ああいうコースでは強いはずのログリッチ、これまでまったく勝負に参加していませんね。かえって不気味ではあります。一方でデル・トロが2秒3秒を稼ごうと必死な感じですが、昨日のデンツが書いていたように、これが最後の殺人的な最終週に影響するようなことがあり得るんでしょうか? あの必死さを見るとがんばれ!という気になりますが。。。というわけで、ペダースンの圧勝でした。昨日のラストは800メートル9%。今は strava ...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
ジロで最後のグランツールと称していたゲシュケがツールにも出場するというので、またまたゲシュケの最後のツール・ツィート日記かと思ってたら、新たにレッド・ブル・ボーラ・ハンスグローエとやたら長いチーム名になったデンツでした。ニコ・デンツは拙ブログでもジロのツィート日記なら3回出てるし、ジロでステージ優勝もしてるし、ブエルタにも出てるんだけど、ツールは初出場です。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だっ...
先日都議会での独裁国家並みのびっくり映像を紹介したけど、今朝の都知事選の選挙公報も、どこか映画「未来世紀ブラジル」並みのディストピアぶりでした。あえて写真は小さめにしてありますが、興味があれば写真をクリックすれば大きくなると思います。でも、わざわざ見る必要ないな 苦笑)どの面を開いても、NHKに受信料を支払う人は馬鹿だと思いますの文言とともに候補者以上に大きな文字で立花孝志の文字が踊ってる。かと思...
某映画館のタダ券があったので見てきました 笑)親兄弟と婚約者をワルシャワのゲットーで目の前で殺されたユダヤ系ポーランド人のフィリップが、どういう経緯かわからんが、2年後にフランクフルトで、フランス人になりすまし、高級ホテルのボーイとして働いている。彼は復讐のためにナチス高官らの妻をつぎつぎ誘惑して、最後に罵詈雑言を浴びせて捨てる。しかし、おぼこいドイツの娘と知り合い、さらにはポーランドレジスタンス...
各国でナショナル選手権の結果が出ていますね。日本は小林マリノが初タイトルでした。しかし雨とはいえ完走者が20人いないって、かなり過酷なレースだったんでしょう。修善寺のサイクルスポーツセンターかぁ、行きたかったなぁ。久しく行ってない。ここを走ったのは、たぶん1980年代後半のチャレンジロードかな。あ、拙ブログ始めたばかりの頃の家族旅行のついでに行ったことがありましたっけ。走ってないけど 笑)*マルコ・ブレ...
ストーリーについてネタバレはしません。というか、登場人物も多く、複雑すぎてできません 苦笑)面白い!! この人の小説はここでも「ボラード病」と「バースト・ゾーン」を紹介したことがあるけど、この小説も最後の方まで読むと、実は現在の日本をリアルに描いたわけではないことがわかる。「ボラード病」みたいにディストピアなのかもね。見る間に日が沈み、あちこちに夜を先取りする黒い闇の領域が、まるで動物の掘った穴の...
恒例「本音のコラム」の前川さんだけでなく、田中先生まで書いてますね。小池批判を。排除します。この人の政治姿勢はこの言葉に尽きるんだろうなぁ。一見、顔はニコニコしているけど目が楽しそうではないよね、この人。先日紹介した都議会での排除もそうだった。都合の悪いものは排除するというのがこの人の持ち味なんだろう。関東大震災での朝鮮人虐殺を認めない姿勢も、この「排除」がキーワードなんだろうね。だけど、これだけ...
今朝の新聞で知りました。前に紹介したことがありましたが、「四季 ユートピアノ」を作ったNHKのプロデューサーです。このドラマ、1980年ごろに見て、その後も再放送で何度も見ました。YouTube で見られますね。ただ、埋め込みは禁止のようですので、リンクを貼っておきます。https://youtu.be/ivEGmvSjyz0?si=ZYrui2ngmtN5QdW4出てくる人たちはみんな素人でセリフも棒読みなんだけど、さまざまな出会いと別れがとても抒情的に余韻...
