これまでに出力段にMOSFETを使うと、同じ電源電圧なのに出力の振幅が取りにくいという話を何度かしていたと思います。ただ、ちゃんと説明を書いていなかったような気がしましたので、本日はその辺について書こうと思います。一般的な差動2段アンプで上側(+側)で説明します。 回路はこんな感じですね。 今回、下側(-側)はちょっと無視してください。 純コンプリメンタリアンプであれば対称的なので下側も同じように見積もることが出来ます。 ...
ヘッドホンを中心にしたDIYオーディオ アナログ回路、デジタル回路ネタもあります。
自作ヘッドホンアンプや、その他の電子工作、トランジスタ回路の説明など、色々記事にしています。 よろしくお願いします。
ゲート電圧が高いMOSFETを使うとアンプの出力振幅が低くなる理由
これまでに出力段にMOSFETを使うと、同じ電源電圧なのに出力の振幅が取りにくいという話を何度かしていたと思います。ただ、ちゃんと説明を書いていなかったような気がしましたので、本日はその辺について書こうと思います。一般的な差動2段アンプで上側(+側)で説明します。 回路はこんな感じですね。 今回、下側(-側)はちょっと無視してください。 純コンプリメンタリアンプであれば対称的なので下側も同じように見積もることが出来ます。 ...
ここ1カ月ほどVFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプの動作検証をおこなって試聴したりもしてきたのですが、やはり気になるポイントがあります。それは、電源電圧に対して出力電圧があまりに小さいことです。±18V電源で8Ω負荷時 ±7.5Vほどしか振幅できません。ノンクリップパワーを計算すると、(7.5V ÷ 1.41)^2 / 8Ω = 3.54 Wです。 < OSC Tokyoで展示したVFA-02 >という訳で、そこを解消する新回路の発表です。...
OSC2025 Tokyo/Spring ご来場ありがとうございました
OSC 東京にご来場いただきありがとうございました。 今回も沢山の方々に見ていただけました。今回のラズパイオーディオの会は3名で展示品を持ち込みました。 < 1日目の展示の様子 >...
VFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプ 動作検証(5)
本日は、C負荷応答を見ていきましょう。まずは8Ω負荷です。 10kHz方形波の5Vppで見てみます。綺麗な波形です。...
VFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプ 動作検証(4)
負荷のON/OFFを繰り返すと、時々発振してしまったのが前回の話でした。シミュレーションで位相補償C9の値をちょっと振ってみましょう。 実機の方は3.3pFを実装していました。シミュレーション上で1pF、3.3pF、5pF、10pFとSTEP応答させてみたところです。...
VFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプ 動作検証(3)
先日の続きになります。2/21のOSC tokyoに持っていくため急ピッチで検証を進めています。黄色い方は未対策で、水色が対策した波形です。(片チャンネルだけ対策して両チャンネル駆動しています)...
VFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプ 回路について
準コンプリメンタリアンプについて以前、色々なアンプの実例をあげていました。本日は、基板設計を進めているVFA-02 の回路について見ていきましょう。準コンプリメンタリ回路は、上下の終段デバイスに同一なものを使う(非対称性な回路)のことを指します。Nch/Pch、NPN/PNPのように対称的デバイスとは異なって回路構成的に完全な上下対称性は望めないため色んな回路が考案されていますが、...
VFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプ 動作検証(2)
先日の続きです。とりあえずシャシーに組み込んで負荷をかけてみました。...
VFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプ 動作検証(1)
ちょっと進み具合が遅くなってしまいましたが、準コンプリメンタリアンプのVFA-02の動作検証を行っています。とりあえず組んだところ。 ...
デジキーなどで入手しやすいMOSFETをいくつか購入してみました。 SiC MOSFETのVgsは高めに作っている傾向があるのですが、その中でもVgsが低めなものを集めてみました。理由はアンプの電源電圧を高くしないで動作するものを探すためです。電源電圧を変える=電源トランスを変更する という事になりますからね。左から順に、Si MOSFET IRFP240PBF(Vishay Siliconix)・・・音が気に入っているMOSFETSiC MOSFET SCT2450KE(ROHM)・・・製造中止品...
OSC2025 Tokyo/Spring が2/21(金)、2/22(土)に開催されます。今回は駒澤大学にて開催されます。 ...
VFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプ シミュレーション
基板が出来上がってくるまでの間、部品を注文したりシミュレーションしたりという時間があります。回路図は先日の通りですが、抵抗・コンデンサなどの定数は決定できていません。基板にシルクで定数を書いてしまったけど、検討して修正していきます。 ...
先日、人生で初めて大腸の内視鏡検査をしてきました。思えば数年前、会社の大腸がん検診にて「要検査」と出たのですが忙しい時期が重なったのと、その後コロナ騒動で放置していました。こんな検査食を前日に食べます。 ...
先日かいたVFA-01 rev2基板と非常に似ているので混同しそうですが、準コンプリメンタリ出力版のVFA-02基板の設計がおわりました。こうして見ても、違いはわかりませんね。 ...
新年 明けましておめでとうございます。皆様にとって良い年でありますように。今年もマイペースで進めていこうと思いますので、よろしくお願いします。 ...
