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能登の手染め日記 https://plaza.rakuten.co.jp/notonote/

能登半島で、オリジナルの着物を創作。ロウケツや絞りの草木染め。CG等、染とデザインを行っています。

能登の暮らし、アート、美術絵画の話、CGやイラスト、アクリル絵画、草木染めなど創作に関する内容が多い。田舎で暮らす日々の出来事、地域活動などを書いています。 本業は染色。 http://notonote.tank.jp/

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2010/03/23

  • 時計草の花が咲いたけど・・・。

    能登も30℃を超えるこの暑さで、亜熱帯の植物である時計草が一気に咲きだした。 時計草は、亜熱帯に生育分布するツル性の多年草。3方向に分かれる雌しべが時計の長針と短針、秒針みたくて、花びらとガクが文字盤

  • サルナシとキウイフルーツ

    このところアカネの植え付けのための作業に追われていたが、昨日の午後に少しだけ雨が降り一息入れることが出来た(^^ 雨上がりの工房の丘を散歩するとサルナシの実が目についた。サルナシとキウイフルーツ は

  • アカネが水を求めたから

    今年も空梅雨かな。6月の雨の日は2日と3日だけだったから、せっかく順調に育って2mを超えてきたアカネなのに、草の足元の葉が黄ばんできた。水不足と肥料が必要かな。昨日と今日の2日間、5時に起きて約2時間

  • 空に伸びたい‥・2mのアカネ草

    農場の3年目のアカネがグングン伸びて、ついに2mを超えた。4年前に隣集落の藪の中から、ちょうど今頃の伸びた若い茎を切り取ってきて、プランターに10本ほど挿し芽にして育てた。次々に伸びた茎を毎日挿し芽にし

  • アカネ川の草刈り

    昨日は朝に小雨が残り涼しい日となりそうだったのが午後には青空が抜けて、25℃以上になって、予定通りアカネ仲間3人でアカネ畑に流れる用水の草刈りを行った。この用水の名前はないので、《アカネ川》という・・・ア

  • 草刈りの日

    本日の午後、曇り空にて絶好の草刈り日。我が家の周囲は既に草むらに埋もれ出し、そろそろ家人の機嫌が限界に達しそうだった(笑) 夏野菜の植え付けも一旦終了、トマトもキュウリもゴーヤの棚も組み終えて、ジャガイ

  • 京都 堤淺吉漆店でワークショップ三者会議

    6月1日は多用の日で、お昼に京都駅に着いて軽く昼食を摂り、堤淺吉漆店を目指して歩いたが、どこまで行ってもマップの距離が縮まらない(笑) 小森さんと待ち合わせてから路地を歩いて行きついたが、これは方向音痴の

  • ミレー同窓会

    何の同窓会?であるかというと、京都で初めて勤めた染織会社の第2回目の同窓会。18歳から24歳の秋まで勤めたミレー染織工芸研究所という、当時70数人の勤めていた手描きロウケツの着物創作会社は今は無くなったのだ

  • もののけの鼻毛が凄い!

    今朝の地震へのお見舞い、ありがとうございます。 6月1日と2日は3つの話のために京都へ行ってきた。一つは京都修業時代のミレー同窓会、一つは堤淺吉漆店でのウルシ染めワークショップ、一つはキュビスム展とい

  • アカネ畑、寒冷渦って台風だよ!

