chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
能登の手染め日記 https://plaza.rakuten.co.jp/notonote/

能登半島で、オリジナルの着物を創作。ロウケツや絞りの草木染め。CG等、染とデザインを行っています。

能登の暮らし、アート、美術絵画の話、CGやイラスト、アクリル絵画、草木染めなど創作に関する内容が多い。田舎で暮らす日々の出来事、地域活動などを書いています。 本業は染色。 http://notonote.tank.jp/

能登の手
フォロー
住所
穴水町
出身
穴水町
ブログ村参加

2010/03/23

  • 毛虫の大群?

    午前6時に目が覚めたので、明るくなってくる空を見ながら工房の丘を散歩した。水平線を少し上がったところから光が差し込んで、次第に丘の上を照らしだした。 寝ぼけ眼で歩いている私の前に、毛虫の大群が現れた

  • 今日の藍染め体験

    加賀方面から来られた藍染め体験の4名様。草木染めに興味があるということでネットの検索で工房を見つけてもらいました。まずは藍染め体験、ハンカチの見本を見てもらい、気に入った模様を選んでもらって、折り方の

  • 30年続く絵画教室

    今夜は風も冷たく寒い夜になった。公民館の絵画教室は、大人5人が静かに筆を運ぶ。 僻地の公民館の絵画教室は、かれこれ30年になる。絵画愛好会の活動25年の展覧会 公民館と併設の小学校があった時代は子供と大

  • 水仙の丘を行けば

    日当たりの良い丘の道の水仙が、気温の上昇とともに黄色白色の花が咲きそろってきた。その丘に染めに使える草木を増やそうと画策するが、そろそろ我が身の労働力の上限かもしれない・・・足首と膝がカクカクして笑う

  • 芽吹く

    いよいよ春らしくなって土の香りが嬉しくなる日。周囲の畑に人の姿が頻繁で、賑やかな声も響いて来る。あぁ、近所のお婆さんと従姉妹たちの笑い声が野辺に華やぐが、80歳をとうに越えた元気な人たちだ! 3月20日

  • 工房の看板と農作業

    朝から雨模様で空を見上げては染作業を行い、晴れ間を見て畑に堆肥を入れて、お客さんが来てまた工房に戻るという一日。工房の看板を新調、ようやく2枚揃えて出すことができた(^^;)まだ道に迷う人がいるくらいの僻

  • 花咲く日

    東京のソメイヨシノが開花、平年より10日早く3月14日時点でソメイヨシノの開花が発表された地域は東京が全国で最も早く1953年の観測開始以来、7度目という。能登では、ようやく梅の花が咲き揃ってきた・・・花が開

  • 草木染めギャラリーのオープン

    工房のギャラリーを、ようやくオープンすることが出来た。体験講習に来られた人や見学されるときに展示しては片づけていたが、これでいつでも同じように見てもらえることが出来る(^^ 新聞に掲載されて多くの方々か

  • 土の中から蠢く声

    今日も土の中から伸びて来る茎と根と新芽との意見交換・・・土との会話・・・私の独り言だが(^^; 先日来、土手の藤が伸びすぎるので枝や地下茎を切っている。下を向いて電動のこぎりで切っているが、渦巻いてい

  • 春の陽に畑を耕す

    春の快い日差しの中、畑を耕すことの苦しさよ・・・昨日の疲労が左足に蓄積して膝が笑い太ももが釣って腰が曲がっているのだが、ジャガイモを植える日が迫っている。 私のガソリンも切れているが耕運機のガソリン

  • 土手の藤の根を切る!

    晴れの日が続いて野良仕事の日々。工房へ上がる土手の坂道に植えてある藪ツバキの木に絡みつく藤の枝が繁茂して、見苦しいのと電線に絡みつきそうになっているので切ることにした。 土手に這いあがり藤の枝にしが

  • ふきのとうのリクエスト

    「ふきのとうが欲しい」というリクエストが入った。「何個ほど?」「何個でもいいい」という。 とりあえず目の前の丘へ行き50個ほど採った。 開き切らない物を35個ほど妻が選んでゴミを除いた 開いたものは要

  • 竹泥棒

    家の周囲に光があふれて外に出ると、梅の花がいっせいに膨らんでいた。梅の花の奥の藪を見ると直径2,3cmほどに育っていた竹が数本切られている。毎年のように切っていく近所のお婆さんの仕事である(^^;) 春め

  • 今年の絵画教室が始まった

    2月25日、粉雪が舞う夜の公民館和室で今年の絵画愛好会の教室が始まった。周囲の積雪は無くなったけど、まだ寒くメンバーの「畑していたら、寒くって!」という言葉に想像しただけで震えた(笑) 集まった4名は、そ

  • 絞りを解く瞬間!