アンプの終段のトランジスタ/FETがNPN+PNP、Nch+Pchで特性の揃ったコンプリメンタリ・ペアがなかった時代、NPNのみ、Nchのみで構成した準コンプリメンタリという回路がありました。いくつかの手法が過去の先人たちによって開発されていましたが、その一部を見てみましょう。この回路はWireless World という雑誌の1968年4月号からの抜粋でQURD社の回路です。 ...
最初に作成したパワーアンプ基板であるVFA-01のRev2基板を設計中です。Rev1と基本的には一緒ですが、CADをkiCADへ変更して海外の基板屋で製作できるようにしました。変更した点は、電源コネクタをターミナルからVHコネクタにしたところが一番大きいかもしれません。 ...
ラズパイオーディオの会が冬コミに参加します。私の方からはSabreberryDAC Zero2 完成品を出品いたします。ハンダ付けも終わり動作確認もすべてOK。 一息ついたところです。 ...
ちょっと用事があって横浜みなとみらいに行ったついでに、山下公園のイチョウ並木を見てきました。とはいっても2週間ほど前ですので今は葉が落ちてきていると思います。関東は恐ろしく快晴な日々が続いていました。 ...
UPS HAT(C) も含めたSabreberryDAC ZERO2用ケース
以前、ちょっと紹介したPI Zero用UPS HAT(C) バッテリーですが、なんとT.S.Worksさんがこのバッテリーも含めたケースを設計してくれました。この写真はBluetoothモジュール基板(RPiZeroBM83)との組み合わせです。 PI Zero用、RPiZeroRP2040用パネルもあります。 ...
進捗が遅くてすみません。今日はケース(アルミ名刺入れ)について書こうと思います。 ヘッドホンジャック部とUSB端子部をニッパーで切ってからヤスリで削ってみました。斜めに滑りこませようと思っていたのですが、ご覧の通りOSコンがぶつかって入りません。(ヘッドホンジャック部もぶつかってる) ...
夏に DT 770 PRO X Limited Edition を購入してました
気が付くと今年も残すところ1カ月になりました。今年は春にゼンハイザーのHD490 PROを衝動買いしたあと、夏にこれを買っていました。 4カ月くらい使った感想を書こうと思います。beyerdynamic は今年100周年だったようで、リミテッドエディションというのを出していました。 ...
すっかり更新が途絶えておりましたCard Rabbit USB の進捗です。音量を少し上げると何故か音が歪んでしまうという謎の現象がでていて、間違い探しをしていて時間が経ってしまいました。 ...
最近、ちょっと物騒な事件が関東近郊で起きていますね。 じつは私の家の近所でも行ったり来たりしている若者(20代~30代)の男性3人がいたというの耳にしました。オフィス街で事務所を探しているならまだしも、住宅街のはずれで平日の昼間にスマホをみながらウロウロしていたというは、ちょっと気になりますね。 どこのご家庭にも余っているという古いラズパイとCamera moduleで防犯カメラを起動してました。 ...
SB32+PRO DoP の出荷検査でNGになった基板が何枚かありました。症状は2つ。片チャンネル音が出ないのと、全く音がでないもの。通常、電子機器の量産では不良率が1%を超えるとちょっと多いという感じではあるのですが、この基板では3%ほどありました。DAC-IC自体がダメだったか実装不良だったのか証明は困難なので泣き寝入り状態だったけど、このまま放置していてももったいないのでDAC-ICを載せ替えてみることにしました。 ...
会場が中野から東京に移って、初めて見学してきました。雨の中、場所が分からず「八重洲北口から徒歩2分」と書いていたステーションコンファレンス東京の案内をもとに15分ほどさまよってしまいました。周囲に似たようなビルが多いし、ビルのエントランスというか表札?には「SAPIA TOWER」と書いてあるし・・・それはさておき、...
Card Rabbit USB(仮)の基板が届いています。とりあえず名刺入れに入れてみました。ぴったりですね。 ...
SabreBerryDAC Zero2用のアクリル板キット Boothにて頒布開始されています
先日ご紹介しましたSabreBerryDAC Zero2用のアクリル板キットがBoothにて頒布開始されています。t.s.worksさんありがとうございます。 ...
すっかりチェックし忘れていましたが、今週末の11/2(土)は秋のヘッドホン祭です。場所は従来の中野サンプラザから変わってステーションコンファレンス東京です。 東京駅のすぐ近くらしいです。 ...
タカチのケースも高くなったし、何か良さそうなケースないかなっと探していたとき、こんなのをめにしました。ハンドルもついているので持ち運び時にも便利そうです。 多少ぶつけても平気なくらい丈夫ならなお良し。 ...
UPS HAT(C) という名前のラズパイZero用バッテリー
先日の記事で紹介していたラズパイZero用のバッテリーを入手しました。千石電商では売り切れていたのでAmazonか購入しました。 1週間ほどかかりました。 ...
RPiZeroRP2040 ラズパイZERO形状USB-DDC基板
ラズパイZERO形状のUSB-DDC基板 RPiZeroRP2040をリリースするために情報をまとめていました。DAC基板を重ねてしまうと基板がよく見えないですが、 ...
先日、ちらっとUPしていた絶縁電源基板基板ですが、頒布に向けて部品表を作っています。秋月電子で入手できるブリッジダイオード(ショットキーダイオード)で半田付けしやすいサイズのSDI2100という部品を使おうとしていました。 ...
