信州諏訪湖畔に2つの美術館を訪ねたのですけれど、ひとつは先に特別展『万国博覧会のガレ」を見た北澤美術館、そしてもうひとつはこれから話の出てまいりますサンリツ服…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
「日本古来のやまと絵を継承した画家」との触れ込みを見かけて、先ごろには「ふつうの系譜」展@府中市美術館で土佐派の大和絵の一端にも触れていたものですから、つい釣…
…とまあ、夙に知られた「桜の名所」たる高遠城址公園を訪ねながらも、一向に花見の気分でもない…という状況(個人の見解です)にあったわけですが、丘のてっぺんにある…
つい先日に読響演奏会を聴いた折、指揮者の小林研一郎のことで「お人柄ですなあ」てなことを申しましたですが、その時はもっぱら聴衆へのサービス精神とかそっち方面のこ…
もはやかなり時節はずれとなりつつも、しばらく山梨県北杜市の「桜の名所」巡りのことを書いておりましたが、その延長でもうひとつだけ。山梨県の小淵沢から出立して、実…
2022年シーズン初めての音楽公演に前後して、やはりこのシーズン初めてとなる美術館、展覧会へと出かけてきたのでありました。出向いた先は近隣の府中市美術館、自転…
山梨県北杜市の「桜の名所」を巡って、「神田の大糸桜」、「谷戸城址の桜」、「長坂牛池の桜」と回り、「山高神代桜」を最後に見た…と言いましたですが、実のところは他…
2022年度シーズンになって初めて、オーケストラの演奏会を聴いてきたのでありますよ。例によって、読響の東京芸術劇場公演でありまして。 指揮に登場したのは小林…
山梨県北杜市の桜見物も最後となりますが、満を持して?こんな由緒の桜でありますよ。北杜市観光情報サイト「ほくとナビ」の紹介文には(ちと長いですが)このように。山…
唐突ながら…「幕末」という言葉を目にしますと、歴史の流れの中での「ひと時代」感があるような気がしますですなあ。一方で「世紀末」という言葉も、取り分け19世紀末…
山梨県・北杜市で桜の名所と言われるところをいくつか巡ったわけですが、古木の一本桜と城址の桜とを眺めた後、立ち寄ったのは「長坂牛池の桜」でありました。例によって…
桜の話などを書き続けながら改めて「春だものねえ」などと感じている今日この頃、妙に暑くなったり、逆に冷え込んだりと気候が落ち着かないのも春なればこそでありましょ…
山梨県北杜市の桜見物で谷戸城址を訪ねたところ、桜の話になる以前に甲斐源氏と城址見物の話になってしまいましたので、ちと仕切り直し。改めて谷戸城址の桜に目を向けて…
ちょいと前に読んだポール・オースターの小説『サンセット・パーク』の中で、『我等の生涯の最良の年』がプロパガンダ映画という言われようもありましたので映画の方も見…
さて、山梨県北杜市の桜を巡って、「神田の大糸桜」の次に訪ねたのは「谷戸城址の桜」でありました。北杜市あたりの地域情報誌『なないろ』には、こんな紹介がなされてお…
先ごろ山梨で出かけた旅の友として、講談社現代新書を一冊持ち歩いておりました。旅そのものと直接的な関係がありはしませんですが、『神社とは何か』という、なかなかに…
桜の話をするといって、2022年の桜前線はすでに東北北部まで到達しているようですのでいささか時期遅れ感は否めないものの、まあとりあえず、山梨のお話を。 今回、…
「鉄」といえば近代化の象徴のようなもので、幕末には韮山に反射炉が作られたりして明治の近代化への道を開いたりしたわけですけれど、だからといってそれ以前の日本で鉄…
さりげなく日々の更新は行いつつも、実は先の週末、密かに?遠出をしておりました。とうに蔓防が解除されても、引き続き「多摩籠り」を続けておりましたけれど、さすがに…
東京・福生市をぶらり歩いてたどりついた老舗の酒蔵・田村酒造場は玉川上水に面していたわけですが、ここからは少々上水を遡ってみることにいたしましたよ。 も少し下…
先日、MSNトップ画面のリンクからPresident Onlineとやらの「NHK大河ドラマでは描きづらい…源頼朝の不倫相手「亀の前」が史実としてやったこと」…
東京・福生市の素封家・田村家の、分家の方が住まっておられた住宅(旧ヤマジュウ田村家住宅)をひと巡り見て回った後、今度はご本家を訪ねることに。かような黒板塀越し…
ちょいと前に映画『ちはやふる』を見てから少々短歌づいて、「百人一首」の本(といっても、『ちはやふる』公式ガイドブック的なるものでしたが)を読んだり、町田市民文…
東京・福生のベースサイドストリート、国道16号から外れて西へ。あそこもここもというかつての米軍ハウスが建ち並ぶあたりを抜けますと、そこには多摩川ごしに山林を望…
