長い長い梅雨の締め括りは最上川の氾濫を招いた山形の豪雨。その後、8月2日にようやく梅雨明けが宣言され、強い陽射しと日中の暑さがやってきました。この8月上旬の山形の旬は桃。その一番手は、とろける果肉と甘さが自慢の「あかつき」。雨がなくカンカン照りが続いたときなど、驚くほど甘くなるのです。ここまで耐えてきたのだから「雨よ降るなよ、雨よ降るなよ、」と祈りつつ、桃はぐんぐんと着色が進んでいきました。「今年はいつもよりも収穫が早いかもしれない」と阿部さん。その通りに収穫は前倒しになり、みなさまからいただいていたギフトやご自宅用の別便の出荷がはじまりました。その数日後に「全部出せるかわからなくなった」「今年は一番悪いかもしれない」と阿部さんから連絡が。例年より早く収穫をはじめたのにも関わらず、大きいものから順にやわらかくな...今年は一番ひどい年かもしれない
白煙を上げる水しぶき、これは水にアミノ酸と木酢液を混ぜわせた栄養液です。「この水圧でナスの根元に灌水すると、弱っていたナスがモリモリ元気を回復するんだよ」写真の構図を変えて何回も噴射してくれます。その直後、「あ、壊れた!」と米山。急いで駆け寄ってみると、ホースの先端が水圧で漏れています。止め口のところのホースが腐食しわずかに亀裂が入っていました。「これはちょっと大変だな、ホームセンターでは直せない、農協の修理センターかな」今日は平日、でもお盆に入っています。農協が休みとなると修理は月曜までお預けです。残念ながら作業は中断です。貯水タンクにつないだホースも、もう25年使い続けています。農場内にある農機具類は軽トラックを始めトラクター、ユンボ、手押し除草機などなどすべて中古で購入しました。二台ある軽トラックなどは古...真夏の山形山土壌灌注のホースが・・・
全有連では、じゃがいも、玉ねぎ、そして人参を年間を通じて供給しています。供給に困るのは、春の新物に切り替わる時期のみ。たとえば、北海道産の収穫量が少ない年や、九州の新物が遅くなる年など産地リレーの狭間のみ。2020年は新物が出始めてから異常続き。まずはコロナウイルスの国内感染の拡大。3月の一斉休校によって学校給食食材は行き場を失いつつ、その後の緊急事態宣言・外出自粛により家庭内需要が急激に増加。保存ができ、カレーなどの作り置き向きの根菜類は、またたく間に家庭へ吸収。つぎに、旬の北上を阻止するかのように日本全国で豪雨、長期にわたる曇雨天へ突入。需要高まるなか九州からリレーを受ける西日本は豪雨をいく度も受け減収、その次を担う関東はさらに曇雨天の影響を受けて大幅減収。全有連生産者も6月から入荷はなくなり、ネットワーク...長雨の影響人参篇
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