あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
さっきウィキペディアの第一次世界大戦で戦死した人物というカテゴリーを見ていた。もちろん有名人が乗っているわけだけど、国別に見るとおもしろい。おもしろいなんて言ってはいけないのは重々承知の上で、ドイツ人の戦死者はやたらと画家が多い。時代が時代だから表現主義と呼ばれる(のちにナチスによって退廃芸術のレッテルを貼られた)潮流の画家ばかりだけど、6人もいる。ただ、僕が名前を知っているのはフランツ・マルクだ...
このウルリヒのドキュメンタリー「ヤン・ウルリヒ、追われる者」がドイツのアマプラで公開されるに先立ってのプレミア上映会(?)で、本人が観衆の前でドーピングの告白をしたそうです。2013年にすでにウルリヒは雑誌でスペインのドーピング医師フエンテスのところで保存した自己血液の再輸血をしたことは認めていたんですが、禁止薬物 EPO については一貫して否定し続けてきました。それを、実はEPOもやっていたと観衆の面前で言...
昨日のゴカイドーピングに続いて、またドーピングネタです 笑)ウルリヒがドイツの雑誌「シュテルン」でのインタビューでドーピングについて、いまごろかよ! という感じですが、やっと告白してます。かいつまんでご紹介。ウルリヒの話。「自転車競技でドーピングが蔓延していることはかなり早い段階でわかっていた。こう言われたんだ。『君は優秀で大変なタレントだ。強度の高いトレーニングをしているし、必要な能力はすべて持...
ゴカイって知らない人も検索しないように。海にいるミミズ状の生き物ですね。小学生低学年の頃は千葉の海のそばに住んでいたから、岩場の砂浜ほじくり返してゴカイを捕まえて、ちぎって餌にしてハゼ釣りしたものですが、今はもうさわれないだろうなぁ。写真見るのも嫌だわぁ。こいつ歯があって噛むんだよね。たいして痛くないけど。このゴカイの血液でのドーピングの可能性ってのが RSN に記事になってました 笑)誰がゴカイの血...
昭和15、6年のサイパン島を舞台にした連作ミステリーで、当時の南国の島のリアリティがなかなかにここち良いです。主人公は喘息持ちで妻と幼い息子を日本に置いたまま、海軍の防諜スパイとなった元教師。ただ、スパイとしてのハラハラ感は薄いし、ミステリーとして謎解きの部分も、僕としては今ひとつ面白くなかった。それに、最後の章はいらなかったと思う。でもエンターテインメントとしては、どうしてもあの最後が必要なんだろ...
岩波ブックレットだから100ページちょっとだけど、ものすごい情報量。マーカー片手にゆっくり読んだけど、各ページが真っ黄っ黄になった 笑)要するに歴史を研究するとはこういうふうに事実関係と、それに対する先人たちが行ってきた様々な議論を踏まえて、現在から語ることなんだというのがわかる。ネットの中に匿名で出回る歴史の改竄は、事実のうち自分の信じたい一部分だけを抜き出し、先人たちがどのような議論を重ねてきた...
ネットでは岸田は戦後最悪の総理大臣だという言葉が飛び交っている。まあ、森喜朗の支持率9%なんてのもあったからね 笑)最悪はどうだろうね。いや、岸田を擁護するつもりなんか全くない。所得倍増が資産所得倍増に、つまり株買えっていう話に変わり、分配なくして次の成長なしと言った所信表明は完全になかったものになり、子ども関連予算倍増、異次元の少子化対策とぶち上げた後で、なにが倍増や!!次元の異なる少子化対策に...
今回は写真がいっぱい。あちこちのサイトから無断で借りてきました 笑)クレーム来れば(来ないって)消します。バイシクル・クラブが創刊された当時、ペダルが地面と平行になった時に前の足の膝のお皿の内側からまっすぐ下に下ろすとペダルの中心になるのが基本、というような記事を読んだことがありました。僕の自転車の乗り方はこれが基本。僕にとっての理想のフォームってこんな感じ。これはディートリヒ・トゥーラォ、多分19...
