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六弦音曲覗機関 http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/

♪ろくげんおんぎょくのぞきのからくり♪ 音楽とギターに目覚めて幾年月。中年男の道楽人生なれの果て。

ピークを過ぎた中年サラリーマン。 真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。 http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/

マエストロ・与太
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2010/12/12

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  • ジャック・ルーシェ・トリオ「Play Bach」

    このところ道楽部屋の整理整頓を進めているが、仕事と違って納期不問でペースはいたって緩慢。きょうもダラダラボチボチ作業。BGMにと取り出したのはこの盤だ。初代ジャック・ルーシェ・トリオの演奏するバッハ。60年代から70年代に一世を風びしたといっていい音楽。彼の出現以降、バッハや広くクラシックをジャズやポップスアレンジで演奏することが珍しいことではなくなった。ジャック・ルーシェ(1934-2019)はクラシックの名...

  • マズア&LGO メンデルスゾーン交響曲第4番イ長調「イタリア」

    週末土曜日。昼から隣り町のマンドリン楽団の練習へゴー! 楽しく遊んで日が暮れた。終日穏やかな一日。夜になっても暖かい春の気配変わらず。音盤タイムも陽光満ちる伊太利をイメージしながら、この盤を取り出した。クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(LGO)によるメンデルスゾーンの交響曲第4番イ長調「イタリア」。1971年録音。手持ちの盤は70年代終盤に廉価盤で発売されたときのもの。第5番ニ短調「宗...

  • アンセルメ&OSR ウェーバー作品集

    降ったり晴れたり三寒四温。春を実感しつつも、日々あてもなく過ごす。週半ばの木曜日。昼をはさんでちょいと外出。三時前に帰宅して一服。ついでのアンプの灯を入れ、この盤を取り出した。エルネスト・アンセルメ(1883-1969)とスイスロマンド管弦楽団(OSR)による、カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826)の作品を収めた一枚。例のアンセルメ・ボックスセットの「その他欧州編」中のDisk31。収録曲は以下の通り。...

  • Ella and Basie!

    当地の今年の桜は、学校の入学式に文字通り花を添えた。かつての日本の光景そのものだ。希望に満ちた春の日とは裏腹に、きょうも無為の一日を終えた我が日常。夜更け前の音盤タイム。今夜はジャズ。取り出したのはこの盤。エラ・フィッツジェラルド(1917-1996)がカウント・ベイシー(1904-1984)率いる彼のバンドをバックに歌った、その名も「Ella and Basie !」というアルバム。1963年録音。手持ちの盤は90年代初頭に出た国内...

  • ジョン・ウィリアムス(g)の日本デビュー盤

    自宅周辺の桜もようやく開花。ここ何年かではもっとも遅いらしい。近年が異常に早かったというべきか…。 さて、四月最初の週末日曜日。宅内野暮用少々。道楽部屋の片付けは相変わらず進まず。1963年キングレコード発売のジョン・ウィリアムス(1941-)のLP盤。収録曲は以下の通り。トローバとポンセという、当時の盤としては中々玄人好みの選曲だ。 ソナチネ、夜想曲、カスティリャ組曲(以上トローバ) ワルツ、主題と変奏・...

  • ブライロフスキー ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調

    先日聴いたポリーニで思い出し、このところショパンの協奏曲を続けて聴いている。きょうもその流れで、こんな盤を取り出した。アレクサンダー・ブライロフスキー(1896-1976)が弾くショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調。オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団がバックをつとめる。1961年録音。リストの「死の舞踏」が併録されている。 手持ちの盤は70年代半ば、CBSソニーから「ヴィルティオーゾの饗宴」というシリーズの廉価...

  • ポリーニ&ベーム ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番ト長調

    月が改まって令和六年卯月四月。 このところの当ブログアクセス数はIPベースで120~150程度。相変わらずランキングバナーのクリック数は少なく、来訪者の1割に満たない。それも記事更新のあった日にとどまる。まあ、道楽爺の与太記事にコンスタントにお付き合いいただけるだけで幸いといたしましょう…と言いながらも、どうか引き続き応援方、宜しくお願い致します。さて、ポリーニの訃報にふれてから、このところ手元にある彼の盤...

  • ポリーニ ショパン ポロネーズ集

    何度か記事に書いた通り、このところアンプの入れ替えやら細部の調整やら、オーディオいじりを楽しんでいる。アナログ盤を聴く時間も増えて、きょうはここ10年近く使っていたオルトフォンSPU-Gを外し、スタントンのMM型カートリッジをセットした。正確な型番を失念してしまったが、500serの一つだったはずだ。十数年前にサンバレー(キット屋)でかなり古いもののデッドストックとして格安で販売されたと記憶している。久々に何枚...

  • バッハ フルート作品集

    ここ数年に比べて寒い日多かった今年の三月。きのう午後からようやく暖気流入。桜もこれからボチボチだ。野暮用一つ二つ。続いて道楽部屋の片付け。BGMにしたのはこの盤。ブリリアント版バッハ全集ボックスのフルート作品集。ステファン・プレストン(1945-)のトラベルソとトレヴァー・ピノック(1946-)のチェンバロ。伴奏部が通奏低音による曲ではジョルディ・サヴァールのガンバが加わる。1975年録音。以下のバッハのフルー...

  • サウンドバーガー

    随分前に手に入れながら長らく放置状態だったオモチャをようやく箱から取り出した。オーディオテクニカ製のレコードプレーヤー「サウンドバーガー」。一昨年、2022年秋にネットで限定発売され、その後昨年春からレギュラー商品としてラインナップされた。ぼくら世代以上の中には80年代に目にした輩も多いだろう。今から42年前の1982年に発売されたサウンドバーガー。カセットウォークマンで一世を風靡していたソニーもほぼ同時期に...

  • オーガスティン・ヴィーデマン(g)「Guitar Music of 90’s」

    今冬は当初暖冬の予報だったが、どうもこの三月は寒い日が多く、関東地方でも先週末には小雪が舞う程の天気だった。桜前線も昨年より遅れ気味の様子。これから一気に開花に進むのか…。さて、きょうもダラダラと無為に過ごし、道楽部屋の整理は遅々として進まず。溜息まじりに一服。BGMにこの盤を取り出した。1992年のハバナ国際ギターコンクールで優勝したドイツ生まれのオーガスチン・ヴィーデマン(1965-)というギタリストが19...

  • ポリーニのショパンピアノ協奏曲第1番ホ短調

    マウリツィオ・ポリーニが亡くなった。享年82歳。今朝のネットニュースで知った。ぼくら前後の世代にとっては青春時代から今日まで、実力・人気とも、常に世界のトップといってよいピアニストだった。合掌かつて音楽に親しみ始めた頃に若き俊英だった指揮者や演奏家の訃報にふれる機会が増えてきた。マゼール、アバド、小澤、ポリーニ…みな鬼籍に入った。気付けば自分も相応の年齢。長いようで短い人の一生に思いを馳せざるを得な...