先日読んだ『塹壕の四週間』で、歴史的ヴァイオリニストのフリッツ・クライスラーがよもやの職業軍人であったことを知ったわけですが、戦後の演奏旅行では戦勝国である英…
東京・福生のベースサイドストリートに来てランチにベーグルを食した後、そのベーグル店のお隣に「福生アメリカンハウス」なるものが。土・日・祝のみ内覧化ということし…
時々ですが立川の映画館では「爆音上映」なる企画が行われたりしてますし、見る側としては館内の右から左へ、左から右へと音が飛び交うようなステレオ感と言いますか、映…
東京・福生の観光名所、ベースサイドストリートにたどり着いて、さて昼飯どきでありますよ。先にも触れましたとおり、アメリカン?なお店の数々の中にはいわゆるダイナー…
「クライスラー」と聞けば、一般に思い浮かべるのは自動車でありましょうかね。かつてアメリカの三大自動車メーカーに数えられるも、紆余曲折を経て今(2022年3月)…
東京・福生市をぶらりとして、さてと「いかにも」なエリアに突入となります。福生と言えば「基地の町」でもありますのでね。 ここをまっすぐ行きますと国道16号(東…
「これをTVで見てもねえ…」と、そんなふうに思いつつもとりあえず。ハリウッド映画の「音」の歴史を辿るドキュメンタリー映画『ようこそ映画音響の世界へ」、ちなみに…
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信州諏訪湖畔に2つの美術館を訪ねたのですけれど、ひとつは先に特別展『万国博覧会のガレ」を見た北澤美術館、そしてもうひとつはこれから話の出てまいりますサンリツ服…
ミューザ川崎のランチタイムコンサートに行ってまいりました。湿気が多く、時折ざざぁと激しい雨が降ってくるような鬱陶しいお天気の下でしたですが、フルートとオーボエ…
ちょいと前、先月末のEテレ『古典芸能への招待』で取り上げられた『仮名手本忠臣蔵』の大序を見ていて、「そうだったなあ、赤穂浪士の話は室町時代、足利の世の話に移し…
信州の諏訪湖畔にある北澤美術館を訪ねて、特別展『万国博覧会のガレ』を見てきたという話の続きになります。パリ万博の開催ごとに作品を出品し、高い評価を得てきたエミ…
先に中国映画の『ワンセカンド 永遠の24フレーム』を見て、チャン・イーモウ監督の映画愛が云々…と申しましたですが、インドの映画『エンドロールのつづき』の方はこ…
ちょっくら足を延ばして、また信州・諏訪の美術館へ。昨秋にも訪ねてはおりますが、展示も変わっておりましょうし、季節も異なる。JR中央本線の上諏訪駅から歩くと少々…
中東を取り巻く情勢は不穏というだけではとどまらない様相にありますけれど、何とかうまくやっていくことってできないものか…と思ったりするのは、どうやら遠くから目線…
早くから暑い暑い日々が続くだけに、子供たちは「早く夏休みにならないかな」という思いを強めてもおりましょうかね。そんな折、記憶の奥底に埋もれていたものがふいと顔…
ふと口を吐いて「この服、ちゃんと着れてる?」てな言葉が飛び出したのですな。刹那、「あいやあ、ら抜きを使ってしまった…」と独り言ちてしまった次第でありますよ。 …
昨日(7/6)のEテレ『日曜美術館』は「ジャポニスム 西洋を変えた“美の波”」という内容で、面白くも思い巡らしどころの多い話でありましたですねえ。ただ、食いつ…
海外のミステリードラマを好んでよく見るのですけれど、今では視聴する術はいろいろ選べるようになっているところながら、相変わらず「スカパー」(CS放送)の「ミステ…
先日、映画『オーケストラの少女』を見たところで指揮者レオポルド・ストコフスキーに触れましたですが、新しいメディア指向のある?ストコフスキーだけに、他にもディズ…
…ということで、2016年の5月から8月あたまにかけて、いっときgooブログに書いていた記事を(同ブログのサービス提供終了を前に)こちらに移し替える作業が、午…
先に読んだ『よもやま邪馬台国』に紹介されていた話として、岡山県倉敷市の楯築墳丘墓(弥生時代後期)のことがありました。円形の墳丘の両側に方形突出部があるという、…
2020年6月から22年9月まで東京新聞(と中日新聞)に週一で連載されていた『よもやま邪馬台国』というコラムを興味深く読んでいた時期がありました。連載途中で気…
暑い最中に熱い演奏。読響の演奏会@東京オペラシティコンサートホールを聴いてきたのですな。メイン・プロはサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」だったもので…
