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絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』 https://blog.goo.ne.jp/rintaro-uchida

「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。

このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm

内田麟太郎
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住所
羽村市
出身
福岡県
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2010/06/11

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  • 立川でウロウロ

    大牟田市ともだちや絵本美術館9月29日正午前に立川へ。ブックオフを覗きながら、久しぶりに駅ビルへ。ユニクロが開店していました。そのまま上階にある書店をウロウロ。そのお隣の店でリュックを買いました。これぞ無印良品ではない無印。どこにもメーカー名がありません。製品に欠陥があったら、お店へ持って行くのでしょうか。幸いなことにしっかりした造りのようですが。喫茶店へ。絵本の絵を描いてくださる吉本の芸人さんとご対面。賢そうな方でした。むろん、マネージャさんもご一緒です。303の社長さんと編集者。そして私。一時間ほど、あれこれ。絵本は2025年2月に発売されます。立川でウロウロ

  • 秋色曼荼羅

    線香花火のように四方に開いている彼岸花のそれを、花弁といえるのかどうか知りませんが、一つ一つをのぞいていったら、四本のもあれば五本もあり、これは六本(六方)でした。昨日は朝食抜きで高齢者検診に。十日もすれば結果が届くでしょう。本日も昼寝のあと、こんなものを書いていました。紅葉秋が来た北から来た秋が来た来たから来た?来たくて来た?秋が来ただれと来た風と来た秋も風も来たくて来た?来たくて来たいろいろみやげもってきたあかいろきいろだいだいいろ秋色曼荼羅

  • 無音を描いた人

    松本竣介の絵を初めて見たとき、画面から感じるその静寂に、いや、無音が印象に残りました。しばらくして松本が耳が不自由だったのを知りました。そのことをこのごろ考えています。ということは多くの絵は、音を描いてはいないけど音も描がいていたということでしょう。音が聞こえる絵。詩もそうありたいものです。描いてないけども描かれているものがある。それが詩の肉体、ことばのリズムではないでしょうか。松本は無音という音を描いた画家だと私は思っています。左膝の電気ビリビリをすまし公園まで散歩。帰宅し詩をひとつ書き、午後はマンション管理組合の理事会に。修繕中の建物を施工会社の人と上ったり下ったり。ひとの答を水のなかを水が流れていく大気のなかを風がふいていくようにミジンコがおこしたちいさな渦ミジンコたちがおこしたちいさな渦たち宇宙誕...無音を描いた人

  • 野原のつもり

    絵本テキストを部分改稿し某社へ。OKの返事を頂きました。画家さんにはラフスケッチを描き直して頂く場面がありますが、頷いて頂けることでしょう。より楽しくなっていますから。公園では、まだツクツクボウシが鳴いていました。彼岸花が咲いているのに。野原のつもり

  • 昼寝のあと

    学校図書館選定図書になりました。昨日は巣鴨にある童心社で、絵本テキスト大賞の選考会がありました。選考委員は絵本作家の浜田桂子さん、作家の加藤純子さん、童心社編集長橋口英二郎さん。私でした。選考結果は、次号の『日本児童文学』に掲載されます。というわけで、今日は朝いちばんで体のメンテナンスへ。鍼がおわり「お疲れです。昼寝をしてください」。そういわれなくても昼寝大好きな私です。その昼寝から起き、こんなものを書いていました。ララ宇宙のはてにある地球をララは見ている宇宙塵となり散乱していく地球あれから何億万光年の時がすぎたのかいやそれよりももっと塵はそれぞれの道をたどりまた星になっていったようだが地球がまだ宇宙の真ん中に「あった」時代のことばのかけらも緑色の光のなかにきえた「やつらを倒せ!」真ん中のない宇宙でララは...昼寝のあと

  • 親切宮本武蔵

    涼しい一日でした。明日も涼しいようです。みやもとむさしむさしはむさくるしいすがたであるいていったむらからむらへむさしのくにひがしむらやまもむらやまむらあざむらやまもむさしぼうべんけいにあうとぼうでいちげきなぐりたおした(むさしは、ひとりでいい)こがらしふきすさぶとうげをさびしいかげがこえていったいくつもいくつもこえていったはるがきた──よっこらしょ。むさしはかたに酸素ボンベをしょったりゅうぐうへいくうらしまたろうのために──たろうく~ん。はるはひとをやさしくする親切宮本武蔵

