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80分の1丁目16番地 https://blog.goo.ne.jp/isao_exejp

16番鉄道模型(1/80、16.5ミリゲージ)のペーパー車両製作日記を中心としたブログです。

仕掛品の山に囲まれた昭和のモデラーisaoが、ふと目にとまったブツを取り出しては作り、また放置する(ごく一部が完成に至る)という過程を写真とともに綴っていきます。車両製作記が中心ですが、レイアウトの話題や実物ネタもたまに登場します。 大好きな中央東線がメインテーマにしたはずが、フタを開けてみれば9割以上が他の話題という大風呂敷ブログ(笑)ですが、どうぞ末永くチェックしてやってください!

isao
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2010/02/03

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  • 張り上げ屋根のオハ35(3・完)と仲間たち

    張り上げ屋根のオハ35がほぼ完成しました。同時に作業していた2両とあわせてご紹介します。中央東線の1973年初頭の編成記録や当時の松本運転所配置車両から、新宿~長野間の423レをイメージした編成に仕立てたいと思います。ぶどう色2号(GM)を吹いた車体。上から順にオハ612625(ペーパースクラッチのスロ62を先祖返り工事)、オハ353217(トラムウェイの戦後型B級品ボディ;元はブルー)、オハ352144(張り上げ屋根;KATO改)です。オハ352144とオハ612625はキャンバス屋根のため、今回初めてタミヤの「NATOブラック」(TS-63)を使ってみました。ジャーマングレーより黒く、光線の具合によっては若干緑っぽさがみられます。これを風の強い日に遠めの距離からミストのように吹きかけ、なるべくザラザラ...張り上げ屋根のオハ35(3・完)と仲間たち

  • 張り上げ屋根のオハ35(2)

    オハ352144(長モト)の続きです。写真は継ぎ目瞬着充填→研磨→溶きパテ塗布→研磨まで終わった状態で、張り上げ部分を中心にさらにサーフェーサー吹きと研磨を繰り返すため、窓から下をマスキングしてサーフェーサーで厚塗りにならないように養生したところです。おおむね下地が出来たところでデッキ上部の水切りをプラ帯で表現します。実車には縦樋が見当たりませんが、水切りは妻面に向かって緩い勾配がつけられているように見えるため、おそらく縦樋は内部に埋め込まれているのではないかと思われます。あと、こちらのブログの2枚目の写真を見ると、デッキドアの窓は中桟がない1枚ガラスとなっています。荷物車では見かけますが客車のドアでは初めて見ました。写真ではこの1か所しか分からないので全てのドアがこのタイプか確証は持てませんが、スマート...張り上げ屋根のオハ35(2)

  • 張り上げ屋根のオハ35

    罪庫をどんどん開封していくシリーズですが、さすがに仕掛り品置き場が満杯になってきたので今回でいったん最後にしたいと思います。今度のブツはKATOのオハ35(茶)です。これも今年に入ってから買ったのかな??オハ35にはノーシル・ノーヘッダーや張り上げ屋根など、車体構造の近代化研究を目的とした「異端車」が多く存在したことが知られています。こちらのブログには、見る者を圧倒する(笑)張り上げ屋根のオハ352144(長モト)の鮮明な写真が掲載されているので、当鉄道でも1両作ってみようということになったものです。こちらの投稿にも、側面からの写真とブログ主様が製作された模型の写真が掲載されています。実車は全溶接構造のようなので、まずはリベットをすべてカッターでそぎ落とし、#600と#800の耐水ペーパーで均しておきます...張り上げ屋根のオハ35

  • JAM2023行ってきました

    この日曜にJAMを観てきました。最近はあまり各ブースをじっくり観察するということもなくなっていて、今回もなかば「買い物」にいったような感じです。笑毎年真っ先にお邪魔するギミックさん。2023の今年は残念ながらこてはし鉄道さんがご入院されていたのでお会いできませんでしたが、お仲間の手で無事完成されたと思われる素晴らしい「EF58ボディ吊り上げギミック」がしっかり実演されていました。今年の開催テーマ「電気機関車」に合わせて製作されたものです。どうかお早いご快復をお祈りいたします。そのあとはモデラー出展をざっと一巡してから模型店巡り。(笑)まずはトラムウェイのブースで101系やEF13など気になる新製品をチェック。3Dレジンの西武2000系の現物も見ましたが出来はなかなか良さげです。ただ、価格はかなり↑↑↑にな...JAM2023行ってきました