  • ミッシャ・エルマン(Vn) クライスラー愛奏曲集

    ちょうど一年前、年度末業務が片付くとともに三月末で退職が決まった頃、呑気に東京散歩をしていたことを思い出す。 さて、きょうは野暮用あってあわただしく過ごすも昼過ぎには一段落。渋茶で一服しつつ、この盤を取り出した。オールドファン、それもぼくら世代よりひと回りかふた回り上の世代には懐かしいミッシャ・エルマン(1891-1967)。 19世紀末生まれでSP時代からの盤歴を持つエルマンの録音はCD時代になってからは中々...

  • 言行不一致にもほどがある!

    優秀なアキュフェーズを勝手な理由で放り出し、ヴィンテージ路線でいくだの、アンプはプリメインが潔いだのと言っておきながら、何だこのザマは…言行不一致にもほどがあるぞ、という話。昨年末、マランツPM-5とルボックスB226がやってきて、これで終生幸せな日々を送れるかと思っていた。しかしB226が到着後の初期不良かつ修理不能でサヨナラ(返品・返金)。出鼻をくじかれてしまった。そうなると無傷のアンプまで途端に輝きを失...

  • J・ブリーム 「Plays Granados and Albeniz」

    予想外に寒かった三月前半が終わり、先週後半からようやくこの時期らしい暖かさになってきたが、きょうは冬に逆戻り。寒い一日となった。暖を取りつつ道楽部屋の整理整頓。作業用BGMに選んだのはこの盤だ。ジュリアン・ブリーム(1933-2020)の録音を代表するアルバム10枚をオリジナル・ジャケットのデザインで復刻したボックスセット。2011年のリリース。その中からスペイン物を弾いた一枚を取り出した。収録曲は以下の通り。ギ...

  • 懐かしの映画音楽集

    道楽部屋の模様替え&整理整頓が徐々に進行中。音盤棚から古めの盤を取り出しBGMに納期不問ののんびり作業。いつ終わるのやら…きょうBGMに取り出したのは、1970年3月に講談社から出た映画音楽7枚組のレコードセット。その年の春、高校入学祝いとして待望のステレオと一緒に買ってもらった記念すべきレコードでもある。収録された曲の映画のワンシーンや主演俳優のグラビアがのっている中々豪華な冊子も付いている。高校1年になった...

  • ミシェル・オークレール(Vn)

    三月前半は平年より低めの気温が続き毎日震えていたが、ようやくこの時期らしい陽気になってきた。桜の開花まであと2週間程だ。 季節は移ろうものの、こちらは変わらず漫然とした日々。きょうも当てもなく過ごし、日が暮れた。夜更け前のリラックスタイム。音盤棚から久しく聴いていなかったこの盤を取り出した。ミシェル・オークレール(1924-2005)の弾くチャイコフスキーとメンデルスゾーンの協奏曲を弾いた盤。昔から名盤の誉...

  • スウィトナー&SKB ブラームス交響曲第2番ニ長調

    三月も半ばに差し掛かり、暖かい春を持ち焦がれつつ…少し明るい曲を聴こうかと、この盤を取り出した。ブラームスの交響曲第2番ニ長調。オトマール・スウィトナー(1922-2010)指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団(SKB)による演奏。1984年にお馴染みのベルリン・キリスト教会で録られた。手持ちの盤は十年程間にキングレコードの廉価盤シリーズで出たときのもの。同コンビによるブラームス交響曲全曲がCD3枚でリリースされた。構想か...

  • ジョン・コルトレーン「Blue Train」

    週末日曜日。きょうは延ばし延ばしにしていた道楽部屋の模様替えに着手。クロゼット内のがらくた整理に精出した…が道半ば、いや道五分の一…。さて、夜更け前の一服。今夜はジャズ。この盤を取り出した。ジョン・コルトレーン(1926-1967)唯一のブルーノート録音「ブルー・トレイン」。 こうしてブログに取り上げるのさえ気恥ずかしくなるような定番・名盤だ。ジョン・コルトレーン(ts)、カーティス・フラー(tb)、リー・モー...

  • 映画「マエストロ:その音楽と愛と」

    先日観た映画を思い出しながら、例のバースタインとニューヨークフィルによるマーラー交響曲全集から第2番ハ短調「復活」を取り出し、絞り気味のボリュームで聴いている。昨年末にNetflixと一部劇場で公開された映画「マエストロ その音楽と愛と」。レナード・バーンスタイン(1918-1990)の生涯を彼の妻フェリシア・モンテアレグレ(1922-1978)とその家族とを中心に描いたというもの。少し前に当地でも公開されると知り、先日...

  • メニューイン&RPO ドヴォルザーク交響曲第8番ト長調

    CDやレコードを買わなくなって久しい。棚に収まったまま仮眠、冬眠中の盤が相当数ある。こちらの健康寿命が残っているうちに、それらの盤が永眠にならぬよう在庫確認が続いている。きょうも音盤棚を見回し、この盤を取り出した。ドヴォルザークの交響曲第8番ト長調。ユーディ・メニューイン(1916-1999)が指揮するロイヤルフィルハーモニー管弦楽団(RPO)による演奏。1994年録音。手持ちの盤は激安ボックスセットの雄:ブリリア...

  • 田邊ギターのサドル交換

    新しい田邊ギターを受け取ってから三ヵ月程が経過。この間、時間が許す限りせっせと弾いて感触を楽しんできた。表板他、初期の動きがある期間だが、問題となるような変化・変形はなし。特に弾き心地の肝となるネック・指板・サドル・ナット関連のセッティングも問題はない。このまま弾き進めてもいいのだが、気分転換も兼ね、予め用意してある低めのサドルに入れ替えてみることにした。昨年、製作段階の打ち合わせで、弦高の高低を...

  • ストラヴィンスキー ハ調の交響曲

    月が改まって令和六年弥生三月。このところ冬に戻ったかのような寒い日が続いているが、数週間後には桜の季節。早晩暖かくなるだろう。 さて、このところマーラーを続けて聴いていたので、きょうはちょっと気分転換。音盤棚を見渡し、この盤を取り出した。イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)のハ調の交響曲(Symphonie en ut)。エルネスト・アンセルメ(1883-1969)指揮スイスロマンド管弦楽団による1960年の録音。去...

  • アバド&CSO マーラー交響曲第5番嬰ハ短調

    クラウディオ・アバドが亡くなってからすでに十年になる。2014年の1月20日過ぎ、ネットニュースで訃報に接した。享年80歳。アバドも80歳にもなっていたのか…そのとき、まずそう思った。ぼくが音楽をせっせと聴きだした70年代中盤には、次世代を担う若き旗手だった。そんなイメージからぼくの中でのいつまでも「若手」だった。 カラヤン亡きあとのベルリンフィルのシェフをなり、近代化と国際化を推し進めたアバドだが、同時にベル...

  • テンシュテット&LPO マーラー交響曲第5番嬰ハ短調

    先日来聴いているマーラー。今夜も続けて聴こうかと、この盤を取り出した。クラウス・テンシュテット(1926-1998)とロンドンフィルハーモニーによるマーラー交響曲全集。1977~1988年のスタジオセッション録音。手持ちの盤は20年近く前にEMIから出ていた一連のボックスセット中の一つ。今夜はこの中から第5交響曲嬰ハ短調を取り出して聴いている。テンシュテットのマーラーはこのスタジオ録音以外に相当数のライヴ盤が出ていて、...