  • 唐人の寝言のような詩

    これでも詩集なのね。これが詩集なのね。秋の高原ゴジラと高原をあるいた秋の高原はすこしさびしくてさびしいうたをうたってあるいたゴジラはぼくを肩にのせたりしっぽのさきにのせてくれたしっぽは右に左にゆっくりゆれたアカトンボもぼくのひざでゆっくりゆれたゴジラと高原をあるいた秋の高原はすこしさびしくてさびしいうたをうたってあるいたゴジラはかあさんのうたをうたったはずかしいのかスズメのこえでうたったときどき「かあさん」のところがきこえなくなったじけんキリンはりんとしたこえをきいたなぜきこえたのかたぶんこえがしたからだろうこえはいったりんとしていきよ!どとうのごとくはしれ!キリンはうなずいたなぜうなずいたのかたぶんひまだったからだろうゾウはたまげたおとなしいキリンがめをつりあげとっしんしてくる──ぶ、ぶっひゃー。ゾウは...唐人の寝言のような詩

  • ソレがドウシタ!

    散歩に行く小公園に彼岸花が咲いていました。子供の頃、父と鮒釣りに座っている畦道には彼岸花が咲いていました。今頃だったんですね。なんのおあてもなく詩を書き出してみるという方法で、こんなものを書きました。あてがないだけにどう終わるのか苦しみ?ましたが、新しいことがちょっとできました。「が」の使い方で。が中野区千光寺前たぬき露地をまがってもたぬきはいなかったこんどこそこんどこそとまがってもやはりたぬきはいなかったそれでもたぬき露地だからこんどこそともういちどまがったらねこがいた(な~んだ)がっかりしてしゃがみこんだらねこがくちをきいた──たぬきって、ばけるんだってな。たぬき露地にはがいた。ソレがドウシタ!

  • ご配慮に ほっ

    絵本テキスト大賞応募作を読み終わりました。その応募作の審査と、翌日の某社行き、一日おいてマンションの理事会。(かなりきついなぁ)と思っていたら、南塚直子様が編集者との打ち合わせで気づかれたのでしょう。(内田さんは二日連続で都内へ!)と。某社の編集者より十月に延ばしましょうとメールがありました。南塚様と編集者に感謝しています。理事会のあと二日おき、ある絵描きさんと打ち合わせですが、間にモミモミ・チクチクを入れられるので、大いに安心しています。ご配慮にほっ

  • 私の詩をアイヌの歌姫容子さんが

    こちらの催しで、私の詩二編が、矢部優子さんの作曲・ピアノで、アイヌの歌姫容子さんに歌っていただけることになりました。作品は詩画集『ともだち』(陶板画・南塚直子小峰書店)より「ともだち」「風紋」です。沢山のお越しをお待ちしております。本日も、絵本テキスト大賞応募作を読んでいました。私の詩をアイヌの歌姫容子さんが

  • 親戚ではない内田さん

    散歩コースの公園では、またツクツクボウシが鳴いていました。日本児童文学者協会と童心社共催の絵本テキスト大賞応募作を読んでいました。24日が最終審日で受賞者が決まります。あと二日は読むことになるでしょう。『日本児童文学』のエッセイ。「詩と絵本」。編集部よりOKを頂きました。まごころ先生。ぼくのこころはかおりちゃんがだいすきなまごころでいっぱいですとても算数までははいれません親戚ではない内田さん

  • 変長聴

    マンション、メンテナンス中です。外からは黒い網が、でも中からは意外と明るく外が見えています。秋祭りの囃子が、こんな風に聞こえました。難聴かしら。変聴かしら。秋祭りてんつくてんつくてんてんつくつく天突く天突く天天突く突くぽとりぽとりぽとりかみさまそらからおちてくるおしりおさえておちてくるてんつくてんつく穂先でホイ!変長聴

  • 後期高齢者の宿題

    関東の煎餅は、ほとんどがおかき系で、小麦が原料というのはあまりありません。めずらしくこの青梅煎餅は小麦が原料です。しかも味が博多二◯加煎餅に似ているので、筑後生まれの私はときどき頂きます。その袋を何気なく読んでいたら、青梅(地名)の由来が出ていました。私が樹木葬の予約をしている金剛寺さんの梅の古木がそうでした。ご縁だなあ。この歳になり?少年詩で私詩や生活詩や思い出はもう書かない。重い言葉でも、と自分に宿題を与えながら書いていますが、その宿題にやり甲斐が出てきて、この先の苦労が楽しみになってきました。すき.きりんはきりんだから3りんしゃがすきとらはとらだからとらっくがすきひとではひとでだからひとだまであそぶひとでなしはひとでがないからねこのてにまたがるかみさまはかみさまだからかみひこうきがすきいつもていねい...後期高齢者の宿題

