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六弦音曲覗機関 http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/

♪ろくげんおんぎょくのぞきのからくり♪ 音楽とギターに目覚めて幾年月。中年男の道楽人生なれの果て。

ピークを過ぎた中年サラリーマン。 真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。 http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/

マエストロ・与太
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2010/12/12

  • アルゲリッチ@コンセルトヘボウライヴ・ソロ編

    先回に続きアルゲリッチのコンセルトヘボウでのライヴ盤を聴く。協奏曲編に続きはきょうはソロリサイタル編。1978・1979年の録音。1978年といえばアルゲリッチは30代後半。80年代に入るとソロ活動から室内楽活動に軸足を置くようになる前の、名実ともピアニストとしてその絶頂期だったといってよい。この盤からも、バッハから近現代に渡る多彩なプログラムで自信のほどが伺える。収録曲は以下の通り。J.S.バッハ;パルティータ...

  • アルゲリッチ@コンセルトヘボウライヴ・協奏曲編

    アルゲリッチの続き。きょうはこの盤を取り出した。アルゲリッチのコンセルトヘボウでのライヴ盤。このライヴシリーズは20年近くEMIからリリースされた。国内盤も出たと記憶しているが、手元にあるのは輸入盤。おそらく幾らか安かったのだろう。収録曲は協奏曲が二つ。モーツァルトの第25番とベートーヴェンの第1番。共にハ長調の作品。モーツァルトはシモン・ゴールドベルク指揮オランダ室内管弦楽団、ベートーヴェンはハインツ・ワ...

  • ローラ・ボベスコのモーツァルト

    きのうの土曜日、当地は冷たい雨に見舞われた。前日は春を通り越して初夏を感じさせるほどの陽気だったが、一転。しまい込んだ厚手の上着を取り出した。 さて、ここ数日、先日組み立てた小型スピーカーのエイジングを兼ねてあれこれ聴いている。きょうはアルゲリッチはお休み。プレイヤーにセットしたのはこの盤だ。ローラ・ボベスコ(1921-2003)の弾くモーツァルトのヴァイオリンソナタ他の2枚組。1981年来日時に新座市民会館...

  • アルゲリッチ&ミッシャ・マイスキー@2003ライヴ

    きょうも俄かアルゲリッチ愛が止まらない! 今夜取り出したのはこの盤だ。ミッシャ・マイスキー(1948-)とマルタ・アルゲリッチ(1941-)による2003年ブリュッセルでのコンサートライブ。収録曲は以下の通り。1.バレエ「プルチネルラ」~イタリア組曲~チェロとピアノのための (ストラヴィンスキー)2.チェロ・ソナタ ハ長調op.11(プロコフィエフ) 3.チェロ・ソナタ ニ短調op.40 (ショスタコーヴィチ)4.バレエ「石の花」o...

  • アルゲリッチ@1965年ライヴ

    先回の記事で久しぶりにアルゲリッチの盤を聴き、YouTubeにあった昨年秋81歳のときのシューマンを観て思った、こんな81歳はあとにも先にもアルゲリッチをおいていないだろうと。やはり別格のピアニストだ。きょうはそんなアルゲリッチの手持ちの盤を音盤棚からサーチ。この盤を取り出した。ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調。アルゲリッチのピアノ。ヴィトールド・ロヴィツキ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団によるバ...

  • シューマン ピアノ協奏曲イ短調

    英国から取り寄せて組み立てたFalcon社のスピーカーQ7。組立・音出し以降、引き続きボチボチ聴いているが、およそノーマルな音楽愛好家が日本の標準的住居環境で聴く限り、これで十分ではないかと思わせる印象だ。きょうもノーマルな愛好家としてQ7と対峙し、こんな盤を取り出した。マルタ・アルゲリッチ(1941-)とチョン・ミョン・フン(1953-)指揮フランス国立放送フィルハーモニーによるシューマンのピアノ協奏曲イ短調。20...

  • Falcon Acoustics Q7 組立・音出し

    しばらく前に到着していながら、ずっと放置状態だったFalcon Acoustics Q7を先日ようやく組み立てた。多くのオーディオ好きの部屋には複数のセットが鎮座する。限られた空間でいずれをメインに据えるかは楽しくも悩ましい問題だ。特にスピーカーは音に変化が大きく、大型、小型入り乱れて収拾がつかないことも多い。オーディオ病の典型症状の一つだ。 以前の記事にも記した通りこの10年、かくいうぼくも混戦状態が続いていた。2年...

  • ヴィヴァルディ チェロソナタ集

    4月に入って穏やかな日が続いている。週半ばの木曜日。いつも通りの音盤タイム。今夜は気分を変えてバロックにしようかと、この盤を取り出した。モーリス・ジャンドロン(1920-1990)の弾くヴィヴァルディのチェロソナタ集。1967年録音。手持ちの盤は1978年に出た国内盤。十数年前、例によって出張先の大阪梅田の中古手コード店で見つけて買い求めた。通奏低音をマリケ・スミト・シビンガ(ハープシコード)とハンク・ランク(チ...

  • カーメン・ランディ「Love Me Forever」

    月があらたまって令和五年卯月四月。新年度スタート…と思いながらも変わらぬルーチン、音盤タイム。今夜はジャズ。こんな盤を取り出した。ブラックビューティー、カーメン・ランディ(1954-)の盤。この盤は彼女がJVCと契約していた時期の2作目で1997年の録音。ライナーノートをあらためてみると1954年11月1日生まれとあった。まさに同世代。この盤以前にすでに何枚かのアルバムを出していたようだが、日本で知られるようになった...

  • お上りさん東京散歩「銀座裏通り」

    一時はどうなるかと思っていた年度末業務も何度目かの神風が吹き解決。予想外に時間が出来たのをこれ幸いと都内散策を続けていたが、きょうはその最後。花の東京はやはり銀座だろうと、過日勇んで繰り出した。かつて、ぼくにとっての銀座はオシャレな大人の街とはかけ離れていた。70~80年代の銀座界隈には「ハンター」を始め、中古レコードの店が何軒かあり、学生時代から時折りバイト日銭を手にそれらの店を巡るのが楽しみだった...

  • ロメロ親子 古典派ギター二重奏曲集

    桜が満開になったあと、ここ数日はっきりしない天気が続いていたが、きょうや久々に晴れ間がのぞき、気温も上がった。お上りさん散歩ネタは本日休業。今夜はこんな盤と取り出して音盤タイムとなった。取出したのはロメロ一家、オヤジさんのセレドニオ(1913-1996)と今や大御所の次男ペペ(1944-)による二重奏。1976年10月録音。収録曲は以下の通り。19世紀中庸のギター古典期のオーソドクスな曲が三曲収められている。 1. セ...

  • お上りさん東京散歩「北欧デザイン展~日本橋・兜町」

    お上りさんの東京散歩の続き。先回のアカデミックなエリアから今回はリラックスして商業エリアへ。目指すは日本橋高島屋。先週まで開かれていた「北欧デザイン展」へ。ついでに周辺をうろうろしてみた。北欧家具・調度品の分野で有名な織田憲嗣氏のコレクションが身近かに見られるということで、大いに話題になった様子。椅子の名品が並ぶ美しいガラス製品北欧のリビングを再現美しいカトラリーと茶器大いに目の保養をしたところで...

