松屋(8237)は呉服店発祥の名門百貨店。銀座本店と浅草店の2店体制。独立路線維持。子会社で飲食店運営も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・銀座店の売上高は前期比+20.3%、主に客単価の増加(+19.8%)による・税金費用の増加により親会社利益は減益銀座店は免税売上の更なる拡大により好調を維持、過去最高額を更新しています。主要因は中国本土客の拡大です。構成比は昨年の51%から67%に拡大していま...
2024年12月末のポートフォリオ パフォーマンス苦戦の要因 &年末挨拶
2024年12月末のポートフォリオを紹介します。今月末の日経平均株価 : 39,894.54円月間で1,686円(4%)高となりました。FRBの利下げペース減速観測から円安が進行し、輸出株の追い風となりました。自動車業界の自社株買いやROE引上報道を受けて、資本効率の改善を期待した買いが膨らみました。私のポートフォリオ(カビュウ登録分)は月初来損益で+1.6%、年初来損益で+7.6%となりました。日経平均の年間の上げ幅は6,430円(19%...
神奈川県寒川町 キリン おいしい免疫ケア 睡眠 100ml×30本
2024年12月に神奈川県寒川町にふるさと納税を実施しています。神奈川県寒川町のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は16,000円の寄付を行い、「キリン おいしい免疫ケア 睡眠 100ml×30本」を選択しました。相方が寝つきが悪いというのでこちらを選んでみました。(優しさアピール)クール便で届いています。やむを得ないことですが、月曜日に到着とか辛いです。延長が水曜日までしかできず、仕事をぶった切って受け...
大庄(9979)は居酒屋大手。大衆割烹「庄や」「日本海庄や」などを首都圏軸に全国展開。卸売り、運送を育成中。■業績・参考指標2024年8月期は前期比で増収増益、利益は営業利益以下の各段階で黒字化しています。主力の飲食事業の回復はもちろん、卸売・ロジスティクス事業も貢献しました。他に目に付いたのは投資有価証券売却益で11銘柄を売却しています。これは財務健全化として有利子負債の圧縮、自己資本の積み増しを図る動きと...
ミニストップ(9946)はイオン系コンビニ。関東、東海地区が地盤。ファストフードに強み。海外縮小し国内に集中。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比で増収減益(利益は赤転)です。既存店日販は伸長しましたが、人件費の増加を吸収するに至りませんでした。またベトナム事業も経年で赤字が縮小していましたが、今年は赤字幅が拡大しています。利益減少の要因の一つに経営指導体制/本部改革・マネジメントシステム改革の遅れが...
吉野家ホールディングス(9861)は牛丼の老舗、国内2位。収益柱「吉野家」と「はなまるうどん」展開。海外は米、中、東南アで展開。■業績・参考指標2025年2月期2Qは増収減益。前期比で売上高は既存店売上高の伸長および店舗の純増により増加しました。営業利益は先行的な賃上げおよびユニフォーム切替、M&A費用により減少しています。通期の業績予想に変更はありません。2024/12/25にキラメキノ未来社の子会社化を発表しています。...
アークランズ(9842)は新潟地盤のHC「ムサシ」が中核、20年にLIXILビバ買収で業界5位に。傘下に外食子会社。■業績・参考指標2025年2月期2Qの前期比は増収増益、計画比は増収減益です。とはいえ、計画比ではほぼオンスケです。もと外食事業の株主としてはどうしてもそちらの印象が強いのですが、大きいのは小売事業です。売上高は小売が約1,300億円のところ、外食は260億円程度です。営業利益は小売49億円、外食32億円でそんなに違...
日本BS放送(9414)はビックカメラ傘下で無料のBS11を放送。アニメや韓国ドラマなどに強み。傘下に出版社も。■業績・参考指標当社は1999年にビックカメラが衛星放送の番組及び普及に関する調査研究を目的として設立されています。どこかから買った事業と思っていたのですが、違ったのですね。BSは地上波系列と独立系に分かれます。独立系は当社とBS12(三井物産)、BS松竹東急、BSJapanext、BS吉本があります。決算説明会資料では...
2024年12月に福井県坂井市にふるさと納税を実施しています。福井県坂井市のふるさと納税概要HPはこちら申込方法 : JRE MALL私は4,000円の寄付を行い、「焼き鯖めんたい寿司1本 約330g」を選択しました。越前三国湊屋は福井県名物「焼き鯖寿司」発祥の店だそうです。年末か年始にいただく予定でまだ開封していません。そのためJREのふるさと納税のサイトの写真を引用しておきます。鯖寿司が好きですし、明太子も好きなのでワクワク...
