いやはや、何やら凄い小説に遭遇してしまったものであるなという印象が。「凄い」という形容の仕方がどうにも安直に過ぎて、我ながら情けなくなる表現ではありますが、角…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
さてと、宮城の旅から帰ってまいりました。では、早速に振り返ってまいりたと存じますが、まずは余談から(笑)。 「秋は短し旅せよ岩手」とは今年2024年の「いわ…
鳥取の中国ともいうべき燕趙園をひと巡りした後には、宿に戻って当然に東郷温泉にざんぶと浸かる。宿泊先の水明荘HPに曰く「東郷湖の地底から湧き出た塩化物・硫酸塩泉…
「鳥取に出現した中国?」って、鳥取県は中国地方でしょう…と、そういう中国でなくして悠久の歴史を誇る大陸の方ですな。山陰本線で倉吉駅から鳥取行きの列車でひとつお…
連日のコンサートとなりましたが、読響の演奏会に行ってきたのですね。いつも会場となっている東京芸術劇場が改修工事に入るということで、今年後半と翌2025年の前半…
このところ東京オペラシティとミューザ川崎と、パイプオルガン絡みの演奏会が続きましたですが、今回はピアノとヴァイオリンのデュオということでして。トッパンホールの…
先日、東京・多摩市の東京都埋蔵文化財センターを覗いた折に他館展示案内として貼ってあったポスターを見かけて、「面白そうかも…」と思ったのがきっかけでして。目黒区…
倉吉駅から山陰本線に乗って移動…とは言ったものの、どこへ向かうのかをうっかり申し添え忘れてしまい…。ちなみに倉吉駅頭にはこんな石標がぽつんと置かれておりまして…
やおら寒さが募ってきた一日、ミューザ川崎のランチタイムコンサートを聴いてきたのでありました。つい先日は、東京オペラシティでトランペットとオルガンのデュオを聴き…
文字通りの温泉三昧で過ごした三朝温泉三連泊の後、次の目的地に移動するために倉吉駅前で出て、昼飯に鳥取牛骨ラーメンを食した…と言うところまで話は進みました。ちな…
…てなことで、温泉街を散歩してみたり、倉吉白壁土蔵群をぶらりとしてみたりと、そんなことも交えながら鳥取・三朝温泉三連泊は実にのんびりと過ごしておったわけですが…
鳥取・倉吉の本町通りあたりをぶらりとしていて、ふいと目に留まったのがこの解説板なのですなあ。「里見八犬伝ゆかり 忠臣八賢士の墓」とありまして、すぐそばには公…
またまた東京オペラシティ コンサートホールで開催される「ヴィジュアル・オルガンコンサート」を聴いてまいりました。「ヴィジュアル」という言葉を目にする限りでは「…
先日は東京・多摩市のパルテノン多摩ミュージアムで「多摩ニュータウン鉄道開通50周年」の展示を見てきましたが、今度もまた鉄道の周年記念関係でありまして。予て自ら…
そも三朝温泉からバスに乗って到着した倉吉の「赤瓦・白壁土蔵」という停留所から、件の白壁土蔵群の方へ向かう道すがら、通りかかった商店のショーウィンドウを見て「お…
先日はベイスターズ優勝の翌日に横浜スタジアムの脇を通り抜けたことから、珍しくもプロ野球に関わる思い出話に及んでしまいましたですねえ。そんなことがあったところか…
鳥取・倉吉の白壁土蔵群あたりをそぞろ歩く…といいながら、映画『男はつらいよ』の話で余談に入り込んでしまいましたですが、改めて町並みのようすなどを。 色付きの…
多摩センターに出向けばやっぱり立ち寄ってしまう東京都埋蔵文化財センター。ですが、ここの企画展は年度単位の1年開催…ということは、多摩センターに出かけるのは年に…
またまた帰宅後の話が絡んで恐縮ながら「倉吉観光情報サイト」によりますれば、打吹山を望むこのあたり、「映画「男はつらいよ」の撮影もこの場所で行われました」てな紹…
毎年毎年のことですけれど、いろんな周年事業があるものですなあ。今年2024年は多摩ニュータウンに鉄道が通うにようになって50年ということで、多摩センターにある…
湯治をこそ目的として出かけた三朝温泉。観光としてあちこちを見て回る旅とは異なっておりましたので、温泉街の周辺ばかりを振り返ることになってます。さりながら、滞在…
先に横浜みなとみらいホールで知り合いがステージに上がる演奏会があるからと横浜へ出かけていったと申したですが、ホール最寄りの桜木町駅でなくして、ひとつお隣の関内…
