この木の前で、いつも深呼吸10回をつづけています。おかげでこのまま死ぬかと思う咳もなくなり、日に何度かの心臓の動悸もなくなりました。激しい咳って体力を奪うんですね。久しぶりに絵本テキストを書き某社へ。某社の編集者より、笑詩に笑った。また送レと嬉しいメールが。本日の笑詩です。とりことりおおとりみずとりちどりちりとりあかとりしりとりうっとりとっとりとあそぶさとりおっとり深呼吸の木
「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。
このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm
なにもありません。という日でした
大牟田ムービーの第三弾。只今進行中です。陣内孝則さんも主役のお父さん役で出られます。詩を一篇上げたほかは、マンション管理組合の仕事をしていました。吉本の芸人さんが絵本の絵を引き受けてくださいました。芸人さんのお名前はまだヒ・ミ・ツです。森おもわず深呼吸したうまれたての空気にそのすがすがしさに──やっほー。村へさけんだのはぼくだったのだろうかそれともうまれたてのあかんぼうだったのだろうかぼくたちは村へかけおりていった──やっほー。──やっほー。オオムタムービー
ほんとうに、ほんとうに安らかに逝ったと電話がありました。よかったねと彼を偲んでいます。その父母も、その兄たちも、笑顔で彼を迎えてくれることでしょう。のはらセミのなきがらがころがっているこころのぬけていったからだのなんというかるさこんなにもこころはおもかったのだろうか少女が草にねころんでいるこころを青空でいっぱいにして青空
今日は午後から、公明党羽村市議会議員の石居尚郎さんとピアニストの矢部優子さん、自然食品運動家の加藤恵利子さん、児童文学者の最上一平さんと五人で富士美術館に行ってきました。アメリカへ渡った印象派の作品(モネなど)と、アメリカの画家に与えたその影響を楽しんできました。やはり革命家たちであったモネたちと、その影響を受けただけのアメリ人人画家の絵の緊張感には違いがあるなあと感じました。モネたちは罵倒の中に立つていたのですから。別室のインドネシアの彫刻と最上一平さん(マスクのおじさん)です。印象派を見てきました
そういえば今日は蝉の声がありませんでした。台風を予知し安全なところへ引っ越したのでしょうか。マンションも大規模修繕で足場を組まれていますが、明日はともかく28.29日あたりは作業も休みになることでしょう。天国バッタは土にかえりたいトンボも土にかえりたいセミも土にかえりたい土にかえってミミズのうんこになりたいかみさまはカブトムシにささやく──天国へ、おいで。カブトムシはいやいやする──ここでいいです。カブトムシはミミズのうんこになりスミレをさかせているムカデもミミズのうんこになりレンゲをさかせているミミズはしぬときにうれしそうにいった。──ぼくもうんこになれます。つながる
昨日、大牟田市動物園にある、ともだちや絵本美術館では、はしもとみおさん(動物肖像彫刻家)と田中千智さん(作家)の二人の対談がありました。進行役は海外でも活躍されている創作家冨澤奏子さんです。大牟田はわたしの故郷ですが、子供たちがこうしてすぐれた表現者の話を、身近に聞ける場所が出来てよかったなあと喜んでいます。紙芝居の実演集団も、遠くから来てくださったようで、子供たちにはたのしい一日だったことでしょう。林うつむきながら歩いていた少年が顔をあげるツクツクツクッションツクツクツクッション世界一うつくしい声のセミがないている少年は梢につぶやく──ここに、いたの。ここに
はしもとみお巡回展いきものたちの物語今日から、大牟田市ともだちや絵本美術館ではじまりました。雑用をしながら詩を書いていました。先日からの二編がどうしてもきれいすぎて、OKが出せません。そのきれいすぎる雪女を笑いの視点からこんなものにしました。豪雪きづかいはきづかないきづかないがきづかいカモシカはきづかなかったふりをする雪女がけいとのくつしたをはいていることに雪男がはらまきにほっかろんしていることにカモシカはさけぶ──ゆきだおれだ!雪女と雪男がたおれている(行きだおれ?)(雪だおれ?)クマはきこえなかったふりをする笑いの視点
童心社より紙芝居が届きました。絵は石井聖岳さんです。のどかな世界をおおらかなタッチで描いてくださいました。紙芝居の脚本は、これで十本目でしょうか。昨日も今日も、マンション管理組合の仕事をちょこちょこしていました。理事長の引き継ぎのこともありますが、お願いした理事長さんは都内。わたしは現地雑用係といったところです。いなりずしあがいてもあがいてもよい詩がかけないのでしぬことにしたしぬまえにさいごのあんパンをたべたしぬまえにさいごのくずまんじゅうもたべたしぬまえにさいごのいなりずしもたべたしぬまえにさいごのアップルパイもたべたしぬまえにさいごのソフトクリームもなめたしぬまえにさいごの雲龍軒の豚骨ラーメンもたべたうまかった。うまくてうまくてつぎの日も雲龍軒の豚骨ラーメンをたべたうまかったうまくてうまくてつぎの日も...詩人の生涯
