時事で知るこの世の流れ火取虫 四時過ぎて雨になりました。 時刻表めくる楽しみ夏料理山巓へ届く時報や天道虫梅雨明くる時化で出港できぬ船羅やホテルフロント大時計…
俳句を毎日詠みたいと思ってます。山は奥多摩のほうを登ってます。お星様のお話は、いつか再開します。
山登りと俳句とお星様と備前焼と「蒼空」というお酒が大好きな日々を過ごしてます。 一番は、山登りかな、軟弱ハイキング程度ですが、これが止められません。 俳句は、日々のため息と吾が記憶にある風景と自然が放つ声です。 備前焼は土のぬくもりと作家脇本博之に心酔してます。 酒は、京都伏見桃山藤岡酒造の「蒼空」です。機会あれば、お尋ねください。
曼珠沙華樹下の根元を明るくす 腰痛7日目、かなり良くなりました。 方丈や白一輪の曼珠沙華本堂の空広々と杜鵑草白縁の藪蘭の葉は四方へ立つ逆さまに空へ干す傘式部…
連山を隠し切れざる露時雨 腰痛6日目、随分よくなってきました。七千歩ほど歩けました。 式場の前に仕出し屋秋風鈴昼の虫森に深みに踏み入れば曇天やなほ底紅の白増せ…
顔合はせ逃げぬ構への飛蝗かな 腰痛五日目、今日は、外出しないで過ごしてます。 投げ入れの秋草が呼ぶ庭の風無人駅道を狭めし芒原人妻と隣合ふ席菊供養絵巻にも居る…
小公園ぬけゆく風や秋高し 腰痛三日目、良くも悪くもないです。 ふるさとに住みをる兄や初鰹先をゆく人の靴音秋の風燕帰る薄き色して空の四囲受付に葬儀の列や菊日和…
秋深し自分探しといふ言葉 腰痛二日目ですが、例年より早く治りそうです。 実柘榴やピアノの音の漏れきたる曇天にある濃淡や秋の風弾薬を隔てる玻璃や秋の声笑顔しか…
門のみが残る史跡や赤まんま 今日は、山へ行こうと思っていたら、朝、腰を屈めた隙に咳をして、ギックリ腰です。早く治らないかな。 ゆの文字を分けて露天へ今日の月…
実柘榴や流雲疾き日なりけり 昭和記念公園を歩いてきましたが、今日は人出が多かったです。 新涼の淡き青空広がれる露草やカラーボールのまた弾む露草や回転早き子供…
旅人のごとき案山子や一里塚 昨日からブログに、入れなくなって、ようやく更新できましたが、更新だけで、友達のブログには、訪ねることが出来ません。しばし、お待ち…
曇天が塞げる空や秋暑し 三連休初日、昭和記念公園もそれなりの人出でした。 ものがたり歴史もありぬ秋明菊王朝の頃を恋ふかに秋明菊秋明菊遥かな山河恋ふごとく大伽…
秋晴の頂上駅と山麓駅 今日は、午前中に病院二カ所を巡り、午後からは歯医者で、歩こうと思ったら、暑すぎて、この前の山歩きを想い出しつつ作りました。 小雨てふ天…
秋空に盛る白雲八ヶ岳 昨日は、入笠山に登ってきました。 豊の秋裾野延ばせる八ヶ岳稔田の高嶺の裾野昇りゆく赤岳のそびら荒ぶる秋の雲鱗雲泳がせてゐる高嶺かな木道…
もう時期的に秋の山野草を見る最後のチャンスではないかと、入笠山に行って見ることとした。天気は午後崩れると言うことではあるが、 ギリギリで三時ぐらいまでは持つ…
鰯雲背に義貞の騎馬姿 曼珠沙華が結構咲き始めました。 小公園大きな秋の空広げ秋雲の深さ高さや森の道循環バス大きく曲がり赤とんぼ稲穂波畔真つ直ぐに西へゆく酒米…
曇天の雲すぐそこに秋暑し 午前中歩いておりましたら、ぽつりぽつりと降ってきました。 日傘とも雨傘かもと秋暑し風のなき日を乱舞せり秋の蝶朝顔や枕木塀としたる家…
