ドトールの ミラノサンドを 食すとき イタリアもどきのおのれを笑う
野良ネコの「プー」に手向ける 花一輪 春のかおりのスイートピーを
水仙の 白き花咲く 野辺に立ち 胸に吸いこむ春のかおりを
春色の 電車に乗って 湘南へ わが青春を振りかえる旅
やわらかな 春の雨降る 土曜日は コーヒー淹れて香りにひたる
それぞれの 桜はこころの 中にあり いつも春ですわたくしたちは
やわらかな 春の雨降る さくら日に 花をついばむつがいのメジロ
何首でも 浮かんで来ます 春の歌 さくらの花がわたしを誘う
サラサラと さくらの花の 舞い降りて うつくしきかなLINEの画面
この年も 見せてくれます さくら花 年に一度の楽しき夢を
初なつの ごとき風吹く 駅前の 花は五分咲きシャッターを切る
五分咲きの さくらは今が 青春と 歌っています声たからかに
春風が 吹けば大きく 花ひらく わたしもひらく青春の花・気持ちだけ^_^
青空に 向かいまっすぐ 伸びて行く 花も草木もわれのこころも
氏邦の さくらに想いを 馳せながら 願うは友の幸と健康氏邦桜・・・ 埼玉県寄居町 戦国武将を祀る桜
清らかな 白き花咲く 水芭蕉 この朝とどく友のLINEで
咲き初むる ソメイヨシノの 二分咲きが 朝のひかりをたっぷり浴びて
まず一杯 エスプレッソを 飲み干して 朝のスタート午前八時に
まるで初夏 ポロシャツ一枚 闊歩する さくらの開花手前と言うのに
かならずや 一輪二輪 春を待つ 友にさくらよ開いておくれ
むらさきの すみれの花の 咲く野辺で お茶を淹れようアールグレーで
ふるさとの 春の記憶は すずらんの 白き花咲く実家の庭に
ふるさとの 春の記憶は チューリップ 河原いちめん真っ赤に染める
あたたかさ 超えての朝の この暑さ 引っ張り出すは半袖シャツを
予報では 明日はさくらの 開花日と 伝える朝のお天気コーナー
推敲も せずに詠んだよ 二十首も レモンビールのちからを借りて
コーヒーを ゆっくり淹れて 休日の 朝のスタート午前七時に
「さよなら」の 代わりに言った「ありがとう」卒業式後の教え子たちに
「トキ」に乗り 上野で降りた あの頃は 新鮮でした観るものすべてが
教育も 政治も文化も スポーツも ソフトにソフトに全体主義が
人生が やっとはじまる 気がしたよ 上京したての二十歳のわれは
ふるさとの 雪は解けたと LINE来る 信濃の川は雪解け水に
災害と 呼ばれる雪を 美しく 詠めば罪なり都会の人は
願わくば 花の下にて 歌を詠む あと二、三日開花を待って
ささやかな 希望を秘めて 空を見る キャンパス芝に寝ころびながら*二十歳の頃
雪国を 離れ初めて 降る雪は まるで絵画のごとき花びら
桜エビ かき揚げ天の 蕎麦を食う 春のかおりを口いっぱいに
山手線 眼下に見ての 墓まいり こころを込めて三月二十日
冠雪の 秩父連峰 窓に見て 深く息吐く三月二十日
メロディーが 浮かんできます「なごり雪」今朝降る雪を窓に見ながら
もさもさと 雪降る空を 窓に見て ふるさとしのぶ春のお彼岸
シンプルに 虚栄虚飾を 捨て去って 香り立ちたるコーヒー淹れる
十年間 続けたことが 何よりも 宝となりぬ歌詠むわれは
突然の かみなり鳴りて 雪の降る まるで雪国今朝の武蔵野
あの頃は カッコよかった ヨコハマの いしだあゆみのけだるき声が*いしだあゆみさん亡くなる