イオン(8267)は国内流通2強の一角、GMSと食品スーパー中心。M&Aで成長。上場子会社で金融、不動産など。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比で増収減益。営業収益は通期予想の10兆円達成に向けて順調に進捗しています。営業利益以下の段階利益は減益、1Qの前年差を挽回できていません。連結業績の影響として以下を織り込んでいます。電気代上昇△100億円、物流24年問題△40億円、賃金上昇△650億円(前期比、△は減益影響)通年の...
壱番屋(7630)はカレー専門店を全国展開、約9割がFC。海外にも積極展開、成長を牽引。ハウス食品の子会社。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比増収、営業利益は減益も当期利益はプラス着地しています。国内既存店売上高は客数△10.9%、単価は+22.6%で+9.2%となっています。極端ですね( ̄^ ̄)ゞ価格改定効果は享受できていますが、仕入原価と本部経費の増加で営業減益。米の値上がりが効いているようです。海外事業は米国と中...
ハイデイ日高(7611)は中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」主力。首都圏の駅前・繁華街立地で展開。直営出店主義。■業績・参考指標2025年2月期の2Q決算トピックスは以下の通りです。・5月の価格改定後も来店客数伸長・コロナ禍で短縮した営業時間の延長・生ビール祭等の各種販促策の実施行田工場を中心に首都圏に加え、北関東や国内未開拓マーケットである隣接県に出店を拡大させます。北関東は茨城6、栃木2、群馬1、山梨0。次...
西松屋チェーン(7545)はベビー・子ども衣料と生活雑貨のロードサイド大型店を全国展開。PB商品中心の低価格戦略。■業績・参考指標2025年2Qにおいて通期業績予想の修正はありません。配当は2Qで期初予想より+1円としています。合わせて自己株式の取得を発表しています。取得総額の上限は500百万円、発行済株式総数に対する割合は0.40%となっています。■株主優待権利確定月:2月20日・8月20日「株主ご優待カード」(自社店舗およ...
コジマ(7513)は郊外型家電量販。経営不振で12年ビックカメラ傘下入り。売り場改革や赤字店閉鎖で再生果たす。■業績・参考指標2024年8月期は前期比で増収増益。下期に店舗で盛り返しました。ECは前期に利益重視の体制に転換し、減収となっています。品目別ではテレビ、冷蔵庫、季節家電、携帯電話が好調でした。粗利も改善しており、高付加価値商品の販売強化が奏功しています。通期の業績はほぼ横ばいです。配当は当期で前期比+2...
ライトオン(7445)はジーンズカジュアルチェーン大手。全国の郊外SCに出店。PB開発に注力。自社EC育成中。■業績・参考指標当社の事業再生支援を前提に、当社を子会社化することを目的に、当社株式の公開買付けが実施されます。公開買付け者はW&Dインベストメントデザイン。ワールドの持分法適用会社でワールドと日本政策投資銀行が共同で出資し設立した投資会社です。この公開買付けは当社株式の上場廃止を企図するものではなく、...
明光ネットワークジャパン(4668)は小中高向け個別指導の補習塾「明光義塾」をFC軸に展開。日本語学校、学童保育も手がける。■業績・参考指標2024年8月期は増収の一方で人件費・経費の増加により減益となりました。減損損失(Simple社)179百万円を計上しています。過去推移を見ていると、ジリジリと業績が下がっているのが見て取れます。新中計では教育で安定利益を確保のうえ、人材・研修やその他・新規事業での成長を図ります...
ワールド(3612)は総合アパレル大手。SCから百貨店まで展開。「アンタイトル」他ブランド多数。18年再上場。■業績・参考指標2025年2月期2Qは売上収益から全ての損益段階で計画を達成しています。なお前年比較は決算期変更で参考値となっています。会社は粗利率改善に課題を残したとの認識です。売上面では2Qでアパレルの販売機会ロスが発生したうえ、1Qの春在庫を中心に在庫ロスを招いています。かなりアパレルの改善が思うよう...
ユナイテッド&コレクティブ(3557)は主力は鶏料理居酒屋「てけてけ」。ハンバーガーチェーンも展開。各店舗内での調理にこだわる。■業績・参考指標2Qの新規出店及び閉店はなく、店舗数は80店舗。売上高は前期比+2.3%、営業利益は△12.7%、経常利益以下は黒転です。通期での黒字達成と債務超過の解消を目指しています。いつ優待の改悪および廃止があってもおかしくない銘柄です( ̄^ ̄)ゞ■株主優待権利確定月:2月末日・8月末日食...