よく言われるように、大英帝国の3枚舌外交の負い目と、なによりナチスドイツの蛮行のおかげでユダヤ人を批判するとナチスだと言われてしまいかねない西洋人とは違って、日本にはユダヤ人と直接的な接点はないんだから、日本こそ、あるいはアジア諸国こそネタニヤフになにか物申す資格があるんだろうと思うけど、今の日本のトップは自分が名誉西洋人だとでも思っているのだろう。いや、名誉アメリカ人か。山本太郎がよく街宣で言う...
3日の日にちょっと腰を痛めて、今日はどうしようかと思いながら、最後のクリテリウムだけでも見に行こうと決意して、行ってきましたが、到着したのは2時半ごろ。今年は写真はどうでもいいや、とりあえず、選手が走っていくのを見ておこうと思いつつ、そうは言ってもやっぱり写真撮っちゃいますね 笑)今年のメインはやっぱりポガチャル。接吻キスも気にはなりますが、やっぱりポガチャルですよ。しかし、あちこちからカヴェンディ...
最近もどこかで山本太郎を詐欺師だと罵るコメントを読んだ。ただ、詐欺師だと断定しながら、どういう理由で、あるいはどのような目的で詐欺を働いているのかなどは、まるで書いていない。ただ、ひたすら、詐欺師という言葉を連呼するだけ。なのに、なぜか「いいね」がたくさんついていた。他にもただただ山本太郎は信用できないと言う人も見かける。ただ、ほとんどは信用できないと言うだけで根拠は示さない。いいだろう、だけど下...
Dappi とか統一教会と協力しあっている自民党、なんてフレーズを2年前に聞いていたら、まあ、笑って、陰謀論や、陰謀論はネトウヨの専売特許なのに、リベラル側までそれに乗るなよ、と笑っただろう。保守を自称しながら、反日教義に基づくイカサマ詐欺宗教と手を握っていたわけだし、ネトウヨもびっくりのウソやデマを会社ぐるみで「社長の指示のもと、会社の業務として」行うよう依頼したのはほぼ間違いないわけだからね。裁判所...
「ブログリーダー」を活用して、ヴァルデマール・シュトルンクさんをフォローしませんか?
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...
ジロが終わった後のオンライン記者会見で、ボーラのチーム監督ラルフ・デンクが今シーズンでブーフマンがチームを去ると明言しました。まあ、そうなるのは間違いなしと言われていたから、驚きではありませんが、ここで発表してしまって、この後のシーズンはどうするんでしょうね? デンクはツールのメンバーに入れる可能性も匂わせたようですが、ログリッチの山岳アシストとしてはヒンドレイとヴラソフが決定していて、もう一人加...
ゲシュケは総合14位。最後のグランツールがキャリア最高順位でした。本当に今年でやめちゃうのかなぁ。。。*Cyclingmagazine : お別れの日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: グランツールの最終日はいつだってちょっとエモーショナルだ。でも、ローマは僕の最後の白のステージとしてはとても素敵な舞台だった。昨晩は2月初め以来のビール、とても美味しかった。C: 今日の最終周回は君にとって最後の周回だと、ずっとエ...
むかし、日韓ワールドカップで負けたのに最優秀選手になったドイツのゴールキーパー、オリバー・カーンが、日本のテレビ番組で子供と一緒に出演した時の感想を、日本の子どもたちはおとなしく礼儀正しく言われたことを忠実に守ると、まあ、褒め言葉なのか呆れているのか、いずれにしてもびっくりしていました。確かにドイツの生徒たちは、教室でも自由 笑)です。教師の言うことに反抗するし態度も自由。過去に「白いリボン」みた...
スプリンターがグランツールでまとめ勝ちする例は、ブエルタのフレディ・マルテンスの13勝(総合も優勝)を筆頭に、ツールではメルクス(総合も)やマルテンスの8勝とか、ジロでもペタッキが9勝した時がありました。他にもグランツールで、スプリンターがステージ勝利を大量生産しながら、総合では3桁の順位というのも枚挙のいとまなし。でも今回のように総合優勝した選手がステージ6勝ってのは1994年のブエルタのトニ・ロミンガー...
