先日来、『モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃』や『文人、ホームズを愛す。』を読んだりしたことなどを通じて、期せずして大正という時代を回顧する…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズに出かけたついでに小名浜港へと足を運んだのでありました。子ども連れであれば、プールやらウォータースライダーやらでもうお…
JR横浜線の淵野辺にやって来て、およそ相模原市立博物館より絶対的に集客のある場所…と、またまたもったいぶってますが、何しろ改札口を出たとたんに大きなこの看板で…
スパリゾートハワイアンズとフラ・ミュージアムの話がまだ続くのか?…でもありましょうが、常磐炭礦以来の施設の歴史とともにミュージアムの展示で忘れていけないのが「…
…ということで相模原市立博物館を訪ねたわけですけれど、相模原の軍都ぶりが展示の中にありや無しや、このあたりを見極めにずいずいと時系列の展示を進んでいったのであ…
もう2カ月も前になりますか、NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』で「戦争の中の芸術家」が取り上げられていたのは。難しいところなのですよね、時の勢いといいま…
スパリゾートハワイアンズの中に(ひっそりと?)併設された「フラ・ミュージアム」を覗いて、レジャー施設誕生以前の常磐炭礦のようすを見て来たわけですが、閉山が既定…
しばし前に相模湖交流センターに併設されたアートギャラリーで「加藤真史 個展 Suburban Undercurrent」という展覧会を見たのですけれど、会場に…
立川駅南口の賑わいからちと外れたあたりで、『孤独のグルメ』の井之頭五郎よろしく昼飯どころを探していたときのこと。ふと覗いた裏道にひとつ小さなお店を発見したので…
スパリゾートハワイアンズの大きな屋内プールを取り囲む建物の中。日帰り利用者のための無料休憩室などが入っていて、水着姿で歩く人たちが通り過ぎる通路のところに、ひ…
JR武蔵野線の新座駅から野火止用水沿いの遊歩道をそぞろ歩き、新座市歴史民俗資料館、平林寺、睡足軒と巡ったところで此度の散歩はおしまい…だったのですけれど、つい…
スパリゾートハワイアンズから戻りの送迎バスは東京駅帰着が遅いといっても19時過ぎですので、そのまま帰宅できないではないものの、帰着翌日(6/18)にはまた池袋…
さてはて、久しぶりに温泉につかって帰ってまいりました。思い返せば、昨2022年の函館以来一年ぶりにもなりますかね、温泉につかったのは。ともあれ、今回の温泉行は…
埼玉・新座で平林寺の境内林をめぐったというお話は終わった…ところながら、もうひとつだけ墓所とそれに絡むお話を。それがこちら、耳庵居士こと松永安左ヱ門(とその夫…
先日、東海道かわさき宿交流館を訪ねた折、展示室でいろいろ説明してくれたボランティアガイドの方(まあ、結構年配の方なわけですね)が「上の階で川崎生まれの詩人・佐…
埼玉県新座市にあります平林寺の境内林めぐりの話が長くなっておりますですが、とにかく広いのですよね。よく聞く例えで言えば「東京ドーム9個分の広さ」とのこと。入山…
先に読んだ『敗者の古代史』にみるまでもなく、歴史上の争いの中で敗者となった側は勝者となった側から好きなような脚色を施されて語り継がれるようになる…とは、何も古…
埼玉県新座市という、いわば東京のベッドタウンにある平林寺。臨済禅の修行道場になっていて境内では静粛を求められていますけれど、奥深く広がる境内林の中を進んでい…
先日、ミューザ川崎へ演奏会(というよりもライブですね)を聴きに行った折、これまた川崎浮世絵ギャラリーへ…ではなくして、このほどは東海道かわさき宿交流館という施…
日本のコンサートホールでも立派なパイプオルガンが備え付けられているのはそこここで見かけるところながら、普段オーケストラの演奏会を聴く限りにおいては(宝の持ち腐…
このほどの新座散歩では、果たして「れきしてらす」での収穫が芳しくない…ということになったわけですけれど、まあ、それを補って野火止用水沿いの散策はなかなかに気分…
4月、5月に引き続きこのほど6月のランチタイムコンサート@ミューザ川崎シンフォニーホールへ出かけてきたのでありますよ。前々回はサクソフォン・カルテット、前回は…
