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ミニ菜園/畑の作物・水彩画
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毎日が日曜日:晴れの日は畑・時々水彩画、雨の日は読書時々水彩画
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94回 / 365日(平均1.8回/週)

ブログ村参加:2016/02/25

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ミニ菜園/畑の作物・水彩画さんの新着記事

1件〜30件

  • 染井 為人『悪い夏』

    ◇『悪い夏』著者:染井為人2017.9KADOKAWA刊大37回横溝正史ミステリー大賞(優秀賞)受賞作。作者のデビュー作品である。生活保護費の不正受給や育児ネグレクト、薬物売買、など現代社会のダークな世界をドラマチックに描き出した傑作。映画・ドラマ化でヒット疑いなしの作品と思うが…まだ?毎度のことながらこの作家は多彩な登場人物と絶妙な筋運びで、軽快なテンポのためつい一気読みしてしまう。中心人物といえば千葉県船岡市という仮想都市の社会福祉事務所の生真面目で好人物の担当者(ケースワーカー)佐々木守と思うが、対極にいる同僚の悪徳担当者高野洋司が相当なワルで、宮田有子も結構不可解な言動でストーリーを盛り上げる。一方生活保護不正受給者では山田吉男が筆頭で、育児放棄・ネグレクト母親の林野愛実も捉えどころがなく手に負えない。...染井為人『悪い夏』

  • 吉川英治の『新書太閤記(十一)』

    ◇『新書太閤記(十一)』著者:吉川英治1990.8講談社刊(吉川英治歴史時代文庫)吉川英治『新書太閤記』の最終巻である。黒石・白石、戦算、大蟹・小蟹、老いらくの将、女弟子、内と外、姉の子、矢田川原、熱鉄を吞む、表裏の北陸、迷霧、奥村夫妻、つなぎ烽火、雪の迷路、北風南波、鳴門陣、雑魚大魚、笑い候え、君と一夕の会、関白、忍の人、若き日の幸村、冬の風、二つの世間、強引・強拒、禁園の賊とその項26に及ぶ。話は秀吉だけではなく、生涯の好敵手家康との駆け引き、家康に一矢を報いた真田幸村のこと、佐々成政の利家への無謀な挑戦と秀吉の鉄槌、秀吉上杉景勝との会盟、石川伯耆守数正の離反、関白という官職を得ていよいよ徳川攻略を虎視眈々と狙う秀吉の深謀遠慮を描く。北畠信雄は秀吉の巧みな口舌に乗せられ、共に戦った家康に何の相談もなく、うか...吉川英治の『新書太閤記(十一)』

  • 頂いた佐野の桃を描く

    ◇Kさんからの贈り物の桃clesterF6(細目)妻の友人Kさんから桃の贈り物が届きました。今年はサクランボも桃も霜や雹などにやられてどこでも不作のようです。したがって貴重な桃です。こんなにたくさんの桃はあまり描く機会がないので無理をして積み上げて描いてみました。添え物は中玉のミニトマトです。モモはハイライトがなく、柔毛が特徴です。不透明のホワイトを加えると成功する場合がありますが、今回はうまくいきませんでした。関東地方は昨年より2週間くらい早く今日梅雨明けしました。モモ、ぶどう、トウモロコシなど果物がおいしい季節です。この桃は白桃でした。(以上この項終わり)頂いた佐野の桃を描く

  • 柚月 裕子の『暴虎の牙』

    ◇『暴虎の牙』著者:柚月裕子2020.3KADOKAWA刊極道と不良・暴走族など愚連隊といった反社会勢力同士の抗争を描いた長編。『虎狼の牙』シリーズ完結篇である。全編これやくざ者同士の抗争と警察暴対班の癒着体質のが綾なす劇画調ハードボイルドロマンである。前半は広島県警広島北署の暴力団担当捜査二課の係長大上章吾とハングレ集団呉寅会の頭沖虎彦を中心とした流れ、後半は呉原東署捜査二課の班長日岡秀一の登場である(日岡は「虎狼の血シリーズ」に登場した大上の愛弟子である)。これだけ裏社会に詳しく、ハングレ同士の決闘場面、残酷なシーンをリアルに描く女性作者はあまりいない。今回は結末が幾分緩い感じである。大上刑事はやくざ社会幹部と癒着し手柄も立てるので上司も独断専行も許している。作中では広寅のメンバーを初め地取りの叔母さんやホ...柚月裕子の『暴虎の牙』

