実家にあった本。奥付を見ると、昭和60年1月発行なので、自分が社会人になった年だ。普段なら読まない部類なのだけど、なぜか本棚にずっとあった。表紙の眼光鋭いお爺さんに気圧されて、なかなか手を付けることなくずっと鎮座していた。自分で買った覚えはないので、
今年は44冊だった。昨年比-3冊。コロナが始まった2020年が58冊でそこから3年連続で減った。1年が52週であると考えると、週に1冊前後のペースというのが分かる。NHK大河をオンデマンドで観たりすると、同じような時間の使い方なので、その年の読書時間は減る。今年は、
日本の文化である らーめんを中東系の人たちが継承している!イスラムを漢字で回教とすると、”和魂回才”でしょうか。店内に入ると、お店の人は全員、中東系。日本人ゼロ。お客さんたちも大半が中東系でテーブルには家族の人たちもいた。スカーフの女性を見ると、こ
なぎさホテル (小学館文庫)伊集院静小学館2016-10-28伊集院静の自伝的随想。還暦を過ぎて振り返るとき、彼が帰る場所と時間は、20代後半から30半ばまで、逗子のなぎさホテルで過ごした7年間だった。時が止まったかのような海辺のホテルで、支配人はじめ従業員たちから好
去年も同じ日、同じ場所だった。1年前のブログを見ると、日本列島に大寒波が来ているのも同じ。最高気温は10度、最低は2度くらい。今年の記録的な猛暑がつい先日まであった「体内記憶」なので、この寒さはなんか納得がいかないんだよなあ。気持ちの切り替えは”冬の
チームⅢ (実業之日本社文庫)堂場 瞬一実業之日本社2023-10-06男子マラソンの山城が引退した後、日本記録を期待できる新星、日向が現れた。しかし、山城の記録に迫る日本歴代2位のタイムをたたき出して以降、不調が続いていた。そんな中、東京オリンピックも近づき、起
駅から都立大方面へ徒歩7~8分。自由が丘公園の先。閑静で瀟洒な住宅街の中にあった。他にもいい雰囲気のレストランを幾つか見かけた。そういう土地柄なのかもね。娘の二十歳の誕生日のお祝いディナーをイタリアンで。直前でもなんとか予約できた。家族3人で。前菜
父の詫び状 (文春文庫 む 1-1)向田 邦子文藝春秋2012-09-20表題作含め24編ある随筆集(エッセイ)。ずっと放置してあったこの本を半年くらい前から読み始めた。それでもとんとん拍子には進まず、数編 読んでは小休止を何度も繰り返し、ようやく読了した。面白くなか
受け月 (文春文庫)静, 伊集院文藝春秋1995-06-09先日、伊集院静さんが亡くなった。10年少し前、「大人の流儀」を読んで、ずっと気になっていた人だったが、何故か小説は読んでこなかった。今さらではあったけど、自分の中で忸怩たる思いが残っており、何とかせにゃとよう
ランチタイム、段々ネタ切れになってきた今日この頃。久しぶりのヒット!アメ横に向かい、昭和通り(国道1号)沿いにある寿限無 担々麺。前から存在は知っていたが、そのまま通り過ぎていた。今週月曜日に入ってみたら、これが、なかなかいい。昔、銀座で食べた”はし
御徒町から赤羽まで京浜東北線で20分弱。「北の聖地」は、思ったよりも近かった。それよりも驚きだったのは、赤羽の駅や町の規模の大きさだ。今や埼玉への玄関口はまるで「大都会」の様相?じゃないの。40年前の学生時代来ていた頃のイメージとはまるで様変わりしている
舟を編む (光文社文庫)三浦 しをん光文社2015-03-13予想に反して、漫画のようなコミカルなタッチで、数日で読めてしまった。新しい国語辞典を作る話。出版社に勤める主人公の馬締(まじめ)がいいですね。まさに名前の通り、真面目を絵に描いたようなキャラが物語を際
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実家にあった本。奥付を見ると、昭和60年1月発行なので、自分が社会人になった年だ。普段なら読まない部類なのだけど、なぜか本棚にずっとあった。表紙の眼光鋭いお爺さんに気圧されて、なかなか手を付けることなくずっと鎮座していた。自分で買った覚えはないので、
