綿菅が雲ならば木道は虹 今日は、通信句会の清記と発送と通院で、一日を過ごしました。 綿菅に裾野を乗せてゐる燧青空の敷布団かも綿菅は綿菅の濡れて細りて日に太り…
俳句を毎日詠みたいと思ってます。山は奥多摩のほうを登ってます。お星様のお話は、いつか再開します。
山登りと俳句とお星様と備前焼と「蒼空」というお酒が大好きな日々を過ごしてます。 一番は、山登りかな、軟弱ハイキング程度ですが、これが止められません。 俳句は、日々のため息と吾が記憶にある風景と自然が放つ声です。 備前焼は土のぬくもりと作家脇本博之に心酔してます。 酒は、京都伏見桃山藤岡酒造の「蒼空」です。機会あれば、お尋ねください。
添水鳴る飾りとなりぬ柱時計 今日は、午前中歯医者でした。明日から京都の結社の吟行で、長崎へ二泊三日で出かけてきます。そのため、やることが多すぎてバタバタして…
秋雨の止みたる杜の鳥の声 午前中散歩してたら少し降られました。 本堂の庇の反りや薄紅葉鉄柵に草茫々や秋ついり曇天へ水木紅葉の並木道楽園のやうに叢秋の蝶秋蝶の…
看板に瞑想中や花梨の実 今日は、午後から曇りました。 街角の人へ捧ぐる秋薔薇投票へゆく道々や柿の秋秋の日の投票用紙薄つぺら日差しはも楽しむやうに秋の蝶日差し…
秋風や人生立ちてゐるホーム 今日は、日差しがなかったですね。 隣り合ふ知らざる人や鳥渡る冬隣爪にシールを張つてる子ビル結ぶ直線道路烏瓜薄紅葉湖面に延べてゐる…
河川敷大きく開け草紅葉 今日は、雨が降らなかったですね。 多摩川の橋ながながと秋湿り秋霞なりぬ奥多摩筏道水の秋ひつそりと立つ渡しの碑多摩川の渡しの跡や秋の声…
ひかりへと大きくジャンプ杜鵑草今日は、午後から曇りになりました。薄紅葉長椅子ひとつ何か待つ街路樹の影渡りゆく秋日和鳥声の集まるところ柿の秋いち早く日に透け水木…
石垣を崩す木の根や秋湿 今日は、一日小雨で出かけてません。 良く滑る大石小石秋時雨大判焼一個ほほばり暮の秋日差しはも大きく巡る秋の鳶山中を高速道路臭木の実秋…
林檎熟れ観音おはす六角堂 一時的に天気が良かったですね。 秋空へ干物ずらり単身棟嵯峨菊や座布団二枚ある縁側秋薔薇背広着てゐる洋服店長椅子で読む新聞や薄紅葉真…
スカイツリー足下の街の秋簾 スカイツリーへ吟行してきました。 スカイツリー見えざる路地の秋簾スカイツリー檸檬を縦に立ててみる丹沢も多摩もモノクロ水の秋秋晴へ…
雨上がり心残りの水引草 今日は、木下沢から景信山に行ってきました。 林道を明るくしたる野紺菊大岩に抱かれ冬の花蕨小夜の雨谷に荒ぶる水の秋残る虫鋸を引きをる作…
今日は、天気になりそうなので、小下沢林道を歩いて景信山を訪ねて、ヤゴ沢を下りるコースを行くこととした。秋の草花を訪ねてのことである。六時に起床すると、晴には…
芋の露視線絡めてをりし人 小降りですが一日中雨ですね。 鰯雲子供の頃のことをふと先陣の栃の枯葉の音すなり秋霖の白濁として都市閉ざすトンネルの間に駅や秋時雨街…
一群といふ立体や鳥渡る 初鴨が来てますね、水面の飛沫も新鮮です。 初鴨の上げる飛沫の真白なり初鴨の湯浴みのごとく羽根開く初鴨の末広がりに澪延べて盛衰は世の常…
秋晴や稜線に雲ぽかりぽかり 前日の疲れが心地よい一日でした。 秋の日の鉄路を長く延びゆけり快速の過ぎ去る音や鰯雲犬の意に任す散歩や薄紅葉ポケットに両手突つ込…