前回のライブは肋骨骨折で行けなかったので、昨夜は久々の友川カズキライブ。学芸大前のライブハウス APIA 40 でした。人数は100人入れないぐらいなんだけど、秋田や大阪など日本各地から、さらには上海からこのライブのために来たという中国人青年まで、ライブの後の打ち上げで盛り上がりました。初めて行ったライブは8年前http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2461.html。もうすっかり常連になって、ライブハウスのマ...
ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
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ああいうコースでは強いはずのログリッチ、これまでまったく勝負に参加していませんね。かえって不気味ではあります。一方でデル・トロが2秒3秒を稼ごうと必死な感じですが、昨日のデンツが書いていたように、これが最後の殺人的な最終週に影響するようなことがあり得るんでしょうか? あの必死さを見るとがんばれ!という気になりますが。。。というわけで、ペダースンの圧勝でした。昨日のラストは800メートル9%。今は strava ...
なぜか cyclingmagazine.de の記事が更新されず、朝から待っていたんですが、今もまだ更新されてません。おかしいな、と思いながらいっそのこととブルースカイで見てみようと行ってみたら、すでに16時間前にアップロードされてました。まあ、これまでの成り行き上ツィート日記と銘打ってますが、次回からはブルースカイ日記と変更しましょう 笑)****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 今日は本当の...
東京の神楽坂にあるToppan印刷の印刷博物館では、夏までこんな展覧会をやっています。少し前にちょっと見てきました。フライヤーが表と裏で繋がり、ちょっとオシャレです。会場はさすがにほとんど人がおらず、のんびりできましたが、実はちょっとその後用事があったので途中から急がざるを得ず残念でした。もう一度いってもいいなぁ。いろんな展示があって、日本の印刷として版画などの作成工程が具体的に出ていて、面白かったんで...
前に紹介した奥泉の「虚史のリズム」の話をしたら、こんなのもネズミ人間が出てくるということで、教えてもらいました。東京の「地霊」が6人の人間に取り憑いて(人だけでなく猫や鼠やもっと下等な生き物にも)、幕末から福島の原発メルトダウンまでの東京の有名な出来事を時代順に描き出すんだけど、読みながら映画の「フォレスト・ガンプ」を思い出しましたね 笑)歴史的な出来事の現場に必ずいて、「XXXしたの実は私でした」っ...
先日ツキイチからスプリントでファン・アールトが優勝するシーンを見て、ちょっと違和感と共に思い出したイェンス・フォークトとマヌエル・ガラテの2006年の出来事が起きたのが、昨日の途中通過したサン・ペッレグリーノ峠でのことでした。過去に書いたエントリーをリンクしておきます。自転車に騎士道精神が残っていた時代のお話です。よろしければぜひ。2006年、ジロのイエンス・フォークトへ。リチャル・カラパス、息子さんの誕...
雨による運不運。これも自転車ロードレースの魅力の一つですが、これまで診てきたこの手のステージ、たいてい後にスタートする方が雨が強くなっていたような気がします。それとやっぱりあの水道橋や斜塔を背景に走るっていう風景がとても良いです。****Cyclingmagazine: 今日はどんなTTの日だった?ニコ・デンツ: 今朝は全くレースモードではなかったんだけど、スポンサーから一缶もらって、やっとスイッチが入ったね。で...
大急ぎで二つ続けて。****Cyclingmagazine: 今日はどんな(休息)日だった?ニコ・デンツ: 本当によかった。本物の休息日だった。アリバイとしてコーヒーを飲みに自転車で行ったけど、今日は完全にスイッチオフの日だった。C: 明日は全力を出さなければならないプリモシュなんかと比べれば、明日の君はTTできっとずっとリラックスしていられるんだろうと思うけど、君たちは休息日を個人的な必要性に応じて過ごすのかな?...