  • バーンスタイン&NPO マーラー交響曲第5番ハ短調

    先回聴いたマーラー第5交響曲。これまで半世紀に渡って飽きるほど接してきた曲だが、久しぶりにスピーカーと対峙して聴き、その素晴らしさをあらためて感じた。ならば…と、きょうはこちらのマーラーを取り出した。レナード・バーンスタイン(1918-1990)が60年代に当時の手兵ニューヨークフィルと録音したマーラー交響曲全集(第10番は1975年録音。また第8番はロンドン響との演奏)。十年程前にオリジナルLPジャケットデザイン12...

  • インバル&フランクフルト放響 マーラー第5交響曲

    寒さが戻り、小雪もちらつく週末金曜日。暖を取りつつアンプを灯を入れ、この盤をプレイヤーにセットした。エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団(一時期hr交響楽団に改称したが、数年前から再び旧来の呼称が公式名になった)によるマーラーの交響曲第5番ハ短調。1986年1月の録音。手持ちの盤は2000年代初頭に日本コロンビアの廉価盤シリーズCREST1000としてリリースされたときのもの。エリアフ・インバル(1936-)...

  • ホルン!

    週半ばの水曜日。気付けば二月も下旬になった。寒さもピークアウトし、寒暖行きつ戻りつしながら春の到来も近い。 さて、夜半前のひと時、机の上を片付けながらのナガラ・リスニング。さきほどからマーラーの第1交響曲を聴いている。以前、マーラー中間楽章の「つまみ聴き」の記事を書いたが、もちろん中間楽章以上にマーラーの終楽章は感動的だ。来るぞ、来るぞ、とわかっていながら、そのクライマックスに向けての演出に引き込...

  • 小澤&BSOのバルトーク

    先日訃報にふれた小澤征爾(1935-2024)。ぼく自身は彼の熱心なファンというわけではなかったが、手元には何枚かの盤がある。きょう取り出したのはかつての手兵ボストン交響楽団(BSO)を振って録音したバルトークの管弦楽曲集。この盤も発売当時買ったものではなく、例によって二十年近く前、出張帰りに梅田の中古レコード店で手に入れた。発売当時から印象に残っている中々強烈なジャケットデザイン。ライナーノーツにはジャケ...

  • カーメン・マクレエ「After Glow」

    週末土曜日。昼から隣り町のマンドリン楽団の練習へ。きょうはギターではなく、マンドラ・テノールのパートを弾くため例のリュート・モデルノ(マンドリュート)を背負って参加。久しぶりのリュート・モデルノ。終始よたよた運転で練習を乗り切った(ふ~っ)。さて、夜半前の音盤タイム。ほとんど縁の無くなったバレンタインデーの名残りのチョコを頬張りつつ、こんな盤を取り出した。「My Funny Valentine」というジャズのスタン...

  • ディッタースドルフ 「オヴィディウスの転身物語」によるシンフォニア集

    今週に入って一気に春めき、気温も20度近くまで上昇。郊外の公園では蝋梅が香り、穏やかな陽ざしが降り注ぐ。このまま春に向かうかな…。 きょうも窓から差し込む陽光を受けながらの音盤タイム。久しぶりにこの盤を取り出した。ウィーン古典派の重鎮ディッタースドルフの「オヴィディウスの転身物語」によるシンフォニア集。この手の落穂ひろい的レパートリーの発掘では最右翼のナクソスレーベルの一枚。演奏はハンス・ペーター・グ...

  • メンデルスゾーン 協奏的変奏曲作品17

    あれこれ身辺諸事が滞り、きょうはちらかり放題の机まわりの整理。見かけだけは少々片付き、安堵して一服。ついでアンプの灯を入れ、こんな盤を取り出した。メンデルスゾーン(1838-1897)のチェロとピアノための協奏的変奏曲作品17。手持ちの盤は随分前に手に入れた激安ボックスセット。ブリリアントクラシクスのメンデルスゾーン室内楽全集中の一枚。メンデルスゾーンが書いたチェロ作品、ソナタ2曲、無言歌、そしてこの協奏的...

  • チョイと宅録 E.プジョール「小ロマンス」

    ここ二、三日寒さもピークアウトしたかと思わせる日が続いている。とはいえ、まだ春の陽気には遠く、ギターを弾くにもまずは道楽部屋を暖め、手を暖め…思い立って即練習とはいかない。まだしばらくは新しい課題に取り組むのは難しそうだし、そういえば録音も久しくしていないなあ…などど考え、このところポロポロと弾いて遊んでいたこの曲を録音してみた。エミリオ・プジョール(1886-1980)の「小ロマンス」。プジョールはギター...

  • 伊福部昭 管弦楽作品集

    きのう2月8日は作曲家伊福部昭(1914-2006)の命日だ。2006年2月8日に亡くなったときのことを覚えている。たまたまその数日前に写真のCDを買い、伊福部昭の作品を初めてまともに聴いた直後だったからだ。伊福部昭は北海道帝国大学農学部出身。在学中からギター曲や歌曲も作っていたようだ。当時日本国内ではほとんど無名でありながら、海外ではその大胆かつ先端の管弦楽技法が評価された。一般には映画「ゴジラ」をはじめ多くの映...

  • カイルベルト 「MOZART in PRAG」

    オーディオセットを入れ替えてから古めのLP盤を手に取ることが多くなった。見た目の雰囲気重視…真の音楽愛好家からは相手にされそうもないが、ささやかな個人の楽しみ。まあ、いいでしょう。きょう取り出したのはこの盤。ヨーゼフ・カイルベルト(1908-1968)とバンベルク交響楽団による「プラハのモーツァルト」と題された一枚。この盤のことはだいぶ前に例の本で知った。カラヤンと同い年だったカイルベルトが、手兵のバンベル...

  • ソルの二重奏曲集

    先回のメルツに続き、きょうはお馴染みソルの二重奏を聴く。フェルナンド・ソル(1778-1839)が作ったギターのための二重奏曲をCD2枚に収めたナクソス盤。弾いているのは、ロベルト・クビカとヴィルマ・ファン・ベルケルという二人組。1994年から95年にかけての録音。ソルはギター弾きにはお馴染みの作曲家だ。19世紀初頭の古典ギター全盛期、多くのギター演奏家兼作曲家が活躍した中でも格段に優れた曲を残した。スペイン生まれ...

  • メルツの二重奏曲集

    久しぶりにメルツのギター二重奏を聴く。ヨーゼフ(ヨハン)・ガスパール・メルツ(1806-1856)のギター二重奏作品を集めたアルバム。YouTubeですっかり知られるようになったクラウディオ・マッカリとパオロ・プリエーゼという二人組みによる19世紀ギターを用いた演奏。2001年の録音。今から二十年近く前、仕事で欧州へ何度が出張した際、滞在先で手に入れた。手に入れた当時はまだギターへの本格カムバック前夜で、メルツの二重...

