長年闘病生活を送ってきた宇宙物理学者H博士は、ブラックホールの謎について研究していた。無神論者であったので、人間は死ねば消滅するだけだと信じていたのだが…… 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Uchubutsurigakusha.epub ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windows…
舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。
ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。 http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
八戸駅に着いたが、駅弁は売り切れていた。何も食わずに新幹線に乗るのもつらいので、駅ビルの端にある食堂へ行くと、弁当を売っていた。イカのリング揚げがおいしそうだったが、作るのに十分かかると言われ、五分で出来るイカめしを買った。 新幹線はすぐに来た。新青森発のはやぶさだった。十九時六分に八戸を出発した。ナッツ類をつまみながら、リンゴの焼酎を飲んだ。その後、イカめしを食べたら、お腹がいっぱいになっ…
浦島太郎が現代に生きていて、亀の代わりに猫を助けたら、という設定で書かれた短編です。『お伽草子』の「浦島太郎」を理系の学生に変更してみました。 「大学院生の太�カは、母の玉枝とともに動物愛護センターにやって来た……」続きは本文を御覧下さい。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下…
ニコラ・テスラの研究所跡には、すでにタワーは建っていないが、地下には巨大なテスラコイルが存在していたはずで、確認できるだけで四つのトンネルが掘られていた。 テスラ社は電気自動車を生産している企業だが、ニコラ・テスラの交流電流の技術が使われている。社名をテスラにしたのも、発明家に敬意を表するためだった。電気自動車は百年前にも生産されていたが、石油産業の発展を企む財界の意向で、ガソリン車に切り替…
ニコラ・テスラはエジソンの時代に生きた科学者で、交流電流、蛍光灯、電気自動車、レントゲン、携帯電話など、現代の必需品の多くが、彼の研究成果によるものである。 彼が1943年にニューヨークのホテルで死亡したとき、80個あったとされる研究資料の詰まったトランクの多くが、行方不明となった。そこには、世界の支配層にとって脅威となる研究も含まれていたのだろう。 テスラは無線通信を発明したが、その功績を横取…
岸田政権は日本人の困窮を放置し、海外に金をばらまき続けている。韓国統一教会との癒着が問題になっているが、統一教会の信者が自民党の議員となっているために、関係を切ることができない。公明党との関係がぎくしゃくしているので、選挙で統一教会の支援を受けなければ、大量の議員が落選してしまうからである。 マイナンバーカードはとんだポンコツカードで、預金や健康保険証の情報を、他人に紐付けしている例が後を絶…
久慈駅には十六時五十四分に到着した。一時間早い列車に乗ってきたとしても、久慈駅の周りには何もないから、浄土ヶ浜と宮古港でのんびりして正解だった。 下りるとすぐに、八戸線のホームに走った。横向きのロングシートの狭い所に、かろうじて座れた。五分で八戸行きは出発した。三陸鉄道が高台を走るのに対して、八戸線は海岸沿いを走る。東北本線が内陸部に敷かれたので、海側にもう一つ支線を通すことにしたのだという…
これはスザンヌ・ギースマンによる《ミディアムシップ》の第二部である。第一部では「拡張した意識」から「深い瞑想」に至るまでを学ぶ。その際にThe BLESS ME Methodという方法を用いた。Breathe(呼吸する)、Lift(高める)、Expand(広がる)、Surrender(手放す)、Shift(移行する)、Merge(融合する)、Experience(経験する)という順序をたどる点では、第二部も変わらない。 ただ、ミディアムとして、自我を放棄…
紫式部の「めぐりあひて みしやそれともわかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」から連想を広げて、現代小説を発想した経緯が述べられている。人生の一コマを詠んだ和歌を、現代小説として発展させ、元となった和歌にそれとなく触れる。そうした経緯を目の当たりにして、氏の創作の秘密を伝授された気がした。 阿刀田氏が敬愛する作家の一人が、中島敦である。普通の人は教科書で「山月記」を読んだくらいかもしれないが、…