  • お上りさん東京散歩「東京大学本郷地区キャンパス」

    気付けば三月も下旬。年度末の業務も片付け、余裕の休暇取得。お上りさん東京散歩の続き。今回はいよいよ本丸?!東京大学本郷地区キャンパスへ。その歴史ある建築群を一度見ておきたいとかねがね思っていたが、これまで畏敬の念もあって機会がなかった。見学だけなら試験は不要とのことで(^^、偏差値気にせず安心してのりこむことにした最寄り駅の地下鉄丸ノ内線・本郷三丁目を出て本郷通りを北進する。赤門正門正門から銀杏並木...

  • スメタナ 連作交響詩「わが祖国」

    お上りさん東京散歩、きょうはお休み。久々に本業回帰で音盤タイム。こんな盤を取り出した。カレル・アンチェル(1908-1973)指揮チェコフィルハーモニーによるスメタナの連作交響詩「わが祖国」の全曲盤。しばらく前にアンチェルの録音が廉価盤でまとまってリリースされた際の一枚。1963年録音。多くの曲でキレのいい、スッキリと引き締まった造形を聴かせてくれたアンチェルとチェコフィルだが、この盤ではやや趣きが異なり、少...

  • お上りさん東京散歩「ヴィオロン・ライオン・らんぶる」

    お上りさんの散歩ネタが続く。先日は喫茶店、それも名曲喫茶を称される店のハシゴ。阿佐ヶ谷、渋谷、新宿と徘徊した。まずJR中央線阿佐ヶ谷駅へ。目指すは名曲喫茶ヴィオロン渋い佇まいのスターロードを進む。この道、その名の通り輝くのは陽が落ちてからだろう。住宅地を進み、到着撮影ダメよとも書いてなかったので、失礼して静音モードでパチリ。古色蒼然たる店内。昭和仕様のコーヒー。店先のディスプレイには古典球とSP針のケ...

  • お上りさん東京散歩「東京カテドラル聖マリア大聖堂」

    都内での仕事の間隙をぬって、お上りさんの東京散歩。先日、かねてより一度目にしたいと思っていた文京区の東京カテドラル聖マリア大聖堂(関口教会)をようやく訪れることができた。事前に地図を眺めつつコースを検討。今回は地下鉄茗荷谷駅からスタートし、小日向から音羽へ出て関口へという順路に決めた。丸ノ内線・茗荷谷駅で下車駅チカの定食屋で腹ごしらえ。魚がウリの店らしいが、ネットに「トンカツがヤバい!」とあったの...

  • お上りさん東京散歩「国立劇場さよなら公演」

    年度末の業務も予定通り完了の見込みとなった先日、都内での仕事を昼前で切り上げ、折からこの秋の閉館を前に「さよなら公演」中の国立劇場へ足を運び、歌舞伎を楽しんできた。三宅坂の国立劇場は最寄りの地下鉄駅から少し歩く必要がある。この日は天気もよかったので東京駅から皇居沿いに、2キロ半程を歩いて行くことにした。まずは腹ごしらえ。マグロの養殖で名を馳せた近畿大学。その出店が東京駅改札内にある。大学産直の本マ...

  • モリトール ソナタイ短調 作品7

    春到来を感じさせる日が続き、ようやく楽器を取り出すのも億劫ではなくなってきた。仕事が一段落ついてこともあって、きょうは休みを取って、終日ダラダラと過ごす。午前中はギターを取り出し、この曲をさらった。シモン・モリトール(1766-1848)のソナタ・イ短調作品7。実は少し前のこと、所属している隣り町のマンドリン楽団の練習のとき、指導者の新井貞夫先生から「与太さん、この曲は弾いたことある?」と楽譜を渡された。...

  • トゥーツ・シールマンス「Chez Toots」

    三月に入って一気に春になった感あり。あと十日もすれば桜の便り。ついこの間までの酷寒が嘘のようだ。年度末納期の仕事も目途がつき、さて今夜はリラックスして、こんな盤を取り出した。数年前に94歳で亡くなったトゥーツ・シールマンス(1922-2016)のハーモニカ。1998年のリリースでヨーロッパテイストの曲を取り上げた「Chez Toots」というアルバム。「パリの空の下」「ムーラン・ルージュの歌」といったお馴染みの曲もあり、...

  • メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲ニ短調

    今週もせっとと働き、迎えた週末土曜日。午前中は自治会用務少々。午後から所属している隣り町のマンドリン楽団の練習して、陽が傾く時刻に帰還となった。すっかり春の気配濃厚な夜。こんな盤を取り出した。十年程前に入手したポール・トルトゥリエ(1914ー1990)ボックスセット中の1枚。disk#12。収録曲は以下の通り。1. メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.492. シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63 ...

  • カザルス 「ホワイトハウスコンサート」

    週半ばの木曜日。年度末納期の仕事も大詰めで、きょうも危ない橋を渡る気分で業務に精励(フ~ッ)。それでもそう遅くなく帰宅して一服。きょうの遅めの盤ご飯にと、この盤を取り出した。パブロ・カザルス(1876-1973)が1961年秋、時のケネディ大統領に招かれて行なわれたホワイトハウスでのコンサートライヴ。モノクロの印象的なジャケット写真を見ると、中央にケネディー大統領、またこのジャケット写真では切れてしまっている...

  • ビゼー 交響曲ハ長調

    三寒四温。次第に春らしくなってきた。今夜は音盤タイムも明るい気分にしようと、この盤を取り出した。ジョルジュ・ビゼー(1838-1875)の交響曲ハ長調。アンセルメ&OSRによる例のボックスセット中、フランス音楽編のDisk19に収められている。収録曲は以下の通り。1960年5月録音。・ビゼー:交響曲ハ長調・ビゼー:子供の遊び Op.22・ビゼー:「美しきパースの娘」組曲・オッフェンバック:序曲「天国と地獄」・オッフェンバック...

  • チック・コリア「Return to Forever」

    三月最初の週末日曜日。昼をはさんで道楽部屋の掃除。自治会事務仕事を片付けながら、久しぶりにこの盤を取り出した。1972年に録音され70年代のジャズ・フュージョン最大のヒット作となったチック・コリアのアルバム。あまりに有名な盤だし、ぼくら世代にはとりわけ懐かしくかつ見慣れたジャケットデザインだ。70年代半ばはちょうどぼくの学生時代、四畳半フォークに飽き足らない少しスノッブな音楽好きは、大体がジャズを聴いてい...

  • パク・キュヒ(G)のナクソス盤

    三月最初の週末金曜日。今週は中々頑張って仕事に精出し、年度末納期の案件も何とかなりそうな見込みになった。やれやれ… さて、ちょっと気分の軽くなったところで、今夜の「盤ごはん」は久々にこの盤を取り出した。パク・キュヒ(1985-)が2010年のバリオス国際コンクールと2012年のアルハンブラ国際コンクールに優勝し、それを祝して2013年に録音されたもの。収録曲は以下の通り。D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.178(パク...