バロックジャパンリミテッド(3548)は「MOUSSY」など若年女性向け衣料のSPA。店員の接客に強み。中国・米国ほか海外展開も。■業績・参考指標2025年2月期の2Qは売上高は前期比で△2.6%にとどまったものの、営業利益は△88.3%の1億円です。通期の業績予想は変更ないので、残り半分で22億円を積み増す必要があります。まあ無理ですよね…なんで見通し下げないでしょうか。11/21に役員報酬の減額(3ヶ月)を公表しています。通期で取り...
コメダホールディングス(3543)は中京地区を地盤に「珈琲所コメダ珈琲店」を全国展開。朝食サービスに特徴。約95%がFC店。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比で増収増益。売上高は既存店の好調による卸売収入の増加により増収。利益は増収と1000店舗CP費用の剥落により増加しています。決算説明資料で気になった点は以下の通り。・コメダ珈琲店:都市部/ビルインタイプ、地域特性に合わせた出店で更なる出店を強化・おかげ庵...
クリエイト・レストランツHD M&Aで増益は幻?一幻だけに…
クリエイト・レストランツHD(3387)はSC内にレストランやカフェ展開。ベーカリーなど育成中。子会社に「磯丸水産」展開するSFP。■業績・参考指標2025年2月期の2Qは対前期比で増収増益。通期予想に対する進捗は概ね50%と順調に推移しています。通期の業績予想は売上収益のみ上方修正しています。これはグループ入りしたた「Wildflower」及び「えびそば一幻」の下期連結を考慮したものです。あれ利益は?というところですが、ここ...
セブン&アイ・ホールディングス(3382)は国内流通首位。日米コンビニ核にスーパー、外食、銀行等。23年百貨店売却など選択と集中推進。■業績・参考指標2024年度の連結業績予想を修正しています。主要因は以下の2点です。①海外コンビニエンス事業の低迷②イトーヨーカドーネットスーパーの事業撤退(45,877百万円の特別損失)ま、今更感がありますね…■株主優待権利確定月:2月末日①自社グループ店舗でご利用いただけるセブン&アイ...
SFPホールデングス(3198)は居酒屋「磯丸水産」や「鳥良」が柱。直営主体。クリエイト・レストランツHD傘下。■業績・参考指標2025年2月期2Qは前期比で増収減益。営業時間(深夜帯)の伸長、インバウンド需要の取り込みで増収を確保しました。一方で体制整備に伴う人件費、光熱費の補助金効果剥落による費用増が響きました。今後の成長は未開拓の地方都市を開拓できるかにかかっています。北陸エリア金沢に初出店し、出だし好調と...
DDグループ(3073)は居酒屋など複数業態の飲食店運営。ビリヤード・ダーツバー、ホテル、不動産など事業幅広い。■業績・参考指標2025年2月期2Qの業績は増収増益。ホテル・不動産事業は減収となるものの、飲食・アミューズメント事業は好調でした。これを受けて通期の業績予想を上方修正しています。自己資本比率は30%台に回復、有利子負債も減少しており、健全性は回復しつつあります。現在100株保有のみなので、100株買い増しす...
ジェイグループホールディングス コロナ禍が空けて一巡した以降も売上は順調
ジェイグループホールディングス(3063)は居酒屋「芋蔵」や「ほっこり」など飲食店を東海地盤に展開。多業態に特色。不動産賃貸・売却も。■業績・参考指標1Qの決算発表直後に業績予想を上方修正しています。要因は①既存店舗のリニューアル等による収益性の向上、②店舗物件の立退き料です。2Q時点でも営業利益以下の各段階利益は過去最高を達成。店舗数はMAXから3分の2程に減少しているなかでの数値です。いかに儲かっていない店舗...
ビックカメラ(3048)は家電量販大手。ターミナル駅周辺で大型店を展開。ソフマップに加え、12年にコジマを傘下に。■業績・参考指標2024年8月期の営業利益の増加で一番影響あったのは単体で55億円。続いてコジマ15億円、TDモバイル21億円他となっています。単体は増収効果が大きく貢献しました。増収はほぼインバウンドによるものです。おそるべしインバウンド効果…次期の業績予想もインバウンド効果による増収増益を織り込んでい...
