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ミニ菜園/畑の作物・水彩画
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毎日が日曜日:晴れの日は畑・時々水彩画、雨の日は読書時々水彩画
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105回 / 365日(平均2.0回/週)

ブログ村参加:2016/02/25

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ミニ菜園/畑の作物・水彩画

ミニ菜園/畑の作物・水彩画さんの新着記事

1件〜30件

  • 若竹 七海の『錆びた滑車』

    ◇『錆びた滑車』著者:若竹七海2018.8文芸春秋社刊(文春文庫)羽村晶最新作。羽村晶はミステリー専門書店でアルバイトをしているが、店は週3日しか開かないのでこれでは食っていけない。オーナー店長の富山さんが「ミステリ書店に探偵社がついていたら面白いよね」と言って、ノリで作った(白熊探偵社)の探偵となった。依頼人はめったに来ないが、元契約探偵社の「東都総合リサーチ」の桜井さんから「葉村、ちょっといいか。ヒマだろ?」と電話が入った。高齢女性の行動確認で30万円払うというおいしい話。これがとんだ下請け話で、大怪我はするは火事で焼け出されるは、麻薬売買グループの捜査の片棒を担ぐ羽目になる、揚句の果て関係者の一人に包丁で殺されかかり、危うく九死に一生を得たおまけつきだった。実は大事件の発端は、マルタイ(石和梅子)が乗り込...若竹七海の『錆びた滑車』

  • 横山秀夫の『ノースライト』

    ◇『ノースライト』著者:横山秀夫2019:2講談社刊一級建築士青瀬稔。離婚して数年になる。妻のゆかりはインテリアデザイナーである。娘の日向子とは月1回会うことができる。大手設計事務所でがむしゃらに働いたが、バブルがはじけて会社を辞めた。結婚生活は10年で終わった。青瀬は何が原因で離婚したのか日向子に問われることを恐れている。どこで間違ったのか、何がいけなかったのか、読者にも最後まで分からない。作品の中ではいくつもの人間ドラマが生まれるが、最大のそして本作品のメインストリームは青瀬が依頼されて作った「Y邸」を巡る謎である。1年前青瀬は吉野陶太夫妻の依頼を受け、信濃追分の一角にのちに「平成すまい200選」に載り、高い評価を受けた日本家屋を作った。「3千万円あります。あなた自身が住みたい家を建ててください」吉野のおお...横山秀夫の『ノースライト』

  • 辻原登の『卍どもえ』

    ◇『卍どもえ』著者:辻原登2020.1中央公論新社現代日本における有産階級中年男女の生態を切り取った小説である。ここには人生における切実なものはほとんど出てこない。この作品での登場人物は男性陣は瓜生甫(50代)、中子脩(40代)いずれも子供はいない。瓜生はグラフィックデザイナー、中子はフィリッピンで日本語学校を展開する実業家、何不自由ない生活を送れるだけの収入と資産がある。中子はサロンクルーザーも持っている。要するにどんな展開も許されるバックグランドが用意されているのである。一方、女性陣は瓜生ちづる、中子毬子、塩出加奈子(瀬崎久美子)クリスティーナ等々である。瓜生ちづるは瓜生の、毬子は中子のそれぞれ妻として有閑マダムとして優雅な暮らしを満喫している。塩出加奈子はネイルサロンの経営者である。ちずるは大学の同級生の...辻原登の『卍どもえ』

  • 若竹七海の『さよならの手口』

    ◇『さよならの手口』著者:若竹七海2014.11文芸春秋社刊(文春文庫)女性私立探偵葉村晶シリーズ。およそ13年ぶりの長編作品である。葉村探偵はアラフォーになった。長谷川探偵事務所のフリーの調査員として活躍してきたが、半年ほど前に事務所が店仕舞い。当面「MURDERBEARBOOKSHOP」というミステリー専門書店のアルバイトとして働いている。新刊本と古書と両方扱うのであるが、ある日遺品整理人の真島氏から古本が多数あり、デモのが期待できるということで遺品を整理しているうちに押し入れの床が抜けて床下に転落、あろうことか白骨死体に遭遇する。肋骨などに怪我をして入院、同じ病室の元スター女優の芦原吹雪という女性から20年前に行方不明になった娘志緒利を探してもらいたいと依頼を受けることになった。事実上探偵業再開である。芦...若竹七海の『さよならの手口』