  • フンメル ピアノ協奏曲集

    月があらたまって令和五年弥生三月。しばらく前からリビングのおいてある桃の枝木も満開だ。たった一日違いでも、三月というだけで気分が明るくなる。さて、きょうも年度末納期の業務と格闘し、8時過ぎに帰宅した。先日来の協奏曲続き。今夜はこの盤を取り出した。ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837)のピアノ協奏曲を収めたナクソスの盤。チャン・ヘーウォンという韓国人女性がソロを弾き、タマーシュ・パール指揮ブダペス...

  • ウェーバー クラリネット協奏曲集

    二月もまもなく終わり。年度末業務が例年になく、きわどい日程で進行中だ。もうしばらくは気が抜けない…フ~ッ。さて週明け月曜日。少し前から絞り気味のボリュームでこの盤を聴いている。カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826)の作品中、比較的メジャーなクラリネット協奏曲を集めた一枚。イギリスのクラリネット奏者アントニー・ペイ(1945-)がソロを吹き、伴奏をピリオドオケのOAE=Orchestra of the Age of Enlig...

  • ワレフスカ(Vc)のドヴォルザーク

    二月最後の週末土曜日。このところコンチェルトが続く音盤タイム。きょうはこの盤を取り出した。クリスチャン・ワレフスカ(1945-)の弾くドヴォルザークのチェロ協奏曲ニ短調。十数年前にタワーレコードの企画盤としてリリースされたもの。ワレフスカが70年代に録音したチェロ協奏曲がまとまって復刻され収められている。ワレフスカのこと知ったのは十数年前来日の際、その演奏会の模様を仕事帰りの車中で聴いたのがきっかけだっ...

  • R・シュトラウス 二重小協奏曲ヘ長調

    きょうは天皇誕生日。ちょっとした資料作成の野暮用あって終日PCに向かって過ごす。昼過ぎになり、キーボードを打つ手が少々疲れたところで一服。こんな盤を取り出した。リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)のクラリネットとファゴットのための二重小協奏曲ヘ長調。正しくは「弦楽オーケストラとハープを伴ったクラリネットとファゴットのための二重小協奏曲」。マンフレート・ヴァイスのクラリネット 、ウォルフガング・リー...

  • クレンペラー&バレンボイムのベートーヴェン

    二月も下旬。寒暖繰り返しながら次第に春の気配。年度末締め切りの業務が中々タイトで、ここに及んで冷や汗続きの自転車操業が続いている。この歳になって何だかなあという感じだが、まあ完全リタイアするまでは仕方ない。勤め人の宿命だ。さて、今更の愚痴はおいておくとして…今夜の「盤ご飯」はこれ。数年ぶりの取り出した。ダニエル・バレンボイム(1942-)がオットー・クレンペラー(1885-1973)と組んで録音したベートーヴ...

  • ストラヴィンスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調

    二月半ばの週末日曜日。午前中から少々野暮用。昼過ぎになって一服。久々に明るい時間の音盤タイム。こんな盤を取り出した。イツァーク・パールマン(1945-)が小澤征爾&ボストン交響楽団と組んだベルクとストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲。この盤は店頭で買い求めたわけではなく、かなり前にネットで知り合った方から数百枚を激安箱買いしたデッドストック盤の中に混じっていたもの。1978年、小澤もパールマンも最も勢い...

  • 4減1増

    「4減1増」…当地の議員定数問題で…なんて話ではなく、手持ちのギターの話。かねてより終活に向けて手持ちの品々を漸減させようと思案し、その対象のうち最も課題の多いギターの整理に着手した。まあ、コレクター的視点で言えば5本や10本、物の数ではないわけだが、真っ当な市民感覚ではやはり問題だ。そこで昨年秋、意を決して4本を放出。委託販売をお願いした店がネットには載せずにすでに2本が売済みとなった。残る2本も全力営...

  • M・ポンセ ギター作品集

    このところ空模様が不安定だ。冬型気圧配置が長続きせず、高気圧と低気圧が頻繁に入れ替わる。春の兆しだ。さて、週半ばの水曜日。年度末を前にあれこれ事務作業が舞い込んできて気分は少々憂うつだが、気を取り直して…久しぶりにこの盤を取り出した。マヌエル・ポンセ(1882~1948)のギター作品集。いくつかの面を持つポンセの作品中、少し特異な作風の曲を収めたナクソス盤の一枚。アダム・ホルツマンのギター。1997年録音。収...

  • カラヤン&BPOのブラームス第一

    週明けいつもの月曜日。そろそろ年度末を意識しつつも程々に仕事をし、いつもの時刻に帰宅した。ひと息ついて…先回のミュンシュ&パリ管による重量級のブラームスで思い出し、今夜はこの盤を取り出した。カラヤンとベルリンフィルによるブラームスの第1番。おそらくぼくら世代のクラシックファンの多くが、好むと好まざるとに関わらずこの盤に接したことだろう。カラヤンはブラームスの交響曲を好み、得意にしていたようで、彼の盤...

  • ミュンシュ&パリ管 ブラームスの第一

    昨日、関東地方は久々の降雪。数センチの雪で大騒ぎする体は、雪国の人からは呆れられるところだが、実際あちこちで交通渋滞、鉄道遅延と、いつもながらの光景だった。そんな中、都内での仕事を終えて夕方の新幹線で帰宅。車中で聴いていた続きで、この盤を取り出した。シャルルミュンシュ(1891-1968)とパリ管弦楽団によるブラームス交響曲第1番ハ短調。1968年1月の録音。当時の仏文化相アンドレ・マルローの提唱でパリ音楽院...

  • Falcon_Acoustics_Q7到着 そして今夜は…

    先日注文したFalcon_Acoustics社のQ77が到着した。注文後、Falcon_Acoustics社の現社長Jerry Bloomfieldとメールを何通かやり取りしているうちに成田着。国内分費用もオンラインで済ませ、翌日には自宅ピンポンとなった。開陳、組立他、後日ゆっくりと。そして今夜はこちらを…https://www.nhk.jp/p/buratamori/ts/D8K46WY9MZ/episode/te/KQW16JL9J2/■ にほんブログ村ランキングに参加中 ■■↓↓↓バナークリックにご協力を↓↓■にほんブ...

  • カシオペア「Hearty Notes」

    寒さもピークアウト。退勤時刻の夕方5時前後も随分明るくなった。少々心和む木曜の夜。リラックスモードにどうかと、こんな盤を取り出した。カシオペア初のアコースティックアルバム「Hearty Notes」。1994年リリース。この「Hearty Notes」そして「Anserws」「Asian_Deamer」と、カシオペアはこの年一年で三枚のアルバムを作った。80年代半ばをピークに徐々に下火になりつつあったフュージョンそしてカシオペアだったが、90年代初...

  • ミスターS氏のブルックナー第7

    先週記事にしたブルックナー第5交響曲。その後も通勤車中でブルックナーをあれこれ聴いていたが、きょうはあらためてその中の一枚を取り出した。アントン・ブルックナー(1824-1896)の交響曲第7番ホ長調。90年代後半に出て評判となった通称ミスターS氏ことスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(1923-2017 )とザールブリュッヘン放響(現在の正式名称はザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー...

