ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
このレースの由来については10年以上前の記事で書いたことがありますので、興味があればクリックしてみてください。YouTubeには残り10キロからのが載っていました。登りになると誰かがアタックするのが面白いです。平地になって残り4キロを切ったあたりで集団が完全に牽制状態。しかし狭い路地みたいな石畳道を、よくまあコースにしますねぇ。普段トラクターしか走ってないだろう、この道、って感じです。ゴールは結果がなかなか出...
昨日のヘト・ニウスブラットと、人は変われど同じチームがワンツーでした。今回は大本命の優勝でしたね。YouTubeのライブでラスト20キロぐらいから見てたんですが、その時点でヴィスマのヴァウト・ファン・アールトとUAE のティム・ヴィレンス、モビスターのスペインチャンピオンマイヨのラスカノの3人が第二グループに3分ぐらい差をつけて逃げてましたからね。こりゃあ、ファン・アールトで決まりだなと思いましたわ。しかも追走...
以前はヘット・フォルクと呼ばれたフランドルの小クラシックレース。昔はこのレースでレースシーズンが始まると言う印象でした。ロンデ・ファン・フラーンデレン(ツール・ド・フランドル)とコースと有名な激坂が重なり、気分はすでにフランドルクラシック、というレースです。上のYouTubeはラスト6キロ弱からゴールまで。他にもダイジェストがアップされています。やっぱり今年もヴィスマがチーム力が高いですね。スロヴェニアの...
この映画はもう6、7年前に夜中に一人で見てて、画面が暗転した後、顔を覆って泣きました。それについては書いたことがありますのでそちらで。映画「おみおくりの作法」(ちょっとだけネタバレ)で、昨日、友人から中古を手に入れたと連絡があったので、借りてきました。やっぱり最後は泣くしかないよね 笑)この映画はその最後だけ強調されてしまったようだけど、でもそこに至るまでの細部も実に上手くできています。据え置きカメ...
コメントをくれた方へ。ここでは名前は出しませんが、最後まで読んでくださることを願って、コメントへのご返事がわりに記事にしておきます。あなたのコメント自体は、申し訳ないが生理的に受け付けないので消しました。あまりに典型的なネトウヨ論法。あなたの危機感はどこを向いているのでしょう?? 自民党と統一教会のつながりはまるでスルーして、「反日帰化の多い野党」とは、呆れております。本当に野党の中に帰化した方が...
先日ズビャギンツェフの「ラブレス」に見える反プーチン的暗示を書いたけど、ナヴァリヌイ事件の関連でもう一つ思い出したのがこの映画。ナヴァリヌイは毒殺されそうになってドイツの病院に運ばれ、回復した後に、なぜロシアへ戻ったのだろう? 反体制の指導者は亡命して、外から政権批判を行うのが普通なのに。というわけで、この、タルコフスキーがイタリアで作った映画に、よく似た事情が出てくる。この映画の主人公はサスノフ...
前半はこちらピレネーに入って13ステージは上りの個人TTでした。ここで勝ったのはトレドの鷹ことフェデリコ・バーモンテス。1959年のツールの覇者です。この人の残っているビデオをみると、上りのシッティングフォームが買い物自転車に乗ってない?って感じの上半身が突っ立ったフォームで両肘を外側に張って体を左右上下に振って、まあ、はっきりいって格好悪いんですよね。でも、いろいろ変なエピソードがてんこ盛りの選手です。...
反プーチンの先頭に立っていたアレクセイ・ナヴァリヌイが殺された(と言っていいだろう)。権力者による政敵の殺害。これまでも歴史上何度も出てきたシーンだ。記事を見た瞬間、アメリカ映画のアンタッチャブルでショーン・コネリーが殺された知らせを受けたロバート・デニーロ演じるカポネがニヤッと笑うシーンがプーチンと被った。まあ、日本ではウラジミール、シンゾーと一緒に駆けて、駆けて、駆け抜けよう、とかポエムを言っ...
いやぁ、面白い、ニー・シャーリエンというルクセンブルクの女子卓球選手。むかしゲイ・カレンと言っていたおかっぱあたまの女子選手、覚えてるわぁ。83年に東京で世界選手権があった時に活躍した選手だ。日本はちょっとキュートな神田選手っていったかなぁ、女子のエース。男子だと斎藤清なんてのがエースだった。前から書いてるように、僕は自転車に夢中になる前、24、5歳まで卓球に夢中でした。下手だったけど、ずっと続けてた...