    本日の体験は東京から来られたご家族3名様。高校生の娘さんが草木染めを学んでいるという、嬉しいお客様。 「私、草木染めの耐光堅牢度を良くする方法を知りたいです」 「高校生から耐光堅牢度の質問を受けたのは

  • 草木染めの 沼

    私は30歳の時に京都から能登に帰ってきて着物の染め仕事を行い、5年ほど経ってから家の周囲を見渡す余裕が出来て草木染めのデータを採り始めた。それから35年、草木染め教室を始めてからも色々な染めの実験を行って

  • 男の料理教室3回目

    本日のメニューは、《鮭のホイル焼き》《ポテトサラダ》《アカモクの粕汁》《甘酢漬け》そしてご飯は古代米入り。だんだんとレベルが高くなり、メニューが増えているような気がする。 参加者も回を追うごとに増え

  • ギャラリー仮展示

    3月からのギャラリー公開に向けて、壁面の修理や柱や梁のペンキ塗りに追われていた2月上旬。ようやく仮展示を行っているが、展示を行うと意外と壁の直した色ムラが分からなくなることに気づいた(笑) 展示物を考

  • 梅の花が咲いていた

    工房の南向きの梅の花、 昨日今日の暖かさで咲いてきた。・・・過去日記の記録が出てきて思い出したが、最も早い開花が2020年2月4日のことだった。今年は30㎝以上の積雪が2回もあったり、ー4℃の冷え込みもあった

  • 木綿バンダナの藍染め その2

    木綿バンダナの藍染めを行って、もう少し変化のある絞りができないかと工夫した。昨日と同じ工程と時間で、もっと効果的に面白くなる可能性があると気づいたので、忘れないうちに実験。 60㎝×60㎝木綿バンダナ、輪

  • 木綿バンダナの藍染め

    本日の能登は、終日冷たい雨が降っていた。午後12時30分、小雨なので公民館の入り口に車を横付けして、藍染めの材料や道具を運び込んだ。諸橋公民館の《草木染め体験教室》、木綿バンダナに藍染めを行った。60㎝×60

  • 手作りこんにゃく教室

    今日は諸橋公民館で《手作りこんにゃく教室》に参加した。里山の農家体験で人気があると言われるが、なかなか参加する機会が無くて、生まれて初めてコンニャク芋を見た(^^) 老若男女20人ほどが参加、4年物のコンニ

  • 穴水町・冬の陣・かきまつり

    コロナのせいで集落の祭りも集まりも宴会も何もできないままだったけど、今年はようやく修養会10人の会員が《牡蠣のフルコース》を食べに行くことができた。穴水町・冬の陣・かきまつり 午後1

  • 足跡は何者?

    雨が降ってきて気温も上がり、屋根から落ちた雪も溶けてきた。昨夜に何か不気味な音がしていたので、畑に出てみると人間とは思われない大きな足跡がある。雨で消えてしまわないうちに写真を撮った。 中央下が私の

  • 昨夜の雪に・・・光射す

    全国の豪雪地帯は家が隠れるほどの雪だし、石川県内も水道管の破裂で能登の各地でも水の配給が行われている。我が家の水道管も家の中は出しっぱなしで大丈夫だったが、外は凍って氷柱が伸びている。 昨日の午後は

  • 男の料理教室 餃子づくり

    朝ご飯を食べてi急いで自宅の周囲の雪よかしをして、公民館へ行き駐車場の除雪お手伝い。今日は《男の料理教室》2回目の参加なのだった(^^ 餃子づくりは《油あげ餃子》と《皮餃子》の2種類で男の料理初心者には少

  • 真冬日!凍ってる!

    テレビニュースの半袖コメンテーターを見た瞬間、不愉快になった真冬日! 1月24日(火)午後1時、北向きの露出した蛇口から水の出方が悪くなったので開放して水が流れるようにした。降り始めからの積雪は3cmほ

  • 春一番のフキノトウ♪

    明日から10年に一度の寒波襲来というが、今日も能登の空は快晴!そろそろ梅の蕾が膨らんできたはず。工房の前の丘の土手を歩いて探してみると枯れ枝につまづいて、その足元には、まん丸に膨らんだフキノトウが顔を出

  • 大寒!