三朝温泉の温泉本通りを地味な東口からぶらりとしてきて、ここから先はディープゾーン…とは穏やかならぬところですけれど、ちと大袈裟に過ぎる予告でありましたなあ。ま…
タイトルに掲げるほど2024年11月4日、つまりは昨日が何かあった!?ということでもないのですが、たまたま昨日は横浜に出かけた…ということでして。それでもこの…
さてと、鳥取・三朝温泉の温泉街をぶらりとしに宿を出たものの、キュリー広場でひっかかり、恋谷橋でひっかかり…。ですが、橋を渡り切りって右へ折れますと、いよいよ温…
温泉街をぶらりとするといって宿を出たものの、ほんの目と鼻の先にあるキュリー広場で引っかかってしまいましたが、取り敢えずぶらりを続けるといたしょうましょうね。こ…
鳥取・三朝温泉の湯治でのんびりしてきたようすをあれこれと連ねておりますけれど、のんびりする一方で生ずる「ひま感」はパズルの脳トレくらいで事足りるものではありま…
鳥取・三朝温泉の旅館街は三徳川を挟んで右岸に比較的大きめの宿、左岸に小ぶりな宿を含む歓楽街があって…と申しましたが、ぶらりと温泉街の探索に。浴衣姿ではありませ…
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いやはや、何やら凄い小説に遭遇してしまったものであるなという印象が。「凄い」という形容の仕方がどうにも安直に過ぎて、我ながら情けなくなる表現ではありますが、角…
ちょいと前に放送されたEテレ『ドキュランドへようこそ』を(録画で)見ていて、始まりのところはちとしみじみと…。「人並みの幸せを手にしたはずの52歳。しかし2人…
この間覗いた信託博物館でもって、近隣ミュージアムの案内のひとつとして見かけたのが「金融ミュージアムOtemachi」のリーフレットでして。信託博物館が三菱UF…
1937年の古い映画ながら、音楽映画としては夙に知られた『オーケストラの少女』。中学生の頃からいつかは見るだろうと思ってはいたものの、今のようなVODなど無い…
先日に訪ねた「市谷の杜 本と活字館」は大日本印刷の企業ミュージアムであったわけですが、同社がらみの公益社団法人DNP文化振興財団ではグラフィックデザインの専門…
続くときには続くもので、ここ数日でTOPPANホールとミューザ川崎と、ランチタイムコンサートに出かけましたけれど、今度は東京オペラシティコンサートホールの「ヴ…
ちょいと前に近隣図書館の新着図書コーナーで『ビジュアル版 一冊でつかむ 古代史と豪族』という本を見かけて読んだわけですが、これを返しに行ってみますと、同じコー…
昨日は退院する父親を迎えにいったわけですが、顔を合わせて開口一番、「よっ!」と元気なご挨拶。いやはや、この間の救急車騒ぎはなんであったのか?という気にもなりま…
東京駅前の丸の内の一角に日本工業倶楽部会館というレトロな外観を残したビルが建っておりますな。1920年(大正9年)に竣工した会館は「実業家の親睦を目的とした社…
トッパンホールに出かけたなればやっぱり立ち寄ってしまう印刷博物館…といっても、今回はちとケツカッチンだったもので博物館本体の展示には立ち入れず、無料の併設施設…
かなり前にはなりますけれど、『伝説の企業家~アメリカをつくった男たち』というアメリカのドラマを「ヒストリーチャンネル」で見ましたけれど、「これも同趣向であるか…
…バッハと言えば古臭く、また有名曲である「主よ、人の望みの喜びよ」などと言われた日には些か手垢が…などと思ってしまうものの、伴奏音型でこれだけ聴かせる曲も珍し…
ちょいと前に東京の下町方面へ出かけたついでで、小さなスポットに立ち寄ることに。場所はJR総武線の錦糸町駅から歩いて少々、錦糸公園の中にある墨田区立総合体育館で…
先日読んだ吉村昭の小説『夜明けの雷鳴』では、主人公の医師・高松凌雲らを随行に、将軍の名代として徳川昭武が出向いたパリ万博(1867年)のようすを紹介しておりま…
先ごろ訪ねた「JICA地球ひろば」の展示では世界に現前する課題としてさまざまな項目が挙がっていたわけですけれど、その中で「食」の問題はヨソサマの問題とばかり行…
近隣公民館の催しとして開催された「多文化共生講座」を覗いてきたのでありますよ。取り上げられていたのはグリーンランドでして、彼の地を舞台とする映画の上映とグリー…