  • 静物「スポーツ用品」を写生

    ◇山の日に「スポーツ用品」を描くclesterF4コロナ明けと言っても新型コロナ蔓延はまだ終息したわけではないが、3密を避けて対応しようと先月から再開した水彩画教室。今回はその第3回目。ちょうど「山の日」が近いということで対象をスポーツ用品に絞って写生した。前にも描いたことのあるテニスラケットとグランドゴルフのクラブなどを持ち寄り写生したが構図的にはあまり面白くはない。何の変哲もないスポーツ用具であるが、テニスラケットの面と置台との関係、ガットをどの程度しっかり描くかなど課題は結構ある。(以上この項終わり)静物「スポーツ用品」を写生

  • 桜庭 一樹の『私の男』

    ◇『私の男』著者:桜庭一樹2010.5文芸春秋社(文春文庫)直木賞受賞作品「私の男は、ぬすんだ傘をゆっくり広げながら、こちらに歩いてきた」冒頭の一文である。作品の題名になった怪しげな存在であるこいつがキーワードだな。と見当はついていたが、だんだんこの得体のしれない男の存在が、この本の中で重みを増していく。「私の男」という表現のニュアンスはステディな関係、つまりひも付きの関係を示す。第1章、語りの主人公「花」はこの養子縁組をして父となった淳悟という男を「私の男」と呼ぶ。父と子という関係からはこうした世間的な「私の男」という立ち位置は生じないはずであるが、彼女がなぜそう呼ぶのか、だんだん明らかになっていく。しかも彼女の結婚式に父親が遅れているときに「淳悟が来ないのなら結婚しない!」と叫ぶあたりからこの親子の不気味な...桜庭一樹の『私の男』

  • 葉室 麟の『秋月記』  

    ◇『秋月記』著者:葉室麟2011.1角川書店刊時代小説の名手葉室麟の長編小説。時代は寛政から弘化にかけて。舞台は九州は筑前秋月藩。五万石の小藩である。藩祖黒田長政(如水)の三男長興が分知されて起こした福岡藩の支藩である。小説の主人公間余楽斎が弘化2年(1845)6月、本藩御納戸頭杉山文左衛門から幽閉を告げられた場面から始まる。こののち玄海島に流罪の処分が決まった。余楽斎は43歳の身で長男幾之進に家督を譲り隠居の身分であったが、長く秋月藩の藩政の黒幕と目されており「権勢に驕り天罰下る」などとみられたが、本人は何一つ後悔もないと恬淡と流罪を受け入れた。彼の生涯はどうだったのか。余楽斎は幼名小四郎と言って、秋月藩馬廻役吉田家の次男として育った。幼少時臆病で泣き虫小四郎と呼ばれたが藩校稽古館で剣術に励み何人もの剣友を得...葉室麟の『秋月記』

  • 古川真人の『背高泡立草』

    ◇『背高泡立草』著者:古川真人2020.1集英社刊第162回(2020.1)芥川賞受賞作品。平戸の島にある古びた納屋の草刈りに集まる一族の平凡な一日の物語。難解な九州の方言に幾分辟易するが、突然シーンが一変し唐突に3つの全く時代をさかのぼるエピソードが語られる。この作家独特のスタイルらしいが、タイムスリップのきっかけが不明で、本筋との脈絡もない。遭難者の釜山港への流れ、鯨組のオホーツク海への旅出、少年のカヌー冒険譚などはそれぞれは想像力を掻き立てられるはするが、本筋との関連を探る手立てもなくただ戸惑うばかりである。それがこの作家の魅力であるらしいのであるが、そんな作品の構造にとらわれることなく、代々の吉川家の家系を象徴する古びた納屋、すでに住む人とていない<古か家>、<新しい方の家>をきれいに保つために、毎年一...古川真人の『背高泡立草』