古いミロワール誌からの紹介シリーズです。勝手にシリーズ化です 笑)1962年のツール・ド・フランス特集の号。表紙は総合優勝のジャック・アンクティルとスプリント賞のルディ・アルティヒ。チームメイトですね。この年のツールはそれまでの国別対抗が廃止になって、チーム対抗になりました。第一ステージはスプリント合戦でアルティヒが勝ちます。この年の目玉はこれまでツールに参戦しなかった皇帝リック・ファン・ローイが初参...
納戸から出てきた大昔の本の表紙に使われているのを見ても分かるように、映画史に燦然と輝く歴史的映画です。1928年のモノクロサイレント映画。監督はデンマークの・カール・テオ・ドライヤーです。この監督の映画は「吸血鬼」 と「怒りの日」について書いたことがあります。この映画はたぶん1980年ごろに京橋にあったフィルムセンターで見たんだけど、ボロボロのフィルムの上映でした 笑)今回はスカパーのザ・シネマで数ヶ月前...
名前が名前なので、強く印象に残っている選手です。コロナで秋に行われた黙示録的雰囲気の21年パリ〜ルーベでコルブレリとMVDPを相手に2位に入った選手ですね。そういえばコルブレリは不整脈で引退してしまったんでしたねぇ。。。というわけでフローリアン・フェルメールスが今シーズン最初のレース、ブエルタ・ア・ムルシアで大腿骨骨折という大怪我だそうです。下りで落車してガードレールを飛び越えて落下したとのこと。復帰ま...
市民連合という団体から野党共闘の誘いがあって、れいわも乗るのかという質問に対する山本太郎の回答。ようするに立憲と手を繋ぐのかという質問に対する答え。上のyoutubeの11分過ぎごろからです。「これだけどろぼうがあふれている、四分の一の自民党議員が泥棒だったことがわかったわけです。その泥棒たちと一緒にこれからルールを変えていきますと言って、(立憲は)ある意味で免罪符をあたえてしまう、その泥棒たちを(許して...
パンドラはゼウスが、火を手に入れた人類をこらしめるために送り込んだ人類最初の女性で、神々が開けないことを条件に渡した箱を開けたら、ありとあらゆる人類にとっての災厄が飛び出して、世界中に広まったというギリシャ神話の中のお話です。ウィキペディアで見ると、箱の中から出ていかなかったエルピス(希望)というオチの解釈は通常は希望が逃げていかず、人間の手元に残った、だから酷い災厄だらけの世の中でも人間は絶望し...
昨日の昼間にNHKBSでやってました。いやぁ、画面も音声も聞き取りやすくなっていたけど、それでも三分の一は聞き取れなかったです 笑)この映画も三百人劇場の黒澤明の全貌と並木座で見てますが、2回とも、なにしろセリフが全く聞き取れなかったという記憶があります。特に妖婆のセリフは一言も聞き取れなかったと記憶してます。今回は三分の二は聞き取れました 笑)ただ、雰囲気がすごいんですよね。上記三百人劇場では、主だっ...
七人の侍の話が割り込んでしまいました 笑) 前半はこちら昔の雑誌、1955年ツール(前半)へこれは世界遺産のポン・デュ・ガール。ローマ時代の水道橋です。第13ステージ。これは第15ステージでのネッロ・ラウレディの落車転落事故。下りのコーナーで他の選手と接触して自転車ごと宙返りで10メートル下へ転落したとあります。ただ、幸いにも肋骨骨折だけですんだとのこと。写真で見ると自転車は前輪のタイヤが外れているけど、フ...
いやぁ、見る気はなかったのに、NHKのBSでやってたので、途中30分ぐらい過ぎてからでしたが見てしまいました。見出したらやめられず、もうあちこちで笑いながら泣いてました 笑) 志村喬が格好いいのは当たり前だし、宮口精二もものすごい。だけど今回見て、たとえば宮口が、木村功が女と会っていたことを言わなかったことを、木村になぜ?と問われて、「言ってほしいのか?」と言うシーン。いやもうこのシークエンスは、思わず...
いわゆるミロワールという雑誌の前の自転車雑誌「ビュッテ・クルブ、ミロワール・ドゥ・スポール」については、1952年のコッピが優勝するツールについて何度か書いた時にも出てきました。今回はその雑誌の1955年ツール総集編。なんと、表紙がカラーです。ルシアン・ボベとシャルリー・ガォルですね。表紙を開くと優勝したボベの肖像。フィリップ・ティス以来の3勝目ということで、この1955年時点ではツールの記録は3勝だったわけで...