イートアンドホールディングス(2882)は外食チェーンと冷凍食品製造の2軸。いずれも「大阪王将」ブランドが柱。■業績・参考指標2024/7/23に配当予想の修正を公表しています。大阪王将創業55周年記念配当ということで+3円。そこは5円だというツッコミはなしで。2024/10/3には業績予想の上方修正を公表しています。ただしこれは出火に伴う受取保険金によるものでそれ以外は変動なし。なお出火に伴う特別損失は1,454百万円で、受取保...
ワイズテーブルコーポレーション(2798)は高級レストラン「XEX」、カジュアル伊料理、和食などを直営・FCで展開。■業績・参考指標2Qの売上高は台風等の悪天候等の影響を受け、前期をやや上回る水準となりました。利益は計画外の新規出店や「XEX WEST」の休業・全面改装等により計画比・前期比で減益です。通期の業績予想は上記を受けて売上高は増加も減益として修正開示しています。来期以降の成長に向け先行して発生する費用とし...
プラップジャパン(2449)は広報・PRの支援、コンサルティングが主力事業。外資系企業に強く好採算。M&Aに意欲。■業績・参考指標10月に中計を発表しています。ポイントは以下の通り。・「海外事業」セグメントの創設・広報PR、マーケティング、経営の3領域に展開・AIやデジタル、データ活用など新規事業への投資促進・収益化・戦略的M&Aの推進個人的にはPRを起点に経営領域やマーケティング領域へ拡大するのは良い方針だと思います...
鉄人化ホールディングス(2404)は首都圏で「カラオケの鉄人」運営。外食もラーメンなど進出。エクステなど美容事業が本格化。■業績・参考指標ここ数年、ギリギリ当期利益で黒字を確保しています。このレベルでコントロールするのはある意味凄いなと思います…PLよりはCFの方がまだマシですが、当然配当を期待する水準にはありません。その代わり、優待は大盤振る舞いですね。それに釣られた人がここにいる訳ですが…( ̄^ ̄)ゞ■株主...
Casa(7196)は住居用家賃債務保証の独立系大手。テナント用にも展開。23年不動産テック会社を子会社化。■業績・参考指標2025年1月期の2Qは営業損失となっています。これは1Qに行った基幹システムの立ち上げ時に一時的に入金案内業務を控えた影響によります。そのため求償債権額が増加したものですが、回収業務の最適化で通期では解消する見込みです。一方でGoldKey社株式の減損損失は通年で残ります。入居者管理アプリでの不動産...
ウエスコホールディングス(6091)は西日本地盤の総合建設コンサル。測量・地質調査。スポーツ施設、水族館運営も。■業績・参考指標FY2024は前期比で増収増益。コア事業の総合建設コンサルタント事業は堅調に推移も水族館運営事業が低迷しました。FY2025計画では増収減益。リスク要因として水族館運営事業の低位継続を織り込んでいます。香川の四国水族館、兵庫のアトア両施設の合計来館者は前期比△18%です。アトアは近隣競合施設...
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松屋(8237)は呉服店発祥の名門百貨店。銀座本店と浅草店の2店体制。独立路線維持。子会社で飲食店運営も。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・銀座店の売上高は前期比+20.3%、主に客単価の増加(+19.8%)による・税金費用の増加により親会社利益は減益銀座店は免税売上の更なる拡大により好調を維持、過去最高額を更新しています。主要因は中国本土客の拡大です。構成比は昨年の51%から67%に拡大していま...
高島屋(8233)は東京、大阪など全国展開する老舗百貨店。東南アジアでも展開。SC子会社・東神開発の寄与大。■業績・参考指標2025年度2月期の業績は以下の通りです。・各利益とも過去最高益を更新、計画からも超過・営業利益、経常利益は2年連続、当期純利益は3年連続の更新・総額営業収益は2007年度以来、17年ぶりの1兆円突破・ROE8.5%(前年7.3%)、ROIC6.4%(前年5.5%)と効率性指標は上昇当社独自の利益指標「事業利益」を導入...
壱番屋(7630)はカレー専門店を全国展開、約9割がFC。海外にも積極展開、成長を牽引。ハウス食品の子会社。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・価格改定により客数減も客単価上昇でカバーし、売上高は増加(計画比はマイナス)・海外事業、国内子会社が伸長し増益を確保(計画未達)海外事業は前期実績の営業利益6億円から27/2期14億円、30/2期25億円を目指します。成長をけん引する重点領域と位置付けています...
西松屋チェーン(7545)はベビー・子ども衣料と生活雑貨のロードサイド大型店を全国展開。PB商品中心の低価格戦略。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・店舗数は期中に36店舗増加(出店55、閉店19)・品添えの拡充などにより「西松屋公式オンラインストア」の売上高が大きく伸長・増収により営業利益は増加も、為替差益の減少等により経常利益以下はほぼ横ばい次期は増収増益、これまでの最高を更新する計画とし...
