rsn. に「独占」インタビューが載ってましたが、独占という割にはちょっと簡単 笑)ケムナの話。「ツール・ド・スイスの自己評価としては、いうまでもなくとても、とてもポジティブに感じています。自分が再び昔のレベルに戻っていることを示せたと思います。チームのサポートもあったし、最初から自由に走れたし、おかげで初日に逃げに乗れたわけで、私としてはとても嬉しく思っています。チームのサポートのおかげで自信を取り...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
オリンピックだけじゃなく、アメリカの影響力がそれほど強いとは思われない自転車界でも同じですね。要するにヨーロッパはイスラエルに腰が引けてるんですよ。イスラエル批判イコール反ユダヤ主義というワンパターン思考。ここでも書いたけど、ロシアとベラルーシの自転車チームはUCIから追放されたのに、ロシアと同等かそれ以上に酷い無差別殺害を日々行っているイスラエル、そこの自転車チーム、イスラエル・プレミアテックはツ...
今朝の東京新聞、田中優子の「読書という扉」というコラムの出だし部分です。これ、結構な説得力があると思う。世に溢れる陰謀論や歴史改竄を安易に信じてしまうのも、読み書き能力の凋落、拙ブログ風に言えば「教養」の欠如と繋がっていると思う。「教養」という古色蒼然とした言葉に反感を持つ人も多いと思うけど、拙ブログでは何度も書いてきたけど、先人が積み上げてきた努力や知識に対するリスペクトを教養と言うんだと思う。...
海外のネット書き込みを見るとやっぱりあちこちでポガーチャル(「ガ」にアクセント 笑)の突出した強さとヴィンゲゴールの異常な回復ぶりに疑いの目を向けるコメントが目立ちます。なんと言っても、エポ・ドーピングで打ち立てられたパンターニのプラトー・ド・ベイユの超人的なタイムを、今回4分も更新しちゃいましたからねぇ。ただパンターニの時より機材もパワーメーターによるトレーニング方法も格段に良くなっているという...
インスタグラムで公表したようです。 この投稿をInstagramで見る Primoz Roglic(@primozroglic)がシェアした投稿人生楽なことばかりじゃないよ、という前置きで、よくわからない専門用語だけど、ググると背骨のそれぞれの横にちょこっと張り出したところが折れたみたいです。腰のあたりのようですが、先週はレッド・ブルのアスリート・パフォーマンス・センターで療養治療してたそうで、ブエルタまであと半月ぐ...
スプリンター以外でステージ6勝はメルクスの8勝以来でしょうか? イノーも最高5勝止まりでしたからね。もうこのままブエルタにも出てグランツールトリプルなんて、まさかね 笑) ただ、ヴィンゲゴールが万全だったらどうだったか。。。また来年ですね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな TT の日だった?ニコ・デンツ: まあもう一度楽しめたよ。ハードなコースだったから楽しむだけじゃなかったけどね 笑)C: 君にとっ...
うーん、僕は大学入ってすぐにタバコ吸い始めましたね。18歳。入学してすぐにクラス担任の教師が夕方からセッティングした新入生歓迎コンパ、いわゆる新歓コンパで酔っ払って、帰りに駅のトイレで嘔吐したの覚えてます。また同じ頃中学のクラス会もどこかの飲み屋を借り切ってやって、これまた盛大に酔っ払って翌日にも吐いてたなぁ。大学一年の必修の授業、教室で教師自らタバコを吸いながら、皆さんも吸うならどうぞと言って、教...
あれを追いついちゃうかぁ。。。唖然茫然言葉が出ないですわ。喩えたくないけど、アームストロングみたいでした 苦笑)ジョーゲンソンなんてかなり強い選手との3分差を数キロで追いついちゃうなんてね。去年のヴィンゲゴールが最後の方で見せた強さが、今年は逆の形で現れてますね。去年はポガーチャル(この表記が原語に近そうです。「ガ」にアクセント)は7分半離されましたからね。まだ5分差。今日もポガーチャルがアタックし...
オーストリアアルプスの寒村の農園で酷使された孤児の少年が、青年になり農園を出て過酷な日雇い仕事に従事しながらある娘と愛し合い結婚するが、雪崩で妻を亡くし、第二次大戦でコーカサスへ送られロシアの捕虜になり、やっと故郷に戻り、、、という約80年間の人生を描いた映画。最初、結構テンポが早くて、もっとアルプスの自然をゆっくり写してもいいんじゃないかと思った。農園で虐められながら働く少年が青年になり、農園を出...