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ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...
ジロが終わった後のオンライン記者会見で、ボーラのチーム監督ラルフ・デンクが今シーズンでブーフマンがチームを去ると明言しました。まあ、そうなるのは間違いなしと言われていたから、驚きではありませんが、ここで発表してしまって、この後のシーズンはどうするんでしょうね? デンクはツールのメンバーに入れる可能性も匂わせたようですが、ログリッチの山岳アシストとしてはヒンドレイとヴラソフが決定していて、もう一人加...
ゲシュケは総合14位。最後のグランツールがキャリア最高順位でした。本当に今年でやめちゃうのかなぁ。。。*Cyclingmagazine : お別れの日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: グランツールの最終日はいつだってちょっとエモーショナルだ。でも、ローマは僕の最後の白のステージとしてはとても素敵な舞台だった。昨晩は2月初め以来のビール、とても美味しかった。C: 今日の最終周回は君にとって最後の周回だと、ずっとエ...
むかし、日韓ワールドカップで負けたのに最優秀選手になったドイツのゴールキーパー、オリバー・カーンが、日本のテレビ番組で子供と一緒に出演した時の感想を、日本の子どもたちはおとなしく礼儀正しく言われたことを忠実に守ると、まあ、褒め言葉なのか呆れているのか、いずれにしてもびっくりしていました。確かにドイツの生徒たちは、教室でも自由 笑)です。教師の言うことに反抗するし態度も自由。過去に「白いリボン」みた...
スプリンターがグランツールでまとめ勝ちする例は、ブエルタのフレディ・マルテンスの13勝(総合も優勝)を筆頭に、ツールではメルクス(総合も)やマルテンスの8勝とか、ジロでもペタッキが9勝した時がありました。他にもグランツールで、スプリンターがステージ勝利を大量生産しながら、総合では3桁の順位というのも枚挙のいとまなし。でも今回のように総合優勝した選手がステージ6勝ってのは1994年のブエルタのトニ・ロミンガー...
シュタインハウザー、また3位に入りましたねぇ。しかし、ヴェンドラマが残り30キロの下りで逃げ出したと思ったら、一瞬捕まるかと思ったのに、その後あっという間に差が開いていきました。後ろがお見合いしていたわけでもなさそうだったのにね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 僕らはだれも逃げに乗せられなかった。こんな日はほんとうに馬鹿馬鹿しい気分だよ。だけど、僕自身としては悪い日...
*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 山岳ステージの間の嬉しい一息。まあそうは言ってもスタートと最後はもちろんストレスかかったし、今回は僕は半分総合争いの選手になっちゃったから、いつもよりもいくらか注意深く見まわさなくちゃならなくなってるよ 笑)C: 総合狙いの役割に、今はもう慣れたかな? その役割についていると、どんなことが素敵で、なにが楽しくない?ゲ: 今までのとこ...
先日「ウルリヒの甥っ子にして元テレコムのプロ選手トビアスの息子」、ゲオルク・シュタインハウザーのことに触れたら、あっという間に甥っ子と息子のレッテルを剥がして、「ジロのステージ優勝者」のレッテルに貼り替えてしまいました(rsn の記事の表現をパクりました 笑)。まあ、ウルリヒの甥っ子と言ってもちょっと複雑で、シュタインハウザーのお母さんがウルリヒの「元」の奥さんの妹だということなんですが。ウルリヒもい...
ヘルメットも義務化され、ブレーキもディスクで制動力が上がり、路面も良くなり、そういう意味では安全性は高まったはずなのに、一方で集団での密度が上がり、スピードも以前より明らかに速くなって、さらにコース設定も過激化して危険度は上がったってことなんでしょうかね。前回も書いたように、20世紀には死亡事故ってそんなに多くなかったような気がします。1960年ぐらいまでは道路も悪く、今のように密な集団を作れなかったか...
ジノ・メーダー(スイス人だと末尾の r を巻き舌で発音することが多いと思うので、メーデルの方が近いかもしれません)、拙ブログでは何度か書いたけど、21年のパリ〜ニースの第7ステージをすぐに思い出します。登りゴールの残り30メートル、一人で逃げ続けたメーダーが、後ろでアタックしたログリッチに容赦無く追い抜かれたシーンです。それ以外にも拙ブログでは検索かけると何度も登場している選手でした。かなりのスピードが出...
