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山歩クラブ http://fom-club.seesaa.net/

山、自然、季節の移ろいはからだとこころの大切な糧。今日もお山歩会にウオーキング。仲間といっしょ。

今日も眩しい光に当たって、上機嫌で楽しげに、山並みとお喋り !

ヤッホー
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江東区
出身
天童市
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2014/05/02

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  • 「強国アメリカ+英語」対「その他の国+文化と言語」

    ‘The Hill We Climb’ When day comes we ask ourselves, ‘where can we find light in this never-ending shade,’ the loss we carry, a sea we must wade? We’ve braved the belly of the beast. We’ve learned that quiet isn’t always peace, and the norms and notions of what just is isn’t always just-ice. And yet the dawn is ours…

  • 創造的、知的活動における男性の精神的吸血

    女性を型にはめる「聖と魔」の理論 父権社会で男性たちが自分の理解を超えた女性の力に出会ったとき、対処に困った彼らは女性たちにレッテルを貼ってきた。一つは、天上と通じるような人間離れした「聖性」であり、もう一つは、理性を超えた狂おしい「魔性」だ。このふたつは紙一重の部分があり、ときに反転する。異才の女性が女神から魔女に転落することは、現代でもよくあるだろう…

  • 抑圧されてきた女性やマイノリティの「声」

    「口封じ」というナラティブの武器 ここからは、実社会でのみならず文学においても、さまざまな形で抑圧されてきた女性やマイノリティの「声」について考えていきたい。 日本では「饒舌」「雄弁」に対してなぜか冷ややかな目が向けられることがあるが(「口が達者」というのは大抵批判の言葉であり、訥弁は「人柄がにじむ」などと褒められる)、発言権や弁論の機会というものは人権の一部で…

  • 女性と子どもにとってのリアルなディストピア

    SFから日常へ——ディストピアの曲がり角 ここで、ディストピアとSFの関係に少し触れておきたい。 ディストピア文学はもともと未来を舞台にすることが多いため、19世紀の最初期から、SF的なアイテムを導入することが多かった。これはハイテク機器を搭載して未来都市を描くヴェルヌの『二十世紀のパリ』からしてそうで、オーウェルの有名作『一九八四年』に出てくる…

  • ディストピア3原則

    「ディストピア」は「ユートピア」と表裏一体 英米圏では、もうここ20年ぐらいディストピア文学のブームが続いている。ジョージ・オーウェルの『一九八四年』などのリバイバルヒットもあり、とくにここ10年ぐらいは、この語が盛んに聞かれるようになった。日本でもゼロ年代の後半ぐらいから、そうした文学作品が目につくようになっている。 実のところ、ディストピ…

  • 重忠節

    「畠山氏が拠点を置いた菅谷館があった嵐山町」…… 2023年11月26日日曜日、山歩クラブは7人で武蔵嵐山へさんぽ! そして「菅谷館」まで足を延ばしました ↓

  • 武士の鑑、畠山重忠

    「武士の鑑(かがみ)」と称された畠山重忠は、武蔵国男衾(おぶすま)郡(埼玉県深谷市)を本拠とする。 源頼朝が挙兵した際には、父重能(しげよし)が在京中だったため、平家側について17歳で三浦一族を攻め、頼朝が武蔵に入ると、これに服従し、平家や奥州藤原氏の追討で活躍した。 頼朝上洛(じょうらく)の際には、二度も先陣を務めた。 これは彼が「容儀神妙」、すなわち容姿や所…

  • eyes 内田樹

    なぜ日本では子どもの人権がこれほど軽んじられるのか。それが先日の寺子屋ゼミのテーマだった。「子どもの権利条約」は1989年に国連総会で採択されたが、日本が批准したのは94年、158番目だった。それ以後も国連の子どもの権利委員会から繰り返し子どもの権利に対する法制度の不備を指摘され続けてきたが反応は鈍く、2023年に施行された「こども基本法」は国際条約よりはるかに後退した抽象的な…

