chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
六弦音曲覗機関 http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/

♪ろくげんおんぎょくのぞきのからくり♪ 音楽とギターに目覚めて幾年月。中年男の道楽人生なれの果て。

ピークを過ぎた中年サラリーマン。 真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。 http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/

マエストロ・与太
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2010/12/12

arrow_drop_down
  • 現代ギター誌を読む_#2_1967年5月号

    半世紀以上の歴史をもつクラシックギター専門誌「現代ギター」を紐解くシリーズ。先回の創刊号に続き、きょうは第2号を取り上げる。先回も記した通り、ふとしたことから古い現代ギター誌を譲り受けることになり、ひとまず1967年の創刊から10年程のバックナンバーが手元にやってきた。ぼくがクラシックギターを弾き始め、現代ギター誌を知ったのは70年代になってからのこと。それ以降、現在に至るまで飛び飛びに記憶もあるのだが、...

  • 潮田益子のチャイコフスキー

    きょう5月28日はヴァイオリニスト潮田益子の命日。ふと思い出して、この盤を取り出した。前橋汀子(1943-)と同世代で、小野アンナ~レニングラード音楽院~シゲティといったキャリアも共通する潮田益子(1942-2013)が弾くチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調。彼女がチャイコフスキーコンクールで第二位となった1966年の2年後、1968年に録音された。手持ちの盤は数年前にコロンビア(DENON)からミドルプライスで発売...

  • 熱帯ジャズ楽団「September」

    降ったり晴れたり…梅雨入りにはまだしばらくあるだろうが、すっきりしないなあと思いつつ音盤棚を眺めていたら、この盤が目に入って取り出した。以前何度か書いた通り、ぼくは暑さ、そして夏が苦手だ。赴任地は極北か熱帯かと言われたら、迷わず北の地を選ぶ。でも夏にはちょっとした憧れもある。若い頃、海だ山だと酔狂に遊びまわる連中を尻目に、どうせオレには無縁だぜと斜に構えて、暗くギターを弾いていた。内心はポニーテー...

  • ベートーヴェン ピアノソナタ第17番ニ短調「テンペスト」

    先回久しぶりに聴いたグールドのベートーヴェンで思い出し、きょうも同じボックスセットからこの盤を取り出した。ベートーヴェンのピアノソナタ第17番ニ短調作品31-2「テンペスト」。例のグールド・ボックスセット中の一枚。作品31の第16、17、18番のソナタを収められている。1973年録音。ベートーヴェンのピアノソナタで、副題や呼称が付されている曲の中でこの第17番「テンペスト」は、演奏頻度という点で「悲愴」や「熱情」「月...

  • ベートーヴェンのバガテル

    先週末、部屋の片付けをしながら久々にこの盤を取り出し、プレイヤーにセットした。グレン・グールド(1935-1985)の弾くベートーヴェンのバガテル集。例のボックスセット中の一枚。1974年録音。ちょっとした小品といった意味を持つバガテルだが、「ちょっとした」の意味は作曲家により、あるいは作品により様々だ。この盤には作品33の7曲と作品126の6曲が収められている。作品33はまさに「ちょっとした」モチーフ集のようでもあ...

  • 現代ギター誌を読む_#1_1967年4月号

    あるギター指導者から雑誌「現代ギター」をまとめてお預かりすることになり、第一陣として1967年の創刊号から10年分程が私の手元にやってきた。ぼくより少し年上にあたるそのギター指導者と話をしていた際、手持ちに楽譜やレコード・CD等を将来どうするかという話になった。「与太さん、レコードどうするの?」「先生、楽譜どうするの?」…ぼくのレコードなどものの数ではないが、その先生の楽譜や資料は質・量ともに相当なボリュ...

  • コルトレーン「Ballads」

    今週始めに冷たい雨が降ったあと天気は一転。きのうから夏を思わせる暑さに見舞われている。しばらく忘れていた灼熱の日々を思い起こしながらも、クールダウンに今夜はジャズ。この盤を取り出した。サックスのジョン・コルトレーン(1926-1967)によるバラードアルバム。その名も「バラード」と題された一枚。1962年リリース。手持ちの盤は90年代初め頃、御茶ノ水の中古レコード店で手に入れた国内盤。コルトレーンがマイルス・デ...