秋高し金の擬宝珠の武道館 今日は、九段下で吟行でした。 田安門難なく越ゆる揚羽蝶秋風に波為す蓮の白さかな蓮の葉の波なす白さ雁渡し牛ケ淵千鳥ケ淵や秋澄めり街路…
白雲の輝きてゐる秋扇 今日も、気絶しそうな暑さですね。 くつきりと日向日影や秋扇とけやすき眉もありぬ秋暑しこれよりは奥多摩線や涼新た秋の日の白テーブルに人ひ…
思ひ草屈みて子らと目を合はす 今日は暑かったです。汗たっぷり掻きました。 叢を迷ひゆく風思ひ草路傍てふ道の両側盗人萩音もなく揺れてをるなり盗人萩解きてはまた…
葉は茶色なれど朝顔鮮やかに 今日は、歩いて随分汗をかきました。 藪枯らし満開といふつつましさ底紅や川へと坂をなす段丘秋暑し真綿のごとき山の雲秋高し雲が隠して…
秋空も雲も持ち上げ大庇 殿が谷戸庭園のツルボが満開です。 沈みつつまた浮き上がる秋の蝶長椅子に犬二匹乗せ秋澄めり長椅子に置くヘルメット涼新た秋日傘並びてバス…
秋の雲歩むがごとく流れゆく 萩の花が、少しずつ増えてきました。盗人萩は今が盛りです。 連結の音して貨車や秋暑し踏切の確認停止赤とんぼひと枝が及ぶ一樹や萩の花…
山道のどれも無垢なりどんぐりこ 昨日は、茅が岳から金ヶ岳を登ってきました。疲れました。 山道の吾を励ます野紺菊森深くなりて殊更涼新た苔蒸せる岩に積む石どんぐ…
時に茅ケ岳に登りたくてなって、引き寄せられるように 天気の良い土曜に行ってみることにした。 茅ヶ岳は八ヶ岳の手前にあり、 中央線で行くと八ヶ岳にそっくりで、…
秋日傘してベランダに立ちをりぬ 今日は、暑さがぶり返してきたような感じですね。 改札を大欠伸して秋の暮青銅の武将の像や赤とんぼ農学部附属農場豊の秋秋の雲多摩…
秋蝉に迎へられたる自然園 目黒の自然教育園を訪ねました。 秋蝶の瑠璃翻る青き空露草に名札の立ててありにけり僅かなる風にも揺れて松風草ひと叢の風を呼びをる松風…
駅前に自転車置場赤とんぼ 良い天気ですが、今日は冷房なしで大丈夫です。 野分あと雲の奥にも雲生まれ束ねられ走るコードや村芝居庭園のこれ見よがしに毒茸残る蝉記…
盗人萩風が教えてくれにけり 午後は雨が止みましたが、曇天ですね。 野辺ゆけば盗人萩の小径かな堂々と小径を塞ぎ盗人萩日の斑へと身を乗り出して盗人萩干しものをし…
雨後の晴れ渡る空白木槿 台風が過ぎ去ったような天気ですが、夜から雨の予報ですね。 ずんずんと河を横切る鱗雲それとなく差し掛けてゐる秋日傘すつきりと稜線を見せ…
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時事で知るこの世の流れ火取虫 四時過ぎて雨になりました。 時刻表めくる楽しみ夏料理山巓へ届く時報や天道虫梅雨明くる時化で出港できぬ船羅やホテルフロント大時計…
夏柳皇居の堀に空とビル 土曜日は、東御苑を吟行しました。 石垣のそれぞれでかし夏木立江戸城の門を潜れば青葉光御製歌の石碑の建ちてゐる緑蔭ビルの玻璃ビルを映し…
明易し百鬼夜行が幕を引く 京都から天塚の主宰が来て、二日間吟行と句会をしてました。初日は早稲田の演劇博物館へ行きました。 梅雨の床きしむ演劇博物館梅雨深しな…
日本にマイルの時代明易し 今日は、新橋の旧停車場へ吟行に行ってきました。 揚羽蝶意外と低き旧ホーム枕木の見えぬ線路や梅雨の月雲の峰地下に明治の遺構置き歴史的…