  • 映画『ほかげ』塚本晋也監督

    『ほかげ』(2023)上映時間:95分/日本 映画「ほかげ」予告編 https://www.youtube.com/watch?v=MFG4AHYuPig 戦後。女(趣里)は半焼けになった居酒屋でひとり暮らし。 身体を売ることで生活をしている。 その居酒屋に、空襲で家族を失った少年(塚尾桜雅)と復員兵(河野宏紀)が居ついてしまい仮の家族のように。 しかし、…

  • 松山幸雄が見たケネディ大統領

    初老以上のアメリカ人の多くは、1963年11月22日「ケネディ大統領が暗殺された」との第1報を聞いた時、自分がどこで何をしていたかを思い出せる、という。いや、あの悲報に接した時のショックを覚えている人は、日本記者クラブの会員にも、まだたくさんおられるのではないか。 たまたま私は、あの時ワシントン特派員としてケネディ政権をカバーしていた。その上、暗殺の7、8時間後には現場に立って「ダラス発」の記事を書…

  • A Strategy of Peace 平和のための戦略

    A Strategy of Peace by John F. Kennedy Delivered on 10 June 1963 at the American University in Washington, DC. It is with great pride that I participate in this ceremony of the American University, sponsored by the Methodist Church, founded by Bishop John Fletcher Hurst, and first opened by President Woodrow Wilson in 1914. This is a young and growing university, but it has …

  • ケネディ暗殺から60年

    『JFK/新証言 知られざる陰謀[劇場版]』<特報>解禁!2023年11月17日(金)公開 https://www.star-ch.jp/jfk-shinshogen/ 1963年11月22日、米テキサス州ダラスでのパレード中に発生したジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件。この20世紀最大のミステリーとも呼ばれる大事件を題材にした、1991年の劇映画「JFK」でセンセーションを巻き起こしたオリバー・ストーン(Oliver…

  • ケネディ暗殺事件60年

    <銃撃の残響 ケネディ暗殺事件60年> 11歳のアントワネット・グローバーは石の台座の上に立ち、大統領の車列を待ち構えていた。1963年11月22日、米南部テキサス州ダラス。群衆の中で、グローバーが羽織るライトブルーのジャケットがひときわ目立つ。 前夜はわくわくして、あまり眠れなかった。第35代米国大統領ジョン・F・ケネ…

  • 中野信子”分断を生まず、つながる幸せ”

    脳科学者・中野信子さんいわく、「困難で不確実な状況を生き延びるためのスキルを芸人・兼近大樹さん(EXIT)に学ぶという裏テーマが隠されているのです」と。 中野さんが『笑いのある世界に生まれたということ』で明らかにするのは、兼近さんを変えた「笑いの力」……。 異色のふたりがガチで語り合う「ヒト」と「笑い」の関係。 人間への洞察力がつき、自分自身や仕事にも大きなヒ…

  • ユダヤ人とアラブ人、協調と融和をめざす

    「愛子はまさに、世界の民族、人種、宗教を越えた広い深い人類愛を持っていた人でした…… この旅行は単なる物見遊山の旅ではなく、世界を訪ねながら、戦を無くすためには、平和な世になるためにはどうしたらよいかという二人の思索の旅でもありました」 いまもユダヤとアラブの融和を願って活動している人たちがいます。ヤッホーくん、現況を見て聞いて知って、愛子、そしてその夫蘆花はいまだったら、何を綴るのか知りた…

  • 徳富蘆花、愛子

    パレスチナ、パレスチナ …… 徳富蘆花は1906年、蘆花と愛子は夫婦で1919年にパレスチナに旅していましたぁ〜 明治の文豪徳富蘆花(1868-1927)の婦人愛子(1874-1947)は熊本県菊池隈府で生まれ、文学少女として成長し、その多彩な才能は蘆花の作品にも大きく影響を与えました。 また銀婚式の記念に誰よりも早く世界一周の旅にでかけるなど夫婦仲…