会社から秋葉原の方面へは人々の暮らしと生活が感じられる下町が続く。そんな下町風情のある裏道をぶらぶら歩いてくと、ぽつんと現れる蕎麦屋さん。町中華ならぬ町蕎麦屋ってところでしょうか。お店の中も地元の人がやっている。当たり前のようだけど、今やほとんどの
乳房 (講談社文庫)伊集院 静講談社1993-09-03物語に自分自身や家族たちの分身が出ているようだ。「くらげ」:17歳で水難事故死した弟「乳房」:前妻、夏目雅子「残塁」:大学野球部時代の親友「桃の宵橋」:父、母。子どもの頃に見た実家と周辺の光景か「クレープ」
乳房 (講談社文庫)伊集院 静講談社1993-09-03物語に自分自身や家族たちの分身が出ているようだ。「くらげ」17歳で水難事故死した弟「乳房」前妻、夏目雅子「残塁」大学野球部時代の親友「桃の宵橋」子どもの頃に見た実家周辺の光景か「クレープ」離婚(前々妻)で別れ
センパイと待ち合わせしたパンダ広場へ行く通り道、店の のれんから、ちらっと覗くと、そろそろ客でいっぱいになりそうな感じだった。すかさず「10分後に2人で予約できます?」とホールのお兄さんに声を掛けると、オーケー。初めての店だったけど、まるで馴染み客のよう
人質 (ハルキ文庫 さ)佐々木 譲角川春樹事務所2014-05-13道警シリーズ第六弾。本作で「郡司事件」のシリーズ作品への影響は遠のき、新しいフェーズに入った印象。巡査部長になった小島百合が、人質たてこもり事件に巻き込まれる。この人質立てこもり事件が、犯人側の要
ランチ時、たまには高めな日本食を。と思って、入ったら、カウンターはご近所のフツーの会社員たちで埋まっていた。奥の座敷からは英語でない会話の外国人たちが食事を終えて出てきた。年輩の大将は”サンキュー、サンキュー”と返している。慣れた感じ。最近の円安で
砂のクロニクル 上 (小学館文庫)船戸与一小学館2014-05-23砂のクロニクル (下) (小学館文庫 ふ 4-9)船戸 与一小学館2014-05-08最初、タイトルが洒落ているなと感じながらも何を意味しているのかピンと来なかったが、今読了してみると、これぞまさに名と実が一体となっ
看る力 アガワ流介護入門 (文春新書 1172)大塚 宣夫文藝春秋2018-06-20アガワさんとご両親を看てもらった よみうりランド慶友病院会長 大塚先生との対談。医療より介護、介護より生活。医学的見地も大事だけれど (知識面)、同時に、人間的見地 つまり人間が持つ性 (さ
スクラップ・アンド・ビルド (文春文庫)羽田 圭介文藝春秋2018-05-10多重露光の写真のように2つの人生が重なりあって1つの作品が出来上がっている。漠然と時間を過ごしている孫と要介護中の祖父が「スクラップ・アンド・ビルド」していく生き様に人生が本来持っている
4/10 (水)~13 (土)会社の長野工場へ3日間の出張が入り、最終日に東京組メンバーが帰ったあと、自分は、一日延ばして再び小横川の従姉夫妻の家に泊めていただいた。ちょうど一年ぶり。さらにタイミングよく田舎に来ていた従兄とも初日の夜、行きあうことができた。
密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)佐々木 譲角川春樹事務所2013-05-15安全と危険、勝ちと負け、善と悪どちらかが増えると、その反対は減るのか?答えは・・・判断する対象(範囲)をどこにするかによって変わってくる、でしょうか。さて、暴力団 (反社会)と警察 (組対)の関
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川新書)NHK広島取材班KADOKAWA2013-07-112014年の新書大賞本。イマサラだけどすごく勉強になった。刊行順とは異なるけれど自分の中では、先に読んだ水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」、斎藤幸平「人新世の「資本
以前から気になっていた店。かみさんに予約してもらって家族3人で私の誕生日ディナー。先月、娘がタイワークキャンプで食べてきた現地の味を思い出したかな?舌の記憶は他の誰にも書き換えられないが、果たして。。シャルドネで乾杯。これがまろやかでメチャうまか