ひかりのくに隠れたロングセラー。改装新版が3刷りになりました。ありがとうございます。ちんたらだらだらという詩を書くつもりが、こんなものに。ちんたらちんたらするには疲れていたのでしょうか。先生カナカナがないているかなかなかなかなかなかななにかなそうかなどっちかなわからないからカナカナはいつまでもないているかなかなかなかなかなかなしょうねんはだまってしろいくもをゆびさすきのうワタナベ先生がいたところをかなかな
岩崎書店矢玉四郎さんが先月に亡くなられていた。八十歳。私の記憶の矢玉さんはいつも怒っている人だった。「あいつらは馬鹿だ、馬鹿だ」と馬鹿を連発されていた。『はれときどきぶた』が作品として評価されていないこと、賞をもらえないことに立腹されているんだなと、私は思った。そんなときの矢玉さんは可愛かった。矢玉少年を感じた。同時に長新太さんは、もっと理解されていないんだけどなあと思った。たくさん受賞はされてはいるけども。「子ども」と書くやつは馬鹿だ、「子供」と書くべきだと、ここでも馬鹿を連発されていた。学のない私は(そうかなあ)と首を傾けていた。「子どもの詩」とは書けるけど「子供の詩」とは書けない私がいたからだ。これは学問のことではなく感覚の問題だけど。そして頭の中で(言葉って生きているんだよなあ)と、もにょもにょし...矢玉四郎さん
福岡の春日市にある児童書専門店エルマー(前園敦子さん・色紙の背後にいらっしゃるお方)に送らせて頂いた、青山友美さんの絵本販促用色紙です。ちなみに青山さんは、私とお化け絵本をご一緒している山本孝さんのお連れ合いであります。昨夜、布団の中であれこれ転がしていたことば遊びを、本日、書いてみました。体験談きりのなかをあるいたあるいてもあるいてもきりははれなかったきりのなかにたおれきりのなかでねむったおきてまたあるいたあるきつづけたゆめさえきりにぼやけとりのさえずりもみなくぐもっていたそれでもあるいたあるきつづけるしかなかったきりのなかをきりのないはなしはきりなくつづいたお笑いで一席うかがいます
ひまといえばひま。暑いといえば暑い。で、こんなことをしていました。リズムに誘われて
東京新聞で紹介していただきました。どうなるのなだろうと心配していましたが、こんなに上手に書いて頂き喜んでいます。中日新聞でも同時掲載だそうです。<土曜訪問>言葉の呪縛をほぐす戦争のある「今」へ思い内田麟太郎(うちだ・りんたろう)さん(詩人、絵詞作家)tokyo-np.co.jp/article/348074/東京新聞(TOKYOWeb)@tokyo_shimbun龍馬というノンアルコールビールを片手に、ことばと遊んでいたらこんなものができました。龍馬の製造元は不明ですが、発売は日本ビールです。この会社は外国のビールの代理店が主な仕事ですが、龍馬を初めて飲んだのは原宿にあった頃のクレヨンハウスでした。缶のデザインが気に入っています。わらうカニはにかにかわらうトドはとめどもなくわらうイカはいかにもえらそうにわ...わらうワラスボ
軟派も硬派も、わが友よ。明日の東京新聞と中日新聞の夕刊に、「土曜訪問」で登場します。絵本『ひとのなみだ』を巡るインタビュー取材です。村上しいこさん、伊藤秀男さんも中日新聞で読んでくださるでしょう。詩を二つ書きましたが、一つはきれいすぎるのでボツに。といいうわけで「むし」で遊んだものを。むしむしはむしのいいはなしはしなかったむしろありきたりなはなしをした「むしぱんのおいいしいみせ」「むしばにならないしゅうかん」「たまにしかいないたまむし」などなどねずみははなっさきできいていたねこはすぐにあくびをしたさえないいっしょうだったほめられないいっしょうだったむしはしぬときにいった「わたしはむしけらではない。けらだ」ことばはいしにきざまれたむしのうた
今日の朝日小学生新聞で、絵本『ひとのなみだ』(絵・nakaban童心社)を紹介して頂きました。先日のインタビューをもとに書いてくださったものです。https://www.asahi.com/asagakuplus/article/asasho/15388555ぼんやり詩を考えていましたが、なにも生まれませんでした。さすがに脳味噌も夏バテ気味のようです。地震直後の高知へ行った次女夫婦は、もうすぐ飛行機が土佐を飛び立つようです。朝日小学生新聞
あるナンセンス絵本の、ある絵本作家のラフスケッチです。お楽しみに。今日の公園はツクツクボウシとクマゼミが鳴いていました。南国福岡の八女市矢部村ではエゾゼミが鳴いています。日本列島の寒冷期に南下したセミを思いながら歩いていました。エゾゼミ南下