    聞きなれない気象用語が増えて来る。南岸低気圧に寒冷渦・・・どっちも台風じゃん。昨日は台風と同じような風が一日中吹き荒れて、地震で壊れた近所のトタンがガリガリ、バタンとうるさいし、植えたばかりの野菜は若

  • アカネ苗、挿し穂2000本

    6月になってアカネの実生からの苗が思ったほど生育せず1000本ほどになったので、余分に挿し穂も作っておこうというのでこの数日間で2000本の茎を挿した。いや~ぁ、作った作った(笑)苗の成立70%ほどで良いかな?た

  • ササユリの開花

    工房の丘に今年初めてのササユリが三輪開いた。例年より少し早いようだ(^^ 写真を撮って工房の玄関に一輪置いたが、香りが強いので残りの二輪は隣の公民館へ持っていくと館長が出てきて、玄関の階段の横に置いてく

  • 4年目のアカネの根

    アカネの根の生育状態は、当然のことだが年数による苗の育ち具合で変わる。もともとの生育場所が朝陽は当たるが半日陰、崖の水分の多い場所、藪というような環境だから日の光も欲しいが、水分も欲しく枯れた葉の栄養

  • アカネ畑、苗植えの予定日

    先日のお知らせで募集した《アカネ苗植え》ですが、さっそく参加ご希望が2件ありまして、お二人とも県外の方でした(^^ 地元の知人からは日時が決まってないので参加表明できないと、至極当然のお言葉(^^; 募集

  • トマト小屋とアカネ苗で忙殺

    5月4日から作り始めたトマト小屋が、ようやく完成した。どれだけ時間をかけたんだ?と思うが、雨の日はもちろん作業出来なかったし、晴れの日も殆どアカネの苗づくりと、各種の申請の書類づくりに追われ、その隙間

  • アカネ苗植えの希望者さん、募集!

    昨年は日本産アカネ栽培の苗を希望する人が数人いて販売もあり、今年の苗植えにも来たいと希望されたのだが、今年の地震で遠方から来てもらえる可能性は無くなった。しかし、アカネ栽培農夫も草木染め教室のメンバー

  • 今年の藍栽培

    昨夜から降り始めた小雨は、工房の藍畑にも潤いを与えてくれた。今年も白花小上粉(シロバナコジョッコ)と紅い花の咲く丸葉赤茎の2種類を育てている。 昨年は修学旅行生と一般とで250人ほどにインド藍による染め

  • 野菜を育てよう~

    地震で海岸が隆起したり陥没して船も出られず、水田は崩落したり亀裂で水が溜められなかったり。どうして食べていけば良いのか?かろうじて畑で野菜を作るのなら、出来るのか? 雨上がりの空は底抜けに青い!キウ

  • ササユリの蕾が増えた

    ササユリの栽培を始めて5年目、順調に数を増やして今年も花の蕾が膨らんできた。蕾の数は小さいのも含めて50個を超えて、種から育った大きな葉も増えた。小さな1cmほどの2年目の葉も100個くらいはあるかな。

  • 種から巨大アカネを育てたい(笑)

    本日の気温。9~12℃ 4mの北風、寒いっくらい。これまでの暖かさでアカネがスクスクと育ち、種からも発芽して苗として生育中。今年4年目のアカネ畑では既にジャングルのように繁茂し、3年目のアカネはワイヤーネ

  • オープンジャパンさんへの感謝!

    元旦の《2024能登半島地震》で宇加川集落の若宮八幡神社は2基の鳥居を始めとして狛犬、石碑、石垣など石造物が悉く破損してしまった。神社の建屋は少し土台がズレたが大きな損壊が無かったことは幸いだった。しかし2

  • トマト小屋を作る

    今年も家の前の畑に栽培しているトマトに、雨除けの屋根を作るることにした。トマトが雨にあうと皮がヒビ割れて美味しくないというので、防風ネットを掛けてその上に鳥除け獣除けのネットで囲うので、まるで小屋のよ

  • 今年のアカネ 生育状況

    今年の冬が比較的暖かくて地震後の日々は助かったのだけど、その後も気温が高く4月に28℃の日まであって草花の生育が凄い。例年5月に咲く牡丹の花も散りそうで6月に咲くササユリの蕾も膨らんで、2月5日に蒔いたアカネ

  • 手描き能登上布ストール 完成!