僕が初めて阿刀田氏の顔をテレビで見たのは、氏が直木賞を受賞したときだった。1979年だから、僕が高校生だった頃のことだ。氏は国立図書館の司書だったこともあり、雑文書きから始まり、小説を書くことを勧められ、作家の道を歩み出した。文学賞の受賞はその後からという経歴を持つ。 この本は小説作法の本だが、これを読んだらすぐに小説が書けるかというと、そういう類いの本ではない。小説作法を体系的にまとめた古典的…
それから宮古駅まで歩こうとしたが、信用金庫前を過ぎたあたりで、ちょうど来たバスに乗った。駅で列車が来るまで、三陸鉄道のみやげ物屋に入った。今回は北リアス線しか乗らないので、釜石までのリアス線も含めたDVDを買った。宮古〜釜石間は、JR山田線の一部だったが、東日本大震災で不通になった後、三陸鉄道リアス線として復旧したのである。今回買ったDVDには、釜石〜盛間の南リアス線は含まれていない。 十五…
伊豆の天城山隧道(旧天城トンネル)は、川端康成の「伊豆の踊子」、梶井基次郎の「冬の蠅」、松本清張の「天城越え」の舞台として知られています。三十代半ばの頃に旅した記憶をつづった文学エッセイです。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
ビジターセンターの所に戻ってきた。友人の提案で、宮古港まで三十分ほど歩くことにした。坂の下までは意外に近かったが、それから先、防潮堤で視界を遮られたアスファルトの道を、ひたすら歩くのは気だるかった。 あとで思い出したのだが、その辺りは東日本大震災で、大津波が防潮堤を乗り越えて、家や車を押し流していった所なのだ。あのどす黒い水が、トラウマのように頭に焼き付いてしまっている。現在は防潮堤の高さを…
ロバート・モンローが開発した脳波誘導の技術「ヘミシンク」によって、変性意識の世界を誰でも体験できるようになりました。 ヘミシンクは能力開発、自己実現に用いられてきましたが、最近《ゲートウェイ・エクスペリエンス》のWave�Z日本語版が発売されました。これは死後の意識を擬似的に体験するプログラムで、来世への中継点とされる「フォーカス27」まで収録されています。それについて得た印象をまとめてみました。 …
浄土ヶ浜という木の看板が立つあたりは、手前が白い小石の広がる浜で、波打ち際の海水に浸された辺りとの差が際立っている。そこからの眺めが、最も美しいのかもしれないが、僕には人工的な気がしてしまう。白い石がなく、磯浜からすぐに海が連なり、ウミネコが集う岩場を前にした方が、むしろ面白いと思うのだ。 レストハウスの屋上に上り、浄土ヶ浜を見下ろした。地上から見るのより見晴らしはいいのだが、やはり地上に立…
浦島太郎が現代に生きていて、亀の代わりに猫を助けたら、という設定で書かれた短編です。『お伽草子』の「浦島太郎」を理系の学生に変更してみました。 「大学院生の太�カは、母の玉枝とともに動物愛護センターにやって来た……」続きは本文を御覧下さい。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 urashima.epub ブラウザからePubを開く…
夏目漱石の『吾輩は猫である』のパロディーです。のらネコの兄弟が母親に見捨てられた後、もう若くない兄妹と老母の家に棲みつく中であった事件を、ユーモラスに描きました。子ネコが成長する姿を楽しんでいただけたらと思います。ネコ好きの方は、ぜひご覧ください。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されま…
これは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の四次稿をもとに、漫画化されているわけだが、必ずしも四次稿に忠実なわけではない。四次稿では削除されている場面でも、美しければ表現されているのだ。 天の川は銀河系の星々を横から見た姿と言われているが、ここでは文字通りの川となっている。そこには海に住むはずのイルカがはね回っている。川イルカも存在するのだから、決しておかしいわけではないのだが、賢治は三次稿の段階で削…
仏師高村東雲に弟子入していた幸吉は、本所五ツ目の五百羅漢寺栄螺堂を壊すため、観音像が縄に掛けられ、二束三文で下金屋に売り飛ばされたという話を聞く。このままでは金箔を取るために、江戸の仏師が腕を競った観音像が火中に投じられてしまう。若き日の高村光雲の奮闘を物語にしてみました。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャル…