ほるぷ出版1500円+税青山友美さんの絵本には、これまでその空間にどことなく淋しさを感じていました。(もうすこしサービスをしてもいいのではないかなあ)と。それがガラリと一変し、すみずみまでサービスが行き、賑やかな画面になっています。読者にこびているのではなく、たのしくてたのしくて描きこんでおられる青山さんが浮かんできます。いいですねえ。犬たちの服がとてもおしゃれです。そのなかで服を着ていないシマウマのアップが笑えます(ないしょ)。タイトル通り犬の探偵物語ですが、小さい子にはそのおしゃれ発見と、すみずみ発見がたのしい絵本でしょう。文章は会話だけ。それも大阪漫才の乗りで、たのしく物語を運んでいます。この手があったか!毎日、詩を書かなくてもいいのにと思うのですが、暑くて出かけることもなく、ただだらだらしていると...むぎちょこちょうだい
なんとなく今日はこれだけです。おもいで葦のてっぺんでシオカラはくびをひねっているその少年をしっているようなきがしてシオカラはしらないじぶんのおじいちゃんが少年のかたにとまり橋をわたっていったことを少年はシオカラをかたにとまらせ橋をわたっていくふとおじいちゃんの肩車でわたった日をおもいだし──おじいちゃん。少年のつぶやきにシオカラはひかりにつつまれる岩は水になりながれはじめるむしのことばもひとのことばも緑色の風になりからだのなかをふいていくしらないことばがつながりしらないおもいでがよみがえりシオカラは少年にいう──げんきだったんだね。──あなたも。うなずいているひとがいるシオカラトンボの詩
あまり意味を持ったことばではなく、オノマトペの働きでで非戦の詩を試みました。FBにUPしたら、コメントのほとんどが地震の詩としてのご感想を。戦争という言葉は使いたくないし……。はじめは「ぱたぱた」という題を「せんそう」と改めましたが、う~ん。「へいたい」ということばを加え、元の「ぱたぱた」に。改稿日和でしょうか。ぱたぱたカタカタカタぱたぱたぱたカタカタカタぱたぱたぱたとりはおどろきそらへぱたぱたぱたへいたいはさけびぱたぱたぱたじべたにぱたぱたぱた改稿日和
昨夜は赤塚不二夫さんが好きだったマンガ家の文庫本を読んでいました。いまは漫画をほとんど読みませんが(吉田戦車さんの『伝染るんです』①を最近読んだだけ)、おれは結構マンガを読んでいたんだなあと再発見しました。なぜか村(そん)の谷岡ヤスジさんが抜けているのがおかしかったです。わかるなぁ、その気持ち。ぼたんぼたんはボタンをさがしてあるいたきいろのぼうしのあかいボタンをぽたんとおとしたあかいボタンをあかいボタンはカエルがひろったカエルはボタンをおへそにはったあかいいろしたちいさなボタンときどきなでてくすりとわらった(ぼたんゆきふるじめんのしたで)いちめんのぼたんゆきふるふるふるいちめんにぼたんゆきふるふるふるカエルがあるいていくはるのこみちをくふふふふくふふふふいちめんのまつばぼたんいちめんにまつばぼたんぼたんとボタン
「ようかいばあちゃんちのおおまがどき」最上一平・作種村有希子・絵新日本出版社怖い妖怪は出てこない、ようかいシリーズも5冊目になりました。怖い妖怪が出てこなくても評判がいいのはなぜでしょうか。読んだ子どもたちのだれもが、最上さんの優しさを感じたからでしょう。むろんおばあちゃんとの交流が、それを感じさせてくれるのですが、私はなによりもそれを語る最上さんの文章のぬくもりが、よりそれを感じさせたのだろう思えます。昔から大切なのは「なにを語るかではなく、どう語るか」といいますから。おばあちゃんは、すみれちゃんにいいます。これは、ようかいばあちゃんにおそわった、大地ふみという、この土地や山や空へのあいさつです。「あいさつはひとにだけするんじゃないぞ」すみれちゃんはこうして学校教育を越えた挨拶を身につけていきます。いの...土の文章
絵本『ひとのなみだ』絵・nakaban童心社今朝7日の東京新聞で紹介して頂きました。インタビュー「土曜訪問」は17日に、東京新聞と中日新聞に同時掲載されます。いつもの小公園まで散歩が出来て喜んでいます。このまま7月のレベルまで戻れれば御の字です。マンション管理組合理事長の引き継ぎで、メールのラッシュでした。その間にこんなものを書いたり、ごごごろしたり。送別カエルは湖面にみみをすますさざなみが走り水がうたいはじめる森からひくくドラムがひびきフクロウがたからかにラッパをふく月のソプラノが空をエメラルドにそめカエルたちはうたいはじめる空へのぼっていくコンクリートの赤いポスト直立不動で見送る鉄塔とダムスズメを頭にとまらせうごかないイノシシゆっくり腰をまげる火の見櫓だれがいれたのだろうポストのなかに葉書が一枚ポスト...赤いポスト
階段上りで痛めていた膝が、やや良くなったので郵便局まで。子ども文学の実験『ざわざわ』の会費を払ってきました。あとは猛暑なれば、こんなものを書いたり、ごろごろしてたり。質問ヒグラシは月光をあびながら羽化した秋少年はガラスを透かし遠く月をみつめるヒグラシが鳴いているからかなかなかな。かなかなかな。少年は月光をあびながら羽化するメダカと狸
わたしの最初の本、童話『たべちゃった』絵・秋竜山太平出版社マンションの管理組合のことで、メールによる問い合わせ。管理組合便りを書き、配布。その合間にこんなものを。少々雷雨。本日、某社より面白いご提案がありました。絵描きさんのことです。以前に林家木久扇さんと絵本をご一緒しましたが、決まればまた芸人さんと絵本をご一緒します。となりにつばめのとなりにつばめねこのとなりにねこわにのとなりにわにひとのとなりにひとぼくのとなりにとうちゃんとなりのひと