    4月4日から工房に通われて図案描きから始めて下絵を描き、木綿布に墨絵の練習をして能登上布ストールに手描き彩色を施す作業。遂に完成!約40時間ほどかけて仕上がりました♪(^^ 着物好きの方が様々な模様を選ん

  • アカネ畑の畝づくり

    昨日と今日はアカネ畑の畝を整えて、通路を確保し全面を防草シートで覆い尽くした。これで巾1m×20m×6畝に、いつでもアカネの苗を植えることができる♪ 今のアカネの苗は、種から芽が出始めたばかり。順調にいけ

  • 足立美術館へ行った

    4月21日(日)長年行きたいと思っていた足立美術館へ、ようやく行くことが出来た。倉敷から特急《やくも》に乗って北上。安来の駅前送迎シャトルバスに乗って20分ほど行くと、観光バスや個人の自家用車まで朝から来

  • 倉敷民藝館

    4月20日(土)倉敷民藝館を訪れた。人気の観光地は相変わらず人があふれ、特に外国人の親子連れが多かった。 民藝について今更だが、倉敷民藝館の初代館長 外村吉之介氏の言葉では、民藝品の性質には実用的なも

  • 今年のササユリ

    ササユリの栽培を始めて5年目になる。工房の南向きの丘の半日陰の場所に防風ネットで囲んで、毎年花の咲くのを楽しんでいる。小さな三角形の薄い枯葉色の種を蒔いて、芽が出て7年くらいで花が咲くという。プランタ

  • 点に植えたアカネ苗、線に連なる

    三年目のアカネが点から線になる。 アカネ畑栽培のメンバー3人のスケジュールと畑の作業の天候が一致しなくて、なかなか牛糞を撒くことが出来なかったが、ようやく実施できてトラクターで2回耕すことが出来た。

  • 初めての手描き

    能登上布に手描きの模様を描きたい、というご希望の講習は図案を完成し下絵を描いて、初めての墨濃淡の手描きに挑戦。今回は木綿布に試し描き。さすがに初めての挑戦で能登上布に描いてもらうことは怖すぎる。 だが

  • はじめての図案

    能登上布に手描きの模様を描きたい、というご希望の講習なので、まず図案を描いてもらうことにした。いろいろと着物に関わって来られた結果、ご自身で学んで描いたり染めたりしたくなったのだという。 ということ

  • 三年目のアカネの成長

    今日は4年目の畑に発酵牛糞搬入、周囲の草刈りと三年目のアカネの整備を続けて行った。 植えてから 三年目のアカネは先日の モヤシ状態 から、春の日差しを全面に浴びて凄い勢いで育っている。防草シ-トが邪魔

  • 100日めの命の水

    100日目の雨上がり。命の水は立山に、海に、丘に。スイセンに、シャクヤクの芽に、アンズに、フキノトウに、イタドリに、ヒメオドリコソウに、リュウキンカに、ヤブツバキに、アオキの花に届いて輝くのに。シャクヤ

  • 4年目のアカネを掘る

    4年前、2021年7月2日に試験的に植えたアカネの根を掘ってみた。竹などが太い根になり茎も育って畑の状態が悪くなったので、一旦整理し直し。アカネも4年目になり根の発育具合を調べ、試験染めを行い根の掘り方と

  • アカネ畑のメンテ

    4月5日、6日晴れ。昨日と今日はアカネ畑の草取りと新しい6畝のメンテ日だった。敢えて明記するのは、今後の草取りの基準日として《少し遅い》ということを後年に判断させるため。誰に判断させるかというと、私にだ

  • 能登上布にロウケツ草木染め

    4月になって畑仕事も始まり、工房の取り組みも新たな気分で新しい取り組みも始めることになった。工房へ体験に来られる人で明確な目的を持っている場合、多くは難易度の高い染めを希望される。今回の方は手描きロウ

  • 地震で液状化したアカネ畑は?