    寒の水で色を染めるのが良いと言われた時代があった。鉛色の空重く外は終日の雨。大寒の本日、朝から雪おこしの強い風が吹き荒れている。 天気予報は10年に一度の寒波襲来で、21日は北~東日本の日本海側では雪が

  • アカネ畑 冬のメンテナンス

    アカネ畑のワイヤーネットが年末の雪で曲がったり、結束バンドが切れたりしているのが気がかりだった。曇りから晴れの日が続いたので、畑の水分が無くなって歩けるようになった。この週末の天気予報は大雪になる心配

  • 小雨の中の左義長

    今日は午前9時からの集落の新年祭が行われ、ひき続き左義長。小雨が降る中、少し暖かいので過ごしやすかった。ただ、階段や地面が濡れていたので神主さんの衣服が汚れるのが気になって、背後の裾を持ち上げたり帯に

  • 藍染め体験教室

    今年初めての染物教室は小学校6年生までの6人の子供たち。割り箸と輪ゴムを使って木綿ハンカチに絞り模様を付ける。割り箸に輪ゴムを掛けて締め付けるのは、小さい子には少し難しいかもしれない。 でも、なんとか

  • 晴れの日は外に出る

    今日は曇のち晴 13℃~2℃日差しが暖かく感じる一日。冬は曇り空から雨か雪の日が多く、雪起こしの風で家の周囲が壊れていたり、水たまりができて落ち葉が固まっていることが多い。 そんな掃除も兼ねているのか、晴

  • 男の料理教室へ行ってきた

    公民館で行われている《男の料理教室》へ行って、《治部煮》《ほうれん草のナムル》《なめこと小松菜の味噌汁》を習ってきた(^^ 以前に一回《ブリの照り焼き》に参加したことがあるのだが、仲の良かった前公民館長

  • 算数ができなくなってきた・・・(--;

    先月に作った展示パネルを今回も行ったのだが、何度も同じ失敗をしてしまう・・・え?えっ??算数が出来なくなったみたい。 70歳になると、こうなるのか?いや、皆がなるのではないだろうけど、こんなに急に衰え

  • 少し雪と氷に近づく

    雪と氷の世界?これが1回で出来れば天才なのだが(笑) 私は3回目にして初めて雪と氷のイメージの絞り染めができた♪ イメージなのでリアルとは異なるが、難点を考え絞り方を工夫して、改良を重ねて何度かやれば、

  • 雪の結晶の絞り模様

    六角の星のままでは終われないので、図案を修正して雪の結晶を絞って染めた。割り箸と輪ゴムと洗濯ばさみと事務用クリップだけで絞るのだが、なんであれ一回で完成度の高い仕事はできないが。なってしまった、失敗し

  • 六角の星たち

    六角の星を染めた・・・いや、正月早々に嘘をつくのはイケナイ・・・正直に言おう。雪の結晶を染めたかったのだけれど、できなかった(笑)🤩 割り箸を輪ゴムで締め付けるだけの絞りでは、雪の結晶には見えない😆 そ

  • 2023年 元旦

    本年もよろしくお願い致します。 冬は寒くて良い、夏は暑くて良い。働けるうちは働くのが良い。泣きたいときは泣いて、笑いたいときは腹から笑うと良い・・・描きたいときにだけ絵を描く。今年も忙しくなると描け

  • 餅を搗く

    年の暮れ、老夫婦だけの家にもお正月を迎えるにあたり、餅を搗く。毎年のことだが、妻の母と姉と娘にも少し送るだけの、餅を搗く。鏡餅用とお雑煮用と、ヨモギの切り餅だけの三臼だけの、餅を搗く。 毎年、それだ

  • 輪ゴムだけを使った絞り模様

    この藍染め絞りシリーズが今年最後の実験になる。同じ図案から少し変化を加えて輪ゴムだけで絞りを行うが、なかなか思うようにはならない。 それなりに面白いが・・・だいたいが、絞りで同じ模様を染めようという

  • 2022年の まとめ

    本年の営業を終了。玄関のギャラリーも一旦片づけて、お休みになる。今年の秋はコロナ感染が減っていたので体験教室も増えてきて、順調だったが・・・。 県の農林水産の仕事や旅行代理店の20~30人の講習もコロナ