昨日、今日と、マンション管理組合のことで、ちょこちょこしていました。夜に開かれた臨時総会で、理事長を外部専門家に委託する案も無事に採択され、私は理事長より大降格で副理事長へ。これで不得手な理数系から釈放され、広報などに専念?できます。なによりも心臓へのストレスがなくなり、動悸と高血圧から解放され、創作の源である妄想にエネルギーを注げることになりました。ただただ、外部専門家への委託を承認してくださった、組合員のみなさんに感謝しています。大降格人事ある
昨日の6階までの階段上りが響き、本日は膝の電気ビリビリだけで散歩なしに。というわけでこんなものばかりを書いていました。くちぶえヘビのぬけがらがわすれもののようにくさのうえにあるもうずいぶんになるからカラスもネコもちらりともみない(いいねえ)ぬけがらはじぶんをポケットにしまうとゆっくりあるきだした三丁目をポケットのあるワニがあるいていく量子的ここにいるけどここじゃないそちらにいるけどそちらじゃないぼくのこころはここでゆれているおじいちゃんとビルの谷間をあるくおじいちゃんのからだはゆれるゆれながらまっすぐあるいていくのはらがひろがるくねくねのほそいみちぼくのこころはまっすぐにとびだしていくれいのひとじぞうのあたまにぞうがいっとうぞうのみみにぞうむしがいっぴきぞうむしのせなかにありのむしばがひとつむしばのかたに...ぬけがら
群馬県前橋市・フリッツアートセンターtal027-235-8989散髪をすまし小公園まで散歩。マンションへ戻ったら「ありゃりゃ」。エレベーターの点検中でした。終了まで40分。待ちきれずに外階段をえんやこらと6階まで上りました。管理組合の書類を処理していたらポプラ社から書類が。日本児童文学者協会+ポプラ社編集で出る、仮題『シリーズ・詩はきみのそばにいる』全4巻詩への作品掲載承諾書でした。作品の選択がいいのです。子どもの頃こんな本を読みたかったなあという願いにぴったりの構成になっていました。従来の少年詩・童謡中心のふる~い編集ではなく、漢詩・歌・俳句・民謡とひろくことばの世界を散歩できます。蕪村、虚子、山頭火、金子兜太、坪内稔典、額田王、杜牧、孟浩然、荒井由実、さだまさし、琉歌・月の歌、五木の子守歌、フランス...群馬でも「ひとのなみだ」の絵本原画展
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この木の前で、いつも深呼吸10回をつづけています。おかげでこのまま死ぬかと思う咳もなくなり、日に何度かの心臓の動悸もなくなりました。激しい咳って体力を奪うんですね。久しぶりに絵本テキストを書き某社へ。某社の編集者より、笑詩に笑った。また送レと嬉しいメールが。本日の笑詩です。とりことりおおとりみずとりちどりちりとりあかとりしりとりうっとりとっとりとあそぶさとりおっとり深呼吸の木
師遠地輝武は姫路の人です。そんなことで遠地さんの蔵書などを姫路文学館に寄贈させて頂きました。「花と夢展」の案内です。ここ二日ほどの間に、「おばけ」「詩ごころ」「ながばなし」を書きました。残せるのはこれだけのようです。ながばなしあなごはきかれるままにたことはなしたつかれたひらめともわたりがにともはなしたつかれたはぜともさばともはなしたつかれたきょうはいかにもつかれたぎりぎりセーフ
童心社より新作紙芝居が届きました。絵は、りとうよういさん。2000円(税別)笑う詩が好きな編集者に励まされながら,今日もこんなものを書き、あとはごろごろしていました。ちなみにピカソは10歳まで掛け算が出来なかったそうです。いいなあ。岡本太郎『青春のピカソ』新潮文庫より。かたおもいすきだったこころからしたっていたあまがえるはあめをふりそうになるとうれしくてうたったぐわっぐわっぐわっふってくるとなおさらうたったいくらぬれてもうれしかっただがたいふうのあめはあまがえるのつらをひっぱたいたせなかをなぐりつけたあごをけりあげたあまがえるはあめに(ふられた)元気な絵
8月17日発売だそうです。絵・飯野和好ひかりのくに今日は詩が書けなかったので、ブログはお休みです。でも、編集者さんに詩「てつがく」(かえる)には、大笑いしたと褒めて頂きました。がんばるぞ~書けない日もあるのね
昭和初期の故郷大牟田市でしょうか。岩崎書店から絵本『おばけのしかえし』『おばけのきもだめし』(絵・山本孝)の重版本が届きました。うれしい「夏は来ぬ」です。秋には新刊『おばけの○○○○○』も出ます。○は五文字です。こんなものを書いて、へたばっていました。わかれゆかないでゆかないでゆかないでゆかないでゆかないでとめないでくれおかあさんどうしてもどうしてもわかものはたびだったあしたへゆかないで~夏は来ぬ
