内流通首位。日米コンビニ核にスーパー、外食、銀行等。23年百貨店売却など選択と集中推進。■業績・参考指標2024年度の連結業績予想を修正しています。主要因は以下の2点です。①海外コンビニエンス事業の低迷②イトーヨーカドーネットスーパーの事業撤退(45,877百万円の特別損失)ま、今更感がありますね…■株主優待権利確定月:2月末日①自社グループ店舗でご利用いただけるセブン&アイ...
SFPホールデングス(3198)は居酒屋「磯丸水産」や「鳥良」が柱。直営主体。クリエイト・レストランツHD傘下。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比で増収減益。営業時間(深夜帯)の伸長、インバウンド需要の取り込みで増収を確保しました。一方で体制整備に伴う人件費、光熱費の補助金効果剥落による費用増が響きました。今後の成長は未開拓の地方都市を開拓できるかにかかっています。北陸エリア金沢に初出店し、出だし好調と...
DDグループ(3073)は居酒屋など複数業態の飲食店運営。ビリヤード・ダーツバー、ホテル、不動産など事業幅広い。■業績・参考指標2025年2月期2Qの業績は増収増益。ホテル・不動産事業は減収となるものの、飲食・アミューズメント事業は好調でした。これを受けて通期の業績予想を上方修正しています。自己資本比率は30%台に回復、有利子負債も減少しており、健全性は回復しつつあります。現在100株保有のみなので、100株買い増しす...
ジェイグループホールディングス コロナ禍が空けて一巡した以降も売上は順調
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標1Qの決算発表直後に業績予想を上方修正しています。要因は①既存店舗のリニューアル等による収益性の向上、②店舗物件の立退き料です。2Q時点でも営業利益以下の各段階利益は過去最高を達成。店舗数はMAXから3分の2程に減少しているなかでの数値です。いかに儲かっていない店舗...
ビックカメラ(3048)は家電量販大手。ターミナル駅周辺で大型店を展開。ソフマップに加え、12年にコジマを傘下に。■業績・参考指標2024年8月期の営業利益の増加で一番影響あったのは単体で55億円。続いてコジマ15億円、TDモバイル21億円他となっています。単体は増収効果が大きく貢献しました。増収はほぼインバウンドによるものです。おそるべしインバウンド効果…次期の業績予想もインバウンド効果による増収増益を織り込んでい...
イートアンドホールディングス(2882)は外食チェーンと冷凍食品製造の2軸。いずれも「大阪王将」ブランドが柱。■業績・参考指標2024/7/23に配当予想の修正を公表しています。大阪王将創業55周年記念配当ということで+3円。そこは5円だというツッコミはなしで。2024/10/3には業績予想の上方修正を公表しています。ただしこれは出火に伴う受取保険金によるものでそれ以外は変動なし。なお出火に伴う特別損失は1,454百万円で、受取保...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理、和食などを直営・FCで展開。■業績・参考指標2Qの売上高は台風等の悪天候等の影響を受け、前期をやや上回る水準となりました。利益は計画外の新規出店や「XEX WEST」の休業・全面改装等により計画比・前期比で減益です。通期の業績予想は上記を受けて売上高は増加も減益として修正開示しています。来期以降の成長に向け先行して発生する費用とし...
プラップジャパン(2449)は広報・PRの支援、コンサルティングが主力事業。外資系企業に強く好採算。M&Aに意欲。■業績・参考指標10月に中計を発表しています。ポイントは以下の通り。・「海外事業」セグメントの創設・広報PR、マーケティング、経営の3領域に展開・AIやデジタル、データ活用など新規事業への投資促進・収益化・戦略的M&Aの推進個人的にはPRを起点に経営領域やマーケティング領域へ拡大するのは良い方針だと思います...
鉄人化ホールディングス(2404)は首都圏で「カラオケの鉄人」運営。外食もラーメンなど進出。エクステなど美容事業が本格化。■業績・参考指標ここ数年、ギリギリ当期利益で黒字を確保しています。このレベルでコントロールするのはある意味凄いなと思います…PLよりはCFの方がまだマシですが、当然配当を期待する水準にはありません。その代わり、優待は大盤振る舞いですね。それに釣られた人がここにいる訳ですが…( ̄^ ̄)ゞ■株主...
