桜島からフェリーでもって鹿児島市街へと帰ってきたわけですけれど、フェリーターミナルのすぐ脇に水族館があるとあって「寄って行く?」てな話になったのですなあ。はっ…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
なにやら国立天文台三鷹キャンパスの話だけで長くなっているところではありますが、ともあれ、見学コースの最奥部にやってまいりました。見学MAPには「天文機器資料館…
我がことながら今まで行ったことが無いことに「?」と感じるところではありますが、「木材・合板博物館」を訪ねて新木場まで出向いたからには、やはり立ち寄っておかねば…
もはや惰性で見続けている感がありますなあ…というのはNHK大河ドラマの『どうする家康』のこと。そも「今、最も期待される脚本家のひとり古沢良太が、新たな視点で、…
先に「国立天文台三鷹キャンパスは歴史的建造物だらけ…」てなふうに書きましたですが、もちろん新しい施設、建物がありますのは言わずもがな。「レプソルド子午儀室」や…
ということで、東京・新木場にあります「木材・合板博物館」を訪ねたのでありまして、前回は木場の歴史に終始してしまいましたが、さてと展示の方をじっくりと…と、あん…
先日、『パン屋のパンセ』という歌集を読んでみたことをお話したですが、きっかけとなった東京新聞の『一首ものがたり』という不定期連載の先月、6月分にも少々「!」と…
はてさて国立天文台三鷹キャンパスの構内であるのか、そうでないのか…。この微妙なロケーションにあるのが「三鷹市星と森と絵本の家」、こちらでございます。 訪ねた…
東京の西方、多摩に住まう者としましては「遠いなあ」という場所ではあるのですが、こんなところへ行ってきたですよ。 東京・江東区の新木場です。いかにも木材の町ら…
池袋の東京芸術劇場で読響の演奏会を。毎度のごとく席で待合せた友人と開演前に、言わずもがなの「暑いねえ」と時候の挨拶を交わしたわけですが、昔の職場(友人は転職前…
東京・立川市にあるたましん美術館(国立市にあるたましん歴史・美術館とは別施設)を覗いてみたのでありますよ。クールシェアではありませんが、この時季にはこうした施…
国立天文台の三鷹キャンパスで、ちょうど4D2Uドームシアターの向かいくらいでしょうか、森の中へと続く道がありまして、見学者向けの道標も立っており…。構内各所に…
短歌の作品集、すなわち「歌集」なるものを手にとることはほとんどありませなんだ。思い返して浮かんでくるのは、石川啄木、會津八一、吉野秀雄、そして俵万智くらいでし…
国立天文台の三鷹キャンパスを訪ねるにあたりまして、とっても暑い日ながらそれを押しても出かけたのはイベントの予約がしてあった…てなふうに申し上げておりました。同…
東芝未来科学館のことを書き始めてふいと思い出したのは、こんな歌でありましたよ。♪光る光る東芝 回る回る東芝…という。ひと頃は、TBSの日曜夜9時に「東芝日曜劇…
東京・国立市の公民館で開催された「食文化講座」というのを聴いてきたのでありまして。タイトルは「食から世界を考える」、講師は国立市内にも校舎のある辻調理師専門学…
東京・三鷹の国立天文台を訪ねて、見学コース内に設けられた「太陽系ウォーク」という一本道をたどりますと、その先で行き当たるのは「大赤道儀室」という建物で、先に見…
近所の図書館の新着図書コーナーで見かけて、つい手を伸ばしてしまった一冊。『〇〇の世界史』とは、岩波ジュニア新書あたりによく見かけるタイトルで、それぞれに結構な…
JR川崎駅の西口は現在、こんなふうになっておりますな。駅直結の大型商業施設「ラゾーナ川崎」に続いて東芝のビルがどぉんと。まあ、こうした再開発が進められる以前…
ミューザ川崎シンフォニーホールでランチタイムコンサートを聴いてきたのですな。単純に今回は東京交響楽団メンバーによるアンサンブルとだけ受け止めておりましたですが…
…ということで、東京・三鷹の国立天文台に出かけて、やおら古墳の話になってしまいましたですが、やはり当然に天文学に思いを馳せるお話を。そも、入口を入ってすぐ左手…
先日、『フルトヴェングラーとトーマス・マン ナチズムと芸術家』という一冊を読みました折、「ナチが政権党になったのは選挙の結果であるわけで…」てなことを言いまし…
さてと、「アクアマリンふくしま」の中をひと巡り、 「潮目の海」を表した大水槽なども見てきて、同施設の研究や活動を紹介する「オセアニック・ガレリア」というコーナ…
まだ梅雨の中休みというやつなんでしょうか。いやはや暑い一日で、こんなときには決まって天気予報では「屋内で過ごしてください」てなことを言うところながら、とあるイ…