鬼ヶ島通信社連載17回となった「評論・未明童話の深層」野上暁は、関東大震災と憲兵大尉甘粕正彦による無政府主義者大杉栄・伊藤野枝。甥っ子の橘宗一の虐殺。そして民間人による朝鮮人虐殺。そのような状況と拮抗しながら固められていく童話作家小川未明の誕生へ迫っていきます。わたしも詩一篇を書いています。ひかりのくにより絵本『オオカミのひみつのひみつ』の再校が届きました。飯野和好さんのオオカミが、美しく怪しく、そしておかしくて笑えました。この夏の話題になるでしょう。なんとなくつきがでるとみんなはなんとなくあつまってきたなんとなくあつまってきてなんとなくなきだしためそめそしくしくえんえんわんわんわけなどなかったただなんとなくくまはおんおんなきながらへびにきいた──なんと、なく?へびはなんとなくおおごえでないたぎゃおーぎゃ...なんとなく
絵本の色校を明日届けますと2社から。楽しみです。寝たり、起きたり、うろうろしながらこんなものを書いていました。ゆきなかまゆきがふってきたうれしくてうれしくてゆきおとこはあるいていったゆきもうれしくてうれしくてふりやまなかった(それにしてもほどがある)あしをうばわれぬくもりをうばわれよろよろよろゆきおとこはゆきだおれた──ゆきだ、おれ!──ゆきだ、おれ!おらべどもさけべどもゆきはふりやまないおれだってば
今年の夏も「ともだちや」昨日の詩「てつがく」を送らせて頂いた編集者より、「ふきだしました」と感想が。こんな感性の編集者に出会うとうれしくなります。詩集の礼状を書いたり、平和の絵本特集のコメントを書いたり、昼寝をしたり、こんなものを書いていました。だがしやだがしかしだがしはおかしとはよばれなかっただがしはだがしおかしはおかし──おかしいだろう。だがしはこえをあらげたしかしおかしたちはだまっている──おかしちょうだい。──はいはい。だがしやにおかしはなかっただがししかだがしはおかしかったこどももおかしかったおかしかってかえっていっただがしかし
この夏休み、栃木県宇都宮市の少し先にある、さくら市・さくらミュージアムでご覧の絵本原画展があります。『ともだちや』があるので書きにくいのですが、名作とロングセラーの原画展でしょう。月末あたりにもう一度詳しい情報を告知させて頂きます。詩を考えたり考えなかったり。昼寝をしたり夕方寝をしながら過ごしていました。てつがくかえるはてつがくをべんきょうした「われとはだれか」かえるはとかげにきいた──おれかえる?──おれも。かえっていくとかげにかえるはつぶやいた(かれもかえるわれもかえる)──かえるさーん。かえるはとかげをおっかけていったさくらミュージアムでお待ちしております
公園を散歩しながら、はるはるはるとつぶやいていたら……はねるになりました。そんなわけでこんなものが。詩があるとかないとか小生でも悩みますが、こんなアホなことをするのは私だけでしょうから、ま、いいか。児童書出版の取次店が、長新太さん没後20周年記念の冊子を出します。それに『音楽広場』(クレヨンハウス)初出の私と長さんとの楽しき対談が、再掲載されることになりました。若い若いリンタロウさんがいます。晩秋に児童書専門店や大型店に並ぶようです。珍書でしょうか。ばったいばったばったへたばったばったりたおれへをたれたへたれはなたれくたばったばったあのよでえんまにあったえんまばったりいきたえたいきはよいよいカエルはこわいま、いいか。
筑豊と筑後の方言「ばさらか」が、この夏、全国区に堂々登場します。絵本『オオカミのひみつのひみつ』(ひかりのくに)です。乞うご期待!昨日、11月に出る小誌の扉詩を依頼され、秋をテーマに視覚詩「旅」を書きました。さて、送ろうと思ったらメールが。「冬の詩でお願いします」。というわけで本日は「雪」という詩を書き送りました。稿料を頂くので、残念ながらここには掲載できません。ひと眠りし、こんなものを。はるやまもそらもぼんやりかすんでいるぼんやりぼんやりうつらうつらかえるもとなりにへびがいたのもわすれねむってしまうへびもとなりにかえるがいたのもわすれねむってしまうひがくれてかえるはへびにてをふりながらかえっていく──それでは。──また。ねすぎてとろけそうなおめめ──それではこれで。てっぽうのたまもてをふりながらおうちへ...ばさらかよか絵本
秋の詩につづき、大牟田方面より依頼されている原稿を書いていました。メダカや金魚が元気です。やっぱりチョウさん
散歩に行く小公園に桑の木があります。今朝も5粒頂きました。午前中は大牟田の映画館のことを調べながら書いていました。午後は立川で「絵本のことば」のインタビューを受けていました。立川も雨だった
散歩から戻り、紙芝居の脚本を推敲し、メール添付で童心社へ。詩稿を推敲しながらまとめ、夕刻、メール添付で某社へ。いつものごとく自分でもどこがいいのかわからない詩を削除。うんざりしながらも自分の詩の弱点が「ここだ」とわかり、いくらか慰められる。それから夕方寝を。絵でなくことばで
奥から中野幸隆さん、高橋秀雄さん。わいわいがやがや昨日、30日は日本児童文学者協会2025年度文学賞贈呈式でした。会場は神保町にある出版会館。第六十五回日本児童文学者協会賞はいとうみくさんの『真実の口』。そして第五十八回新人賞が詩友の秋元里文さんの詩集『月にすっぴん』にあたえられました。おめでとうございます。なお、詩集の編集は菊永謙さん。出版社は四季の森。会場で某社より嬉しいお仕事を頂きました。最上一平さんの授賞式でも。お祝いに行くといいことがあるようです。というわけで、本そのそれに応えられるだけの作品があるかどうかチェックしていました。どうやら応えられそうです。おすそわけ