  • 下河原線を走った101系・・・半世紀前の歴史をたどる

    前回クモハ40の記事を投稿したときは気にしていなかったのですが、下河原線の旅客営業が廃止されたのが1973年ということで、今年はそこから数えて50年目という節目の年に当たるわけです。むしろ「武蔵野線開業50周年」と言った方が「エエ!もうそんなに経つの?」という感覚になりますが、それはさておき、今回はその半世紀前に下河原線を走った(であろう)101系のことについて考察めいたことを書いてみようと思います。当時を記録した文献やサイトはそう多くありません。クモハ40はまだしも101系に至っては残された写真はだいぶ限られるようです。その中で注目されるのが「-70年代の追憶-鉄道ファンだった頃」というHPの中にある「在りし日の下河原線」というページです。更新が途絶えてから久しいと思われるページは作成者の名前・連絡先も...下河原線を走った101系・・・半世紀前の歴史をたどる

  • 下河原線のクモハ40

    これは割と最近買ったものなので、そう開封を急ぐ必要もないのですが、西武E851との絡みがあるので開封・整備していこうと思います。KATOのクモハ40(1-422)で、パワトラから両軸駆動に変更された再生産ロットのものです。今回はこれを下河原線運用時の姿に仕立てます。下河原線は、中央本線国分寺駅から東京競馬場前駅間5.6kmを結んでいた中央本線の支線で、1973年(昭和48年)3月31日付でその役割を新たに開通する武蔵野線に譲って廃止されました。途中の北府中駅から分岐して多摩川に接する下河原駅まで結ぶ貨物線もありましたが、それもほどなく廃止され、現在は全線のほとんどが緑道として整備されています。KATOの完成品なのでほとんどレディ・トゥ・ランの状態ですが、手すりなどいくつかのパーツはユーザーが取り付けなけれ...下河原線のクモハ40

  • どんどん開封・着工

    未開封・未着工品に手をつけていくシリーズ(?)お次はキハ07です。非電化時代の甲府ローカル(甲府~韮崎)で活躍した車両を再現すべく、SHOP-KIHAさんに半完成ボディをオーダー。予定より大幅に前倒しで組み立てていただき、今年の3月末に着荷していたものの手付かず状態でした。さすがに申し訳ないので組み立てていくことにします。製品は、窓枠が貼り込み済みで立体になっていますが、両端の運転室部分が屋根を含めてバラバラの状態でマスキングテープで止めてあります。ドアも別パーツとして同梱されていました。まずはこれらを組み付けて完全な鋼体に仕上げていきます。流線形のカッコいい運転室部分をボディに接着。まず木工用ボンドで位置を微修正しながら固定し、追って裏から瞬着を流して完全固定しています。オデコも積層貼り合わせ済みなので...どんどん開封・着工

  • 八高線1980,昼下がりのクセ強め編成

    最近、買ったはいいが開封しない付属パーツも付けない“買いっぱ”車両が増えてきました。いけませんねぇ。。そこで盆休み中にいくつか手を入れるべく、まずはTOMIXのキハ402000番台に火を入れることにしました。これは今年の3月に発売されたもので5か月寝かせての開封となります。キハ40欲しいけど中央東線と接点ないしなぁ・・・と諦めかけたところ、キハ35系のイメージが強い八高線にも一時期在籍していたと知って購入を決めたものです。実車は1980年8月に高崎第一機関区に新製配置されたもので番号は2085~2089の5両。小所帯ゆえ付属のインレタには当該番号の収録なし。もちろん1文字ずつ拾ってもいいのですが、2000番台なら客車の余りインレタを探せばいくらでも出てくるだろうと安易に考えて探し始めたものの80番台が出て...八高線1980,昼下がりのクセ強め編成

  • 西武E851形電機の製作(2)