  • 若き日のムーティ&NPO「スコットランド」

    きのうは立春。少し前からの寒波も峠を越した。日脚も伸びて、春の兆しも感じる。さて、週末日曜日。そんな春の訪れを音でも感じようと、この盤を取り出した。リッカルド・ムーティの指揮するニューフィルハーモニア管弦楽団によるメンデルスゾーン(1809-1847)の交響曲第3番イ短調「スコットランド」。1975年録音。手元の盤は当時の国内初出盤。十数年程前に近所のリサイクルショップのジャンク箱から救済してきたもの。リッカ...

  • Falcon_Acoustics_Q7

    つい先日、英国Falcon_Acousticsへスピーカーを発注した。十年程前、それまで使っていた2S-305から小型スピーカーへの乗り換えを試行。しかしその後紆余曲折を経て再び中型そして2S-305再導入という、オーディオあるあるのスットコドッコイを演じてしまった。道楽人間なんて勝手なもので、大きいの手に入れば小さいの欲しくなる。その逆もまた真なりで、結局当てのない道楽ワンダリング。実は少し前から小型スピーカーモードに突入...

  • スウィトナー&SKBのブルックナー第五

    令和五年如月。程々に働き、夜7時過ぎに帰宅した。相変わらずの日常。ひと息ついて、部屋の片付けをしながらBGM代わりに、この盤を取り出した。ブルックナーの交響曲第5番。オトマール・スウィトナー(1922-2010)とベルリン歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ベルリンSKB)による1990年1月の録音。手持ちの盤は10年程前にキングレコードから廉価盤でリリースされたときのもの。同コンビによるブルックナーは1986年の第8番以降...

  • チョイと宅録 ソル練習曲作品33-22」とオマージュ作品

    ここ数日、寒波到来で寒い日が続いている。電気料金アップ対応で拙宅ではエアコン暖房禁止令が出され、アラジンストーブが全開運転中。おかげで灯油はガンガン消費する。お得なのはいずれか…怪しいところだが、ひとまず原始的に化石燃料直接消費の一択で残る厳寒期を乗り切る計画だ。 さて一月最後の週末。昨晩、少し時間があったのでギターを取り出し、久しぶりに録音を試みた。弾いた曲はフェルナンド・ソル(1778-1839)の練習...

  • モントゥーの「英雄」

    クラシック音楽に親しむようになってから半世紀。その間、最も多く聴いた交響曲はといえば間違いなくベートーヴェンだろう。貧乏学生時代に何とかやりくりして最初に集めたレコードはベートーヴェンの交響曲だった。しかし近年、ベートーヴェンの交響曲をあまり聴かなくなった。ハイドンやシューベルト、メンデルスゾーンあたりを聴く機会が多い。学生時代にあれほど聴いたブルックナーやマーラーを鳴らすことも少なくなった。そん...

  • Dimension「Third Dimension」

    一月も下旬。今週前半はちょっと気の重い仕事が続いたが、何とか終了。月末に向けホッとひと息だ。移動の車中、そんな開放的気分も手伝って聴いていた曲で思い出し、帰宅後にこの盤を取り出した。インストゥルメンタルのフュージョンバンド:Dimensionの3枚目のアルバム。その名も「Third Dimension」。1994年録音。 Dimensionが結成されたのが1992年。80年代のフュージョンブームがすでに終息しつつあった時期にあたる。勝田一樹...

  • ザ・タイガース!

    昨日の日曜日。部屋の片付けをしながら音盤棚を見回し、こんな盤を見つけたので取り出した。グループサウンドGSの雄:ザ・タイガースのヒット曲を4曲収めた33回転7インチ盤。「ステレットstelet33」という名が付いたシリーズで昭和43年・1968年のリリース。収録曲は以下の通り。それぞれシングルでリリースされたA面・B面の曲。CD時代の言い方ならマキシシングルというところか。君だけに愛を/落葉の物語花の首飾り/銀河のロマン...

  • F・ソル Cantabile Op.43-3

    一昨年来の左手指の不調。加齢起因のことなので、これで完治というような処方箋はなく一進一退。非公式コメントでお知らせいただいた手法やあれこれ見聞きした対策を程々に試みつつ様子見の毎日だ。とは言え、痛みに耐えかねて弾けないという程のことはなく、ちょっとストレスが加わりそうな左手運指さえ避ければ、さほど不自由なく弾ける。何とかこのレベルをキープ出来ればと思っている。 さて、週末土曜日。昼前からちょっと野...

  • メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲変ホ長調作品20

    一月も半ば。年始気分もとうに失せ、すっかり平常運転。そろそろ年度末を見込んで予定を立てないと…などと考えながら本日も業務に精励。帰宅後、音盤棚を眺め、久しぶりにこの盤を取り出した。メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲変ホ長調作品20。手持ちの盤は激安ボックスセットの雄:ブリリアント・クラシックスのメンデルスゾーン室内楽全集10枚組セットの一枚。ピアノ六重奏曲二長調作品110とカップリングされている。アマティ弦楽...

  • ケンペ&SKD ウィンナ・ワルツ・コンサート

    先回記事にしたウィーンフィル:ニューイヤーコンサート。かつては毎年楽しみにしていたものだが、近年はほとんど観なくなってしまった。もっともワルツ自体は大好きで、時期を問わず気分が向くと聴く。そんなときに取り出す音盤の一つがこの盤だ。ルドルフ・ケンペ(1910-1976)がドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツ・カペレ・ドレスデン:SKD)を振ったウィンナワルツ集。1972年暮れから翌年の年明けにかけての録音。ブ...

  • カラヤン&VPO ニューイヤーコンサート1987年

    以前だったらきょうが成人の日。ハッピーマンデーだか何だか知らないが、祝日がふらふら移動することには違和感をもつ。成人の日は15日。かつては共通一次やセンター試験、ラグビー日本一決定戦…まあ、ぶつぶつ言っても仕方ないけど。 さて、令和五年に引っ掛けた「5」しばりは松の内も終えるのでひと先ず終了。きょうは遅ればせながら年頭気分に戻って、この盤を取り出した。ジャケット帯が両面仕様というのも珍しいヘルベルト・...

  • シベリウス交響曲第5番変ホ長調

    シベリウス交響曲第5番変ホ長調懲りもせず、引き続き「5」しばりの音盤探索。きょう取り出しのはこの盤だ。シベリウスの交響曲第5番変ホ長調。ブラームスやチャイコフスキーに加え、シベリウスも得意にしていたクルト・ザンデルリンク(1912-2011)が旧東独のベルリン交響楽団(現ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団)を振った全集セット中の一枚。このセットには7つの交響曲の他、主要な交響詩が5曲収録されている。1976年ベ...

  • 群馬交響楽団&ケク=チャン・リム チャイコフスキー交響曲第5番ヘ短調

    令和五年にちなんだNo.5しばり。きょうはこの盤を取り出した。群馬交響楽団(群響:グンキョウ)によるチャイコフスキー交響曲第5番ヘ短調。指揮は1928年オランダ領ボルネオ生まれのインドネシア系中国人のケク=チャン・リム(Lim Kek-tjiang 林克昌1928-2017)。1981年5月の録音。これは名演だ。群響がこれまでに残した録音の中で最も優れた録音の一つだと断言できる。久々に針を降ろしたが、あらためて唸ってしまった。 録音は井...