  • ホロヴィッツ・オン・TV

    月があらたまって令和六年如月二月。昨年末からひと月間、ブログ更新の頻度を上げてみたが、この間のアクセス数は特に変化なし。大体アクセル者のうち十名に一人がクリックしてくれているランキング・バナーのクリック数は少しアップ。これが多いか少ないかよく分からないが、いずれにしても所詮はマイナーな分野の素人記事。まあ、そんなものだろうと観念して、以前のペースに戻すことにした。変わり映えしない記事が続く見込みで...

  • 加藤知子(Vn)エルガー作品集

    きょうで一月が終わり。正月気分もあまりないまま年明けし、変わり映えしない日常でひと経った。さて、きょうもひと息ついて夜も更けて…変わり映えしない音盤タイム。今夜はちょっとリラックス…この盤を取り出した。エルガー作品集。加藤知子のヴァイオリン、江口玲のピアノ伴奏。1997年に山梨県の牧丘町民文化ホール(現:花かげホール)で録音されている。日本コロンビアの廉価盤シリーズ中の一枚。エルガーが生涯に渡って書き続...

  • アンナ・モッフォ&ストコフスキー

    日中の陽射しが暖かな一日。それでも夜半前には少々冷えてきた。ストーブに載せたやかんがコトコト音を立てる。安直にインスタントコーヒーを一杯。こんな夜は美形のディーヴァに癒されようかと、取っておきのこの盤を取り出した。アンナ・モッフォ(1932-2006)がストコフスキー(1882-1977)指揮の管弦楽伴奏で歌っている有名な盤。1964年録音。収録曲は以下の通り。・カントルーブ:<オーヴェルニュの歌>から アントゥエ...

  • ジュリアーニ「私の愛する花の選集」作品46

    一月も最終週。きょうも程々に寒い一日だった。しかしそこは文明社会。暖を取りつつギターの練習。こんな楽譜を取り出してひとしきり楽しんだ。マウロ・ジュリアーニ(1781-1829)の「私の愛する花の選集」作品46。楽譜は海外アーカイブで簡単に見ることが出来るが、校訂ノートも付いた楽譜が現代ギター社から出版されたので手に入れたもの。この曲集には10曲の小品から成る「ジュリアナーテ」作品148も収められている。「私の愛...

  • シノーポリ&ベルリンドイツオペラ 「オペラ合唱曲集」

    先回聴いたワーグナーの合唱曲集。その流れできょうは音盤棚の隣りにあったこの盤を取り出した。ジョゼッペ・シノポリ(1946-2001)がベルリン・ドイツ・オペラを振って入れた「オペラ合唱曲集」。モーツァルト、ベートーヴェン、ワグナー、ウェーバーといったドイツオペラから5曲。そしてヴェルディが6曲収録されている。1982、1984年の録音。イタリアオペラはとんと縁がないのだが、この合唱曲集はときどき聴く。収録曲は以下の...

  • ワーグナー合唱曲集

    時々聴きたくなる盤というものがあるが、ワーグナーの作品もその一つだ。ドイツ語もゲルマン精神も分からずにワグナーファンなどと言うつもりはもちろんないが、かれこれ半世紀に渡り、その楽曲に親しんできた。とはいえ長大な全曲に何時間も対峙する覚悟もなく、大体は管弦楽曲集や抜粋盤を聴いて程々に手を打つことにしている。デッカのバイロイト・ライヴ盤やショルティ盤、いくつかのダイジェスト盤などを差し置いて、よく聴く...

  • ベルリオーズ「ハンガリー行進曲」

    先日の記事に書いたジョージ・セル&クリーヴランド管のライヴ盤。当日のアンコールとして演奏されたベルリオーズ「ハンガリー行進曲」を久しぶりに聴いて思い出し、きょうは手持ちの盤でこの曲の聴き比べをしてみた。取り出したのは写真の三点。まずはサバリッシュ先生(1923-2013)。1987年にバイエルン国立歌劇場管と録音した管弦楽名曲集の中のもの。いかにもサバリッシュというべきか、終始インテンポをキープ。各パートとも...

  • ベルガンサ&イエペス「中世・ルネサンスのスペイン歌曲」

    14年目に入っている本ブログ。昨年末からの更新頻度アップにもかかわらず日々のアクセス数はほぼ横ばいではあるが、「心ある」閲覧者のランキング・バナークリックや拍手に支えられ日々更新を続けている。拍手の数はギターやオーディオの記事で多くなることから、閲覧者の関心はそのあたりなのかもしれないが、実態はわからない。まあ、日々の備忘録のようなものなので、このままいきます。 さて、ギター弾きを自認しながらギター...

  • バッハ平均律の嬰ハ短調

    昼から野暮用外出。帰宅後、渋茶で一服しつつ部屋の片付。ついでにアンプの灯を入れ、この盤を取り出した。ヴァレリー・アファナシエフ(1947-)の弾くバッハ:平均律クラヴィーア曲集。第1集、第2集それぞれCD2枚で構成されている。1995年スイスでの録音。手持ちの盤は20年近く前に日本コロンビアの廉価盤シリーズ:CREST1000としてリリースされたときのもの。平均律の全曲盤というと、何気なくBGM的に聴くことも多い。そんなと...

  • G・セル&クリーヴランド管 東京ライヴ1970

    きょうは乱雑になっていた音盤棚を整理。見た目は整然としたが、整理をする度に過去の置き場所の記憶がリセットされ、ますます探し出すのに苦労するという悪循環におちいっている。どうしたものか…。さて、きょうは整理の途中で目に留まったこの盤を取り出した。過去、何度か記事に書いたことがあったが、あらためて聴くのは本当に久しぶりだ。高度成長まっしぐらの昭和45年(1970)。この年、大阪万博に合わせて多くの海外オーケ...

  • ハイドン 三重奏曲集

    週明け月曜日。昼前は少し念入りにギターの朝練。午後からアンプの灯を入れ音盤タイム。しばらく聴いていなかったこの盤を取り出した。スイスの名門クラヴェスレーベルから出ていたハイドンの三重奏曲を収めた一枚。以前ネットで箱買いしたLP数百枚の中に入っていたもの。1974年録音。まったくのMINT状態で盤質・音質共に極上だ。収録曲はHob.XV:16、XV:17、XV:15の3曲(この盤の表記ではぞれぞれ第30番、29番、31番)。この盤に収...

  • 最近の朝練メニュー

    昨年春に仕事を辞めてサンデー毎日状態になったが、あれこれ野暮用はあるもので、中々が気ままな風来坊とはならない。が、それでも以前と比べたら制約が少なくなり、ギターの練習時間も確保できるようになった。当面ギターの練習を優先度「高」と位置付け、午前中の黄金時間帯に行うことにしている。朝の身支度を整え、部屋が程々に暖まったところでギターを取り出し、ゆっくりと調弦を始める。ケースから出したばかりの楽器はこの...

  • サヴァリッシュ&VSOのハイドン

    寒さもピーク。日中の陽だまりが頼りだが、きょうは終日曇り空。夕方からは雨が降り出した。仕方なく化石燃料とアラジンストーブで暖をとる。部屋が程よく暖まったところでアンプの灯を入れ音盤タイム。取り出したのは少しレトロなこの盤。壮年期のウォルフガング・サヴァリッシュ(1923-2013)が振ったハイドンの交響曲。60年代の国内盤LP。ウィーン交響楽団(VSO)との一連の録音の一つで第94番「驚愕」・第100番「軍隊」の2曲...