  • 藤原伊織の『シリウスの道』

    ◇『シリウスの道』著者:藤原伊織2005.5文芸春秋社刊サラリーマン・ハードボイルド。広告業界というあまり内部情報がない世界を知りうる絶好の小説。生々しい実態が迫る。著者が一度は身を置いたその道の巨象の実像が背景にあるからだろう。この小説には楽しみ方が二つある。一つは広告業界の仕事ぶりを知ること。大手広告代理店同士の競合受注競争。社内部局間の協力と競争、弱肉強食の熾烈な駆け引きが見せ場である。いま一つは主人公の少年時代に影を落とす記憶が亡霊のように起き上がり脅迫事件として暗い影を落とす。この多重奏曲を藤原伊織流ハードボイルドが快調に奏でる。大手広告代理店東邦広告有力顧客の大東電機から1件18億の競合発注があった。競合他社は5社。の営業部署に入った戸塚と平野の二人の新人。この大型競合受注競争を機に短期間で営業のプ...藤原伊織の『シリウスの道』

  • 村岡理恵の『ラストダンスは私にー岩谷時子物語』

    ◇越路吹雪との運命的な出会い著者:村岡理恵2019.7光文社刊本書は表題通り、作詞家岩谷時子の自伝的物語である。岩谷時子は表題のメインにある歌「ラストダンスは私に」の歌い手、畢生の友人であった越路吹雪の無報酬のマネージャーだった。したがって本書の大半が岩谷時子と越路吹雪の話で終始しているといってよい。それは作詞家岩谷時子の人生のほとんどが越路との友情の路程だったことの証である。岩谷時子は2013年(平成25年)10月、97歳という高齢で亡くなった。天寿を全うしたといってよい。青春時代を太平洋戦争の非常時に過ごし、ついに結婚することもなく年老いた母を看取り世を去った。本人も自覚していた通り、仕事だけが生きがいであった。兵庫県西宮で宝塚歌劇に憧れを抱ち育った彼女は、神戸女学院卒業後も歌劇文芸図書館に通い文学に親しみ...村岡理恵の『ラストダンスは私にー岩谷時子物語』

  • エドゥアール・マネの「フォーリー・ベルジュールのバー」を水彩で臨画

    ◇マネの「フォーリー・ベルジュールのバー」clesterF10(中目)印象派・後期印象派のコレクションで著名のコートールド・コレクションの傑作のひとつ、エドゥアール・マネの「フォーリー・ベルジュールのバー」は大好きな絵で、かねてから挑戦したかった作品です。この作品はもちろん油彩で、水彩でどこまで近づけるのか全くわかりません。水彩画の教室では傑出した画家の作品をお手本に絵を描くことがあります。筆遣い(タッチ)や色の配置、濃淡などを勉強するためです。あくまでも練習でこれを臨画と言います。出来上がった作品は複写とか複製とは言いません。本体は英国ロンドン大学のコートールド・ギャラリー所蔵で、大きさは96.0×130.0㎝。マネはこの作品を描いた翌年1883年に亡くなっています。フォーリー・ベルジュールのバーは社交界の上...エドゥアール・マネの「フォーリー・ベルジュールのバー」を水彩で臨画

  •  ジェニファー・ヒリアーの『歪められた旋律』(上・下)

    ◇『歪められた旋律』(原題:Creep)(上・下)著者:ジェニファー・ヒリアー(JenniferHillier)訳者:高山真由美2015.5扶桑社刊(扶桑社ミステリー)サイコ・スリラー。アメリカでは石を投げれば弁護士に当たるといわれるほど訴訟沙汰が多い。また弁護士に当たらなかった石は心理療法士に当たるといってよいほど心理療法士が多い。何か事件に遭遇するとたいていの人はセラピーを受ける。いまシーラは、ジェイムズという男に囚われ思うように陵虐されている。シーラはピュージェット・サウンド大学の心理学の教授であり、ジェイムズは実はシーラの研究室の助手であるイーサン。シリコンを使って巧妙に変装し、シーラを誑し込んで自身の屋敷に誘い込んだ。シーラは3週間後にモリスという実業家と結婚することになっている。シーラはモリスと知り...ジェニファー・ヒリアーの『歪められた旋律』(上・下)

