暇潰しにさらっと読める感じで。詩や小説(主に短編)、短歌を載せています。
気ままに運営。 プロフィール画像はミントBlue様(http://mintblue.vivian.jp/)からお借りしております。
くしゃり君の握り潰した紙が歪な皺を刻んで白い石ころのような形をして無造作に君の掌から机に転げ落ちるそれを見た私の心もくしゃり君の手に握り潰されたかのように歪に押し潰されてしまいそうそれは自傷にも似て紙屑と重ねて君からの傷を刻もうなんて嗚呼な
叶うならば息づく 若葉に一滴の 朝露を乾いた 花に一滴の 甘雨を火照った 頬に一滴の 涙を渇いた 私に一滴の 水を私たちは いつも人知れず 渇して我知らず 求めて僅かな 水にでも潤わされる ことを満たされる ことを願っている祈っているだから
くれない色の あなたのピアスくれない空の 青い光の散乱深い赤は わたしの目を留めて深い青は わたしの目を癒してあなたの 紅色を ひとつ薄青い 暮れない空に ぽちゃんと好きなもの ふたつを落としてしまえば混ぜてしまえばもっと もっとそれらはわ
寝苦しい夜太陽が照り付ける昼下がり君はいつも助けてくれたねありがとう感謝してる本当だよ?だから、もう少しだけあと、少しだけ少しだけで、いいんだ私に付き合ってくれないかな?——そうしたら、溶けずに夏が越えられるからさ(クーラー、君がいないと倒
澄んだ空の青ともこもこな入道雲の白焼けたアスファルト買ったばかりのペットボトルには冷たいミネラルウォーター そんな毎日に額を伝う汗を拭って、思う——ああ、夏だなJUGEMテーマ:小説/詩
Photo by NOION虹映す雨潦(うろう)に寄り添う花衣移り気な彩(いろ)君の艶に似てJUGEMテーマ:小説/詩
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