コジマ(7513)は郊外型家電量販。経営不振で12年ビックカメラ傘下入り。売り場改革や赤字店閉鎖で再生果たす。■業績・参考指標2025年8月期2Qの業績は以下の通りです。・前期比、計画比ともに増収増益・粗利率の低い携帯電話の好調で全体の粗利率は低下・大型家電などの高付加価値商品の販売強化を実施・経費コントロールも奏功・通期の業績予想を上方修正大型家電は東京ゼロエミッションの制度変更の影響がある模様です。これによ...
コメダホールディングス(3543)は中京地区を地盤に「珈琲所コメダ珈琲店」を全国展開。朝食サービスに特徴。約95%がFC店。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通りです。・売上収益は既存店、新規出店により卸売収入(+3,276百万円)が増加・増収と前期のCP費用剥落で原価率悪化、配送費増をカバーし、営業利益は増益とはいえ結構原価率は悪化しており、増益幅は微々たるものです。原価率悪化の主要因はコーヒー豆の取引価...
ティーケーピー(3479)は貸会議室大手。遊休不動産の一括借り上げ、小分け活用で成長。貸オフィス、ホテルも展開。■業績・参考指標2025年2月期は売上高および経常利益で過去最高を更新しました。Q3からリリカラの業績を反映したことが寄与しています。次期はリリカラ、ノバレーゼの通期寄与により、売上高、営業利益、経常利益は過去最高を更新します。貸会議室・フレキシブルスペース事業の成長や前期出店の宿泊施設の通期寄与、...
J. フロント リテイリング(3086)は大丸松坂屋百貨店が主力。テナント導入積極化。商業施設のパルコやギンザシックスも傘下。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・国内外需要をとらえた百貨店、SC事業のトップライン成長が大幅増益に貢献・各利益段階で過去最高益、事業利益は中計目標520億円を2年前倒しで達成・期末配当は10月公表から8円増配、年間配当は前年同期比16円増配やはりインバウンドの影響が大きいよ...
ビックカメラ(3048)は家電量販大手。ターミナル駅周辺で大型店を展開。ソフマップに加え、12年にコジマを傘下に。■業績・参考指標2025年8月期2Qの業績は以下の通り。・単体は内需実店舗既存店、インバウンド、法人、ECともに売上を伸ばし増益・営業利益は単体(+18)、コジマ(+13)、ラネット+TDモバイル(+16)、その他(+6)とそれぞれ伸長2Qまでの状況を踏まえ、通期の業績予想と配当予想を上方修正しています。EC事業は持続...
クリエイト・レストランツHD(3387)はSC内にレストランやカフェ展開。ベーカリーなど育成中。子会社に「磯丸水産」展開するSFP。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・前期比で増収増益を達成、売上収益及び営業利益は過去最高・減損損失等の増加(△3億円)、原材料比率の上昇(△5億円)もあり予想に対し営業利益8億円未達ま、M&Aで図体は大きくなっているので売上高や営業利益は増えるのは当たり前です。(IFRSなの...
DDグループ(3073)は居酒屋など複数業態の飲食店運営。ビリヤード・ダーツバー、ホテル、不動産など事業幅広い。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・地震や台風、酷暑等の天候不順の影響があったものの、増収増益を達成・上方修正した通期業績予想に対しては、翌期に向けた施策を当期末に実行したため、僅かに未達上記の2点目に関して。各段階利益が翌期に向けた施策で下がるのは分かりますが、売上高は関係ないの...
イートアンドホールディングス(2882)は外食チェーンと冷凍食品製造の2軸。いずれも「大阪王将」ブランドが柱。全国5工場が稼働中。■業績・参考指標2025年2月期の業績サマリは以下の通り。・外食事業:既存店売上高の回復により増収増益・食品事業:水餃子認知・売上拡大に伴い、冷凍餃子カテゴリ首位 ただし、減益・出火に伴う受取保険金(特別利益)1,606百万円、固定資産圧縮損(特別損失)910百万円を計上食品事業の減益は戦...
吉野家ホールディングス(9861)は牛丼の老舗、国内2位。収益柱「吉野家」と「はなまるうどん」展開。海外は米、中、東南アで展開。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・売上高は既存店売上高の伸長および店舗の純増により増収・営業利益は海外の人件費高騰、吉野家のユニフォーム切替等により減益・はなまるは前期比で増益、吉野家は微減益、海外は△11億円ラーメン事業は伸長しています。売上高は前期比+78.4%、一...