昨夜はガルもデンツもゲシュケも逃げに乗ってないのを確認したところで寝落ち、実はまだ最後のところだけ見ただけで、、、苦笑)しかし新たなスポンサーお披露目のツールで、どうやら踏んだり蹴ったりになりそうですね、レッド・ブル・ボーラ・ハンスグローエ。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: レースシーンに絡めなかったってのが無茶苦茶フラストレーション溜まってる。でも状況を考えれば、僕に...
ブーフマン、ケムナに続いてシャハマンもボーラ退団が確定的のようです。シャハマンはパリ・オリンピックにポリットとともにドイツ代表で出場することになってるんですが、現状では移籍先の噂はまだでてないようです。シャハマンも21年まではパリ〜ニースで2連覇したり、LBLで表彰台に乗ったりしてて、ツールのステージもいずれ取るだろうと思えたんですけどねぇ。コロナになった後からは昔日の輝きを取り戻せずにいます。うーん、...
前待ちアシストは1950年台にボベが優勝した時に有名になった戦法だと言われてます。1953年、ボベが優勝するまでのフランスチームはなにしろ自分勝手な奴らばかりで 笑)あいつのために走るぐらいならやめてやる、ってのが常態化してましたからね 笑)そんなフランスチームのお話は「俺たちははみんな神さまだった」に書かれてます。よろしければ、とさりげなく広告しておいて 笑)昨日はビッグ3がそれぞれ、その「前待ち作戦」...
うーむ、今年のツールのコースは平地と山しかない? なんか中級のアップダウンのある逃げが決まるようなステージがあんまりないですねぇ。というわけで、昨日のようなプロフィールのステージを残り150キロ近くから放送するなんて、解説の皆さんもお気の毒です 笑) というわけで、私は録画して残り5キロから見ました 笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: 風が強くなくて助かったよ。一息つける...
と Sportschau.de がすっぱぬいて(?)ます。ボーラのチームマネージャーのラルフ・デンクが認めたそうです。ただ、どのチームへ移るかは規定で8月1日まで発表できないそうですが、リドル・トレックに移るという噂が流れているそうで、こういう噂って大抵当たるから、ほぼ確実なんでしょう。ボーラには2020年に加入して9勝、23年にはジロで総合9位にもなっています。ボーラは去年の秋に契約延長を申し出たそうなんですが、保留状...
休息日、拙ブログ注目のガルは休息日のインタビューで、ステージ優勝は強い逃げ集団に乗れて、逃げ切りでしかあり得ないと言って、総合トップ10がいちばんの目標だと言っています。ガルの話。「調子は上がっているよ。特に最後の3つのステージではまだいろんな可能性があるし、いろんなことが起きるだろうね。ただ、夜中によく目が覚めるんだ、しかも汗びっしょりだったりする。体はストレスを何とかしようとするからだろうね。こ...
ゲオルク・エルザーはヒトラーを爆殺しようとして失敗した。エルザーは腕の良い職人だった。誰にも相談せず、一人でコツコツと爆弾を作り、巧妙にセットして、しかし失敗し、逃亡しようとして見つかって逮捕され、処刑された。彼の企てが成功していたらどうなっただろう? 彼は独裁者を暗殺したヒーローになっただろうか? 結果が出た後から、エルザーの行為は独裁者を止めようとした止むに止まれぬ行為だとされて、拙ブログでも...
というわけで昨日ポテチを投げた男はあっさり捕まりましたね。管理社会の中、こういう犯人はすぐに特定されてしまうんですね 笑)コロナ前にもトニ・マルティンに看板ぶっつけた女性もすぐに特定されたしね。75年のツールでピュイ・ド・ドームの登りでメルクスはゴール数百メートル前で脇腹に強烈なパンチを喰らうと言うことがありました。まあ、この後のステージで突然メルクスがブレーキになったのはこの時の肝臓のダメージのせ...
TVでは先日のタイマンスプリントでヴィンゲゴールが勝ったのを、ポガチャルのハンガーノックではないかと推測してましたが、まあ、いろんな説が出て楽しいです 笑) しかし、有無を言わせぬ強さ。逃げて10秒ぐらいの差がずっと続いた時には、またヴィンゲゴールとエフェネプールが追いつくんじゃないかと思ったんだけど、ズリズリと引き離しましたね。ゴール後のクールダウンの時、ポガチャルがちょうどエフェネプールのお尻を見...