愛する肉親を失った人、人生の終末に差しかかった人、大病を患い、死の恐怖と闘っている人は、本書を読むことで何らかの安心(あんじん)を得られるだろう。宗教家の語る慰めとしてではなく、原子力工学を研究した科学者が、量子物理学の立場から、意識とは何か、「生と死」とは何かを語ったものである。 量子物理学の立場から見れば、物質は存在しない。すべては波動、エネルギーなのである。田坂氏は宇宙のすべての情報を…
我が家で飼ってきた犬や猫、ウサギ、プレーリードックのほか、虫や鳥など小動物について書いたエッセイや短編をまとめてみました。 どれも短い作品ですので、動物好きの方は手にとって読んでみてください。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
七時過ぎに目が覚めたら、腕を出して寝ていたせいか、体がかなり冷えていた。そこで、朝食の前に人工温泉に入ることにした。朝食はバイキングだったが、八十種類の食材が並んでいた。どれもおいしい。しかも、サービスで無料である。 九時四十分の宮古駅行きのバスに乗った。信用金庫前という停留所で、浄土ヶ浜に向かうバスに乗り換えた。五分足らずでビジターセンターに着いた。駐車場もあり、ここから階段を下りて、浄土…
古来、九州は西海道と呼ばれていました。火山が作り出した壮大な自然と、早い時期から流入した外国の文化・文明、それによる繁栄と歴史の悲劇、九州が日本の他の地方と異なるのは、外に開かれた国境の土地だったということです。 僕が三十代から五十代にかけて九州各地を旅して、忘れられなかった記憶を一つの紀行としてまとめてみました。旅をして何を感じたか、それが人生に意味を与えてくれるのです。 今回はパソコ…
チベット旅行記『懐かしのチベット』の続篇です。2000年(平成12)の夏に、チベット人が居住する青海省から甘粛省にかけて旅した記録です。今回は日本人は僕一人で、中国人のガイドと運転手の三人で行動しました。『青海の白い雲』と名づけることとし、エッセイ「チベット人との語らい」を加えました。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Qingha…
チベットの自然と文化に触れた心の旅を、紀行文の形でまとめました。古代チベット王の霊廟や宮殿、ヤルツァンポ川の流れ、チベット仏教の寺院、神秘の湖、ポタラ宮とダライラマの離宮などを巡りました。付録として西安の大雁塔、楊貴妃で有名な華清池、始皇帝陵についても触れました。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Tibet.epub iT…
podcastで自身の作品を配信する方法として、よく知られているのはiTunes Storeを介した方法である。音声や映像だけではなく、ePubやpdfの電子書籍を配信できる点が特徴である。Googleもpodcastを配信しているが、登録可能なのは音声や映像のみである。電子書籍しかないと登録されない。 Amazonでも音声の登録が可能である。音楽ばかりではなく、朗読の配信も受け付けている。ただ、送信するRSS feedに小文字のみが含まれる…
19世紀フランスの狂気の詩人、ジェラール・ド・ネルヴァルの短編「緑の怪物」を新訳でお送りします。夢と現実の間をさまよいながら、シュルレアリスムの先駆的作品を生み出し、20世紀になってから再評価されたネルヴァルですが、今回紹介するのは、ネルヴァルの狂気の側面がうかがえる怪談です。 作中には多数の固有名詞が出てきますが、余り気にせずに読み進めて下さい。注釈は最低限にとどめました。以前、「緑の怪物」の…
夢と幻想の世界を300字のショートショートにまとめた『夢現万華鏡』が生まれ変わりました。今回はさらに20数篇を増補しました。 古典に取材したもの、SF、寓話、シュールな夢幻の世界のほか、現実の社会を風刺した話も収録しました。無限に広がるイメージと戯れたり、何が暗示されているか謎解きをしましょう。以前にダウンロードされた方も、ぜひ増補版をご覧下さい。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロ…
NHKの番組を見損なった場合、NHKオンデマンドなら、いつでも見られると言われる。お試し期間は無料だとしても、受信料を払いながら、さらに料金を払うことに抵抗を覚える人が多いだろう。TVerなら民放のドラマやバラエティが無料で見られるというのに。 NHKオンデマンドに入らなくても、受信料を払っている場合には、無料のNHK+を利用することができる。サイトでIDとパスワードを入力すると、受信料を払って…
僕の青春時代から数年前に至るまでの全4回、東北を旅した紀行文です。東北は江戸時代までは、広大な地域が、陸奥・出羽の2国にしか分割されていませんでした。長らく日本人にとっては、最果ての地だったからです。 ここには、旅の先々で感じた思いやイメージがつづってあります。エキゾチックな感覚にとらわれるのは、僕だけではないでしょう。そこには寡黙ながらも、懐の深い自然があります。気軽に読めるものと思います…