リテールパートナーズ(8167)は地方の食品スーパー連合。15年山口の丸久と大分のマルミヤストア、17年福岡のマルキョウ統合。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・スーパーマーケット事業は増収増益・ハツトリー社の取得、4店舗の新設等により増収Amazonとの協業によりネットスーパーを立ち上げています。現在は福岡県福岡市及びその周辺の一部地域を対象エリアとしていますが、今後拡大を検討しています。次期の業...
アレンザホールディングス(3546)はホームセンター、ペットショップを多店舗展開。バローHD傘下に。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・既存店ベースの売上高はEC等の伸長もあり、前年比+0.2%・主要事業会社タイム及びホームセンターバローは増益もダイユーエイト及びアミーゴは減益・固定資産の減損損失946百万円を計上し、当期利益は前期比でマイナス次期は増収増益の計画ですが、ここ数年の売上高は微減、利益...
SFPホールデングス(3198)は居酒屋「磯丸水産」や「鳥良」が柱。直営主体。クリエイト・レストランツHD傘下。■業績・参考指標FY2025は年末年始商戦の客足好調、売上高・営業利益ともに業績予想を上回りました。売上高は24/2期伸長の営業時間効果と訪日客売上高も好調引き続きで既存店がしっかり増収。営業利益は人件費、水光熱費など費用増を吸収して営業増益、第4Q繁忙期もしっかり稼いで増益着地。磯丸水産は5店出店、地方出店...
ミニストップ(9946)はイオン系コンビニ。関東、東海地区が地盤。ファストフードに強み。海外縮小し国内に集中。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・増収減益(赤字拡大)・単体37億円(店舗6、ソフトウェア31)、ベトナム7億円の減損損失を計上営業利益は20年度から23年度で49億円改善する一方(それでも赤字)、当期は前期比28億円の減益です。GP率低迷に加え、直営店増加による経費影響が上乗せされています。次...
エーアイテイー(9381)は関西発祥の複合一貫輸送業者。日中間の海上輸送で衣料、日用雑貨等輸入に強み。通関業務注力。■業績・参考指標2025年度2月期の業績ハイライトは以下の通り。・営業収益は取扱高の増加に加え、円安や運賃上昇が追い風となり、堅調に推移・一方で粗利は価格転嫁を進めるも、激しい競争環境下で粗利率が低下・販管費は給与のベースアップなどで人件費を中心に増加し、営業減益今後の事業戦略として取扱量のさ...
フジ(8278)は中四国最大手スーパー。イオン系。24年3月フジ・リテイリング、マックスバリュ西日本と合併。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・食料品を中心に売上高は堅調に推移し、+1.0%の増収・統合初年度としての積極的な投資で営業利益を圧迫上記に加え、収益性の低下が見られた店舗等について減損損失4,319百万円を計上しています。これらにより親会社利益は計画比△52.3%と大きく悪化しました。次期は増収...
イオン(8267)は国内流通2強の一角、GMSと食品スーパー中心。M&Aで成長。上場子会社で金融、不動産など。■業績・参考指標2025年2月期の業績は以下の通り。・営業収益は、初の10兆円超え・営業利益、経常利益は、前期の過去最高に次ぐ水準・親会社株主に帰属する当期純利益は、構造改革を見据えた特損影響などにより減益特損は店舗等に係る固定資産の一部について、減損損失52,030百万円を計上しています。金融事業のマネロン対策...
アダストリア(2685)はSC軸に「グローバルワーク」等のカジュアル衣料展開。フォーエバー21も。傘下に外食ゼットン。■業績・参考指標24年2月期は創立70周年の節目の年でした。この年に過去最高の売上高・営業利益を創出し、賃上げやデジタル投資を推進することができました。市場の関心と当社の考え方は以下の通りです。リオープン一巡による市況の減速懸念:需給の全体的な後退は見られない、賃金上昇が追い風人件費の上昇と人材...
北の達人コーポレーション(2930)は化粧品や健康食品のネット通販。小ジワ対策のヒアルロン酸化粧品や目元クリームが主力商品。■業績・参考指標当社のビジネスモデルは先行投資である広告投資を3~4か月かけて利益回収するビジネスモデルです。業績予想は先行投資である広告投資が続くことを前提としています。そのため四半期単位で見た時に以下の状況となります。・対業績予想比で広告宣伝費の増加により利益が同予想を下回った...
