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風太郎のPな日々 http://futaro1980.blog.fc2.com/

昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。

1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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2011/12/18

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  • 「今」をリアルに。

    肥薩線 坂本 2025年5月 「人吉? 川線アレでしょ、山線もアレでしょ、今更行って何撮るのよ。」と言われたものだが。そこは人差し指を振って、ちっ、ちっ、ちっな訳で。 「壊れた線路」を撮りに来たのです。カメラをデジタルに替えてからかれこれ10年以上鉄道を撮ってきたし、相応のストックも出来たなかで、そろそろひとつ「纏め」をしたいと思っている。「旅のたまゆら NOW!」の構想はいくつかあって迷いもあ...

  • 温泉三昧

    内牧温泉 2025年5月行ってみれば、こいつぁ昭和の社員旅行御用達温泉場だぜと気付くも、今や温泉コンパニオンの代わりに「温泉むすめ」がお出迎え。まあこれも何か勘違いしてるような。さすがに火の国です。 温泉は何処でも湧いています。 人知れず山中でスッポンポンになる「野良湯」含め毎日入ってます。島原温泉、雲仙温泉、火の鳥温泉、垂玉温泉、地獄温泉、通潤橋脇に湧いてる温泉、人吉温泉、薬師温泉、霧島温泉...

  • 五家荘 ②

    緒方家は平家の末裔。 壇ノ浦の合戦で平家が滅びたのち、四国の祖谷を経て九州へ。追手を逃れ大分から阿蘇を経由してこの幽境に流れ着いた。 せんだん轟(とどろ)旅の進行に更新が全く追いつきません。既に鹿児島を回って折り返しております。 残りは帰宅後かしら。見たものは山ほどあれば、たまーに鉄道も撮って、九州をくまなく一周するにはひと月掛けても全く足りませんね。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights ...

  • 五家荘 ①

    五家荘 2025年5月引き続き九州を流れ流れております。日本三大秘境のひとつ椎葉村、そして五木村といった辺りを通過すると、何故ここに住むと曰く由縁を一軒一軒聞いてみたいほどの秘境っぷりですな。なかでも五家荘。幽境を巡る密やかな流れは何処までも清冽。隠れ里とはその奥にある。平家落人の里と宣伝されているが、五つの集落があるうち、平家筋は三つで残り二つは菅原道真の末裔なのだそうだ。道真系のひとつが左...

  • 通潤橋

    通潤橋 2025年5月通潤橋にやって来ました。171年前に肥後の石工が架けた、農業用水用の水道橋。 長らく文化財として大切にされていたが、このほど土木構造物としては初めての「国宝」になったそう。本来水路清掃のための放水口が設備されていて、観光用に両サイドから放水されている写真は巷に溢れる。いつもやってるのかと誤解したのが運の尽き、農業用水の需要が高まる5~6月は例年放水を中止しているという。当たり前...

  • 熊本の道すがら

    「星くんっ! 打ちますたい!」。 (左門豊作 大洋ホエールズ 熊本農林高校出身)「巨人の星」は階級闘争の漫画だったと言われるが、財閥のボンボンを体現した花形満に対して、左門豊作はプロレタリアート以前の、極貧階級出身の設定だった。小技よりも鍛え上げた肉体にモノを言わせ、フルスイングで豪快な打球を飛ばすが、直情一本鎗の性格が災いし、星飛雄馬が繰り出す「魔球」の最初の餌食になることが多かった。熊本を運転...

  • 阿蘇観光

    阿蘇 草千里 2025年5月全くのおのぼり観光ですね。日本中訪ねているようで、こういう「おのぼり」が穴だらけなんですわ。おのぼりはおのぼりとして改めてちゃんと見ようというのが今回の趣旨。天気悪し。 草千里は雲の間から時折チラリがいいのかもしれないが。 こういう茫洋とした風景が好きです。 中岳火口翌日行った中岳火口はしっかり見えた。活火山の火口をこの距離で覗き込めるのは他にないとのこと。長野重一さ...