Casa(7196)は住居用家賃債務保証の独立系大手。テナント用にも展開。23年不動産テック会社を子会社化。■業績・参考指標2025年1月期の2Qは営業損失となっています。これは1Qに行った基幹システムの立ち上げ時に一時的に入金案内業務を控えた影響によります。そのため求償債権額が増加したものですが、回収業務の最適化で通期では解消する見込みです。一方でGoldKey社株式の減損損失は通年で残ります。入居者管理アプリでの不動産...
ウエスコホールディングス(6091)は西日本地盤の総合建設コンサル。測量・地質調査。スポーツ施設、水族館運営も。■業績・参考指標FY2024は前期比で増収増益。コア事業の総合建設コンサルタント事業は堅調に推移も水族館運営事業が低迷しました。FY2025計画では増収減益。リスク要因として水族館運営事業の低位継続を織り込んでいます。香川の四国水族館、兵庫のアトア両施設の合計来館者は前期比△18%です。アトアは近隣競合施設...
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スギホールディングス(7649)は持株会社傘下に業界大手の「スギ薬局」。東海が最大地盤。24年9月に調剤大手のI&Hを買収。■業績・参考指標I&Hは調剤事業を中心とした総合ヘルスケア企業です。2024年9月にM&Aにより子会社化しています。この子会社化により376店舗を取得し、さらに130店舗の新規出店等を実施しています。業績推移を見ると売上高の伸びは大きいですね。一方で利益成長は今年度から次年度は大きく伸長する計画ですが、...
北の達人コーポレーション(2930)は化粧品や健康食品のネット通販。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や目元クリームが主力商品。■業績・参考指標2025年2月期のエグゼクティブサマリーは以下の通り。・売上高、営業利益は概ね修正業績予想通り・4Qの新規顧客獲得人数は一部商品で改善の兆しが見られ、回復傾向に・FY2025途中から商品ラインナップの拡充に向け、商品企画に注力・2025年7月末までに中計を公表予定次期の業績予想は減...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社11社。M&A推進。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高は過去最高額を記録も、予算未達で着地・粗利は増収により増加も、価格競争のなか粗利率は-0.2%・販管費は予算内執行も、営業利益・経常利益は前年・予算を下回るという訳で、上記の文章は全て○○も、…という構文になりました。つまり、良いところもあったが...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。全店舗の約8割に調剤併設。ツルハHDと経営統合協議中。■業績・参考指標ツルハとウエルシアの経営統合の概要は以下の通りです。①2025年5月頃イオンによるツルハHD株式の追加取得持分比率19.7%→26.8%②2025年12月ツルハHD・ウエルシアHDによる株式交換効力発生③2025年12月上旬~2026年1月(予定)イオンによるツルハHDへのTOBイオンのツルハに対する持分比率:5...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・顧客単価の上昇を伴い増収、既存店の回復も顕著・原価上昇も、直営店舗の売上構成比が増加したことにより、粗利率は上昇・管理コストの上昇は継続も、増収の範囲内で推移会社別で見ると、日本レストランシステムの増益が目立ちます(+50.9%)。次期も増...
アークランズ(9842)は新潟地盤のHC「ムサシ」が中核、20年にLIXILビバ買収で業界5位に。傘下に外食子会社。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・住関連は増収、微減益・外食事業は増収増益・投資有価証券売却益により当期利益は増加住関連の売上高増はフレッシュハウスの子会社化及び新店が寄与しました。外食事業ではからやまの好調が継続しています。次期の業績予想は増収、経常利益は減益。住関連は大型のホ...
ジュンテンドー(9835)は中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・気候変動による季節商品への影響や物価上昇での節約意識の高まりによる買い控え等により減益・粗利の増加と経費の抑制により営業利益は増加・特別利益の減少と特別損失の増加により、当期純利益は減益コロナ禍の特需が終わってからは、ほぼ右肩下がりの...
オンワードホールディングス(8016)はアパレル大手。百貨店、SC向けに展開。「23区」「J.プレス」など、中高価格帯ブランド軸。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上高はブランド事業が好調に推移し増収・旧年品在庫高の調整により粗利率は低下、店舗運営効率化により販管費率は低下・営業利益は減益も、繰延税金資産の計上等により親会社利益は増益、計画達成昨年10月から新規連結対象となったウィゴー事...