うーむ、前々から何度も言ってきたことですが、レースがどうも勝利だけを目指した感じで殺伐としてます 笑) 前回書いた記事をリンクしておきますhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4973.htmlただ、昨日の場合はデル・トロがピンクのマイヨは確定していたからステージにはこだわる必要はなかったともいえるんだけど、それにしてもファン・アールトがまるで前引かなかったですからねぇ。。。大昔の映画で「レッド・バ...
今日はちょっと簡単に。****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 今日はちょっと大変だった。昨日が重要なステージだったし、明日はさらに重要だから、今日みたいなステージは見落とされがちだね。逃げのグループに入るために延々と争い、結局強い連中が前に残って、僕らは後ろでのんびり走ることもできやしなかった。C: 君たちはステージ前にすでに戦術としてマリア・ローザをひょっとしたら手放すか...
モスコンが怪しげな手振りをすると、やばいです 笑)最近おとなしくなったと思ったらあまり名前が出てこなくなったけど、なにしろいろんな前科者ですからね 笑)****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 必要な時にちゃんと力を出せたよ。今日は注意マークのついたステージのうちの一つだったから、強い逃げグループ(総合に絡みそうなのもいた)に対してタイムロスしないようにすぐにコントロールし...
ベルイマンの映画。だいぶ昔に録画したまま忘れていたんだけど、舞台が1923年のドイツだというので見てみました。なんか他のベルイマン映画とはちょっと趣が違います。この監督は基本的に自分の悩みを登場人物の実存的苦悩というか、神とか、男と女、家族や死とか、反戦を中心にした煩悶葛藤にして描く映画が多いと思うんだけど、この映画はむしろナチス台頭の時代の中で、主人公の周りで次々と人が自殺していき、ちょっとサスペン...
先日も桐生市のことを書いたけど、今度は障害年金か。センター長が変われば行政の一貫性も反故にされるわけ。山本太郎がよく言うように、生活保護にせよ困っている人を国が助けるのは、ひいては自分のためなんだよね。それなのに、今の日本は、自己責任という言葉を振り翳して、困っている人を助けないで済むようにしようという心理を人々に煽り、一方で、逆に自分の困窮を自己責任と言って納得させようとする心理を持たせようとし...
このところちょっとばたついて、4、5 ステージとあまりまともに見られず、昨日のステージも落車のところを見てなかったんですが、山岳に入る前にヒンドレイがいなくなったのはレッド・ブル・ボーラにとっては痛すぎますねぇ。前日まで総合15位、トップから1分足らずの遅れだったから、万が一ログリッチがリタイアしたりすれば B プランとしてエースになることもできたんでしょうけど。というわけで、カーデン・グローブス、出てた...
マス・ペダースンがやっぱり上手いし強いです。あ、これは差されるなと思ったけど、よくもちましたね。残り200メートルで先頭に出て最後50メートルぐらいでピドコックに並ばれかけたけど振り切りました。2位に入ったエドアルド・ザンバニーニは位置取り失敗でしたね。残り150メートルの時点でペダースンから10メートル以上後ろでしたから、左端が運良くスペースがあったとはいえ、よくあそこまで持って行きましたが。。。爆発力が...
昨日は早寝して、今日は朝から仕事だったのでまだ見てないんですよねぇ。先ほどゴールシーンだけYouTubeで見たけど、例によって私のペダースン予想は外れました 笑)****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 今日は僕がここにいるのはこの日のためだという何日かの一つだった。最後の周回コースはとてもテクニカルで、当然ストレスも大きかったよ。でも僕らはうまくやったよ。できるだけ力を温存して、...
今日のは休息日だし、移動が多かったから短いですね。****Cyclingmagazine: 今日はどんな休息日だった?ニコ・デンツ: はっきりいってかなり長時間だったし、缶詰のイワシみたいに密だったけど、びっくりするぐらい時間通りにスムーズに進行して、予想に反して計画した時間枠に収まった。C: 時間は全体でどのぐらいかかったの? 自転車には乗ることはできたのかい?デ: 移動は7時間かからなかったよ。遅めの昼食の後5...