    能登半島地震から3か月が過ぎた。そろそろ畑仕事の季節でご近所さんも外で賑やかな会話、私も止む無く耕運機で畑を起こすと、さっそく妻はジャガイモを5畝植えた。 私は地震で液状化したアカネ畑へ行って、まずア

  • 3年目のアカネ畑

    3年目のアカネ畑の作業は、地震で液状化した畑をトラクターで耕すことから始まった。まずは草刈りから!(^^; 昨日の午前中は私が所用で出られなくメンバーが先に作業を進めて、午後から一緒に地震で倒れたワイヤー

  • 満月は雨だったから

    毎月の満月を写真に撮るのを楽しみにしていたのに、3月満月の25日は曇り。26日は雨、ようやく昨日27日に月夜になった。少し欠けた月は表情が変わっていて、かえって面白いかもしれない。と自分に言い聞かせて夜の海

  • ウルシ染料作り

    ウルシ染めの追加注文が入ったので染料チップの在庫を見ると、ほとんど無くなっている。急遽チップ造りの作業に取り掛かる(^^ゞ 工房で使うのは野積みで保存している輪島産のウルシ廃材。伐採してから5年ほど経過

  • 捨てられないもの?

    毎日のように捨てるものを束ねているが、断捨離というほどスパっ!と決められない。文庫本の小説や漫画の単行本は縛ったし昔の着物の作業図案は束ねてあるが、描いた絵の原画や色付き図案は捨てにくい。妻が「こんな

  • なごり雪を最後にしたい

    早朝のカメラスケッチ、太陽の光と交互に雪降る日には予想外の写真も撮れるけど、毎日不思議な光景に出会えるわけでもない。それでも移ろいゆく景色の中、植物は確かな変化で魅せてくれる。昨日と今日の写真は冬の最

  • 雪の朝 海と老人

    まだ雪が降る。鉛色の空は水平線を途切れさせ、鈍色の海を溶かしている。時折朝陽が出て輝いた波が、沖の小舟を包み込んで、飲み込みそうになる。 小舟は向きを変えて、盥の如くに波間に消える。カメラを持つ私の

  • 本棚を片付けたら

    地震で倒れた本棚を起こして不要な本を捨てる作業に掛かったが、その資料部屋に散らかった物も片づけた。過去に買ったもので大切にしていた品が出て来たが、いくつか処分することにした。 景年写生帖が7冊(今尾

  • 美馬うだつの町並み

    徳島の旅、最後は美馬市のうだつの町並みを観に行った。うだつの上がらない私だからこそ、行ってみたくなったのか?と思った(^^; いままで何ケ所かの《うだつ》を観てきたが、美馬の袖壁《うだつ》はボリュームが

  • 伝統の染めと新しい仕事 その3

    3月9日(土)長年の夢だったけどなかなか実現しなかった染め、徳島のスクモ(蒅)藍を学ぶことが実現した。私の工房では草木染め全般を染めるので藍染めも行うが、主にインド藍を使って染めることが多い。国産の藍も

  • 伝統の染めと新しい仕事 その2

    8日は手絞りの伝統的な技法と染めを観るために、京都絞り工芸館へ。能登の工房で絞りを始めたのは1995年頃から、妻が手縫い手絞りで草木染めの模様を染め始めた。今更であるが、実のところ当時の妻は絞りの基本や伝

  • 伝統の染めと新しい仕事 その1

    3月6日午後から金沢へ行き、京都と徳島への染めと絞りの研修に出かけた。この地震の復興最中に能登を離れるのを悩んだが、能登にいて断水で染め仕事もできない2か月を過ごし、通水してからも毎日節水という町の放送

  • 色鉛筆で描くフキノトウ

    雪から伸び出たフキノトウを色鉛筆で描いた。さすがにA4コピー紙に色鉛筆では表現に無理があったので、画用紙とケント紙を探した。画用紙はあったが手元にケント紙が無くて、似たような感触の厚手のプリント紙で描い