秋の夜長にはRaspberryPi5 RT-linux セルフビルド
さてさて、ここ1週間の作業はPi5用RT-linux ビルドのための準備体操ということはバレバレだと思います。RT-linuxというのはリアルタム版のLinuxのことで、一定時間内にイベントに応答できるという特徴があります。つい最近、メインカーネルにRT-Linuxが統合されたというニュースが出ていました。 ...
秋の夜長にはRaspberryPi5 64bit版 Sabreberry32 ドライバコンパイル
RaspberryPi5 64bit版 というか、Pi5は32bit版がないので自動的に64bitになるのですが、Sabreberry32 ドライバのコンパイルに成功しましたので、その方法を書こうと思います。 < Pi5 のRaspberryPi OSは64bitのみ > ...
RaspberryPi 5 の公式OSは32bit版でも64bit?
Pi4、Pi5とでOS周りを調べているのですが、公式サイトのビルド情報にもPi5の32bitが書かれておらず、ちょっと疑問に思っていました。という訳で、RaspberryPi OS Lite の32bit版をダウンロードしてSDカードに書き込んで実際に起動してみました。 ...
何年かぶりにkernel build をしてみました。いつから対応したのか把握しておりませんでしたが、64bit版のgccなどが用意されていました。これでセルフビルドが手軽にできるようになりました。Pi4とPi5が同じくカーネルで起動するのか、ちょっと調べてみました。 ...
先日の続きです。どうにか各チャンネル用にOSコンを入れられたので、この形で試作に出しました。名称は...
なんと、T.S.WorksさんがSabreBerryDAC Zero2用のアクリル板キットを用意してくれました。 < RPiZeroBM83との組み合わせ例 > ...
Low-V-Amp 2.0 ディスクリートの電流帰還型ヘッドホンアンプの音は結構気に入っているのですが、初回でちょっと出荷したあとぴたりと止まっています。トランジスタの半田付けが大変なのが最大の理由だとは思います。 もう少し何かできることはないかとずっと考えていました。 そんなとき、100円ショップでふと目にとまったのがこれ。ダイソー(左、中央)とキャンドゥ(右)のアルミの名刺入れです。 ...
アキュフェーズ ANCC 歪打消し回路シミュレーション(2)
先日の続きです。 本日は、フィードバック型のANCCをシミュレーションしてみます。回路はこのようにしました。先日と同様にわざと歪を付けるためのD1,D2をU1の出力に挿入しています。dumbbellcurl さんご指摘のようにU2側の回路はオペアンプ回路による負性抵抗そのものです。負性抵抗の計算式は、こちらを参考にさせて頂きました。 ...
先日、ONKYO特許回路を解析して久しぶりにLTspice(シミュレーション)を楽しんだところですが、今日はアキュフェーズのANCC回路をシミュレーションしてみましょう。https://www.accuphase.co.jp/information/pub/mj/accuphase2209.pdf回路例がここに掲載されていました。抵抗の定数など不明ですが、動作原理を知るだけなら適当で大丈夫だと思います。この回路はオペアンプを2個使った回路って記事を2014年にUPしていた例に一部似ています。 ...
なんと、千石電商さんにてSabreberryDAC Zero2用の部品一式を用意して頂きました。ありがとうございます。 ...
BM83は、最大で3デバイスまでマルチリンク接続できるとされています。Bluetoothのマルチリンクは、複数のデバイスと同時接続しておきながら、音はどれか一つのデバイスになります。優先順位というものがある訳ではなく、後だしじゃんけんが勝つという仕組み。試しに、マルチリンク接続して確かめてみました。 ...
先ほど気が付いたのですが、秋月電子でBM83 Bluetooth Audio モジュールが取り扱いされているようです。どなたかがリクエストしたのでしょうか?嬉しいですね。...
SabreBerryDAC Zero2用のケース 3Dデータ
なんと千石電商さんから素敵なプレゼントを頂きました。 SabreBerryDAC Zero2用のケース 3Dデータです。そして、実際に3Dプリンタで出力したものは、 ...
マイクロチップ社のBM83 Bluetooth Audio用モジュールについて、少し説明しておいた方が良いと思われる部分を書いておこうと思います。トラ技2024年4月号、2024年10月号では少し触れられているのですが、基本的にファームウェア設定をPCからUSB経由にて書換えて使用するモジュールです。そして、その設定・書換TOOLはWinodws版しか用意されていません。macな人は、Bootcampやparallels desktop(有償)、VMware Fusion、Wine系などでwinアプリを使うか格安中古win10PCを買うなどしなければいけません。 ここのブログのアクセス解析ではmacユーザーが2割弱ほどいらっしゃいます。 ついでに把握しておいた方が良いところもあります。...
今、ちょうど特許検索サイト「j-platpat.inpit.go.jp」がメンテナンス中で見えませんが、ONKYOの特許を調べてシミュレーションしたのをご紹介いたします。特許は特開2019-110413(P2019-110413A)です。 メンテナンスが終わりましたら特許の書面に目を通してみるのも面白いかもしれません。興味のある方はどうぞ。特許の文章を読み解くのはちょっと疲れるので、早速シミュレーションしてみましょう。 ...
ASCIIさんに禁断のヘッドホンアンプ S を取り上げて頂きました
なんと、ASCIIさんに「禁断のヘッドホンアンプ S」シングルオペアンプ版が掲載されていました。大変光栄なことです。 ...
今月号のトラ技にチラっと私の基板が載りました。SabreberryDAC Zero2 と RPiZeroBM83です。 ...