いやぁ、忙しくて rsn で結果を追うだけで、まだ YouTube をみることもできてません 苦笑)今日ももう家を出なくちゃならないし、夜は友川カズキライブへ行くので 笑)というわけで拙ブログではエフェネプールの圧勝予想だったんですが、予想外に強くないですね。いや、強いんだけど突出した強さはないということで、現在総合4位。あと3つのステージでどうなるのでしょうか?で、AG2Rのオーストリア人フェリックス・ガルが、第3...
ドゥフィネはヴィンゲゴールが圧勝という感じでした。ボーラとしてはヒンドレイがトップ3に入りたかったところですが、残念。ということでスイスでは拙ブログとしては懐かしい名前 笑)ジーモン・ゲシュケは4月末のロマンディー以来、このスイス直前のカントン・アールガォで6週間ぶりのレース復帰でしたが途中リタイア。昨日のスイス第1ステージの13キロ弱のTTも1分14秒遅れの108位でした。ただこの間ずっと高地トレーニングキャ...
拙ブログではここ2年ほど年末の総括シリーズで登場していたツィンマーマン、去年の暮れにも、来シーズンはワールドツアーで優勝したいところだと書いたんですが、やっと実現しました。ビュルゴドーがずっとカステルビエホにくっついていって、もうちぎれるかなと思ったら、ここというタイミングで単独追走開始、ゴールまで500メートルぐらいのところで追いついて後ろに付かれたので、ツィンマーマンが不利だなと思ったんですが、余...
このところの街宣を聞いていると、一連の悪方に対しては体を張るところだ、野党がみんなでハマコーにならなければならない、などと、ちょっと過激化していたから、ひょっとしてあるかな、とは思っていたけどね 苦笑)ハマコーといっても知らない人も多いのかもしれない。まあ、ロクな政治家ではなかったが、引退後にたけしのTVで露悪的なことを言って人気を得た 笑)国会が揉めると体を張って、バリケードを突破したり、床に転が...
なんか一昔前はあまりなかった勝ち方を、優勝候補がしかけるレースが、去年あたりから、ワンデイでもステージレースでも頻出しております。ポガチャル、エフェネプール、そしてヴィンゲゴール。ソロアタックの末にライバルを蹴散らすっていう感じで、示威的な勝ち方をしています。ジロのログリッチとトーマスのつばぜりあいが、どこかほのぼのした、個人的には安心できる優勝争いという感じです 笑)というわけで、ニールス・ポリ...
子供の頃、メンコという遊具があった。60代いじょうかなぁ、わかるのは。丸や四角の厚紙にいろんな絵が描かれていた。その厚紙のカードを地面に置いておいて、自分のメンコを地面に叩きつけ、風で置いてあったメンコが裏返ったら自分のものになった。裏返えらなければ、相手の順番になる。メンコには色のついたいろんな絵が描かれていた。当時のことだから版権なんてない。下手っクソな哲人28号や鉄腕アトムが描かれていた。そんな...
絶好の位置につけていたボーラのサム・ベネット、絶好の位置につけたと思ったら、発射どころかズルズル交代。最後の登り基調のレイアウトで足使い切っちゃったんですかね。と思ったら、最後にそのベネットを追い抜いて、2ステージ連続のトップ10入りを果たしたのが、DSM の20歳、マルコ・ブレンナー。うーん、去年のブエルタの山岳コースでステージ5位、 Procyclingstats でもクライマーとして224ポイントに対し、スプリントのポイ...
早速の第1ステージは、ルネ・ヘルホッツ、惜しかったですねぇ。残り20メートルぐらいでしょうかね。途中、残り1キロぐらいで、空撮になった時に、あ、ダメだなと思ったんですが、後ろが少し貯めたんだろうなぁ。思ったよりギリギリになりましたが、最後はユンボの思い通りのレースでしたね。ボーラとしては今回は総合狙いはヒンドレイ、スプリントはサム・ベネットとファン・ポッペルで、ポリットとかミュレンが逃げに乗れたらステ...
普段から考えているんだね。そうでなければ、咄嗟の状況でここまで鮮やかに語れないだろう。いつもの街宣で顕正会という宗教団体の関係者からの質問に、山本はみごとな回答を見せる。こういうのを見ると本当にすごいと思う。この動画の 1時間12分47秒から。まず最初に統一教会を揶揄することから始め、「世界を救うため」と言う宗教に対して、「祈っているだけでは、もうどうにもならないんですよ。祈りだけで世界が変わると言うな...