  • 色鉛筆で描く

    色鉛筆絵というのをテレビ番組で何度か見ていたが、藍染めで知り合った女性が《カリスマカラー》の色鉛筆で多彩な絵を描いているのを知り、そういえば若いころ12色を使っていたのを思い出してセットを買い足した。地

  • 三月の雪に咲く

    今朝の雪、が融けていく前にカメラをもって出かけよう(^^ 朝ご飯が終ってすぐに外に出てみたが、朝日に照らされて融けていく。まだ融けるなと思いながら、今年最後の雪であれば良いな~と。 雪を払ってフキノトウ

  • 水が来た!

    1月1日から2024能登半島地震によって断水していた上水道が、59日ぶりに通水した。バルブを開けるとドバッ!!と勢いよく濁った水が飛び出してきた。ほんの数秒流したのち、かすかに消毒液の匂いを残して綺麗な水道

  • 花びらの 縁黒くして 椿咲く

    2月も終わろうとしている。昨日の雨が今朝は小雪、消えては降って消えていく。いつものように雨水を溜めて、今日はバケツの数が30個を超えていた。 海は荒れて風も冬のままに、丘に上がると数多のヤブツバキの花

  • 枯れ牡丹の種を描く

    冷たい雨が降っているので、今日も軒下に20個ほどのバケツを出して、雨水を溜めている。それが今日の唯一の仕事だったかな(^^; こんな日は家の中でスケッチするしかない。去年はずっと枯れた牡丹の花を描いてい

  • JAわかば中能登支店へ

    雨も上がった午後、中能登町へ行き能登上布に手描き四季の花タペストリーの展示を行ってきた。能登半島地震のせいで各方面に影響が出て、スケジュール変更があり本日の展示になった。私も工房が断水中で他に予定も立

  • 嵐の雨水

    昨夜は一晩中風の音が鳴り止まず、家の周囲は枯葉が飛び折れた小枝が散らばっていた。騒々しい夜だったが久しぶりに雨も降って、軒下に置いた青い水タンクに雨水が溜まっていた。ちょうど雪解け水が無くなった頃で、

  • 冬の立山連峰

    このところ晴れの日が続いて、海の向こうに立山連峰が美しく浮かんでいる。断水のまま仕事もできないので写真を撮って過ごしていたが、冬の晴れた空に真白い雪の峰々は日々異なる表情を映し出して、朝に夕べに楽しま

  • 霜を踏んで昇る丘

    午前7時、朝の海がまぶしいけど、-2度、放射冷却かな。ザックザックと霜を踏み歩くが光射してみるみる間に霜が融けていく。気持ち良かったが、全身が冷え切った(^^;) 2月17日、霜を踏むのも今年最後になれば良い

  • 梅の花の咲く日

    朝の太陽の光が変わったようだ。空は澄みわたる青色が広がり、風が出てきて東南の海の向こうに戴冠の立山連峰が映えて、波頭がキラッキラッ輝いていた。 その景色を見て栃木県、奈良県、静岡県のゼッケンをつけた

  • 震度4,春の光と影

    2月11日 12時36分ごろ 石川県能登地方 震度4。もう嫌になるほど聞き飽きた、このグワグワグワン、グワグワグワン、勘弁してほしいわ。幸いなことに震度4では何かの被害が出るほどではないが、心理的ダメージは蓄積

  • 両の掌で水をいただく

    地震から39日になるが未だ断水は変わらず、飲料水は自衛隊と県外の給水車と地区のボランティアの若者のお世話になっている。コップ一杯の水で歯を磨き、もう一杯コップの水を溜めた片手で顔を洗うのは、慣れても難し

  • アカネの種まき

    指定避難所になっていた諸橋公民館が、2月4日で避難されていた方全員が退所された。諸橋公民館、ボランティアの皆さん、ひとまずの区切りまでお世話様でした。被災してご自身が苦しい中でも、笑顔で勤めてくれた皆