とかく対立関係にあった者のうち勝者の側が叙述した歴史が後世に残されて、敗者の側にあったであろう大義名分はすっかり隠されてしまい、あたかも極悪人、罪人であるよう…
さて、最初は上野毛国紀行と言うに違わず、かみつけの里の保渡田古墳群を巡り、後には看板とはいささか異なる碓氷峠鉄道文化むらの話が長引いてしまっておりましたが、こ…
ぶらり新座野火止用水紀行 新座市立歴史民俗資料館れきしてらす編
JR武蔵野線の新座駅を起点にして、野火止用水とその分水である平林寺堀に沿ってぶらり散歩をしてきましたけれど、そもそも新座に出向いたのは新座市の歴史民俗資料館を…
都心よりも比較的近い八王子でやっているし、どうしよっかなあと思っていた展覧会。たまたまにもせよ、招待券が舞い込んできましたので「それならば…」と出かけてきた次…
まあ、鉄分濃度の違いによって楽しみ方はさまざまと思われる「碓氷峠鉄道文化むら」にあって、個人的にいちばんの見どころかと思えるのが鉄道資料館でありまして。「全国…
埼玉県新座市のぶらり散歩を鉄腕アトムの話で始めたわけですが、改めてJR武蔵野線の新座駅から野火止用水沿いの遊歩道を歩くという方向へ。道々、こっちでいいのかな?…
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先日来、『モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃』や『文人、ホームズを愛す。』を読んだりしたことなどを通じて、期せずして大正という時代を回顧する…
ということで、桜島の外周をほぼほぼ一周、フェリー・ターミナルまではもうひと息というところで、桜島国際火山砂防センターに立ち寄った次第でありますよ。 センター…
よもやこの映画を自ら見てみようという日がくるとは、夢にも思っておりませんでしたなあ。『座頭市』シリーズと並んで?勝新太郎の代表作に数えられる『兵隊やくざ』の第…
これまで見て来たところで、桜島の大正噴火は西の方へ向かった溶岩流が烏島を飲み込んだと同時に、南東方向でも大隅半島と地続きになってしまうほどの噴出があったことが…
鹿児島といえば桜島…ということで、フェリーでもって上陸を果たしたわけですが、最初に立ち寄った烏島展望所が比較的海に近い場所であったのに対して、次は山の中腹へ。…
先日、鹿児島の旅を振り返って指宿の歴史に触れる中、「16世紀半ばにポルトガルから来航して指宿・山川港に滞在した商人が日本滞在記を残して、これを読んだフランシス…
今回の鹿児島の旅は鹿屋から大隅半島を南下して突端の佐多岬、その後半島の先端部をフェリーなんきゅうで渡って薩摩半島の指宿に至り、これを北上するという形で、ほぼほ…
さてと、薩摩英国館のアフタヌーンティーでほっとひと息ついたところで、知覧の武家屋敷庭園を巡るべく町なかをそぞろ歩いて…。 車道と歩道の間には、かく錦鯉の泳ぐ…
先日、「その人を何と呼んだものであるか…」と人の名前の呼び方のことをあれこれしていたからでもありましょうか、たまたまTVのニュース番組のスポーツ・コーナーでB…
鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館で入場券を購入する際に、お隣にある「ミュージアム知覧」という施設との共通券が案内されたものですから、せっかくだから(どんな施…
ちょいとまた遅ればせの話ですけれど、先日に放送されたEテレ『日曜美術館』を(録画で)見ておりまして、取り上げられた日本画家・福田平八郎の作品に「ほお!」と思っ…
このほど鹿児島を旅して回る間、3月としては観測史上最も強い風の吹いた日があった…と申しておりましたですが、番所鼻を出発して枕崎駅に立ち寄り、この日の主たる訪問…
今や気の利いたホテルならば普通にあることかもしれませんですが、和風テイストの旅館ではまだまだ珍しいのかも。前日宿泊したいせえび荘では、部屋のテレビでU-NEX…
うっかり?『文人、ホームズを愛す。』なんつう本を読んでしまいますと、やっぱりまたうっかりとホームズ譚に手を出してしまいたくもなるわけでして。で、何をチョイスす…
鹿児島県南九州市の宿「いせえび荘」でしこたま飲み食いした翌日。前日の雨はすっかりあがって、眩しいくらいに朝日が差しておりましたよ。車で出立するまでのひととき、…
ということで雨天停滞となった南九州市の宿は番所鼻自然公園に隣接して、開聞岳と海を間近に望むこちらのお宿「いせえび荘」でありました。 その名のとおりに晩飯には…