  • 待ちに待った「梅干しの土用干し」

    ◇昨年の2週間遅れ「梅干しの土用干し」今年の関東南部地方の梅雨明けは昨年の11日遅れだったそうです。なんともはっきりしない梅雨空が何日も続き、コロナは拡大懸念が高まる中で、6月11日に漬け込んだ梅干しは、最終工程の土用干しを今や遅しと待ち構えていたのであります。そして昨日。ようやくからりとした好天が戻って、これで梅雨は明けたと自己診断を下していたところ、気象庁の専門家の協議も整ったようで8月1日が梅雨明けと宣言されました。早速冷暗室の片隅にあった梅漬けの樽を二人がかりで庭に運び、2時間ほどかかって笊3枚に並べました。梅はきれいな紫色の梅紫蘇に漬かって梅干しらしくなっています。良い加減に熟していた梅はきれいな色ですが、完熟でなかった梅や育ちが悪かった梅は漬かりが悪く黄色です。並べた梅には梅紫蘇が絡まっています。今...待ちに待った「梅干しの土用干し」

  • 今村夏子の『むらさきのスカートをはいた女』

    ◇『むらさきのスカートの女』著者:今村夏子2019.6朝日新聞出版刊第161回芥川賞受賞作品。平易な文章で、取り立てて込み入ったストーリでもないのですらすらと読める。ただ芥川賞候補に二度のぼり、三度目に受賞した作品なのでそれなりに高い評価を得たと思うのだが、格別の新鮮さは感じられない。ただ語り手と観察対象である「むらさきのスカートの女」と、どちらが主役なのか判然としないほど両者が密着している構成が面白い。同じ町内に住む「むらさきのスカートをはいた女」が気になって、友人になりたいと思う女(わたし=黄色いカーディガンの女)が、ほとんど四六時中、まるで透明人間か背後霊であるかのように彼女にまとわりついてその日常を観察し、次第に普通の女に変身(変質)していく姿を報告するのである。「むらさきのスカートをはいた女」は本名=...今村夏子の『むらさきのスカートをはいた女』

  • 藤原伊織『テロリストのパラソル』

    ◇『テロリストのパラソル』著者:藤原伊織1998.7講談社刊(講談社文庫)第41回江戸川乱歩賞と第114回直木賞の史上初のダブル受賞となったサスペンスの傑作。読み終えての感想といえば、久しぶりに密度の高いハードボイルド、しかも和製のそれに出会えたという感動である。何しろ主人公はもとより、登場者の人物造形が見事である。物事の感じ方、しぐさ、会話、身なりなど、まざまざとその人となりを想像させるのである。そして緻密に構築されたストーリーの展開である。何気なく語られた過去と現在の事象のピースが最終章でみごとに収まる。まことに憎らしいほどの手口で読者を翻弄する。冒頭のプロローグは新宿中央公園での爆弾事件。死傷者50人以上。そこに居合わせたアル中の中年男島村圭介が本書の主人公である。新宿の片隅にある小さなバーでバーテンダー...藤原伊織『テロリストのパラソル』

  • 家庭菜園でトマトの栽培日記(その7)

    ◇今年のトマトはピークアウトこれが我がキッチンガーデンのトマトの現状です。木の下葉は黄色く枯れてきました。赤く色付いているのは第3果、第5果はピンポン大でこれ以上実は生らないでしょう。ご近所にお分けした昨年とは大違いです。あとは今あるものが赤くなるのを待つだけ。今年は木の徒長で着果が間延びしていました。雨が多く、成長に欠かせない温度より低い気温が続きました。いまだに梅雨が明けず、雨続きの時は一時畝間の溝は即成の池状になっていました。今年のトマトはこれがピークです。来年は頑張りましょう。(以上この項終わり)家庭菜園でトマトの栽培日記(その7)

  • インドリダソンの『声』

    ◇『声』(原題:RODDIN)著者:アーナルデュル・インドリダソン(ARNAIXURINDRIDASON)訳者:柳沢由美子2018.1東京創元社刊(創元推理文庫)作者はアイスランド生まれ。作品の舞台もアイスランドである。アイスランドは北海道より少し広いくらいの北国。人口は38万人と新宿区ほどの小国である。首都レイキャビックの警察署の犯罪捜査官エーレンデュルを主役とするシリーズ第3作目『湿地』と大4作目の『緑衣の女』でガラスの鍵賞(北欧ミステリー賞)を受賞した。メインの犯罪捜査はあるホテルの地下室で起きた殺人事件であるが、並行して家庭内虐待が疑われる事件にも取り組んでいる。そして重層低音のように重苦しく流れているエーレンデュル自身が抱える少年時代のトラウマ。さらには25年前の離婚と子供たちとの交流の遮断。これらが...インドリダソンの『声』