  • ダイナ・ワシントン「Dinah Jams」

    入れ替えたオーディオセットはその後順調に動作している。見た目で選んだアンプも雰囲気よく、古めのLP盤を聴く楽しみも倍増…というわけで、きょうはこんな盤を取り出した。1963年に39歳で急逝したダイナ・ワシントン(1924-1963)のヴォーカルと、彼女を取り囲むように名手達によるソロ回しのジャムセッションが聴けるアルバム「Dinah Jams」。1954年モノラル録音。収録曲は以下の通り、お馴染みのスタンダードチューンが続く。...

  • フルトヴェングラーの「春」

    年明けからの記事を振り返ってみると、何となく「春」をテーマに盤を選んでいることに気付いた。ならば…ということで、きょうも「春」。先日のサヴァリッシュ、スウィトナーの「春」に続き、大御所のこの盤を取り出した。ロベルト・シューマンの交響曲第1番変ロ長調「春」。フルトヴェングラー(1886-1954)指揮ウィーンフィルによる1951年10月29日ミュンヘンにおけるライヴ録音。当日演奏されたベートーヴェンのコリオラン序曲も...

  • モーツァルト K.563

    一月も半ば。寒さもこれから二月初旬までがピークだ。さて、週半ばの水曜日。窓から差し込む陽射しを受けつつ昼下がりの音盤タイム。穏やかな冬の午後には…と考え、この盤を取り出した。パスキエ・トリオによるモーツァルト「弦楽三重奏のためのディベルティメント変ホ長調K.563」。パスキエ・トリオの名盤として昔から知られるものの一つ。詳細データを確認していないが、60年代初頭のステレオ録音。手持ちの盤は例によって出張の...

  • スウィトナーの「春」

    年末からブログ更新頻度が上がったせいか、このところランキングサイトの順位も少し上がった。 更新ペースがいつまで続くか分からないが、引き続き記事下方にあるランキングバナーのクリックに御協力の程よろしくお願いいたします。コメントもお気軽にぜひ。さて、先日聴いたサヴァリッシュのシューマン交響曲第1番「春」で思い出し、きょうはサヴァリッシュ同様、ぼくら世代にはお馴染みだったこの指揮者の「春」を取り出した。オ...

  • パイヤールの「四季」

    忘れた頃に聴きたくなる、今更ながらのヴィヴァルディ「四季」。バロック音楽ファン、ヴィヴァルディ・ファンでもないが、手元に何枚かある「四季」の盤(写真)から、きょう取り出したのはパイヤール室内管弦楽団による演奏。ジャン=フランソワ・パイヤール(1928-2013)は50年代に自身のアンサンブル:パイヤール室内管弦楽団を組織し、60年代から70年代にかけてエラートレーベルにぼう大な録音を残した。ぼくら世代にはパイヤ...

  • 伊東ゆかり「メモリーズ・オブ・ミー2~a taste of bosssa~」

    最近はまともにクラシックと対峙して聴く時間が少なくなった。変わってチョイ聴き、ナガラ聴き。その対象ももっぱら60~80年代の邦楽ポップス。古めの歌謡曲から昨今人気のJ-POPまで、手持ちの盤やYouTube音源で楽しんでいる。きょうもそんな気分で音盤棚を見回し、久しぶりにこの盤を取り出した。伊東ゆかり(1947-)が歌うカヴァーアルバム「メモリーズ・オブ・ミー2」。 2とあるからには、2なしの「メモリーズ・オブ・ミー」...

  • サヴァリッシュの「春」

    先日、新春らしい曲としてウィンナワルツの盤を聴いた。その続きできょうのテーマは少し気が早いが「春」。「春」ですぐ思い付いたこの盤を取り出した。ウォルフガンク・サヴァリッシュ(1923-2013)がシュターツ・カペレ・ドレスデン(SKD)を振って70年代初頭に録音したシューマンの交響曲集。その中から第1番変ロ長調<春>を取り出した。手持ちの盤は80年初頭にミドルプライスで再発した際のLP盤。このSKDとのシューマンは間...

  • さらば!アキュフェーズ

    2017年秋から6年間付き合ったアキュフェーズのセットに別れを告げた。6年前に生涯使い続けるつもりで手に入れたアキュフェーズ。正確で忠実で信頼性も高く、文句をつける点は何もなかった。では、なぜ?「面白みに欠ける」…随分勝手な言い分じゃないかと、我ながら呆れたのだが、一旦そう思い始めると、もはや修復は困難だった。いじいじ考えていても時間ばかりが過ぎる。残された健康寿命は長くないのだ。「もうだめだ。別れよう...

  • シューリヒトのウィンナワルツ集

    近年、年末の第九も年明けのニューイヤーコンサートもすっかりご無沙汰だ。正月の夜、テレビの前に陣取って中継を楽しみにしていたのはいつ頃までだったろうか。何事も加齢のせいにするのはいかがなものかと思うが、実際のところそれ以外に理由が見当たらない。まあ仕方ないか…と思いつつも、きょうは何となくウィンナワルツが聴きたくなり、音盤棚を探ってこの盤を取り出した。カール・シューリヒト(1880-1967)がウィーン国立...

  • サン=サーンス:チェロと管弦楽のための組曲 作品16

    昨晩、八代亜紀の訃報にふれた。昨年夏、体調崩して入院というニュースはみていたが、あまりに急で驚いた。格別ファンだったわけではないが、手元にはシングル盤とアルバムが何枚かある。近いうちにあらためて聴いてみようと思う。合掌さて、週半ばの水曜日。夜半前の音盤タイム。久しぶりにこの盤を取り出した。イギリスのチェリスト:スティーヴン・イッサーリス(1958-)の弾くサン=サーンスのチェロ作品集。収録曲は以下の通...

  • A・シフのバッハ

    PCのキーボードに向かいブログ記事の更新。正月気分も抜け…と常套句で書き出したが、そもそも正月気分にもなっていないなあと思い、バックスペースキー連打で消去。下手な作文はやめておこう。さて、変わらぬルーチン音盤タイム。きょうはこの盤を取り出した。アンドラーシュ・シフ(1953-)の弾くバッハ:パルティータの英デッカLP盤。シフの弾く一連のバッハ演奏は20年程前にまとめてCDを手に入れ、一時期よく聴いていた。この...

  • 稲垣潤一「Shylights」

    松の内も明けたので、音盤タイムも「6」しばりは一旦終了。きょうは気分を変えてこんな盤を取り出した。稲垣潤一(1953-)のセカンドアルバム「Shylights」。1983年2月のリリース。手持ちの盤は例によってリサイクルショップのジャンク箱で捕獲したもの。収録曲は以下の通り。sideA1. ドラマティック・レイン2. 風のアフロディーテ3. (揺れる心に)フェード・アウト4. コインひとつのエピローグ5. SHYLIGHTSsideB1. ロンリー・ガ...