  • 能登上布に四季の花を描く・その2

    今日は日差しが出て暖かい一日、生活用水のタンクの氷も雪も融けてきた。お昼は避難所の炊き出しで《すき焼き風どんぶり》を戴いて、1週間に一回のご近所のお風呂も、ありがたく戴いた(^^ 能登上布の四季の花も

  • 能登上布に四季の花を描く

    仕事の納期が迫って有無をいわずに染めをして、四季の花を描く。仕事が出来ることは、ありがたいことだ(^^ 能登上布など麻布に染める染料もあるが、今回はあまり水を使わないでも作業できる布用の絵の具を使って

  • 差し入れ、ありがとうございます!

    里山海街道と金沢間の道路状況が良くなってきたようで、一昨日から差し入れが届いて驚きと感謝でいっぱいです。7年ほど前にご家族で体験に来られたWさんから、2ℓ飲料水ペットボトルを48本、大量の水をいただきまし

  • 月を観ていた 24-0127

    今年最初の満月に空を見上げて、雨がパラパラと落ちて諦めた夜。9時過ぎて妻が台所の窓から満月が見えた、と言ったので、今度はカメラを抱えて2階の出窓に寄りかかった。雨上がりの空気の中、光が冴えすぎて平板な写

  • 雪 ときどき晴れた水事情

    雪は10㎝足らず、晴れ間も広がって今朝の気温も0℃~2℃ほど。いつものように公民館へ行き、自衛隊員と消防団員から給水してもらった。命を繋ぐ飲料水!ありがたく戴きます(^^ 日差しが出てきたので雪が融けないう

  • 家屋の危険度判定

    建築物の応急危険度判定士さんが集落の家屋の被害を調べていった。我が家は離れの屋根の瓦がズレており黄色「要注意」落下物危険という事だろう。ご近所を見てみると、殆どが黄色で1割が赤、1割が緑という感じだろ

  • 繊細さと鈍感さ

    今日は比較的暖かく終日、雨。染仕事の我が家にはバケツが沢山あるから、妻は雨水を並べて一日中、洗濯。今は壊れた家を見ていると、苦しくなる。今は、そればっかりが見えるから溜息を吐く。生真面目に生きてきた人

  • 凍った雪水が融けていく

    今朝はポリ容器に溜めた雪解け水が凍っていた。このところ身体もガチガチに固まって、気付かないうちに何度もため息をついていたようだ。一昨日は2週間ぶりにお風呂に入って、昨日は本を読んで横になり知らないうち

  • 水にも事情あり

    地震から2週間が経って。先日シャワーを使わせてもらったご近所さんから「お風呂入れます」といわれて、久しぶりに湯船につかることができた。ありがたい!大感謝です!70年以上生きてきて、これほど長い期間お風呂

  • 急ぐな!と自分に言う

    地震から12日。電気電話は通じている。飲料水は毎日ポリタンクを持って自衛隊さんに支給してもらっているけど、水が自由にならないので染め仕事は出来ない。だから、焦っても仕様がない(^^; 妻の母を家族に迎えて

  • 墓守の独り言

    ※お墓の倒壊写真です。墓守の独り言なのでスルーしてください。17時59分 新潟県長岡市が震度5弱 震源地は佐渡 能登は震度4 家の裏山(丘)には先祖が仕えた地主の墓と先祖の墓と父母の墓が合計3基、向き合って

  • 社寺の被害も大きい(その2)

    集落の神社と寺にも被害が出たが、特に若宮八幡宮は石造の鳥居2基が壊れ、狛犬や灯篭、石垣等ほとんど全てが壊れたと言っていいくらいだ。参道の入り口の鳥居は以前の地震で壊れて新しくしたのだが、原形をなくして

  • 社寺の被害も大きい(その1)

    能登半島地震によって社寺の被害が報道されている。義母の避難している宇出津へ行ったおりに、神主が幼馴染の酒垂神社の被害が大きい、というのを聞いて行ってみた。大きな石造の鳥居は倒壊し寄進された数多の灯篭は

  • 2024年元旦の大地震

    2024年元旦、穏やかなお正月だと安心していたところ、大きめの地震が来て収まって京都の染料店から電話でお見舞いをいただいたとたん午後4時10分、激しい地震に襲われ電話は途切れるが長い長い揺れが続き、ビシッ!