フォロワーが 一人増えれば それだけで なぜかうれしや今日も歌詠む
ありあまる 髪をカットし 爽やかに 床屋を出れば春のひかりが※からだはボロボロでも髪の毛だけは元気^_^
昼日中 歴史談義に 花ひらく 茶屋の主人と時間もわすれ
うららかな 春のひかりを 浴びながら ミモザの花の咲く丘に立つ
めずらしく 十首を詠う この朝は 春の武蔵野透き通る空
古代から 解釈割れる 歴史学 真理探究あいまいにして
わたくしも 冬の越後に メンタルを そうとう痛め上京はたす
謙信は 冬の越後に メンタルを そうとう痛めお酒にひたる※謙信・・・上杉謙信
わが歌は 三分間の カップ麺 次々浮かぶ感覚だけで
透き通る 空の青さを 窓に見て キュッと飲み干すエスプレッソを
歴史書を 二回三回 読みこなし ようやく分かるそのメカニズム
霧晴れて わたしの胸も 晴れたので 行こうじゃないかいつものカフェに
雪混じる 雨の降る日の 日曜は 野球観戦春のリビング*ドジャース対タイガース
日曜の 雨降る朝は 好きでした どこか落ちつく子どもの頃は
トコロンが 商店街を ねり歩く 今日は土曜日人出のなかを※トコロン・・・所沢市のゆるキャラ
いくさ無き 格差無き世に するために 歴史を戻す縄文時代に
友からの こころの宿る ひとことで 詠う意欲の金曜の午後
茶畑も 森もなくなり 住宅に なんと寂しきわが住む町は
右往左往 しながら続けた 教職を 自分の道をひたすら信じ
街路樹の こぶしの白き 花の咲く 春爛漫は池袋にも
車窓には 色とりどりの 梅の花 春を先どる国分寺線
うららかな 春のひかりを 背に浴びて 電車ははしる国分寺まで
東京の 大空襲から 八十年 遺体は眠る上野の森に
万博の 財源あれば 復興を 能登半島の庶民のために*もう遅いのか
雪国に 春を告げたる やわらかな レンギョの花の黄色のかおり
桜咲く ごときひかりを 浴びながら 街路をあゆむ汗にじませて
情熱の 熱量だけは 負けないが やっぱり思う若く無いなと
手を伸ばし 思わず買った「おーいお茶」大谷さんにわれもさそわれ
ナンテンの 枝を切り取り ととのえる 小雨降れども明るき庭へ
クリスマス ローズの白き 花の咲く 小糠雨降る駅前通り
今日もまた 明日に希望を 持ちながら 課題をこなすひとつひとつの
文明は 砂上の楼閣 だからこそ 再開発よりメンテナンスを
忘るまじ 地震津波に 原発と 3.11大震災を
曇天の 一日なれど ささやかな 春のひかりがわれを励ます
信念を 捨てず若さを 保ちます やわらかなれど筋をとおして
大雪の 下に埋もれた ふるさとも いつかこぶしの花咲きほこる
換気して 朝の掃除は 念入りに 弥生三月こころも青く
朝一に コーヒー淹れる 新しき 豆は苦めのヨーロピアンで
雪国に 育ったわれは あこがれた みかんの花咲く駿河の国に
見慣れたる 景色なれども いついつも われを励ます秩父の山は
かならずや 春が来ますよ 雪国に 百花繚乱みごとなまでの
晩学に 近道は無く こつこつと 文字を拾って組み立ててゆく
コーヒーの 豆半額の セールにて 店内一周レジ待つわれは
友情は はかなく消える 三月の 雪の舞い散る静かな夜に
悲しきは 友の変節 半世紀 同志と思いしたっていたのに
青春は 歳では無くて 熱情の 温度で決まる今日は青空
損得で すべてを決める アメリカの 大統領か?ビジネスマンか?