シュタインハウザー、また3位に入りましたねぇ。しかし、ヴェンドラマが残り30キロの下りで逃げ出したと思ったら、一瞬捕まるかと思ったのに、その後あっという間に差が開いていきました。後ろがお見合いしていたわけでもなさそうだったのにね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 僕らはだれも逃げに乗せられなかった。こんな日はほんとうに馬鹿馬鹿しい気分だよ。だけど、僕自身としては悪い日...
*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: 山岳ステージの間の嬉しい一息。まあそうは言ってもスタートと最後はもちろんストレスかかったし、今回は僕は半分総合争いの選手になっちゃったから、いつもよりもいくらか注意深く見まわさなくちゃならなくなってるよ 笑)C: 総合狙いの役割に、今はもう慣れたかな? その役割についていると、どんなことが素敵で、なにが楽しくない?ゲ: 今までのとこ...
先日「ウルリヒの甥っ子にして元テレコムのプロ選手トビアスの息子」、ゲオルク・シュタインハウザーのことに触れたら、あっという間に甥っ子と息子のレッテルを剥がして、「ジロのステージ優勝者」のレッテルに貼り替えてしまいました(rsn の記事の表現をパクりました 笑)。まあ、ウルリヒの甥っ子と言ってもちょっと複雑で、シュタインハウザーのお母さんがウルリヒの「元」の奥さんの妹だということなんですが。ウルリヒもい...
ゲシュケの 笑)青い山岳賞ジャージはスカローニに取られてしまいましたが、トップのポガチャルは224ポイント、スカローニが91、ゲシュケが78って、まるで勝負になりません。*Cyclingmagazine : 今日はどんな雪の日だった?ジーモン・ゲシュケ: まあまあ上手くいったよ。寒さは僕のクリプトナイトだからね、それを思えば悪くなかった。でも今朝のカオス、きっとしばらく引きずるだろうね。 RCS もそうだけど、UCI にもこれほ...
いやぁ、忙しくて rsn で結果を追うだけで、まだ YouTube をみることもできてません 苦笑)今日ももう家を出なくちゃならないし、夜は友川カズキライブへ行くので 笑)というわけで拙ブログではエフェネプールの圧勝予想だったんですが、予想外に強くないですね。いや、強いんだけど突出した強さはないということで、現在総合4位。あと3つのステージでどうなるのでしょうか?で、AG2Rのオーストリア人フェリックス・ガルが、第3...
ドゥフィネはヴィンゲゴールが圧勝という感じでした。ボーラとしてはヒンドレイがトップ3に入りたかったところですが、残念。ということでスイスでは拙ブログとしては懐かしい名前 笑)ジーモン・ゲシュケは4月末のロマンディー以来、このスイス直前のカントン・アールガォで6週間ぶりのレース復帰でしたが途中リタイア。昨日のスイス第1ステージの13キロ弱のTTも1分14秒遅れの108位でした。ただこの間ずっと高地トレーニングキャ...
拙ブログではここ2年ほど年末の総括シリーズで登場していたツィンマーマン、去年の暮れにも、来シーズンはワールドツアーで優勝したいところだと書いたんですが、やっと実現しました。ビュルゴドーがずっとカステルビエホにくっついていって、もうちぎれるかなと思ったら、ここというタイミングで単独追走開始、ゴールまで500メートルぐらいのところで追いついて後ろに付かれたので、ツィンマーマンが不利だなと思ったんですが、余...
このところの街宣を聞いていると、一連の悪方に対しては体を張るところだ、野党がみんなでハマコーにならなければならない、などと、ちょっと過激化していたから、ひょっとしてあるかな、とは思っていたけどね 苦笑)ハマコーといっても知らない人も多いのかもしれない。まあ、ロクな政治家ではなかったが、引退後にたけしのTVで露悪的なことを言って人気を得た 笑)国会が揉めると体を張って、バリケードを突破したり、床に転が...