虫の音の出迎えてゐる登山口 今日は、小仏城山から高尾山へ秋の草を訪ねました。 山道を塞ぐ木肌に茸かな熊鈴の後を付きゆく秋の山秋草をゆるりと訪ね山巓へ野の菊の…
今日は天気が良さそうなので、久しぶりにぶらりと小仏城山の辺りの秋の草を訪ねてみることにした。平日なので、高尾駅からはバスの便は 一 時間に 一本、八 時十二…
築山も池も曲線萩の花 今日も天気の良いひと日でした。 影淡くゆるりと翔べる秋の蜂秋の蜂吹かれてしがみつく木肌潮の香の芒がなびく度にせり聳え立つ高層ビルや秋桜…
下田の干物屋の石亀水産です。トタン造りで、干物も大評判です。
サーファーを浜へと追える秋の潮 下田の二日目の句です。下田水族館へ行きました。ショーが多くて楽しめました。 月光に見つけられたる秋の潮秋の潮浜の記憶を消し去…
秋の海砂まぢりくる浜の風 木金と下田へ行ってきました。天気が良く最高でしたが、昨日帰りがけに、列車にスマートホンを忘れて、バタバタして夜中までかかりましたが…
秋霖の白濁としてひかり合ふ そんなには降っていないようですが、一日雨ですね。 笑ひ声響く路地裏秋祭赤とんぼ道ひろびろと三業地父母の享年忘れ草紅葉東京の夜空に…
産土の山河望める茸狩 一日中雨ですね。 白濁と降り継ぐ雨や金風忌茸狩鍛へてゐても腰重しごつそりと一塊のどんぐりこ空に無数地にも無数のどんぐりこ波昇る崖へと落…
秋晴の争ふ鳥の高さかな 久しぶりの天気のような気がしましたが、どうでしょう。 秋晴や流離ふ雲はすぐ消えて秋晴や白雲すぐに空へ溶け爽やかや肩に添へをる母の指こ…
萩の花常は閉ざされ能舞台 今日は、一日中雨のようですね。 水澄むや脛の露はな少女たち萩の花地蔵の頬を撫でゆけり四阿の柱に箒秋澄めり忘れるといふも力やこぼれ萩…
渓流の音がかき消す秋時雨 今日は、奥武蔵の日和田山・物見山を経て巾着田を歩いてきました。 秋湿り杉の木立の合間ゆく渓の音を囃してをりぬ秋海棠渓流の岩に数輪秋…
先週の火曜日にぎっくり腰になって、そろそろ山歩きも大丈夫ではと思って、友を誘って曼珠沙華の里巾着田を訪ねることにした。天気予報も今週は金曜日を逃すと、この後…
奥多摩の裾のみ見せて秋時雨 今日は、雨になりましたが、午前中は少し散歩出来ました。 野辺の風曼珠沙華のみ吹かれざり猫じやらし欄干のみを残す橋街路樹へ風は真つ…
墓石の高さに聳へ鶏頭花 殿が谷戸公園で蚊に何カ所もやられました。 曼珠沙華濡れてひかれる石畳曼珠沙華草抜く人は屈みをり秋の雲生まれ広々墓地の空藪蘭のひそひそ…
風に乗ることにも力秋の蝶 今日は、平日に関わらず昭和記念公園に人が多かったです。 園児らの嬌声運び秋の風秋風や吾が身を帆とし進みゆくパンタロン裾を躍らせ秋の…
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綿菅が雲ならば木道は虹 今日は、通信句会の清記と発送と通院で、一日を過ごしました。 綿菅に裾野を乗せてゐる燧青空の敷布団かも綿菅は綿菅の濡れて細りて日に太り…
蒸し暑し一歩一歩の山の道 尾瀬の二日目は、至仏山へ登ってきました。山開きの日でした。 石ころの道湿りをる暑さかな山道に汗を零して歩みゆく山道を楽園とせる姫空…
前日の8時には就寝して、途中二度ほど目覚めて4時前には目が完全に覚めた。食事は6時からである。宿にある液体石鹸で髭を剃り、水が実に冷めたくて氷水を飲んでいる…
薄つすらと戸倉の夜明け山法師 月曜は尾瀬を歩いて、火曜は至仏山へ登ってきました。 山野草訪ねて尾瀬の夏旺ん鳥声に導かれゆく登山道清流の音を跨ぎて登山道叢に今…