ログリッチがリタイアし、こういう時のためのヴラソフもすでになく、ヒンドレイはトップテンが望み薄となっては、もうステージ狙うしかない、と思うんだけど、そうなるとソブレロとデンツに期待がかかってくるのでしょうか? 昔の名前ならユンゲルスなんだろうけど。。。しかし、こうなるんだったら、言ってもせんないことだけど、ブーフマン出しておけば 苦笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: ...
スターリン時代に作品を何度も批判され、発表を制限されたアンドレイ・プラトーノフ(1899〜1951)というソ連の作家がいる。岩波文庫で短編集が出ているけど、作品の多くが日の目を見るのは死後かなり経ってから。僕がこの作家の名前を初めて知ったのは1991年秋の、今はない三百人劇場でのソ連・ロシア映画の全貌というシリーズで観たソクーロフ監督の「孤独な声」という映画の原作者として、だった。ソクーロフ監督についてはここ...
弱り目に祟り目、泣き面に蜂、、、ヴラソフが転倒してリタイアしたと思ったらログリッチが二日続けて転けました。ゴール後の監督アルダークは医者の診断次第だと曖昧な答えをしているようですが。。。一方のスプリント、あのカヴの無茶苦茶派手な斜行は、あれでも大丈夫なの? 主催者はカヴに忖度してるんじゃないの? 笑)と思ったら、やっぱり降格でしたね。ファン・アールトにブレーキングさせたデマールも降格。まあ、昔のよ...
ポガチャルが逃げて、今シーズン初めて失敗しましたね。最後のスプリントでは、やっぱりその前の逃げで足使ってたんでしょうかね。一方でヴィンゲゴールがあんなにボロボロ泣くのもちょっとびっくりしました。ログリッチはゴールについた時はエフェネプールからだいぶ遅れていたけど、3キロルールが適用されたんですね。リザルトはエフェネプールと同タイムゴールです。あんな山岳ゴールでもこのルール適用されるんですねぇ。ボー...
昨日は途中で寝てしまって、実はまだ見てないんですよねぇ。。。結果だけは知っているけど、そんな退屈なステージだったんだぁ 笑) この後、最後の5キロだけ見るかなぁ 笑)というわけで昨日ちょっと触れたルーマニア、リポヴィツが総合優勝しましたね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった? (あくびマーク)ニコ・デンツ: (あくびマーク)休養日二日目。。。C: 風が強くなった時は嬉しかったかい? 横風分断...
拙ブログではスタート前に注目選手として上げたオーストリア人ガルの休息日のインタビューです。去年はクイーンステージで優勝して、総合8位になったんですが、現時点では6分以上遅れての17位。ただ、山岳ステージが待ち遠しくてしょうがないって感じです。「第一段階の評価はポジティヴだ。まだ山岳ステージは一つだけだし、山頂ゴールもない。一つだけ悔いがあるのはTTだね。TTが良くなるようにずいぶん時間をかけたんだけどね。...
ああ、ヴラソフくるぶしの骨折で棄権ですね。ログリッチとしては痛いなぁ。ボーラのチームとしても総合トップテンの可能性が十分あったからなぁ。しかし、くるぶし骨折状態で集団まで戻って、ポガチャル集団でゴールしたのね。すごすぎ!一方ルーマニアのシビウ・ツールでは最終日を残してリポヴィツが総合トップになってます。地味なステージレースだし、有名有力選手もあまり参加してないけど、どうなるでしょう。というわけで、...
昨夜のNHKで放映されました。先週のワイマール共和国からヒトラー誕生の回もすごかったけど、今回もものすごかったです。敗戦からの1年間の、ほとんど全て見たことのない映像でした。敗戦5日目の8月20日にはテキヤの親分(要はヤクザの親分なんでしょうか)のもとで新宿に、アメリカ軍の横流し品や日本軍などの隠匿物資を、国の決めた適正価格の数十倍で売る闇市ができたなんてのもびっくりでした。さらには日本政府がアメリカ占領...
今回はリクエストにお答えします。写真は1950年の古雑誌「ビュッテ・クルブ、ミロワール・ドゥ・スポール」の表紙です。金曜日に99歳で亡くなったようです。この選手、拙ブログでは1952年のツールを古雑誌で紹介したときに触れました。成績だけで見るとグランツールやクラシックに勝つことはできなかったんだけど、当時のフランスのチームではボベと並んで人気者だった選手です。ツールでは1951年に2位になってますが、この時はコ...