  • テンシュテット&LPOのマーラー第五@1984大阪

    三連休最後の月曜日。日中これといった用事もなく、アンプの灯を入れ五番しばりの音盤選び。冬の陽射しが差し込む道楽部屋で久しぶりにフルボリュームで聴こうと、この盤を取り出した。クラウス・テンシュテット(1926-1998)がロンドンフィルと1984年に来日した際の大阪でのコンサートライヴ盤。この盤には1984年4月13日大阪フェスティバルホールでの演奏曲目、モーツァルト交響曲第35番ニ長調「ハフナー」とマーラー交響曲第5番...

  • ブロムシュテット&SKD シューベルト交響曲第5番変ロ長調

    年が明けて一週間。年始四日から仕事で都内へ出向いたが、新幹線も東京駅も大そうな人出だった。完全にコロナ禍以前のレベル。多くの人がキャリーケースを引いている。帰省や観光か…。来週からは少し落ち着きを取り戻すだろうか。 さて、週末土曜日。夜半前の五番しばり。今夜はこの盤を取り出した。ブロムシュテットとドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン:SKD)によるシューベルト交響曲のセットから第...

  • ブラームス弦楽五重奏曲第2番ト長調

    令和5年にちなんだナンバー5。5に引っ掛けて、第5番ではないが、「5」つながりということで、この盤を取り出した。ブラームスの弦楽「五」重奏曲第2番ト長調作品111。ベルリンフィルメンバーによる1970年の録音。弦楽五重奏の1番と2番がそれぞれA面B面に収められている。手持ちの盤は1979年に<室内楽1300>と称されたフィリップス系廉価盤シリーズ中の一枚。演奏団体名はベルリン八重奏団としてクレジットされて、その中の以下の...

  • マタチッチ&チェコフィル チャイコフスキー交響曲第5番ヘ短調

    年明け。さて何を聴こうかと音盤棚を見回す。未聴の盤も随分あるなあと思いながらも、ここ何年か取り出す盤を絞られてきた。いずれサンデー毎日状態になったらボチボチ聴こうを思っているが、どうなるのかと、しばし沈黙…。 我に返って気を取り直し、令和五年にちなんでナンバー5で行こうかと、こんな盤を取り出した。ロヴロ・フォン・マタチッチ( 1899-1985)とチェコフィルハーモニー管弦楽団による1960年の録音。70年代には...

  • 迎春令和五年卯年

    当地北関東は晴天冬晴れ、穏やかな元旦を迎えた。すっかりお馴染みになったニューイヤー駅伝が朝から当地群馬の平野部を走り抜ける。上州の空っ風の中、軽快に走る実業団の精鋭を眺めつつ、新年の始まりに諸々思いを新たにいたしましょう。賀状代わりの世相回顧クロニクル。過去を見据えて今年そして未来を占おう。裾野は長し秀峰「赤城山」■20年前 2003年 平成15年■第2次小泉内閣。米軍イラク侵攻。コニカとミノルタ経営統合。六...

  • 令和四年寅年回顧

    今年も残すところ僅かとなった。本ブログの年間ルーチンにより、年内最終更新は一年の回顧ということになるのだが、さて…。これ買いました、見ました、食べました…高齢者のそんな与太話を回顧してどうなる…まあ、そう言わずに気を取り直して…ブログタイトルになぞらえて思い付くまま記しておこう。■六弦■昨年から顕在化した指の不調(へバーデン結節確定診断)。日々悪化している状況ではないが、楽器を手にする度に将来への不安が...

  • ダイヤトーン開発物語「音づくりに生きる」

    少し前、非公開のコメントいただいた。三菱ダイヤトーンのスピーカー2S-305に関連してこのブログがヒットしたとのこと。一度手放した2S-305をその後買い戻したという以前の記事に触れ、その方も同じような経緯をたどったとのこと。この手の話、同胞の輩にはあるあるネタのようだ。そんなこともあって手元にあるこの本を久しぶりに引っ張りだした。ダイヤトーン開発生産拠点だった往時の三菱電機郡山製作所昭和61年1986年にダイヤモ...

  • アリシア・デ・ラローチャのスペイン物

    週明け月曜。きょうもいつも通り出勤。程々に仕事していつもの時刻に帰宅した。年末感ゼロの師走の晩。今夜も続けてこの盤を取り出した。先日来続けて聴いている「20世紀のグレイト・ピアニスト」シリーズ中の一枚。アリシア・デ・ラローチャ(1923-2009)の弾くスペイン物を2枚に収めた盤だ。この盤、ラローチャの演奏を聴く意味合いはもちろんだが、その前にスペインの古典から近代にかけての作品を網羅している選曲がまず秀逸...

  • ビゼー「演奏会用半音階的変奏曲」

    気付けばクリスマスイヴ。これといった趣向もなく、いつもの週末土曜日だ。みなが浮かれていたバブル期も指をくわえて傍目にみていた身にとっては、楽しかったクリスマスの思い出もない。今も昔も平々凡々…嗚呼 まあ仕方ない。気を取り直して日常ルーチン。先回の続きで、こんな盤を取り出した。20年程前に「Great Pianist of The 20th Century」という名で出ていたシリーズ物のグールドの巻。グールドは例のボックスセットがある...

  • リッパッティのバッハ

    今週は前半に少々重い仕事があったが何とか切り抜け、年内の峠を越した(やれやれ…)。さて、週末ではないが気分は少々リラックス。音盤棚を眺めていて、この盤を目が合ったので久々に取り出した。 ディヌ・リパッティ(1917-1950)の2枚組。20年程前に出ていた「Great Pianists of the 20th Century」というシリーズの中のもの。2枚組の1枚は協奏曲で、カラヤンとのシューマン、ガリエラとのグリーク、共にオーケストラはフィ...

  • チャイコフスキー交響曲第2番ハ短調「小ロシア」

    音楽とその地域性や風土、季節性を強く感じるものとそうではないものとがある。ぼくの場合例えば、チャイコフスキーやシベリウスを聴くのは圧倒的に冬の期間が多い。あるいはブラームスの弦の主題を聴くと秋の深まりを感じる。そして今年も冬がやってきて、ぼちぼちチャイコフスキーの季節かなあ…と思いつつ、今夜はこんな盤を取り出した。モーリス・アブラヴァネル指揮ユタ交響楽団によるチャイコフスキー交響曲全集。70年代初頭...

  • ハイドン「リュートと弦楽のための室内楽集」

    冬型ながら穏やかな日曜日。朝から野暮用外出。三時過ぎに帰宅した。早い日の入り前のひととき、久しぶりにこんな盤を取り出した。ドイツ生まれのシュート奏者ミヒャエル・シェーファー(1937-1978)による一枚。ハイドンの作品をべーすにした「リュートと弦楽のための四重奏」他が収められている盤だ。80年代初頭にミドルプライスで出た際に買い求めた。収録曲のいずれも弦楽四重奏などの原曲を元にアレンジされたものではあるの...