  • 日本外交の基本は、米国に追随することではない

    肩を組んでいるのか、首根っこをつかまえられたのか ↓ 日本の平和憲法は、いかなる国際紛争も武力で解決しようとしてはいけないという哲学に…

  • “知らないうちに決まっている”社会からの脱却

    複合危機の時代になぜ「自治」なのか? ——『人新世の「資本論」』に続き、ベストセラーとなった『コモンの「自治」論』(著者:斎藤 幸平・松本 卓也・白井 聡・松村 圭一郎・岸本 聡子・木村 あや・藤原 辰史、集英社、2023年8月)。ただ、「自治」という、使い古されたかのように思える言葉を掲げた本が、話題になっているのは不思議です。なぜ、「自治」の本が好評なのでしょう? 斎藤幸平:「自治…

  • 市原麻衣子教授

    —— 自己紹介をお願いします。 「市原麻衣子です。法学研究科と国際・公共政策大学院で国際政治学を教えています。また、国際交流担当の副学長補佐として、海外の大学との共同研究推進にも関わっています。さらに、グローバル・ガバナンス研究センター(以下、GGR)で「民主主義・人権プログラム」を率いています。研究領域は、民主化支援と影響工作です」 —— 民主化支援と影響工作とはどう…

  • アーサービナードとピカドン

    映画『バービー』日本版本予告 2023年8月11日(金)公開 https://www.youtube.com/watch?v=BgVqM_LE0pE 「バービー」と原爆 世界も問題視 なぜ起きた? 日米「意識の差」 https://www.youtube.com/watch?v=OxB1oV5GsWk アーサー・ビナードさんと山田洋次さんの対談の日(8月4日)。 この日は、渥美清さんの命日だけでなく、偶然にも朝日新聞「天声…

  • 1970年11月25日、三島由紀夫が自衛隊市谷駐屯地で割腹自殺

    作家・三島由紀夫が同志と共に自衛隊市谷駐屯地を訪れ、東部方面総監を監禁し、さらに自衛隊員たちに向けて演説をした後に割腹自殺を遂げるという衝撃的な事件が起きたのは、今から53年前、1970年の11月25日だった。 その最期から「自決した何となく怖い作家」といったイメージを持つ人もいるかもしれない。しかし、当然のことながら三島の思想はそんな簡単に片付けられるようなものではない。 「学生の時に『金閣寺』を読…

  • 斎藤幸平「人新世の『資本論』」

    「マルクスで脱成長なんて正気か─。そういう批判の矢が四方八方から飛んでくることを覚悟のうえで」経済思想家・斎藤幸平(1987年生まれ)が上梓した「人新世の『資本論』」(集英社新書、2020年9月)。 ところが予想に反して多くの読者が共感。 50万部超のベストセラーとなり、ドイツをはじめ各国でも翻訳版が大ヒット中である。 その世界的話題作の「おわりに」を一部編集して、…

  • 映画を見て、考え、話す場

    「なぜ空襲の記録をはじめたのか」(語り:早乙女勝元) https://www.youtube.com/watch?v=1-XWGErUrFg 「言いたいことと言わねばならないことと」桐生悠々 https://www.youtube.com/watch?v=7USpMYdEbTI 映画「ひろしま」予告編 https://www.youtube.com/watch?v=2jXDTnBEo1A https://www.youtube.com/watch?v=39CsOtuqRbY ●…

  • 賀川豊彦とハルの家族観

    大正から昭和にかけて社会運動家として活動し、「生協の父」と呼ばれている賀川豊彦(※1)。 その豊彦を支えながら、自らも女性解放運動に身を投じたのが妻の賀川ハル(※2)でした。 彼女の生き方から今、何が学べるのか。 孫としてハルの足跡を辿っている冨澤康子(※3)さんを訪ねました。 (※1)1888-1960。キリスト教社会運…

  • 小説『春いちばん』著者、玉岡かおる

    昨日2023年11月18日の土曜日、ヤッホーくんのゼミナールは、「貧民街の聖者」香川豊彦(1888-1960)! 使用したテキストはと言いますと、玉岡かおる(1956年生まれ)『春いちばん』(家の光協会、2022年)。 感想も多数寄せられましたが、例えば2通だけご紹介: 《今日はご苦労様でした。ハルさんのこと感動的でした。今日、さっそく、地元の本屋さんに『春いちばん』を予約しました》 《今日は賀川豊彦のレクチャー…