山の小屋今も木造白根葵 暑すぎて、外へ出る気がしません。 木道は途切れ途切れに白根葵山道に土場や昼場や白根葵地図上にシラネアオイと赤文字で白きもの残る高嶺や…
尾根道は今は藪道竹の花 夕方から会合があり、その前に片付けなければいけないことなどあり、バタバタしてました。 竹の花旧街道に馬頭尊廃村が背にする山や竹の花竹…
夏シャツの外してをりぬ二のボタン 今日辺りは、昭和記念公園も、人がぱらぱら状態でした。 青梅行電車に乗れる涼しさよ白襟の夏シャツを着てひとり販売機出て汗を掻…
底紅や音なく開く二階の窓 今日も暑かったですね、少し散歩しましたが、長時間は無理ですね。 炎昼の白線分けてゐる歩道自転車のタイアの音や夏の蝶水撒けり工事現場…
綿菅が雲ならば木道は虹 今日は、通信句会の清記と発送と通院で、一日を過ごしました。 綿菅に裾野を乗せてゐる燧青空の敷布団かも綿菅は綿菅の濡れて細りて日に太り…
蒸し暑し一歩一歩の山の道 尾瀬の二日目は、至仏山へ登ってきました。山開きの日でした。 石ころの道湿りをる暑さかな山道に汗を零して歩みゆく山道を楽園とせる姫空…
前日の8時には就寝して、途中二度ほど目覚めて4時前には目が完全に覚めた。食事は6時からである。宿にある液体石鹸で髭を剃り、水が実に冷めたくて氷水を飲んでいる…
薄つすらと戸倉の夜明け山法師 月曜は尾瀬を歩いて、火曜は至仏山へ登ってきました。 山野草訪ねて尾瀬の夏旺ん鳥声に導かれゆく登山道清流の音を跨ぎて登山道叢に今…
尾瀬ヶ原毎年、尾瀬は訪ねたくなるようなところで、今年も日光黄菅が満開となる前に訪ねたいと思い。 昨年一緒に行った友を誘ったら日程が、30日1日と合ったので計画…
黒百合や越のしらやまゆく白衣 明日明後日、尾瀬に行ってきます。帰りましたらまた、よろしくお願いします。 黒百合や海山の神おはします黒百合や佐々成政が越えし山…
稜線を見せる連山梅雨明ける 梅雨が明けたような天気ですね。 じやれ歩く大人二人の夏帽子夏日傘ドレス姿の乙女達子供らもリュックを背負ひ夏の苑白南風や湖畔のデッ…
尾根峠駆け抜けし武士さるをがせ 関西が梅雨明けとは驚きです。 山道に血洗池やさるをがせ開拓の歴史を知るやさるをがせさるをがせ尾根に登れば見ゆ高嶺ため池を女神…
霊峰に行場幾つか岩煙草 雨も早々に止み、蒸し暑くなりました。 滝行の素肌を包む白衣かな尾根道が元の街道駒つなぎ駒つなぎ旧街道に馬頭尊駒つなぎ東海道中膝栗毛駒…
ひと群の草原をゆく虎尾草 今日は、不安定な天気でした。 虎尾草尾を水平に風の中虎尾草草原低く走る雲しなやかな獣の背中虎尾草集落の名のみ残りぬ鴨足草山巓に御師…
木苺をひと摘みして峰の道 今日は、天気が今一なので、じっとしております。 木苺や雲を走らすほどの風木苺や巖に鎖と鉄梯子木苺や稜線空に途絶えをり木苺や林道へゆ…
木天蓼の今日は高尾山を歩いてきました。 高尾山を歩いてきました。 木天蓼の葉裏葉表見せる風山霧の消ゆ木天蓼の葉を残し青春のときめきよ木天蓼の花通ひ路を灯す定…
百日紅雪敷き詰めしごと散れる 梅雨が終わったような天気ですね。 緑蔭を伝ひて雨後の風の道夾竹桃白塀よりも高かりぬ緑蔭へ金髪の人佇める鬼百合の群れて己を主張せ…
たまには雨の中の城山を歩くのも良いではないかと 、友と待ち合わせは八時に高尾駅である。 いつもは多い登山客もほとんどがパラパラというか、見当たらないと言っ…