尾瀬ヶ原毎年、尾瀬は訪ねたくなるようなところで、今年も日光黄菅が満開となる前に訪ねたいと思い。 昨年一緒に行った友を誘ったら日程が、30日1日と合ったので計画…
黒百合や越のしらやまゆく白衣 明日明後日、尾瀬に行ってきます。帰りましたらまた、よろしくお願いします。 黒百合や海山の神おはします黒百合や佐々成政が越えし山…
稜線を見せる連山梅雨明ける 梅雨が明けたような天気ですね。 じやれ歩く大人二人の夏帽子夏日傘ドレス姿の乙女達子供らもリュックを背負ひ夏の苑白南風や湖畔のデッ…
尾根峠駆け抜けし武士さるをがせ 関西が梅雨明けとは驚きです。 山道に血洗池やさるをがせ開拓の歴史を知るやさるをがせさるをがせ尾根に登れば見ゆ高嶺ため池を女神…
霊峰に行場幾つか岩煙草 雨も早々に止み、蒸し暑くなりました。 滝行の素肌を包む白衣かな尾根道が元の街道駒つなぎ駒つなぎ旧街道に馬頭尊駒つなぎ東海道中膝栗毛駒…
ひと群の草原をゆく虎尾草 今日は、不安定な天気でした。 虎尾草尾を水平に風の中虎尾草草原低く走る雲しなやかな獣の背中虎尾草集落の名のみ残りぬ鴨足草山巓に御師…
木苺をひと摘みして峰の道 今日は、天気が今一なので、じっとしております。 木苺や雲を走らすほどの風木苺や巖に鎖と鉄梯子木苺や稜線空に途絶えをり木苺や林道へゆ…
木天蓼の今日は高尾山を歩いてきました。 高尾山を歩いてきました。 木天蓼の葉裏葉表見せる風山霧の消ゆ木天蓼の葉を残し青春のときめきよ木天蓼の花通ひ路を灯す定…
高尾山高尾山の情報を調べていたら、キバナノショウキランが咲いているというので、行って見ることにした。友人に声を掛けたら同行するとのことで、高尾山口駅で九時に…
空きあればすぐに座りぬ冷房車 今日は、昭和記念公園で合歓の花を見ました。 夏帽子お揃ひなりぬ老夫婦街路樹が抱く橡の実峰遥か叢に狐のやうに百合開く色褪せず立ち…
マンションの広きベランダ夏燕 散歩していると水物を完全に一本は飲みますね。 微かなる風にも戦ぐ未央柳紫陽花を肩に掃除小僧かな 南天の花や藤堂石材店恐竜の動き…
炎昼の街角に居る人力車 今日は、昼から会合があり、夜に帰ってきて、やっつけ仕事ですみませんが、掲載します。 人垣の浴衣姿に風生まれ寄り添える人影ふたつ暑がり…
稜線を一筆とせる夏霞 今日は、築地に検査結果を年に一度のことですが、聞きに行って、何事もなかったのですが、半日は潰れました。 夏旺ん鎖のやうなネックレス杖の…
夏雲を峰に湧かせてモノレール 高幡不動の紫陽花を見てきましたが、暑いせいでしょうか。例年に比べて、山紫陽花の出来が今一です。 見知りたる稜線のみな夏霞富士の…
夏空と四囲の木立や湖の面 流石に、昭和記念公園も人が少なかったです。 枝々の葉を戦がせて夏鶯草原の遠くをひとり夏帽子日の斑揺れ緑蔭風の来るところ静謐は水面に…
栗の花巨象の群の居るやうな 今日は、コアジサイを見に大塚山に登ってきました。 奥多摩の山肌埋めて栗の花奥多摩の車窓を埋めてゐる青葉青葉はも獣のごとく動きをり…
朝顔市かぞく揃ひて来しことも 朝顔市に行ってきました。帰りは凄い雨でした。 朝顔市つと想ひ出す幼き日浮世絵に描く女や朝顔市水滴の瑞々しさよ朝顔市往来の人にも…
避雷針越えて大空夏つばめ 梅雨はどこへ行ったのか、流石に今日は、昭和記念公園人がまばらでした。 畳むとき折目通りに夏日傘すれ違ふ湯上がりの香や夜の秋冷房車両…
