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2012/09/02

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  • 娘の話7

    夫と話をした翌日舞は学校を休むと言っていかなかった。もしかしたらしーちゃんといることを反対された夫と一緒に朝出ていくことも嫌だったのかもしれない。『ねぇ、舞?…

  • 娘の話6

    『ねぇ、さっきどうしてしーちゃんと関わるのを止めろって言ったの?』落ち着かない雰囲気で食事を終えると舞はそそくさと部屋に戻っていった。それを見届けてから夫に尋…

  • 娘の話5

    『舞、ごはんだよ』夕ご飯の準備が整ったので舞を呼んだが返事はなかった。2階に上がると夫の言う通り確かに舞が誰かと話をしている声が聞こえる。部屋の扉をノックして…

  • 娘の話4

    暗い顔をして帰宅した舞に目を丸くして出迎えた。『おかえり…』辛かったら帰ってきなさいと、言ったのは私だが本当に帰ってくると途端に胸が苦しくなる。わが子の辛そう…

  • 娘の話3

    翌日、舞は夫と共に家を出ていった。舞が泣いた日の夜私は夫に舞の話をした。『世奈ちゃんと喧嘩したみたいで…』「喧嘩?」『原因はしーちゃんみたいなの』「なんで?」…

  • 娘の話2

    「世奈のこと、しーちゃんにも相談したの」『しーちゃんにも?』眉間にしわを寄せて私は舞の言葉に聞き返した。「うん。世奈に絶交されたって…」『そしたら…?』「しー…

  • 娘の話

    『ただいま』自宅に戻ると舞が浮かない顔をしてソファに座っていた。『舞、帰ってたの?』「うん」『随分、早かったね』いつもは世奈ちゃんや他のお友達とファストフード…

  • 北沢静香16

    雪穂は荒ぶる気持ちを静めようと口を噤み静香から視線を逸らした。一方、静香はあの日の出来事を雪穂に告げた。『雪穂が不起訴になったと大崎先生から聞いて安堵したのを…

  • 北沢静香15

    メッセージのやりとりをしたのは静香だが実際に会ったのは琴美だった。こうして彼女を引き合わせた結果見事にヒットし笹塚浩介を見つけることができた。『琴美に言ってあ…

  • 北沢静香14

    雪穂の問いかけに静香は気まずそうな顔をした。『あぁ、私も雪穂たちと同じで見ちゃったんだ。男と歩いてるとこ。ほら、私の好きな人をホテル街で見かけたって言ったでし…

  • 北沢静香13

    雪穂は静香の言葉に首を傾げた。「松原琴美?誰?」雪穂の中に琴美の印象が全くなかったせいだった。『1組の琴美だよ』「あなたと同じクラスだった?」『うん。そう。最…

  • 北沢静香12

    16年前の出来事を静香は思い出していた。なぜ、あんなことをしたのか。と、問われれば答えは一つ。笹塚浩介に会いたかったから。あのアイディアを思いついたのは雪穂が…

  • 北沢静香11

    雪穂はしばらく静香を見つめた後落ち着いた口調で言った。「私にもわからない。どうしてあなたを探しているのか。だけど、間違いなくあなたを探してる」『あの人は…誰な…

  • 北沢静香10

    高津雪穂と言えば高校時代、最も仲良くしていた友人だった。しかし、ペルランモーターからでてきた彼女は静香の知っている雪穂ではなかった。真っ黒な髪をきっちりと一つ…

  • 北沢静香9

    初めて出社した日は総務の仕事から始めた。広報や制作の仕事にも興味があったがまずは会社の全体をみるところから始めることになった。憧れの事務職だったが静香が思って…

  • 北沢静香8

    「北沢静香さんですか?」『はい』本社ビルは想像していたよりも綺麗な場所だった。静香は自分が働いていた店が全国展開されている大手の会社であることを知らなかったの…

  • 北沢静香7

    松原琴美の名前を思い出したのは偶然に過ぎなかった。静香は彼女を知っている。「松原琴美?これでいいの?」ボーイは静香に尋ねた。『うん。それでいいです』静香は松原…

  • 北沢静香6

    馬口は絶望した静香の顔を見て何があったのか悟っていた。「静香ちゃん、いいよ。話さなくて」『…』「ごめんね。俺がついていながら…」彼の声が涙交じりになったことに…

  • 北沢静香5

    あの日からしばらくの間体調不良を理由に静香は工場を休んだ。当時、彼女は母親とアパートで暮らしていた。15歳で保護観察処分を受けてから北沢家は両親が離婚をし静香…

  • 北沢静香4

    もう、せっかくペルランの従業員になれるところだったのに!社長のバカ。と、心で呟きながら静香はタクシーを降りて怒りに任せて駅に向かっていた。「静香ちゃん」ふと、…

  • 北沢静香3

    静香の目の前に座る男は須藤というらしい。須藤は静香の言葉を待ってましたといわんばかりにニヤリと笑って頷いた。「本当にいいの?」静香は須藤が自分に惚れていると思…

  • 北沢静香2

    静香の思惑は的中しなかった。静香の働く工場の工場長であり社長でもある馬口は静香のプッシュもあり渋々、飲み会の誘いに乗った。酒席に誘ったの得意先企業は大手自動車…

  • 北沢静香

    北沢静香は風俗店を経営する会社でウェブデザイナーとして働いている。会社が持っている店は全国展開されており風俗産業の中でも大手の会社だった。彼女は元々この店で風…

  • 疑惑13

    目が覚めると隣に琴美はいなかった。夜中に聞こえたあの声の意味を俺はベッドに腰掛けながらボーっと考えていた。「あら、おはよう」顔を上げるとバスタオルを巻いた琴美…

  • 疑惑12

    琴美の言葉に俺はしばらくの間硬直していた。琴美が静香だったら…?もし、それが事実なら琴美を見た時に気付くはずだ。15年経っていようが彼女の姿に気付かないはずは…

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