大変お待たせいたしました。基板を修正してrev1.1 から rev 1.2になりました。 サクッと組み立てて動作確認しました。千石電商さんのwebサイトからご購入された方へは、基板が千石電商さんへ届き次第順次発送されると思います。 ...
ラズパイ用小型DAC基板「SabreberryDAC Zero2」に合わせてBM83 Bluetooth受信基板を試作していたのは先日書きましたが、今回はusb-ddc基板です。これで、3通りの組み合わせができるようになりました。 もちろん初代のSabreberryDAC Zero でも使えます。このUSB-DDCに使っているマイコンはラズパイPicoのCPU「RP2040」であることは書いていたと思います。 ...
先日の続きで、追加テストをしてみました。まずは、DMMで安定して測定するためにhfe端子の接触具合を改善する必要があります。少し太いリード線の抵抗を挿してみたところ安定して測定できるようになりました。 ...
エルミタージュ秋葉原さんに禁断のヘッドホンアンプ S をご紹介いただきました。ですが、現在修正版を製造中です。もう少々お待ちください。 もうひとつ、...
先日、ちょっと書いたチップトランジスタのhfeなど測定するTOOL基板です。この基板単体では測定機能はなく、DMMや半導体テスターなどを使って測定します。簡易的なところではTC1というマルチ測定TOOLもあります。 ...
ラズパイPico USB-DDC Feedbackを機能するように実装(3)
こちらの続きになります。DMAバッファの残量を見ることができるようになったので、あとはfeedbackすればOKです。ところが、このfeedback値には少しクセがありました。 こういうのは実際に動かしてみないと分らないものですね・・・ ...
禁断のヘッドホンアンプ Single OPAMP版 出荷しました
既に千石電商さんにて販売開始されているようです。名称は「禁断のヘッドホンアンプ S」です。 ...
ラズパイPico USB-DDC Feedbackを機能するように実装(2)
こちらの続きです。ラズパイ公式のソースではFeedbackをちゃんと実装していないことが分ったのでバッファー残量をみる所から始めましょう。読むのはpicoのsdkです。USBからパケットを受け取ってPIOへデータを送るのにDMAを使っていることが分っていたからです。https://datasheets.raspberrypi.com/pico/raspberry-pi-pico-c-sdk.pdfそう言えば、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)ってちゃんと使ったことなかったなぁ。。。とボヤきつつ、API仕様を見ればお盆休み中には何とかなるさ、と軽い気持ちでいました。 ...
ラズパイPico USB-DDC Feedbackを機能するように実装(1)
USBオーディオの規格にはUSB Audio Class 1.0(UAC 1.0)とUSB Audio Class 2.0(UAC 2.0)があるというのはご存じの方も多いとは思いますが、今一度USBオーディオについておさらいしておきましょう。PCなどの「ホスト」とUSB-DACなどの「ペリフェラル」との間の同期にはこれら3つの方式が規定されています。 ...
Low-V-Amp 2.0でチップトランジスタの選別をしたいと思っても、どうにもテスターのピンを当てることができずに諦めていました。という訳で発注した基板がこちら。久しぶりの金フラッシュ基板です。 ...
C104 夏コミにてSabreBerryDAC Zero2基板を頒布いたします
突然ですが、2日目(8/12)の西会場にてSabreBerryDAC Zero2基板を頒布させていただくことになりました。#C104 2日目 西さ-25a 「こくだランド」こちらでSabreberryDacZero2 新作のDAC基板を頒布させて頂くことになりました。よろしくお願いします。https://t.co/PXkXyM4f5v— Takazine (@TakazineZone) August 11, 2024 ...
エルミタージュさんに Low-V amp 2.0 が取り上げられていました
めっちゃ見逃していました。 6月にLow-V amp 2.0 と専用アクリルケースをエルミタージュ秋葉原さんに取り上げていただいていたようです。(遅すぎ・・)この紹介記事のとおり、...
Raspberry Pi Pico 2が発表されました。とりあえず情報共有の意味でスイッチサイエンスの説明動画を貼り付けておきます。...
ZOSAN-HPA15 HPA16 試聴とファームウェア調整(2)
昨日の続きです。 < ぞうさんのイラストが可愛いフロントパネル > ...
ZOSAN-HPA15 HPA16 試聴とファームウェア調整
2022年3月にラズパイ PicoによるUSB-DDCの記事を書いておりました。その時のファームウェア(バイナリ)を利用したUSB接続ポータブルヘッドホンアンプをZOSANKIBANさんが作ったということで、ちょうど10月号のトラ技の執筆でMCLKを追加&ジッターを低減したところだったので、新ファームウェアを案内しました。ところが、ジッター低減したはずの新ファームウェアの音がよろしくないとの連絡が・・・ ...
東京インターナショナルオーディオショウ最終日に覗いてきました。
東京インターナショナルオーディオショウは「TIAS」と略すんですね。 Twitterでそう書いている人がいて初めて知りました。隅々まで展示を見て聴けたわけではないので、私が回って注目したところだけ報告しようと思います。 最終日は他の日よりも短いというのもありますが、いくつかのブースは整理券を朝イチで配っていて部屋に入ることもできませんでした。評論家の先生が公演している最中でも自由に出入りできるブースがあり、そういったところを中心に見てまわりました。 ...
stereo 2024年8月号に禁断のヘッドホンアンプが紹介されました。
先週Twitterには書いたstereo 8月号の紹介です。 stereo 2024年8月号に禁断のヘッドホンアンプが紹介されました。なんとDIYオーディオ特集なんですよ。それと、方舟復活は長岡鉄男ファンにとって気になるはず。たしかYoutubeでも公開されていました。 pic.twitter.com/ruRKVAl5Cl— Takazine (@TakazineZone) July 20, 2024...