緑蔭で遮断機上るまで待てる 今日は、水分取りながらではないと、外は無理ですね。 舗装なき私道が街に濃紫陽花くつきりと影を抱きてゐる木槿二階屋の窓に戦げる凌霄…
空無窮湖畔に並べ蓮の花 昭和記念公園の蓮の花を見てきました。 蓮の花ここを浄土と開きけり蓮の花この世の色と思はれぬくつきりと仏心の蓮の花蓮散りぬ地上にとけて…
大岩に梵音無窮小葉擬宝珠 暑い一日です。たっぷりと汗かきました。 小葉擬宝珠時の流れに揺れてをり額紫陽花彫りを深むる茶筅塚歩道へと散り重なりぬ凌霄花青葡萄住…
草いきれ背丈の違ひをる双子 午前中に散歩してゐたら、降ってきました。今は雨が上がっているようです。 薔薇咲かせピアノ会社のショールーム斎場の並びをる街山法師…
森を過ぐあずさの車輌竹煮草 今日は、景信山へ行ってきました。昼過ぎに小降りですが雨となりました。 林道へ熟れたる梅の転がり来マタタビの葉が吾を呼ぶ山の道新し…
山梨の山へ行きたかったのだが、天気予報は午後から雨となっているので断念して、木下沢の一部の改修工事が終わったようなので、木下沢からの大好きな林道を歩くことに…
梅雨空に多摩の横山広がれる 時折晴間も見えて、暖かい日です。 足運びスローモーション田植ゑせり三人の向きを同じく田植ゑせり国道を挟みてをりし植田かな酒米の幟…
筆塚が受ける木漏れ日花擬宝珠 水を補給しながら歩かないと、熱中症になるレベルですね。 方丈の小径に咲ける白紫陽花本館の横に別館凌霄花方丈の小径緑蔭なりにけり…
木陰あるところ伝ひて梅雨晴間 午前中散歩しましたが、流石は汗だくとなります。 叢の空を灯して百合の花百合の花ピーターパンのをりし森そばかすもチャームポイント…
肩に背にのしかかりくる梅雨の雲 朝は、こういう感じでしたが、すぐ暑くなって、歩いてたら汗だくになりました。 梅雨雲の大気圧縮してゐたり前掛をきりりと締めて夏…
夏空に埋もれてゐる高層ビル 今日は、夏日ですね。梅雨晴れ間も本格的です。 夏日傘ふつくら畳む女かな夏雲で鎧てをれる高嶺かな見上げれば抽象画家の夏の雲線描の奔…
山稜の二重に三重に梅雨晴間 昨日は、久しぶりに高尾山から城山を歩いてきました。流石の人出でした。 くつきりと富士を盟主に梅雨晴間日の斑はも背負ひてをりぬ青楓…
昨日は、梅雨入りしてすぐの晴れ間となり、 ぶらりと高尾山を歩いて来た。 高尾駅で美味しいおにぎりを確保して、高尾山口駅八時二十五分着で、用意も何もないのです…
大原の川を渡れば紫蘇畑 今日は、昨日の天気予報以上に雨が降って、とうとう梅雨入りしましたね。 紫蘇しげる胎内仏といふ祈り紫蘇をもむ肌に潤ひありにけり畑に出て…
大空の使者のやうにも夏つばめ 久しぶりで、チャリンコで国分寺まで行ってきました。 百合咲かせ琴三線の教授方沿道の緑地帯より竹煮草濃紫陽花庭に雑草なかりけり小…
額の花木肌苔なしをる大樹 今日は、天気が良すぎますね。梅雨入り前の晴天でしょうか。 僅かなる風の行方や花擬宝珠梔子の花や沿革記す石碑道野辺へ伸びるだけ伸び青…
菊挿すや裏山に立つ先祖墓 今日は、ひたすら雨です。燕が活発に動き回っております。こう言う日に餌の虫が沢山翔んでいるのでしょうか。 菊挿すや集団下校通る道山の…
夏旺ドア開けて乗る青梅線 明日雨の予報のせいか、じめじめした暑さです。 開け閉めは手動なりしよ冷房車寝違へしところ痛むや半ズボン冷房車ひと席おきに座る客夏雲…