昨年あたりから それまで苦手だと思っていた 海外の文学作品にも手を染め始めていて 本書も 事前情報も無しで 初見の作家さんでしたが 東京創元社の「海外文学セレクション」のシリーズということで手を出
グレッグ・イーガンの短編集も5冊目に到達 今回は 版元が河出書房新社で 「奇想コレクション」の一冊として出版されたので 編者の山岸真さんの選択も 今までにないテイストのものになってますね ホラー
《Drama》『時をかけるな、恋人たち』 (2023) 全11話 鑑賞しました。
放送開始前にタイトル見て うさんくさいなって警戒はしてましたが・・・ タイトルバックのイラストといい チープな造作のセットといい あきらかに昭和レトロ しかも1960年代あたりの 雰囲気漂わせて
【讀書録】『暗約領域 新宿鮫 XI』大沢在昌 著 読了しました。
11年ぶりに読んだ『新宿鮫』シリーズ。 最初に読んだのが 1990年の刊行の直後ですから もう30年以上のなが~いお付き合いになりました ということで 久しぶりに読んだ本書 少しでも大きな文字がいいと思
【讀書録】『最後の三角形 ジェフリー・フォード短編傑作選』ジェフリー・フォード 著 読了しました。
先日読んで面白かった『言葉人形』に続く ジェフリー・フォード短編傑作選の第二弾 期待にたがわず 本書もとても面白かったです おそらく 翻訳者の谷垣暁美さんの丁寧な翻訳のおかげもあって とても読みや
【讀書録】『食をめぐるほんとうの話』阿部尚樹、上原万里子、中沢彰吾 著 読了しました。
最近 生物学関係の本を読めば読むほど 生物の細胞のなかで さまざまな物質が 高度な関連性をもって働き 生命というものを成り立たせている その 精緻な仕組みに驚かされるばかりなのですが 本書では
《Drama》『ワカコ酒Season7 第12夜「外飲みの幸せ」』 (2023) 鑑賞しました。
『ワカコ酒Seasin7』もいよいよ最終回 オープニングはいつもの会社のシーン ワカちゃんは新規事業の立ち上げにあたって はりきるために 自分にカツを入れる何かを求めて夜の街に・・・って 何で?
【讀書録】『ウは宇宙ヤバイのウ! [新版] 』宮澤伊織 著 読了しました。
このところ ヘビーな読書が続いていたので つぎはライトなラノベでもと思って 今年春に読んだ『神々の歩法』が面白かった宮澤伊織氏の新刊をチョイス しかし 表紙イラストを見て 少々不安になったのですが
【讀書録】『生物の中の悪魔 「情報」で生命の謎を解く』ポール・デイヴィス 著 読了しました。
いやいや なかなかハードな一冊でした しかし 生命はどのようにして存在するようになったのか という 現代の科学が解き明かすことのできていない超難題にたいして 「情報」という切り口で 進むべき道を
《Drama》『ワカコ酒season7 第11夜「幸せループのマリアージュ」』 (2023) 鑑賞しました。
オープニングでいきなり オフィスの真ん中で 腰に手をあてた仁王立ちで 渋い顔して 野菜ジュース一気飲みするワカちゃん 定番の「ぷしゅ~」じゃなくて 「ヴ~~ ぶしゅ~」って・・・ お肌の調子が悪く
【讀書録】『言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』ジェフリー・フォード 著 読了しました。
今年8月に 第二弾の『最後の三角形 ジェフリー・フォード傑作選』が出版されたので 5年近く未読放置だった 第一弾の本書から読むべきだろうなと 読みました 元来私は 「なんで?」に拘る 屁理屈親父な
【讀書録】『宗教と科学のせめぎ合い 信と知の再構築』水谷周 著 読了しました。
図書館の新刊コーナーで発見した一冊 宗教と科学というのは 私の学びたいテーマのひとつなので タイトルだけで 借りてしまいました 開いてみて まず驚いたのが 著者が日本人のイスラム教徒だということで
【讀書録】『日本SF誕生 空想と科学の作家たち』豊田有恒 著 読了しました。
普段 読む本を探すのは もっぱらネットの検索になってしまいましたが それでも 時々は 大型書店や図書館の書架を ゆっくり眺める時間を持つようにしています そこには 検索という手段では見出せない書物
【讀書録】『大阪SFアンソロジー OSAKA2045』正井 編 読了しました。
私の暮らす大阪が舞台のSFアンソロジーということで 興味津々でした 実際に慣れ親しんだ街々が登場し(夢島はまだ行ってませんけど) 年代的にも よく知ってる出来事が描かれたりして いつもの読書では味
《Drama》『ワカコ酒season7 第10夜「母と南房総の旅へ」』 (2023) 鑑賞しました。
今夜のワカちゃんは お母さんに旅行をプレゼントした 親孝行娘 そのお母さんを演じていたのは 同じく「わかこ」の島崎和歌子さん たまたまなのか狙ったのか どっちなんでしょうね ということで 今
【讀書録】『天冥の標Ⅵ宿怨PART1』小川一水 著 読了しました。
『天冥の標』もようやくⅥ と思ったらなんと3分冊 どれだけアイデアが出てくるの小川先生 いつもは上下とか最後まで読んでから 感想を書くのですが 本書は4章それぞれが独立したエピソードで それが繋が