先日訪ねた「三鷹市吉村昭書斎」では、展示の年表から吉村が学生時代に重篤な肺病によって肋骨5本を切除するような大手術を受けた…てなことを知るところとなりましたで…
先ごろ都心に出たついでに立ち寄ったと申しました大日本印刷の企業ミュージアム「市谷の杜 本と活字館」ですが、そのほんの近所に思いがけず「こんな施設もあったのであ…
先日に映画『ヴァイキング』がらみにでスウェーデンにあるガムラ・ウプサラの古代墓が日本の古墳を見て回るきっかけになった…てなことを思い返したわけですが、そんなと…
朝は伏見稲荷大社の稲荷山をひと巡り、その後踵を返して淀川三川合流域を歩き廻ってさらに石清水八幡宮の山登りをして…と、伏見を間に挟んで京阪電車でもって右往左往し…
久しぶりにくくっと惹かれるものを感じて、府中市美術館に出かけて来たのでありますよ。開催中の展覧会は「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」というも…
石清水八幡宮のある男山からの下山に際して、参道ケーブルの山上駅があまりにひっそり閑していたたまれず、取り敢えず乗ってみるかと思ったお話の続きでありますよ。がら…
さても穏やかな心持ちで石清水八幡宮に参拝を終えましたのち、今度は山下りということになりますですが、ちとその前に御本社の裏の方に展望台があるということですので、…
読響演奏会@東京芸術劇場を聴いてきたのでありまして。この日の演奏会のことを話題にするならば、まずは角野隼斗の登場を挙げるべきなのでしょうなあ。TVなどでも露出…
さて、京都府八幡市にあります石清水八幡宮に来て、参道(表参道をと思っていましたら、いつしか中参道とやらに紛れ込んでおりましたが…)を登り詰め、男山の山上にある…
さて、京都(の外れ)の石清水八幡宮に赴いて、先に伏見稲荷大社で稲荷山をひと巡りしたことでもあり、いささかのこだわりを持って参拝には表参道を登り詰めてと考えてい…
京都・八幡市の上津屋流れ橋には、たまたまタイミングよく渡れるようになったところで訪ねることができたわけですが、これも何かの縁でしょうから、やっぱり石清水八幡宮…
ひと頃は音楽ジャンルのひとつに間違いなく「映画音楽」というのがありましたですなあ。昔はよく聴いていたラジオのFM放送でも「今日は、映画音楽の特集です」てな番組…
桂川、宇治川、木津川の三川合流域にある淀川河川公園背割堤地区をぶらりとして、一旦は京阪電車の石清水八幡宮駅に戻ってまいりました。すでに昼飯どきには些か遅れを…
…ということで、京都府八幡市にあります「淀川三川郷流域さくらであい館」の展望塔に上り、木津川と宇治川の間に延びる背割堤を眺めやって、この突先まで行けるだろうか…
いささか毒気(伏見稲荷大社の混雑具合)に当てられ、這う這うの体で逃げ出したわけですが、京阪電車に乗って移動した先は伏見を通り越して京都府の外れ、八幡市でありま…
こんなに来る人がいるのであるか…と驚かされた伏見稲荷大社でしたけれど(といって、訪ねた中の一人ということにはなりますが)、そこではおそらくおみくじを引いて帰っ…
京都・伏見にやってきたのなら…と、ついうっかり足を向けてしまった伏見稲荷大社。早めに出向いたものの、徐々にぞわぞわとしてくる境内のようすにインバウンドを目の当…
京都・伏見を流れる東高瀬川を眺めつつ、今回は京都の町なかには近寄らない…、往路の京都駅近辺のようすを見ただけでも混雑必至であるからと思っていたわけですが、確か…
信州の入笠山で山歩きをしてきたお話が長くなってしまってますが、最後の最後にすずらん以外の花のお話を…といって、やおら花ではないことに触れることに。何せ入笠山の…
さてとお話は、京都・伏見の十石舟遊覧で戻り舟を待つ間に三栖閘門資料館を覗いた…ということの続きです。資料館や周辺を見て回って、あっと言う間に戻り舟が迎えにやっ…
信州・富士見町の入笠山は花の宝庫であるということで、ゴンドラリフトに揺られてたどり着いた山頂駅からしばし山道を歩いてきたところからお話の続きということで。 …
京都・伏見の三栖閘門から今の宇治川の流れを見下ろしたところで、改めて三栖閘門資料館で見聞したところを振り返っておくことに。 三栖閘門自体は昭和初期の土木遺産…
ふと思い立って信州・富士見町の入笠山に行ってきたのでありますよ。6月に入った時節柄、「入笠山ではすずらんが…」と思い至った次第。頂上直下までゴンドラリフトを運…