残り60キロぐらいから見てたんですが、なかなかスリリングでした。ポガチャルの繰り返しのアタックはやっぱり惚れ惚れします。でもあれってマスク必要じゃない? 苦笑)優勝争いも、春先に骨折したヤスペル・スタウフェン、もう少しでしたねぇ。スタウフェンってスプリンターのはずだから、もう少し前に諦めて集団に戻って、力を温存してスプリントに備えるという手はなかったんでしょうかね?*Cyclingmagazine : 今日はどんな...
まあ、これまでの人生で僕が投票した人が当選した確率は、間違いなく50%以下です キッパリ)しかし嘘つきのレイシストと新自由主義のファシストに負けるかなぁ。謎だわ。FBで知り合った人たちは当然だけど、他にも普段付き合いのある知人友人たちの中であの二人に入れそうな人は思い浮かばないんだけどねぇ。特に今回ネトウヨ界隈でも小池を積極的に推すような話ってなかったような気がするんだけど。。。結局石原の時も、前回も...
うーん、スプリント賞マイヨの色が暗くて、まるで見極めがつきませんねぇ 苦笑)昔の薄い緑の方が良かったなぁ。一方で、ツアー・オブ・オーストリアでは死亡事故があったようです。ノルウェーのアンドレ・ドレーゲが下りで落車して亡くなったということで、同業者ですからね。デンツも今日の日記は控えめです。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 自転車の調子としては、今日は良い日とはいえなかった...
後半ビッグフォーが出てきたあたりから、ものすごい盛り上がりましたね。TVの前で、思わず、何度も「うぉ!」とか「すんげー」と声出してました 笑)個人的にはフェリックス・ガルがどのぐらいまで頑張れるかと思っていたんですが、ほぼ3分遅れで総合順位もずいぶん落としてしまいました。あのクラスのTT能力は普通のクライマーにはちょっと無理でしょうね。さて、デンツは4分半以上遅れてゴールでした。まあアシストですからTTは...
カヴェンディッシュの後にフルーネヴェーヘンかぁ、士気下がるわぁ 笑)もう一つ、昨日の続きで、メルクスのカッコ良すぎるエピソードをかつて書いたことを思い出しました。カヴはまだまだメルクスの靴紐を結ぶ役目にも達してません キッパリ)「1972年のツール、緑のマイヨはきみのだ」へ*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: ストレスいっぱいで仕事もたくさん。でも結局何のためだったんだろう 苦笑...
やれやれ、拙ブログとしてはちっとも嬉しくないですね 笑)今日はカヴェンディッシュファンの方はご遠慮ください 爆)メルクスを抜いたって言ったってねぇ。メルクスは7回しかツールに出てないし、スプリントだけでなく山岳でもTTステージでも勝ってるし、総合優勝は5回だからね。勝利数を抜いたって言ったって、メルクスの名前を出すことが烏滸がましいわ! って気がする。むかしチポッリーニがジロ・ディ・イタリアでアルフレ...
やはりヴィンゲゴールは去年のレベルまでは達してないんでしょうかね。ただ、まだ5分の1ですからね。ただ、あんなの見ちゃうとねぇ、ポガチャルにヴィンゲゴールがどこまでついていけるか、そしてエフェネプールとログリッチが、さらにそれにどこまで追いすがれるか、という感じがします。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 昨日は本当に嵐の前の静けさだった。今日は山以外でもハードな1日だったよ。...
私の2年前の予想がついに当たりました 笑)アフリカ系の選手としてはツールのステージ初優勝ですね。ゴール前1キロからのアンテルマルシェの3人のトレインに乗り遅れて、一人10番手ぐらいにいたんですが、ゴール前にうまく右端のスペースに潜り込めたという印象でした。ただなぁ。エリトリアって国、前にもちょっとだけ触れたけど、改めて調べるとどうやらかなりヤバイ国みたいでね 苦笑) 「アフリカの北朝鮮」と呼ばれている...
うーむ、早くもポガチャルとヴィンゲゴールの一騎打ちの様相を呈してきました。いや、結果的にはゴール直前で追いついたとは言えエフェネプールは乗り遅れた感じだし、ログリッチは反応できませんでした。ログリッチはついていきたかったけど足がなかったと認めてますね。たまたま調子が悪かっただけならいいんだけど。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 次の灼熱バトルだった。でも今日はコースのせい...