仏師高村東雲に弟子入していた幸吉は、本所五ツ目の五百羅漢寺栄螺堂を壊すため、観音像が縄に掛けられ、二束三文で下金屋に売り飛ばされたという話を聞く。このままでは金箔を取るために、江戸の仏師が腕を競った観音像が火中に投じられてしまう。若き日の高村光雲の奮闘を物語にしてみました。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Suisho.epu…
Amazonでタイムサービスをやっていたので、firetvstickを買った。Amazon primeに入っているなら、Amazonが提供している無料動画が見放題である。普段はパソコンで見ているわけだが、大画面のテレビに映すとなると、パソコンをHDMIでテレビに接続し、パソコンの画面をテレビに複製するなど、その都度の設定が面倒である。 firetvstickがあれば、テレビのHDMIに機器をはさみ、Amazon prime以外に利用するアプリをダウンロード…
山田洋次の映画『男はつらいよ』の最新作「お帰り 寅さん」をはじめ、「少年寅次郎」とそのスペシャル版、「贋作 男はつらいよ」など、最近の情報を増補しました。 山田洋次の『男はつらいよ』は、葛飾柴又を舞台にテキ屋稼業で全国を旅した車寅次郎を描き、国民的な人気を博したシリーズです。寅次郎が訪れた土地や、ヒロインについて感じたこと、思い浮かんだことをまとめてみました。制作された全作品を年代順に並べ、…
ゴムマスクというのは、ゴムで作られた薄い膜を顔にはめるもので、精巧なものだと、若者が老人に化けたり、女性が男性に変身したりできる。 https://twitter.com/1105mikoto15/status/1604995261079916544?s=20 用途としては、政治家などがすでに存在しないため、別人が本人の身代わりになる場合につける。本人はすでに連行されているか、亡くなっているのかもしれない。本人が消えてしまっては困る組織が、別人に本人そっ…
日本詩人クラブ、俳人協会の会員だった父、高野邦夫が、生前に行った詩と人生に関する講演を文字起こししたものです。軍国少年として予科練に志願し、終戦を境に価値観の崩壊を体験したこと、教員生活や闘病生活を通して、詩とは何か、いかにすれば詩が生み出されるかについて語っています。講演のほかに、若い頃の写真や略年譜、自身の青春について述べた肉声も収録されています。 以下のリンクから、ダウンロードできま…
三陸鉄道の宮古行きはガラガラだった。行きはかなり込んでいたのに。終点で降りると、駅舎も町並みもライトアップされていた。人通りがほとんどないのに、ライトばかりがにぎやかなのだ。しかも、白と青と赤の三色で統一されている。 駅前から数十メートル行ったところに、大衆食堂があった。値段が手頃なためか、お客もよく入ってくる。トンカツの定食を頼んだのだが、肉が厚く軟らかくておいしかった。 今晩泊まるホテル…
沖縄本島、久高島、宮古諸島、石垣島、竹富島、西表島と巡った若き日の記録です。中国と日本の文化が融合し、本土とは異なる歴史を歩み、亜熱帯の自然が広がる沖縄は、日本であって本土にはない光景が広がっています。青春が終わりかけた頃に訪れた沖縄への思いがこもっています。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニタ…
伊豆で過ごした梶井基次郎の生と死への思い、宇野千代や三好達治との交友関係を、美しい伊豆の自然を背景に描いた小説「厚い掌」を、電子本ePub3形式(縦書き)で配信します。 以下のリンクからダウンロードしてください。 atsuitenohira.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該の…
19世紀フランスの詩人、小説家であるジェラール・ド・ネルヴァルをめぐるエッセイ集です。シュルレアリスムの先駆者であり、プルーストにも影響を与えたとされるネルヴァルは、夢と現実の世界を生きて珠玉のような作品を残しました。 ここでは代表作の「シルヴィ」「オーレリア」をはじめ、奇妙な寓話「緑の怪物」や、フランス革命で処刑されたカゾット、プルーストとネルヴァルのテキスト、無意識の世界に触れる方法などに…
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長年闘病生活を送ってきた宇宙物理学者H博士は、ブラックホールの謎について研究していた。無神論者であったので、人間は死ねば消滅するだけだと信じていたのだが…… 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Uchubutsurigakusha.epub ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windows…