下の写真は第1試作と第2試作基板を並べたところです。殆ど変更点はありません。裏面を見てみましょう。 ...
個人的な話題ですみません。ここのところイベントや原稿執筆が続いていたのですが、やっと解放された土日。自由に創作しようと思いました。外も暑いですしね。ということで先々月くらいから取り掛かっている小さい基板シリーズをだらだらと描いてました。まずはこちら。 SabreberryDAC ZERO2 の改版 表は殆ど変わりませんが裏面にミュート回路を仕込んで電源ON時のポップノイズを低減します。これで完成か!? ...
三毛にゃんジェロさんがコメントで書かれていますが、日本のギターメーカーであるフェルナンデスが自己破産するようです。各所ニュースサイトにも掲載されていますが東京商工リサーチによると、99年1月期には年商40億円台だったが22年1月期には1億6600万円まで縮小していたとのこと。大阪営業所を分離する形で設立した大阪フェルナンデスが23年4月26日に大阪地裁より破産開始決定を受けていた。。。らしいので前兆はあったようです。 ...
一昨日、基板が届いたので帰宅後にちょこちょこと半田付けしていて、明日の秋葉原の「音ン場(オトンバ)」に持っていこうと思っていました。ところが・・・...
今年の東京インターナショナルオーディオショウは7月26日(金)、27日(土)、28日(日)東京国際フォーラムで開催されるようです。 いつも秋だったように思うけど今年は早いんですね。例によって事前予約が必要です。...
innocent Key さんがエミッタ抵抗レスバッファの検討をされていました。
DACやアンプなどの自作オーディオ系を検索していると、高度で完璧な音質を求める記事を多数書かれているinnocent Key さんを見たことがあると思います。私も幾度となく拝見、勉強させて頂いてきました。そんななか、 ...
音もの交流イベント「音ン場(オトンバ)」 に出展してみます。
7月13日(土)秋葉原から徒歩7分のところで開催されるイベント「音ン場(オトンバ)」に参加することになりました。音ン場の出展者がなんとこんなに増えました!画像右下にご注目! pic.twitter.com/xt2NYQIlLi— 音ン場 (@otonba_official) July 1, 2024...
基板がきてから2週間ほどたって、やっと組み立ててみました。意外とBTモジュールの半田付けが難しいです。 ...
SabreBerryDAC ZERO 2 の 試作基板が来ましたので実装してみます。基板の裏には5個のPMLCAP。 ちょっと盛りすぎでしょうか。一番の懸念は水晶発振器の取り付けです。 ...
案内が遅くなってしまいましたがWGからデジット(共立電子3階)にて禁断のヘッドホンアンプをお取り扱いして頂いております。 【デジット商品情報】 人気のたかじんさんの新作基板が入荷しました‼️ヘッドホンアンプやプリアンプに使える「禁断のヘッドホンアンプ」基板になります。オペアンプ選びで遊べそうな基板になります。 pic.twitter.com/P2mxkeoIVz— デジット (@0666444555) May 28, 2024 ...
スイッチサイエンスさんへ預けるのがだいぶ遅くなってしまいましたが、ようやく頒布開始しました。 ...
先日、MUSESシリーズオペアンプなどを製造している日清紡マイクロデバイス社(旧 新日本無線)の川越事業所を訪問してきました。数年前にTwitterで一緒に訪問しませんかと、ある方からお誘いを受けていたのですがコロナが発生したり、新日本無線がリコー電子デバイスと合併して社名が変わったりとで時間が経ってしまいました。その間にMUSES03が生産終了。 続いてMUSES05も生産終了ということで先行きも心配です。 今回の訪問でそのあたりも訊ねたいと思っていました。 ...
OTOTEN 2024の情報がでていました。6/22(土)、6/23(日) 東京国際フォーラムです。 ...
先日の記事でラズパイ用DAC基板をBT接続で鳴らせないか?という話がコメント欄で上がっておりましたが、ラズパイ自体のBluetooth をオーディオレシーバとして使うのは難があります。そもそもホスト側としてもBTオーディオは音切れがあり、まっとうな音楽再生には厳しいという認識が広がっています。オーディオ用のBTユニットと言えばマイクロチップ社のBM83だ! ということで入手してみました。 ...
OSCにてLow-V Amp 2.0用のアクリルケースを製作されていらっしゃったT.S.Worksさんのケースが遂に販売開始です。ビスや電池ケースなど一式揃ったキットになっています。 ...
数年ぶりに開催されるアナログオーディオフェア 6/1(土)、6/2(日)秋葉原の損保会館で行われます。6月1日、2日の2日間、秋葉原の損保会館で数年ぶりに開催される「アナログオーディオフェア」。当社も販売ブースを出展します!会場限定割引があるとかなんとか…https://t.co/RymuUQ6Oij pic.twitter.com/p8yCU44vzk— ステレオサウンド (@StereoSound_pub) May 30, 2024 ...