  • 篠田節子の『カノン』

    ◇『カノン』著者:篠田節子1999.4文藝春秋社(文春文庫)のっけからバッハの無伴奏パルティータ、難解な音楽理論などが登場し、クラシック世界にやけに詳しくて作者篠田節子はこんな世界にも造詣が深かったのかと思ったら、趣味がチェロ演奏だと知って納得がいった。これは音楽を基軸にしたホラーリッシュな作品である。最初亡くなった友人から贈られたCDの曲がいろんな局面で勝手に流れだすあたりは、ふむふむと思ったが、後半でその人物の幻影(亡霊)が現れ、恨めしい表情も見せず消えていく場面を迎えて完璧なホラーと知った。元来ホラーとは嫌悪感を伴う恐怖を指すらしいが、この小説では嫌悪の情よりも友への哀切の情を残しながらこの世を去った薄命の天才青年の現世への強烈な未練の表象として受け止められる。音楽留学を射程に置いたほどの腕前を持つ香西瑞...篠田節子の『カノン』

  • カサブランカとスカシユリの対話

    ◇ユリ科の女王カサブランカが咲いて庭のカサブランカが咲きました。先に咲いた4種類のスカシユリは既に散り果てて、最後のスカシユリが一緒に咲いています。「あんた、色白だし、ずいぶん大柄だし、どこから来たの?」(スカシユリ)「どこからって言われても…あなたと同じ栽培種だから言ってみれば混血ね」(カサブランカ)「生まれは選べないからしょうがないけど、いい匂いだし、豪華で目立つからもてて得だよね」「でも、花の命は短くて苦しきことのみ多かれば風も吹くなり雲も光るなりよ。いつかは同じように死ぬのよ」「わたしどうせ短い一生なら、あなたのように美しくもてはやされて死にたい」「あなただって身長がなくっても華やかな色で人さまを楽しませているわ、同じよ」(以上勝手に想像したスカシユリとカサブランカの対話です)カサブランカは首を垂直か上...カサブランカとスカシユリの対話

  • 垣谷 美雨の『女たちの避難所』

    ◇『女たちの避難所』著者:垣谷美雨2017.7新潮社刊(新潮文庫)東日本大震災を題材にした被災した女性たちの物語である。著者が実際に被災したり身内に被災者がいたわけではないが、津波や被災の状況や避難所の様子などが生々しく伝わってきて、正調東北弁なのかどうかはともかく現地らしさがリアルで、引きずり込まれる。あとがきには作者は現地を訪れ、資料を読み、福島・宮城の被災した友人から話を聞き、仕切りのない避難所で苦闘する女性たちを、生活者の目線で追うことを心がけたとある。主人公は3人の中年の女性である。①ナギサ洞というスナックを営む山野渚。夫とは離婚して昌也という小6の息子がいる。②椿原福子。パチンコに明け暮れる夫がいる。津波で”夫が死んでくれれば”と思った。③乳飲み子を抱えた漆山遠乃。色白の美人。津波で夫を亡くした。頑...垣谷美雨の『女たちの避難所』

  • 家庭菜園のトマト栽培(その5)