大庄(9979)は居酒屋大手。大衆割烹「庄や」「日本海庄や」などを首都圏軸に全国展開。卸売り、運送を育成中。■業績・参考指標ま、過去の業績を振り返っても仕方ないので進行期の2Qにフォーカスしましょう。2Qの売上高は+18.4%、営業利益は466百万円で黒転、当期利益は852百万円です。要因は原価率の抑制や費用の減少によるものです。通期の業績予想を上方修正しています。上期の進捗を踏まえると妥当な水準かと思います。ちょっ...
ビックカメラ(3048)は家電量販大手。ターミナル駅周辺で大型店を展開。ソフマップに加え、12年にコジマを傘下に。■業績・参考指標2Qで通期の業績予想を上方修正しています。上期の上振れは2023年12月の新たな割引上限規制を含む法改正前の駆け込み需要が要因とのことです。通期では上記の要因に加えインバウンド売上の一層の回復を織り込んでのことです。当社は売上高はそんなに変動がないのですが、利益(特に当期利益)はボラ...
コジマ(7513)は郊外型家電量販。経営不振で12年ビックカメラ傘下入り。売り場改革や赤字店閉鎖で再生果たす。■業績・参考指標想定以上の需要の先食い等に伴う反動減の影響により売上高の減少が続いています。23年から24年にかけての利益減少は一目瞭然ですね。またEC事業の粗利率低下を踏まえて、利益重視の体制に切り替えたことで減収影響があります。通期は減収、人件費が増加しますが、粗利率の改善や経費コントロールで利益...
松屋(8237)は呉服店発祥の名門百貨店。銀座本店と浅草店の2店体制。独立路線維持。子会社で飲食店運営も。■業績・参考指標銀座店の総売上高はコロナ前を大きく上回り、過去最高を更新しました。これは国内売上の好調維持と免税売上の大きな伸長によるものです。特に免税売上高は過去最高を記録した2015年度を大きく上回る結果となっています。高額品が売上を牽引、中国本土シェアは減少も好調です。利益、CF、配当を見ても回復傾...
壱番屋(7630)はカレー専門店を全国展開、約9割がFC。海外にも積極展開、成長を牽引。ハウス食品の子会社。■業績・参考指標2024年2月期の売上高は前期比112.1%でした。客数は103.8%、客単価は108.1%で好調を維持しています。FC向け卸価格を値上げし、原価UP分を吸収しています。また海外もしっかりと利益を稼げるようになりました。また、M&A施策では国内連結子会社3社目となる「もつ鍋前田屋」を運営する会社を取得しています...
J. フロント リテイリング(3086)は大丸松坂屋百貨店が主力。テナント導入積極化。商業施設のパルコやギンザシックスも傘下。■業績・参考指標2024~2026年度の中計を発表しています。そのなかで2030年に向けて大切にするものとして、以下を定めています。3つの価値、3つのシナジー、1つになる3つのシナジーは以下の通りです。①エリア(重点7都市を面で戦う)、②顧客(百貨店・パルコの強みを追求・融合)、③コンテンツ2030年に...
SFPホールデングス(3198)は居酒屋「磯丸水産」や「鳥良」が柱。直営主体。クリエイト・レストランツHD傘下。■業績・参考指標年末年始商戦(4Q)の客足好調、売上高・利益ともに業績予想を上回りました。売上高はインバウンド需要の取り込み、メニュー見直しによる客単価UP、営業時間の拡大が奏功しました。利益は人件費増もしっかりと稼いで業績予想を上回りました。訪日客売上高割合は11.4%超まで伸びています。訪日客向けに開...
クリエイト・レストランツHD(3387)はSC内にレストランやカフェ展開。ベーカリーなど育成中。子会社に「磯丸水産」展開するSFP。■業績・参考指標前期に対して増収増益を達成、売上収益は過去最高となりました。堅調な外食需要及びサンジェルマン社・レフボン社の通期貢献によります。売上収益は4Q単で既存店コロナ禍前比で96.1%と引き続き堅調でした。客数は81.3%ですが、客単価は118.2%とUPしています。興味深かったのはCFの...
ティーケーピー(3479)は貸会議室大手。遊休不動産の一括借り上げ、小分け活用で成長。貸オフィス、ホテルも展開。■業績・参考指標コロナ禍でダメージを受けていた各事業の業績が回復しています。貸会議室事業は対面需要が本格回復しています。宿泊事業もインバウンド需要の回復で初めて売上高が80億円を突破しました。足許Q4の料飲売上高はコロナ禍前の約8割まで回復したようです。今後は抑制していた貸会議室の出店戦略を再開...