    E851の続きです。丸窓はTMSの1/80図面を測るとφ6mm強なので、恐らくφ500mmの丸窓ではないかと推定し、大きめの丸刀でザクザク近似円の形に穴を開けたあと瞬着を断面に浸み込ませ、乾燥したところでφ6.2mmドリルでだましだまし仕上げました。ひと通り内貼りを貼ります。機器室のルーバーは、エバーグリーンの波板(#2020「カーサイディング」;0.5mmピッチ)を使います。そのままでは溝が浅いのでPカッターを使って心持ち深くしてやります。溝に沿って引いていくだけですが、そのままだととこまで引いたか分からなくなるので、開始点に黒ペンを塗っておき、引いたところが白くなって判別できるようにしています。引く前(下)と引いた後(上)ではこのぐらいの差があります。ルーバーの大きさに切り、さらに三分割して間に0.2...西武E851形電機の製作(2)

  • 線路設備モニタリング装置を模型視点で見る

    最近チラホラ見聞きしていた「線路設備モニタリング装置」。営業列車として走りながら軌道の変位やレール締結装置の状況などを自動的にモニタリングする装置だそうで、自分の模型的にはあまり関係ないかなと思っていたら、先日着手しかけた211系のN601編成にはこれが搭載されていると知り、とりあえずどんなものか見ておこうと昨日ですが1時間弱かけて高尾駅まで行ってきました。自身の模型製作のための備忘録としてUPするものなので、興味ない方は読み飛ばしていただければ幸いです。同装置はN601編成の場合、下り甲府・松本方面行き列車の先頭となるクハ210-1に取り付けられているとのこと。当日の運用情報サイトを確認したところ、高尾発17:45の甲府行543Mに間に合いそうだったのでカメラ抱えて出撃。高尾駅の下り列車は駅舎から最も遠...線路設備モニタリング装置を模型視点で見る

  • 西武沼は深かった・・・E851の製作(1)

    また横っ飛びして新物に手を出しております。私鉄界随一のF級電機として人気の高いE851形電気機関車。いいないいなと思いつつ指をくわえていたのですが、意外とハードルが低いことに最近気付き、ついに着工してしまいました。10連の電車を作ってる最中に「今じゃないだろ」というのはありますが、501系の湘南顔をカッコよく作らなければ、というプレッシャーを跳ねのけるための気分転換が必要であります。。汗なんでハードルが低いかというと下回りにEF81のパーツがそっくり使えるからです。実車はEF81やEF64-1000番台と同じDT138(両端)・DT139(中間)という台車を履いていて、これはKATOから台車モーター方式のAssyパーツが出ています。レッドベア(DF200)を作った時と同じ発想です。同車ではEF510用の台...西武沼は深かった・・・E851の製作(1)

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[4])

    サハに続いてクモハを作っていきます。側板にヒノキ補強材を貼って箱にしますが、20m級車体の場合、補強材1本の長さは230~240mmなので、市販の900mmのヒノキ材から1両分4本が取れないのが悩ましいところ。下心を出して端材を2本つないだら折れ目が出てしまったので、“添え木”をしてなんとか直線に戻したのが中央に見えるものです。ちなみに一番効率がいいのは18m級車体で、きっちり4本分取れます。運転台側は別組みした湘南顔を合体する予定で仕切り板のみ接着。中央下部に見えるのは尾灯/通過標識灯光源をはめ込むガイドで、φ1mm光ファイバーを2列で差込む穴が開けてあります。で、別組みの工程をいろいろ考えたのですが暑さで考えがまとまらず、結局、立体になった車体にパーツを順に組み付けていく方法に変更しました。一応、腰板...ペーパーで作る西武赤電(501系編[4])

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[3])

    クモハの湘南形前面がまだ出来ていないので中間のサハ1501形2両(奇数、偶数)を先に組み立てます。内貼りと補強材を貼った側板と、同じく内貼りを貼った妻板を組み合わせて立体にしているところ。屋根板は、のぞみ工房/YAMA模型の「ほぼピッタリ屋根板H」を使いますが、幅は確かに35mm+αぐらいで“ほぼピッタリ”な一方、肩部分はご覧のようにかなり垂直に切り立っており、このシリーズ1、2位を競うほどに「削る楽しみいっぱい」なアイテムとなっています。しかしここで挫けては先に進めないので頑張って整形。下回りも同時進行で作ります。台車は日光のTR11(コロ軸・スポーク車輪)、床下機器はIMONのサハ1501形用(もう1両はサハ1551形用=1501形とほぼ同じ)、カプラーはIMONの通電カプラーです。まだ仮組みなので未...ペーパーで作る西武赤電(501系編[3])

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