  • 草木染めギャラリー計画

    絵が好きだったけど色は難しいと思っていた田舎育ちの私が染色の仕事に就いたのは、色を自由に使えるようになりたかったからだった。就職の面接で工房の見学に行ったとき、着物の作業場には色が溢れて見えた! 京

  • 初雪は30㎝越え

    例年よりも20日ほど遅い初雪が昨日だったが、今朝起きるとびっくり!この地で初雪が一晩で30㎝積るというのは珍しい。午前9時から約3時間、みっちり雪よかしで汗をかいた。 湿った雪が重く落ちてくる 屋根か

  • 上田寺の仏具みがき

    年末恒例の能登国三十三ヶ所観音霊場二番、上田寺の仏具磨きに行ってきた。それはそれは寒い朝であった。天気予報では北陸地方も大雪の心配があったが、小雪の舞うなか集落の上田寺世話人と婦人会の合計11名が仏具や

  • 絞りの図案を描く

    草木染めの体験教室で基本的な板締め絞り、輪ゴムと割り箸と綿糸だけで絞って魅力的な模様を染めたい。そんな思いで体験教室を行っていたら、受講生の染めた模様が面白くて絞ってみたら私もハマった! そしてパソ

  • 新しい模様を探す

    草木染めの体験教室で基本的な板締め絞りを行ってきたが、ときどき教えたことと違うことをしたがる人がいる。それが余り単純な模様にならなければ良いと思う中で、でたらめでも偶然でも面白い模様が出来るときがある

  • アカネ栽培の1年を振りかえる

    今日から12月後半になったので、今年の仕事を振り返っている。アカネの栽培の活動をブログに載せているのでページを繰ってみると、3人で活動しているのだが2人の友人の作業日が15日間あって活動のまとめができてきた

  • 展示用の簡易パネルを作る

    展示用のパネルを大量に欲しいので、簡単に作る方法を考えた。発砲スチロールの厚さ2cm×180cmを買ってきて、カッターナイフでF6サイズ31cm×42cmに切る。 厚手の4つ切り画用紙を31cm×42cmに計り周囲に2cmの側面

  • 今年最後の晴れの日か?

    アカネとササユリの種まきをした。朝から晴れ!!!めざめて今日は農作業と跳ね起きた!・・・動きは鈍いけど(笑) 天気予報では今後冬型になり雪マークが続いている。そろそろタイヤ交換もして冬支度の時となって

  • 小学校でウルシ染め体験

    小学校1,2年生の親子草木染め体験。久しぶりに小学生1,2年生に草木染め体験をしてもらったが、説明が難しいことを痛感した(笑)と言っても講師は妻で私はハンカチを折るためのアシスタントだったが、1,2年生に分か

  • 今年のキウイフルーツ

    例年は11月下旬に採っていたキウイフルーツ、今年は11月が多忙で12月は雨ばかりの日で、朝から晴れていた今日になって採ることができた。 30年以上前に植えたキウイフルーツだが、今年が最も遅い記録になった。そ

  • 玄関のギャラリー

    このところ工房の体験者が増えてきて、次第に玄関がギャラリー化してきた。体験は元々のガレージにガスと水洗の設備を付けた場所で行うが、染色見本や絞り作業は客間で行う。そこで見本などを展示するのだが、和室な

  • 掛川の葛布を見学

    11月28日、掛川の葛布を見に行く。染と織に関わった者としては、静岡では掛川の葛布の現場を見に行かなければ、と思った(^^) 20数年前に当工房の草木染めテレビ放送をご覧になった静岡の女性が、葛布を送ってく

  • 葛布を染める

    11月末に静岡県の掛川へ行き葛布について学んだおり、ノレン用にと試験染めのために少しだけ布を買ってきた。その端布をウルシ、インドアカネ、ヤシャブシ+ゴバイシ、沈殿藍の4種類の染めを行った。 葛布の草木染

  • ウルシ染め 漆芸関係の皆さん

    輪島の漆芸関係の6名の皆さんがウルシ染め体験、12月4日新谷工芸へ。漆の専門の皆さんなので専門的な質問を多かったけど、何とか答えることができみたい(^^) 先ずは木綿バンダナ60㎝四方を割り箸と輪ゴムと綿糸で