  • 核不拡散条約(NPT)と核兵器禁止条約(TPNW)

    Keynote Address by Ambassador Alexander Kmentt 2023 Arms Control Association Annual Meeting in Washington, D.C., June 2, 2023 https://www.youtube.com/watch?v=sK99Bwshkc0&t=68s 2026年の核不拡散条約(The Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons、通称:Non-Proliferation Treaty、NPT)再検討会議に向けてウィーンで開かれた第1回準備委員会は…

  • カンボジアの北島三郎

    『カンボジアの失われたロックンロール』予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Xib6wbBFXo8 https://www.youtube.com/watch?v=ESD6RTTzmqY Sinn Sisamouth and Ros Serey Sothea - Thevary My Love https://www.youtube.com/watch?v=hUI7fmcGerY カンボジアを拠点にした特殊詐欺に関与したとして現地で日本人25人が拘束された事件で、一部が「休…

  • 死刑と無期懲役

    賛否両論ある死刑制度ですが、その情報は全く漏れてきません。絞首刑が執行される際、密室で何が起きているのか?そして死刑を免れた無期懲役囚の胸中とは?その実態に「報道特集」が迫りました。 執行の約2時間前に突然の告知 絞首刑の実態とは 『死刑は刑事施設内において絞首して執行する』(刑法11条) 絞首刑は憲法が禁じる“残虐な刑”に当たるとして、死刑囚3人が死刑執行の差し止めを求める…

  • チャンギー刑務所で124人が処刑

    1947年1月21日と2月24日の未明。 シンガポールのチャンギー刑務所(※1)に収容されていた曽祖父、鈴木富来(とみき)は、所内に絶叫が響くのを聞いた。 晩年の手記にはこう記されていた。 「それは悲鳴ではない。私はさきに中支戦線(※2)の戦闘に参加したときの経験があるが、それは戦場で兵士が突撃を敢行する際の雄たけびの声であった。その雄たけびの声を指折って数えて、今朝は…

  • 2023年11月11日午後11時

    各界の重鎮が集ったお別れの会 今年2023年3月に88歳で亡くなったノーベル賞作家、大江健三郎さんの話題がこの秋、続いている。 母校の東京大文学部では9月1日、直筆原稿や校正刷りなど、1万8000枚を超える資料がデジタル化され、それらを専用の端末で閲覧できる「大江健三郎文庫」が開設された。 お別れの会も同月13日、東京都内のホテルで開かれ、約290人が参加した。 作家の筒井康隆

  • 『山崎洋仕事集』(西田書店、2023年5月)

    開戦が近づいていた1941(昭和16年)。警視庁特高警察部外事課警部で、ゾルゲ事件の外国人被疑者の捜査主任だった曽祖父、鈴木富来(とみき)が記した手記からは、当時の緊迫した空気が伝わる。 手記は開戦の日をこう振り返る。 「昭和16年中に太平洋で英米を相手に、大きな戦争が始まるであろうという私たちの推測は、当時捜査中だったゾルゲ事件の取り調べが進むにつれて、一層はっきり…

  • 鈴木富来(とみき)遺稿集

    2023年今春、埼玉県和光市の祖父(故人)の自宅書斎で、私(北海道新聞・東京報道センター・大沢祥子)の曽祖父鈴木富来(とみき)(1985年に85歳で死去)の遺稿集を見つけた。 晩年の手記や俳句とともに「ゾルゲ事件(※1)の捜査記録」と題された文章も収録されていた。 その当時の略歴に「警視庁特高警察部外事課」とある。 特高警察(※2)にいたことを、富来の孫である私の母や叔…