音楽アルバムの中には、サブリミナル音声が含まれている物がある。耳では聞こえないが、無意識には到達するように、暗示的なメッセージが組み込まれているのである。それが人々を勇気づけたり、励ましたりするものならまだいいが、中には危険な内容をサブリミナルで組み込んでいる物がある。 そのCDはリッピングすると、ヒーリング効果がなくなるとか、機械が異常動作を起こすとか書いてある。コピーコントロールCDのよ…
MQAはMaster Quality Authenticatedマスターテープと同等の音質を持つと認められたファイル形式で、サイズをコンパクトに圧縮できる技術だが、日本ではe-onkyoがQobuzに吸収されることで消え、MQA-CDのリッピングが分かりにくいことで敬遠され、欧米でMQAファイルを配信していたTidalが、日本では契約できなかったことで、MQA関連の機器が普及しなかった。 MQAに関心を持った音楽マニアがMQA CDをデコードせずに聞くと、通…
石段を上り切ったところに、さざえ堂があった。高村光雲が本所の五百羅漢寺で見ていたのと同様で、さざえの貝殻に外観が似ている。本所にあったさざえ堂は、明治の初めの廃仏毀釈で壊され、中に祀られていた観音像も下金屋に二束三文で売られ、溶かされてしまうところを、高村光雲が数体守った話が残っている。 飯盛山のさざえ堂は、建物自体は保存されているが、廃仏毀釈で正宗寺が廃寺となり、厳島神社の境内にあることか…
都議会議員選挙の開票が進み、小池都知事が率いる都民ファーストの会の圧勝に終わりそうだ。その結果については、二つの可能性が考えられる。都民の多くが無知で、都民ファーストが中国人ファーストであることに気づかずに投票してしまったのか、もしくは期日前投票が大幅に増加したことから、大規模な票のすり替えが行われたかである。 仮に不正選挙が行われた場合、どのような結果がもたらされるのか。以前と同様に、何ら…
抹茶を飲んでいる時間はないので、大急ぎで鶴ヶ城入口のバス停に向かった。今度はハイカラさんという青い循環バスが乗る。飯盛山に向かうためである。 飯盛山下で下車した。エスカレーターには乗らずに、大回りしていくと、猪苗代湖から水を引くために掘られた隧道の門から、勢いよく水が流れてくる。きれいで冷たそうな水である。完成までに二百年近くかかったらしい。手掘りで山をくり抜いたわけだ。芦ノ湖の深良水門のよ…
その後、実際に鼓氏のクリスタルボウルの演奏に入った。マットに体を横たえると、スタジオの明かりがほの明るいほどに落とされた。クリスタルボウルを叩くと、その縁をなぞっていくことで、波動がどんどん高まり、部屋全体に広がっていく。その音が消える前に、次のクリスタルボウルが叩かれ、皮膚を通して肉体を震わせる。クリスタルボウルは七つのチャクラに合わせて調律されているというが、音の振動が伝わるたびに、チャク…
川崎市内のヨーガスタジオで、アンチエイジングのためのボイストレーニングと、クリスタルボウルの演奏会があるというので、普段は通っていない自分も参加してみた。 最初は床にマットを敷いて、ヨーガの体操を行った。慣れない姿勢が多かったのと、体が硬いのとでちょっと大変だったが。 次いで、講師で演奏者の鼓みか氏が、人の声について話された。人間は自分の声を耳からと同時に、骨の振動から聞いている。録音した…
MYPIN AVビデオキャプチャボックスの録画ボタンは、USBメモリの速度に関係なく遅い。パッファローのUSB3.0なら、exFATでの録画は確認できたが。録画ボタンと録画停止ボタンが同じなので、一回録画ボタンを長押ししたら、録画が始まるまで1分近く待たなければならない。録画が始まった段階で、ビデオの再生を開始するようにする。録画が始まると左下に録画ボタンが表示されるとともに、上に鍵の表示がされてロックがかかる。録…
文学者と神秘主義は、必ずしも無縁ではありません。深層意識への探究は、狂気と隣り合わせです。そもそも、想像力が働くようにするには、どうすればいいのでしょうか。そういった問題を、脳波誘導という側面から探っていきます。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Gojigen.epub ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です…