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rsn. に「独占」インタビューが載ってましたが、独占という割にはちょっと簡単 笑)ケムナの話。「ツール・ド・スイスの自己評価としては、いうまでもなくとても、とてもポジティブに感じています。自分が再び昔のレベルに戻っていることを示せたと思います。チームのサポートもあったし、最初から自由に走れたし、おかげで初日に逃げに乗れたわけで、私としてはとても嬉しく思っています。チームのサポートのおかげで自信を取り...
ジョアン・アルメイダが最終日の登りTTで逆転でした。第1ステージで3分以上の大差をつけられたのを、第3〜5ステージで優勝1回2位2回で一気に40秒差に追い上げ、第7、8ステージ連続優勝でひっくり返しました。ケムナが総合6位。ただ、ジュニア時代のTTワールドチャンピオンでしたから、最終日のTTで2分半近く遅れたのがちょっと気になります。ただ、復調してきたことは確かでしょうね。それよりフェリックス・ガルがTTで2位になった...
全部で7編からなる短編小説集です。死者とその死者を想う残された人々の話が多いです。解説には、「他の読み方をすることが困難なほどはっきりし」た「...
レンナルト・ケムナが復調の途上ですね。スイスでの成績はここまで5位グループ、先頭大集団、2位争い大集団、7位グループ、昨日のクイーンステージでも8位。ここまで1分44秒遅れの総合5位ですね。なんてったって1年間空白状態でしたからね。第5ステージスタート前の時点でのケムナの話が載っていました。ケムナの話。「昨日【第4ステージ】は生き残れただけでなく上位にとどまれたというのが僕にとっては大きい。いやほんとにハー...
びっくり!! さっきまで名前がカタカナで表記されていたのでわからなかったけど、僕はこの人の本を読んでいる。しかもかなり心に残った本だった! そして拙ブログでも最初の頃にこの本の名前を出したことがあった!伊勢崎賢治がれいわから出た時もびっくりしたけど、それ以上にびっくりした。記者会見を見ると、四半世紀前とはいえ政治家だった人だけあって話が上手いし、実務経験も豊富だし、ものすごい人生を経験してきた人だ...
かなり話題になっている本。読んでいて、なんどか山本太郎のことを思い出した 笑)著者は「幸せ」というものを、死からの距離がどれだけ保たれているか、だと定義する。そしてその距離が短くなったのは、人類の700年の歴史においても、この1、2万年、つまり農耕が始まって格差が始まった時代以降だという。拙ブログでも以前ウィルキンソンの「格差は心を壊す」という本を紹介したことがあり、そこでも散々言われていたことだけど...
音楽の聴き方が昔と変わってしまったし、コンサートにも全く行かなくなってしまった。楽譜は読めなかったけど、レコードやCDを聴きながら楽譜を追いかけることはよくした。おかげでポケットスコアなどの楽譜はまだかなりたくさんある。捨てられない性格だからね 笑)今はネットで無料でいくらでも手に入るんだろうけど。。。アルフレート・ブレンデルのベートーヴェンのピアノソナタ全集。40年以上前に買ったんじゃないかなぁ。当...
昨日の午後から熱が出て、今日は1日ヒエピタしてました 笑)熱以上に鼻水がひどくて。。。苦笑)おかげでドゥフィネの最終ステージは先ほどビデオで見たところです。珍しく私の戦前の期待がその通りになりました 笑)まあ、結果を見ていけば第3ステージで逃げて50秒以上のマージンを取れたのが大きかったと言えるけど、それでも第6、第7ステージではどちらもポガーチャルとヴィンゲゴールに次いで3位でしたからね。堂々たる結果...
3強+MVDPに注目が集まるあまり、テレビでも等閑視され続けてきたフローリアン・リポヴィツですが、現在の登りはエフェネプールより強いですね。2日続けて、ベスト5は4位だけが違いますが、1位ポガーチャル、2位ヴィンゲゴール、3位リポヴィッツ、そして5位にエフェネプールとなっています。レムコは落車の影響があるのかどうか。。。rsn ではリポヴィツがツールに向けた準備は完璧だとした上で、それでもログリッチの山のアシスト...