  • マーラー交響曲第6番イ短調「悲劇的」

    年初来続けている令和6年・「6」しばりの音盤タイム。きょうは重量級のこの盤を取り出した。ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団によるマーラーの交響曲第6番イ短調「悲劇的」。手持ちの盤は十年程前にセルの盤がまとまってリリースされたときのもの。第4番とのカップリングで、それぞれがCD1枚に収められている。第6番はセル唯一の録音で1967年10月にクリーヴランド管の本拠地セヴェランスホールで行われた演奏会のライヴ録...

  • M・ジュリアーニ 「ロッシニアーナ」第6番作品124

    昨年末に右手中指にちょっとした傷を負ってしまい、まともにギターが弾けない状態が続いていた。ほんの切り傷だが、こうした傷の治りも以前と比べ時間がかかる気がする。これも加齢の影響かな…。その傷もようやく治り、きょうは少し時間をかけてギターの練習。いつものウォーミングアップを終えたあと、さらったのは引き続き「6」しばりでこの曲。古典ギター全盛期イタリアの作曲家・ギタリスト:マウロ・ジュリアーニ(1781-1829...

  • モーツァルト ピアノソナタ第6番ニ長調 K.284

    年末からブログ記事を連日更新しているのが奏功してか、このところランキングサイトの順位も少し上がった。 更新ペースがいつまで続くか分からないが、引き続き記事下方にあるランキングバナーのクリックに御協力の程よろしくお願いいたします。 さて、令和6年にちなんだ「6」しばりの音盤タイム。きょうはこちらの「6」番を取り出した。モーツァルトのピアノソナタ第6番ニ長調K.284。ダニエル・バレンボイム(1942-)によるモー...

  • ドヴォルザーク 交響曲第6番ニ長調

    地震、航空機事故と年明け早々多難なスタート。能登の珠洲市はかつて学生時代に演奏旅行で訪れたことがある町だ。懐かしさを通り越し悲痛な思いにかられる。 さて、三が日も終わって世間は平常運転開始。様々な世相を眺めながらも、変わらぬ身辺諸事に幸いを感じつつ、きょうもギターの朝練をこなし、ひと息ついて音盤タイム。令和6年にちなんだ「6」しばり。きょうはこの盤を取り出した。チョン・ミョンフン(1953-)とウィーン...

  • モーツァルト 交響曲第6番ヘ長調 K.43

    新年三日目。きょうは朝から曇り空。陽射しなく寒さに震える。暖を取りつつ、令和6年にちなむ「6」しばりの音盤タイム。きょう取り出したのはこの盤。モーツァルトの交響曲第6番ヘ長調 K.43。カール・ベーム(1894-1981)がベルリンフィルと録音したモーツァルト交響曲全集中の一枚。手持ちの盤はベームが残した独墺系交響曲(モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス)の全集がまとまっているボックスセットで、...

  • バッハ BWV6 カンタータ「われらと共に留まりたまえ」

    この時期には珍しく年末にひと雨あった関東地方。年明けは穏やかな好天となった。散歩途中でみた近所のショッピングモール駐車場は、初売りの目玉を求める人たちだろうか、朝から随分と混雑。もはやその列に加わる年齢ではなくなったなあと横目で見ながら帰宅した。一服して音盤タイム。さて年明け最初に何を聴こうかと思い、ここ何年かの年頭に習い、令和「6」年にちなみこの盤を取り出した。バッハ作品番号BWV「6」のカンタータ...

  • 迎春令和六年甲辰

    新年の始まりに諸々思いを新たにいたしましょう。本ブログ恒例、年頭の世相回顧クロニクルで過去を見据え、今年そして未来を占いましょうか。■20年前 2004年 平成16年小泉首相訪朝・拉致家族被害者5名帰国。芥川賞19歳綿矢りさ20歳金原ひとみ最年少受賞。吉野家BSE対応新メニュー・カレー丼発表。アテネ夏季五輪。アニメ映画「ハウルの動く城」公開。「世界の中心で愛をさけぶ」 <物故>カルロス・クライバー。世良譲。いかりや...

  • 令和五年卯年回顧

    今年も残すところわずか。記事も単調・マンネリとなって久しい本ブログだが、恒例により年の瀬の本年回顧。あらためて書き残す出来事もないが、以下ブログタイトルに沿って備忘を記して今年最後の更新としよう。■六弦■勤め人生活を終えたこの春以降、可能な限り毎日ギターに触れ、午前中2時間程の練習を続けている。練習メニューはほぼ変わらず、カルカッシ作品60のアルペジオでウォーミングアップし、続けて同じカルカッシ「25の...

  • 新・田邊ギター検分

    出来上がった田邊ギターを受け取ってからひと月ほど経った。朝練かねて毎日せっせと弾いている。出来立てほやほやの初期段階ではあるが、楽器の個性はおおよそ把握できた。これから次第に変化していくだろうが、現時点の備忘を残しておこう。左:ロマニリョスモデル2004年 右:サントスモデル2023年<ビジュアル>第一印象は神の声。何事も見た目は重要だ。お願いした通りのシンプルで控え目な造作ながら、高い工作精度ととってお...

  • 松任谷由実「紅雀」「流線形’80」

    このところブログへのアクセス数が微増。たまたま更新が続いたせいだろうか。もっともアクセス数の割にはランキングバナーのクリックは相変わらず低調。まあ、記事へのお付き合いだけで有難いが、ついでに記事下方にある<クラシック音楽鑑賞>のバナーをワンクリックしていただき、ランキングサイトへ飛んだあと再び当ブログ名をクリックして戻ってきてもらえると更にハッピー(面倒なこというオヤジだなあ)。どうぞ引き続きよろ...

  • グールド バッハ:イギリス組曲

    今年も残すところあと数日。世間の喧騒をよそに、いつもと変わらぬ前期高齢者の日常。しぶとく音盤在庫の確認に精を出そう。きょう取り出しのはこの盤。グレン・グールド(1932-1982)の弾くバッハ「イギリス組曲」。いつもなら例のボックスセットから取り出すのだが、きょうは気分を変えて手持ちのLP盤を取り出した。全6曲が70年代初頭から中庸の1971年から76年にかけて録音されている。グールドの盤歴の中では比較的遅い時期の...

  • 中森明菜「北ウィング」

    クリスマスイヴの昨日、中森明菜の公式YouTubeチャンネルが開設された。表舞台から姿を消して久しい彼女だが、世の多くの明菜ファンに支えられ、その人気は根強い。今回のニュースにもファンたちはすぐに反応し、アップされた「北ウィング」を歌う動画は一日で150万回再生をカウントしている。ぼくは80年代にはすでに勤め人として程々に働いていたし、聴く音楽はクラシック中心。アイドル達の歌声はテレビの向こうで何となく流れて...

  • イタリア合奏団 クリスマス協奏曲集

    世間はクリスマスイヴ。「関係ねえや」と開き直るのも大人げないので、信心よそに音盤取り出し、楚々と楽しもう。イタリア合奏団による「クリスマス協奏曲集」と題された一枚。ヴィヴァルディ、トレッリ、コレッリ、マンフレディーニ、ロカテルリといったイタリアンバロック時代の作曲家たちの合奏協奏曲から、クリスマスにちなむ曲を集めたアルバムだ。「クリスマスにちなむ」いうのは、曲中にパストラーレ(田園・牧歌)風の楽章...