    ◇令和3年のトマト終焉を迎えるついに連作障害出現か。まだ7月半ばというのに、すでにトマトはうどん粉病に感染し、消毒で何とか持ち直したものの今度は下葉が黄色く枯れ、もはやこれ以上の結果は望めないと観念いたしました。終わりです。来年はここでのナス科作物は休耕でしょうか。うどん粉病を克服したのに無残な姿無惨な姿2第5果第5果鉢植えの中玉(第3果)(以上この項終わり)家庭菜園のトマト栽培(その5)

  • 染井 為人の『正体』

    ◇『正体』著者:染井為人2020.1光文社刊2017年『悪い夏』で横溝正史ミステリー大賞優秀賞を受賞した作者の『正義の申し子』、『震える天秤』に次ぐ第4作目である。冤罪で少年でありながら死刑宣告を受け脱獄した事件を追う。ある意味数多の冤罪事件を生み出している日本の司法、警察、検察、裁判所を指弾する作品である。死刑囚が脱獄してから追い詰められて銃で撃たれ死ぬまでの1年半の逃走劇を時系列で何段階かに分けてまとめているが、登場人物のキャラクターが巧みに設定されていてインターテイメント色満点である。特に作者の出身地かと紛うばかり(作者は千葉県出身)の山形弁を駆使した会話が面白い。若い夫婦とその子供が刺殺され、隣家から通報を受けた警官が刺殺体のそばにいた少年(当時18歳)を現行犯逮捕した。本人自白で立件され裁判では無罪を...染井為人の『正体』

  • 吉川英治の『新書太閤記(十)』

    ◇『新書太閤記(十)』著者:吉川英治1995.5講談社刊(吉川英治歴史時代文庫)琵琶湖湖畔の賤ケ岳での戦いで当面の剔柴田勝家陣営を打ち負かした羽柴秀吉の次の頭痛の種は東の雄徳川家康との関係である。柴田勝家に勝った秀吉は信長の一周忌を営んだのち大阪に規模壮大な居城を構築し始めた。その規模は信長の安土城をはるかに凌ぐ壮大なものとなった。しかもわずか6カ月の短期間に諸国諸将に競わせ完成させた。信長の嫡子らを差し置いて天下をほしいままにしている佞姦秀吉という一部の世評は秀吉を悩ませている。家康は信長の3男信雄と語らい、義をもって秀吉を懲らしめる戦が必至とみて作戦を練る。秀吉は勝家に次ぐ信長に重臣であった丹羽長秀をぜひ味方に受けたいし、未だ旗幟を明らかにしていない諸将らに書を認め使いを送り味方に付けようと奔走する。家康は...吉川英治の『新書太閤記(十)』

  • スペインの世界遺産トレドの街を描く

    ◇トレドの展望台からアルカサルなど街を俯瞰clesterF82008年というずいぶん昔にスペイン旅行で訪ねた世界遺産都市トレドの街を俯瞰した絵です。丘の上の軍事博物館(図書館併設)アルカサルが象徴的な、街全体が見渡せる展望台からの眺望です。当時描いた絵をもう一度描き直してみました。立て込んだ建物を描くのに苦労します。アルカサルの威厳ある姿とタホ川の流れが、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の文化が共存していたというトレドという都市の、なんともいえない調和を感じます。(以上この項終わり)スペインの世界遺産トレドの街を描く

  • 家庭菜園のトマト栽培(その4)

    ◇収穫期に入った露地栽培のトマト実を付け始めてほぼ1カ月、そろそろ収獲期です。接ぎ木の銘柄トマトも、実生の桃太郎もほとんど変わらない育ち方です。人間の子供と同じです。出自がどうであろうが、子供のころは同じように元気に生まれます。今週末には第3回目の追肥を行います。我が家のトマトの唯一の弱点は木が徒長気味なこと。多分元肥の肥料のせいと思われます。来年は工夫してみます。第3果まで実が大きく育っています。この上に第5果の花が咲いたので中心部を摘みました。これ以上伸ばしてもエネルギーが分散して大した実が期待できないからです。これは中玉のトマトの第2です。普通のミニトマト中玉のトマト、既に1個は収穫済み<付録>ポット栽培の茄子と胡瓜(以上この項終わり)家庭菜園のトマト栽培(その4)