ハイデイ日高(7611)は中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」主力。首都圏の駅前・繁華街立地で展開。直営出店主義。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・5月、12月の価格改定後も来店数が堅調に推移し、増収・原材料高騰(米、キャベツ等)、人件費の増加等を増収で吸収し、増益次期の業績は値上げ効果が一巡してきますが、一定の効果は見込めます。原価率は前期並みとし、増益を目指します。“Hiday Challenge”...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・対計画では、売上収益と粗利率は未達も、経費コントロールでコア営業利益は達成・営業利益以下はMCファッション買収に伴う負ののれん益が支えに・アパレルブランドの一部はMD課題を残すも、デジタルとプラットフォーム事業でリカバリ前期は決算期変更に伴う11ヵ月決...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・期末の店舗数は81店舗(前期比+1)・既存店の業態転換を進め、新業態「もつ焼き酒場てけてけ」を9店舗まで拡大・増収増益、当期利益の黒転を達成もう少し規模拡大しないとダメなレベルですが、新規出店は進んでいません。立地の慎重な選定と...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・国内事業はEC堅調に推移も、SCブランドの苦戦や不採算整理により減収・販管費コントロールも、粗利減少をカバーしきれず・中国事業における持分法による投資損失24.3億円の影響により当期利益は赤転中国は合弁事業の株式譲渡を実施しています。これ...
セブン&アイ・ホールディングス(3382)は国内流通首位。日米コンビニ核にスーパー、外食、銀行等。23年百貨店売却など選択と集中推進。■業績・参考指標2024年2月期は修正計画を達成しています。前期比では国内外コンビニともに減益です。またSEI不採算店閉店($375M)やラストワンマイル戦略再構築に伴う損失等を計上しています。当社の注目点は今後のコーポレートアクションですね。まずは株主還元を強化します。配当は次期に+1...
DCMホールディングス(3050)はホームセンター業界2位。「DCM」や「ホダカ」、小型店「ニコット」を展開。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・売上高は過去最高、営業利益、経常利益も過去最高を更新・親会社利益は前期の段階取得差益の影響を除いた場合は34億円の増益これはケーヨーとの統合により事業規模が拡大、収益性が向上したことが効いています。販管費も統合による削減効果を含め、計画比2.8%抑えることが...
ハブ(3030)は首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。MIXIと資本業務提携。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・年商は5年ぶりの100億円超・既存店前年比は売上・客単価が堅調に推移するも、客数は前年を下回る結果・増収と営業利益の増益、繰延税金資産の計上により当期利益も増益商業施設、駅、空港などに出店を進めています。そのうえで地域に根差したスポーツ・事業等と協業することで...
アダストリア(2685)はSC軸に「グローバルワーク」等カジュアル衣料展開。フォーエバー21も。傘下に外食ゼットン。■業績・参考指標2025年2月期の売上高は過去最高となりました。一方で営業利益は計画未達、減益となっています。減益の要因は粗利率の悪化、海外事業と飲食事業のグループ会社の業績不振です。対応策は手早く、飲食子会社は新規出店抑制などによるコスト改善、米国事業は撤退します。米国事業から撤退し、東南アジ...
タビオ(2668)は靴下やタイツなどの専門店「靴下屋」を直営とFCで展開。店頭連動の国内生産システムに強み。■業績・参考指標2025年2月期は売上高、各段階利益で前年実績及び計画を上回りました。中国の代理商への商品全般の販売とスポーツ卸先へのフットボール商品の販売が好調でした。都市部はインバウンド増加により好調、地方は値上げによる需要減と購買力格差が出ています。タビオスポーツは生産能力の拡大により、売上牽引に...
2025年5月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 37,965.10円月間で1,919円(5%)高となりました。米中両政府が関税引き下げに合意したことを受け、貿易摩擦の激化への懸念が和らぎました。とはいえ、また雲行きが怪しくなっていますが…私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+3.0%、年初来損益で+2.0%となりました。日経平均には付いていけませんが、年初来ではプラスに転じています。<国内...
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・増収増益、各段階利益は上場後の最高益を達成・既存店売上高前期比+4.0%、グループ全体も好業績を維持・2件のM&Aを実施4Qに2件のM&Aを実行したことにより、計画外の手数料等を計上しています。これにより計画比では若干下回る利益がありま...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理、和食などを直営・FCで展開。比マニラにも出店。■業績・参考指標2025年2月期の業績概要は以下の通り。・売上高は前年、修正計画を達成・営業利益は前年割れ、修正計画も未達営業利益の未達は大阪の旗艦店「XEX WEST」の収益力改善遅れ、費用増によるものです。楽観的な計画を出して未達になるのは当社の性なので、驚きはありません。決算説明資...