棚のなく勝手気ままな青葡萄 午前中のパラパラ雨の頃に散歩出来ました。 塀の上野生のやうな青葡萄女郎花玄関先といふところ藪枯らし宇宙遊泳してをリぬたちまちに敷…
雪渓の足跡まるで雪男 今日は、午前中雨なので、昨日の句会のまとめと発送でほぼ潰れました。 雪渓を音なく石の滑りくる雪渓や山巓未だ姿なし雪渓の草原育てをりにけ…
藪蘭や文人偲ぶ記念館 今日は、ようやく梅雨らしい梅雨になったという感じですね。 藪蘭や湧水縄文よりのもの藪蘭や縄目毛羽立つ結界石藪蘭や空白々と降れる雨藪蘭や…
雲の峰翼を持てる獅子の像 築地に吟行してきました。 梅天を鐘楼鼓楼突きさせる夏安居やステンドグラス蓮華色汗引くや内陣黄金びかりなりチェス盤のやうな廊下や夏館…
さらさらの髪吹かれをる涼しさよ 今日は、昭和記念公園を散歩してきましたが、人が少なかったです。 池の面に風のなき日や蓮の花白蓮に三千世界鎮まりぬ紅蓮華幸せ色…
鉄柵の合間合間に青葡萄 今日は、雲の多い日ですが、油断をすれば大変です。 立看に前向駐車白木槿登校は友達同志アイスクリーム昼顔の水のごとくに淡かりぬバス停の…
踏切の音のゆるりと炎天下 梅雨が終わったような暑さです。 病院の白に陰翳木槿かな白木槿児童公園工事中緑蔭や大樹の下といふところ緑蔭や公園といふ近き道弓道場森…
朝顔市かぞく揃ひて来しことも 朝顔市に行ってきました。帰りは凄い雨でした。 朝顔市つと想ひ出す幼き日浮世絵に描く女や朝顔市水滴の瑞々しさよ朝顔市往来の人にも…
避雷針越えて大空夏つばめ 梅雨はどこへ行ったのか、流石に今日は、昭和記念公園人がまばらでした。 畳むとき折目通りに夏日傘すれ違ふ湯上がりの香や夜の秋冷房車両…
緑蔭で遮断機上るまで待てる 今日は、水分取りながらではないと、外は無理ですね。 舗装なき私道が街に濃紫陽花くつきりと影を抱きてゐる木槿二階屋の窓に戦げる凌霄…
空無窮湖畔に並べ蓮の花 昭和記念公園の蓮の花を見てきました。 蓮の花ここを浄土と開きけり蓮の花この世の色と思はれぬくつきりと仏心の蓮の花蓮散りぬ地上にとけて…
大岩に梵音無窮小葉擬宝珠 暑い一日です。たっぷりと汗かきました。 小葉擬宝珠時の流れに揺れてをり額紫陽花彫りを深むる茶筅塚歩道へと散り重なりぬ凌霄花青葡萄住…
草いきれ背丈の違ひをる双子 午前中に散歩してゐたら、降ってきました。今は雨が上がっているようです。 薔薇咲かせピアノ会社のショールーム斎場の並びをる街山法師…
森を過ぐあずさの車輌竹煮草 今日は、景信山へ行ってきました。昼過ぎに小降りですが雨となりました。 林道へ熟れたる梅の転がり来マタタビの葉が吾を呼ぶ山の道新し…
山梨の山へ行きたかったのだが、天気予報は午後から雨となっているので断念して、木下沢の一部の改修工事が終わったようなので、木下沢からの大好きな林道を歩くことに…
梅雨空に多摩の横山広がれる 時折晴間も見えて、暖かい日です。 足運びスローモーション田植ゑせり三人の向きを同じく田植ゑせり国道を挟みてをりし植田かな酒米の幟…
筆塚が受ける木漏れ日花擬宝珠 水を補給しながら歩かないと、熱中症になるレベルですね。 方丈の小径に咲ける白紫陽花本館の横に別館凌霄花方丈の小径緑蔭なりにけり…
木陰あるところ伝ひて梅雨晴間 午前中散歩しましたが、流石は汗だくとなります。 叢の空を灯して百合の花百合の花ピーターパンのをりし森そばかすもチャームポイント…