  • 平和を願う人に届けたいヘミングウェイの名言

    こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。 今回はアーネスト・ヘミングウェイの名言をご紹介します。 アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Miller Hemingway、1899-1961)は『武器よさらば』(1929年)などの名作で知られるアメリカの文豪です。 今回は、平和を願う人に届けたいヘミングウェイの名言をご紹介します。 “Never think that war, no matter how necessar…

  • 今も過ちを認めていない教団

    謝罪ではなくおわび、被害者という言葉も簡単に使わない——。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が2023年11月7日に開いた記者会見で、田中富広会長は頭を下げつつ謝罪とは一線を画す姿勢を強調した。 元信者たちからは「パフォーマンスだ」との声が上がった。 「当法人の指導が行き渡らず、つらい思いをされた皆様方に率直におわびしないといけない」 東京都渋谷区で開かれた記…

  • 残された人生は短い、悔いの残らないように、できる限りのことをしたい

    「芦屋令嬢」として育ち、謎多きカイロ時代を経て、キャスターから政治の道へ——。 常に「風」を巻き起こしながら、権力の頂点を目指す政治家・小池百合子。 『女帝 小池百合子』(石井妙子著、文春文庫、2023年11月8日 発売)は、今まで明かされることのなかったその数奇な半生を、ノンフィクション作家が3年半の歳月を費やした綿密な取材のもと描き切った。 石井妙子(1969年生まれ)…

  • 『茶色の朝 Matin brun』

    一億総特攻、なんて戦中のフレーズすら思い浮かぶ。東京オリンピック開催に突っ走る菅義偉政権下のニッポンである。語られざる論点が気になっていた。私たちの生命や暮らしを危険にさらして開かれる五輪で、残るものは何なのだろう。 「犠牲」をキーワードに、哲学者で東大名誉教授の高橋哲哉さんと考えた。 ある日の靖国神社 きっかけは運転手のおじさんの一言だった。…

  • 加藤典洋『敗戦後論』 批判(後)

    だから、加藤典洋による、ここ(「戦後後論」)での「絶賛」的な「太宰治論」は、所詮、自己正当化のための方法的なものであり、それゆえ「ご都合主義的に一面的」なものでしかなく、さほど深いものではない。 その証拠に、加藤は、太宰を嫌った三島由紀夫について、「注」で次のように語っている。 38 太宰について、三島由紀夫は、こう書いている。「○君は、私が太宰治を軽蔑せずに、もっとよく親切に読む…

  • 大杉栄、伊藤野枝、橘宗一の遺体が棄てられた憲兵隊内の古井戸

    ,《約2週間後、おじの大杉や、大杉の妻の伊藤野枝に連れられて東京へ行った際、麴町区(現千代田区)大手町にあった憲兵隊本部で絞殺された。遺体は古井戸に投げ込まれた。憲兵大尉・甘粕正彦が首謀者とされる「甘粕事件」だ》…… ヤッホーくんのこのブログ、2023年09月20日付け日記「橘宗一少年、享年6歳」をぜひ再読して見てください: http://fom-club.seesaa.net/article/500815167.html …

  • 加藤典洋『敗戦後論』 批判(前)

    加藤典洋は、過大評価された評論家だった。 だが、どんな時代でも、人びとは「人気者」こそが「本当に素晴らしいもの」と見てしまいがちであり、それは何も「一般大衆」に限った話ではない。 「知識人」と呼ばれる人たちだって、その多くが「同時代的な人気のオーラ」に惑わされ、それに跪拝して見せる。 その良い例が、ヒトラーでありスターリンへのそれで、そのささやかな別例が、かつての安倍晋三へのそれだ。 歴…

  • 加藤典洋の夢

    その日、評論家の加藤典洋(かとう のりひろ、1948-2019)氏は少しがっかりし、そして、ちょっとだけ怒っていたそうだ。 2010年の秋のこと。 不満は村上春樹(1949年生まれ)氏の発言についてだった。 文学者のマイケル・エメリック(Michael Emmerich、1975年生まれ)氏が、加藤氏の著書『村上春樹の世界』(講談社文芸文庫、2020年5月)の解説に書いている。 村上氏は前年にあの「…