神奈川県の相模原市立博物館に出かけるにあたっては、そのエリアにあった幻の鉄道計画にの絡みから、今でも小田急多摩線の延伸が求められていることに触れましたですが、…
さてと、福島県いわき市小名浜にある「アクアマリンふくしま」を訪ねたというお話。広い館内を巡って、同館随一の大水槽のところまでたどり着いたのでありますよ。といっ…
さてはて、JAXA相模原キャンパスを訪ねてようやっと、宇宙科学探査交流棟の展示見学のお話ということに。JAXAそのものは大きな組織ですので、国内各地にさまざま…
今年の梅雨は(といって、東京・多摩に住まう者の印象でしかありませんが)蒸し蒸しと暑い一方で余り雨が降ってはおらないように思ってましたら、やはりだらだらと梅雨の…
単なる水族館とは思われぬ「縄文への誘い」から始まった「アクアマリンふくしま」の、いよいよメインビルへと進んでまいります。ところで、入口部分には「見たところ、…
…ということで、JAXA相模原キャンパスに出向き、まず訪ねたのはJAXAの食堂だったわけですが、改めて展示のほどを見てまいることに。黙って入れるのは見学者受付…
どんよりとした曇り空で気分もいくぶん沈潜気味…になりかけるところですが、まあ、心持ちくらいは晴れやかにと東京オペラシティのコンサートホールへ出かけたのでありま…
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桜島からフェリーでもって鹿児島市街へと帰ってきたわけですけれど、フェリーターミナルのすぐ脇に水族館があるとあって「寄って行く?」てな話になったのですなあ。はっ…
先日来、『モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃』や『文人、ホームズを愛す。』を読んだりしたことなどを通じて、期せずして大正という時代を回顧する…
ということで、桜島の外周をほぼほぼ一周、フェリー・ターミナルまではもうひと息というところで、桜島国際火山砂防センターに立ち寄った次第でありますよ。 センター…
よもやこの映画を自ら見てみようという日がくるとは、夢にも思っておりませんでしたなあ。『座頭市』シリーズと並んで?勝新太郎の代表作に数えられる『兵隊やくざ』の第…
これまで見て来たところで、桜島の大正噴火は西の方へ向かった溶岩流が烏島を飲み込んだと同時に、南東方向でも大隅半島と地続きになってしまうほどの噴出があったことが…
鹿児島といえば桜島…ということで、フェリーでもって上陸を果たしたわけですが、最初に立ち寄った烏島展望所が比較的海に近い場所であったのに対して、次は山の中腹へ。…
先日、鹿児島の旅を振り返って指宿の歴史に触れる中、「16世紀半ばにポルトガルから来航して指宿・山川港に滞在した商人が日本滞在記を残して、これを読んだフランシス…
今回の鹿児島の旅は鹿屋から大隅半島を南下して突端の佐多岬、その後半島の先端部をフェリーなんきゅうで渡って薩摩半島の指宿に至り、これを北上するという形で、ほぼほ…
さてと、薩摩英国館のアフタヌーンティーでほっとひと息ついたところで、知覧の武家屋敷庭園を巡るべく町なかをそぞろ歩いて…。 車道と歩道の間には、かく錦鯉の泳ぐ…
先日、「その人を何と呼んだものであるか…」と人の名前の呼び方のことをあれこれしていたからでもありましょうか、たまたまTVのニュース番組のスポーツ・コーナーでB…
鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館で入場券を購入する際に、お隣にある「ミュージアム知覧」という施設との共通券が案内されたものですから、せっかくだから(どんな施…
ちょいとまた遅ればせの話ですけれど、先日に放送されたEテレ『日曜美術館』を(録画で)見ておりまして、取り上げられた日本画家・福田平八郎の作品に「ほお!」と思っ…
このほど鹿児島を旅して回る間、3月としては観測史上最も強い風の吹いた日があった…と申しておりましたですが、番所鼻を出発して枕崎駅に立ち寄り、この日の主たる訪問…
今や気の利いたホテルならば普通にあることかもしれませんですが、和風テイストの旅館ではまだまだ珍しいのかも。前日宿泊したいせえび荘では、部屋のテレビでU-NEX…
うっかり?『文人、ホームズを愛す。』なんつう本を読んでしまいますと、やっぱりまたうっかりとホームズ譚に手を出してしまいたくもなるわけでして。で、何をチョイスす…
鹿児島県南九州市の宿「いせえび荘」でしこたま飲み食いした翌日。前日の雨はすっかりあがって、眩しいくらいに朝日が差しておりましたよ。車で出立するまでのひととき、…