四年前に逝った詩友八代信の遺言により送られてきました。題字は八代が包装し書いたものです。発行昭和二十二年七月十日発行所小山書店定価九十円戦前の中野はプロレタリア文学運動の重要メンバーで、父の世代はみんな読んでいたのではないでしょか。私たちの世代でも読んでいるのは当然のことでしたから。(19歳で上京する私は、車中で中野の小説『梨の花』を読んでいました。父の本箱より「失敬」したものです。この「失敬」は父公認でした)。戦後は日本共産党中央委員。のち除名。午前中はムジナと隣町の不動産屋へ。書庫代わりに借りているアパートの更新です。お昼を頂き昼寝。起きて昨日書いた紙芝居脚本の推敲を。それから礼状を三枚。詩友の形見分け
講談社量感を感じさせられる絵本でした。陰影といえるほどの陰影はなく、むしろ平面的で色も重ねられている方でもないのに。にもかかわらず絵に重さを感じたのです。石川の描いている姿勢にあったのでしょう。キツネの子どもが木の実を食べる。その食べた木の実はどうなるのか。ヒヨドリが教えてくれます。木はなぜに必要以上とも思える沢山の実をつけるのか。またたくさんの生きものたちの家であるのか。今日の生物学は、生物が(むろん人間も)利己的ではなく利他的であると教えてくれます。だからこそ今日まで奇跡的にも生き延びてきたのだと。石川はその生命の豊穣を、利他性を、キツネの出会うヒヨドリや、テントウムシやダンゴムシなどを通しながら、かわいく楽しく、そしてさりげなく教えてくれます。そう、かわいく!いいですね。子ギツネたちも大人になり、自...絵本『きつねの木』石川えりこ
ひかりのくにのMさんより絵本『おおかみのひみつのひみつ』の初校が届きました。飯野和好カラーの極楽に酔わせて頂きました。オオカミの目がいいでしょ。夏、刊行です。絵本の詰めの詰めをしたり、絵本テキストを読み返したり、ヘビの抜け殻について考えたり。カメも脱皮するんですね。夏に来る
一平さん、とってもうれしそう。絵本テキストの詰めをふたつ。それからこんなものを。すこしくつにとまったしおからとんぼにことづけをたのんだこえにはださなかったけどしおからとんぼはこくんとうなずきとんでいったかわのむこうへつぎのひこころにえはがきがとどいたあおぞらにくもがうかんでいるうらがえすとえんぴつでちいさなまるがかいてあったぼくはでんでんむしにいった──おばあちゃんが、まるだって。でんでんむしはすこしうきあがったふふふふふ
散歩に行く小公園で、今年初の桑の実を頂きました。甘く熟していました。今日もマンガの続きを読むでしょう。『マドモアゼル・モーツァルト』福山康治。福山さんは大牟田の出身だそうです。マンガを読む日
ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展全国巡回展が始まるよ~。第一回は平塚市。狂喜乱舞だなあ。『むかしむかし』(文溪堂)の原画も展示されます。昨日は、朝一で体のメンテナンスへ。鍼ともみもみを。それから絵本テキストを推敲し、熟睡。起きて、電車で一駅の酒亭へ。愚夫の会へ。馬鹿は死んでも直りません。今日は、マンションの大規模修繕のことで、まずメールを。それから絵本テキストを推敲し、夕方寝。外は朝から雨です。絵本『ひとのなみだ』(絵・nakaban童心社)の提案者であるTさんより、電話を頂きました。(私の初めての絵本『さかさまライオン』を出してくださった編集者。現在は退職)。「こういう本を出せると編集者冥利に尽きるんだよ」。嬉しいお褒めを頂きました。狂喜乱舞なのだ
埼玉県新座市にある十文字学園に行ってきました。「絵本ワールドinさいたま」です。トークショウは、聞かせ屋けいたろうさん、最上一平さん、わたし。先に終わっていた最上さんが「子どもがおおぜいいますよ」と。子どもは難敵中の難敵です。私に与えられているテーマは「絵詞について」。子どもの分かるはずはありません。はじめはタヌキの絵を描いて子供たちにサービス。続いて話しを始めたら、うなずき笑ってくださる方のお顔が。(……このまま行くか)。あとはひたすら暴走につぐ暴走。後半は質問を受けるプランでしたがその勢いのまま……。会場には、宇都宮から遠路はるばると来てくださった高橋秀雄さん、にじおさん、ひこさかかちほさんのお顔も。けいたろうさんが『うし』を読んでくださったあとなので、沢山売れていました。けいたろうさんに感謝。美化美...美化美化の一年生
朝一で、マンションのゴミ置き場の鍵のことで、業者と現場でもにょもにょ。そのあとムジナとご近所散歩を。寝転がり妄想。こんなものを書きました。明日は、こちらにいますが、トークショウはたぶん満席締めきりのはずです。妄想すれば房総