  • 高杉 良の『雨にも負けず』

    ◇『雨にも負けず(小説ITベンチャー)』著者:高杉良2021.3KADOKAWA刊企業小説がお得意の高杉良のベンチャーもの。早稲田の工学部出身で、一旦損害保険会社に契約社員として就職した主人公が、5年後にベンチャーとして独立創業したものの、アメリカで電子情報の大量搬送モデルを開発し起業した日本人創業者にマンハントされ、存立の危機に立たされた本社を見限り、日本法人をアメリカ大企業を相手取った訴訟を通じて大成功に導くというお話。学歴も出自も定かでない人物が、新しいビジネスモデルを構築し大発展を遂げ、経済環境変化であえなくあぶくと消えていく。そんな小説ではない。堅実な家庭に育ち、いい大学を出て、一流の会社で実績を上げ、起業する。そしてマンハントされた会社で飛躍を夢見たものの、創業者の実力を見誤って挫折を味わう。しかし...高杉良の『雨にも負けず』

  • 枝付きの枇杷を描く

    ◇房州枇杷を描くclesterF6(中目)今年も妻の知人の方から松戸のご自宅に成った枇杷を頂いた。以前にも頂いて絵にしたことがある。枝付きの枇杷はめったに手にすることがないので、また描いた。前回と同様、枇杷は器には盛らず、新聞紙に置いた。新聞は国内の新聞だと、つい文字を追ってしまうことになるので、英字新聞にした。コロナの前年次女が持ってきたLosAngelsTimes日曜版(2019.6.9)1面にはトランプの国境への壁の構築の記事と、クローンを使った環境調査の写真が載っている。枇杷は果皮が薄いオレンジ色である。コントラストを強調するために幾分濃いめにとバーントシエナを少し加えた。ピーコックグリーンの葉はうらが粉っぽい柔毛で特徴がある。(以上この項終わり)枝付きの枇杷を描く

  • 透明水彩でスカシユリを描く

    ◇庭のスカシユリを描くclusterF4(中目)庭の百合第1弾。スカシユリ。この後絵の左奥にある百合カサブランカが咲きます。カサブランカほどの華麗さもなくこれと言った特徴はありませんが、この園芸種のスカシユリはちょっと紫がかったピンク色の花弁が魅力的です。花言葉は「飾らぬ美」。(以上この項終わり)透明水彩でスカシユリを描く

  • 吉川英治の『新書太閤記(九)』

    ◇『新書太閤記(九)』著者:吉川英治1995.5講談社刊(吉川英治歴史時代文庫)吉川英治の『新書太閤記(九)』

  • 市川市大町公園の池を描く

    ◇緑豊かな大町公園を写生ArchesF6(荒目)北総鉄道の大町駅から300Mほど歩いたところに入口がある大町公園。長田谷津と呼ばれる谷間に湧水を持つ水路があり、ビオトープとなっています。バラ園や植物園があり、アスレチックや奥には市川市動植物園もあります。この絵は水路の一番奥にある池を描いたもので周囲の斜面にあるうっそうとした木立が谷津田を取り囲んでいます。実は昨年9月に水彩画グループでここで写生会を行いました。その際スケッチした絵を取り出し色を置いたものです。人物は少しでも動きがあるものをと思って加えました。(以上この項終わり)市川市大町公園の池を描く