先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)を覗いた折、ちょいとばかり足を延ばして久しぶりに旧新橋停車場鉄道歴史展示室を覗いたのですが、ちと他のことにかま…
いやはや、何やら凄い小説に遭遇してしまったものであるなという印象が。「凄い」という形容の仕方がどうにも安直に過ぎて、我ながら情けなくなる表現ではありますが、角…
ちょいと前に放送されたEテレ『ドキュランドへようこそ』を(録画で)見ていて、始まりのところはちとしみじみと…。「人並みの幸せを手にしたはずの52歳。しかし2人…
この間覗いた信託博物館でもって、近隣ミュージアムの案内のひとつとして見かけたのが「金融ミュージアムOtemachi」のリーフレットでして。信託博物館が三菱UF…
ということで、京都・伏見では夙に知られた観光スポットのひとつと思しき寺田屋へやって来ました。まあ、個人的にはさほど期待値が高いわけでもなかったですが、それは…
東北の霊場・山寺といえば長い石段登りで夙に知られるところながら、本堂である根本中堂から本格的な登りの始まる山門までは至って平坦な道をたどってきました。いよいよ…
戊辰戦争の火蓋を切ることとなった鳥羽伏見の戦い。まさに伏見はその舞台になってしまったわけですけれど、物流の要衝であった伏見の賑わいは戦いの前夜、いわゆる討幕を…
「二度あることは三度ある」とはいうも、唐突に体調不良に陥ったもので「すわ、こりゃ三度目のコロナであるか」と考えたわけですが、通院していない以上は100日後の抜…
昨日からやおら体調不良に陥りまして。「風邪か?」とも思うところながら、これまでの経験からして「またしてもコロナ?」を疑ったりも。何せ二度も罹患した経験者ですの…
京阪電車の中書島駅を挟んで右往左往。前日には伏見稲荷大社に出向いてから(中書島を通り越し)石清水八幡宮へ。次の日には宇治平等院へ行ったのちに(これまた中書島を…
さてと、山形新幹線から仙山線に乗り継いで山寺駅に到着いたしました。下車したのは数人、日本有数の観光地として知られるものの参拝には石段登りが必須だけに、わざわ…
ということで都知事選のことはともかくもまた淡々と普段の日常に復していくわけですが、京阪淀駅のほど近く、淀城跡を訪ねてみたというお話でありまして。鉄道の高架に沿…
まあ、「そんなことになるのではなかろうか…」と想像はしておりましたけれど、実際のところ目の当たりにしますといやはやと。東京都知事選挙の結果でありますよ。あれこ…
…てなふうな旅立ちのきっかけでもって、大宮駅から山形新幹線「つばさ」に乗り込んだ次第でありますよ。最新型のE8系が投入された出発便だけあって、大宮を出ますと…
てなことで「紅花の山形路紀行」を振り返るといったばかりながら、一方で「京阪淀川紀行」もまだもそっと続くのでありまして、取り敢えずはこちらの、宇治・平等院を後に…
少々のお休みを頂戴して出かけておりましたが、つつがなく戻ってまいりました。梅雨どきという季節柄、また各種施設のお休みが単純に月曜とは限らない点でも苦労はありま…
京都・宇治にある平等院を訪ねたところで、鳳凰堂の正面から左手に回り込んで平等院ミュージアム鳳翔館の開館待ちをした…てなところからの続きでありますよ。 ちなみ…
京阪宇治駅から宇治橋を渡ると、そこはすでに平等院へと続く参道であるようす。ただし、鳥居のかかった車道ではなしに左手の参道商店街を進むべしということでしたなあ。…
振れば土砂降り、晴れれば酷暑、これでほんとに梅雨かしらむ…てな戯言でもってこぼしたくなるようなヘンテコな気候、天候ではなかろうかと。ま、今年に限った話ではあり…
京都・伏見に出かけて淀川のあたりをうろちょろしたわけですけれど、土地勘が無いということはこういうことなのでしょうなあ。伏見の市街に近い京阪中書島駅は京阪本線と…
朝は伏見稲荷大社の稲荷山をひと巡り、その後踵を返して淀川三川合流域を歩き廻ってさらに石清水八幡宮の山登りをして…と、伏見を間に挟んで京阪電車でもって右往左往し…
久しぶりにくくっと惹かれるものを感じて、府中市美術館に出かけて来たのでありますよ。開催中の展覧会は「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」というも…
石清水八幡宮のある男山からの下山に際して、参道ケーブルの山上駅があまりにひっそり閑していたたまれず、取り敢えず乗ってみるかと思ったお話の続きでありますよ。がら…
さても穏やかな心持ちで石清水八幡宮に参拝を終えましたのち、今度は山下りということになりますですが、ちとその前に御本社の裏の方に展望台があるということですので、…