しっとりと 雪降る夜の 静けさに しばしわすれる今日の喧騒
次々と 歌の生まれる 金曜日 心身ともに痛みのとれて
上京は わが人生の 分岐点 あれよあれよと世界はひらく
流行りなり 再開発の タワマンの 増えてる街に未来はあるか
青空が やっと戻って 来ましたね 春を引きつれここ武蔵野に
グレゴリオ 聖歌流るる フロントは ほのかな灯り薪ストーブ燃ゆ
待ちわびる 春をイメージ するように ミモザの花はこころを照らす
新しき ノートに歌を 書き記す こころ鎮めて明日への歌を
このところ 喜怒哀楽を 歌にする シャウト!シャウト!のロックのように
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ドトールの ミラノサンドを 食すとき イタリアもどきのおのれを笑う
純白の テツポウユリを 眺めつつ 夏の夜明けを楽しむわれは
なにひとつ 浮かびやしない こんな時 ひとり静かにコーヒー淹れる
スペインの 巡礼終えた わが友の ありがたきかなブログの歌は
つまらない 歌と言えども 詠います 明日につながるわたしの歌を
七月に 入り歌詠む まず三首 気取ることなく飾ることなく
短冊に 願いを記す この歳で 愛は不滅とやや大げさに
歌を詠み 今日がはじまる この朝は コーヒー添えて更なる一首
陽が昇り 今日の暑さを 予感する 梅雨は開けたか七月一日
短冊を かざる団地の 子どもらは 明日を夢見て願いを記す
たくましき ブログの友に ただ拍手 スペイン巡礼ひとりの旅に
どことなく すがしき大気を 取り入れて 歌でも詠もう午前四時半
ポルトより ブログがとどく 友からの 歌と写真と笑顔を載せて
裏道の ノウゼンカズラは 生き生きと 花を咲かせる夏のにおいの
一輪の 薔薇を見つけた 花散歩 夏のにおいの並木通りで
土曜日の 朝の散歩で 探すのは 明日の希望とあさがおの花
香り立つ 朝のコーヒー 淹れましょう タッツァドーロの豆を用いて
まっすぐに 伸びて花咲く タチアオイ 白が際立つ午前の四時に
新聞を 運ぶバイクの 音のして 今日がはじまる梅雨晴れの朝
愛猫の 遺影に花を 手向ければ 風がわたしを優しく撫でる
作為なく ありのままにて あゆみゆく 凛と咲きたるあじさいのごと
いくさ無き 世の中願い 今日もまた テキストひらく世界の歴史
あじさいは 朽ちていきます ポツポツと 夏のひかりをまともに受けて
見渡せば 素材の無くて なにひとつ 浮かばぬわれは空を見上げる
振り返る ことの多くて 今日もまた 読書にふける「裏の日本史」
なにひとつ 浮かばぬことも あるだろう それでも記す空のこころを
小雨降る 団地の隅の 笹の葉の さらさら揺れる七月一日
健康と 平和やっぱり この二つ 七夕様に願うとすれば
晩年は 生徒指導に 明け暮れて 夕陽がきみのこころをひらく
さくさくと 敷石あゆむ 城下町 小江戸川越日曜の午後
とりあえず ビールではなく とりあえず コーヒーなのですわたしの場合
さて明日は 仲間四人と 散策に 小江戸川越歴史の道を
官能の 声が聞こえる くちなしの 白き花咲く雨の路地裏
若き日に めぐる欧州 ひとり旅 ラインの川の流れにまかせ
ポイントを 教えてくれた 講習会「俳句は切れる」「短歌は述べる」
アイスかな それともホット 週末の 喫茶で迷う梅雨のコーヒー
五十年 内装変わらぬ 喫茶店 たばこの匂う昭和のままに
ポジティブな 返歌にわれは 励まされ 前見て生きる夢を見ながら
新しい ノートに記す できるなら 明日に向かって羽ばたく歌を
死を前に なんでこんなに 詠めるのか 石川啄木「悲しき玩具」