  • コルソン・ホワイトヘッドの『ニッケル・ボーイズ』

    ◇『ニッケル・ボーイズ』(原題:NIKELBOYS)著者:コルソン・ホワイトヘッド(COLSONWHITEHEAD)訳者:藤井光2020.11早川書房刊コルソン・ホワイトヘッドが淡々とした語り口ながらアメリカの黒人に対する人種差別の実態に鋭く切り込んだ作品である。時代は少し遡るものの同様に人種差別を取り上げた「地下鉄道」の方がスリリングで物語性を持っていて、本作は作者独特の抑制の効いた叙述が残酷な内容にそぐわないような気がしないでもない。確かに常軌を逸した虐待のおぞましさには目を背ける思いであるが、アメリカではこの少年院だけでなく、刑務所のような施設でも似たような暴力、虐待が日常的に行われているに違いないと思わせるものがある。この作品は前作『地下鉄道』と同様ピュリッツァー賞を受賞した。フロリダ州タラハシーにニッ...コルソン・ホワイトヘッドの『ニッケル・ボーイズ』

  • 家庭菜園のトマト栽培(その3)

    ◇トマトは実を付け始めました苗を定植してから4週間たって、今日2回目の追肥を施しました。トマトも子供ができると食欲旺盛になって、栄養を多く求めるようです。第1果は葉の7から8枚目の上につきます。大体4・5個付くので、育ちがよくないものいびつなものなどは摘果します。第1果ができるとそこに栄養が行き過ぎるので全部摘果を勧める向きがありますが、あまり神経質にならない方が良いという方もいます。ちょっといびつなもの以外はそのままにしておくのが我が家の栽培方針です。今年も何となく徒長を疑わせる伸びですが、木は太くなってきたのでまあいいかと思っています。6月の末頃には色付いてきます。(以上この項終わり)家庭菜園のトマト栽培(その3)

  • 吉川英治の『新書太閤記(八)』

    ◇『新書太閤記(八)』著者:吉川英治1990.7講談社刊(吉川英治歴史時代文庫)秀吉は信長の悲報に接してからもこれまでと変わらない日課を続ける。そして安国寺恵瓊を介して高松城の解放・毛利軍との和解工作を進めた。信長死去の報が毛利軍に伝わらないうちに和睦を決めなければならない。間一髪、4千の城兵・領民を解放する代わり清水宗治が切腹し馘を差し出すことを条件とする和議案を宗治がのんだ。毛利輝元、吉川元春、小早川隆景と和睦の誓書が交わされて2時間後毛利軍は信長死去を知った。当然毛利側は烈火のごとく怒り、秀吉討つべしの声も多かったが、小早川隆景の冷徹な判断が優位となり結局秀吉軍は高松城解放の後直ちに姫路城を経て京を目指し、わずか3日で大阪尼崎に到達した。秀吉は父の敵討ち、弔い合戦という大義名分を掲げるために信長の3男神戸...吉川英治の『新書太閤記(八)』

  • 田園のレストラン「アンチーブ」

    ◇田園の中のレストラン「アンチーブ」15×21cm先週の金曜日、気温が高く日差しが強い中、かねてから気になっていた田圃の脇にある「軽食・喫茶の店アンチーブ」を描いてみようと、小さなスケッチブックを持って出かけました。大津川沿いに広がる稲田の脇を走る農道(とはいえ主として車が便利に使う)脇に緑色の屋根を持った小洒落たレストランがあります。6・7台は停まれる駐車スペースもあって、時分時には結構客が入っているようです。市街地から離れていて周辺には民家がちらほらといった場所で、あえて絵の中では省略したものの、目の前の水田には植えたばかりの細い苗が風に揺られていました。何本かある散歩道の一つ。これからこの苗はどんどん育ち、秋には首を垂れた黄金色の稲穂が波打ち、やがて刈り取られます。木立の新緑をもっと丁寧に描きたかったので...田園のレストラン「アンチーブ」