  • ジャコメッティの作品

    11月25日(金)静岡へ行くのに能登空港から羽田経由で行くルートを選んで、午前の便で飛ぶと少し時間の余裕があるので上野の美術館へ行くパターンになる。今回は国立博物館の国宝展が人気で、予約しないと入場できな

  • 駿府の工房 匠宿でウルシ染め

    11月27日、静岡市の《匠宿》にてウルシ染めの体験講習に行ってきた。駿府の工房 匠宿は、工房 火と土、工房 木と漆、工房 竹と染、工房 星と森、などの他に伝統工芸館やギャラリー、カフェなど、そしてさらに増築中

  • 富士山スナップ

    11月の最後に4泊5日の静岡出張に行ってきた。それは後日にまとめるとして日々の富士山の姿が素晴らしくて、若いころ見た富士山と老いてから見た富士山は違うような気がした(笑) 新幹線から見えた快晴の富士

  • 地区の文化祭の作品展示《1》

    能登半島の小さな町の、その端にある小さな公民館の体育館。2年間というものコロナ禍で発表会が出来なかったので、公民館は「諸橋!みんなの作品展」という展示部門作品展を企画した。 こんな時だからこそ、活動

  • 11月の過密スケジュール

    10月から11月のスケジュールが、すごい過密で休みなく活動していたが、昨日は体も心も動かなくて集落の会合に行けなかった。欠席して申し訳ないと会計さんへ今日になって謝った。 20人~30人ほどの講習会や1日に1

  • 新しい染料と使われない染料

    本日の講習会に使うプリントの中で《新しい染料と使われない染料》という説明文を書いた。 「輪島塗に使われる漆液を採取された漆の木は、野積みにされたままになり廃材として・・・・」と「日本産アカネは色素量が

  • 講習会前夜

    コロナが再び広がりだして、また観光や飲食やイベントに悪影響が出始める気配で怖い。ようやく人が動き出したのに、じわりと不安感と緊張感が沁みだした。 工房の講習会の予定も企画倒れや中止が2年間も続いてい

  • コガネバナの根を掘る

    雪が降る前にコガネバナの根を掘っておきたかった。いつもは4月ころに掘るのだが、絹を染める予定がなかったのでスルーしていたら今になった。コガネバナの根を採取するのがいつの季節が良いのか、実は私も分かって

  • 家の周りの菊の花

    毎朝の習慣なった家の周囲の3回巡り歩き。急ぎ歩きと駆け足と、ゆっくり観察歩きの3周を行っていると、息切れした脳と体を癒してくれる草花がある。 菊の花が、園芸種から野生種みたいのから、咲き誇るようなの

  • 藍の種を採る

    秋も終わりに近づいて工房の周りに植えている草花が枯れて来て、染料植物の種を集めて乾燥させている。 京都の染色工房に勤めて学んだ化学染料の手描きの着物の仕事から、能登の田舎の畑で染料植物を栽培して染め

  • アカネの種を採る

    天気予報の雨の降らぬうちに、何とかアカネの種を採取した。草むしりをして遮光ネットを外して、これが今年最後のアカネ畑の農作業になる。 6畝20mのアカネ畑の作業、3人の素人農夫は足が痛いとか腰が曲がらない

  • ヤシャブシの実を採る

    午前中の日差しに釣られて南向きの海の見える丘に上がり、ヤシャブシの実を採取した。別名ハゲシバリというのは切り開かれたハゲ山に一番先に芽を出し育って山を縛るから、という意味らしい。 丘に5本植えたヤシ

  • ヌルデの虫こぶ

    ヌルデの葉の紅葉の写真を撮りたくて山の道を行くが、少し遅かったか?と思ったので知っている場所で一番多く生えている所へ行ってみた。この辺りでは最も紅葉のきれいな葉が、ウルシ科のヌルデなのだった。 染色

  • 芸術新潮1987年5月号と能登の農家民宿

    先日、農家民宿で食事をしたときに思い出した芸術新潮の《ほんものの漆》特集記事、酔った頭では明確な発刊日を思い出さなかったのであまり話をすることが出来なかった。…最近、こういうことが非常に多い(^^; 私

  • 上田寺のお札

    能登国三十三ヶ所観音霊場 二番札所、白雉山 上田寺は私たちの集落にあり、私たちが維持管理している。札所というところだから、時にはお参りに来られる方もいて御朱印札を準備してお持ち帰りできるようにしている。