円谷フィールズホールディングス(2767)は遊技機の企画開発、販売が軸。「エヴァ」シリーズ著名。円谷プロ、映像制作等コンテンツ事業も。■業績・参考指標2024年3月期のトピックスは以下の通りです。・売上高はPS事業セグメントの販売が好調に推移・持分法適用関連会社としたダイコク電機に関する投資利益が増加・ソフィアの買収により生じた負ののれん発生益コンテンツ&デジタル事業セグメントは増収減益。新商品発売をにらみ現...
エディオン(2730)は家電量販上位。中部、西日本が地盤。12年に店舗名を「エディオン」に統一。リフォームにも強い。■業績・参考指標PLは置いておいて、気になった点をピックアップします。2023年9月にプロサッカーチームのサンフレッチェ広島を連結子会社としています。クラブ設立時からスポンサーでしたが、まさかの展開!また家電に次ぐ第2の柱としてリフォーム事業に注力していますが、ここでもM&Aを実施しています。CFを見て...
エムスリー(2413)はソニーG関連会社。医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験等周辺分野開拓。■業績・参考指標24年3月期はCOVID関連以外の通常事業の売上は+11%の成長となりました。一方でCOVID期の一時的需要の剥落や製薬会社のコスト圧縮、海外治験事業の減速で減益となりました。これまで毎年10件程度のM&Aを実施しています。FY23はトータルで10件、FY24も当直連携基盤とメドケアの買収をすでに完了してい...
寿スピリッツ(2222)は菓子大手。土産やギフト用軸に地域限定菓子製販会社多数、「ルタオ」「フランセ」など抱える。■業績・参考指標24年3月期はすべての指標で前期を上回り、過去最高値を更新しました。インバウンド対策の強化や新ブランド出店、商品価格の改定が奏功しました。インバウンド売上は4Q単で初めて20億円を突破するなど好調です。またシュクレイが3つの新ブランドプロデュース、好立地への新規出店等で成長を牽引し...
名糖産業(2207)はチョコやバウムクーヘンなどの菓子が主力。製薬が発祥事業、現在は酵素中心に化成品を拡大中。■業績・参考指標2024年3月期の営業利益は増益となりました。原材料価格の高騰が続いていますが、増収や商品の内容量変更・価格改定により利益を確保しました。一方で粉末飲料部門や子会社にて固定資産の減損22億円を実施し、当期利益はマイナスとなりました。さて当社のPBRは0.6倍程度で推移しています(当社資料によ...
大林組(1802)は最大手ゼネコンの一角。関西発祥、首都圏でも大型建築・土木に実績。不動産開発や海外展開も。■業績・参考指標2024年3月期は減益も計画は上回って着地しました。八重洲を含む複数案件での損失引当や海外での貸倒引当により費用が増加しました。一方で国内土木や海外での手持工事の大幅な利益改善が大きく奏功しました。長期安定配当の維持を第一に、自己資本比率(DOE)を3%程度から5%程度に引き上げています。...
ビーアールホールディングス(1726)は極東興和が中核。中国、関西地盤のPC橋梁大手。M&Aで関東、東北へエリア拡大し全国化。■業績・参考指標2年連続の増収、3年ぶり増益となっています。推移をまとめて興味深かったのがFCFの動きです。なんと過去5年間、ずっとFCFはマイナスです。営業CFもほぼマイナス。これは受取手形・完成工事未収入金等の増加によって運転資本が悪化しているのでしょう。この状態だとCashが必要になりますね...
アークス(9948)は北海道、青森、岩手でトップの食品スーパーグループ。傘下にスーパー子会社10社。■業績・参考指標2024年2月期は人件費の上昇等により販管費は増加したものの、既存店の好調や単価上昇により伸長。増収・2桁増益での着地となりました。次期も増収増益を見込んでいます。当社は安定的に成長はしていますが、ROEは6%台、PBRは1倍割れです。成長投資(特にM&A)による利益水準の向上を第一義に、ROE8%の実現を目指...
ウエルシアホールディングス(3141)はドラッグ最大手。イオン子会社。調剤併設、24時間営業に強み。ツルハHDと経営統合協議開始。■業績・参考指標2024年2月期は調剤が好調でしたが、コロナ関連需要の反動減の影響で増収減益でした。次期は増収増益増配を見込んでいます。さて色々あった当社ですが気になる点をピックアップしておきます。・WAON POINTを中心としたポイントサービスへ移行ま、これは早々にやるべきことだったので...