  • シャネル・ミラーの『私の名前を知って』

    ◇『私の名前を知って』(原題:KNOWMYNAME)著者:シャネル・ミラー(CHANELMILLER)訳者:2021.2河出書房新社刊全世界に性暴力とは何かを教え、差別への考え方を決定的に変えた衝撃の回顧録。これが出版社の惹句である。性暴力被害者が書いた世間の偏見に挑戦した稀有の実録である。本書でわれわれは、性犯罪の裁判という裁きの場にあっては、実は裁かれているのは加害者ではなく、被害者であるという現実をまざまざと実感させられるのである。作者は「まえがき」に書く。「…これは究極の真実ではない。私が力の限りを尽くして語った、私の真実だ。私の目と耳を通して真実を知りたい人、私が胸の中で何を感じ、公判中にトイレに隠れていたかを知りたい人に、この本を提供する。こちらから与えられるものを与えるので、あなたは必要なものを受...シャネル・ミラーの『私の名前を知って』

  • ジョージ・ソーンダーズの『十二月の十日』

    ◇『十二月の十日』(原題:TENTHOFDECEMBER)著者:ジョージ・ソーンダーズ(GeorgeSaundaers)訳者:岸本佐知子2019.12河出書房新社刊11篇の短篇集。いずれもとにかく文句なしに面白い。特徴と言えば、この作品に登場する人物はいずれもいうことなすことどこかちょっとずれているダメ人間であるが、どこか憎めないというか人間の良いところを失っていない愛すべき人たちである。いま一つの特徴はギャグの連発と、奇抜な罵詈雑言の乱発。原文を知りたいが、翻訳者を泣かせたりはしなかっただろうか。(ファックシットあほボケカス)、(ウンコチンコマンコ糞ボケ死ねカスケツの穴ファック)。<アル・ルーステン>のアルなどはどうしようもないダメおやじ。彼はアンティク・ショップの店主で、裕福な不動産屋のドンフリーに対抗心を...ジョージ・ソーンダーズの『十二月の十日』

  • 吉川英治の『新書太閤記(七)』

    ◇『新書太閤記(七)』著者:吉川英治1990.7講談社刊(吉川英治歴史時代文庫)天正十年春、信長は得意の絶頂にあった。上杉謙信はすでに亡く、武田勝頼は家康と共に追い詰め滅亡させた。目の上の瘤であった叡山も石山も完膚なきまでに叩き潰した。そして催告の中国攻めは秀吉が攻略の要である高松城を包囲し、水攻めの秘策をもってあとは信長の出陣で仕上げをする段取りになっていた。一方安土城では甲州攻めで共に戦った盟友家康を招き、最高のもてなしで宴を張ろうとしていた。とっころが信長はそこでも一旦光秀を接待役に据えながら突然中国船の前線へ行けと命令を下す。この仕打ちの隠された意図を知り光秀は暗然とする。吉川英治の『新書太閤記(七)』

  • 家庭菜園のトマト栽培(その2)

    ◇令和3年のトマトに支柱立て今年のトマトの定植は4月23日。ご覧の通り樹高もほぼ30センチとなったので支柱を立てました。昨日一昨日と激しい雨風で心配しましたが、仮支柱は役立っていました。今日は天候もよく今日は玄関フロアをワックス掛けを終わったところでトマト栽培の大事な作業の一つ「支柱立てと誘引」をしました。ほぼ昨年と同じ時期です。誘引はトマトの木脇に立てた支柱に麻ひもを8の字に撚って木を寄せて縛ります。1本の木で最終的には5・6か所誘引します。第1果の花が咲いています。(以上この項終わり)家庭菜園のトマト栽培(その2)

  • 吉川英治『新書太閤記(六)』

    ◇『新書太閤記(六)』著者:吉川英治1990.6講談社刊(吉川英治歴史時代文庫)信長の中国攻略は総大将に秀吉が据えられて他の先輩幹部は複雑な気持ちを抱えて応援に向かう。頑強に抵抗を続けた三木城は秀吉の遣わした官兵衛の説得に応じ城主別所長治、乙戸友行、一族治忠が割腹し、ついに3年近くに及ぶ籠城が終わりを告げた。これには毛利方は慌てた。丹後を受け持つ光秀は次々と小城を陥すものの牙城八上城がなかなか落ちない。秀吉の華々しい中国攻略の戦果を耳にするにつけ、信長の気持ちを忖度する。秀吉は細かなことでもいちいち信長に報告乃至相談していた。「報連相」を欠かさなかった秀吉は「愛いやつ」だったが、秀吉の中国戦線での快進撃に後れを取っていることへの焦りと、信長の不満不信を懸念する光秀では決定的に格差がついてしまったのである。秀吉が...吉川英治『新書太閤記(六)』