  • 中本マリ「アンフォゲッタブル」

    月末納期の仕事も目途が立ち、休心。少し気をよくして帰宅した。さて12月半ばの週末金曜日。あすはこれといった用事もなく、今夜はリラックス。ついでにこんな盤を取り出した。中本マリのアルバム「アンフォゲッタブル」。ぼくらの世代で思いつく70年代に活躍した日本の女性ジャズヴォーカルというと、笠井紀美子、伊藤君子そしてこの中本マリあたりだろうか。少し前の世代になるとマーサ三宅(古っ!)。もちろん江利チエミもペギ...

  • 田邊三兄弟

    忙中閑あり。仕事の追われているだの何だとといいながら先日、都内での仕事を早めに切り上げ、上野下谷の六弦聖地アウラへGo!となった。(田邊三兄弟:左から…ハウザーモデル、アルカンヘルモデル。サントスモデル)少し前にギター製作家田邊雅啓氏より連絡があり、サントスモデルの新作が出来たので試奏しますか?とのお誘い。あいにくぼくの都合が付かず、工房へお邪魔するタイミングを逸し、結局先日、納品先のアウラにて試奏...

  • ノリントン&LCPの第九

    ちょっとわけあって、きょうは当地市中のど真ん中にある天然温泉に行って暖まってきた。JR駅前わずか300メートル程だろうか。かつて地元では唯一高級オーディオも扱っていた有力電気店が廃業し、その店舗跡を掘ったら温泉が出てきたというもの。湯量・泉質とも上々の街中のいで湯だ。さて、暖まった身体が冷えないうちに布団に入ってゆっくり寝れば日頃の疲れも…というところだが、そこはどっこい道楽与太郎。先日来の流れの続き。...

  • ブロムシュテットの第九@1985年ライヴ

    先日聴いた第九。聴き始めるまでは、まあ年末気分を盛り上げようか…程度の気持ちだったが、聴き始めてみれば、そこはやはり名曲。一気に全楽章を聴いてしまった。そして今夜も勢い止まらず。この盤を取り出した。今年95歳、ヘルベルト・ブロムシュテット(1927-)とシュターツカペレ・ドレスデンによるベートーヴェンの第九交響曲ニ短調。1985年ドレスデン・ゼンパー・オーパーでのライヴ。手持ちの盤は90年代初頭に手に入れた米...

  • フリッチャイ&BPO ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調

    仕事に追われながらも、師走感ゼロのきょうこの頃。気分だけでも少しは年末を感じようと、今夜はこの盤を取り出した。フェレンツ・フリッチャイ指揮ベルリンフィルハーモニーによるベートーヴェンの第9交響曲ニ短調。1957~58年録音。手持ちの盤は20年前近く前に輸入盤のワゴンセールで手に入れた。70年代LP廉価盤時代から繰り返しリリースされているお馴染みの録音だ。フリッチャイ(1914-1963)とベルリンフィルとのベートーヴ...

  • ハラルド・スタンパ(G)「アルゼンチンの舞曲集」

    先週あたりから季節が一段進み、晩秋から初冬の趣き。今朝も上着一枚では少々心細く、コートを羽織って家を出た。本日も程々に働き、帰宅後一服して弛緩タイム。今夜はこんな盤を取り出した。「アルゼンチンの舞曲集」というタイトルのナクソス盤。ハラルド・スタンパというドイツ人が弾いている。2001年録音。収録曲は以下の通り。恋する鳩の踊り(ユパンキ)ユパンキの主題による変奏曲(プホール)アルゼンチン舞曲集OP.2~第2...

  • 小曽根真「The Trio」

    師走最初の週末日曜日。撮りためたサッカーW杯、恒例早明ラグビー…久しぶりにテレビにかじりついて過ごす。リビングの椅子に腰かけたまま数時間。少々痛くなった腰をさすりながら気分転換。音盤棚を見回し、こんな盤を取り出した。小曽根真が自身のトリオ名義でリリースした最初のアルバム。1997年小曽根真36歳のときの録音。ベースに北川潔、ドラムスにクレランス・ベン。スペシャルゲストとしてギターのジョン・スコフィールドが...

  • アルベルト・ラ・ロッカ(G)シャンド作品集

    月があらたまって早くも師走十二月。何だかもう、加速度MAXで月日が進む。人生終盤、黄金の二十年などと考えていたが、黄金のかけらも実感しないまま一年また一年と過ぎていく。来年に向けて少し軌道修正を考えようか…。さて、半年ほど前から傾注している英国の作曲家アーネスト・シャンド。興味を抱くきっかけとなったイタリアのギタリスト:アルベルト・ラ・ロッカが演奏するシャンド作品集のCDが先日届いた。すでに多くの愛好家...

  • カラヤン&VPO ブラームス交響曲第3番ヘ長調

    11月もきょうで終わり。過行く秋を惜しみつつ、きょうも渋くブラームス第三。取り出したのはこの盤だ。ブラームスの交響曲第3番ヘ長調。カラヤンとウィーンフィルによるデッカ盤。記憶が正しければ80年代初め、石丸電気の輸入盤コーナーで手に入れたはずだ。第3番と悲劇的序曲がカップリングされている。1961年録音。60年代初頭のカラヤンはベルリンフィル、ウィーン国立歌劇場双方のシェフとなり、まさに欧州クラシック音楽界の頂...

  • カイルベルト&バンベルク交響楽団 ブラームス交響曲第三番ヘ長調

    訳あって一週間ぶりの更新。相変わらず晩秋のブラームス詣。きょうはこの盤を取り出した。ドイツの指揮者ヨーゼフ・カイルベルト(1908-1968)によるブラームス。手持ちの盤は70年代半ば出ていた廉価盤シリーズの一枚。四十数年前、大学4年のときに手に入れた。安い盤ながら往時をしのばせる独テレフンケンのロゴがオーラを放つ。帯裏の広告をみるとこのシリーズでは、ベートーヴェンほか随分多くのカイルベルトの代表的な録音が...

  • バーンスタイン&VPO ブラームス交響曲第3番ヘ長調

    深まりゆく秋。朝晩も冷え込むようになった。晩秋の色濃いこの時期に聴くとなれば、やはりこの曲だろう。ブラームスの交響曲第3番ヘ長調。レナード・バーンスタイン指揮ウィーンフィルハーモニーによる演奏。1981年ムジークフェラインでのライヴ録音。ぼくがクラシックを意識して聴き始めた70年代初頭、バーンスタインといえばアメリカの指揮者でありアメリカの象徴のような存在でもあった。そのバーンスタインが70年代の終わりか...

  • コープランド バレエ音楽 「ビリー・ザ・キッド」「ロデオ」

    先日届いたNHK交響楽団ニュースレターで今月のプログラムを眺めていたら、レナード・スラットキン(1944-)が6年ぶり来演し、コーポランドのバレエ音楽を振ると出ていた。 スラットキン、コープランド、バレエ音楽かぁ…とつぶやきながら、ふと思い出し、この盤を取り出した。アーロン・コープランド(1900-1990)のバレエ音楽 「ビリー・ザ・キッド」「ロデオ」を収めた一枚。コープランドといったら「アパラチアの春」くらした...