散歩のあとは、マンションのメンテナンス業者と打ち合わせを。それから膝の電気ビリビリに。午後からは絵本テキストの推敲作業をしていました。紙芝居『こんにちは』(絵・山本祐司童心社)9刷の連絡が来ました。ナンセンス童話『ぶたのぶたじろうさん⑤』(絵/スズキ・コージクレヨンハウス)も増刷に。古い作品が生きているのは格別に嬉しいものがあります。皆さんに感謝。紙芝居も重版するんです
「飛行機雲へのいのり」高橋秀雄・文ひこさかちほ・絵発行者栃木県9条連宇都宮市川向町1-48tel028-621-9808栃木県にある小金井駅(旧国鉄)は、1945年7月28日午前11時55分。米軍の空襲にさらされました。新潟への疎開する人を乗せた汽車が、宇都宮駅を出て小金井駅へ入ったときです。死者31名。だが、この事実は軍が敷いた箝口令で……。戦後ようやく人々の口から語られ、平成十年秋。駅に慰霊碑が建立されました。当時家族と一緒に新潟へ疎開中に、この空襲に遭った明子さん(仮名?)からの聞き書をもとに高橋秀雄さんが、7月28日を前に書かれた平和を願う小冊子です。あれやこれやの雑事のあと、絵本テキストの初稿を書き上げました。現在進行中の絵本が8冊あり、いかにも欲張りじじいみたいで恥ずかしいのですが、「書ける間...欲張りじじい
非戦絵本『ひとのなみだ』(nakaban・絵内田麟太郞・文)童心社1600円+税24日発売です。画像2は部分(場面左)です。説明画を越え絵であるのをご覧頂きたくて。朝、立川へ。童心社の西尾薫さんより絵本『ひとのなみだ』を頂きました。私のはじめての非戦絵本です。これからは読者の皆様が決めてくださいます。それでもnakabanさんの絵に、感動している私がいます。この絵本にこめられた思いが伝わってきます。立ち読みでも結構です。どうぞお手にとってください。西尾さんより、石井聖岳さんとの紙芝居「いいところってどんなとこ?」の原画コピーを見せて頂きながら、脚本の調整を。石井さんの絵がこれまでよりもさらにのびやかになっておられるのに、「う?」となっていたら……とのことでした。驚いたなあ。絵本の完成を待っていたのでしょう...待っていたのでしょうか
『鬼ヶ島通信』が届きました。特集は「魔法」。私も詩を連載で掲載して頂いています。他にも、評論・未明童話の深層(連載第十五回)野上暁、いつもいっしょに(新連載)山本悦子などの連載がいっぱいです。暑い日になりましたが、いくらか涼しい時間に散歩をしたり、絵本にサインし版元に返送したり、こんなことをしていました。書きながら歌の詞は難しいなぁ、と実感しています。というわけでFBにUPしたあとも三回も改稿しました。まだ、切り捨てる蛮勇と、平易性が足りないなあと悩んでいるところです。こころこころにきいてもこころもしらないこころのひろさはしぼんだこころははかれてもひろがるこころははかれないうれしくてうれしくてうみにかけだしていたこころうれしくてうれしくてあおぞらにうたっていたこころそらよりもひろくひろくなっていったこころ「鬼ヶ島通信」が出ました
会場は姫路文学館とありますが、同館にはわが師遠地輝武の資料も保存されています。詩のようなものを書いたり、思うことがあり歌のための詞を書いていました。これまでに私の詩を歌ってくださる方がおられたので、やはりそれも考えていきたいと。サバンナのペンギンではねぇ。某社よりメールが。「面白いね」といってくださった画家さんと、7月2日に会われるそうです。朗報を聞けますように。うたのためにみみをすませばみみをすませばきこえてくるくさのみのうたがみみずのうたがゆきにかくれたのはらでもみみをすませばみえてくるはるののはらがもんしろちょうがかれくさばかりののはらでもみみをすませばみえてくるみえないはるがみえてくるうたのために
童心社より24日発売散歩に行ったり、マンション管理組合のことで、あちこちにメールしたり、昼寝したり。こんなものも書いていました。夏休みたまにはたまごもたまのりをしたくなる──あら、よっと。──こら、よっと。タマムシはたまげたげたもあわててくつをぬいだげたげたげた。くっくつくつ。教室ははらをよじっている笑う教室
午前中は散髪と膝の電気ビリビリに。午後はこんなものや、版元に依頼された絵本にサインし宅急便で返送。マンション管理組合の仕事で、あちこちにメールや電話を。なぞライオンはおったにげてもにげてもおいかけたトラを──とりゃー!ライオンはトラにとびかかったとたんふにゃあしがねんねした(サバンナに、トラっていたっけか?)ペンギンがあるいてくる虎刈り
午前中は、立川で偕成社の千葉美香さんと世間話を楽しんできました。市ヶ谷あたりではキツネが腹鼓を打っているそうです。弁当の残りなど食べ物が豊富なのでドン腹キツネになっているとか。岩崎書店の島岡理恵子さんから、山本孝さんのラフ(コピー)が届きました。むろん『おばけのそこぢから』です。その面白さとおかしさ、わくわくする展開と迫力。おばけの絵本は山とありますが、トップを走りそうとどきどきしています。乞うご期待!帰宅して昼寝。起きてこんなものを書いていました。無重力(いいなあ)地球はぽか~んと口をあけているあまりにも空が青くてあまりにも空がきれいで口といっしょに鼻もひらいている口といっしょに手のひらもひらいているひらいたところからぬけていったのはなんだったのだろうかワレヲワスレ空にみとれている地球ゾウが雲のとなりに...届きました