  • 南郷谷

    南阿蘇鉄道 立野 2025年5月阿蘇にやって来ました。夕刻着いたら定番のところにギリギリ間に合った。定番? 現役C12の時代の方はもちろん、38年前に来た風太郎が同じ場所で撮ったそれとも別物。長年の名物だった白川鉄橋は2016年の熊本震災で大破損し、架け替えとなった。先代の大正時代ならともかく、現代の土木技術なら簡単? いや安からぬ費用は復興予算という打ち出の小づちがあってのこと。新しい白川鉄橋の風景は...

  • 雲仙の地獄ネコ

    雲仙地獄 2025年5月雲仙温泉にやって来ました。ナントカ地獄は温泉場によくあるが、高熱と火山性ガスが噴き出す雲仙地獄を巡回中のネコとは驚いた。ネコを撮る趣味はないけど他に撮るものも無いしね。アイドルネコです。観光客が喜んでスマホを向ける。しかし温泉玉子を食べ始めたら、どっかりと前に座られてしまった。「おい、まさか撮るだけじゃねえよな」。 地獄に生きているだけに遠慮を知らない。あげるのは構わない...

  • 長良川鉄道春暦 その13 ドキュメント55H 駅桜の下 ➈

    長良川鉄道 深戸 2025年4月意外に粘り腰な春の陽もようやく山の端に没すれば、蒼い夜に向けての助走が始まる。今日一日を終えて。 乗る人、降りる人、駅にささやかな往来が戻る時間。夜の帳が降りると、駅も桜も明かりを灯して。駅を使う人は10人程か。道路を流れるヘッドライトの数には到底及ばないけれど、駅此処に在り。花の宴がいつまでも続かんことを。( 長良川鉄道春暦 おわり )Copyright © 2011 風太...

  • 「普段通り」のマーケティング

    島原鉄道 大三東 2025年5月先日、今をときめく鉄道写真家の個展を見に行った際、マイナーな風太郎の顔など分かるはずもないから、名刺代わりに「天狗」ハガキを出したら、「ああっ」と。噂を小耳に挟んで拙写真集を買っていたらしく。 「あなたでしたか」。 「これが昔の、普段通りの、大三東なんですね。」と、職業が職業なだけに「大三東駅の現状」はよくご存じで、何に泣くかはお察しの通りだ。かつて地元の人しか知...

  • 「海からの手紙」の返事

    今回の旅の目的のひとつは、「手紙の返事を手渡す」ことだ。拙写真集「旅のたまゆら 1981-1988」の巻末に「海からの手紙」という一文をしたためているが、これは毎日大三東駅を掃除しているおばあさんとの出会いと、その後受け取った手紙という内容。昇る朝日に手を合わせ、波間に輝く満月の光を愛でる。 そして自分を取り巻く人々への感謝。手紙の主が住むよろず屋さんは、すぐ駅前だったに違いないと記憶しているのだが、何しろ...

  • 長良川鉄道春暦 その12 ドキュメント55H 駅桜の下で ⑧

    長良川鉄道 深戸 2025年4月春の陽は東へ西へ。朝とは逆方向から待合室を照らし、大樹は今日二度目の透過光を浴びる。光は饒舌な演出者だ。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

  • 島原の乱

    島原 原城跡 2025年5月島原にやって来ました。島原の乱の古戦場、原城跡には思い出がある。43年前、まだハタチの風太郎は、周遊券で乗れない島原鉄道の先端部まで来てしまった以上、現地に宿をとるしかあるまいと、原城跡の近くにある「原城荘」という国民宿舎を予約していた。もう日も暮れた頃、原城駅で下車したところ、徒歩10分の「原城荘」の案内看板は認めたものの、その道筋は真っ暗な山の中に消えているのだ。...