  • セルシェル編「ギターのための12のイギリスの歌」

    以前も書いた通り、昨年春頃から左手の不調が顕在化。人差し指に負担のかかる運指があると痛みが走るようになった。その後は、あまり無理せず指の様子をみながら騙し騙し…という状態が続いている。幸い決定的に弾けなくなったということもないので、調子のいいときはむしろ積極的に弾いている。先日、楽譜棚の整理をしながら見つけたこの楽譜を広げて少し遊んでみた。先回の記事に書いたイェラン・セルシェル(1955-)編の「ギタ...

  • セルシェル「ギター・リサイタル第2集」

    一昨日の日曜日に寒冷前線が通過。季節が一段進んで朝晩の空気が冷たく感じる。11月も半ば。相変わらず程々に忙しい。秋の好日、有休でも取って気ままにドライブと行きたいところだが、中々ままならない。きょうもいつも通りに仕事をこなし、7時をだいぶまわって帰宅した。ひと息ついて…今夜はギターでも聴こうかと、この盤を取り出した。イェラン・セルシェルの「ギター・リサイタル第2集」と題された一枚。バッハとソルの作品が...

  • カレルアンチェル&チェコフィル ブラームスの第2&ドッペル

    このところ秋晴れの好天が続いていたが、きょうは昼過ぎからやや下り坂。それでも気温高く穏やかな週末日曜日だった。昼をはさんで野暮用外出。三時前に戻って一服。アンプの灯を入れ、この盤を取り出した。この盤も十数年前に出た「スプラファン・ヴィンテージ・コレクション」と題したシリーズ中のもの。オリジナル志向には反するが、CDの長時間収録のメリットを生かして、交響曲第2番ニ長調に加えて、「ヴァイオリンとチェロの...

  • カレルアンチェル&チェコフィル ブラームス交響曲第1番ハ短調

    このところ聴いているアンチェル&チェコフィル。今夜はこの盤を取り出した。カレル・アンチェルとチェコフィルによるブラームス交響曲第1番ハ短調。悲劇的序曲が一緒に収められている。これも十年ちょっと前にスプラフォン・ヴィンテージ・シリーズで出た廉価盤の中の一枚。1962から63年にかけての録音。アンチェルを続けて聴き直して思うのだが、彼の基本的姿勢は音楽の骨格をしっかりとらえ、過度な贅肉は付けずにスッキリした...

  • グールド&ストコフスキーの「皇帝」

    深まる秋。当地近郊の街路樹も色付いて美しい。そして次第に気温も低下。今朝から通勤着をウールのジャケットに替えた。季節感を楽しめる貴重な時期だ。仕事は相変わらず自転車操業。きょうも程々に働き、溜息と共に退勤した。さて、ネクタイもといベルトを緩めて一服。アンプの灯を入れ、先日来聴いていたアンチェルで思い出した(下に貼ったYouTube音源参照)この盤を取り出した。グレン・グールド(1932-1982)の弾くベートー...

  • カレル・アンチェル&チェコフィル 管弦楽名曲集 vol.1

    日に日に深まる秋。好天続きながら朝晩は次第に冷え込んでいく。エアコン不要の貴重な季節。夜半前のひととき、絞り気味のボリュームで楽しむ管弦楽曲いとをかし。今夜取り出したのはこの盤。カレル・アンチェル&チェコフィルによる管弦楽名曲集vol.1。先回の記事に取り上げたvol.2とペアでリリースされたこの。vol.2が中欧物。このvol.1がロシア・スラヴ物という企画。収録曲は以下の6曲。録音は1958年~1964年。1. グリンカ:歌...

  • カレル・アンチェル&チェコフィル 管弦楽名曲集 vol.2

    今週は好天続き。まさ秋たけなわ。食欲もりもりでウェストばかりが気にかかる。さて、週末土曜日。野暮用少々片付けながらBGMにこんな盤を取り出した。チェコのマエストロ:カレル・アンチェル(1908-1973)が手兵:チェコフィルハーモニーを振った管弦楽名曲集。日本コロンビアからスプラファン・ビンテージ・シリーズとして十年程前に廉価盤でリリースされたもの。今夜聴いたvol.2の収録曲は以下の通り。なおvol.1にはロシア物...

  • クリュイタンスのベートーヴェン第八

    きょうは文化の日で休日。のんびり散らかった道楽部屋の片付け。ついでにアンプの灯を入れ、先回の続きでこんな盤を取り出した。アンドレ・クリュイタンス(1905ー1967)が指揮したベルリンフィルハーモニーよるベートーヴェン交響曲第8番ヘ長調。1957~1960年にベルリン:グリューネヴァルト教会でセッション録音された全集中の一枚。手持ちの盤は2000年頃に廉価盤ボックスでリリースされたときのもの。今もミッドプライスCD一枚...

  • クリュイタンスのベートーベン第二

    月があたらまって令和四年霜月十一月。あれあれを思っているうちに、今年も残すところ二ヶ月となった。相変わらず業務そこそこ多忙。先月もヒヤヒヤもので何とか乗り切った。きょうも程々に仕事をし、夜7時からの町内自治会の会合に滑り込みセーフで出席。8時半を回った頃に帰宅した。アクセス数だだ下がりの本ブログ。めげずに今夜も更新。少し前に聴いたワルターのベートーヴェンで思い出し、そのうち聴こうと思っていたこの盤を...

  • レオ・ブローウェル(G)現代ギター作品集

    十月最後の週末日曜日。早朝から町内自治会用務。公園清掃に精を出す。このところの冷え込みで、園内の欅も色付き始めた。次回清掃の頃には、盛大に葉を落とすに違いない。さて、その後の野暮用少々。昼過ぎになってようやく一服。音盤棚を見回し、この盤と目が合ったので取り出した。ギタリストとしてのレオ・ブローウェル(1939-)が弾く現代ギター作品集。1972年録音。手持ちの盤は十年程前にタワーレコードが企画するヴィンテ...

  • バッハ カンタータ「われらが神は堅き砦」BWV80

    週末金曜日。今週も何とか終了(ふう~っ…)。さて今夜は久しぶりバッハのカンタータを聴こう。いつもながらのボックスセットから、今月末の日曜に聴くべき曲を取り出した。バッハのカンタータ「われらが神は堅き砦」BWV80。爆安ブリリアントクラシックスのバッハ全集ボックスの一枚。ネーデルランド・バッハ・コレギウムによる演奏。フリーデマン・バッハが付け加えた打楽器とトランペット等は除かれた編成で演奏されている。ルタ...

  • 木住野佳子「fairy tale」

    今週前半、関東地方は冷たい雨に見舞われ、当県上越国境の山々も冠雪。平野部も冷え込んだ。辺りの樹々も色付き始め、秋本番だ。久しぶりに快晴だったきょう週半ばの水曜日。手を焼いていた案件が一つ片付き、束の間の休心。ネクタイ、もといベルトを緩めて、さて今夜はジャズだ。木住野佳子(P)の実質的なデヴューソロアルバム。1995年NY録音。収録曲は以下の通り。1.ビューティフル・ラヴ2.フェアリー・テイル3.ジ・アイランド4...

