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2012/09/02

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  • 大崎先生2

    大崎は雪穂と約束をして会社から遠く離れた大崎の家から割と近い場所にあるファミリーレストランで待ち合わせることにしていた。約束の時間より30分も早く大崎は到着し…

  • 大崎先生

    『もしもし』元弁護士の大崎は見慣れない電話番号からの着信に胸騒ぎを覚えて電話に出た。いつもは見知らぬ番号からの電話など取らないか、すぐに切ってしまうのだがこの…

  • 探偵20

    飛騨は思いがけず高津雪穂の引っ越し先がわかったことに感動を覚えていた。「それで、そのKはどうやら売春を強要した少女からいじめを受けていたそうだ」『え?イジメ?…

  • 探偵19

    チラチラと見え隠れする若い男の正体が飛騨は気になった。高津雪穂と何か関係があるらしいがわからない。飛騨は調べてわかったことを時系列順にメモに残した。・高津雪穂…

  • 探偵18

    『死んだっていうのは…?』「いやぁ、男を追い払うために言ったんじゃないかな。ソイツは娘さんを探していたみたいだから」『娘さんを…』高津雪穂を探していたというこ…

  • 探偵17

    それはまるで喪に付しているかのような簡素な年賀状だった。写真や飾り文字はどこにもなく白いハガキに黒い文字で「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願…

  • 探偵16

    ポケットが震えているのを感じて探るとスマートフォンが鳴っていた。『もしもし』「あぁ、俺だ」『嘉美。どうした?』「内海だが話が聞けそうだぞ。ただ、16年も前のこ…

  • 探偵15

    高津雪穂が帰宅する時間を見計らって飛騨は彼女のマンションの前で待ち伏せをした。警察に通報されやしないかと内心ビクビクしていたが飛騨は自分を奮い立たせて目的の人…

  • 探偵14

    『どう思う?』飛騨はこの日も嘉美のところにいた。「どう思うって言われてもなぁ」高津雪穂を尾行したら北沢静香が現れた話をすると嘉美も腕組みをしていた。「だけど、…

  • 探偵13

    あれから飛騨はダメ元で(と、言ってもダメの割合の方が多いのだが)高津雪穂を何度か尾行した。しかし、彼女は趣味もなければ友達会う様子もない。毎日、自宅とスーパー…

  • 探偵12

    違うアプローチを考えるべきか。飛騨はこの日嘉美の店でフライドポテトを食べながら高津雪穂の自宅があった場所で見た女性のことを考えていた。「おい、珍しいじゃないか…

  • 探偵11

    駅まで来ると女性はぼーっと線路を見つめている。飛騨は一定の距離を保ち観察を続けた。ホームに電車が入ってくると我に返ったように彼女が急ぎ足で電車に乗り込んだので…

  • 探偵10

    飛騨をホームレスとでも思ったのか今にも逃げ出しそうな態勢になりつつある。飛騨はそれ以上近づくことはせず女性に尋ねた。『この辺に住んでおられる方ですか?』あくま…

  • 探偵9

    『失礼します』部屋に入ると車いすに座る老人が杖ごと手を挙げた。「北沢さんのお知り合い?」彼は目が悪いのかこちらに顔を向けてはいるが視線は合っていない。『えぇ、…

  • 探偵8

    北沢静香の家があった場所に来るとそこは3階建てのマンションが建っていた。『ありゃ…』どうみても建てられてから3年ほどといったところだ。マンション周辺には住宅が…

  • 探偵7

    飛騨は高津雪穂のクラスメイトから聞いた情報をもとに当時のことを推測していた。笹塚浩介とホテルに入った少女は北沢静香と同じクラスの少女だった。もしかしたら彼女は…

  • 探偵6

    飛騨は北沢静香を探すべく当時の学校に問い合わせた。しかし、彼女は高校を中退。16年も前ということもあって学校側は彼女の所在については教えてくれなかった。もちろ…

  • 探偵5

    「そんな偶然あるか?娘の友達って同じ16歳の少女じゃないのか?あの北沢静香だったら今頃30代だろ」『そう思うだろ?だから同姓同名の別人だと思ったんだ。聞いたと…

  • 探偵4

    「ところで飛騨」嘉美はコップを拭きながら飛騨の名前を呼んだ。『ん?』「何しに来た?」『おいおい、元同僚の顔を見に来ただけだろう』飛騨は嘉美の勘が衰えていないこ…

  • 探偵3

    これは依頼ではなく自己の興味による調査である。それがよくないことはわかっていたがどうにも引っかかって仕方がなかった。飛騨は当時笹塚浩介の浮気を調査することが仕…

  • 探偵2

    飛騨は紗代の話を聞きながら悩んでいた。どんな言葉をかけるべきだろうか。例えば、利益目的であれば『それは絶対に同一人物です。娘さんの為にも調べるべきです』と、言…

  • 探偵

    どこかの喫茶店のように扉を開けるとカランカランと音が鳴るチャイムを扉に着けてから静かだった事務所になんだか色がついたような気がして飛騨はこれをいたく気に入って…

  • 娘の話10

    『妻子持ち?』舞の顔を伺うように聞き返す。舞は辺りを素早く見ると身を乗り出してさらに声を潜めた。「うん。本当かどうかはわからないけどね…私、聞かれたんだ」『何…

  • 娘の話9

    なぜこんなにもしーちゃんのことを気にしているのだろう。胸騒ぎのせいだろうか。舞から初めて彼女のことを聞いた時からずっと引っかかっていた。それはきっと夫の浮気相…

  • 娘の話8

    『舞、しーちゃんの話は世奈ちゃんにはよくしてたの?』舞は食べていた食事を飲み込むと首を縦に振った。「してたよ。だけど、あそこまで仲良いとは思ってなかったみたい…

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