つい先日、秋月電子から発売になったRaspberry Pi Zero 2 Wを買ってみました。現時点で3110円でした。Pi Zero 2 W自体は2022年6月に発売されたらしいのですが全く入手できず、諦めていました。こんなパッケージで送られてきました。通常のラズパイと違って箱に入っていません。 ...
バランスアンプNNBA-1とMUSES72323バランスボリューム、BlueWind DC-Arrowをみ合わせた作例が掲示板にUPされておりましたので、ご紹介させていただきます。 < あみのんさんの作例 >あまりに素晴らしかったので取り上げさせていただきました。 ...
コロナ過の半導体不足が解消されてラズパイが入手できるようになってきた訳ですが、手ごろな価格帯のDAC基板が売り切れたまま放置しておりました。そんな折、SabreberryDAC ZERO の再販を求める声が出ておりまして少々悩んでおりました。というのも、ラズパイの価格上昇からも推測できるかと思いますが、部品実装費が大幅に上がっていて大変厳しいのです。 部品削減案として「操作スイッチを削除してもいいですか?」と聞くと、あれはアイデンティティだ! と。なるほど。確かに。 ...
報告が遅くなってしまいましたが、MUSES05を搭載して動作確認しました。特に問題はないようです。 < NJM5534DはDCサーボ、その隣にMUSES05を搭載 >音の方は、、、...
先日書いた通りkiCADにて設計し直したALX-03が4月中旬に届いておりました。GW中にどうにか動作確認できました。部品棚にあった黒MUSEを使ってみたのです。。。 ...
しばらく売り切れが続いていたJACK-44-5の在庫が復活しました。 ...
yahooニュースを見ていてフジコ・ヘミングさんの死去を知りました。92歳だったとのこと。 心よりご冥福をお祈りいたします。 ...
ゼンハイザー HD490 pro 自作ケーブル 3.5mmプラグ編
先日は、ゼンハイザー HD490 pro のバランスケーブルを自作しましたが、本日は3.5mmプラグのシングルエンド駆動版のケーブルを作ってみます。前回、写真を用意しなかったイヤーパッドを外したところ。 イヤーパッドはグイっと手前に引くと外れます。HD490 proには標準で2種類のイヤーパッドが付いていて、好みで交換できます。 ...
3.5mmジャックもきましたので頒布いたします。今回は数量が少ないので直接頒布になります。 ...
数量は少なめですが、SoundRABBIT をリピート生産しました。この基板はデスクトップPCへ内蔵するヘッドホンアンプです。3.5mm、4.4mm(バランス)、6.3mmジャックを持っていてます。 早速頒布しようと思ったけど、付録していた3.5mmジャックが製造中止になっていることに気が付きました。 ...
週末は天気がよくて気温もさほど高くない散歩日和だったので気合を入れて歩いてきました。スタート地点は金沢八景(横浜)です。八景島シーパラダイスなどへ行く金沢シーサイドラインもあります。 ...
最近ヘッドホンを買っていないな~ と思っていたところ、AV Watchのニュースを見てゼンハイザー HD490 proの予約ボタンを反射的にポチっとしてしまいました。それから2週間ほどたった4月2日に届きました。割と高価なヘッドホンです。Amazonで約6万円しました。末尾にPLUSがつくと「キャリングケース」と「長いケーブル」も付きますが価格は約7万円になります。 ...
昨年末あたりにネジの西川の事業を千石電商が引き継ぐと発表したのには驚いたのですが、いよいよ本格的に再編されてきたみたいです。元 西川の店舗を千石電商の2号店に改装。詳しくはこちら。...
ALX-03 renewal アレキサンダー型電流帰還アンプ(データ出し)
基板パターンって追えば追うほど修正したくなりますよね?前回と何も変わらないじゃない。と思うかもしれませんが寝ているうちに「ぽっ」とアイデアが出てきちゃう。これは、もう職業病ですね。...
ALX-03 renewal アレキサンダー型電流帰還アンプ(完了)
コンデンサを中心に3Dの部品が適当ではありますが、ALX-03 Rev3基板はこんな感じになりました。 ...
ALX-03 renewal アレキサンダー型電流帰還アンプ
私の作ったパワーアンプ基板の中で一番売れているのがALX-03 アレキサンダー型電流帰還アンプです。先日、在庫が無くなってリピート生産の見積もり(国内業者さん)をしたところ、思っていたよりも価格が高くなっていたためKiCADにて再設計することにしました。自作アンプの敷居をこんなところ(価格UP)で上げたくはないという風に思っています。ざっくり配置が終わったところです。...
エルミタージュ秋葉原 #今週売れたモノ「千石電商 秋葉原本店」編(2024/3/17-3/23)
なんと、こんな記事がエルミタージュ秋葉原さんに掲載されていました。“ 正直なところ、工作キットでここまでバンバン売れる商品は記憶にないですね。”だそうです。大変うれしい限りです。皆様のおかげです。ありがとうございます。 ...
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これまでに出力段にMOSFETを使うと、同じ電源電圧なのに出力の振幅が取りにくいという話を何度かしていたと思います。ただ、ちゃんと説明を書いていなかったような気がしましたので、本日はその辺について書こうと思います。一般的な差動2段アンプで上側(+側)で説明します。 回路はこんな感じですね。 今回、下側(-側)はちょっと無視してください。 純コンプリメンタリアンプであれば対称的なので下側も同じように見積もることが出来ます。 ...
