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  • いい男、になろう ―― 19/xx

    もとより、なろう、ってことは、まだなれていない、ってことで、ともすれば、なれていないことに対しての、書き手の、なれる、って思いを、行間に横溢させることになる。まだなれていないなれそうなことは、そこにある、手が届きそうな高嶺の花。現実を踏まえた非現実。つま先立ちの可能性は、今の自分の立ち位置の確認でもある。>ここから、いい男、になろう。...

  • いい男、になろう ―― 18/xx

    例えば、コロナで休業を余儀なくされた飲食店への補助や、女性や、高齢者や、障害者を助ける政策に対して、経営者でも女性でも高齢者でも障害者でもない男性は、誰からも助けてもらえないのが許せない。>どちらも、批判する人自身が、>何らかの負担を強いられたわけではない。>ただ、自分以外の人が利益を受けているのが不快という感情。>「他人の得が許せない」人が増えている。強者男性なら、何につけ、弱者を助ける政策に異...

  • いい男、になろう ―― 17/xx

    >自分が悪い男になることよりも、>誰かがいい男になるのは許せない、しかし、そもそも、いい男と悪い男は、公園のシーソーみたいなものではない。誰かを下げても、自分が上がることはない。誰かがどこかで悪い男になっても、自分は良くもならないし、悪くもならないし、自分が許せても、許せなくても、誰かがどこかでいい男になるのは止められない。いい男になるためには、誰の許諾も要しない。前文と後文は、実は関係のないもの...

  • いい男、になろう ―― 16/xx

    ルサンチマン(仏:ressentiment、(フランス語発音:[rəsɑ̃timɑ̃]))は、弱者が敵わない強者に対して内面に抱く、「憤り・怨恨・憎悪・非難・嫉妬」といった感情。そこから、弱い自分は「善」であり、強者は「悪」だという「価値の転倒」のこと。―― ウィキ/ルサンチマン この感情にパラレルに沿ってみるのなら、 悪い男は「善」い男、いい男は「悪」い男であり、 悪い男がいい男を攻撃するのは当然である...

  • いい男、になろう ―― 15/xx

    「他人の得が許せない」人々が増加中心に潜む「苦しみ」を読み解く―― AERA dot. 2019/10/15https://dot.asahi.com/articles/-/129115?page=1今春、定食チェーンの「やよい軒」が、無料だったご飯のおかわりを試験的に有料にするというニュースが流れた。運営会社は、おかわりをしない客から「不公平だ」という指摘があったと説明した。夏の参院選でれいわ新選組から車いすの議員2人が当選し、国会が改修されたというニュースには、...

  • いい男、になろう ―― 14/xx

    実現できそうもないような、いい男は目指せない。現実性に乏しいでたらめを語る男は、端的に、いい男とは矛盾するもの。いい男なら、荒唐無稽な夢は語らない。いきおい、実現可能な夢を見ることになるけれど、そんな夢は、いい男とも呼べないくらいにしょぼくなる。...

  • いい男、になろう ―― 13/xx

    いい男は楽しいのだろうか。いい男になろうなんて、わざわざ、誰に頼まれたわけでもないことを決めて、自分が決めたいい男を目指して、そこから外れないように努力して、それでいい男になれてきたとしても、その時、自分が楽しくなければ、もう、いい男になんかならなくてもいいんだ。無理してまでならないほうがよくて、そもそも、目指してなれる程度のいい男なら、つまらない男になってしまうだけなのかもしれない。...

  • いい男、になろう ―― 12/xx

    夕方に、ふらっと銭湯に寄り道をして帰るとか、うっかり昼寝をしてみるとか、僕はそういうことをやってみたい。しかし、そんな小さなことでさえ、実現させるのは容易ではない。何の制約もないから、できることなら、もうすでに、できているのだろう。こんなに怠惰で、ゆるゆるの、なんの熱量も要らないことにも、僕は、主題に据えて考え、タスクとして課し、なにやら意気込んでいる。もうすでに、気を抜くことに対する、取り組み方...

  • いい男、になろう ―― 11/xx

    >いい男、にしたって、>便宜上、仮にそう呼んでみただけで、>いい男のあり方も、なり方も知らない。>いい男が分からないのに、>いい男になろうとするのは、>そもそもからして滑稽な話だ。それでも、分からずとも、しっかり考えようとする姿勢、真面目に答えようとする態度があれば、だいじょうぶ、きっと、近づける、という確かめようのない信仰は捨てない。...