  • 水彩でハイビスカスを描く

    ◇2月以来の水彩画教室を再開clesterF6(中目)今年2月下旬以来ほぼ5か月ぶりに水彩画教室を再開しました。メンバーは講師の先生をはじめ、ほぼ全員参加でした。対象は花。夏ということでハイビスカスとガーベラ。私はハイビスカスを選びました。一度鉢植えで育てたことがありましたが、結構丈夫でしたたかです。華やかな花弁はカサブランカほどではありませんが、結構存在感があります。葉は熱帯の植物らしく厚手で濃緑色です。(以上この項終わり)水彩でハイビスカスを描く

  • 皆川博子の 『蝶』

    ◇『蝶』著者:皆川博子2005.12文芸春秋社刊作者75歳の頃の作品8作の短編集。思い出話が多いが作者特有の持ち味が出た幻想的な作品もさることながら装丁がすばらしい。<空の色さへ>乳母車、蠅帳、、錻力、樟脳、卓袱台など古めかしい言葉で綴る祖母の家での記憶が、時代の風景を見事に写し出してくれる。語る娘は内翻足(先天的関節の形態異常)。母に疎まれ、同じように姑として疎まれていた祖母を慕って育った。祖母の家の二階は不思議な雰囲気、祖母は時折モダンな雰囲気の歌を口ずさむ。祖母の家で暗い押し入れの天井の隙間にひとりの若い男の幽霊。「来たいか?」と問われ、「行く」と言って幽霊の世界に紛れ込む。そこでポル・フォルの詩歌を聴く。空の色さへ陽気です。誰あって、泣こうなどとは思わない。誰が死のうと殺そうと、戦があろうとなかろうと、...皆川博子の『蝶』

  • 今年のカサブランカを描く

    ◇豪奢にして清純・花の中の女王clesterF8(中目)庭の一角に咲く花の中の女王カサブランカが咲いた。花の大きさといい、純白の花弁といい、他の花を圧して気高い。そばにスカシユリ(透かし百合)が咲いているのだが、端から気圧されて競争する気もない(と感じる)。しかしスカシユリには色面構成上参加してもらって存在感を示してもらった。花の命は短かい。いっときの華やぎを何とか描き止めたいと、昨日一日頑張った。5時間かかった。なんと今朝起きたら、右手上のカサブランカと左右のスカシユリの房は大きく花開いていた。花の命は短いと言いながら精いっぱい生きようと頑張っているのだ。(以上この項終わり)今年のカサブランカを描く

  • 宮下清廣の『コロナバブルの衝撃!空前のバブル相場に備えよ』

    ◇『コロナバブルの衝撃!空前のバブル相場に備えよ』著者:宮下清廣2020.6実務教育出版刊このところ新聞紙面や書籍広告では「コロナ恐慌」とか「コロナ大不況」といった刺激的悲観的な文言が飛び交っている感がする。その点本書は切り口が株式投資であることもあってか「コロナバブル」という視点でこの経済社会活動の大激震にどう対処すべきかを論じており前向きである。大局的相場観指南書でもあるし具体的ターゲットも示す投資助言書でもある。新型コロナのパンデミックは、地球規模で社会経済構造の変革を強いる。当然この経済変動にどう対処すべきかを投資家が問われたときに行動の規範となるの相場観が問われることになる。著者は長期にわたる相場研究の成果を踏まえ、空前となるコロナバブル相場について一定の結論を示す。この本における総論を言えば、コロナ...宮下清廣の『コロナバブルの衝撃!空前のバブル相場に備えよ』