  • ウルシ染め講習について《その4》

    ◆ウルシ染めの可能性《ロウケツ染めと絞りの重ね染め》 ウルシ染め講習を行っていると基本だけで終わることが多くて、すごくモッタイナイと思います。ハンカチやバンダナなどの絞り染めから始まりますが、継続して

  • 文化祭の草木染め作品展示

    午後、警察署へ行き自動車免許の更新手続きに行ってきた。その後、文化祭の展示会場から作品搬出。展示会場は、さながら老人会の交流の場という雰囲気だ。この町に平日の日中に若い人が出歩くことは少ないから、当然

  • 文化祭の絵画教室作品展示

    町の文化祭に出展した絵画教室のメンバーの作品、3年分の活動の成果はあっただろうか?発表がないと完完成しない活動でもある。・・・だから発表会が必要なのだ・・・。 普通に文化祭や発表会が出来ることって、大

  • 3年ぶりの文化祭

    コロナ禍で2年間行われなかった町の文化祭が復活した。昨年は小規模で作品発表のみが行われたが、今年は芸能の発表会もおこなわれる。今日は絵画と草木染めの作品搬入に行ってきた。 人口7000人余りの能登半島の

  • ウルシ染め講習について《その3》

    ◆ウルシ染めの多彩な表現《絞りと手描き模様》 私は若い時に京都の着物の染色工房に10年ほど勤務してから、能登でも図案を描き、化学染料による染めの模様や染め方を考える仕事をしてきました。天然染料でも絹や木

  • 朝日の立山連峰

    昨夜は少し疲労感があって、久しぶりにその日のうちに眠った。予想通り今朝は5時前に目覚めたので、カメラをもって海に向かった。6時ころには、立山連峰のシルエットが浮かび上がった。 朝日が出て光の道が通る

  • ウルシ染め講習について《その2》

    ◆ウルシ廃材から染料を煮出す 漆液を採取し3年ほど経過した黄色の心材の乾燥品を、木工旋盤で削ったりシュレッダーでチップなどに細かくして完全に乾燥させます。250g~300gを水道水5ℓで常温から煮出して沸騰40

  • ウルシ染め講習について

    このところウルシ染めについての問い合わせが増えてきました。参考までに以下、一般的な講習の概略をアップします。詳細はお問い合わせください。(配布資料の画像は時期によって異なる場合があります) 漆の木の

  • 秋の実たち

    秋の実が色づいてきた。工房の周囲を歩くだけでも、食べられる実が旬の盛りになっている。そして夏の名残も残っているのが我が家の畑。いろいろあって、それも楽しめるのが良い(^^ グーグルの写真検索ではルリミ

  • 国産ウルシ

    このところ輪島市でも国産ウルシの話題が多く出るようになり、今日もNPO団体の植栽の新聞記事が載っていた。ウルシの栽培は種を採取することも栽培にも手間がかかり、育ちにくさもあるので大変だと聞いる。・・・私

  • 明日への記録《2》

    本年最後のアカネ作業、来年用の苗を2000本プランターに挿し穂して、遮光ネットの中に収めた。11月末には根付いて、雪が降る頃には葉が落ちて来年の春には芽が出るはず。 秋の瑞々しい茎をプランターに挿し穂する

  • 能登上布・竹の手描き暖簾

    若いころ竹を描くのが好きだった。京都の染色会社に勤めてしばらくして寮の先輩が《勉強会》に出ないか、と誘ってくれた。何も分からず仕事場に行くと切り取られた10㎝ほどの竹に笹が揃えて木枠に固定されていた。

  • 能登上布・秋草の手描き暖簾

    この季節、9月から10月下旬になると、毎年のように能登上布の暖簾を描いてきた。麻布(苧麻・ラミー)の生成りの生地に墨描きの花などの模様を描くのだが・・・目の見える距離と、実際の生地と筆の着地の距離が少し

  • 仕立てた帯の手直し

    一旦納品した上布の帯が返ってきた(^^;・・・いや、返品ではなく自分で直すといったのだが。墨濃淡で仕上げてというご希望で描いたオニヤンマの名古屋帯、見た人からリアルなので気持ち悪い、と言われたらしい。・・

  • 修学旅行の藍染め模様

    最近の都市部の高校の修学旅行は農業体験などで能登へ来ることも多くなり、今年も数件のグループに染め体験をしてもらった。 草木染めも植物栽培や収穫など農作業もあるので、アートや工芸というカテゴリーではな