  • モレノ=トローバ「ソナティナ」

    季節もよくなり、このところ楽器を手にする時間が増えた。指の不調は相変わらずだが、気にすることなく、時間の許す限り興に任せて弾いている。ギター余生も先が見えてきたこともあって、少しは身を入れて取り組もうと決心。当面の課題曲を選んで、いつになく譜読みから始めている。選んだ曲はこの曲だ。スペインの作曲家フェデリコ・モレノ=トローバ(1891-1982)作曲の「ソナティナ」。ギター弾きにはお馴染みの曲だ。トローバ...

  • E・ボールトのブラームス

    先日来のブラームス祭りの続き。きょうはこの盤を取り出した。英国の指揮者エイドリアン・ボールト(1889-1983)とロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(第3番のみロンドン交響楽団)によるブラームス交響曲全集から第1番ハ短調を聴いている。1889年生まれのエイドリアン・ボールトがこの盤を録音したのは80歳を超えた70年代初頭。ホルストの「惑星」を初演したことで知られるボールトだが、同国のビーチャムやバルビローリなどに...

  • ヤマハ NS-BP200

    少し前に手に入れた英Falcon社のスピーカーQ7。その後も道楽部屋に常設して聴いている。それまで鎮座していた三菱2S-305やAvalon_Eclipseに比して、何年かぶりに聴く小型スピーカーは、そもそも音楽を聴く姿勢からしてカジュアルになる。かつてのようにスピーカーと対峙して聴くことが少なくなった近年の自分にはちょうどいい塩梅だ。低音も高音も四の五の言う余地がなくはないが、十分に安心し信頼して音楽を楽しめる。もっとも、...

  • ヨッフムのブラームス

    このところ続けて聴いているブラームス。クラシックを聴き始めて間もなくブラームスの交響曲に惹かれて以来半世紀、一体何度聴いたことか。そしてきょうもまた飽きもせず、この盤を取り出した。オイゲン・ヨッフム(1902-1987)がロンドンフィルと入れたブラームス全集LP盤から第2番ニ長調を聴いている。1976年録音。以前も書いたが、手元には結構な数のブラームス交響曲全集盤がある。カラヤン/BPO(60年代・70年代)、ベーム/...

  • チェリビダッケ&SWRのブラームス

    先回に続き王道名曲。取り出したのはこの盤だ。セルジュ・チェリビダッケ(1912-1996)とシュトゥットガルト放送交響楽団(SWR)によるブラームス第2番。独グラモフォン盤全集中の一枚で、第2番は1975年の録音。当時チェリビダッケはSWRのシェフを務めていた。またそのライヴ録音がNHKFMで流れるようになって、日本でも幻の指揮者として話題になり始めていた時期でもある。ぼくも学生時代の当時、FMから流れる彼の指揮するブラー...

  • ギュンター・ヴァント&NDR響のブラームス

    年齢が進むと何事も加齢のせいにしてしまう。以前はマイナーな秘曲・珍曲の類いにも興味をもったものだが、最近はそうした気力も失せ、名曲全集に出て来そうな曲ばかり聴いている。これも加齢のなせるわざか…。さて、黄金週間後半の週末土曜日。きょうも幾度となく聴き返してきた曲を選び、この盤を取り出した。ギュンター・ヴァント指揮NDR響(北ドイツ放送交響楽団、現NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)によるブラームス交響...

  • コリン・デイヴィスの「ザ・グレート」

    黄金週間真っ最中の昼下がり。昨今の電力料金を気にしながら消費電力大のA級アンプA-70の灯を入れ、この盤を取り出した。コリン・デイヴィス(1927-2013)とシュターツカペレ・ドレスデン(SKD)によるシューベルト交響曲全集。1994年から1996年にかけてのセッション録音。録音会場は例によってドレスデン・ルカ教会。数年前にCBSソニーの輸入限定盤として発売されたもの。4枚組で2000円程。昨今、メジャーレーベルのボックスセッ...

  • ケルテス&VPO ドヴォルザーク交響曲第9番ニ短調

    あまりによく知られ演奏頻度も高く、これまで幾度となく聴いてきた曲。始まる前から、ああなって、こうなってと展開を承知している曲。失礼な言い方だが、いささか聴き飽きた曲。…そんな曲でも時折り無性に聴きたくなるときがある。きょうはまさにそんなとき。取り出したのはこの盤だ。ドヴォルザークの交響曲第9番ニ短調「新世界から」。イシュトヴァン・ケルテス(1929-1973)指揮ウィーンフィルの演奏。1961年ケルテス32歳のと...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、マエストロ・与太さんをフォローしませんか?

ハンドル名
マエストロ・与太さん
ブログタイトル
六弦音曲覗機関
フォロー
六弦音曲覗機関

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用