  • 増尾城址公園の坂道を描く

    ◇初夏の坂道を行く車clesterF8(中目)柏市街地に通じる通称「ニッカ通り」という道があります。個の坂道の先にニッカ柏工場があるからです。今は亡きニッカ創業者の竹鶴政孝氏はこの地の地下水の水質を高く評価し、新しいウイスキーのボトリング・パッケージリング工場を決めました。今では広大な敷地はアジサイと新緑に包まれ、鳥たちの貴重な生息地となっています。増尾城址公園は旧増尾城(といっても平城で砦に近い規模)址は城址公園として親しまれていますが、通るたびに色濃い緑の城址の木立と、坂道の樹々のトンネルを抜けた先の明るい道路。坂道を駆けあがる車たちの表情が面白く、一度描いてみたいと思っていました。新型コロナの襲撃が少し下火になって、水彩画教室の写生会が復活、この城址公園に集まって絵を描くことになって、漸く懸案が実現しまし...増尾城址公園の坂道を描く

  • 雫井脩介の『仮面同窓会』

    ◇『仮面同窓会』著者:雫井脩介2014.3幻冬舎刊高校時代に、体育教師から受けた「天突き体操「」という屈辱的なしごきを受けた新谷洋輔、人生を切り開く上でトラウマ的傷を受けている。小中高とつるんでいた仲間4人は、高校創立25周年記念同窓会でこの体育教師樫村貞成を懲らしめてやろうとプランを練る。仮面で人物特定を避ける「仮面同窓会」計画である。新谷の一の親友片岡八真人、片岡の親友皆川希一、希一の友人大見和康の4人は希一の練ったプラン通り同窓会の帰りに樫村を郊外の廃工場に連れ出す。ガムテープ・目隠しの上殴る蹴るの暴行を加えた後廃屋に放置したまま解散する。小心者の新谷をはじめ、決してぶれない八真人、洋輔とは合わない希一、希一べったりの和康、洋輔は恋人と思っているのに今一つはっきりしない竹中美里、得体のしれない美里へのスト...雫井脩介の『仮面同窓会』

  • ようやく収穫期か「家庭菜園のトマト栽培日記」(その6)

    ◇台風並みの強風のあとのトマト6月30日の深更より雨風の強い日が続き、とりわけ7月1日から2日の未明にかけて台風並みの強風・雨だ降り続きました。ミニトマト大になった柿の実がいくつも落ちました。当然心配になるのはトマト。柿の木とミカンの木に挟まれた緩衝地帯だったせいか1個も落ちていませんでした。とはいえまだ少々青みが残り収穫は明日あたりか。昨年は6月の29日に収穫報告をしているので今年はちょっと遅いということになります。まだまだ青い実が多い。(以上この項終わり)ようやく収穫期か「家庭菜園のトマト栽培日記」(その6)

  • 雫井脩介の『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』

    ◇『犯人に告ぐ2闇の蜃気楼』著者:雫井脩介2015.9双葉社刊警察小説のジャンルに入るが、犯罪者側の事情にも十分丁寧な説明ぶりであり、それだけに面白みが倍加している。第7回大藪春彦賞受賞作品。これは「振り込め詐欺」とその発展形態としての「誘拐ビジネス」の顚末である。前半はいわゆる「振り込み詐欺」グループの話。砂山知樹とその弟健春詐欺グループに加わる経緯と彼らのグループが一網打尽となった際、辛うじて逃げ出した二人が詐欺指南役の淡野悟志に誘われて誘拐ビジネスに手を染める次第がメインである。これに対する警察陣は「振り込み詐欺」事案は警視庁だが、本作メインの「親子誘拐」事案は神奈川県警で主役は刑事特別捜査隊の主任巻島警視。『犯人に告ぐ1』では「バッドマン」事案で勇名をはせた。砂山知樹は大学卒業後就活では大手企業には落ち...雫井脩介の『犯人に告ぐ2闇の蜃気楼』