  • 避難所の様子

    1月とは思えない晴れた明るい空の下、義母の家の片づけと避難所の様子を見にいくことにした。日中は家に帰り室内の片づけをして避難所にいる人は少なくなるが、夜には満員程に多くなるという。 工房の2階から見た

  • 《魚醤》いしる鍋で年越し

    冬の晩御飯は手軽に鍋が多くなり、市販の味も沢山あるが、やっぱり《いしる鍋》が魚介類の美味い能登にはぴったりだと思う(^^;) 二人暮らしの老人家庭の大晦日は日常とあまり変わりない。チビチビとお酒を飲んで

  • 満月の記憶

    満月が近づくとカメラの準備をして空を見上げるのだが、曇りや雨で撮れないときも多い。昨日は寒かったので外に出ないで、仕事場の出窓から写した。 あまり天体には詳しくないから新聞の月齢欄を見て、満月の夜の

  • こんにゃく作り

    本日の諸橋公民館事業は《こんやく作り》。今年最後の住民参加の講座である。地域の人が参加して楽しく学べるのが公民館の事業としては一番かな(^^ うっかり参加予約をしてなかった私(^^;)も混ぜてもらって、今日

  • 能登の寒ブリ大漁

    12月24日に石川県能登町沖で今シーズン最多の寒ブリが獲れ、約3千本が金沢の中央卸売市場、約200本が能登町の漁協能都支所で競りに掛けられたという。我が家も、そのおこぼれに預かり昨夜は刺身に、今夜は鰤しゃぶ

  • 雪かきと門松づくり

    久しぶりに40cmほどの積雪となった。昨日は朝から雪かきもして停電も何度かあって仕事にならず、今朝も新たに積って深いところは40cmを越えるほどになっていた。 車は3段階の積雪、昨日の除雪が原因で変な形に埋

  • 雪の日は図案描き

    とうとう今年も積雪の日がやってきた。午後5時、富山湾に面した南向きの工房は積雪3cmだが、街中や他の市町では10㎝以上積っているようだ。 気温も低くなり、冷え込みも厳しく外は吹雪!こんな日は終日工房に籠っ

  • 今年のウルシ染め

    年の終わりになって、今年の染めを振り返ってみる。能登独自の染めとして輪島産ウルシのチップと能登産アカネという2種類の柱が出来たことで、能登の草木染めという土着の仕事にできたことが嬉しい。それらを能登で

  • 年の瀬は雪起こし荒れ、かぶら寿司・・・

    昨夜は北西の風がゴーーーーと唸りながら吹き荒れて、家の方々がギシギシ・ビリビリと響いて《雪起こし》襲来!そして今朝は家の周囲に初雪うっすらと。12月中旬で積雪もないのだから、過ごしやすいのかもしれない。

  • 男の料理教室

    今年も公民館の男の料理教室が始まって、第一回目の料理は《じゃこ焼きめし》…など。 男の料理教室と銘打って行わないと参加できないのが、微妙なニュアンスの現実。かくいう私も参加2年目になって、料理を作る

  • 雪が降る前に草刈り枝切り

    毎日のように雨が降り木枯らしが吹き荒れて、家の周囲の掃除をしても次の日には枯葉だらけになる。小枝が家の屋根にかぶりノコギリでは切れなくて、高枝バサミでも切れなくて通販でコードレスの高枝チェーンソーを買

  • ボツ図案・・・(- -;