ということで雨天停滞となった南九州市の宿は番所鼻自然公園に隣接して、開聞岳と海を間近に望むこちらのお宿「いせえび荘」でありました。 その名のとおりに晩飯には…
雨に振り込められながら薩摩伝承館と時遊館COCCOはしむれを巡った指宿の市街地を抜けて、おとなり南九州市にある当夜の宿方面へ向かう途中、たまたま雨が小降りであ…
春になって年度が移り変わったこともありましょう、最寄りの美術館ではまた新しい展覧会が始まりましたので、ふらりと出かけてみた次第。すぐ近くには桜並木があるのです…
鹿児島県指宿市の「時遊館COCCOはしむれ」を訪ねてその考古博物館らしい展示を見て回ったですが、こうした常設展示とは別に企画展が行われていたのですな。雨降りで…
外国映画にオリジナルな邦題を付けるときに、かつてよくあったのは過去のヒット作のパクリまがいのものであろうかと。すぐさま浮かぶのは「愛と何とかのかんとか」といっ…
群馬県高崎市の北方、保渡田古墳群の解説と出土品の展示とがあるものと思しき「かみつけの里博物館」にやってまいりました。もちろん古墳そのものも見て周るわけですが、…
JR高崎駅の西口からペデストリアンデッキへ抜ける扉には音符やら楽器やらの飾りが施されておりまして、駅前から延びる大通りには「シンフォニーロード」という名前が付…
…ということで、群馬県に行ってまいりました。出かけるにあたって「古墳を見にいく」とは申しましたですが、それを主としつつも他に立ち寄ったところもありますので、そ…
そうそう、西武池袋線を清瀬駅で降りて清瀬市郷土博物館へ出向いた折、沿道は「けやき通り」という名付けがされておりまして、けやき並木が続いているからということでし…
三重テレビが制作した『斎王』を見て以降、毎年特別番組として作られるシリーズを楽しみにしておるのですね。あいにくと三重TV自体の放送を見ることはできませんので、…
4月あたまの年度替わりを経て引き続き、NHK-TV語学講座で4カ国語をぼんやりと聞き流しておりますが、短期記憶の定着が相当に怪しくなってきているお年頃なだけに…
川崎のホールで、サクソフォン四重奏を聴いてきたのでありますよ。芸大同窓の女性四人によるルミエ・サクソフォン・カルテットの演奏、こう言ってはなんですが、サクソフ…
東京・清瀬にリコーダーフェスティバルを聴きに行ったわけですけれど、清瀬市というところ、(誠に失礼ながら)東京の北辺にあってあたかも盲腸のようにぴろっと埼玉県に…
「こんな楽器があったのか?!」とずいぶん前に…、と書き出したところでブログ内検索をしますと2011年のこととは。もはや10年以上が経っておりますが、そのときに…
さてと、晴れて5日間のインフルエンザ外出自粛期間が開けました。少々スロースタートの動き出しということで、近所の美術館へ。JR中央線国立駅前にある「たましん歴史…
「あなたの愛されポイントを表彰しちゃいます♪」ということで引き当てた表彰状は「マイペースで賞」とやら…。かつて企業などの組織に属して仕事をしていた折に、…
またまたTVのお話とはなりますが、たまたまそう思っただけなのか、この2023年4月の番組改変期に昔懐かしい番組がいくつか見られるようになりましたですねえ。気付…
やっぱり、コロナ再びってことではなかったようですなあ。なにせ重篤度が全く違いますし、体ん中にウィルスが残ってるなあという感覚(個人的な印象です)がおよそ後を引…
なあんか体調がよろしくない...と思い始めたところで、あれよあれよと発熱し、全身に倦怠感が襲ってきたのですな。もしかして、コロナ再び?!とも。ですが、一度かか…
これまであちこちの古墳や博物館を訪ねて数々の「埴輪」を目にしてきましたですが、当初は要するに古墳の副葬品であるかと思ったりもしていたのですな。実際は副葬品、つ…
下北沢へ芝居を見に行ってきたのでありますよ。折々出かける本多劇場でもって加藤健一事務所の公演ですけれど、そも加藤健一が事務所を立ち上げたのは『審判』というひと…
常々、「資本主義」なるものはもはや制度疲労を起こしているのでは…てなことをつぶやいたりしておりますが、これはあまりに資本主義をざっくりと捉えてもいたようで。な…
さてと、山梨から帰ってきました…といっても、日々更新のブログをご覧願うにはもはや東京と山梨とどちらにいようが関わりないですなあ。リモートワークなるものが特別な…
一昨日段階では「満開までもうひと息」てなふうに見えたですが、ここ二日続けてとってもいい陽気だもので、もはや満開といってよろしかろうかと。それで思い出したのが、…