メモリはexFATのフォーマットに対応と書いてあるのだが、exFATで録画できない場合は、USBメモリをFat32にフォーマットし直してから録画するようにする。Windows11ではFat32へのフォーマットはできないので、MiniTool Partition Wizard Freeをインストールして、USBメモリのフォーマットを行った。 https://www.partitionwizard.com/free-partition-manager.html 説明書は英語で書かれている。英語が読めない人は、使い方…
VHSビデオには2025年問題というのがある。耐用年数は30年程度なので、すぐにデジタル化しておかなければ、かつての映像を二度と見られなくなる。VHS搭載のビデオデッキはすでに製造が中止されており、自宅にない場合には、中古を購入するしかない。 VHSのデッキとBlu-rayのデッキを接続して、VHSの映像をBlu-rayで保存するという方法がある。最も容易ではあるが、重いデッキをそのたびに移動し、配線をし直さなければならな…
会津を治めた蒲生氏から、最後の会津藩主松平容保までの肖像画や写真が飾られていた。幕末の動乱の年譜、禁門の変で長州が朝敵になり、京都守護職の松平容保の配下である新撰組が、池田屋事件などで長州藩士の恨みを買い、大政奉還、鳥羽伏見の戦いなどを経て、戊辰戦争に巻き込まれるまでの史実が説明されていた。 白虎隊の少年兵も敗退し、生き残った者が飯盛山に登ると、鶴ヶ城が夕日を浴びて赤く見えた。ついにお城も焼…
これはステファン・ベックが、八幡書店の武田崇元の協力を得て制作したサイケデリック・ビデオの傑作である。ソーマというのはサンスクリット語で、古代インドの神酒を示し、不死の妙薬とされている。漢訳仏典では甘露と表され、悟りの境地を象徴したり、阿弥陀仏と同一視されたりした。その一方で、高揚感や幻覚作用も持つとされている。 このビデオは、そうした作用のもとで得られるイメージを、映像と音楽で表現したもの…
これは松本清張が文藝春秋で行った講演の記録である。活字で文章を読むのと、肉声を聞くのとでは、心に感じられるものが大きく異なる。書物では分からない、人間性が伝わってくるからである。 松本清張は菊池寛の文学形成に関して、二つの要素を挙げている。一つは貧しい家で育ったこと、もう一つは醜男であったことだというのである。教科書も買えなかったことで、読んだ本をすっかり覚えてしまうほど、暗記力に優れるよう…
巡回バスのあかべぇに乗ることにした。小型のバスで、立っている人もいる。時間の節約のために、入場する施設のうち、最も遠い鶴ヶ城を目指した。 鶴ヶ城は平城である。和歌山城や松山城は山城なのに、どうして鶴ヶ城が平地にあるのかと、友人に尋ねられた。「平地にあるので、(戊辰戦争で)攻められたんだろう」と。 築城されたのは室町時代で、当時は館のようなものだったらしい。伊達政宗が支配した後、豊臣政権下で…
裏磐梯のホテルに戻ると、まとめた荷物を背負ってチェックアウトした。ホテルが準備した送迎バスで、磐越西線の猪苗代駅に向かった。十一時五十八分の会津若松行きが来た。昨日猪苗代駅に着いたのと同じ時刻の列車だったので、友人は「元に戻ったようなものだ」と言った。 「でも、あの時からいろいろ経験したね」 列車はしばらく直線に走っていく。左方に一瞬猪苗代湖の湖面が見えた。日本第四の広さで、冬は白鳥が飛来す…
現在の日本語教育は、文型中心から場面中心の教育を推奨するようになった。文法や文型の丸暗記が、実用的な日本語の習得に結びつかないというのは当然で、日本語を使って何ができるかという観点には異論がない。 ただ、少子高齢化の労働力不足を、外国人労働者で補うために、障壁となっている日本語の簡素化を進めるべきだという一部の動きには、首を傾げざるを得ない。まず槍玉に挙げられるのは敬語だろう。敬語を廃止して…
クリスタルボウルについてよく知らない人が、いきなりこのアルバムを聞いたら、これって音楽なの? と自問するかもしれない。はっきりしたメロディーはなく、自然音にクリスタルボウルの音が重ねてある。振動しているクリスタルボウルの縁を、指でそっと撫でていくと、共鳴する音が大きくなり、音割れ寸前まで高い音が鳴り響く。 存在するすべての物は、量子レベルでは振動し続ける波動であり、肉体も振動するエネルギーな…
午前七時に起きて、温泉に入ることにした。朝は雲が多かったが、薄日がさしてきた。露天風呂からは、林越しに檜原湖の湖面が見えた。お湯は弱酸性だが、メタケイ酸のおかげで滑らかだ。 朝食もバイキングだった。チェックアウトする前に、遊覧船に乗ることにした。檜原湖は一八八八年の磐梯山大噴火で、山体崩壊した土砂が川をせき止めて生まれた。谷間にあった檜原村は水没した。湖面が川のように細長く、あちこちに小島が…
