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2013/08/29

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  • 住所録

    友人が ケイタイの電話帳に亡くなった人の番号が増えていく と言う 私の紙の住所録は もうすでに使用不能になっている。斜線に埋め尽くされ、私の活動期の記録簿と化している。 新しく紙の手帖を買おうかと思うが 書く人の名も減り 2~3ページで間に合う。手作りの手帖で充分だ。 年賀状作成の名簿はパソコンに別に保存してあるが それの修正もそろそろはじめなければならない。 私は 住所が介護施設になる日まで したいことをして 迷惑がられながら しぶとく生きることにしよう。

  • 過ぎ去った時代

    もしドラえもんが “どこでもドア”を貸してくれるなら 私は未来よりも 過去の世界をのぞいてみたい なぜか未来には興味が湧かない 未来を思いえがく気力能力が落ちているのだろう。 それより 紫式部や清少納言の 素顔を見てみたい でも 平安時代に行っても 名札を付けているわけではないので 案内人がいないと 誰が誰やらわからないと思う その時代の人が 右往左往しているのを見るのもいいが 解説者が ここはこういう場面ですと説明してくれないと 歴史上の名場面も 日常の一コマにしか見えないだろう。 どんな波瀾万丈の歴史上の物語の人物でも 生で見ることができれば その人の日常は面白くもおかしくもないかもしれな…

  • 秋明菊

    秋明菊を頂いた 花びらがあちこちにかたむいて 花瓶に生けにくい。 去年も この菊のスケッチをした。 下描きだけで なかなか絵にならない。 構図がむずかしいのだ。 今年もスケッチだけで終わりそうだ こうして ゴミくずが増えていく。

  • 感傷

    もう数十年も前のお話 永く勤めていたスーパーが閉店になると聞いた時 最後の瞬間に立ち会いたいと思った。 蛍の光の音楽とともに シャッターが降りていくシーンを共有したい と思った。 その日 夕方近く 店の周辺で閉店の時をまった。 その時刻が来た。 店員が入り口のガラス戸を締める。 と 一斉に商品や棚を動かし 片付けはじめた。 店員だけでなく 取引先の社員らしい人たちも 入り混じって 店の中は騒然とした空間になっていった。 私は感傷の涙を出しそこねて 外の暗がりに つっ立っているばかりだった。

  • 怠け者

    ちょっとくたびれて ゴロリと横になった。 ふと 友人の誰 彼の事を思う。あの友人なら こんな時ダラダラ横になってなどいないだろう! ここで あの人と私の差が付いているのよ きっと! のそのそと身を起こし やりかけの仕事をつづける。 切磋琢磨する友がいることは すぐ道草を食いたい私にとって ありがたいことだ

  • 絵筆

    絵の教室で 絵筆をサッサッサッと動かして 手早く塗り終えていると 先生が「もう少し味わいながら塗ったらどうですか」と言われて思わず笑ってしまった。 早塗りの競争をしている訳ではないのに 気がつくと セカセカと仕事を終わらせる事に熱中していた。 絵を描いている時間に醍醐味があるのに つい普段の生活の癖が出てしまう。日々の些細な事ももっと丁寧に味わっていきたいと思った。

  • 伝わる

    お母さんはアタマの働きが鈍くなっている と息子が言う。 なにを小癪な! 偉そうに!と口の中でつぶやいて そのセリフを何処かで聞いたような気がする。 10代の頃 母に何か生意気な口を利いたとき 母がつぶやいた。何を偉そうに! と。 生意気なところは しっかり伝わっている。

  • 伝わる

    お母さんはアタマの働きが鈍くなっている と息子が言う。 なにを小癪な! 偉そうに!と口の中でつぶやいて 何処かで聞いたような気がする。 10代の頃 母に何か生意気な口を利いたとき 母がつぶやいた。何を偉そうに! と。 生意気なところは しっかり伝わっている。

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