【讀書録】『天冥の標Ⅵ宿怨PART3』小川一水 著 読了しました。
PART1からPART3まで 1200ページ越の大長編でしたが 興奮の一気読みでした しかし ここまで綿密かつ壮大に描かれた ディストピア小説が いまだかってあったでしょうか 背後に異星人の陰謀が存在していたと
【讀書録】『天冥の標Ⅵ宿怨PART2』小川一水 著 読了しました。
PART1でも 25世紀末の太陽系の複雑な政治状況が語られていましたが 未来に希望を抱かせるような出会いがあったりして 穏やかな展開かなと思っていましたが PART2の冒頭から 反体制派の蜂起が描かれたと思っ
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昨年あたりから それまで苦手だと思っていた 海外の文学作品にも手を染め始めていて 本書も 事前情報も無しで 初見の作家さんでしたが 東京創元社の「海外文学セレクション」のシリーズということで手を出
このところ 科学書は宇宙論のものばかり読んでいましたが 宇宙の謎以上に 自分を含めて身近な存在でありながら 宇宙以上に謎の存在は生命だと思っていて しかも このタイトルの本書を手に取ったのは
この半年くらい 本ばかり読んでいて 映画やドラマの鑑賞をしてませんでしたが 本ばかり読んでいると バカになりそうだったし 結構な時間を費やしていたSHOWROOMの視聴を引退したので 放置してる多量の録
終活の一分野として、25年間あまり積読放置してきたS-Fマガジン 読んでますが やっと1999年1月号に辿り着きましたが まだ36冊残っていて 間に合うのか終活という感じです だけど せっかく購入したから 読
昨年読んだ 第三回警察小説大賞受賞作の『転がる検事に苔むさず』が まあまあ楽しかったので 続編である本書を読んでみました 以外にも本書は4作品+αという短編集で それぞれ異なる主人公が登場すします
ついに わが生涯で出会った最長の小説『天冥の標』10巻17冊読了しました 読み始めたのが昨年の1月ですから 約1年半かけてしまいましたが 今はもっと早く読むべきだったと反省 これほど多数の登場人物と
PART1に引き続きPART2も一気読み グランドフィナーレに向かって物語りも急加速 しかも ここに至ってなお 次々と繰り出される驚異的なアイデアの奔流に 圧倒されました 傑作SF小説の肝は それまで誰も思
ついにというか やっとというか とうとうというべきか 最終Xにたどり着きました そして主人公たちも目的の場所に到達したのですが いきなり 今までのSF小説では類をみないスケールの戦乱が勃発して 驚
先日読んだ『京都名庭を歩く』に続いて またまた京都を歩く本でしたが 京都観光に出かける予定があるわけではありません たまたまです まして京都の歴史を深く学びたいわけでもありません どちらかといえ
特集は「BLとSF2」 2年前にも同じ特集が組まれたそうですが そちらは未読でした そもそも LGBTQのジェンダー問題には 嫌悪感も拒否感もありませんが そもそも「BL」の起源となったという 少女小
なんだか 難しそうなタイトルがつけられていますが 内容は ほとんど2020年以降に発表された論文から 国立天文台台長特別補佐という役職にもある著者が おもに 最近発見された 宇宙の不思議な天体や現象
大量に読み残してしまっている SF小説のアンソロジーを できるだけ挽回しようとしていて NOVAシリーズ第一期10巻読み終わったところで ずっと気になっていた 第一回の創元SF短編賞の受賞作や応募
タイトルから 地球外生命探査の本だと思ったら その話は後半の40% それまでは 人類の宇宙探査の歴史が 18世紀のジュール・ベルヌの話からはじまって 現代に至る 宇宙を目指した人類の営みが そこに携
なんとも不思議な物語でした 解説によれば 作者が書き続けてこられた<コンティニュイティ>という 未来史に属する 立派なSFで 登場するのは 戦争のために製造された殺戮兵器のロボットだったり 人
巻頭で引用されている ラムズフェルド元アメリカ国防長官のことば 「(前略)一方、既知の未知というものもあります。つまり私たちは、自分の知らない情報が 存在することをわかっているのです。そしてさらに
本書も 時々やってる 未知の作家さんの一冊を事前情報完全に排除して読んでみよう などという 当たりかハズレか大博打 で選んじゃいました まず最初に 本書がアガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作品の
昨年 この先生の『なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論』(講談社)を読みましたが 最先端の宇宙論がぎっしり詰まっていて さすがブルーバックスらしく難解だった記憶があります 本書は 前著の最
ひとことで言ってしまえば 未知のウィルスによる ディストピアSF小説なんですが なんだろう この読後に残った この寂寥感は このウィルスには SFとしてもかなりユニークな物語が用意されていて 驚か