  • ジャーマンアイリスが咲いた

    ◇ラスティック・ロイヤリティとガーデンタイムclesterF6細目庭のジャーマンアイリスが咲きました。色や見た目が魅力的で毎年絵に描きますが、雰囲気を出すのがなかなかむつかしく、いつも不満が残ります。ラスティック・ロイヤルティはベルベットとアプリコットの豪華な色の取り合わせが誇らしげです。ガーデンタイムは花弁の大胆なひだひだが特徴。描くのはいずれも咲いてから3日が勝負で間もなく萎れてしまいます。色面構成からすると葉をもう少し色濃くした方がよかったかもしれません。(以上この項終わり)ジャーマンアイリスが咲いた

  • 2021年のトマトを植える

    ◇令和3年のトマト栽培例年ゴールデンウィークの入口あたりに植えていた畑の作物。今年はおよそ3週間早くトマトの定植をした。昨年も待ちきれずに1週間早めたが、今年は2段階に分けて植えた。畑造りは1か月くらい前から始まる。まずは植わっていた小松菜を掘り返し苦土石灰、乾燥剤として使われていた消石灰を取り出して撒く。酸性化した畑を中和するのだが、凡そ1週間寝かせて土になじんだ頃畝を作り、30センチほど掘り返した畑に元肥として牛糞などの堆肥と配合肥料を入れる。また1週間ほどおいて10センチくらいの高さの畝を作り暖かい日の午前中に苗を植える。ポット大の穴を作りたっぷりと水を注ぎ、ポットから苗をを外して植える。(株間30センチ)風対策で仮支柱を立てます。今年のトマトは基本が大玉の「ホーム桃太郎」これが実生の苗9本。接ぎ木の苗が...2021年のトマトを植える

  • 増尾城址公園のビオトープ

    ◇新緑のビオトープを描く150×200mmおとといの日曜日は暖かい陽気で散歩ついでに増尾城址総合公園ビオトープの新緑の風景を0.1mmの水性ペンで描きました。およそ20分。彩色は家に帰ってからです。およそ20分。ビオトープとは動植物が安定して生息できる空間のことで、できるだけ手を加えない自然の生息空間を人工的に作って人間はそっと脇から見守る場所です。未だ柔らかい優しい色合いの新緑ですが、これがあっという間に濃い緑になっていきます。犬を連れた人、ジョギングの人、散歩する人車で仮眠する人さまざまな人を見かけます。(以上この項終わり)増尾城址公園のビオトープ

  • 桐野 夏生の『日没』

    ◇『日没』著者:桐野夏生2020.9岩波書店刊「ヘイトスピーチ禁止法」ができたときに「文化文藝向上促進法」ができた(ただしこの小説内でのこと)。作家であるマッツはある日突然に総務省文化局文化文藝倫理向上委員会なる組織から召喚状を受け、茨城県某所にある療養所に収監される。収監…まるで刑務所に入れられたような印象であるが、扱いはまさに刑務所だった。所長の多田が説明するところではマッツの作品は性的、暴力的場面が多くの批判が寄せられている。作家は偏向した内容の小説を平気で垂れ流し、異常なことを書いて平気で金を稼いでいる。猥褻、不倫、暴力、差別、中傷、体制批判などを無責任に書くから世の中が乱れるという論法である。こうした偏向を正してほしいというのだ。この証のため作文が求められる。反抗的な言辞・行動をとると減点されて拘留時...桐野夏生の『日没』

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