chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
きくちゃん
フォロー
住所
東村山市
出身
小金井市
ブログ村参加

2013/04/27

arrow_drop_down
  • 植物知識

    今年の2月に高知県の牧野植物園を訪ねましたが、牧野さんの文章に触れるのはこの本が初めてかもしれません。改めて、花とはなんだろう?植物とはなんだろう?と思い、買っておいたこの本に手が伸びました。昭和24年、当時の逓信省(ていしんしょう)が『四季の花と果実』と題して刊行したものが改題され、講談社学術文庫に収められました。そのとき牧野さん、御年88歳でしょうか。95歳まで元気に生きられました。表紙の「いとざくら」も牧野さんが描かれたものです。身近な花と果実について、紹介されています。花は、ボタン、シャクヤク、スイセン、キキョウ、リンドウ、アヤメ、カキツバタ、ムラサキ、スミレ、サクラソウ、ヒマワリ、ユリ、ハナショウブ、ヒガンバナ、オキナグサ、シュウカイドウ、ドクダミ、イカリソウ。果実は、リンゴ、ミカン、バナナ、オ...植物知識

  • ふたりのロッテ

    ケストナーの作品は「どうぶつ会議」「飛ぶ教室」「人生処方詩集」を読んだことがあります。没後50年ということで、また注目を集めています。「ふたりのロッテ」は初読み。二人の少女が主人公というところと、ケストナーの代表作の一つに挙げられることも多いので読んでみたくなりました。なんでこんなに子どものことがわかるのでしょう?子どもは親のために病気にもなりますが、そのことが実によく描かれています。「訳者あとがき」でわかったことですが、この作品は第二次世界大戦中に書かれています。著者のケストナーはドイツ人で、その時代ナチスが政権を握っていました。ケストナーは「危険思想の持ち主(政権に反対していたので)」とされ、ナチスから発禁処分を受け、命すら危ない状態でしたが、国内に留まり、この作品の完成に集中していました。外圧が強い...ふたりのロッテ

  • 戦争は、

    「戦争は、」というタイトルの絵本です。「戦争は、」で始まる短文と、戦争を表現した象徴的な絵で構成されています。読んで感じていくと、「戦争とは何か」が、読む人の心に形成されていく仕掛けです。大人が読んでもちろんいいのですが、子どもと一緒に読むと、いろんな質問が飛んできそうです。「知らないこと」「無垢であること」が、戦争の忍び込んでいく「余地」になります。読んで質問して対話して、「戦争は、」と自ら語れるようになることが「反戦争」を育むことにつながっていきます。「戦争」が好むものは何でしょうか?逆に「戦争」が嫌うものは何でしょうか?この絵本を読むと、「戦争」は生き物だと感じます。確かにそうでしょう。どんな人にも忍び込むことができるウィルスのようなもの。「戦争は、」で始まる短文が、読むものの想像を刺激します。一つ...戦争は、

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、きくちゃんさんをフォローしませんか?

ハンドル名
きくちゃんさん
ブログタイトル
泉を聴く
フォロー
泉を聴く

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用