なんか一昔前はあまりなかった勝ち方を、優勝候補がしかけるレースが、去年あたりから、ワンデイでもステージレースでも頻出しております。ポガチャル、エフェネプール、そしてヴィンゲゴール。ソロアタックの末にライバルを蹴散らすっていう感じで、示威的な勝ち方をしています。ジロのログリッチとトーマスのつばぜりあいが、どこかほのぼのした、個人的には安心できる優勝争いという感じです 笑)というわけで、ニールス・ポリ...
子供の頃、メンコという遊具があった。60代いじょうかなぁ、わかるのは。丸や四角の厚紙にいろんな絵が描かれていた。その厚紙のカードを地面に置いておいて、自分のメンコを地面に叩きつけ、風で置いてあったメンコが裏返ったら自分のものになった。裏返えらなければ、相手の順番になる。メンコには色のついたいろんな絵が描かれていた。当時のことだから版権なんてない。下手っクソな哲人28号や鉄腕アトムが描かれていた。そんな...
絶好の位置につけていたボーラのサム・ベネット、絶好の位置につけたと思ったら、発射どころかズルズル交代。最後の登り基調のレイアウトで足使い切っちゃったんですかね。と思ったら、最後にそのベネットを追い抜いて、2ステージ連続のトップ10入りを果たしたのが、DSM の20歳、マルコ・ブレンナー。うーん、去年のブエルタの山岳コースでステージ5位、 Procyclingstats でもクライマーとして224ポイントに対し、スプリントのポイ...
早速の第1ステージは、ルネ・ヘルホッツ、惜しかったですねぇ。残り20メートルぐらいでしょうかね。途中、残り1キロぐらいで、空撮になった時に、あ、ダメだなと思ったんですが、後ろが少し貯めたんだろうなぁ。思ったよりギリギリになりましたが、最後はユンボの思い通りのレースでしたね。ボーラとしては今回は総合狙いはヒンドレイ、スプリントはサム・ベネットとファン・ポッペルで、ポリットとかミュレンが逃げに乗れたらステ...
普段から考えているんだね。そうでなければ、咄嗟の状況でここまで鮮やかに語れないだろう。いつもの街宣で顕正会という宗教団体の関係者からの質問に、山本はみごとな回答を見せる。こういうのを見ると本当にすごいと思う。この動画の 1時間12分47秒から。まず最初に統一教会を揶揄することから始め、「世界を救うため」と言う宗教に対して、「祈っているだけでは、もうどうにもならないんですよ。祈りだけで世界が変わると言うな...
今年の初めに出た拙訳の1949年のジロ・ディ・イタリアの本「ブッツァーティのジロ帯同記」について、京都の日本イタリア会館の谷口和久さんという方が Corrente (コレンテ)という会誌に詳しい論評を書いてくださいました。これ読めば本を読まなくても大丈夫 笑)それぐらい詳しく紹介してくださいました。ありがたいことです。リンクを貼っておきますので、お時間のある時にどうぞ。http://italiakaikan.jp/culture/publish/img...
えーと、カヴェンディシュについての言及は過去記事でいいかな 笑)サガンの失格とカヴの過去 笑)http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2935.html (この記事の中にもいくつもリンクが貼ってあるので、それぞれ見てもらえると嬉しいです)さて、ボーラとしてはヴラソフで表彰台を狙って、ケムナでどのぐらいの潜在力があるかを試すジロだったわけですが、チームマネージャーのラルフ・デンクは満足していると言ってい...
いやあ、チェーンを脱落させた時には、さすがはログリッチ、やっぱりここというところでやってくれるなぁ、と呆れ返ったんですが、今回はそんなトラブルもなんのその、圧倒の逆転優勝でした。一方のトーマスは、いい意味で予想外の2位だったんじゃないでしょうか。本人も、「2月に君はジロで2位になるって予言してくれたら嬉しかったけど、今はがっかりしてる」と。人間欲が出ちゃいますからね 苦笑)ケムナはダメでしたねぇ。。...