このところ 宇宙物理とか素粒子とかの本を選ぶことが多くなっている それは なぜこの宇宙が存在しているのかが なぜ 私のような者が存在しているのかという 人生最大の疑問の答えに辿り着きたいからであ
いよいよ グランドフィナーレが目前に迫った第Ⅸ巻 PART1では 前巻からの主要なキャラクターたちの 奮闘が深く掘り下げられたと思ったら そこにとんでもないプレイヤーというか 計算も面倒なほどの規模の軍
タイトルからは まさかこんなヘビーな映画だとは想像もできませんでした テーマは フェチ=変態=悪 なのかどうかというもの 最近は若い女性でも あなた何フェチなんて 平気で聞いてくるけど 脚とか襟
昨日読了した『万物理論』からの繋がりというわけではありませんが 最新の宇宙論だけあってかなり難解でしたが 試験を受けるわけではありませんから 細かな数字や数式そして専門用語を記憶するつもりもなく
じつは本書はその昔読んだはずなのですが 記憶と記録の喪失のため定かではありません しかし まったく内容を思い出せなかったことからすると 当時の私にとっては 手に負えない高度な内容だったのかもしれま
先日読んだ『職業としての地下アイドル』の著者である姫乃たまさんをネットで調べてたら このドラマの地下アイドルの監修に参加されたと知り (まさか出演までされてるとは知りませんでしたが) 幸い 私の
先日ドラマを鑑賞して 感動しすぎて 未だに余韻を引き摺っているので 脚本が出版されているのを知り さっそく読んでみました そんな折 坂元裕二さんが 第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞されたニュー
先月 原尞氏の訃報に接して しばし呆然自失でした かつて ハードボイルドを多量に読んでいた時期がありました 大藪春彦氏 志水辰夫氏 香納諒一氏 東直己氏 そして原尞氏 私立探偵が たったひとりで
斜線堂有紀さんの 初SF作品集で 6編収録されています 斜線堂有紀さんは 昨年何冊かのSFアンソロジーで出会って その流れで『楽園とは探偵の不在なり』まで読んだのですが・・・ 正直に言っちゃうと
もともと乃木坂46などのアイドルは好きでしたが 根っからの孤独なインドア派なので ライブなどには縁もゆかりもなかったのですが・・・ 好きだったアイドルさんが配信してるという理由で SHOWROOMを視聴するよ
昨年 10年余りの眠りから突然目覚めて SF読書熱が復活した一環として 未読だった「NOVA」シリーズも1巻から読み進めて 先日ようやく6巻にたどり着いた所です そんな時にこのシリーズ新刊の知らせが
変なタイトルの韓国映画は面白いという 個人的なジンクスがあって選んだ一作 内容がまったく想像できませんでしたが とっても素敵なラヴストーリーでした 軍の休暇で 久しぶりに恋人タヘの家に
第一章が結構面白かったので 続けて第二章も鑑賞しました 前回ですっかりなじんだメンバーとの再会ですが 環境は驚くほど変化していました なにしろ日ノ出警備保障がIT系の企業に買収され KICKSガードと
昨年から中華SF沼にはまっているので 著者初のSF作品集というふれこみや ガーンズバック変換などどいうタイトルに魅かれて かなりの期待をもって読み始めました しかし 1/3ほど読み進める中で 私の
未読在庫S-Fマガジンの終活的読書です なにしろ25年間書棚を飾っていただけなので データとしては古くさいかもしれませんが SF小説は時代を超越していると思いますので 今でも面白く読めています この
タイムトラベル+恋愛の映画やドラマに弱くて ついつい見てしまいます だいたいがエモーショナルでほんわかして 過去心に残る傑作に数多く出会ってきました さて 本作はどうなんでしょうか・・・ 主人
SPかと思ったら 民間の警備会社 日ノ出警備保障の身辺警護課の物語 当然 拳銃の所持はできないから丸腰という設定なので アクションは身体を張った格闘シーンのみ 主演の島崎を演じた木村拓哉さんも
小さな版形と可愛いイラストの まるで絵本のような一冊ですが なかには 人類2500年の英知がぎっしり詰まっていました といっても 決して難解な言葉の羅列ではなく 突然 テッド・チャンの『あなたの人生
美しい映画でした 美しい北海道の風景 美しい家族愛と友情 美しい牛や羊たち 美しい農産物 美しい料理 ・・・ 大泉洋さん主演の ハートウオーミングな物語 ということなのですが ひねくれ者の私のハ
ひとことで言ってしまえば 史実とは正反対に インカ帝国の皇帝がスペインに攻め入り 西ヨーロッパを支配してしまうという 歴史改変小説です しかし 戦争によって攻略したという単純なお話ではなく 16世
かねてから 私の自律神経には問題があるだろうなと思っていたので 参考になればいいなと思い読んでみました もう少し 医学的な内容を期待していたのですが 本書では日常生活のなかで 自律神経を整える
毎度のことですが 録画しっぱなしで放置していたこのドラマ なぜもっと早く見なかったのかと後悔したほど面白かったです あの『東京ラブストーリーズ』の脚本家坂元裕二さんの とても丁寧な脚本と 主演の