雨に振り込められながら薩摩伝承館と時遊館COCCOはしむれを巡った指宿の市街地を抜けて、おとなり南九州市にある当夜の宿方面へ向かう途中、たまたま雨が小降りであ…
春になって年度が移り変わったこともありましょう、最寄りの美術館ではまた新しい展覧会が始まりましたので、ふらりと出かけてみた次第。すぐ近くには桜並木があるのです…
鹿児島県指宿市の「時遊館COCCOはしむれ」を訪ねてその考古博物館らしい展示を見て回ったですが、こうした常設展示とは別に企画展が行われていたのですな。雨降りで…
鹿児島県指宿市まで出向いて雨に祟られた一日。薩摩伝承館に続いて、何かしら屋内展示施設に立ち寄らんとして訪ねたのがこちら、「時遊館COCCOはしむれ」でありまし…
外国映画にオリジナルな邦題を付けるときに、かつてよくあったのは過去のヒット作のパクリまがいのものであろうかと。すぐさま浮かぶのは「愛と何とかのかんとか」といっ…
群馬県高崎市の北方、保渡田古墳群の解説と出土品の展示とがあるものと思しき「かみつけの里博物館」にやってまいりました。もちろん古墳そのものも見て周るわけですが、…
JR高崎駅の西口からペデストリアンデッキへ抜ける扉には音符やら楽器やらの飾りが施されておりまして、駅前から延びる大通りには「シンフォニーロード」という名前が付…
…ということで、群馬県に行ってまいりました。出かけるにあたって「古墳を見にいく」とは申しましたですが、それを主としつつも他に立ち寄ったところもありますので、そ…
そうそう、西武池袋線を清瀬駅で降りて清瀬市郷土博物館へ出向いた折、沿道は「けやき通り」という名付けがされておりまして、けやき並木が続いているからということでし…
三重テレビが制作した『斎王』を見て以降、毎年特別番組として作られるシリーズを楽しみにしておるのですね。あいにくと三重TV自体の放送を見ることはできませんので、…
4月あたまの年度替わりを経て引き続き、NHK-TV語学講座で4カ国語をぼんやりと聞き流しておりますが、短期記憶の定着が相当に怪しくなってきているお年頃なだけに…
川崎のホールで、サクソフォン四重奏を聴いてきたのでありますよ。芸大同窓の女性四人によるルミエ・サクソフォン・カルテットの演奏、こう言ってはなんですが、サクソフ…
東京・清瀬にリコーダーフェスティバルを聴きに行ったわけですけれど、清瀬市というところ、(誠に失礼ながら)東京の北辺にあってあたかも盲腸のようにぴろっと埼玉県に…
「こんな楽器があったのか?!」とずいぶん前に…、と書き出したところでブログ内検索をしますと2011年のこととは。もはや10年以上が経っておりますが、そのときに…
さてと、晴れて5日間のインフルエンザ外出自粛期間が開けました。少々スロースタートの動き出しということで、近所の美術館へ。JR中央線国立駅前にある「たましん歴史…
「あなたの愛されポイントを表彰しちゃいます♪」ということで引き当てた表彰状は「マイペースで賞」とやら…。かつて企業などの組織に属して仕事をしていた折に、…
またまたTVのお話とはなりますが、たまたまそう思っただけなのか、この2023年4月の番組改変期に昔懐かしい番組がいくつか見られるようになりましたですねえ。気付…
やっぱり、コロナ再びってことではなかったようですなあ。なにせ重篤度が全く違いますし、体ん中にウィルスが残ってるなあという感覚(個人的な印象です)がおよそ後を引…
なあんか体調がよろしくない...と思い始めたところで、あれよあれよと発熱し、全身に倦怠感が襲ってきたのですな。もしかして、コロナ再び?!とも。ですが、一度かか…
これまであちこちの古墳や博物館を訪ねて数々の「埴輪」を目にしてきましたですが、当初は要するに古墳の副葬品であるかと思ったりもしていたのですな。実際は副葬品、つ…
下北沢へ芝居を見に行ってきたのでありますよ。折々出かける本多劇場でもって加藤健一事務所の公演ですけれど、そも加藤健一が事務所を立ち上げたのは『審判』というひと…
常々、「資本主義」なるものはもはや制度疲労を起こしているのでは…てなことをつぶやいたりしておりますが、これはあまりに資本主義をざっくりと捉えてもいたようで。な…
さてと、山梨から帰ってきました…といっても、日々更新のブログをご覧願うにはもはや東京と山梨とどちらにいようが関わりないですなあ。リモートワークなるものが特別な…
一昨日段階では「満開までもうひと息」てなふうに見えたですが、ここ二日続けてとってもいい陽気だもので、もはや満開といってよろしかろうかと。それで思い出したのが、…