TTで大きく差をつけられたと思ったら、2級山岳であっさりでした。まさか今日の超級ではヴィンゲゴールが大逆襲とかあるんでしょうか 笑)一方でTT圧勝だったエフェネプール、まさかの後退でしたが、前日の単独落車、映像で見ると結構激しいものです。La chute de Remco Evenepoel dans le final de la 5e étape du Critérium du #Dauphiné. "Je ne ressens pas de douleur, j’ai juste une égratignure au niveau du genou d...
いやぁ、前回リポヴィツの名前出したら次の第3ステージで、即、逃げてたようですが、忙しくって、実は今朝初めて、やっと一昨日のステージの放送を見たところでした。しかし、MVDPはともかくリポヴィツを逃すってどういうこと? 13人の逃げが決まったところが放送されてなかったので事情はよくわかりませんが、そこまでみくびられてた? 苦笑)明日からの山岳ステージでの活躍を期待していたんだけど、逃げの中でもMVDPがどうし...
昨日は早朝から高校時代の友人たちとテナガエビ釣りにいったんですが、私の釣果はダボハゼ2尾 笑)テナガエビのタイミングが今ひとつわからず、来てたとは思うんだけどねぇ。。。 まあ、ぼんやりのほほ〜〜んと水面を眺めて1日を過ごすのも、たまには良いもんでした。というわけで、クリテリウム・ドュ・ドゥフィネ(私にはドゥフィネ・リベレという名前の方が馴染みがあるんですが 笑)は、しょっぱなからタデイ・ポガーチャル...
拙ブログでは「今日の東京新聞から」という表題でずいぶん書いてきたけど、記事の写真をそのまま出すのはまずいのではないかという助言をいただいた。記事をとば口に、いわば引用のつもりでいたんだけど、そのまま記事を出すのは引用の範疇を超えているかもしれない。というわけで、全部まるまる載せるのは控えることにします。今回はとりあえずこんなふうにしてみました。今日の東京新聞の「時代を読む」という田中優子の記事で、...
「自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのためにだけ生きよ」(原民喜)題名は理不尽に殺された者たちに向けて、別れを告げることを拒否するという意味である。主人公のキョンハはハン・ガン自身と思われ、光州虐殺事件の本(拙ブログでも紹介した「少年が来る」を思わせる)を書いた後、悪夢に苦しみながら自殺すら考える。友人のインソンが指を切断する大怪我で入院し、彼女から済州島の自宅で飼っているインコが心配な...
終わってみるとあっという間の感じです。年寄りは時間の流れる速さが尋常じゃないですわ 笑)しかし、戦前の cyclingmagazine.de の有力選手予想は見事に外れました 笑)まあ、ああいう予想記事をあげつらうのってイヂワルだとは思うけど、ついつい。。。 笑)あそこで名前が上がっていたのはログリッチ(リタイア)アユソ(リタイア)ティベリ(17位)カラパス(3位)ゴデュ(66位)ベルナル(7位)チッコーネ(リタイア)ラン...
少し前に英語圏の自転車ロードレース解説と言えばこの人、というフィル・リゲットのドキュメンタリーをJスポで1時間番組2回に渡り放送していました。録画しておいたんだけど今やっと見ました。オーストラリアの放送局の番組だったようですが、英語圏でのロードレース普及のための影響力はすごいものがあったようです。個人的には私はこの人は、たぶん1985年のパリ〜ルーベのアメリカのCBSスポーツの番組のビデオで解説をしていまし...
いやぁ、予想外の展開でした。カラパスがアタックを繰り返して、デル・トロが反応して、という絵柄が見えていたんですが、サイモン・イェーツがあんなに大差をつけるとは思いませんでした。ず〜〜っとテレビ画面に映らず、解説では前待ちでいるはずと言われていたヴァウト・ファン・アールトも、フィネストレの下りで唐突に現れて、セストリエールの入り口まで機関車のように一人で先頭を引っ張り続けてくれたのが大きかったですね...
ちょっと今日は忙しいので、簡単に。****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: 今日はもうあっという間に現実の地に引き戻されてしまった 汗笑)重力は間違いなく存在するし、昨日の影響もとてもはっきり感じることができたよ 笑)C: ああいうステージ勝利は登りでどのぐらいのワット数影響するの?デ: 最初の登りは20分のテストをこなしている気分だった。でも上に着いたらまだ集団は完全にみん...