TVでは今日の優勝者予想みたいなので盛んにコンラートの名前が上がっていましたが、僕はコンラートが逃げに乗っているのを見た瞬間に、去年のジロの終盤、ケムナが逃げに乗って前待ちして、ここと言うところでヒンドレイをアシストしてカラパスをちぎったシーンでした。あの時とはだいぶ様相が違っていましたが、それでも最終的にはコンラートのアシストでケムナはゴールしていましたね。順位を落としたけど、まだ総合8位。ただ、...
ミランもすごい伸びだったけど、ダイネーゼも一旦かなり離されたのにひっくり返しましたね。マシューズも昔なら確実に逃げ切れたんだろうけどなぁ。。。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: とうとう僕も風邪をひいちゃったよ。昨夜から咳がちょっと出始めたんだ。そのわりにかなりうまく乗り切れたし、最後から二つ目の山までレンニと一緒にいられたんだ。C: それは残念! 速く良くなってね。ステー...
ミランもすごい伸びだったけど、ダイネーゼも一旦かなり離されたのにひっくり返しましたね。マシューズも昔なら確実に逃げ切れたんだろうけどなぁ。。。*Cyclingmagazine : 今日はどんな休息日だった?ニコ・デンツ: 予想よりはずっとリラックスして取り組んだけど、フィナーレはまたまたストレスフルだったね。C: 最後のところ、間が空いてたよね。君がそれをつぶしたと思うけど、あってるかい?デ: その通りだ。ああい...
モンテ・ボンドーネは僕が生まれた年のシャルリー・ガォルの嵐の中の大逆転ステージでした。ガォルについては拙ブログの一番最初の頃に書いたことがありますので、興味があればそちらをどうぞ。*Cyclingmagazine : 今日はどんな休息日だった?ニコ・デンツ: 僕自身はそれほど悪くないよ。最後の山までもったからね。タイムリミットも問題なかった。何人かは今日は本当に良くなさそうに見えたのもいたからね。リタイアは今日も...
なんだかつい数日前に始まったような気がするのに、すでに第三週。特に今日のステージはどうなるでしょう。*Cyclingmagazine : 今日はどんな休息日だった?ニコ・デンツ: 今の所とってもいいよ。家族も戻ってきたし、大将に甘やかされた。ガルダ湖畔の DE(se)NZano の町のすごいホテルだし。ただ、この前の休息日よりも幾らかメディアに追いかけられてるよ。C: あれ、メディアが追いかけてくるのは君自身のせいだよ 笑)と...
図書館で予約したのは去年のことで、ようやく借りることができた。TVやネットで読んだり聞いたりしたことがまとめられた感じで、備忘録として一冊持っていて良い本だと思う。憲法第15条には「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」とある。ここの公務員は政治家のことでもある。統一教会に応援された自民党の議員たちが、国政であれ地方であれ、統一教会のお願いを叶えるために邁進するなんてのは憲法違反...
うーん、マクナルティ、僕なんかはあんな勝ち方しても偉くない、と思っちゃうけどねぇ。最後の5キロ近くをずっと後ろに付きっぱなしで、追いついたフリーゴのアタックを追うのもベン・ヒーリーにやらせて、最後にスプリントして勝つって、プロトンにイノーがいたらゴール後殴られているんじゃないでしょうかね 笑)まあ、僕が完全に古いんでしょう。今のようにポイント制になってしまって、何があっても勝たなければ意味がなくな...
拙ブログをお読みの方なら、きっと昨日のレースではデンツを応援していたのではないかと思います 笑) いや、総合エースの動向もいいけど、ああいうアシストだけの逃げ合戦、特に昨日の最後の15キロぐらいからの追いかけっこは、誰か応援しながら見ていると気持ちが高まるし、ましてや優勝しちゃいましたからね。思わずTVの前でガッツポーズしようとしてました 笑)いや「しようとして」いたわけで、本当はできなかったんですけ...