西松屋チェーン(7545)はベビー・子ども衣料と生活雑貨のロードサイド大型店を全国展開。PB商品中心の低価格戦略。■業績・参考指標戦略に変更はありません。顧客にとって便利で標準化された店舗網の拡充を進めています。商品面ではプライベートブランドの拡充を図っています。売上高、利益、配当の推移を見てもキレイな右肩上がりとなっています。唯一、営業CFはデコボコしています。在庫の影響かな?■株主優待権利確定月:2月20...
DDグループ(3073)は居酒屋など複数業態の飲食店運営。ビリヤード・ダーツバー、ホテル、不動産など事業幅広い。■業績・参考指標24年2月期は各段階利益で過去最高益を更新しました。たしかにコロナ禍前の20年2月期を上回っていますね(売上高は未達ですが)。各セグメントの概況は以下の通りです。飲食:外食需要の回復などにより、増収増益アミューズメント:各種施策が奏功し、営業利益黒字を維持ホテル・不動産:主に販売用不...
タビオ(2668)は靴下やタイツなどの専門店「靴下屋」を直営とFCで展開。店頭連動の国内生産システムに強み。■業績・参考指標24年2月期はインバウンドの増加や中国事業の伸長により増収増益となりました。こんなところにもインバウンド需要があるんですね。ナイガイ社と資本業務提携を締結しています。主な業務提携の内容は以下の通りです。・靴下ブランド協業型 OMO 事業の開発・ブランドのクロスセルによる販売強化・中国製ジャ...
コメダホールディングス(3543)は中京地区を地盤に「珈琲所コメダ珈琲店」を全国展開。朝食サービスに特徴。約95%がFC店。■業績・参考指標店舗数は1,023となりました。売上収益は卸売収入(既存店+新規出店)を中心に増加しました。利益は1000店舗CP費用等の増加がありましたが、増収効果により増益となっています。中計”VALUES 2025”の進捗について確認します。EPS:年平均成長率13%以上 → 年平均成長率18.7%ROIC:最終年度...
イートアンドホールディングス(2882)は外食チェーンと冷凍食品製造の2軸。いずれも「大阪王将」ブランドが柱。全国5工場が稼働中。■業績・参考指標株式上場後過去最高益(営業利益)を達成しました。ただキャッシュフローに目を転じると投資CFが大きく、FCFはマイナスが続いています。このため配当もずっと10円にとどまっています。西日本エリアの生産体制強化を目的に九州工場を設立予定です。まだ投資フェーズが続きそうです。...
ミニストップ(9946)はイオン系コンビニ。関東、東海地区が地盤。ファストフードに強み。海外縮小し国内に集中。■業績・参考指標事業の選択と集中を進め、経常利益は10百万円で5期ぶりの黒字化となりました。営業利益段階ではまだ赤字ですが、20年度に対しては49億円改善しています。進行期も利益が伸長する計画ですが、ここまで回復するのは難しい気がします。これは3-4Qの低調(単体は営業損失)を踏まえての判断です。それにし...
アレンザホールディングス(3546)はホームセンター、ペットショップを多店舗展開。バローHD傘下に。■業績・参考指標既存店ベースの売上高が前年比△2.1%と低迷しました。しかし新店の開店等(注1)により、 営業収益は前年比+0.44%と辛うじて増加しました。一方で主要事業会社全てが減益となり、営業利益以下の段階利益は減益です。「主要事業会社全てが減益」、中々のパワーワードですね。商品在庫の増加や新規出店により、総...
エーアイテイー(9381)は関西発祥の複合一貫輸送業者。日中間の海上輸送で衣料、日用雑貨等輸入に強み。通関業務注力。■業績・参考指標再参入です。当期は大きく減収減益です。コロナ禍で高騰した海上運賃は需給バランスの正常化に伴って下落しました。運賃水準の下落により原価が抑制され、粗利率は改善しましたが減収をカバーできませんでした。より強固な収益基盤を構築するためにDX戦略の推移による営業強化を図ります。23年...
マックスバリュ東海(8198)はイオン系の食品スーパー。経営破綻した旧ヤオハンが母体。マックスバリュ中部を19年吸収合併。■業績・参考指標2023年度は新店・改装などが牽引し、営業収益で過去最高を更新しました。客数、客単価伸長により既存店売上は+3.5%でした。2024年度は成長加速に向け積極投資を行います。総投資額130億円は過去の倍以上の規模です。主な投資内容は新店・改装、電子棚札、セルフレジ入替・その他投資です。...