    昨日の午後、依頼者に預けていた図案がボツになった・・・いや、特別なことではなく普通にあることなのだが(^^; 20歳代に染色工房の図案部にいて着物の図案を描いていた。バブル期の着物図案は具象・抽象・古典模

  • 雪が降る前にアカネ種の採取

    今年最後のアカネ畑の作業。葉が生い茂ってワイヤーネットの上に固まっているので、雪が降ると積った重さでネットが歪み曲がったり折れたりする。雪がネットから下に落ちて負荷が掛からないように、ネットの目を塞い

  • 能登上布の着物をアカネ染め

    能登上布の着物長さ14mを能登産のアカネを使って加熱浸染。着尺そのままの長さをそのまま染めるのは少し危険が伴うので、袖+身頃×2と衿衽+試験布の3つに分け1つのタンクに入れた。 上布の繊維の重さは合計で65

  • インド藍に染め直し体験

    12月に入って寒くなってからの藍染め体験は、水仕事を覚悟の上で。30年くらい前に町のイベントで使う草木染めのハンカチ制作のお手伝いをしてもらった山下さんが、着ていない白の洋服を藍色に染めるために来られた。

  • 月を見ていた・・・♪

    午前中、雨が降りそうなのに降らない間にアカネ畑へ行って、1時間ほどで急いで種子を採ってきた。降り出した雨が強くなった午後、吹きすさぶ北風は杉の木を音を立てて揺らし、じわりと冷えて来た。今夜の月は見えな

  • 《諸橋!みんなの作品展》の搬入

    能登半島の人口7,000人あまりの穴水町、その東端の400戸ほどの6集落を諸橋地区という。私たちの暮らす奥能登の過疎の限界集落で30年以上続いていた文化祭は、コロナ禍で3年間の芸能の発表会を中止していた。 過

  • クラフト染めの体験講習

    クラフト染めの体験講習とは、いつもと少し異なる内容だった。富山在住のご夫婦が趣味でレザークラフトを行っていて、藍染めとウルシ染めの体験講習に来られた。持ち物を見るとお二人とも皮のバッグを持っており、黒

  • すくも藍染めとインド藍の染め模様 《その2》

    染色はザックリいうと色と形の世界と言えるが、草木染めは藍染めも含めて染める人によって色を重視する人と形を重視して仕事をする人に分かれる感じがある。もちろん色も形も両方とも重視するのが良いが、染めの技術

  • すくも藍染めとインド藍の染め模様 《その1》

    どちらも自然の藍の色素を使って藍色を染めるが、すくも藍はタデ科の植物を《すくも》にして灰汁によって発酵させ、インド藍は東南アジアのマメ科の植物の藍色素をハイドロとソーダ灰を使って発酵させて藍色を染める

  • 巾着のウルシ染め

    諸橋公民館の草木染め教室、今回は輪島産のウルシチップを使った巾着の染め体験。公民館の呼びかけに12名の皆さんが参加した。 輪島産のウルシの木を数年間野積みしてカブレるウルシ液が出なくなった廃材をチップ

  • 雪が降る前に

    北の国から雪が降るニュースが流れてきて、能登でも10日後には初雪が降ることもある。その前にアカネ畑の遮光ネットを全て取り外さなければならない。遮光ネットに積った雪の重さでワイヤーネットが曲がったり折れた

  • アカネの実 色づく

    11月中旬の雨、一気に寒くなってアカネの実が色づいてきた。雨が上がったのでアカネ畑へ行き、色づいて黒くなってきた種から採取し来年のために保管する。 試験栽培から3年、干ばつや夜盗虫等にも負けずアカネは

  • 秋の日の牡丹

    今年は半年かけて牡丹の絵を描いたが、何かが足りないと思っていた。おもいっきり牡丹を描きたいという気持ちで新芽から蕾、花の盛りと花びらの散るのを描いた・・・しかし、まだ枯れた牡丹を描いていないと気づいた

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