  • 倍賞千恵子、ウディネ・ファーイースト映画祭で生涯功労賞を受賞

    倍賞千恵子さんが2023年4月末にイタリアで開かれたウディネ・ファーイースト映画祭で生涯功労賞を受賞しました(※1)。 彼女のこれまでの活動が評価されて、映画祭では「男はつらいよ」「家族」も上映されたと聞き、僕までうれしくなりました。 思えば、彼女の女優デビューは実に鮮烈でした。 1960年代の初期、まだ映画が娯楽の王座を占めていた頃、スター女優といえば上品な令嬢か…

  • 映画「同胞」から約半世紀、岩手の中学校で続く交流

    山田洋次『故郷』 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=i36dBnFnBLA 山田洋次『同胞』 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=qxnFqq5KIXQ https://www.youtube.com/watch?v=HNMm2SV9OtA https://www.youtube.com/watch?v=qTmdABnsjwY 松竹映画『同胞』主題歌「ふるさと」倍賞千恵子 https://www.youtube.com/watch?v=eLvrBkB60vk 約束/倍賞千…

  • 足柄山

    ヤッホーくんが足柄峠を超えたのは2023年10月18日水曜日のことでした。 足柄古道 ☟ 足柄道…

  • 更級日記

    伊皿子とは何か。坂の途中に立つ道しるべには「中国人伊皿子(いんべいす)が住んでいたと伝えるが、ほかに大仏(おさらぎ)のなまりとも、いいさらふ(・・・・・)(意味不明)の変化ともいう」と記されている。港区立郷土歴史館の石田七奈子学芸員は「渡来した中国人、近くにあった大仏、更級日記に出てくる『いいさらふ』など諸説あり、由来は明確に…

  • 53万人の江東区も世襲政治

    雑誌「暮しの手帖」をつくった伝説の編集者、花森安治さんは先の大戦を振り返って「暮らしを犠牲にしてまで守る、戦うものはなんにもなかった」と言った。 でも、生活を懸けた争いが、平和が戻ったはずの戦後日本で勃発したことがある。 名を「ゴミ戦争」という。 マンガを振り返ろう。 食堂で友好の時を過ごそうとご婦人がした当たり障りない質問が、騒動につながった。 お…

  • あらゆる人がものづくりを通して好奇心と喜びでワクワクし続ける社会

    江戸切子に新たな風を——。 「グラスラボ」(東京・江東区平野1-13-11 Tel 6318-9407)代表の椎名隆行さん(45)はオリジナルグラスの商品化に取り組む。 IT(情報技術)企業の営業畑から転じて10年目。 家業の町工場を拠点にガラス加工の職人技を生かす企画力で、ものづくりの幅を広げる。 「砂切子」シリーズは大人の遊び心にあふれる、ぐい飲みグラスだ。 淡い青や赤に代表され…

  • 江戸切子

    第42回江東区伝統工芸展 刀剣研磨 ☟

  • 江東区伝統工芸展

    江東区は江戸東京の消費を支える商工業の町として発展しました。 日本橋の問屋街に近く、水路などの交通の利便にめぐまれたこともあり、生活に密着した品を作る職人が多くおり、腕を振るってきました。 伝統工芸展では江東区に伝わった江戸時代以来の伝統的な技術を公開いたします。 伝統工芸の実演を通して、受け継がれる匠(職人)の技に触れていただき、少しでも豊かな時間をお持ちいただ…

  • 世襲、反日(旧統一教会)、売国(米国の言いなり)の政権

    特異な発言でネトウヨに大人気!杉田水脈とはいったい何者か? 衆議院議員の「杉田水脈(すぎた・みお)」氏という名前を聞いて、いったい何を思い起こすでしょうか。 「数々の問題発言をしてきた人」 「ジェンダー(社会的性差)差別発言の人」 ……などと、マイナスイメージでとらえて答える人が多いでしょうか。 要するに、かなり特異な発言をすることで、世間から叩かれてきた──という印象…

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