ここ1カ月ほどVFA-02 差動2段 準コンプリメンタリアンプの動作検証をおこなって試聴したりもしてきたのですが、やはり気になるポイントがあります。それは、電源電圧に対して出力電圧があまりに小さいことです。±18V電源で8Ω負荷時 ±7.5Vほどしか振幅できません。ノンクリップパワーを計算すると、(7.5V ÷ 1.41)^2 / 8Ω = 3.54 Wです。 < OSC Tokyoで展示したVFA-02 >という訳で、そこを解消する新回路の発表です。...
OSC 東京にご来場いただきありがとうございました。 今回も沢山の方々に見ていただけました。今回のラズパイオーディオの会は3名で展示品を持ち込みました。 < 1日目の展示の様子 >...
本日は、C負荷応答を見ていきましょう。まずは8Ω負荷です。 10kHz方形波の5Vppで見てみます。綺麗な波形です。...
負荷のON/OFFを繰り返すと、時々発振してしまったのが前回の話でした。シミュレーションで位相補償C9の値をちょっと振ってみましょう。 実機の方は3.3pFを実装していました。シミュレーション上で1pF、3.3pF、5pF、10pFとSTEP応答させてみたところです。...
先日の続きになります。2/21のOSC tokyoに持っていくため急ピッチで検証を進めています。黄色い方は未対策で、水色が対策した波形です。(片チャンネルだけ対策して両チャンネル駆動しています)...
準コンプリメンタリアンプについて以前、色々なアンプの実例をあげていました。本日は、基板設計を進めているVFA-02 の回路について見ていきましょう。準コンプリメンタリ回路は、上下の終段デバイスに同一なものを使う(非対称性な回路)のことを指します。Nch/Pch、NPN/PNPのように対称的デバイスとは異なって回路構成的に完全な上下対称性は望めないため色んな回路が考案されていますが、...
先日の続きです。とりあえずシャシーに組み込んで負荷をかけてみました。...
ちょっと進み具合が遅くなってしまいましたが、準コンプリメンタリアンプのVFA-02の動作検証を行っています。とりあえず組んだところ。 ...
デジキーなどで入手しやすいMOSFETをいくつか購入してみました。 SiC MOSFETのVgsは高めに作っている傾向があるのですが、その中でもVgsが低めなものを集めてみました。理由はアンプの電源電圧を高くしないで動作するものを探すためです。電源電圧を変える=電源トランスを変更する という事になりますからね。左から順に、Si MOSFET IRFP240PBF(Vishay Siliconix)・・・音が気に入っているMOSFETSiC MOSFET SCT2450KE(ROHM)・・・製造中止品...
OSC2025 Tokyo/Spring が2/21(金)、2/22(土)に開催されます。今回は駒澤大学にて開催されます。 ...
基板が出来上がってくるまでの間、部品を注文したりシミュレーションしたりという時間があります。回路図は先日の通りですが、抵抗・コンデンサなどの定数は決定できていません。基板にシルクで定数を書いてしまったけど、検討して修正していきます。 ...
先日、人生で初めて大腸の内視鏡検査をしてきました。思えば数年前、会社の大腸がん検診にて「要検査」と出たのですが忙しい時期が重なったのと、その後コロナ騒動で放置していました。こんな検査食を前日に食べます。 ...
先日かいたVFA-01 rev2基板と非常に似ているので混同しそうですが、準コンプリメンタリ出力版のVFA-02基板の設計がおわりました。こうして見ても、違いはわかりませんね。 ...
新年 明けましておめでとうございます。皆様にとって良い年でありますように。今年もマイペースで進めていこうと思いますので、よろしくお願いします。 ...
アンプの終段のトランジスタ/FETがNPN+PNP、Nch+Pchで特性の揃ったコンプリメンタリ・ペアがなかった時代、NPNのみ、Nchのみで構成した準コンプリメンタリという回路がありました。いくつかの手法が過去の先人たちによって開発されていましたが、その一部を見てみましょう。この回路はWireless World という雑誌の1968年4月号からの抜粋でQURD社の回路です。 ...
最初に作成したパワーアンプ基板であるVFA-01のRev2基板を設計中です。Rev1と基本的には一緒ですが、CADをkiCADへ変更して海外の基板屋で製作できるようにしました。変更した点は、電源コネクタをターミナルからVHコネクタにしたところが一番大きいかもしれません。 ...
ラズパイオーディオの会が冬コミに参加します。私の方からはSabreberryDAC Zero2 完成品を出品いたします。ハンダ付けも終わり動作確認もすべてOK。 一息ついたところです。 ...
ちょっと用事があって横浜みなとみらいに行ったついでに、山下公園のイチョウ並木を見てきました。とはいっても2週間ほど前ですので今は葉が落ちてきていると思います。関東は恐ろしく快晴な日々が続いていました。 ...
以前、ちょっと紹介したPI Zero用UPS HAT(C) バッテリーですが、なんとT.S.Worksさんがこのバッテリーも含めたケースを設計してくれました。この写真はBluetoothモジュール基板(RPiZeroBM83)との組み合わせです。 PI Zero用、RPiZeroRP2040用パネルもあります。 ...