  • のにさく花のうた

    WILDFLOWERSOUL植田真展2024/9/30-10/12日曜休みPinpointGallery東京都渋谷区神宮前5-49-5Rハウスhttp://pinpointgallery.com村上しいこさんのFBによれば、最上一平さんが『じゅげむの夏休み』(佼成出版社)で、小学館児童出版文化賞を受賞されたそうです。おめでとうございます。地元のアンポンタンたちでお祝いをしたいなあ。今朝、パレスチナの少年の夢で目が覚めました。布団の中でしばらく少年のことを考えていました。そのとき生まれた詩です。のにさくはなもおばあちゃんがまちのぞんでいたまごだったのにりょうしんのじまんのむすこだったのにともだちとあそぶやくそくもしていたのにあのこのたんじょうびによばれていたのにおいわいのうたをうたうつもりだったのにおじいち...のにさく花のうた

  • 詩と絵本なんだなぁ 私のイメージは

    まだ児童文学を読んでいない頃、筒井康隆のSFにのめりこんでいました。そのナンセンスがたまらなく面白くて。こちらはもうすこし真面目なことが論じられているようです。井上ひさしさ『ブンとフン』『吉里吉里人』や、上野瞭さんの『ちょんまげ手まり歌』『日本宝島』も面白く私の机にありました。『日本児童文学』のエッセイを書いていました。与えられたテーマは「詩と絵本」。で、「詩のような言葉」を書いて送らせて頂きました。詩と絵本なんだなぁ私のイメージは

  • 元気です

    こども文学の実験「ざわざわ」9号に掲載されます四季の森社より9月末発売です。本日は雑用日和で書くほどのことはなにもありませんでしたが、夕方になりこのような校正稿が届きました。元気です

  • どこもここ

    詩集を読み礼状を書いたり、マンション管理組合立て替え分の計算をしたり、昼寝をしたり、こんなものを書いていました。ここあちらのひとも「ここ」といったそちらのひとも「ここ」といったむこうのひとも「ここ」といったじぶんのいるところをあちらもそちらもむこうもみんな「ここ」といえてうれしそうだったちいさなかわもちいさなはしもわらっているちいさなはなもちいさなむしもわらっているここになれてふるさとになれてどこもここ

  • 半田信和さんの詩集

    半田信和詩集『ふたつの時間』竹林館1800円+税半田さんは詩人だなあと、つぶやかされていた。亡くされた愛妻由美さんとの日々も、いくつかの少年詩も、わたくしに詩とは何かをあらためて感じさせてくれた。ことばは常に丁寧にそこに置かれていた。そこでしかないところに。それは美しく静かにあったけれど、しっかりと語っていた。深いものを。雀のように飾ることなく、しかし美しく。詩はことではないのだと教えられた。詩は言葉なのだと。そのひとことが一粒の砂を主役にする仕事なのだと。砂粒のままに。私は詩から少年詩にたどりつきたくて「もう、私詩は書かない」ときめている者だけど、半田さんの由美さんを偲ぶ私詩からひとつだけ紹介させていただきたい。ほほえみ今日は白山がくっきりと見える気持ちのいい空だよ、と言うとベッドのきみはほほえむきみは...半田信和さんの詩集

  • わらうクジラ

    むかしむかしイタリアで買った印刷物です。沖にはクジラ捕りの船も見えます。日曜日でしたから、ほぼのんびり雑用をしながら過ごしていました。そしてこんな詩のような歌詞のようなものを書いていました。おもいだせるならそらにはとりがいたことをのはらにはちょうがいたことをかわにはさかながいたことをおもいだせるならへいわはくるあさのひかりがさすようにいえにはかぞくがいたことをベンチにこいびとがいたことをこうえんにはともだちがいたことをおもいだせるならへいわはくるあさのひかりがさすようにこのよにはうたがあったことをひとにはことばがあったことをほほえみはこぼれていたことをおもいだせるならへいわはくるあさのひかりがさすようにぼくはつぶやくわすれていたことばをまだくらいまちだけどお、は、よ、う。わらうクジラ