  • メンデルスゾーンのドッペル

    12月も下旬の週末金曜日。近くのショッピングモールの横を通ると人出の多さに驚いた。クリスマス感・年末感ゼロの自分の生活と世間のギャップを実感。何だかなあと溜息一つ。さて、気を取り直して音盤の在庫確認。先回のメンデルスゾーン「スコッチ」で思い出し、こんな盤を取り出した。オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の一連の録音からメンデルスゾーンのあまり演奏されない協奏曲とモーツァルトの第38番ニ長調「プラハ」...

  • クレンペラーの「スコッチ」

    きょうはだいぶ前にNHKBSで放送された欧州紀行番組の録画を一気見。そこで思い出し、この盤を取り出した。メンデルスゾーンの交響曲第3番イ短調「スコットランド」作品56。この曲の名盤の一つとして名高いクレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団による演奏。1960年録音。手持ちの盤は90年代中庸に第4番「イタリア」とのカップリングでリリースされた盤。当時東芝EMIが進めていたHS2008マスタリングによるもの。このHS2008マスタ...

  • マヌエル・バルエコ「イタリアン・クラシック」

    少し前に聴いたバルエコのギター。その続きで、きょうはこの盤を取り出した。70年代半ばから米国で評判が広まり、1978年から80年にかけて録音された「マヌエル・バルエコの芸術」と称する三枚のアルバムでデビューを飾ったマヌエル・バルエコ(1952-)。先日聴いた「スペイン・リサイタル」に続き、きょうは「イタリアン・クラシック」を題された盤を取り出した。その題名通り、バロックから古典期のイタリアの作曲によるギター曲...

  • ウィントン・ケリー「Kelly Great」

    久しぶりにジャズ。取り出したのはこの盤。ウィントン・ケリー(1931-1971)の名盤として名高い「Kelly Great」。トリオとしてのメンバー、ベースのポール・チェンバース、ドラムスのフィリー・ジョー・ジョーンに、リー・モーガンのトランペットとウェイン・ショーターのテナーサックスが加わっている。1959年NY録音(モノラル)。手持ちの盤は70年代終わりにミッドプライスで出た国内盤。収録曲は以下の通り。Side A1. Wrinkles...

  • C・シューリヒトのモーツァルト

    ここ何年かと同様、年末感ゼロで月日が過ぎていく。きょうは野暮用あって朝から出陣。夕刻近くに帰宅した。ひと息ついて暖を取りつつ音盤ルーチン。きょうは取り出したのはこの盤だ。カール・シューリヒト(1880-1967)がパリオペラ座管弦楽団を指揮したモーツァルト。交響曲第40番ト短調と第41番ハ長調「ジュピター」がカップリングされた一枚。手持ちの盤は1980年に日本コロンビアから廉価盤で出たときのもの。例によって20年程...

  • シューベルト ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調作品99

    週明け火曜日。昼過ぎに頼まれ事でちょいと外出。帰宅後、夕刻まで時間もあったので音盤棚を見回し、目の合ったこの盤を取り出した。もっとも敬愛するチェリストの一人、アントニオ・ヤニグロ(1918ー1989)が参加しているシューベルトのピアノトリオ。ピアノはパウル・バドゥラ・スコダ(1927-2019)、ヴァイオリンはジャン・フルニエ(1911ー2003 チェリスト:ピエール・フルニエの弟)。ヤニグロとトリオを組んでいくつかの録...

  • 祝!50歳 エルナンデス・イ・アグアド

    コロナ渦になる前年2019年に手に入れた1973年作エルナンデス・イ・アグアド。数えてみれば今年でちょうど50歳になる。昨年、浜松のギター製作家:江崎秀行氏の工房へいったときのことは以前の記事に書いた。その際、江崎氏とギターとの半世紀にわたる関りを自ら著した「ギターとの闘い」を頂戴した。生い立ちに始まり、ヤマハでの仕事ぶり、やがてスペインに渡り、エドアルド・フェレールそしてエルナンデス・イ・アグアドの工房で...

  • セル&クリーヴランド管 「Bohemian Carnival」

    きょうも穏やかな一日。仕事を辞めてからも何とか曜日の感覚はあって、週末金曜日には何となく安堵を感じる。さて、先回は少々内省的な曲を聴いたので、きょうは華やかにと思い、この盤を取り出した。ジョージ・セル(1897-1970)指揮クリーヴランド管による「ボヘミアン・カーニバル」と題されたLP盤。1963年、セルの楽壇生活50年を記念して録音された一連の録音のひとつ。手持ちの盤は1964年国内初出盤。レーベルには米CBS傘下...

  • カラヤン&BPO 新ウィーン楽派作品集

    きのうは日照なく底冷えの一日、きょうは一転小春日和。行きつ戻りつ、次第に師走らしくなっていく。 さて、いつもの音盤タイムも今宵は心静かにと、こんな盤を取り出した。カラヤンが70年代半ばに録音して当時大いに話題となった新ウィーン楽派作品集から抜粋盤。収録曲は以下の通り。1.オーケストラのためのパッサカリアop.1(ウェーベルン)2.叙情組曲からの3章(ベルク)3.3つのオーケストラ曲op.6(同)4.オーケストラの...

  • マヌエル・バルエコ「スパニッシュ・リサイタル」

    久しぶりにギター。取り出したのはこの盤だ。80年代以降のクラシックギター界に大きな存在感を示したマヌエル・バルエコ(1952-)。70年代半ばから米国で評判を広まり、1978年から80年にかけて録音された「マヌエル・バルエコの芸術」と称する三枚のアルバムが世に出た。彼の実質的なデビューアルバム。手元には当時手に入れた第2作「スパニッシュ・リサイタル」と第3作「イタリアン・クラシック」の二枚がある。きょうはそのうち...

  • コダーイ 「ガランタ舞曲」

    暖冬予報が外れているのか、思いのほか寒い師走入り。昼から隣り町のマンドリン楽団の練習に参加。陽が落ちかける頃に帰宅した。いつも通りの週末の夜。音盤棚を見回していたらこんな盤が目に留まって取り出した。ゾルタン・コダーイ(1882-1967)の管弦楽を収めた一枚。ハンガリーの指揮者ヤーノシュ・フェレンチェーク(1907~1984写真)とブダペストフィルによる演奏。フェレンチェークは、フリッチャイ、セル、オーマンディー...

  • J.ヨアヒム ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品11

    きょうで11月も終わり。ひと月後には大晦日そして正月。それにしても加齢ゆえの恐ろしき時間感覚…なんて早いのだ。さて、残された健康寿命を全うすべく、だらだらと音盤道楽。きょうはこの盤を取り出した。ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)作曲のヴァイオリン協奏曲ニ短調作品11。アーロン・ロサンドがソロをとり、ジークフリート・ケーラー指揮ルクセンブルク放送管弦楽団がバックを付けている。1971年12月録音。手持ちの盤は197...