  • 穴水町総合防災訓練

    週末はイベントが多かったが、16日の日曜日は一日中ビッシリ詰まった。朝の8時から避難訓練で小高い丘に上がり、引き続き町の総合防災訓練へ。会場の前波農村公園 で各種訓練重点実施、展示と体験が行われた。 町

  • 第4回ササユリを咲かせる講習会

    2020年7月11日から諸橋公民館で3年間続けてきたササユリの講習会、第4回目を無事終了して完結した。石川県の準絶滅危惧種でもあり、穴水町の花にも指定されているササユリが急激に減少していることから、住民の自主

  • 木綿ハンカチのウルシ染め講習

    昨日の午後にウルシ染め講習の取材があったので、私たちも午前中から木綿ハンカチの絞り見本を染めた。 ウルシの染料は耐光堅牢度も良く絹にも木綿にもよく染まると言いながら、実は木綿ハンカチに魅力的な模様を

  • 明日への記録

    先日来プランター1個に50~60本のアカネの茎を挿し、来年の苗を育てている。目標は来年4月に2000本の苗を育てること。雨や日差しを避けるために屋内に置いて、蒸散を少なくするために葉を切り落として培養土に挿して

  • 玄関ギャラリーかな?

    コロナが落ち着いたので見学や取材、体験が増えてきて、玄関や和室に草木染めの説明用に展示をすることが多くなった。これまでは説明が終わると袋に入れて仕舞っていたが、もう出し入れが多くなったので常時展示する

  • 雨の日のアカネ苗作業

    10月も中旬となって、雨の日が続いている。ニホンアカネの苗の仕込みを予定していたが、あいにくの雨になった。 メンバー3人の秋のスケジュールは空きが少なく変更不可で、小雨のなか農場へ行き本日使用分の挿し

  • ノブドウに雨の降る

    急激に寒い日になり気温は12℃から17℃、ホットカーペットに電源が入った。真夏から秋に飛ぶ1週間。 ノブドウに降る雨が、光の粒になる。七色に変化する実に足を止めて、シャッターを切る。これを絵にするために、

  • ウルシ染めと藍染めと

    宝達志水町の地域おこし協力隊、小早川さんが《ウルシ染め》と《藍染め》を学びたいということで、1時間半ほどかけて工房へ来ました。同じ草木染めでも両方一度に行うのは難しいのですが、その意欲にこたえるつもり

  • 講習会が続いて、進化する絞り!

    コロナが減ってきて本日も藍染め講習、高校生男子6人。黙々と絞って藍染して、水洗いして発色。絞りを解いて「わおぅ!」「おぉ~~~~!」。昨日の女子高校生は「かわいぃ~」の連発!どちらも出来上がった時の歓

  • ニホンアカネの苗の仕込み《2》

    ニホンアカネの苗を増やすための作業は続く。プランターに市販の培養土を入れて直径1㎝程の穴をあけ、切り取った苗の一節を挿しこんでいく。これも老人の腰には、負担がかかる作業だわ(^^; 立って作業したり、バ

  • ウルシ染め研修の新聞記事

    9月にウルシ染めの特別講習で静岡から来られた3名の方の研修の内容が、北陸中日新聞に掲載されました。また9月には北國新聞にも掲載されました。取材ありがとうございました。 輪島産ウルシの廃材から抽出したウ

  • ニホンアカネの苗の仕込み《1》

    10月になったとは思えないほど、夏のままの半袖の日。だが秋にはニホンアカネの苗づくりの作業が待ったナシ、10月には暑くても10月の作業がある。 午後4時過ぎ、傾いた日差しは暑いままだけど日暮れが近い。急い

  • 藍染めのハンカチ見本2022

    コロナの感染がピーク時には友人知人の親戚や知り合いにも感染者が出るようになって、私の親戚も感染してままさに身近なものにな迫っていた。 ようやく下火になってきて草木染めの指導者講習や、農家民宿の体験や

  • 昨夜の絵画教室

    9月の第4土曜日の夜、絵画教室6人のうち参加者は3人。この時期、皆さん忙しいようだ。・・・しかし、今年はコロナで中止だった文化祭が復活する予定なので、美術の会も絵画などの展示を行うという。 困ったぞ

ブログリーダー」を活用して、能登の手さんをフォローしませんか?

ハンドル名
能登の手さん
ブログタイトル
能登の手染め日記
フォロー
能登の手染め日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用