昨日はいつもの友川カズキライブで帰宅は12時少し前でしたが、ラスト15キロほどは見ることができました。今回のジロ出場選手ではマス・ペダースン(この選手の名前も forvo で聞いても仮名書きしづらいです。拙ブログでもいろんな表記してるはずで、統一したいところなんですが。。。 笑)が一番スプリントがあるってことですかね。本当ならファン・アールトが対抗したいところでしょうが、本人も準備段階でまともな練習ができな...
女子のブエルタ最終ステージの霧のアルト・デ・コトベロ、なかなか風情があってよかったですね。ピレネーかと思ったらピレネーのずっと西の方、アストリア地方だそうです。Googleマップで見るとここへ至る道はものすごくたくさん枝分かれしてます。男子のブエルタでは2010年にコースになっているようですが。。。****Cyclingmagazine: 今日はどんなTTの日だった?ニコ・デンツ: (これX上では動画ですが、ここに貼れないよ...
というわけで、前回の有力選手紹介、すでに書いたようにランダは早くもリタイアですし、アレンスマンは1分半以上遅れてるし、他にもジーとダニマルとフォルトゥナートも1分ぐらい遅れてしまいました。恒例 cyclingmagazine.de のツィートレース日記。やっぱりニコ・デンツでした。2年前(あっという間だね)にはジロでステージ2勝しているけど、今回はログリッチの総合がかかるし、流石にステージ狙いは許してくれないでしょうね。...
こちらも少しアップデートしてないと、どうも昨今の選手たちの力量がよく分かっていないところがあります。というわけで、Cyclingmagzine.de で有力選手たち18人について10点満点で採点してますので、自分のためにも、ここで紹介しておきます。プリモシュ・ログリッチ(レッド・ブル・ボーラ)35歳 ジロ3回出場 23年優勝優勝候補ナンバーワンです。山岳 9点、TT 9点、調子 9点、チーム力 9点、戦術 8点。弱点としてはよく落車す...
*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 山岳ステージの間の嬉しい一息。まあそうは言ってもスタートと最後はもちろんストレスかかったし、今回は僕は半分総合争いの選手になっちゃったから、いつもよりもいくらか注意深く見まわさなくちゃならなくなってるよ 笑)C: 総合狙いの役割に、今はもう慣れたかな? その役割についていると、どんなことが素敵で、なにが楽しくない?ゲ: 今までのとこ...
先日「ウルリヒの甥っ子にして元テレコムのプロ選手トビアスの息子」、ゲオルク・シュタインハウザーのことに触れたら、あっという間に甥っ子と息子のレッテルを剥がして、「ジロのステージ優勝者」のレッテルに貼り替えてしまいました(rsn の記事の表現をパクりました 笑)。まあ、ウルリヒの甥っ子と言ってもちょっと複雑で、シュタインハウザーのお母さんがウルリヒの「元」の奥さんの妹だということなんですが。ウルリヒもい...
ゲシュケの 笑)青い山岳賞ジャージはスカローニに取られてしまいましたが、トップのポガチャルは224ポイント、スカローニが91、ゲシュケが78って、まるで勝負になりません。*Cyclingmagazine : 今日はどんな雪の日だった?ジーモン・ゲシュケ: まあまあ上手くいったよ。寒さは僕のクリプトナイトだからね、それを思えば悪くなかった。でも今朝のカオス、きっとしばらく引きずるだろうね。 RCS もそうだけど、UCI にもこれほ...
ポガチャルと2位の差はほぼ7分。一方2位から6位までは3分。しかも最終週に山頂ゴールのステージ二つ。最終日前日にはモンテ・グラッパを2回登るステージと、3分ぐらい1発でひっくり返りそうです。もうポガチャルは好き放題やってもらって(放っておいて 笑)、上位選手たちの表彰台狙いがレース展開の焦点になりますね。この点で、ボーラは完全にダニマルの表彰台狙いにシフトして、ステージ狙いはほぼ諦めたと明言しました。これ...