  • 長良川鉄道春暦 その11 ドキュメント55H 駅桜の下 ⑦

    長良川鉄道 深戸 2025年4月里に浮かんだ桃源郷に列車が着く。家路はその傍らにある。傾いた春の陽が柔らかに包んでいる。予期せぬ通行人は咄嗟に150-600mmズーム付ボディ、重さ約3kgの大砲を手持ちで振り回すしかなく。数ヶ月前まで無茶はやめろと医者に止められていた奴を、右腕一本でエイヤと持ち上げて。シャープネスには信頼を置いているそれが、何となく甘い感じがするのはブレでもボケでもなく、 陽炎。春のうらら...

  • 映えの千綿

    大村線 千綿 2025年5月以前来てピピッと来た「千綿」は撮ります。しかし何だね、 JR九州YC1系というんですか、もう絶句するほどのブサイクさですな。とてもじゃないが順光撮影には耐えないのでシルエットになってもらう。これだから鉄道撮る気しねえんだよの言葉は飲み込みつつ、車両だけじゃありませんから、鉄道は。映え動画撮影に必死なチャイニーズ軍団に負けじと押すな押すな。もう国際観光地ですな。いや、映え...

  • 九州にやって来ました。

    1100km走って九州にやって来ました。一風堂のラーメンも博多で食べると心なしか旨い?最初の訪問地は「宗像大社」。神事の間は密やかな木漏れ日のなか。旅の先輩に九州行くならここだけは行けと大推薦だった神宝館へ。所蔵品全て国宝は凄い。純金の指輪は5~6世紀のもの。立ち入り厳禁の絶海の孤島、沖ノ島から結局持ってきちゃったじゃないかというツッコミはあれど、時空を超えた輝き。金ピカ好きという訳でもないけど、教科書で...

  • 長良川鉄道春暦 その10 ドキュメント55H 駅桜の下で ⑥

    長良川鉄道 深戸 2025年4月また朝が来た。97歳を迎えようとする駅に、幾万回の朝の物語を聞いてみるか。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

  • 西へ西へと

    深戸駅桜ドキュメントはまだまだ終わりませんが、新規取材は刻々と進行しております。只今東名岡崎SAです。午後に東京を出発してから300km走りました。「矢場とん」ではまた野球見に来たのかと言われてしまいますね。違います。 西へ西へと向かっております。 途中のSAで車中泊をしつつ、ほとんど昼間に走ってるのに、高速を降りなければ走行全区間について「深夜割引」が適用されるのはご存知の通り。昔の一筆書き切符を連想しま...

  • 長良川鉄道春暦 その9 ドキュメント55H 駅桜の下で ④

    長良川鉄道 深戸 2025年4月俄かに暗雲が広がって、落ち始めた雨粒は次第に激しく。篠突く雨に煙る駅。夕立ちは長引き、光は夜まで戻らなかった。Copyright © 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

  • 桜巡りの旅

    只見線 入広瀬 2025年4月深戸駅桜ドキュメントはまだまだ続きますが、岐阜を斬ってから返す刀も含め延べ11日間に及んだ桜巡りの旅が終了しました。長良川鉄道・飯山線・只見線、特に雪国では残雪の影響かあるのか、殊の外遅い花の盛りでした。いや、今年の桜は例年より遥かに花芽が多く、数年に一度の大豊作と聞けば、しつこく追いかけた甲斐もあったかもしれません。しかし只見線魚沼口の朝方の気温は薄着に身震いする...

  • 長良川鉄道春暦 その8 ドキュメント55H 駅桜の下で ④

    長良川鉄道 深戸 2025年4月駅舎に隣接して井戸跡と、それに掛かる屋根が残されている。息抜きが施された井戸からは、長良川の伏流水が今もこんこん湧き続けているのだろうか。宿直から目覚めた駅員が井戸を汲み、顔を洗った後に雑巾を浸して拭き掃除を始める、朝の日課がそこに静止している。擦り減って丸みを帯びたベンチにはどれ程多くの人が腰掛けたのだろう。何とも珍しい三角形の改札ラッチはどう使ったのだろう。...

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