  • なんだこりゃ その3

    ◇伸びたのび太緑の毛奇抜な緑に染めたヤンキーな長髪で挑発。水をかぶるだけでこんなに伸びる毛生え薬があったらば、世の爺さま方はどんなに高くても手に入れようと焦りまくると思う。「本物の毛が生えるのかと思った」我が豚女(実際は人間だし、似ているわけでもない)のひとりが言った。「この人形に本物の毛が生えたらそりゃホラーだって」と答えたもう一人の豚女。ホラ、そりゃ法螺じゃなくて・・・ほにゃらだって。丸顔の冒険ダン吉君の方が伸びがいい。いかりや長介風面長のヤンキーは些かまばら。そろそろ長髪を調髪せねばと、刈り込んだり、縛ったりした。これは昨日(6/29)の様子本日(6/30)の様子HowdoIlook?ちょっぴりキュートかな?(以上この項終わり)なんだこりゃその3

  • なんだこりゃ その2

    ◇3日で毛が生えたたっぷりの水桶に4時間浸して、水も滴る・・・状態で西日の当たる窓際に置いて、偶に霧吹きで湿り気を保った状態にするなど面倒を見て来たせいか、わずか3日にして毛が生えてきた。取説には機序を書いていないので化学繊維系の毛が生えてくるのかと思っていたら、子細に観察すれば緑の細いイネ科の芽のようで、植物系ではないかと思う次第。まだ出始めでとても調髪段階ではない。(以上この項終わり)なんだこりゃその2

  • なんだこりゃ

    ◇得体のしれない面白グッズWhat'sthat!昨年N家のクリスマスパーティーでのプレゼントの一つ。髪の少ない父・祖父への強烈なパンチ(皮肉)の利いた贈り物。この歳になると多少のパンチは笑い飛ばしこそすれほとんど応えない。どうやら面倒を見ている間に頭に毛が生えるという面白グッズだそうだ。「おもろいグッズや、来年(今年のこと)やってくる二人の男の子(孫)に見せたろ」ととっておいたところ、アメリカとは交通遮断で今年の里帰りがなくなってしまった。「あれどうした?」先日、送り主のM(女の子の孫)から聞かれてしまった。実はこれこれでと答えると、「消費期限があって毛が生えなかったらどうするの」と叱られてしまった。hairLABOとあるが、LABOは多分商品名だろう。LABO?実験室ということかな。H₂Oを遣ると毛が生えます...なんだこりゃ

  • 赤松利市の『鯖』

    ◇『鯖』著者:赤松利市2018.7徳間書店刊62歳住所不定無職の大型新人、新人にして既に熟練の味わい。と今野敏や馳星周らに手放しの賛辞を贈られた第1回大藪晴彦新人賞受賞作品である。大藪晴彦トーンの男の世界を描いた長編。何しろはえなわ漁法が幅を利かせる近代漁業の中で、鯖の一本釣りという昔ながらの漁法に誇りをもって一途に生きて来た海の男らが、したたかな女たちの手管に嵌って敢え無く沈没するお話。男のロマンといえば格好がいいが、世間知らずの男らのお粗末話でもある。一時「海の雑賀衆」と勇名をはせた一本釣り船団も一人減り二人減りで、今は船頭の権座(65歳)のほか寅吉、留蔵、南風次、シンイチの5人だけ。もはや船団ともいえない。そんな時代遅れの男らが日本海の漁場にある小さな孤島に小屋を根城にし、サバ、タイ、偶にクエなど高級魚を...赤松利市の『鯖』

  • 令和2年の梅干し作りに着手

    ◇今年の南高梅は不作?ほとんど毎日食材を仕入れにスーパーなどに出かけ、「そろそろ梅が出る頃だな」などと気を付けていると、先ず果実酒用の青梅が店頭に並ぶ。そのあと梅干し用の少し熟して黄みがかった梅が並ぶようになる。それが6月の初め。日記を見ると昨年は6月半ばに梅を仕入れているのでのんびりと構えていたら、ある日店頭の梅の脇に注意書が出ているのに気が付いた。「今年は南高梅は早めに出荷が止まるみこみです。お早めにお買い求めください」あわてて店頭のほとんどの梅を買い占めた。残りは1㎏の梅3袋だけ。翌日にはもう梅干し用は並んでいなかった。滑り込みセーフである。梅はこれまでにも通販で樹成り完熟という南高梅を取り寄せていたが、偶にきれいに完熟した梅もあったが、大抵まだ青い梅が多かったりして、このところ店頭で熟し加減を目で見て買...令和2年の梅干し作りに着手

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