  • メダカよ メダカよ

    膝の電気ビリビリをしたり、詩集を読んだり、同人誌の礼状を書いたり、昼寝を堂々としてたり、こんなものも書いたり。怠けているのか、少年詩をマジメに探求しているのか……。メダカは答えてくれません。しんじつなまこはなまこにうまれてよかったなまけものでもなまこだからとゆるされたなまくらものでもなまこだからとゆるされたてつがくもなまかじりけんどうもなまかじりあぶらえもなまかじりもももなまかじりなまかじりはおいしかったいいなあ。なまこはわらいながらしんでいったたこになまかじりされながらなまかじりのほんにはてんごくはごくらくだとかいてあったきれいなうみうしがぴよぴよとないているむろんてんごくではすいかがぴよぴよとないていたのだけどメダカよメダカよ

  • 草ぼうぼう

    この草ぼうぼうが好きです。夏は何度か草刈りの人が入っている公園ですが、たちまちに。生命の循環を考えさせてくれる、私には大切な場所です。今朝はツクツクボウシが鳴いていました。かなり弱い鳴き声で。ちなみに若いひとがLINEなどで「WWWWWW」と書くのは草ボウボウといい、W(笑う)=大いに笑えるということだそうです。絵本テキスト大賞の応募作品読みの準備作業をしていました。採点表の作成です。文章と違い表作りにはとまどいながら、作品番号とタイトルを入れていました。マンション管理組合のメールも行ったり来たり。ほんじゃまか~ぼたんゆきふわふわふわゆきのうえにゆきがふるふわふわふわよるのうえによるがふるふわふわふわきつねがあしあとつけていくふわふわふわそれをふみふみゆきおんなそれをふみふみゆきおとこやまへかえるあしあと...草ぼうぼう

  • 千代子さま

    晴天の新宿く方面詩のようなものを二つ書き、マンション管理組合の理事会へ。まずは大修繕工事中の業者さんより説明を。つづいて理事会に。懸案の三件が新理事長の提案で解決。さすが専門士です。居住者ではない爽やかさもあり、ひさびさにこころたのしい理事会でした。帰宅し、マンション管理組合のキーボックス発注書を作成。メールで。ぬきんでてたぬきはぬきんでてくさくはなかったたぬきはぬきんでてうそつきでもなかったたぬきはぬきんでてでっぱらでもなかったただただぬきんでて本町二丁目十三の二いろは乾物店の中村千代子さまがすきであった千代子さま

  • こん こん こん

    小雨の中を膝の電気ビリビリに。治療院を出てそのまま公園まで散歩してきました。まだ世間には未発表の絵本ラフを、編集者さんに渡しましたと、画家のMさんよりメールがありました。昼寝している間にも世間は動いているんですね。少年詩と童謡のようなものを書いていました。ふねきのうのふねはすいへいせんのむこうにきえていったきょうのふねはひだりからみぎへゆっくりとすすんでいくぼくとともだちになりたそうにおとうさんもむこうへきえていったでもあのひからぼくのとなりにはたっているひとがいるぼくをみまもるようにはげますようにひとはひとりぼっちのときもかならずとなりにたっているひとがいるみまもるようにはげますようにふとたちどまればこんこんぎつねこんこんこんどかゆきおおゆきこんこんこんこんこんこんさむがりきつねこんこんこんはるはまだか...こんこんこん

  • 脱力たぬき

    詩人・絵詞作家の内田麟太郎さんから作品が届いたワン🐶作品名『へのーん』脱力タヌキのリラックスした表情が何とも言えないんだワン!内田さんはこれまで300冊以上の児童文学や絵本を手掛けているんだワン!すごいワン!!#高知市社会福祉協議会#チャリティ色紙展オークションは11月にあるそうです。高知近辺の方、よろしくお願いします。わたしの「ひばりに」も掲載されている、信長貴富さん合唱曲集『今日はこのままおうちにいて』が4刷りになり、印税支払い通知が来ました。印税率が4刷りから違うんですね。音楽業界はアメリカ式のようです。子どもの本・九条の会から依頼されていたのは巻頭言でしたが、「巻頭詩で、おゆるしを」と詩ひとつ送らせて頂きました。脱力たぬき

  • 創造とは ……わからんもん

    久しぶりに体のメンテナンスへ。鍼ともみもみをしてもらいました。ここ数日、詩三編をいじっていましたが、実ったのは一編だけでした。あと二篇は非戦の詩ですが、その非戦の詩ということが根本的に疑問で保留に。テーマのない創造世界を作りたいということでしょうか。午後三時沈思黙考していた岩はふと目を上げ空にうきあがったふわふわふわちいさな雲がうかんでいる(かわいい)タヌキはこしをぬかした──ありえん。午後三時地球もうかんでいる創造とは……わからんもん

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