ロズウェルなんか知らない (講談社文庫)篠田節子講談社2014-02-28過疎の町、東北の駒木野で起こる やぶれかぶれな地域おこしの話。物語の構想の下敷きにアメリカ ニューメキシコ州で起きた「UFO墜落回収」のロズウェル事件の話があるようだ。駒木野の青年クラブのメンバ
春を告げる花。花桃というらしい。桜より1週間ほど先に咲く。食用の実桃と違い、観賞用とのこと。そういう種があることとその名前を今回初めて知った。かつては、桃の生産量が日本一の時期があったと聞くが、こういうイベントがあることで昔の記憶がつながれていく
巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)佐々木 譲角川春樹事務所2011-05-15前回で終わったかに思えた「郡司事件」は、佐伯にとっては終わっておらず、またも予想を裏切られた。やられた。物語の構想の深さに敬服します。タイトルからゆるいストーリーの展開を想像していたが、
たまに訪店するとオムライス系のメニューは終了のことが多く、しばらくありつけなかった。今日は店員さんのいつもの「オムライス以外ならあります」の断りがなく、ちょっと嬉しかった。卵がフワトロでケチャップの他にほんのり青海苔がかかっている。ちょっとした青海
娘の初海外だった10日間のタイワークキャンプ帰国報告を兼ねて母入れて家族4人でお食事会。近くでちょっといいお食事というと、ここが定番になってきたかな。前回は法事で1年半前。従兄弟にも来てもらって楽しい時間を過ごさせてもらったが、その時と同じ奥の座敷で。
老い方、死に方 (PHP新書)養老 孟司PHP研究所2023-08-11養老先生(1937生, 86)が4人の各分野での識者たちとの対談を通して、この問題の見方や考え方を探っていく内容だった。禅僧の南直哉 (1958生, 66): 思想的な見地から生物学者小林武彦 (1963生, 60): 生物・医学的な
コロナ5類以降(明けというには早いのかな?)、4年ぶりに先生 (また先輩)、同級生の7人が集まった。先生が夕方 犬の散歩があるということで昼からスタート。案内~参加人数、場所予約まで労をとってくれたKJからラインでスケジュールの事前連絡が来た。★本日の予定12:00
ひとは情熱がなければ生きていけない(勇気凜凜ルリの色) (講談社文庫)浅田 次郎講談社2007-04-13再読。2007年10月のレシートが挟まれていたから、初読は15年前だったのかな。話が面白いし、うまいし、勉強になる。勉強になるというのは、ものの見方、考え方にインスパ
ストックホルムの密使(上)(新潮文庫)佐々木 譲新潮社2015-07-03ストックホルムの密使(下)(新潮文庫)佐々木 譲新潮社2015-07-03第二次世界大戦「秘話」3部作の完結編。枢軸国で最後に残った日本がやがて敗北 (終戦)へ向かっていく状況を1944年6月から日を追って
大学の同級 S氏と。コロナがあって、S氏はほとんど、こもり生活だったそうで会食自体4年ぶりとのことだった。「古くて素敵なクラシック・レコードたち」の献本をしてもらってお礼をずっとしていなくて気になっていた。健康志向のためノンアルでならと応じてくれた。わ
部活帰りの娘と日吉で待ち合わせして かみさんと3人で。娘の学校や部活は、国民の休日であるGWと普段の日とで、変わりがないようだ。今年のGWの一番のイベントはこれかな。狭い階段を上がっていく。古民家博物館にも入れそうな昭和な佇まい。年季の入った畳の上がり
ドナルド・キーン自伝 (中公文庫)ドナルド キーン中央公論新社2011-02-01いつかは読まなきゃと思っていた。アメリカ出身の日本学者で日本国籍まで取った (2011年東日本大震災を契機)人物は、日本をどう思い、(不遜ながら)どれだけ日本のことに精通されているのか、知り
神坐す山の物語 (双葉文庫)浅田 次郎双葉社2017-12-14作家 浅田次郎の「原点」が、垣間見られるような物語。幼少の頃、母親の故郷である奥多摩の御岳山に里帰りした際、伯父伯母たちや従兄弟たちと過ごした生活体験が浅田作品の精神世界の出発点になっているようだ。門