昨日はOSC TOKYO 2024 春に沢山のご来場ありがとうございました。昨年はちょうど桜の季節でしたが、今年はちょっと開催時期が早かったみたいで桜は咲いていませんでした。でも浅草寺には朝から沢山の観光客がいました。ちょうど9時頃。お賽銭してから会場に向かいます。 浅草寺から徒歩3分で到着します。 ...
6~7年ほど前に秋月で売っていた「IGZO 7インチ」ことsharpのLQ070M1SX01 液晶ディスプレイをPi5に接続して動かそうとしていました。この手のLCDをRaspberryPiで駆動するには/boot/config.txtにおまじないが必要です。なんてこった。 売り切れても設定方法など書いた情報だけは残しておいて欲しいものです。 ...
トランジスタ技術にしては珍しく、オーディオ回路特集になっています。私も15年くらい前まで知らなかったのですが、1990年代初頭までのトラ技はオーディオ回路、特に最先端のアナログ・デジタルオーディオ回路技術も頻繁に紹介する雑誌だったらしいです。当時、オーディオ自体も最新デバイスを搭載、より新しい技術、より低ノイズ、低ひずみ、広帯域、そして原音再生を目指して毎年のようにモデルチェンジしていましたね。もちろん一般のオーディオ誌と違って、メーカーの新製品の音を評論家が聴いて感想を書くとか、**賞を付けるいうものではなかったようです。(オーディオ製品紹介は1970年代頃は毎月のように掲載されていたらしい) ...
3/10に浅草で開催されるOSC 2024 東京の会場のレイアウトが決まったようです。ほぼド真ん中です。 ...
最初はスイッチサイエンスと、KSYのみでしたが、今は秋月電子や共立電子でも販売開始(一部売り切れ)したようです。純正ケースと純正ヒートシンクがまだ売り切れていなかったKSYから購入しました。8GB版は売り切れていたため、とりあえず4GB版を入手。 ...
大変おまたせいたしました。千石電商さんの通販サイトの方でもNNBA-1の販売を再開したようです。あみのんさんのご報告のとおり店頭では再開されていたようですが、通販サイトの方は売り切れ状態が続いていました。ということで、よろしくお願いいたします。こちらかどうぞ。 また、差動入出力で16.5dBのゲインを0dBまで下げる検討をシミュレーション上で行いました。...
Open Audio Lab.(以降OAL)さんのPi4用ラズパイケース製作記事がUPされました。OALさんと言えばiOSアプリ yaMPC でご存じの方もいらっしゃると思います。今回は、Pi4用のケースをタカチケース加工+アクリルパネルにて製作されたものです。 ...
EXICONのMOSFETを調べていて共立エレショップで取り扱っていることに気が付きました。ECX10N20: 200V 8AECX10P20: -200V 8Aおやおや!? ...
なんと、今度は週刊アスキーに掲載されました。webサイトはこちら。 ...
入出力バランスアンプNNBA-1が最新秋葉原情報を届けてくれるエルミタージュ秋葉原さんに掲載されました。同人ハードウェアというくくりです。...
昨日、Raspberry Pi 5 国内販売開始したようです。見落としておりました。8GB版は既に売り切れです。 出遅れました。 8GB版は最初から無かった可能性もあるようです。...
管楽器、弦楽器経験者であれば小澤征爾さんを知らない人はいないと思います。もちろん楽器を演奏したことがない人でも多くの人が「有名な指揮者」であることは知っていると思います。個人的に印象に残っているのは、ウイーンフィルのニューイヤーコンサート(2002年)のラデツキー行進曲です。...
昨年に引き続き、今年もOSC 東京(春)に参加することになりました。 日時は...
入出力バランスアンプ NNBA-1は千石電商さんから発売になっております。先日、発送した基板です。...
あれこれやっているうちに時間が経ってしまいました。量産版の入出力バランスアンプ NNBA-1 Rev1.1の動作確認が完了しました。まだ校了していないので未確定ではありますが、某誌4月号に寄稿するため追加実験など行っていました。 ...
すでに製作している方もいらっしゃるようですが、ちょっだけ補足事項がありました。回路でいうとこの辺。一般的に差動入力オペアンプの入力部は以下の3タイプに分けられます。・バイポーラPNPタイプ(4558系など)...
真空管の構造とか歴史的なものを検索していたら、ちょっと面白い読み物を見つけたのでご紹介いたします。日経エレクトロニクス 1996年から連載していたものらしいです。 ...
来たばかりで私の方でもまだ組んでいません。実験基板として少量を頒布いたします。 思っていたよりも真っ白な基板でした。 ...
年明けから地震で被災された方々、羽田の航空事故に会われた方々に心よりお見舞い申し上げます。千歳-羽田間は幾度となく利用していますし海上保安には友人もいますので、ちょっと心が落ち着かないです。 私のほうは年末からギターアンプのノイズ対策を行っていました。ノイズ具合を録音するのが難しかったのですが、対策前はこんな感じです。100Hzのハムノイズ、「チチチチー」「ジリジリ」「キーーー」が混じっています。フロッピーディスクのアクセス音のようでもあります。 ノイズ源は、コレなんじゃないかと疑っているのですが証拠はつかめていません。...
新年明けましておめでとうございます。昨年は、半導体デバイスの入手困難から解消されたものの、他の部品の製造中止と部品単価やTOOL価格の上昇に悩まされましたね。そんな中でも電子工作に明け暮れている皆さんに助けられた1年間でした。 ...