昔なら想像もつかないような行為にペナルティーが課されるようになって、しかもイエローカード導入で、このジロでも2枚のイエローカードを受けると失格ということで、選手たちは結構ビビるんじゃないでしょうかね。このイエローカード、何をしてはいけないかが、どうもよくわかりません。ググっても、日本では後ろでガッツポーズしてゴールするとかボトルを所定の場所以外で捨てたりするとイエローと、ちょっと笑えるところが話題...
早寝しようと思っていたんですが、昨日に引き続きでっかい30人以上の大集団の逃げにボーラからはデンツだけが乗っていたので見ていたら、そのうち10人程度が前へ。デンツが後ろから一人で追いかけて追いついたあたりで目が離せなくなりました 笑) 追いついた後も積極的に前に出てたし、逃げようとした瞬間もあったので、これはひょっとして、と思っていたら、残り18キロをきったあたりで、あれよあれよというまに差が広がって逃...
某映画館のタダ券があったので見てきました 笑)親兄弟と婚約者をワルシャワのゲットーで目の前で殺されたユダヤ系ポーランド人のフィリップが、どういう経緯かわからんが、2年後にフランクフルトで、フランス人になりすまし、高級ホテルのボーイとして働いている。彼は復讐のためにナチス高官らの妻をつぎつぎ誘惑して、最後に罵詈雑言を浴びせて捨てる。しかし、おぼこいドイツの娘と知り合い、さらにはポーランドレジスタンス...
各国でナショナル選手権の結果が出ていますね。日本は小林マリノが初タイトルでした。しかし雨とはいえ完走者が20人いないって、かなり過酷なレースだったんでしょう。修善寺のサイクルスポーツセンターかぁ、行きたかったなぁ。久しく行ってない。ここを走ったのは、たぶん1980年代後半のチャレンジロードかな。あ、拙ブログ始めたばかりの頃の家族旅行のついでに行ったことがありましたっけ。走ってないけど 笑)*マルコ・ブレ...
ストーリーについてネタバレはしません。というか、登場人物も多く、複雑すぎてできません 苦笑)面白い!! この人の小説はここでも「ボラード病」と「バースト・ゾーン」を紹介したことがあるけど、この小説も最後の方まで読むと、実は現在の日本をリアルに描いたわけではないことがわかる。「ボラード病」みたいにディストピアなのかもね。見る間に日が沈み、あちこちに夜を先取りする黒い闇の領域が、まるで動物の掘った穴の...
恒例「本音のコラム」の前川さんだけでなく、田中先生まで書いてますね。小池批判を。排除します。この人の政治姿勢はこの言葉に尽きるんだろうなぁ。一見、顔はニコニコしているけど目が楽しそうではないよね、この人。先日紹介した都議会での排除もそうだった。都合の悪いものは排除するというのがこの人の持ち味なんだろう。関東大震災での朝鮮人虐殺を認めない姿勢も、この「排除」がキーワードなんだろうね。だけど、これだけ...
今朝の新聞で知りました。前に紹介したことがありましたが、「四季 ユートピアノ」を作ったNHKのプロデューサーです。このドラマ、1980年ごろに見て、その後も再放送で何度も見ました。YouTube で見られますね。ただ、埋め込みは禁止のようですので、リンクを貼っておきます。https://youtu.be/ivEGmvSjyz0?si=ZYrui2ngmtN5QdW4出てくる人たちはみんな素人でセリフも棒読みなんだけど、さまざまな出会いと別れがとても抒情的に余韻...
前回のライブは肋骨骨折で行けなかったので、昨夜は久々の友川カズキライブ。学芸大前のライブハウス APIA 40 でした。人数は100人入れないぐらいなんだけど、秋田や大阪など日本各地から、さらには上海からこのライブのために来たという中国人青年まで、ライブの後の打ち上げで盛り上がりました。初めて行ったライブは8年前http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2461.html。もうすっかり常連になって、ライブハウスのマ...
ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...
ジロが終わった後のオンライン記者会見で、ボーラのチーム監督ラルフ・デンクが今シーズンでブーフマンがチームを去ると明言しました。まあ、そうなるのは間違いなしと言われていたから、驚きではありませんが、ここで発表してしまって、この後のシーズンはどうするんでしょうね? デンクはツールのメンバーに入れる可能性も匂わせたようですが、ログリッチの山岳アシストとしてはヒンドレイとヴラソフが決定していて、もう一人加...