  • いい男、になろう ―― 10/xx

    彼と電話で話したのは、2016年、もう7年も前のこと。彼に、僕の哲学的な体験を訊かれて、ある日、人にとって言葉がどういうものかを思い知ったとき、目の前の景色が嘘になって、表層が剥がれ落ちるのが見えた、なんて答えたら、そんな体験がある人は強い、って笑ってくれた。その日以来、僕の景色は少し他人行儀で、今でもどこか嘘くさい。憧れる人の話になって、大江千里の話を聞いてもらった。大江は47歳で、それまでのキャリア...

  • いい男、になろう ―― 9/xx

    勉強でも仕事でも恋愛でも、何でもいいんだけれど、やってみて、自分の内側から起こってくる勉強観、仕事観、恋愛観は、当然、やってみなきゃ分からない。真面目に勉強をしない人が勉強のくだらなさを説いたり、まともに働いたことがないのに他人の労働を馬鹿にしたり、まるで恋愛経験がないのに恋愛をディスったり、そんなのは違うと思っていたけれど、それもあり、とは思えるようになった。それだって、当人には間違いではなく、...

  • いい男、になろう ―― 8/x

    どんな問題にしても、相手がいる問題であるなら、自分が何を問題としているか、を相手に、分かってもらうことがスタートになる。そして、その手の問題は、たいていは答が出ないから、実は、自分が何を問題としているか、を相手に、分かってもらうことがゴールでもある。問題とは、相手には、まだ、問題が、問題でさえもなかったことであり、相手に分からせることで、ある程度は解決することである。多くの場合は、自分が何を問題と...

  • いい男、になろう ―― 7/x

    難しくて、つらくなるのは、この世の中、どんな男がいい男か、を知っているだけではいい男にはなれない。どんな男が悪い男か、を知っていても同じこと。なぜなら、あっちでもこっちでも、そこかしこ、悪い男も悪い女も、悪い家族も悪い会社も、悪いSNSも悪いサイトも、まかり通っているのがこの世の中だからである。まるで人権意識に欠ける人の人権も守る。悪口を言い募る人の悪口も言わない。こちらの気持ちを察しようともしない...

  • いい男、になろう ―― 6/x

    言うだけ番長は、よく考えていると思う。考えて考えて、言っているんだと思う。だから、何も考えずにやっちゃう人を、羨ましくも思うし、馬鹿に思えたりもするのだろう。でも、何も考えずにやっちゃうなんてことを真に受けるのは、やっちゃう他人を馬鹿にしすぎていないか。何も考えずにやっちゃうなんてことが、可能だと思っているから言うだけで終始するのではないか。当たりまえに、普通に考えれば、やっちゃう人なら、おそらく...

  • いい男、になろう ―― 5/x

    >誰かが決めるいい男に合わせに行くよりも、>自己満足を楽しむほうがいいと、>やっと思えるようになってきた。しかし、自分の思うように、自由に、いい男になればいい、ってことになると、どうすればいいのか教えてもらいたくて、検索を始めたりする滑稽さ。...

  • いい男、になろう ―― 4/x

    優しいとか、仕事ができるとか、努力するとか、行動するとか、謙虚だとか、そんなあれこれはもういい、そんなのは省く。そんなのは織込み済みにさせてもらう。...

  • いい男、になろう ―― 3/x

    いい男、にしたって、便宜上、仮にそう呼んでみただけで、いい男のあり方も、なり方も知らない。いい男が分からないのに、いい男になろうとするのは、そもそもからして滑稽な話だ。誰も教えてくれないし、誰かに教わることでもないらしい。スタートラインに立ったつもりで、ここから、いい男、になろう。...

  • いい男、になろう ―― 2/x

    言い換えれば、自己満足。誰かが決めるいい男に合わせに行くよりも、自己満足を楽しむほうがいいと、やっと思えるようになってきた。幸せそうな自分を生きるよりも、そろそろ、幸せな自分を生きていい。...

  • いい男、になろう ―― 1/x

    いい男、といっても、もはや合コンに参加するとか、アプリに登録するとかもないので、自分の外側にある価値判断、とりわけ婚活的な判断基準は考慮しない。なろう、といっても、今さら背が伸びることも、急に可処分所得が増えることも期待できず、学歴も身長も年収も低いままで、いい男を目指そうという、無駄な悪あがきではある。...

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