  • モーツァルト 協奏交響曲 K.364

    気付けば十月も下旬。相変わらず仕事は少々タイトで、秋の風情を楽しむ余裕に欠ける毎日だ。こんな風にあっという間に人生もおわるんだなあ、嗚呼。 さて、それはともかく…週明け月曜日。きょうも程々に頑張って業務に精励し、いつもの時刻に帰宅。今夜は少し前から聴こうと思っていたこの盤を取り出した。カール・ベーム(1894-1981)とベルリンフィルのメンバーによるモーツァルトの協奏交響曲K.364。手持ちの盤は70年代終盤に...

  • ブロムシュテット&N響のシューベルト

    きのう10月21日は都内での仕事を5時に終えたあとNHKホールへ。予定していたブロムシュテット指揮のN響定期に足を運んだ。(最近は終演後のカーテンコールの際、スマートフォンでの撮影が許可されている)コロナ禍になる数年前から、すでに90歳を目前にしていたブロムシュテットとN響の演奏をFM放送で何度か聴き、来年こそはと思いながら何年かが過ぎてしまった。今回ようやく満願成就。チケットも早々に予約してこの日を楽しみにし...

  • マルケヴィッチのロシア物

    秋たけなわの十月半ば。残念ながら公私ともに少々慌ただしく、行楽の余裕もなく日々過ぎる。きょうもいつも通りに業務に精励し、夜半前の音盤タイム。久しぶりにこんな盤を取り出した。音盤のジャンルとして管弦楽小品集というものがある。腕利きの指揮者やオーケストラが、その実力のほどを示すために管弦楽曲を何曲か収録することが多い。ポピュラー小品を集めたもの、オペラの序曲や間奏曲を集めたもの、国単位でまとめたドイツ...

  • エドアルド・カテマリオ(G)

    今夜は久しぶりにギター。取り出したのは、この盤。イタリアのギタリスト:エドアルド・カテマリオ(1965-)がドメニコ・スカルラッティ他イタリアンバロックのチェンバロ曲等からの編曲物を弾いた盤。十数年前に買い求めたARTSレーベルの一枚。お馴染みのスカルラッティのソナタが9曲、それとペルゴレージのソナタ、ディランテのソナタから3曲が収められている。1994年録音。エドアルド・カテマリオは90年代初頭にいつくかの国際...

  • グールドのベートーヴェン後期ソナタ集

    十月半ばの週末日曜日。朝から町内自治会の行事。担当職務を終えて昼過ぎに帰宅した。そのまま午睡に落ちて、しばしの休憩。目覚めの一服で渋茶をすすりながら、こんな盤と取り出した。グレン・グールド(1932-1982)の弾くベートーヴェン後期ピアノソナタ集。第30・31・32番というベートーヴェンの最後期の3曲が収録されている。録音は1956年でグールドの盤歴の中では初期のもの。ベートーヴェンのピアノソナタは第29番「ハンマー...

  • アニア・タウアー(Vc)のドヴォルザーク

    きょうは久々の在宅勤務。相変わらず納期切迫気味の業務進捗で、@自宅と言えども呑気に構えてはいられず、程々に集中して一日過ごした。明日は休日という金曜の夜。「孤独のグルメ_season10」の録画設定を確認したところで、音盤タイム。こんな盤を取り出した。アニア・タウアー(1945-1973)の弾くドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調。70年代前半に二十代の若さで亡くなったアニア・タウアー。ドイツグラモフォンに残したの2枚...

  • ワルターのベートーヴェン交響曲第2番ニ長調

    オーディオで音楽を楽しむ愛好家には今はベストシーズン。暑からず寒からずでエアコンノイズから解放され、静かな環境で音楽が聴ける貴重な季節だ。平日の夜半はダイニングテーブルでノートPC&ヘッドフォンで聴くことが多いが、今夜は導入から5年目のアキュフェーズのセットに灯を入れ、ゆったりリスニング。取り出したのはこの盤だ。ブルーノ・ワルター( 1876-1962)とコロンビア交響楽団によるベートーヴェンの交響曲第2番。...

  • 熱帯ジャズ楽団@高崎

    先週末は隣り町高崎で行われた熱帯ジャズ楽団のライヴへ足を運んだ。この時期恒例の高崎音楽祭。今年で33回目。毎年魅力的なプログラムが集中して開かれる。今年も多様なジャンルの注目アーティストが揃い、チケットも早々に売切れになったものも多いようだ。ぼくが選んだのは「熱帯ジャズ楽団 with 南国(トロピカル)ディーヴァ」と題されたライヴ。タイトル通り、熱帯ジャズ楽団と二人のディーヴァ、オルケスタ・デ・ラ・ルスの...

  • イェーツ編マティエカ・ソナタ集

    週末金曜日。きょうは野暮用あっていつもより三時間ほど遅い帰宅。音盤を取り出す気力も時間もなく渋茶で一服。楽器を取り出すこともなく、この楽譜を眺めながらホッとひと息ついている。先回の記事に書いたアーネスト・シャンド作品集と一緒に注文していた、同じスタンレイ・イェーツ編のマティエカ・ソナタ集。2017年刊。その名の通り、マティエカのソナタを名乗る以下の7曲が収められている。ソナタ 作品16ソナタ 作品17大ソナ...

  • イェーツ編 シャンド作品集

    少し前に注文した楽譜が到着した。イタリアのギタリスト:アルベルト・ラ・ロッカからのメールで近々リリース予定と知らされていたスタンレイ・イェーツ編アーネスト・シャンド作品集。少し前に米アマゾンのサイトでポチッたのだが、その後一週間ほどで到着した。これは中々の労作だ。全300頁。存在が確認されている曲がほぼ網羅されているようだ。その数100曲程。きちんと確認はしていないが、アルベルト・ラ・ロッカがブリリアン...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲第三番ハ短調

    令和四年度下半期スタート。今年度はここ数年になく業務ひっ迫状態が続いている。10月に入ったばかりで年末の話をするのは気が早すぎるが、秋を満喫する余裕もなく、自転車操業が続いている。ふと思えば、夏休みもほとんど取らずじまいに終わり、気付けば秋風が…。もっとも、仕事が実質的に増えているのか、こちらの加齢によるパフォーマンス低下なのか、怪しいところだ。 さて、そんなことを考えつつ、本日もつつがなく終了。ひ...

  • 干支もひと回り

    令和四年神無月。勤め人として最多忙期であった十数年前、ふとしたきっかけで始めた当ブログ。気付けば干支もひと回り。きょうから13年目。ブログ開設時、始めるにあたって漠然とした方針を立てた。一人称は「私」ではなく「ぼく」、文体は「ですます」ではなく「である」。当初はオーディオブログかギターブログにしようかと思案したが、いずれも目新しい話もなくなり、更新頻度もダダ下がり、結局ありがちな、お出かけ・飯ネタ・...

  • イェラン・セルシェルのデヴュー盤

    あっという間に九月も終わり。暑さもようやく癒え、夕方の日の入りも早くなった。灯火親しむの秋ももうすぐだ。さて、週末金曜日のきょうも業務に精励。いつもの時刻に帰宅した。あすは週末…ホッと溜息をつきつつ、こんな盤を取り出した。イェラン・セルシェル(1955-)の日本デビュー盤。A面にバリオスの「大聖堂」、「ワルツ第3番」、ポンセ「南のソナチネ」。B面はダウランドのリュート曲が7つ並んでいる。1980年録音。ダウラ...

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