今年の初めに出た拙訳の1949年のジロ・ディ・イタリアの本「ブッツァーティのジロ帯同記」について、京都の日本イタリア会館の谷口和久さんという方が Corrente (コレンテ)という会誌に詳しい論評を書いてくださいました。これ読めば本を読まなくても大丈夫 笑)それぐらい詳しく紹介してくださいました。ありがたいことです。リンクを貼っておきますので、お時間のある時にどうぞ。http://italiakaikan.jp/culture/publish/img...
えーと、カヴェンディシュについての言及は過去記事でいいかな 笑)サガンの失格とカヴの過去 笑)http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2935.html (この記事の中にもいくつもリンクが貼ってあるので、それぞれ見てもらえると嬉しいです)さて、ボーラとしてはヴラソフで表彰台を狙って、ケムナでどのぐらいの潜在力があるかを試すジロだったわけですが、チームマネージャーのラルフ・デンクは満足していると言ってい...
いやあ、チェーンを脱落させた時には、さすがはログリッチ、やっぱりここというところでやってくれるなぁ、と呆れ返ったんですが、今回はそんなトラブルもなんのその、圧倒の逆転優勝でした。一方のトーマスは、いい意味で予想外の2位だったんじゃないでしょうか。本人も、「2月に君はジロで2位になるって予言してくれたら嬉しかったけど、今はがっかりしてる」と。人間欲が出ちゃいますからね 苦笑)ケムナはダメでしたねぇ。。...
TVでは今日の優勝者予想みたいなので盛んにコンラートの名前が上がっていましたが、僕はコンラートが逃げに乗っているのを見た瞬間に、去年のジロの終盤、ケムナが逃げに乗って前待ちして、ここと言うところでヒンドレイをアシストしてカラパスをちぎったシーンでした。あの時とはだいぶ様相が違っていましたが、それでも最終的にはコンラートのアシストでケムナはゴールしていましたね。順位を落としたけど、まだ総合8位。ただ、...
ミランもすごい伸びだったけど、ダイネーゼも一旦かなり離されたのにひっくり返しましたね。マシューズも昔なら確実に逃げ切れたんだろうけどなぁ。。。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: とうとう僕も風邪をひいちゃったよ。昨夜から咳がちょっと出始めたんだ。そのわりにかなりうまく乗り切れたし、最後から二つ目の山までレンニと一緒にいられたんだ。C: それは残念! 速く良くなってね。ステー...
ミランもすごい伸びだったけど、ダイネーゼも一旦かなり離されたのにひっくり返しましたね。マシューズも昔なら確実に逃げ切れたんだろうけどなぁ。。。*Cyclingmagazine : 今日はどんな休息日だった?ニコ・デンツ: 予想よりはずっとリラックスして取り組んだけど、フィナーレはまたまたストレスフルだったね。C: 最後のところ、間が空いてたよね。君がそれをつぶしたと思うけど、あってるかい?デ: その通りだ。ああい...
モンテ・ボンドーネは僕が生まれた年のシャルリー・ガォルの嵐の中の大逆転ステージでした。ガォルについては拙ブログの一番最初の頃に書いたことがありますので、興味があればそちらをどうぞ。*Cyclingmagazine : 今日はどんな休息日だった?ニコ・デンツ: 僕自身はそれほど悪くないよ。最後の山までもったからね。タイムリミットも問題なかった。何人かは今日は本当に良くなさそうに見えたのもいたからね。リタイアは今日も...
なんだかつい数日前に始まったような気がするのに、すでに第三週。特に今日のステージはどうなるでしょう。*Cyclingmagazine : 今日はどんな休息日だった?ニコ・デンツ: 今の所とってもいいよ。家族も戻ってきたし、大将に甘やかされた。ガルダ湖畔の DE(se)NZano の町のすごいホテルだし。ただ、この前の休息日よりも幾らかメディアに追いかけられてるよ。C: あれ、メディアが追いかけてくるのは君自身のせいだよ 笑)と...
図書館で予約したのは去年のことで、ようやく借りることができた。TVやネットで読んだり聞いたりしたことがまとめられた感じで、備忘録として一冊持っていて良い本だと思う。憲法第15条には「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」とある。ここの公務員は政治家のことでもある。統一教会に応援された自民党の議員たちが、国政であれ地方であれ、統一教会のお願いを叶えるために邁進するなんてのは憲法違反...