東京都知事選挙は、投票が締め切られた午後8時に、小池百合子氏当確というニュースが、テレビで一斉に報道された。実際に開票しないで、どうして当確が分かるのか。事前調査や出口調査に基づいているからと言われるが、調査対象を当選させたい人物の支持者に偏らせれば、いくらでも調査結果は偽造できる。さらに、期日前投票の票はすり替え可能である。滋賀県甲賀市では、有効票が焼却されるという事件も起こっている。 http…
ウォークマンが優れているのは、ハイレゾの再生、CD音質の疑似ハイレゾ化ばかりでなく、マイクロSDによって収録できるファイルの容量を大幅に拡張できる点である。 長年ウォークマンは、音楽を聞くことにしか使ってこなかったが、ウォークマンには、FMラジオを聞いたり、語学学習する機能もついている。ただ、どうやって使うかは知らなかった。音楽と同様にリッピングして転送するだけでは、語学学習用のファイルとし…
アメリカ大統領にトランプ氏が復帰するのを妨害するために、戦争屋は鳥インフルエンザH5N1を、予定通り流行させるつもりらしい。これは人に感染するように、鳥インフルエンザを遺伝子操作したウイルスだという。 新型コロナウイルスは、鳥インフルエンザH5N1と比べれば、はるかに毒性が低いもので、未接種の高齢者が感染しても、死亡率は1%程度のものだった。新型コロナウイルスで多数の死者が出たのは、人間の遺伝子を改…
クラブで出会った男性とキスしたら、発熱して嘔吐したり、女優がキスシーンで湿疹が出たり、唇が腫れたりという事態が生じている。これは日本人の9割が、遺伝子を改変するmRNAワクチンを接種したため、当然予想された事態である。ワクチンは遅効性の猛毒で、血栓、心筋炎、脳出血、ターボ癌、ヤコブ病などを引き起こす。 シェディングという現象で、ワクチン接種者からワクチン未接種者へ、ワクチン後遺症が感染する現象で…
上沢海博物館ですべての乗客が降りてしまった。「何でもっと駅の近くに作らなかったんだろう」と友人が言ったが、豪農の伊藤家の屋敷を、そのまま北方文化博物館にしたのである。 徒歩二分だというが、塀の手前に空堀があった。神社の前を通ると、右手に浄土真宗の光圓寺があった。かつてここには、沢海代官所と旗本知行所の屋敷があったそうだ。 左手に駐車場と入口があった。松の巨木が並び、苔むした見事な庭木の間を…
薬局で買い物をしていたら、アイスクールリングというものを見つけた。「つけた瞬間冷!」というキャッチフレーズなので、試しに買ってみた。 いかにも涼しそうな、氷をイメージしたデザインで、28度以下で固くなるので、使い終わったら、クーラーの効いた部屋で冷やすなり、水道水につけるなり、冷蔵庫に入れるなりすればいい。 首に巻いて使うわけだが、ひんやりとして冷たすぎず、三時間ほどで内部が液体に変わった。…
関東は昼過ぎまで雨だそうだが、新潟は午前中快晴に近かった。今日は風が弱いし、気温も昨日よりは高い。といっても、厚手のセーターを着ていてちょうどいいくらいだから、南関東だとひと月前の気温だろう。 朝食はバイキングだった。品数が多く充実しており、どの料理もおいしかった。部屋に戻り、ベッドの上で少し休んだ。部屋の片づけをしてチェックアウトした。十一時ちょっと前に、バスセンターに行った。2番乗り場で…
ホテルおおくらは、日本各地だけでなく、中国やヨーロッパにもあり、高級ホテルでリビングも立派である。今回は朝食のみをつけてもらったので、夜遅くに買い物に行くことにした。寝心地のいいベッドに横たわると、熟睡してしまった。 友人に起こされた。もう十一時半になっていた。新潟ラーメンを食べに行こうということになったが、もう間に合わないかもしれない。味噌ラーメンのまごころ亭は、バスセンターの先、新潟駅の…
万代橋に向かっていた。今日泊まるホテルオークラは、信濃川の向こう岸にある。以前、写真で見たとき、河口近くの信濃川は、中国の河川みたいに幅が広いと感じた。でも、正面にホテルが見えたとき、意外に川幅は狭い気がした。ところが、いざ川岸に来ると、信濃川の川幅と水量に圧倒された。岸は垂直に落ちており、だぶんだぶんという水音が聞こえる。それだけ深いんだろう。 「多摩川が洪水になったときみたいだね」と友人が…
青春時代から初老に至るまでの全5回、東北を旅した紀行文です。今回は五能線、龍泉洞、浄土ヶ浜、三陸鉄道を巡った記録を増補しました。 ちなみに、表紙の写真は白神山地の十二湖で撮影したものです。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「メニュー」から「新しいAcrobat Readerを無効にする」をクリックして、Acrobat Readerを再起動した後、「表示」から「フルスクリー…