ドトール・日レスHD(3087)は傘下にFC主体の喫茶ドトール、「星乃珈琲店」展開する日レスなど。コーヒー類の卸売りも。■業績・参考指標24年2月期の売上高は顧客単価の上昇を伴い、前年比で大きく改善しました。原価上昇も直営店舗の売上構成比が増加したこともあり、粗利率は上昇しています。管理コストの増加は増収に伴うコストコントロールの範囲内で推移しています。ブランド別でみると、ドトールとエクセルシオールの伸びが+2...
オンワードホールディングス(8016)はアパレルメーカー大手。「23区」「自由区」など、中高価格帯ブランド軸。百貨店向け中心に展開。■業績・参考指標2024年2月期の営業利益は2008年度以降で最高益となっています。要因は増収とグローバル事業構造改革の成果、商品サプライチェーン効率化等によるものです。2025年2月期は引き続き営業利益で最高益の更新を目論んでいます。前提は以下の通りです。・売上高:国内事業は堅調、海外...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標「事業計画及び成長可能性に関する事項」から気になる点をピックアップします。・24期で不採算店の撤退を完了し、てけてけ及び新業態を緩やかに出店・新規出店とともに既存店強化の取り組みによりトップラインの回復を図る・トップラインの回復と徹底したコスト管理により、26期に...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2024年2月期のサマリーは以下の通りです。・国内事業は粗利は増加も、販管費の増加をカバーしきれず、減益・海外事業は中国事業は回復も、米国事業のマイナス響く当初は現中計で3年をかけコロナ後の新常態を確立し、再び成長軌道に乗せる計画でした。しかし、国内外の業績苦戦を受け、飛躍...
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標損益の推移をみていると2024年2月期で辛うじてプラスに転じています。と思っていたら、これが上場後の最高益なんですね。なんかすみません…店舗は2018年2月期に149店舗ありましたが、111店舗まで減少しています。関東の店舗も随分と減りました。まあ現状で地域を分散するより...
イオンモール(8905)はイオンのショッピングセンターや商業施設を開発・運営。海外は中国やベトナムなどで展開。■業績・参考指標中計数値の見直しを行っています。これは初年度である2024年2月期に回復が遅れ、営業利益で121億円の未達で着地しています。直近数年間は計画乖離が続いており、次年度以降はトレンド、リスクシナリオを加味しての見直しです。推移でみても売上高は伸びていますが、利益は減少トレンドです。今後の海...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2024年2月期は決算期変更に伴う11ヵ月決算でした。そのためPLよりもBS・CFにフォーカスを当ててみたいと思います。[BS]当期より永久劣後ローンの借換えを本格始動させています。これに伴い50億円が資本から借入金に振り替わったものの、D/Eレシオ1倍以下に改善。商品在庫の資金化は下期で大きく進展、ただ...
DCMホールディング(3050)はホームセンター業界2位。「DCM」や「ホダカ」、小型店「ニコット」を展開、傘下にケーヨー。■業績・参考指標売上高減少を粗利益率改善、経費削減でカバーできず減益となりました。なおケーヨーの3ヶ月分を連結として取り組んでいます。M&Aを推進し、「協働・共創」を通じた事業領域の拡大を図っています。今後はエリアの拡大と各種アライアンス・異業種連携や機能強化をターゲットとしています。ただし...
ハブ(3030)は首都圏中心に英国風パブ「HUB」、ウイスキー主体の「82」を展開。MIXIと資本業務提携。■業績・参考指標2024年の売上高2019年度比は81.1%、4Q単は87.0%でした。営業時間は4Q単で通常営業時間の91.0%、23時以降深夜帯の売上高はコロナ禍前比44.6%です。利益はコロナ禍以降初、全四半期で黒字化しました。という訳で新規出店を行っています。出店ターゲットを47都道府県に拡大し、厳選した200店舗体制を構築する計...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理などを直営・FCで展開。営業赤字続き立て直し中。■業績・参考指標業績の推移を見ると、まだまだ油断はできませんが最悪期は脱したようです。25年2月期の取り組みのうち、インバウンドと和食事業の強化に興味があります。和の鉄人・森本シェフによるプロデュース店は鉄板焼と鮨の業態で客単価を大幅にアップさせています。とんかつ業態の展開も個...
ジュンテンドー(9835)は中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重。■業績・参考指標2024年2月期は以下の点から大きく利益を落としています。・天候不順・暖冬による季節商品の伸び悩み・物価高による顧客の買い控え・2024年問題によるコスト上昇・人件費の増加・新店投資に伴う減価償却費負担の増加2025年2月期の業績見通しも伸び悩みで、状況の改善を見込む状況ではありませ...