田舎へは長らくご無沙汰状態だったが、従姉のお蔭で、母と「里帰り」が実現した。親族のほとんどが住む伊那は私にとってもルーツの地。従姉夫妻に何から何まで用意していただいた。いく先々で懐かしい方々と行き会えて、今また ともに同じ時間を過ごせたのは、今日なか
見知らぬ妻へ (光文社文庫)浅田 次郎光文社2001-04-128つの短編出会いと別れが人生を作っている。思い通りにならなかった過去とどう向き合い決着するか?自己の矜持はどこにあるのか?自分の芯は?真? 心? 信? それぞれの主人公たちの生き方が全く自分と同じでな
会社から駅に向かう途中の昭和通りを超え、秋葉原方面に少し行ったエリアを開拓した。いつも割と混んでいる。ランチメニューが豊富だ。もつ煮定食、長崎ちゃんぽん、長崎皿うどん、チャーハン・・・今日も前回に続き、長崎ちゃんぽんにした。海鮮と野菜たっぷりで食
山本五十六 戦後70年の真実 (NHK出版新書)渡邊 裕鴻NHK出版2015-06-09先日読んだ「エトロフ発緊急電」に少しだけ登場していた山本五十六を掘り下げたくなり、本書を手に取った。日米開戦に反対しつつも連合艦隊司令長官として指揮していく山本五十六の苦悩が滲み出ていた
エトロフ発緊急電(新潮文庫)佐々木 譲新潮社2015-07-03日中戦争から日米開戦、太平洋戦争に展開していく過程が見えてきた。今まで断片的だった史実に、印象的な人物造形を要所要所に加えたことで、歴史が生き生きと蘇ってきた。諜報活動が歴史の表舞台に現れることはな
小学校の頃、仲が良かったHS君が名古屋から帰省とのことで、中学同窓会の名幹事AT君から声がかかり、「番外編」で小中同窓の6人が集まった。HS君とは小学5, 6年の時のクラスメートで親友だった。中学ではクラスが違い、次第に付き合いが減ったので、実質50年ぶり。事
かみさんと1年ぶりに娘の大学方面へドライブ。途中、ラジオの実況でWBC準決勝 メキシコ戦のサヨナラ勝ちに歓喜した。1時間ほどで大学に到着。部活が終わった娘をピックアップして西荻でランチへ。駅の南側でランチは初めてだったかな。前日食べログで見ていた情報
酒の盆・みちのく小鉢(6種)から 1,750円ごあいさつの一品。懐を考えると、1人しっぽりの時はこれとお酒でいいかもしれない。でも今日は3人。結局、先週と同じお造りと鍋のフルコースになった。お酒は、八甲田、桃川 純米。今日もなぜか じょっぱりは無かった。春
ベルリン飛行指令 (新潮文庫)譲, 佐々木新潮社1993-01-28ゼロ戦飛行士2人(待命中の横須賀海軍 航空隊だった)の冒険譚。創作でありながらも、第2次世界大戦前夜の世界情勢や国際状況が肌で感じられてくるような物語だった。日独伊 三国同盟の日独間の同盟を強固にする使
昭和34年創業。店の外の佇まいから、もう老舗が持つ歴史が漂いはじめている。店内に入ったら、もっとすごかった。タイムスリップのトンネルの奥まで進んだ気分になった。上野といえば、やはり東北の玄関口だったことを想い起こします。「ふるさとの訛りなつかし停
4年ぶりの開催。今やドイツのフォトキナなきあと、海外営業の仕事でも国内のCP+が今まで以上に力を入れるイベントになった。予定通り、5か国と打ち合わせを行った。23 (木) シンガポール24 (金) アメリカ 夜の部:美濃吉25 (土) 台湾 / クロアチア 夜の部:旬
give・getとtake・make 英語のすべてはこれで決まる【EE Books】松本道弘朝日出版社2022-10-2620代後半か30代前半の頃、松本先生の”GiveとGet”を読んで、啓蒙された思い出がある。そして今度は、英語の神髄にさらに迫る動詞としてtakeとmakeが加わった。実は、松本先
ランチタイム、いつも なんとなく通り過ぎていた。最近たまたま いい評判を聞いて、行ってみた (一昨日に続いて2回目)。正解でした。特製貝だし醤油ラーメン 1,100円貝だし煮玉子と牡蠣オイル漬けをトッピングこれはうまい。あさっりしながらも汐(潮)の奥深い