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六弦音曲覗機関 http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/

♪ろくげんおんぎょくのぞきのからくり♪ 音楽とギターに目覚めて幾年月。中年男の道楽人生なれの果て。

ピークを過ぎた中年サラリーマン。 真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。 http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/

マエストロ・与太
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2010/12/12

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  • ベートーヴェン弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」

    先日聴いた「ラズモフスキー」で思い出し、きょうはこの盤を取り出した。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」作品95。手元にはアルバン・ベルクカルテットの盤(初回録音)、ゲヴァントハウス四重奏団の比較的新しい録音などがあるが、今夜は50年代モノラル時代の名盤、バリリSQの全集盤を取り出した。手持ちの盤は60年代のおそらく国内初出盤。ミント状態のボックス入りセットに980円のプライスタグが付い...

  • 現代ギター誌を読む_#4_1967年7~9月号

    半世紀以上の歴史をもつクラシックギター専門誌「現代ギター」を紐解くシリーズ。先回までの続きとして、1967年7月号から三ヶ月分をまとめて振り返る。当時のギターブームそしてクラシックギター専門誌という背景を受け、4月の創刊以降、事業は順調だったようで、半年を待たずにページ数は創刊号の60ページから80ページ程に増えている。執筆陣にも山根銀二、角倉一郎とクラシック音楽界の重鎮が新たに加わり、啓蒙的な記事を書いて...

  • ベートーヴェン弦楽四重奏曲第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」

    室内楽、最近あまり聴いていなかったと思い、久しぶりにこの盤を取り出した。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第7番ヘ長調作品59-1。数年前に手に入れたゲヴァントハウス四重奏団による全集盤中の1枚。2002年録音。手元にあるベートーヴェン弦四はバリリSQのモノラル盤全集LP、ABQの中期作品、ラサールSQの後期作品がある。このゲヴァントハウス四重奏団の盤は、比較的新しい録音で何か全集盤リファレンスをと思い、手に入れた。こ...

  • チョイと宅録 E・シャンド2題

    アーネスト・シャンド(英1868-1924)の作品に興味をもってからちょうど一年になる。YouTubeでアルベルト・ロッカが演奏にするシャンド作品に触れたのが直接のきっかけだった。その後、運よく楽譜を手に入れ、更に昨夏にはシャンドの作品がまとまった曲集が出版されるなどして、シャンドがちょっとしたマイブームをなった。シャンドの作品は趣味のよいサロン風作品のオンパレードといってよく、その後も折に触れ楽譜を開いては楽...

  • ノリントンの「英雄」

    先日来時折聴いている「英雄」。きょうはこの盤を取り出した。ロジャー・ノリントンと彼が1978年に設立したロンドン・クラシカル・プレイヤーズ(LCP)によるベートーヴェン交響曲全集(メルヴィン・タンとのピアノ協奏曲全曲も含む)。1986~88年の録音。ピリオドオケによるベートーヴェンとしては初期のもの。前後してブリュッヘンやガーディーナーなどの録音が出るようになり、ピリオドオケによるベートーヴェンあるいは古典派...

  • モンブラン#149

    かつて愛用していた万年筆がオーバーホールから戻ってきた。モンブランのマスタースティック#149。40年程前、80年代初頭に手に入れ、折にふれ使っていたもの。かつてのように手書きの機会もなくなってきた20年程前から出番なく、引き出しの奥で眠っていたが、ふと思い出して手にしたくなった。年月が経っていることから、いきなりインクを入れるのもはばかられ、この際だからとメンテナンスに出すことにした。日本橋丸善に持ち込...

  • トローバ…鋭意練習中!

    モレノ=トローバの「ソナティナ」。その第一楽章をさらい始めてひと月程になる。60代終盤に至り、今更ながら初めてトライしたトローバのソナティナ。トータルでの練習時間は定かでないが、弾き始めてしばらくして、何とかモノになりそうな感触があったので練習を継続することにした。但し、左手人差し指の不調もあり、一部の音を省略したり運指も変えた。例えば…出だし2小節目にある低音のパッセージ。全曲を通してこの曲を印象付...

  • ザンデルリングのベートーヴェン第1

    先回聴いたザンデルリングとフィルハーモニア管弦楽団の「英雄」。じわじわと惹きつけられるその演奏に感心し、きょうは同じセットから第1番の交響曲を取り出した。ベートーヴェンの交響曲第1番ハ長調。ザンデルリンク68歳の円熟期の録音。音楽は悠々と流れる。音価いっぱいに引き伸ばされるレガートなフレージング、柔らかなアインザッツ。ベートーヴェンの交響曲がもつ熱く劇的なイメージは少ない。こう書くと腑抜けのベートーヴ...