「ガガーリン 世界を変えた108分」という2013年のソ連映画があります。これを見ると、1961年当時の知識は無重力状態で本当に人間は生きられるのか、わからない、犬が帰ってきたのだから大丈夫だろう、程度のもの。なにしろアメリカより先に有人宇宙飛行を成功させなければならないという関係者の特攻精神だけ。ほとんど見切り発車だ。宇宙飛行士の候補生たちはみんな死ぬ覚悟でいます。訓練だって遠心分離機みたいなぐるぐる回る...
いやぁ、さすがに8時間は付き合ってられません 笑) しかしモルティローロでゲシュケが頑張ってたので、なんとか山岳賞2位をキープして、青いマイヨを守れる(??笑)と良いがと思ってましたが、しばらくよそ見をして戻ってみると、最後の10キロほどはゲシュケの名前はまるで出てこなかったので、これは遅れたな、2位キープはダメかな、と思ったら、結果を見るとキープしてました 笑) 明後日も青いマイヨで走れますね。で、...
15年近く前、トニー・マルティンが全盛期にドイツのTTのナショナル選手権でベルト・グラープシュに敗れたことがありました。その時のコースがアップダウンの少ないコーナーもあまりない単純なコースで、そういうコースだと体格と馬力の勝負になってしまうと。まあ、あのコースでも2位になっちゃうポガチャルに呆れるしかないです。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 午前中はホテルでとってもリ...
うーん、男たるもの絶対読むべし。読んでこの理不尽さに怒るべし。特にロザリンド・フランクリンやリーゼ・マイトナーの話は眩暈がした。どちらも女であった彼女らの手柄を男が横取りして、自分たちだけ栄誉に預かる。特に前者は死人に口なしとばかりに、横取りした男は彼女を貶める本を書いてベストセラーになる。だけど、ネットで見ると、現在まだ存命中のこの男は最近差別的発言によって自らの名声を汚したようだけど。全部で28...
さすがに昨日のステージは残り5キロから見たので 笑)、途中で横風分断があったのは見てませんでした。ジョナタン・ミランが3勝目でしたが、TVでも言ってたように、リドル・トレックのバランスが取れてますね。2位にはスタニスワフ・アニョウコフスキが入ってますが、この選手スプリンターだった??*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 今日は実際最後まで、それと短い横風区間まで、とてもリラ...
アラフィリップ、今回のジロでずいぶん積極的でしたが、とうとう勝ちましたね。残り10キロで40秒ぐらいでしたか。これはちょっと辛いなと思ったんだけど、逃げ切りました。一方、スタート前は今日はシャハマンが逃げると明言していたボーラの監督でしたが、これは空振り。まだ落車の影響があるんでしょうか?*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 最初から最後まで本当にきついステージだったよ。プ...
今年の16ステージで予定されていたステルヴィオ峠は雪崩の危険性を理由に頂上まで登らず、途中でスイスに向かってウンブライル峠を越えていくコースになったようです。というわけで比べてみると、ちょっと小ぶりになったけどあまり大差ないような 笑) いずれにしてもレース序盤なのでこのあと下ってどうなるか?この峠は2013年にも雪で通行できなくなってカットされてきましたが、過去にはこんな写真も残ってます。1965年の第20...
rsn にゲシュケのスタート前の話が出てました。「(代わりに着る)山岳マイヨはとても気分がいいよ。ポガチャルからこれを奪い取れる現実的な見通しは、もちろんない。今日は、山岳ポイントがいくつかあるけど、むしろ足を休ませたいね。今週末と第三週にもっとたくさんポイントがあるからね。そこで頑張りたいよ。」さて、ゴール後はどう言ってるでしょう?*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 「...