レプリコンワクチンの治験が始まり、すでに日本では4000人が接種し、5人が死亡し、有害事象が多数発生している。それ以来、満員電車に乗っていると、シェディングで発疹したりする恐れがある。シェディングで外国人の体内に入り、アメリカや中国にもレプリコンワクチンの危険が広がる恐れがある。 Clinical trials of the Replicon vaccine have begun, and 4,000 people have already been vaccinated in Japan, with f…
弥彦線はすいていた。二つ先の吉田止まりだった。何でこんなに区間が短いのか。吉田で越後線に乗り換えて、新潟駅に向かった。一時間近くもかかるらしい。荷物を背負って歩いたので、腰への負担を感じていた。寝不足だったこともあり、そのまま眠ってしまった。 新潟駅に到着した。バスセンターカレーは、新潟市民に絶大な人気があるので、友人はぜひ食べたいと言っていた。ただ、もう三十分を切っているので、品切れで食べ…
自民党が憲法改正発議を、近日中に行おうとしている。憲法改正によって自衛隊が憲法に記述されると、平和憲法が実質的に上書きされて、朝鮮半島や台湾で戦闘が始まった場合、自衛隊が最前線で参戦することが可能となる。緊急事態条項によって、言論の自由が制限され、選挙は無期限に延期され、アメリカと同じように、徴兵制が復活するだろう。男女平等の観点から、女性への徴兵も検討されるのではないか。 憲法改正の国民投…
にがりは豆腐を固まらせるときに使うもので、一般人には無用と考えていたが、どうもそうではないらしい。 第二次世界大戦後、アメリカは日本を弱体化させる政策を取り続けた。給食がパンと牛乳になったのは、日本人の体力の元である米と和食の消費を減らし、日本人の体質に合わない小麦と牛乳を、子供たちに強制するものだった。 一方、専売制だった塩は、塩田をすべて潰して、電気分解の塩だけを流通させた。ほとんど塩…
対馬の和多都美神社では、境内で喫煙して吸い殻を投げ捨てた韓国人に、神社側の職員が注意すると、暴言を吐いて脅されたり、境内の池で大人と子供が投石したりの悪態に、悩まされ続けている。 https://x.com/azumiwamiya/status/1800152612047904785 長崎県警に礼拝所不敬罪で取り締まってほしいと神社側が訴えても、その程度で逮捕はできないという返答。この問題に悩まされ続けた神社側は、韓国人立入禁止の措置を執った…
正露丸はクレオソート、アセンヤク、オウバク、カンゾウ、チンピを主原料とする胃腸薬である。クレオソートはブナ属の木から採取したタールを蒸留した物で、殺菌効果や水分量の調節などの効能がある。他の漢方薬も腸の細菌の動きを鎮めたり、解毒したりする効果がある。 軟便や下痢の時によく飲まれる。それ以外に、歯痛を一時的に止めるために、歯の間に詰めたりする。 ところが、新型コロナウイルスのワクチン後遺症や…
展望台に立った。佐渡の山並みが横たわっている。ひんやりとして目が冴える。海面は白いので、雲海のように見える。島の海岸線は靄で包まれ、山腹から上が青く浮かび上がっている。東山魁夷の日本画のようだ。 弥彦山の頂上まで行くことにした。放送局の電波塔の脇を過ぎて、丸太を渡した階段を上っていくと、石の柵に囲まれた山頂に出た。ここは弥彦神社の奥宮に当たる。下方の水田、蛇行した信濃川の流れ、幻のような佐渡…
6月5日に宮城から福島のはるか沖、日本海溝付近で群発地震が発生しています。日本海溝の外側で大地震が発生した場合、昭和三陸大津波のように、巨大津波が押し寄せる恐れがあります。 日本海溝外側のアウターライズで、大地震が発生すると、東北沿岸での揺れは中規模でも、20メートルの巨大津波になる可能性があります。たとえ津波の高さが1メートルでも、人を押し流す危険があるので、万一警報が発せられた場合は、高台…
6月3日午前6時半頃、携帯電話と防災無線が、緊急地震速報を報じた。防災無線から緊急地震速報が流れたのは、記憶する限りでは初めてなのではないか。震源地は相模湾ということだった。強い揺れが襲うのではと、身構えた方も多かったことだろう。 https://x.com/LastQuake/status/1797380986528743508 実際に大きく揺れたのは、またもや能登半島だった。マグニチュード5.9で輪島市、珠洲市などで震度5強を観測し、木造…
大鳥居をくぐって左方に神橋が見えたので、前まで行ってみることにした。朱塗りの太鼓橋で、人は渡れないようになっている。境内を進んでいくと、鹿が数頭、屋外の柵の中で放し飼いにされていた。また、日本で飼われてきた鶏が、小さな小屋に分けて飼育されていた。小柄なチャボは、昔、農家の庭先で見たことがある。また、薩摩の闘鶏は足の筋肉に目を見張るものがある。負けた鶏はさばいて、薩摩汁にされてしまうらしいが。 …