  • ザンデルリングの「英雄」

    先日聴いたケンペ盤の「英雄」で思い出し、音盤棚で隣りに並んでいたこの盤を取り出した。最後の巨匠ともいわれたクルト・ザンデルリンク(1912-2011)がフィルハーモニア管弦楽団を振ったベートーヴェン交響曲全集。1980~81年のデジタル録音。手持ちの盤は20世紀が終わる頃、激安ボックスセットで出たときのもの。80年代初頭の録音ということだから、当初のリリースはLPだったはずだが、話題になった記憶がない。全曲が録音され...

  • ベートーヴェン ピアノソナタ第18番変ホ長調「狩」

    数日前に梅雨入りした関東地方。きょう日曜日も時折り雨降り。この時期らしい空模様の一日だった。昼過ぎには部屋の片付けをしながらのナガラ聴き。この盤を取り出した。クララ・ハスキル(1895-1960)によるベートーヴェン。ハスキル晩年1959~60年録音。手持ちの盤はまだフィリップスレーベルが健在だった2005年に廉価盤で出たときのもの。協奏曲第3番ハ短調(マルケヴィッチ指揮ラムルー管弦楽団)と、ピアノソナタ第17番ニ短...

  • 現代ギター誌を読む_#3_1967年6月号

    クラシックギター専門誌「現代ギター」のバックナンバー紐解くシリーズ。きょうはその三回目。通巻第3号を取上げる。1967年6月号の表紙を飾るのは、スペインのギタリスト:ホセ・ルイス・ゴンザレス(1932-1998)だ。折から1967年5~6月に来日し、いくつかのコンサート開いている。本誌コンサートガイドによると、6月15日の日比谷公会堂でのプログラムとして、お馴染みのラモーのメヌエット、アルベニスやグラナドスなど加え、バ...

  • ケンペの「英雄」

    風薫る五月というけれど、どうも今年はそんな日がほとんどなかったように感じるは気のせいだろうか。月があらたまってから、じわじわと湿度感を増すきょうこの頃。夜半近くなって少しひんやりとした空気を感じながら、さて今夜の「盤ご飯」。久しぶりにこの盤を取り出した。ルドルフ・ケンペ(1910-1976)とミュンヘンフィルハーモニーによるベートーヴェンの交響曲全集。70年代初頭の録音。この頃ケンペは指揮者としてのピークに...

  • セゴビア・コレクション第9集「練習曲集」

    バブル絶頂期の80年代終わりに当時のワーナーパイオニアが企画し、セゴビアのMCA録音を集大成した「セゴビア・コレクション全16巻」をたどるシリーズ。しばらく間が空いてしまったが、きょうはその第9集を取り出した。この第9集では、マウロ・ジュリアーニ(1781-1829)、ディオニシオ・アグアド(1784-1849)、フェルナンド・ソル(1778-1839)、ナポレオン・コスト(1805-1883)といった19世紀古典ギター隆盛期の作曲家の練...

  • ベートーヴェン ピアノソナタ第26番変ホ長調「告別」

    少し前から断続的にベートーヴェンのピアノソナタを聴いている。全曲くまなくというわけではなく、どうしても気に入った曲を繰り返し聴くことが多い。きょうはこの盤を取り出した。アルフレッド・ブレンデル(1931-)の弾くベートーヴェンのピアノソナタ第26番変ホ長調「告別」と第29番変ロ長調「ハンマークラヴィア」が収められているLP盤。1985年のリリース。時代はCDへのシフトが進みつつあった当時、ベートーヴェンのピアノソ...

  • マリオ・ジョアン・ピリス「ショパン後期作品集」

    月があらたまって令和五年水無月六月。ぼちぼち梅雨入りの便りも届く頃。関東地方ではこれからが田植えのシーズン。あちこちの用水路は水かさを増している。さて、週半ばの木曜日。少し湿った空気を感じながら夜半の音盤タイム。久しぶりにこの盤を取り出した。マリオ・ジョアン・ピリス(1944-)の弾くショパンの後期作品集。2008年録音の2枚組。収録曲は以下の通り。ディスク1ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品582つの夜想曲 作...

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