いやぁ、昨日は10時半ごろに寝落ち。今朝は7時半に仕事へ。先ほど帰ってきたところで、昨日の結果を今見たところです。変な名前、と思っていたパレ・パントルがプロ初勝利だそうで、あの顔であの細さはないだろ!と思いますが 笑)ゲシュケが6位!! 今回のジロは調子がいいですね。どこかでステージ取れないかなぁ。ところで、rsn には、ちょっと嫌な記事。密かに体調不良の波がジロを襲っていると。アイデブルックスをはじめ、...
休日のプレスインタビューで、リポヴィツがいなくなって、山岳アシストがアレオッティだけになってしまったボーラは、当初ステージ狙いで、実際第1ステージでは2位、TTで5位になっているシャハマンも山岳アシストの一員にしたいと言ったようです。ただ、低い山なら強くても、2000メートル級となると、シャハマンがどのぐらいできるかは、本人すら、やってみなきゃわからないと言ってるぐらいですからねぇ。*Cyclingmagazine : ...
約束だった?)ジロに出場できず怒っていたブーフマン、ハンガリーで調子良さを見せつけ、溜飲を下げた感じです。最終ステージは常に積極的に走り、ゴール直前に抜かれて3位になりましたが、総合2位になりました。リポヴィツが数日で病気リタイアし、ダニマルの山岳アシストがアレオッティだけになってしまった結果を見ると、うーん。。。というわけで、ゲシュケは先頭集団でゴールでした。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だ...
逃げても、逃げずにスプリントに持ち込んでも勝てちゃうけど、あんまり圧勝しちゃうとファン(ティフォジ)からの風当たりも強くなるので、地味めな方にしておこうということでしょうか 苦笑)しかし、昨日の宣言通り、ゲシュケは見事に逃げに乗って、途中トラブっても追いついて、最後もそこそこのところでゴールしました。しかし、ずっと一緒に逃げて最後も一緒にゴールした22歳のゲオルク・シュタインハウザーは、拙ブログでは...
数日前に UCI がポガチャルのピンクとパープルのワンピーを禁止したというニュースを見たんですが、そしてその後ポガチャルはそのワンピーを着てなかったんですが、TTではまた着てましたね。OKになったのかな? あまり情報がありません。拙ブログとしてはシャハマンが元気なのが嬉しいですね。本人はこの後もあるから抑え気味で行ったと、言ってます。さらにガンナみたいなビーストに1キロで1秒おそくても不名誉なことではないよ...
ほとんどの人が応援したんじゃないですかね、のんべえのアラフィリップ。しかし、プラップは残り10キロでサンチェスとアラフィリップがコースアウトしそうになって遅れた時、待ったんですかね。プラップに勝つチャンスがあるとしたらあそこだったと思うけど、トラブル時にアタックしないという古風な騎士道精神を見せたのか、それとも??一方、ボーラは期待していたリボヴィツが病気で不出走は痛いです。ダニマルの山岳での1番の...
うーん、やっぱり古いファンとしては納得いかんのよねぇ。逃げでツキイチの選手がゴール前でアタックするって、思わずイノーさん、成敗してやってください!! って叫んじゃいましたわ 笑)昔、といっても1990年ごろのツールで、やっぱり4、5人で逃げてて、そこにフィニョンのアシストのティエリー・マリーがツキイチで最後まで前に出なかったんですけど、逃げが決まって残り500メートルぐらいで駆け引きが始まった時、マリーは...
もう昨日になってしまいました。昨日の東京新聞は 1964 年の東京オリンピックの自転車ロードレースコースでした。地図を大きくするとこんな感じ。赤いラインは一周36キロの今は無くなってしまったチームTTのコースでしょうか。一方薄緑色のコースは一周24キロの個人ロードのコース。緑の方は上にちょっとぴょこんと飛び出しているところがありますが、ここが結構な狭い登り坂になっています。赤いチームTTコースはここをカットして...