  • ニールセン 弦楽のための小組曲 作品1

    寒かった先週末から気温が幾分か上がり、きょうは穏やかで暖かい一日だった。午前中から野暮用外出。三時を少し回って帰宅した。一服しながらアンプの灯を入れ、先回の記事に書いたシベリウスで思い出し、この盤を取り出した。80年代半ばに東芝EMIから出ていた<北欧の抒情シリーズ>。手元にはこのシリーズの盤が数枚ある。今夜取り出したのはグリーグ、ウィレン、ニールセンらの弦楽合奏曲を集めた一枚。ライナーノーツには録音...

  • シベリウス 組曲「恋人(Rakastava)」

    気付けば11月も末。週末日曜日、寒さもいきなり本番。終日ストーブに灯を入れ過ごす。それでも、陽射しが差し込む日中の室内は穏やかな空気に満たされる。気分も落ち着いた昼下がり、アンプの灯を入れ、この盤を取り出した。80年代初頭東芝EMIから「北欧の抒情シリーズ」と銘打って一連のアルバムが発売された際に入手した一枚。北欧ときたら、やはり熱情ではなく静寂、抒情だろうか。確かに北欧は人口も少ないし、ぼくの少ない体...

  • 荒井由実「YUMING BRAND」

    周回遅れで聴いている荒井由実。きょうはこの盤を取り出した。1976年6月に出た荒井由実の初ベスト盤「YUMING BRAND」(写真右端)。ジャケットには昭和世代にとっては懐かしい赤と青のセロファンを使った立体視のギミックが施されている。例によって近所のリサイクルショップのジャンク箱で捕獲した一枚。収録曲は以下の通り。Side1あの日にかえりたい/少しだけ片想い/やさしさに包まれたなら魔法の鏡/ルージュの伝言Side212月...

  • 新・田邊ギター出来!

    注文していた田邊ギターが出来上がり、少し前の大安吉日を選んで工房へ出向いて受け取ってきた。酷暑を極めたこの夏の少し前から製作が本格化。いつもながらも丁寧な仕事を経て、この度完成となった(これまでの経緯はこちら→その1、その2、その3)。音の検分はいずれあらためてということで、きょうはその美しい姿だけ自慢げにお披露目したい。サントス・エルナンデスを参照した撫で肩の優雅なプロポーション表板はスペイン名...

  • ソニー・ロリンズ「サキソフォン・コロッサス」

    先日聴いたソニー・ロリンズ「橋」で思い出し、きょうはこの盤を取り出した。ソニー・ロリンズの代表的名盤を通り越し、モダンジャズの金字塔とまで言われる名盤「サキソフォン・コロッサス」。ソニー・ロリンズのテナーサックスにトミー・フラナガン(p)、ダグ・ワトキンス(b)、マックス・ローチ(ds)が加わる。1956年録音。収録曲は以下の通り。side11. セント・トーマス / St. Thomas2. ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ...

  • C・クライバーのブラームス第四

    秋もいよいよ終盤。冬が来る前にこの盤を聴いておこうと取り出したのは、この盤だ。カルロス・クライバー(1930-2004)がウィーンフィルを振ったグラモフォン盤。デジタル録音も軌道にのり始めた1980年3月にウィーン・ムジークフェラインで録音されている。この盤についてはもう様々なことが語り尽くされていて、今更ぼくなどが口をはさむ余地はない。元々録音が少ないクライバー。貴重なブラームス録音がウィーンフィルとの演奏...

  • C・テデスコ ギター二重奏曲集

    少し前の長期予想では暖冬傾向とのことだったが、今週初めから滅法寒い。ついこの間の夏日はどこへいったのか。まあ、この時期に夏日がある方がおかしいのだろうが…。 さて、週半ばの木曜日。きょうは久しぶりにギターの盤を取り出した。イタリアの作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)が2台ギターのために書いた作品を集めたナクソス盤。2007年録音。テデスコはぼくらギター弾きには馴染み深い。ギター協奏...

  • ソニー・ロリンズ「橋」

    先週から自宅のちょっとしたメンテナンス工事で業者が出入り。きょうも夜になってようやく落ち着いた。 さて、今夜はジャズ。こんな盤を取り出した。ソニー・ロリンズ(1930-)の名盤「橋」。1962年NY録音。ソニー・ロリンズ(ts)、ジム・ホール(gr)、ボブ・クランショウ(b)、ベン・ライリー(ds)、H・T・ソーンダース(ds)/#5。手持ちの盤は80年代初頭にミッドプライスで再発された国内盤LP。90年代半ばに御茶ノ水の中古...

  • カラヤン&BPO ブラームス第四(1963)

    オーディオセットを現在のセットアップにして5年になる。勇んでアキュフェーズのセパレートから中位モデルを選んだのはいいが、その後こちらの気力減退もあって、灯を入れる機会はあまり多くない。思えば十代から二十代の頃、自作箱に入れたフルレンジスピーカーと駄球を使った自作アンプで聴いていた頃が時間も熱意も格段に上だった。まあ、仕方ないことだけれど…。さて、ため息をつきながらも気を取り直し、変わらず秋色ブラーム...

  • A・ペドロッティのブラームス第四

    物憂げに深まる秋。聴くべき音楽は…これだ。アントニオ・ペドロッティ指揮チェコフィルハーモニー管弦楽団によるブラームスの交響曲第4番ホ短調。録音は1957年(モノラル)。十数年前に日本コロンビアからリリースされたスプラフォン・ヴィンテージ・コレクションの中の一枚。アントニオ・ペドロッティと聞いてピンとくる人は相当なマニアかオールドファンだろう。1901年に生まれ1975年に没したイタリアの指揮者。最近では彼の名を...

  • 島倉千代子 没後10年

    ネットをみていたら、きょう11月8日は島倉千代子(1938-2013)の命日と出ていた。2013年のきょう75歳で亡くなった。ああ、もう10年経ったのか…馬齢を重ねつつチマチマと道楽を楽しんでいるうちに手元に集まった音盤は4千枚余。クラシック7割、ジャズ・ポピュラー2割、その他1割。その他ジャンルの1割のうちには昭和歌謡のアレコレが散在している。JPOPという言葉が生まれる以前の、すなわち80年代・昭和時代までの、今となっては...

  • 新・田邊ギター(続々)

    注文した田邊ギターの完成が近付いてきた。木部の造作が出来上がり、少し前から塗装工程に入った。事前に塗装の色合いについてぼくのリクエストを伝え、それに合いそうな材料(セラック)を物色してくれた。田邊氏の近作は色付けの少ないクリアな塗装面が多いようだが、今回ぼくは少しだけ黄・茶系の色合いをお願いした。クリアな材料で下塗りしたあと色付きを重ねながら塗装面を仕上げいくようだ。横裏の柾目ハカランダ材も塗装で...

  • 荒井由実「14番目の月」

    周回遅れも甚だしい、今更聴くか?荒井由実…。先日の記事で取り上げた初期2作の続きで、きょうはこの盤を取り出した。荒井由実4作目のアルバム「14番目の月」(アルファレーベル盤)。1976年録音・リリース。例によって20年近く前、リサイクルショップのジャンク箱で捕獲した帯付き・ミントコンディション。収録曲は以下の通り。side1さざ波/14番目の月/さみしさのゆくえ/朝陽の中で微笑んで/中央フリーウェイside2何もなかっ...

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