午前中は立川で文研出版の生田さんと絵本の打ち合わせを。お願いしたい絵描きさんが決まりました。承けてくださるといいのですが、たとえ引き受けてくださったとしても、売れっ子ですから数年は待つことになるでしょう。帰宅しマンション管理組合のことであちこちにメールをしたり、電話をしたり。遅い昼寝をしたあと礼状を書いていました。♪待ちましょ~
月刊絵本『かわのなかでは』7月号福音館定価460円(伊藤さんは、やっぱりすごいな)と心につぶやいていました。画家ならばどなたも羨望を覚える絵ではないでしょうか。筆の伸びやかさ。色彩の深さと美しさ。なんという自由でしょうか。たぶん、伊藤さんは池大雅をお好きなんだろうと思います。鯰と鯉の絵にはどきっとしました。その肉感的なこと、官能的なこと。秘蔵の絵本が一冊出来ました。チョーおすすめの一冊です。明日、明後日と立川で打ち合わせが入っていますので、シャカリキにエッセイを仕上げ『ざわざわ』編集部に送りました。立川でへたばった日が締めきりでございますヨ。いいなあ伊藤秀男さん
画像は南塚直子さんとの絵本『はるがもぞもぞ』(ポプラ社)の最終場面です。着彩前のエッチングですが、まだ未完成なので小さく小さくしてあります。雰囲気をお楽しみください。昨夜はマンション管理組合の理事会でした。昼間から準備し町内会館へ。(紛糾するぞ!)と覚悟していったのですが……。みなさんが「いいよ、いいよ」と笑いながら承認してくださり、いささか、ぽか~ん。とはいっても大事な会議だけだっただけに、ぐったり。そのまま眠りました。今日は、理事会のことで遅れていたエッセイを一気に。どうやら一枚分抜けているようです。童心社の西尾薫様より、絵本『ひとのなみだ』(絵・nakaban)は校了、印刷に入りますと。いよいよです。締めきりなのだ
午前中は、マンション管理組合副理事長のIさんと、理事長を代行してくださるマンション管理士の方と面談しておりました。居住者の高齢化の悩みを解決して頂けるようです。6月2日の理事会にも、この方が参加説明してくださるというので、「傍聴歓迎」のチラシを作り全戸に配布。それからバッタンQ~と夢の世界へ。ひこ・田中さんがメルマガ「児童文学評論」で紹介してくださいました。『きこえないこえ』(内田麟太郎:作竹上妙:絵佼成出版社)最後の一頭になったアフリカゾウが、遠い沖にいる友であるクジラに、超低周波で語る、滅びまでの物語。人間の欲望……。竹上の絵が、悲しみと怒りを伝えます。https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b639183.html高齢化社会なのだ
28日は熊本の玉名温泉で高校同期会(大牟田北高校11期生)でした。去年と比べ参加者が少なかったのに、高齢という年齢の重さを感じました。でも、参加者は故障は抱えておれどもみなさん元気でした。29日は貸し切りバスで阿蘇山へ。私は新玉名駅(九州新幹線)でみなさんに「さようなら」を。画像はその前に寄った高瀬裏川の菖蒲園です。菊池川沿いにこしらえられた商用運河(歴史遺産)です。私は昭和20年の春から夏の間、空襲を逃れこの菊池川の上流に疎開していました。内田という地名や内田川がありますので、縁故疎開だったのでしょう。30日。朝一で体のメンテナンスへ。鍼ともみもみを。お昼は玉名で友から頂いた桑の実ジャムでパンを頂きます。疎開中に憶えた桑の実の味を偲びながら。絵本『ともだちのイス』(絵・おくはらゆめくもん出版)の台湾版の...懐かしの菊池川
トークイベント内田麟太郞:竹上妙日時:6月22日(土)15時~16時30分(50名様)*オンライン参加も可(人数制限なし)参加費:1,500円*絵本『きこえないこえ』ご購入の方は500円割引予約:要03-6261-6177散歩のあと立川へ。画家の竹上妙さんと編集者の櫻井友貴さんと三人でこちらの打ち合わせをしていました。原画は三倍の大きさ(面積だと9倍)で額縁がなく、ど~んとそのまま展示されます。帰宅して昼食、たちまち昼寝。起きてあれやこれやを原画は3倍の大きさ
ただただ体力の回復を図っていました(つまり、ごろごろ)。来週はあちこちに出かけます。早寝遅起きを守りましょう。美しい詩を書きました。美しい言葉ではありません。美しい形の詩です。美しい詩を書きました
昨日の都内出勤でへたばったので、今日はこれだけ。葦の地方
お昼を頂き赤坂へ。降矢ななさんが受賞された、第五十五回講談社授賞式授賞式でした。審査委員は、きむらゆういち、高畠純、武田美穂、土居安子、松成真理子のみなさんです。とてもいい会でした。会場には上野暁さんや松本猛さんのお顔も。もちろん編集者の大場裕理さんたちのお顔なども。画像は、二次会へ向かう降矢さんと、きむらゆういちさんたち。降矢ななさん講談社絵本賞受賞